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知的戦闘力を高める 独学の技法
知的戦闘力を高める 独学の技法
山口周/ダイヤモンド社
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総合評価

103件)
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    私はある時から衝動的に読書に目覚め、興味や問いの赴くままに、日々本を読み耽っています。それでもふと、「あれ、こんなんでいいのかな?」と思ってしまうことはあります。 独学だ、研究だと自分に言い聞かせながら、どこかで“役に立つこと”を意識してしまう。そんな自分はやっぱり、この時代の常識に絡め取られているのだなと感じます。 独立研究者・山口周さんの『独学の技法』は、れっきとしたビジネス書。 もちろん社会で役に立つことを前提に書かれていますが、ところどころで、「刹那的な興味関心で読むこと」も勧めていて、読んでいて嬉しくなりました。 やっぱり、無目的に、貪るように読書することはものすごく大きな可能性を秘めていると思う。そんな生き方も、もっと奨励される社会であってほしいなと思いました。 もはや目指すは、脱・戦闘力ですね。

    0
    投稿日: 2025.11.25
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    テーマが主、ジャンルが従 入れない情報を決める なんのモードの読書かに意識的になる 戦略的に読むのではなく、読んだ後に長い時間がかかっていつか使えるようになるときがきてもいいような準備をしておくこと プリコラージュ、グレーゾーンの直感 インプットとアウトプットの量は長期的に見れば同じ。(めちゃ励まされる) 他者からアウトプットを求められていない、インプットのための機会費用の小さい時期しか、大量かつ無節操なインプットはできない

    0
    投稿日: 2025.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『独学の技法』を読んで 独学というテーマに興味があり、タイトルから独学の具体的な方法が学べそうだと思い手に取った。本書では、まず「なぜ独学が必要なのか」という背景から始まり、独学を進めるための具体的な方法、そして最後にはリベラルアーツとして読むべき本がいくつか紹介されている。 最初はノウハウ集のような内容を想像していたが、実際には「行動の目的」や「思考のプロセス」にまで踏み込み、理論的かつ実践的に解説されており非常に学びが多かった。特に印象的だったのは、「システムとしての抽象化」という考え方だ。これは、単に本の内容を要約するのではなく、そこから導かれる原理を「どんな状況にも応用できる仮説」として再構築するという発想であり、新鮮だった。 今後はこの抽象化のプロセスを、自分の読書ノート作成にも取り入れてみたいと思う。また、巻末で紹介されていた本の中にも興味を引かれるものが多く、今後の学びを広げるきっかけになりそうだ。

    0
    投稿日: 2025.10.06
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    リベラルアーツ(=教養)は身につけたいが、何だか小難しくとっつきにくい印象がある。そこを学びたい関心が高まったため本書を読んでみた。記されたことを全てやるには時間が足りないので、できることから始めていきたい。早速読書メモをまとめて実践したい。

    0
    投稿日: 2025.10.05
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    知的戦闘力を高める 独学の技法 https://www.amazon.co.jp/dp/4478103399/ref=cm_sw_r_cp_api_i_5MXGVH3NC8ZSRC24RMPY 独学を行うべき理由 1余命は長く企業の命は短い 2 3 4 独学をシステムとしてイメージしない限り意味がない 独学を効果的に行う四つのモジュール ①戦略 どのようなテーマについて知的戦闘力を高めようとしているのか?その方向性を考えること ②インプット 戦略の方向性に基づいて本やその他の情報ソースから情報をインプットすること ③抽象化・構造化 インプットした知識を抽象化したり、他のものと結びつけたりすることで自分なりのユニークな示唆、洞察、気づきを生み出すこと ④ストック 獲得した知識と抽象化、構造化によって得られた示唆や洞察をセットとして保存して必要に応じて引き出せるように整理しておくこと 独学者の陥りやすい罠 ①学ぶけどない思考しない→詰め込み型教育では意味がない、歴史で言うと年号ではなく背景が大事 ②思考するけど学ばない→独善的 ①戦略 独学による 知的戦闘力の向上を目指すのであれば まずは闇雲なインプットの前に独学の大きな方針となる独学の戦略を決めることが重要です さらにこの戦略を具体化する際には何をインプットするのかも重要だが何をインプットしないのかも重要 知の創造は予定調和しない 無目的な勉強こそ後で生きる 教養主義の罠に落ちない ②インプット インプットの種類はなんでもいい 自分に合ったものを探せ 1番いいのは体験 ③抽象化・構造化 意味づけが必要 仮説こそが一次情報を抽象化するということ 問いのないところに学びはない 例)幕府と天皇は権力のバランスが保たれていたから長く続いた これを他の事象と繋がることを構造化という あなたは何を学びたいのか? 学ばなければならないのか? 何を学ばないかを決めないと戦略の逐次分散投入になってしまう 歴史とか哲学とかのジャンルではなく 「イノベーションが起こる組織とはどのようなものか?」などのテーマ・論点で決める ジャンルに沿って学ぶと知的戦闘力は上がらない →誰かが体系化したものだから ①戦略 自分をプロデュースするつもりで ユニークな立ち位置を掛け算で 掛け合わせるそれはトップでなくていい 持っているものに着目せよ 持っているものはあなたにとって当たり前なので見えない ないものを一生懸命努力しても人並みにしかならないの経済価値が生まれない 人がお金を支払うのはユニークなもの これが定まった後の自分が学ぶべきものが見えてくる 著者としては あまり目的を持った読者を推奨しない ・8割が偶然性に則って生きているから ・時代の移り変わりが早すぎるから だから読みたい!という気持ちを重視する 若い頃は濫読するべきだが 浅いものだとゴミが溜まりやすい それをどうやって峻別するかは難しいので 新しいものではなく評価が確立した名著を何度も読み返せ メタファーとメトニミーの構造で捉えて読書を進める メタファー=横 メトニミー=縦 メトニミー →ヴェネチア→ゴンドラor第四時十字軍 メタファー →リーダーシップ論→南極点に到達したアムンゼン→南極探検記 これらの読み方をすると 見えない絵が浮かび上がってくる 抽象化して → 構造化する → アンダーラインを引く →汚く本を読む 引くべき場所 興味深い事実 そこから得られる洞察や示唆 そこから得られる行動の指針 共感できない、反感を覚えるものにも引いておく 本はすでにテキストが書いてあるノートである 本とは 著者と対話することに意味があるのめ さまざまな書き込みがあるべき アンダーラインを引いて読了したら 何をイケスに入れるか決める 9つ程度でいい それを検索できるサイトに記入する Evernoteでいい 選り抜き箇所と示唆・行動をセットで転記する ①事実 例)働かないアリの方が外的変化に対して生き残れる確率が高い ②ビジネスや実生活に対する示唆 例)今のビジネスに関する人だけにあっているとイノベーションが起きないのでは? ③具体的な行動の仮説 例)月に一回は仕事と関係ない人と会食する 会いたい人リストを作って月初に連絡する 学ぶべき学問 歴史 経済学 哲学 経営学 心理学 音楽 脳科学 文学 詩 宗教 自然科学 リベラルアーツを学ぶ意味 ①イノベーションを起こす武器になる ②キャリアを守る武器となる ③コミュニケーションの武器になる ④領域横断の武器となる ⑤世界を変える武器となる 歴史を学ぶ意味 目の前で起きてることを正確に理解することができる 未来を予測する能力が高まる 経済学 哲学 経営学 心理学 音楽 脳科学 文学 詩 宗教 自然科学 おすすめの本は 2023/01/05撮った

    0
    投稿日: 2025.09.09
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    知的戦闘力を高めるという目的に沿って分かりやすく、戦略立案、ストック、構造化・抽象化、ストックの順に解説されていました。上記は予定調和的に行われないということも踏まえながらも、戦略的に考えて、知的戦闘力を高めていきたいと考えさせていただける一冊でした。また、お勧め本も興味を持ったものは読んでいきたいと思いました。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    有意義な内容ではあったが、ビジネスマン対象に書かれているため少し効率重視な感じがした。 リベラルアーツといわれる幅広い教養を得ることで、問題解決能力を高め、知的戦闘力を高める。 つまり様々な分野の知識を吸収することで、分野超えた幅広い解釈や洞察が出来るというわけだ。 変化の激しい現在では、インプットした情報は短期間で陳腐化してしまうため、「覚えないこと」を前提にし、その情報を自分なりに抽象化・構造化したうえで、外部のデジタル情報として整理しストックするという「脳の外部化」を提唱している。(p8) 後半では、それぞれの分野のお勧めの本が紹介されている。 私自身、これからは古典や長年にわたって読まれている本を読もうと思っていたので、非常に参考になりそうなラインナップである。

    2
    投稿日: 2025.07.27
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    ついつい、自分の弱点を埋める書籍を選びがち。ただ、時間には限りがあるし、「何を学ぶのか何を学ばないのかを明確に」する事を意識して自分の軸を強化しておかないとと思った。とりあえずはリベラルアーツと言われる領域にも手を出してみよう。

    0
    投稿日: 2025.06.01
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    納得感の強い本でした。 内容は山口周さんの他書籍と重複する箇所もいくつかありましたが、今この時フットする本という所が、 最近の自身の読者体験でも大いに共感する内容でした。 リベラルアーツを学ぶ初心者向けの本の紹介などあり、 教養をビジネスに繋げたいと思う方へのとっかかりには良い本だと思いました。

    1
    投稿日: 2025.05.14
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    勉強は無目的でいい 自由に好きなことを学ぶ いつの日かそれがいきる リベラルアーツは基本の学問 何にでも使える ビジネス書のような要約本では 背景が理解できず血肉にならない 古典を何回も読んで血肉にする

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    独学 ▼戦略 ○ジャンル(歴史・心理学・文学)ではなくテーマ(論点:問題解決は営業にどれだけプラスの影響があるんだろう)で決定する ○ジャンルとテーマをクロスオーバーして(実用書・小説・映画・等々)体系的に学び抽象化する ○自分の持っている本姓や興味を主軸としてクロスオーバーする ▼インプット ○インプットが不要と思われる時期に溢れんばかりのインプットを。アウトプットが必要になった時につながる。 ○共感だけに注目するんじゃんなく。批判や違和感にも注目したい。自分の価値観に相違するという発見がら自己理解と新しい分野の学びがある。 ○ゴミをインプットしない。(流し読みする) ○メトニミー的に読書しよう ▼抽象化・構造化 ○知的戦闘力:感覚体験から①抽象化(仮説を事象ごとに出す)し、②公理化(概念化)する。そしてそれを他の事象に演繹的に利用する。 ▼ストック ○知識のストックが有ると、常識を相対的に捉えることができ、イノベーションを起こせる可能性があがる ○「事実」「洞察や示唆」「示唆からエられる行動指針」に注目して魚を選定 ○「示唆」と「示唆から活かしたい行動」を記録しておく。 ○忘れるために記録する 【メモ】 ○思考の整理学で言う「グラインダー思考」では、今の社会いきてけへん。抽象化・概念化してそれを引き出す自分でいるほうが価値あるし、自分としてもシンプルに楽 ○柔軟にクロスオーバーするには教養が大事なんや ○成長もそれに伴うキャリアも偶発的 └成長に計画性などはなから無い。成長する時は、おおまかな方向性だけ決めて学び経験する。終わった跡に回顧的に振り返って成長を実感する。MBの成長戦略とか立てるけど、「こうなるために〇〇をして。〇〇の力がこのくらい付く」など細かく決めるのはむしろ成長を阻害するリスクがある。もっと雑把に、成長の方向性だけ納得のいくかたちで一緒に決めて、あとは愉しみながら走ってくれたら、いつか回顧的に思考して、成長する。それが思ってた成長と違ってもいいかも。でもその回顧的思考をするために、意図的に時間作ってアウトプットしてもらったり、学ばせてもらったり、一緒に言語化・可視化したい。気持ちがあればそれを活かした施策とかもやりたい。「戦略→インプット→抽象化(1on1などで一緒に言語化)→(施策等で経験)→ストック」いいね。 ○読書などのインプットは受動的ではなく、主体的に。(映像学習より読書のほうが抽象化しやすいのもここと通づるなあ。読書のほうが主体的に読まないと進めない環境のため、思考しながら学ぶことができ抽象化される。) ○一旦、知識と経験の点を集めよう。あとは将来の自分につなげてもらう ○概念化は「抽象化」と「捨像」抽象化は「?が付く仮説の状態」。概念化は明確化されたもの。やと思った。 ○よくいう「常識を疑え」って、事象を相対的に捉えて、「条件付き事象」と認識することかな。知識のストックにより異なる条件を想起することができ、異なる条件を作り出すことができれば、解決に繋がったり、イノベーションを起こせる。

    0
    投稿日: 2025.03.10
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    内容、主張、具体例、の一部は、同著者の『自由になるための技術 リベラルアーツ』と重複している。よりハウツー的な要素を知りたい人は本書の方がオススメだと感じた。 以下は本書の内容の解釈。 Q:独学の戦略の本質は何か? A:自分の本性や興味関心を起点として、自分らしい「問い」や「論点」を持つこと。 Q:アウトプットを極大化するためのインプット(読書)技法の本質は? A:日常の疑問を捕まえて「問い」を持って読書する。長期的視点よりむしろ偶発的な興味関心で関連分野もまとめ読みすること。古典作品を深く繰り返し読むこと。 Q:本質を掴み生きた知恵に変えるにはどうすればよいか? A:得られた知識を抽象化(=仮説化)し、他の分野に当てはめて考える場数を踏むこと。 Q:いかに知識をストックすれば、活用できるか? A:「事実」→「示唆・洞察」→「行動」の軸で得られた知識を転記する。「示唆・洞察」では、自分の実生活やビジネスにおける仮説も考える。タグ付けして後から精度良く検索できるようにして"忘れられる"ようにする。

    9
    投稿日: 2025.02.19
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    独学の心構えや手法が紹介されている。読書は3回、興味関心をアンダーライン引き、次に付箋を貼って選別して最後は転記して記憶を完成させる。

    0
    投稿日: 2024.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    リベラルアーツを学ぶことで広く教養を深めることを奨励されている著者ですが、今回はその社会人としてのより効果的な学びを体系化してみよう、という本です。 提案されているのは、「戦略」「インプット」「構造化」「ストック」の4つの要素。 全体として、知識を闘いの武器として認識し、 勝負に意気込む勢いを感る本でもありました。 強い成功体験があるのかな。 闘いに参加している人、参加しようとしている人には面白いかもしれない。 自由になるための技法がリベラルアーツ、という。 だから学ぶだけじゃなくて、使えることも戦略に含める。 アウトプットの重要性はいろいろなところで叫ばれているけれど、この本でも、多くの独学の書籍ではインプットの仕方、インプットに焦点が当てられている、ということが述べられていて、 でも入れるだけで使えない状態だったら、そして使わなかったら意味がない、そんな時代になっている、と論じられていました。 使うために学ぶ、もっと知識を高めて有用な人間になりたい!という意気込みのある人には、ぴったりとはまる内容なのかも。 実際私は自分の学びたいことについては、独学すること、学ぶこと自体を楽しいと思っているタイプなので、学ぶのがただ好きなのだろうと思います。 いろいろな偉大な人の言葉が引用されていた。 新結合をイノベーションと呼びはじめたショーペンハウアーの『読書について』で、読書は他人の考えをたどるだけで、自分の頭で考える力が弱る、って言っているというお話があった。えー、厳しい!と思ったけど、まあそれでもいいかなとか思い直した。まあそこまで一日中読んでいるわけではないけれど。 読書をしながら、あるいは読んだことを思い返しながら、いろいろ考えたりもするし。確かに次から次に読み続けてたら自分の頭で考える隙がなくなっちゃいそうだけれど。消化できるスピードで。当時はテレビとかもなかったから、もし多くの現代人が動画視聴に費やす時間を知ったら、ショーペンハウアーはなんというだろう。読書のほうがましに違いない。

    1
    投稿日: 2024.12.09
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    学びに躓いた時、いつも叱咤激励してくれる山口先生の著書。要らない情報をいかにインプットせず、限られた時間に有益な情報を入れ込むか。情報で溢れる時代に古典から学ぶ必要性。 相変わらずの説得力に圧倒されながら、でも毎回同じことで激励されているな、と思い読了。

    6
    投稿日: 2024.11.27
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    教養のためのインプットは、ストックが必要。 インプットのストックがあるからアウトプットができる。 インプットするにためには、「問い」を持って読み、「組み合わせ」ることが重要。 そのためには、問いに対する仮説を考えること。 そのために「抽象化」することが必要。 最終的に「行動」につながる気づきをメモする。 自分の武器を集めることを目的に粗くても良いから戦略を持って、広範囲から得る。 しかし、何をインプットしないかが重要。

    1
    投稿日: 2024.11.20
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    すぐに知識がすたれる時代にあって、また、情報過多の時代にあって、どうやって学びを進めるべきか。大きな指針を得られる本だ。 まず、「戦略」。やみくもに学んでもだめだ。「武器を集めるつもりで学ぶ」(p39)という本書の指摘は、実に分かりやすい。結果を考えて、いま、この行動を起こすのだ。 大方針を定めるのは、「何をインプットしないか」にもつながる。情報過多の時代には、あれもこれもと手を出してはいけない。自ら持っているものに着目し、「掛け算を作る」(p72)。 学びとは、自己プロデュース戦略の大きな一歩なんだな。

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    ジャンルよりテーマ。 濫読 プリコラージュ キャリアは予測できないし、するべきでもない。 教養はあるが仕事ができない人にはなるな。そりゃそうだ。。。

    0
    投稿日: 2024.11.02
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    山口周の著書を何冊か読んでいると、本書と似たような内容も書かれている気がするが、それはそれで良し。繰り返しで更に気付く事もあるし、勿論それだけではなく、全くの新たな視点も得られるので。今回は以下の内容。 ー ここで重要になるのが「何の役に立つのかよくわからないけれども、なんかある気がする」というグレーゾーンの直感です。これは人類学者のレヴィ・ストロースが言うところの「プリコラージュ」です。… あり合わせのよくわからないものを非予定調和的に収集しておいて、いざというときに役立てる能力のことを、レヴィ・ストロースはプリコラージュと名付けて近代的で予定調和的な道具や知識の組成と対比して考えています。 乱読を肯定するような内容でもあり、無秩序な好奇心を良しとするようでもある。実際私も、大半の読書は、実用を考えずに読むし、その方が単純に楽しいし視界が広がる感覚もある。 ー 多くの組織論の研究が、多様な意見のぶつかり合いによる認知的な不協和がクオリティの高い意思決定につながることを示しています。要するに、どんなに知的水準の高い人でも「似たような意見や志向」を持った人たちが集まると知的生産のクオリティは低下してしまうということです。これは個人の知的ストックにおいてもまったく同様だといえます。 読書や会話をしていて、自分と異なる考えに触れる瞬間はチャンスだ。不協和こそ、新規性を生むという考えはよく分かる。ならば、知的ストックには先入観を取っ払う事も重要だろう。 ー なぜメモが大事かというと、メモが癖になると、感じることも癖になるからだ。人より秀でた存在になる条件は、人より余計に感じることである。 報告するために取材をする場合と、漫然と話を聞く場合でも異なる。昔、小学校で教科書に「書き込み」をする事が推奨され、気付いた事の意見を言い合ったが、ああいう授業は良い。質問必須と言われた講演会と、無目的に出席している講演会でも、得られるものは大きく異なる。 戦闘する必要はないのだが、ぼんやり生きるのは勿体ない。ぼんやり生きて、戦いを避けられるなら、それに越した事はないが。

    47
    投稿日: 2024.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知識を持っているだけでなく活かし方が大事 ・知識の廃れが早いから勉強しろ!独学大事 ・全てを学べないから学ぶ分野を決めておけ ・人生の大半は偶然だから、役に立つより面白いかで判断 ・自分の既に持っている軸に+αでアイデアを出せ ・古典に触れろ ・知識は体系化し応用 ・とにかくインプット

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    独学システム 1戦略、2インプット、3抽象化・構造化、4ストック ✔︎テーマが主で、ジャンルが従 ✔︎テーマは5つくらい(私はコンサルスキルをどのように上げるか等) ✔︎深く読む本を見つける  #山口周

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    ジャンルで選ぶなら、テーマをたてろ。 今年は50冊以上、実力向上のために本を読もうと思ってたのでとても気づきの多い本でした。 最大の気づきは、ジャンルで選ばすテーマで選び、独学の戦略の方向性をつけること。 特にファイナンスに絞って読み漁ろうと思ってたのですが、例えば「ファイナンスの観点でどう組織をまとめ企業価値を向上させるのか」など、いくつかテーマをまとめインプットの戦略を立てる。これにより実践(アウトプット)まで意識されたインプットになり、効率が上がり、知のストックも構造化が可能となる。 Just do it

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    (ビジネスにおける)知的生産の方法を指南する一冊。 序章、第1章あたりまで読めば後半は流して読んでも、読まなくても大丈夫。これは誉め言葉です。構成がしっかりしているという意味なので。冒頭で大事なことが要領よく整理されて、後半は冒頭で述べたコンセプトを噛み砕いて説明するという構造がクリアだ。 まあ、「知的戦闘力」は差別化のために付けたワード、あるいは営業用のワードという印象なので、そんなに真に受けなくてよいと思う。

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    両学長のおすすめ書籍にあったので読んでみた この本を読んでの気付きは ◯読書してもほとんど記憶できない ◯何をインプットするかより何をインプットしないかが重要 ◯本はすでにテキストが入ったノート ◯アンダーラインを9箇所程度により抜き、示唆、行動をセットで転記する 今まではアンダーラインを引いたほとんどを転記していたが それは止めようと思った 選り抜き箇所はアンダーラインの色を変えて再読しつつ数を絞っていき 10箇所程度になったらスプレッドシートに転記する 選り抜き箇所と一緒に「示唆・行動」をセットで書くというのは難しそう

    0
    投稿日: 2023.11.28
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    独学は1戦略、2インプット、3抽象化・構造化、4ストックの4つのモジュールかららなるシステムと考えることができる。 情報の価値は「意思決定の品質が上がるかどうか」 ジョブズ APPLEはテクノロジーとリベラルアーツの交差点のような会社にしたい。 リベラルアーツを学ぶ図書 1歴史 歴史家の自画像、図説世界の歴史、歴史とは何か、新装版大英帝国滅亡史、普及版地中海、銃・病原菌・鉄、サピエンス全史、中世の秋、エーゲ永劫回帰の海 2経済学 日本人のための経済原論、マンキュー経済学2マクロ編、マンキュー経済学1ミクロ編、共産党宣言、経済学の考え方、嚥下の遺言根源からお金を問うこと、貧困と飢餓、経済学大図鑑、プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 3哲学 哲学大図鑑、寝ながら学べる構造主義、世界15大哲学、バカの壁、新訳弓と禅、竹田教授の哲学講義21講21世紀を読み解く、自由からの逃走、理性の限界、史上最強の哲学入門 4経営学 コトラー&ケラーのマーケティング・マネジメント、企業戦略論、競争優位の戦略、コーポレートファイナンス、イノベーションのジレンマ、イノベーションの普及、キャズム、新版組織行動のマネジメント、戦略の経済学 5心理学 ファスト&スロー、現代心理学1、心理学大図鑑、社会心理学講義、フローたいけn喜びの現象学、影響力の武器、ポジティブ心理学の挑戦、昔話の真相、セラピスト 6音楽 東京大学のアルバートアイラー東大ジャズ講義録歴史編、小澤征爾さんと音楽について話をする(村上春樹)、音楽の基礎、西洋音楽史クラシックの黄昏、音楽機械論、音楽(小澤征爾)、マイルスデイビス自叙伝、谷川俊太郎が聞く武満徹の素顔、阿久悠神話解体 7脳科学 脳科学の教科書こころ編、最新脳科学で読み解く脳のしくみ、進化しすぎた脳、EQ、わたしは脳に操られているのか、脳科学の教科書神経編、脳科学は人格を変えられるか?、デカルトの誤り、わたしはどこにあるのか 8文学 罪と罰、嵐が丘、高慢と偏見、人形の家、ボヴァリー夫人、変身、オンザロード、楽園への道、1948年 9詩 詩ってなんだろう、詩のこころを読む、地獄の季節、乱れ髪、中原中也詩集、繰り返し読みたい日本の名詞100、世界の名詞を読み返す、新唐詩選、ヘッセ詩集 10宗教 キリスト教神学入門、日本のための宗教原論、新約聖書新共同訳、ヨブへの答え、カルト教団太陽寺院事件、イエスという男、イエスの生涯、善悪の彼岸へ、約束され場所で(村上春樹) 11自然科学 利己的な遺伝子、働かないありに意義がある、新訳動的平衡、部分と全体、サイバネティックス、生命とは何か、科学の発見、二重らせん、鳥類学者無謀にも恐竜を語る

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    投稿日: 2023.07.21
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    著者の読書量や知識量がすごいのは分かるが、その見せつけ感が溢れてるのは否めない。知識をバックグラウンドにした例示や比喩が多く、主張にたどり着くまでに時間を要する。 というデメリットはあるにせよ、学びは多い本だった。日常の疑問をストックしておくことや、読書の方法はなるほどと思わされるし、是非実行に移したいと思う。 情報が溢れている現代において、どんな情報は捨てるかという判断も大切。

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    投稿日: 2023.07.21
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    知的戦闘力を高めるための生産性の上がるシステム構築 漠然と取り組みがちな学習に対して背景に照らした視点を明確にしてくれる内容 戦略=テーマ(何について学ぶか)は持つべき インプットの評価は知識量を増やすことではなくそこから新たな問いの量を増やすことができたかどうかが基準となる。(本やネットで拾えるものをそのまま取り込むことは不効率) 構造化、抽象化が身につけるということ。クロスオーバーに直結。人生三毛作、個性・強み・自己ブランディングはクロスオーバー(=領域をまたがる)知見。 イノベーション、知は予定調和しない。セレンディピティ、偶有性によって生まれる。クロスオーバーが大事。

    0
    投稿日: 2023.01.07
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    心地よいインプットに終わらず、問いを見つけることを説く本。 何をインプットしないかを決め、アイデアの量で質を高める。 得られた知識を他の分野に当てはめたらどうなるのかを考える。 教養書は広く浅く、読書ノートを作るが、教養主義にならない。

    0
    投稿日: 2022.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    漫然と似たようなジャンルの本を読みがちなので、テーマ(仮説)を持って、ジャンルをクロスオーバーさせて読書すべしというのは納得感があった。 ただ、筆者の別の著作と被る内容が多かったのは、ちょっと残念。

    0
    投稿日: 2022.09.29
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    読んでいてドキッとする内容が多かったです。特に教養が単なるコンプレックスの埋め合わせになっていないか、という指摘は正直結構身に覚えがあるので、知識がそれを得ること自体が目的になっていないかは常に自問自答が必要だなと思いました。

    0
    投稿日: 2022.09.24
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    ①戦略 何をインプットするか考える。それは、何をインプットしないかを定めることにもなる。戦略には差別化が必要。人と違う力。それには、取捨選択が必要。何をしないかを決めるのは、何をするかを決めるのと同じぐらい大事だ。 自分をプロデュースするつもりでジャンルを選ぶ。他の人にはない組み合わせを。 グローバル企業の幹部が哲学や文学などの教養をあらためて学び始めている実態があるが、彼らがそのような教養を学んでいるのは、変化の激しい世の中に引きずられて価値を失うことのないよう、礎になるような知識を求めているからだ。 ②インプット 本が最もわかりやすい例だが、日常の生活を通じて様々なものをインプットする事が大切だと言う。 情報は量より密度。筋のいいインプット、テーマに沿ったインプットがキモ ③抽象化・構造化 歴史小説の生情報を抽象化し、現在にも通じるような示唆や洞察を得る。 ④ストック 抽象化・構造化した知識をいつでも引き出せるようにストックしておく。 知ることが難しいのではない。いかにその知っていることに身を処するかが難しいのだ。司馬遷『史記列伝』 フランシス・ベーコン 血は力なりという名言で有名。 信じて丸呑みするために読むな。話題や論題を見つけるためにも読むな。しかし、熟考し熟慮するために読むがいい。 クランボルツ 成功する人は、さまざまな出会いや偶然を、前向きに楽しめるという共通項がある。 スティーブ・ジョブズ 創造とは、新しい何かを生み出すことではなく、新しい組み合わせを作ることだ。

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    投稿日: 2022.09.14
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    今まで本は読みっぱなしだったが、これを読んでからGoogle keepを使い始めた。 貯まっていけば確かに、自分の財産になりそう。

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    投稿日: 2022.03.15
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    変化が早く、従来の常識がすぐに通用しなくなる現代において、「知的戦闘力」を高めるための効率的なインプット、それを使える知識として整理しておく抽象化・構造化、ストックが重要だと説く。本書では、インプットすべき内容(リベラルアーツ)の紹介を含め、それらの具体的な方法について解説している。 人生を豊かに生きるためというよりも、ビジネスにおいて自分というブランドを確立し、生き抜いていくための戦略、戦術を解説した本といったほうが適切だと思います。

    0
    投稿日: 2022.02.25
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    精読してみましたが、時間の無駄でした。 理論に再現性がないからです。事あるごとにあのスティーブ・ジョブズが、あのアップルが、と具体例を出していますが、そんなものは特例中の特例です。ジョブズのモノマネで成功できるならアメリカは国民総GAFAでしょうね。 新書レベルの薄さで出版されていれば星はもっと上がっていたかもしれません。

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    投稿日: 2022.01.17
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    独学をシステムとして捉え、説明していることが特徴的な書籍。 戦略 インプット 抽象化・構造化 ストック この4つを構築して、知的生産システムとする。 ジャンル別にお勧めの書籍9冊ずつ紹介されている。 まずは、学ぶべきテーマを何にするのかを思い浮かべて、いくつかのジャンルから書籍を選んぶことから始めてみてはいかがだろう? 人生100年の時代、社会と関わり続けるかぎり、学び続けないと変化に取り残される。何より、学ぶことは楽しいこと。楽しみ方の一つの方法を本書で学べる。

    1
    投稿日: 2021.12.11
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    ◯なりたい自分に合わせて自分のテーマ(追求したい論点)を7つまで設定し、テーマに対する自分なりの答えとなるヒントや気づきを得るために学ぶ。 ◯心に浮かんだ問いをメモに書き留める。 ◯本は5〜9箇所転記したら自分なりの示唆や行動を書き出したら終了。

    3
    投稿日: 2021.11.03
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    知ったかぶって、頭でっかちにならないためにも、読書の幅を広げないといけないなぁ。 Evernoteで読者記録と整理やってみます。

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    投稿日: 2021.10.28
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    アウトプットにつなげるインプットをしないとと思った。宗教、文学など選んでいないジャンルも本を読んで見たくなった。 教養があるけど仕事ができない人になることは怖いと思った。少しでも教養を活かしたい(教養が増えたら…) 内容理解のためもう一度読みたい本。

    0
    投稿日: 2021.10.10
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    【星:3.5】 読んでいて「いい本だな」と思う部分と、「得るものが少ない本だな」と思う部分の落差がかなり大きいという今までにないタイプの本だった。 ①最初から7割部分【星:2.5】 はっきりいって駄本。独学のための「戦略」「インプット」「抽象化」など、どの本にでも書いてあることの単なる焼き直しといった感じ。 ②残り3割部分【星:4.0】 リベラルアーツが知的戦闘力UPに繋がるという点を説明している。学者が哲学などリベラルアーツと呼ばれる分野が役立つことを書いているのはよくあるが、著者のようなコンサルタントが書いているのは珍しくとても説得力を感じた。 このリベラルアーツ分野が得意というのがビジネス界での著者の強みのようなので、この部分をメインにして書けばもっと良い本になったと思う。

    4
    投稿日: 2021.08.18
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    ・知識をストックしていつでも引き出せる状態にしておく ・自分ができて当たり前のことを深掘りすることで武器となる ・抽象化して仮説を立てる。実行して反省することで経験となり地肉になる

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    投稿日: 2021.07.27
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    本書の中で「ジャンル」ではなく「テーマ」を決めるとあったが、なるほどなと思った。今までは、「哲学」「経済学」とかジャンル別に勉強していたけど、大事なのは自分が追求したい「テーマ」なのだということ。

    1
    投稿日: 2021.06.20
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    「面白かったー」のためではなく本から色々吸い取りたい人のための本。 第2章の『「教養主義の罠」に落ちない』でちょっとトラウマ級に傷つきまして…しばらく読書から遠ざかった経験があります。 「仕事ができない(稼げない)言い訳に本ばっか読んで偏屈なオッサンになるのが一番みっともない」と言われあまりに図星過ぎたわけです。 しかし、久しぶりに読み返してみると、「ですからちゃんと生みだせる人でいましょうね」といった救いも随所に感じられました。再度、山口塾に入塾したいと思います。

    3
    投稿日: 2021.06.08
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    勉強はジャンルで行うのではなく、自分で決めたテーマに沿って行う。クロスオーバー人材を目指すということ。

    13
    投稿日: 2021.06.08
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    「何かを新しく学びたい」という方は、まず最初にこの本を読んでみると良いと思う。 独学する際に、闇雲に情報をインプットするのではなく、大まかな戦略を立てたうえでインプットを行い、抽象化・構造化してからストックしていく。 このサイクルを回すことで、学んだことを覚えるのではなく、必要な時に適宜用いることができ、自分ならではの概念を構築することができる。

    0
    投稿日: 2021.06.06
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    ただ単にテクニックとして抽象化やアナロジーについて述べるだけではなく、なぜそれが必要かについて多くの頁を割いているので、世の中や身の回りのことにどのような視線を向けるのかの参考になる 沢山の本が紹介されてて色々読みたくなる。ハブ空港みたいな本。

    0
    投稿日: 2021.05.09
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    知的戦闘力を付けるための独学の方法を教えてくれる本。とてもよかった。 独学の方法だけでなく、なぜ知的戦闘力が必要か、それを身につけるためになぜ独学が良いか、役に立つ教養とはどのようなものか、などが非常に論理的に説明されていた。どれも納得できたし、自分もまだ成長できるぞ、と勇気が湧いてきた。 ここでの独学はどちらかというと「経営者やコンサルの現場で戦うための教養」にフォーカスしていたように思われる。したがって、技術者や理系研究者(自分のような)などが専門的な知識・スキルを身につける方法はやや異なるかもしれない。とはいえ、本質は同じなので本書の内容をベースに自分なりのノウハウとして落とし込むことができると思う。 今後定期的に読み直したい。

    0
    投稿日: 2021.05.05
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    リベラルアーツのおすすめカテゴリー推薦あり。良書の思考経路を辿らないと、自分のモノにはならない。私も「競争優位の戦略」を読んで、解説本をいくら読んでも、原典の緻密さ、論理の進め方にはかなわないと思った。目的別読書法も参考にしたい。

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    何がきっかけでこの本に出会ったかは全く覚えていないが、リベラルアーツについて理解が深まるとても良い本でした。「知的戦闘力」ってキーワードが個人的に好き。 【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】 インプットされた知識は多くの場合、そのままストックしても知的生産の現場で用いることができない。特に文学や、歴史、哲学などの人文科学系の知識は、私たちが日々携わっているビジネスとは直接的なつながりを見出すことが難しく、従ってなんらかの抽象化、構造化をしたうえで、ビジネスや実生活上への示唆を抽出すること、平たく言えば「意味付け」が必要。 どんなに知的水準の高い人でも「似たような意見や志向」を持った人たちが集まると知的生産のクオリティは低下してしまう。これは個人の知的ストックにおいても全く同様。

    1
    投稿日: 2021.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本の転記 ①面白かった「事実」 ②ビジネスや実生活に対する「示唆」 ③具体的な「行動」の仮説 ・出世するというのは、ある意味でどんどん「非専門家」となっていくということ。 ・リーダーの仕事は、異なる専門領域のあいだを行き来し、その領域の中でヤドカリのようき閉じこもっている領域専門家を共通の目的のために駆動させること。 歴史を学ぶことの意義 ①目の前で起きていることを正確に理解することができる。なぜそう言えるかというと、これからの世の中で起きることのほとんどは、過去の歴史の中で起きているから。 ②未来を予測する能力が高まる。 螺旋状に発展的原点回帰を繰り返しながら変化していく社会において、どのような原点が復活するのかを予測できるようになる。 ・自分が学ぶべきジャンルについては、2つのジャンルのクロスオーバーを考えてみる。 ・1つのジャンルで飛び抜けるのは難しいが、クロスオーバーを作るとユニークなポジションを作りやすい。 ・掛け合わせるジャンルは、「自分の持っている本性や興味」を主軸に選ぶべき。

    0
    投稿日: 2020.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ・情報、学びを外部記憶(クラウドとか)にメモ ・情報、事実から何が言えるか、一般化できるかを考える ・教養が専門間の橋渡しとなる ・教養はレベルの見定めに使われる

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    投稿日: 2020.12.17
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    多くの情報に裏付けられた造詣の深さが伝わってくる。マーカーを引こうものなら、殆ど真っ赤になりそう。尤も、"戦闘"、"格闘"、"武器"とかのワードが頻出していて、こういう好戦的な思考は自分には馴染めないな。また"独学の技法"というタイトルに対して抱く期待とも些か狙い違いかな。書籍紹介はとても嬉しい。

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    投稿日: 2020.11.13
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    https://www.read4action.com/report/detail/?id=7872

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    投稿日: 2020.10.21
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    この著者の本好きです。 この本を読んで以来、自分用の読書記録をメモするようになりました。 そのメモから自分が思ったこと、課題、仮説の検討と意味ある読書にするようになってきました。 しかし、たまにサボってしまいます。人間だもの。

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    投稿日: 2020.10.10
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    著者の語り口調で非常に読みやすかった(どことなく池上彰を思わせる雰囲気もあったが…)。 ともあれ、本書を読み終えて、読書に対する考え方が変わったし、世の中の不要な情報にいかに今まで惑わされていたかが分かっただけでも、読む価値はある。 早速ここに書いてある読書法を早速実践してみようと思う。

    0
    投稿日: 2020.08.25
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    哲学の魅力が伝わる著書だ。他の山口周さんの著書とのつながり(共通点)を感じるし、各名著、古典の紹介がとてもわかりやすい。古典の中には多くの示唆に富んだ言葉があるものだな、ということを痛感した。彼の本を読んでいるばかりでなく、そろそろ古典をしっかり読もうと思わされる。 リベラルアーツやペルソナに関する著述は非常に参考になった。

    1
    投稿日: 2020.08.22
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    もともと歴史が好きで 史実をたどることを純粋に面白く思っていたが 歴史を知って、そこから普遍化できるものを見つけてさらに発展させていく過程が重要であると 気付いた。物知りだけではこの不確実な世の中で どう生きていけばいいのか解が見つからない。 今からでも 知的戦闘力を鍛えるのは遅くない。

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    投稿日: 2020.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    哲学を学ぶことにどんな意味があるのか?一言でいえば、それは「自分で考える力を鍛える」ということです。この「考える」という言葉は本当に気安く使われる言葉なのですが、本当の意味で「考える」ということは、なまなかなことではありません。  よく「一日中考えてみたんだけど……」などと言う人がいますが、とんでもないことで、こう言う人がやっているのは「考える」のではなく、単に「悩んでいる」だけです。  知的戦闘力を高めるという文脈で考えてみた場合、与えられたルールやシステムを所与のものとして疑うことなく受け入れ、その枠組みの中でどうやって勝とうとするかを考える人よりも、与えられたルールやシステムそのものの是非を考え、そもそもルールを変えていこうとする人の方が、圧倒的に高い知的パフォーマンスを発揮するのは当たり前のことです。  もっとわかりやすく言えば、哲学というのは「疑いの技術」だとも言えます。哲学の歴史において、哲学者たちが向き合ってきた問いは基本的に二つしかありません。それは、 ①この世界はどのようにして成り立っているのか? ②その世界の中で、私たちはどのようにして生きていくべきなのか? という問いです。

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    投稿日: 2020.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知的戦闘力を高める 独学の技法 著:山口周 * 「何をインプットするか」よりも「何をインプットしないか」が重要。やみくもなインプットの前に、独学の大きな方針となる「独学の戦略」を決めること。 * 独学の戦略は、ジャンルで決めるのではなく、テーマで決める(テーマが主で、ジャンルが従)。 * 歴史、哲学…はジャンル * 大企業でのイノベーションはどうしたら起きるか?はテーマ * インプットの抽象化・構造化が重要。具体的には、入手した知識に対して、次の3点をストックする。 * ①得られた知識は何か? * ②その知識の何が面白いのか? * ③その知識をほかの分野に当てはめるとしたら、どんな示唆や洞察があるか? * 読書においてアンダーラインすべきは、次の3点。 * ①後で参照することになりそうな興味深い「事実」 * ②興味深い事実から得られる「示唆」や「洞察」 * ③示唆や洞察から得られる「行動」の指針 * いいと思った情報・共感できる情報だけでなく、共感できない・反感を覚える情報にもアンダーラインすること。 * アンダーラインを引いた個所から9箇所までを選び、ストックに転記する。アンダーライン→付箋で絞り込み→付箋の中で最終決戦と進める。 * 特にリベラルアーツの読書においては、次の3ステップを重視する。 * ①面白かった「事実」を転記 * ②ビジネスや実生活への「示唆」を考えて書き出す * ③具体的な「行動」の仮説を考えて書き出す

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    投稿日: 2020.05.03
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    独学のすゝめ 読書技法についての考察が大半だが、著者の類作に続けて読んだため目新しさはあまりなかった。それはそれで論旨がしっかりしてて良いことですが。 すべては、序文の扉の論語の引用につきる。学んで思わざれば即ちくらし。。。 英語やプログラミングなどの実学もよいけど、寺子屋で論語というのも、今の時代に必要なスタイルなのかも。歴史の螺旋ということか。

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    投稿日: 2020.04.01
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    これからの時代、一度学んだらおしまいというわけではなく、常にアップデートが必要。特に私が置かれている業界では、新しい技術がどんどんでて過去の常識がほとんど通用しない。その状況の中で、限られた時間の中で学んで行く必要があり、独学はすごく重要。質の高い学びを得るためのヒントを得られた。

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    投稿日: 2020.03.11
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    内容的には同じ著者の「読書を仕事につなげる技術」とほぼ同じ内容であり、この本を読んだことがある人なら復習として流し読みできる。 本書にもブックガイドはあるが、「読書を仕事につなげる技術」の方は初学者を対象にしたチャートがついておりこれが活用しやすい。

    0
    投稿日: 2020.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    したたかに生き抜くための知的戦闘力を高めるための戦略(何を強みとするのか)を明確にするべし。 戦略に基づいたインプット、抽象化・構造化、ストック(引き出せるように) 情報に基づいた、示唆・洞察にこと意味がある。 考えるだけで、学ばないと意味がない。 問いのない学びなど存在しない。 知識を使える武器に変える〜本質をつかみ生きた知恵に変換する抽象化・構造化 抽象化は場数を踏むしかない。 イケスに入れた情報をどうやって自分の血肉化していつでも取り出せるかどうかを常にアップデートし続ける。 アクションとして、身近な問いをみつけるようにし、仮設・抽象化・構造化を心掛ける。

    1
    投稿日: 2020.01.31
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    自分の至らなさを改めて感じる。 本書で触れられている、本は読んでいるけど教養のなさそうな人、すなわち私であると思い知る。もっと一冊と向き合って、思ったことを言葉にする。 10年上の視点で考える。 改めて思い返せば、入社時はできていたが、今はできていないかもしれない。 オススメの本のうち、読んだことのあるものから、もう一度読んでみよう。

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    投稿日: 2020.01.12
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    知識は人生における武器です。学生時代を過ぎれば知識は自力で得るもの,すなわち独学の技法を学ぶことは人生に大きな意味をもたらします。より汎用性の高い知識獲得スキルを身につけることを目的としたこの本で,独学の基本を学んでみませんか。

    1
    投稿日: 2019.12.19
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    要するに、目的意識を持って独習せよ、しかし、絞りすぎることなく、関連性のある限り広く独習せよ、ということ。そのほか、ちょっとしたtipsが散りばめられている。たとえばらKindleはマークした箇所をまとめて吸い上げてくれるので、簡単にまとめノートが作れるという。何それ、超欲しい。 すべてがビジネスのためにある、という思考が通底しているように感じた。少し斜に構えてしまう。

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    投稿日: 2019.11.03
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    既存のシステムや方法論を前提とした思考パターンに陥っていたらイノベーションは起こせない、イノベーションを起こすためには独学が必要、というのがおそらく本書のメインテーマ。自分でイノベーションを起こさなくても、新しいシステムや価値観についていくためには独学が必要なんでしょう。 目的もを持ってインプットすることは今までも意識していたが、さらにアンダーラインの引き方(迷ったらアンダーラインを引いておく)、読書メモの取り方(事実、示唆・洞察、示唆・洞察から得られる行動の指針)については早速取り入れてみたいと思う。 取り上げられているエピソードが著者の他の本と同じものが複数あったのが少し残念。同じようなテーマの本だから仕方ないのかもしれないけど。

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    投稿日: 2019.09.22
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    ・無目的に興味の主に赴くままみ、ひたすらインプットする時期がないと、長い期間にわたって継続するような真にユニークな知的戦闘力は身に付けられない。 人生において、他社からアウトプットを求められない時期、インプットのための機会費用の小さい時期にしか、大量かつ無節操なインプットはできない。 ・リベラルアーツを学ぶ意味 ①イノベーションを起こす武器となる。 ②キャリアを守る武器となる。 ③コミュニケーションの武器となる。 ④領域横断の武器となる。 ⑤世界を変える武器となる。

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    投稿日: 2019.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分のインプットの質を上げるためのヒント探しで書店で見つけて購入。 3章に書かれているように、informationをintelligenceに変えるためには抽象化と構造化が必要であり、先人たちや、最近では前田氏のメモの魔力と同様の内容が記述されていて、この部分は本質を捉えたものなのだと再認識できる。 2章、4章ではインプットの質を向上させるための方法論も紹介されているが、自分なりの試行錯誤とアレンジが必要だろう。 ただし、知識を使える状況にするには以下2点は必須かと感じた ・関連書籍の固め読み ・知識の構造化 この部分は意識していきたい。 最終章は教養の各分野の名著を紹介しているので、興味がある本を片っ端から読むことにする。

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    投稿日: 2019.08.18
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    覚えることを目指さず、アウトプットの知的戦闘力を高めることが目的。変化の激しい現代において、固定化された記憶は陳腐化してしまう。一度インプットした情報を自分なりに抽象化・構造化して、デジタル情報として整理・ストックする。 「知る」ということは、時代遅れになりつつある 一昔前のビジネススクールでは、古典的なマーケティングのフレームワークを教えていたが、時代遅れになっている。 過去に学んだことを償却しながら、新しい知識を仕入れていく必要がある。 (知識の不良資産化) イノベーションにより、それに取り残された産業はなくなってしまう。 (産業蒸発の時代) 企業の旬の寿命が短くなってきている。ざっくり言って10年くらい。一方で現役労働期間は長期化する傾向にある。つまり多くのビジネスパーソンは、仕事人生の中で大きなドメインの変更を体験することになる。 (人生三毛作) イノベーションは常に新しい結合によって成し遂げられる。深い複数の専門性と領域横断型の広範な知識も求められる。 (クロスオーバー型人材)

    1
    投稿日: 2019.08.06
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    ・得意×興味があるでユニークな掛け算をつくる戦略 ・ブリコラージュ 何の役に立つか分からないけど何かある気がする ・深く鋭く読むべき本を見つけるために、大量の本を浅く流し読みする ・メトニミー的展開 初学者用の本から専門書へ ・本のプレイリストを作るつもりで読書ノートをたまに眺め返してみる ・良い戦略、良い事業プランは、全体として美しい音楽のような調和を持っている

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    投稿日: 2019.07.15
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    独学のための戦略を学ぶ。 テーマを決めること、 クロスオーバ-を意識すること。 古典を繰り返し読むことなど 重要な示唆を得られました。 本の選び方、読み方、記録の仕方 試してみます。

    0
    投稿日: 2019.06.29
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    そんなに目新しい話はありません。「知的戦闘力」というのは、要するに仕事に役に立つ知恵のことのようです。 この手の本では珍しく「アウトプット」については述べられていません。 長期的に仕事に役に立ちそうな知識を得たい方向け。手っ取り早く仕事に役に立つ情報を求めている方には向きません。

    0
    投稿日: 2019.06.07
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    『独学をシステムとして捉えることの意味』 「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?」の著者・山口周氏による独学についての本。独学をシステムとして捉え、4つのモジュールに分解して考察しています。戦略・インプット・抽象化/構造化・ストックの4モジュール。 最後には11分野でおすすめの名著も紹介されています。 ■ 独学のやり方がわからない! ■ もっと多領域で強い人間になりたい! ■ 知的戦闘力を高めたい! そんな人はこの本を読み込んでみましょう。

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    投稿日: 2019.05.02
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    過去の著作と重複する点はあったが、「人文学を武器にする」といった目標に共感しているため、良い再確認ができた。

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    投稿日: 2019.04.16
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    社会に出たのちの「独学」することを前提として、 その方法をシステム化した著者の仕組み・考え方を述べている。 仕組みは「戦略」「インプット」「抽象化・構造化」「ストック」の4つからなる。 【戦略】 ・大ざっぱに方向性を考えておけばよい。  細かく決めてもどうせ変わってしまう。  キャリアは予測できない。 ・テーマを主、ジャンルを従とすること。 ・例  主テーマ「イノベーションを起こす組織の作り方」  従ジャンル「歴史」「組織論」「映画」etc 【インプット】 ・「何の役に立つかわからないが、何かある気がする」でよい。 ・「古典・名著」「人と話す」「インプットしないもの」を考えること。 ・短期に関連分野まとめ読みが効率良い。 ・ガベージインガベージアウト ・「問い」を必ず持つこと。  その問いに対する答えを自分で考えることが最も大切! 【抽象化・構造化】 ・アインシュタインの思考プロセス  → E(直感的な経験)と、A(公理)、S(命題) ・場数が大事!  ①得られた知識は何か  ②その知識の何が面白いのか  ③その知識を他の分野に当てはめたらどのような示唆があるのか 【ストック】 ・いけすに魚を入れる感覚。 ・事実、示唆、行動を中心に大量の読書ノートを作ること。 ・転記は9か所まで などルールを決める。 ・本のプレイリストを作るイメージ 【ジャンル】 ・コミュニケーションの武器となるもの。 ・英語、論理、リベラルアーツ(=教養)

    0
    投稿日: 2019.04.06
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    何かの「独学」をする場合は、この本の「はじめに」と「序章」を読んでみることをオススメしたい。5章あたりでは、著者とフィールドが違うので、ポイントがズレているように感じるところが多々ありました。

    0
    投稿日: 2019.04.06
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    『知的戦闘力を高める 独学の技法』(山口周著/ダイヤモンド社)vol.435 http://shirayu.com/blog/topstory/skill/6521.html

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    投稿日: 2018.12.20
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    (discordより引用) 洞察の原料を充実させることを前提としたインプット→構造化→ストックの方法論。Ni(内向的直感)ユーザーにとって参考になりそうな内容に感じられました。巻末に11ジャンルのさわりを押さえたブックガイドが付いています。 「ビジネスの場で戦うための教養獲得指南」の香りが人によっては合わないかもしれませんが、それに限らず様々な動機からくる学びのために十分役立てられるものと思います。

    0
    投稿日: 2018.11.25
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    本にアンダーラインを引くやり方が参考になった。 ・初読は気になったところにとりあえずアンダーラインを引く ・再読はアンダーラインを中心に読んで面白い、重要と思われる箇所に付箋を貼る ・三読は付箋を貼った箇所を読んで後々参照しそうな箇所を選り抜いて転記する 転記用のツールはEvernoteがお勧め(というか作者が自ら利用している) 本にアンダーラインを引く以前試そうとしたことがあったが抵抗があって定着しなかった。Kindleの方が良いかも知れない。 第五章に紹介されている各分野の参考書籍は読み応えがありそうだ。特に経営学はポーターの競争優位の戦略、コトラーのマーケティング教科書などが選定されている。やはり名著をじっくり読むべきなのか。購入予定に入れておこう。

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    投稿日: 2018.11.22
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    特に読書により知識を得て学ぶための方法が述べられているのだが、ここまで(=イケスに入れる)できればよいのだが、実際には続かないよね、というのが本音。ブクログのようなサービスを使ってせめて読後感や得られたエッセンスを可視化しておくことで後から検索できれば多少なりとも「イケス」に入れたことになるかしら・・・。 また後半では各ジャンルごと筆者推奨作品が列挙されているが自分が読んだものが一冊もなく、、、こういった古典を読めないといけないのだね、ということを実感しました。

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    投稿日: 2018.11.17
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    独学でどのようにして、知的戦闘力を高めるか? 知的戦闘力を上げることで、意思決定の質が上がる。 インプットは覚えることはせず、エッセンスだけを汲み取る。 抽象、構造化することで自分の中で、知識を使いこなせるようにする。 とても勉強になる。 知ってるということが武器になる、そのことを教えてくれる本

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    投稿日: 2018.08.28
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    知的専門職におけるチームの稼働率と生産性の研究によると、平均稼働率が80%から90%に上がると処理時間は2倍以上になり、さらに平均稼働率が90%から95%に上がると処理時間はさらに倍増する(ステファン・トムク)

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    投稿日: 2018.08.05
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    教養として抑えるべきことや理由について大変参考になる。読書に関しては手当たり次第新刊を漁るのではなく、新旧問わず各分野のバイブル的なものをしっかりおさえよということ。 リベラルアーツの各分野のオススメ書籍の紹介が最終章にこちらも参考になる。

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    投稿日: 2018.07.18
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    所謂自己啓発本。 というか、リベラルアーツの重要さと 読書の仕方を説明している本。 なかなか面白いことも書いてありますが まあよくある内容がおおかったかと

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    投稿日: 2018.07.13
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    久しぶりに読んでよかったなと心から思えた1冊です。 ビジネス書もひととおり関心のあるものは、読んできたのですが、 最近は新しい「気づき」がなかなか得られないと感じていました。 本を読むことは自己啓発として有用ですが、この本を読むと自身の「学び方」に課題があり、これまで読んできた書籍からも本質を得られていなかったのかもしれません。 本書では、「知的戦闘力を高める独学の技法」とテーマを掲げ、 そのプロセスと具体的な方法、独学すること自体の価値、必要性をとても分かりやすく解説してくれています。 書籍の読み方に終始する書籍とは一線を画し、独学をシステムと捉え、①戦略、②インプット、③抽象化・構造化、④ストックというプロセスを通じることで、将来に渡り活用できる「知的戦闘力」を高めるというものです。 また、現代を生きるうえで、いま「独学」が必要となる理由を ①知識の不良資産化、②産業蒸発の時代、③人生三毛作、④クロスオーバー人材と4つの観点でまとめられており、この点も、すっと腑に落ちるもので共感できます。 これらを踏まえ、独学の方針は「ジャンルではなくテーマで決める」、 目的は「新しい"知"を得るよりも、新しい"問い"を得るため」としています。 また、最終章では将来に渡り不変の知識となるリベラルアーツ・教養を 学ぶことの重要性に関する解説と、11ジャンル計99冊の書籍の紹介があります。 本書を通じ、独学のコツを教わることができたのと、 モチベーションにも繋がりました。お勧めできる 1冊です。 序章 … 知的戦闘力をどう上げるか? 第1章 … 戦う武器をどう集めるか? 第2章 … 生産性の高いインプットの技法 第3章 … 知識を使える武器に変える 第4章 … 創造性を高める知的生産システム 第5章 … なぜ教養が「知の武器」になるのか?

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    投稿日: 2018.06.24
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    なぜ勉強するのか、何を勉強すべきなのか、どうやって勉強すべきなのかについての著者の考え方が紹介された本。 大まかには下記のような進め方を提案していて、取り立てて目新しいものではない。しかし歴史的エピソードや偉人の名言などをたくさん引用しているため、説得力があり読んでて楽しかった。 1.勉強する対象について、戦略をたてる 2.効率よくインプットする 3.インプットを抽象化・構造化し、自分の考えを持つ 4.3の考えをいつでも取り出せるように保管し、忘れる

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    投稿日: 2018.06.18
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    覚えることを目指さない。 知識は不良債権化する。産業は蒸発する時代。人生は三毛作時代。クロスオーバーする知識が必要。 リベラルアーツが必要な時代。 テーマが主、ジャンルは従。先にジャンルを決めない=テーマを先に決める。 読書は、他人の考えた過程をたどるに過ぎない。 読書ノートを作る。定期的に見直す。アンダーラインを引く。9か所を選び出してエバーノートに整理する。 キンドルのハイライト=管理ページが自動的にできる。 行動、示唆をセットに転記する。 読書ノートを進化させる。 インプットとアウトプットは同じ分量。 「グーテンペルクの銀河系」アランケイが読み続けた。 抽象能力はコンピュータでは代替不可能。 時代の変化が速いので「アンラーン」が必要。 リベラルアーツ=歴史、経済学、哲学、経営学、心理学、音楽、脳科学、文学、詩、宗教、自然科学。 「日本人のための経済原論」 「ポジティブ心理学の挑戦」 「サイバネティックス」

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    投稿日: 2018.06.15
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    読了:2018/5/15 (1) 「戦略」は必然的に差別化を求めます。つまり、他人といかにして違うインプットをするかと言うことが、独学の戦略の最大のポイントなのですが、ここで重要なのが、「何をインプットするか」よりも「何をインプットしないか」と言うことなのです。 (2) 「インプット」 書籍やネットの情報と言うのは、「他の誰かの知的生産プロセス」を通じて出力された情報だから劣化コピーのインプットでしかない。一方で、自分の目や耳といった五感を通じて得られたインプットは、他の誰でもない自分だけのものだから、そうしたインプットをもとに知的生産を行えば、容易に他者と差別化することが可能になる。 (3) 「抽象化・構造化」 抽象化された定理は別に真実である必要はなく、仮説で構わない。仮説というのは「× ×ではないか?」と言う「問い」として設定されるが、このような「問い」が、さらにインプットの感度を高め、独学システムの生産性を高める大きな要因となる。独学の目的は新しい「知」を得るよりも、新しい「問い」を得るためだと言っても良い。 抽象化された仮説は、次に構造化によって別の情報と紐づける。 (4) 「ストック」 精度の高い検索ができること、が必須条件。 ジャンルではなく「テーマ」を決めて読め クロスオーバー=掛け算が唯一無二の戦闘力を作る ・リベラルアーツ×テクノロジー→アップル ・神学×外交・諜報→佐藤優 ・安価なジャージ素材×オートクチュール→シャネル 掛け合わせるジャンルについては「自分の欲しいもの」ではなく「自分が持っているもの」を主軸に選ぶべき。 リベラルアーツの意味:ヨハネ8.31 真理はあなたを自由にする

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    投稿日: 2018.05.15
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    勉強に逃げ込まないことに注意喚起していることが珍しかった。何のために勉強をしているのかを忘れてはいけない。

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    投稿日: 2018.05.06
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    楽しそうな雰囲気だったので、読んでみた。「知的戦闘力を高める」っていう所は正直興味なくて、この著者だから読んでみたかった。 何のために学ぶのか? どうやって学ぶのか? どうやって学ぶのかについて、「テーマが主で、ジャンルが従」と言うのが良いなと思ったけど、テーマは何処から設定できるのか? とか、色々とうだうだするのも良いけど、まあ、好きになりそうな本を気にせず好きに読めば良いと言うのが個人的な感想。 「知的戦闘力を高める」のは、何のためか? この本はこう言う問いを自身に投げかけるための本なんじゃないかな。一部は、5章の前半に書かれている。 この5章の後半、歴史・経済学・哲学・経営学・心理学・音楽・脳科学・文学・詩・宗教・自然科学のそれぞれに数ページで著者による解説がさらっと書かれているのだが、1章から4章までのテクニックを使って書かれていて、読んでスッキリ感ある。 2018年はプチ哲学ブーム来るね。(もう来てる?)

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    投稿日: 2018.05.02
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    やっぱり勉強好きだ~!! 本文中に出てくる「知的戦闘力」っていう言葉が強くてかっこよくて大好きだし、私が鍛えたいのはこれだなあってしっくりきた。戦闘力を上げるためには戦略が重要、という理論もとてもよくわかるし、戦略だけではなくて感覚や直感やひらめきや「なんだかよくわからないけどすごい」も大事だという考え方もすごく好き。次は何を学ぼうかと考えてわくわくできる一冊。 【読んだ目的・理由】勉強の仕方を改めて学び直したかった 【入手経路】買った 【詳細評価】☆4.4 【一番好きな表現】いますぐ何の役に立つかはわからないけれども、この本には何かある、この本はなんだか知らないけどスゴイ、という感覚が大事だということです。今日とか明日に役に立つのかと聞かれれば、それはなんともわからない。だけれども、自分の中の何かと反応している、なんとも説明できないのだけど、この本を読まずにいられない、そんな感覚です。(本文より引用)

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    投稿日: 2018.04.29
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    幅広く 学ぶ事の大事さ、そして 山口先生の勉強法も参考にしつつ 自分流のベストな独学法を 試行錯誤しながら 見つけていき 知的戦闘力を高めて行きたい

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    投稿日: 2018.04.06
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    20180221読了 独学の方法について書かれた本。インプットの方法やそれをどのように活用するかについて述べられている。 「知的戦闘力を向上させる」とは、「いま、何が起きているのか?」「これから、何が起きるのか?」という問いに対して、高い確度の答えを得る技術を高めるということ。 要するに質の高い意思決定をする方法とのこと。 ・リベラルアーツを学ぶ意義 ・常識の相対化することで、イノベーションを生み出す ・インプットとアウトプットの量は一致する ・知の創造は予定調和しない

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    投稿日: 2018.03.03
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    独学というか、読書法の本でした。9割は忘れると書かれていて安心した。いつでも呼び出せるようにしておく事が大事だと。結合することで新しい事が生まれる。アンラーンも必要。読書に対する姿勢を学んだ。

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    投稿日: 2018.02.24
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    独学を、「戦略」「インプット」「構造化・抽象化」「ストック(化)」の4つのシステムとして取り入れることで、学んだ知識は忘れることを前提に、学んだ要素を抽象的にどう引き出し活用していくか、に力点を置いた本

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    投稿日: 2018.02.02
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    インプットして、咀嚼して、外部記憶化。このメソッドはずっとやってきたことでもあったので、自分の独学の仕方に根拠が持てた様に思います。ブクログはブログというのもその外部記憶化の一環だったりしますね。最後のおすすめ本リストも良かったです。名前は知っていたけど読めてない、、、という本もけっこうあったので、「次に読む本リスト」が溜まっていきました。

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    投稿日: 2018.01.23
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    漫然と勉強していたことを改めて整理。 ①戦略 ・何をインプットしないか ・ある分野で一定の見通しを持つためには、10冊程度のインプットが必要。 ・一年間で学べる分野数を意識する。 ・ジャンルではなくテーマを中心に立て、且つ一対一ではなくクロスオーバーさせる。 ・欲しいものではなく自分がすでに持っているものに着目し、ユニークな掛け合わせで立ち位置をつくる。 ②インプット ・ソースを限定しない。 ・共通情報から差別化できる洞察を引き出すか、差別化できる一次情報を得るか。 ・目的で読み方を変える: ・専門ビジネス目的→読書カード不要、適時・部分 ・専門深化・教養目的→読書カードで示唆を明確化 ・何を読むかは目先の関心で(長期は予測できない)。 ・イノベーションは予測できない、しない→善し悪し、要不要は事前に判断できない。※悪しにどう対処? ・長期的にインプットとアウトプットは一致。好奇心を失わず無目的なインプットを続ける。 ・喜怒哀楽は自分の中にある。 ※怒りを感じたとき、自分の中の何に関わったのか考える。 ・深く読む本を見つける。ゴミは途中で捨てる。 ・問いをメモすることを習慣化する=問いを立てることが習慣化する ☆ブクログのタグ付け、要再読本のフラグ付けをする ③抽象化・構造化 ・問いを持つ。 ・感覚経験→仮説(問い)〜経験の束〜→公理系 ④ストック ・面白いがいつ使えるかわからないものを、必要なタイミングで引き出す。 ・デジタルによるタグ管理 ・事実、示唆、行動にアンダーライン ・反感を感じたところにもアンダーライン→自身の価値観を知る ・アンダーラインはたくさん引き、9つ(示唆)だけイケスに入れる(書籍別エバーノートに転記する)。

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    投稿日: 2018.01.21
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    独学 戦略、インプット、抽象化構造化、ストック 変化の激しい時代であれば、インプットされた知識の多くは極めて短い期間で陳腐化し、効用を失うことを前提にして独学のシステムを組む必要がある 独学が必要な理由   知識の不良債権化、産業蒸発の時代、人生三毛作(動労時間は長くなるのに、企業の旬の寿命は短くなる)、クロスオーバー人材 書籍やインターネットの情報というのは他の誰かの情報ですから、いわば劣化コピーでしかない そうした情報を組み合わせて、その人ならではなお示唆や洞察を生み出すことも、独学システムの重要な役割 ショーペンハウエル 読書は、他人にものをかんがえてもらうことである。本を読む我々は、他人の考えた過程を反復的にたどるにすぎない フランシス・ベーコン 信じて丸呑みにするために読むな。話題や論題を見つけるためにも読むな。しかし、熟考するために読むがよい 新しいアイデアとは新しい組み合わせによって生まれる 知識は整理されていないと使えない 老害というのは知識のアップデートに失敗した人、知識のクオリティと権力の大きさのバランスを崩した人が引き起こす問題 レヴィストロース プリコラージ 何の役に立つかわからないけども、なんかあるきがする 人生でどこかインプットしている時期がある 内田樹 人生において他者からアウトプットを求められていない時期、インプットのための機会費用の小さい時期にしか、大量かつ無節操なインプットはできない 人と話す=もっとも効率のいいインプット 小室直樹 モデルとは本質的なものだけを今日を強調して抜き出し、あとは棄て去る作業です。抽象と捨象といいます 抽象化は場数を踏むしかない 転記を9箇所に限定する あとで検索できるようにストック エバーノート 感じ方、考え方が多様になることで、最終的に意見が多様化する 哲学を学ぶことの意味 自分で考える力を鍛える 人間は合理的ではない

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    投稿日: 2018.01.14
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    知的戦闘力を高めるための独学方法のコツについて、理論とともに記載された本。印象に残っている箇所は1番効果的なのは新書をひたすら読むよりは名所と呼ばれる古典を何度もよむこと。 本のイケスをつくり、全てを頭に入れるのではなく楽に引っ張れる状態に整理すること。 本とか独学のまとめを整理しておくのはもっともなのだが、それができない面倒なわたくし。。。

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    投稿日: 2018.01.14
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    非常に中身の濃い内容でじっくりと読ませていただきました。 いかに知識のインプット、アウトプットするかの方法が非常に緻密な理論で語られています。 非常に勉強になりました。 良書です。

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    投稿日: 2017.12.21