
総合評価
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powered by ブクログ世界大戦時の日本代表だけに、どうしてもネガティブな印象がまとわりついて離れないんだけど、イメージだけ膨らませるのもいかがなものかと思い、本作に着手。ちなみに学習マンガリストから、でもある。大宰相のときにも思ったけど、実在の人物が描かれる場合、似たような顔ばかりになってしまわないのがアドバンテージ。描く側としては、個性が十分に発揮できないジレンマもありそうだけど、読み手からすれば、当然、顔の識別がし易い方が望ましい訳で。本作は内容もしっかりしているし、出来れば最後まで読みたい。
0投稿日: 2024.03.11
powered by ブクログ明治の日本人ってすごく真面目に生きているよねぇ! 大正になると自堕落になって! 昭和には思いっきり右傾化するもんなぁ(^^; そんな中での帝王学ってどうなんだろうねぇ( ̄▽ ̄;)
0投稿日: 2023.11.02
powered by ブクログ『ミカドの肖像』を読んで俄然天皇や皇族に関して興味が湧いてきた中で、ちょうどLINE漫画に配信されているものを見つけました。 2023年現在。まだ連載中なんですね。LINE漫画で無料配信分しか読めていないですが、有料分購入して一気読みしたいくらい面白かったです。 『ミカドの肖像』で印象的だった昭和天皇の近代的価値観について、受けてきた教育や皇后候補探しなどその背景を漫画でわかりやすく理解することができました。昭和天皇を取り巻く明治から大正、そして昭和への歴史的なながれも漫画だとわかりやすいです。そして感情移入しやすい... 大正天皇をサポートしつつで皇太子たちの嫁候補を選定する皇后節子の政治家たち顔負けの力強さ(恐さ)と、節子とはちがうしなやかな強さがある良子、会津魂が注入されている松平節子。漫画内で描かれる女性たちも魅力的に描かれていました。
2投稿日: 2023.10.01日本人の心・天皇陛下
明治維新を見るような感覚で読むことが出来た。 日露戦争の英雄等、聞いた事のある人がたくさん登場されている。 天皇家を日本人がだれだけ大切にしてきたかが心にしみます。
0投稿日: 2023.07.31
powered by ブクログ第一巻から発売日を楽しみに購読中。12巻はついに二・二六事件がテーマ。五・一五事件よりも複雑な背景を分かりやすく描いて勉強になりました。昭和戦前はきな臭い時代ですが、そんな中で昭和天皇の真摯な生き方にとても共感します。残酷な描写もなく、この時代に生きる人々を丁寧に綴る物語。原敬、秩父宮、石原完爾、東郷平八郎などのサイドストーリーも抜群の面白さ。このような素晴らしい作品をありがとうございます。
6投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ素晴らしい切り出し。マッカーサーと昭和天皇の面会から。この一場面だけで、マッカーサー同様、昭和天皇を知りたくなった。 乃木大将や教育担当の杉浦重剛の生き様も垣間見れて、一巻からすごい作品と出会えた感。
0投稿日: 2021.01.03
powered by ブクログ1巻だとまだまだ序盤で、これから面白くなるのかな、という感じ。次巻もも買ってみようと思った。(買った。)昭和天皇が、「臣民を顧みず、戦争に向かって突き進んだ」という人間には描かれていないのが興味深い。本当にそうだったのか。だとしたら、これからがすごく気になる。
0投稿日: 2020.12.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
朕は国家なり。 乃木、東郷。二人の軍神を教育係として、帝王学を習得する大正初期から物語はスタート。
1投稿日: 2020.08.31
powered by ブクログ1巻から5巻まで読了 「このマンガがすごい」のランキングに入っていたので読んでみました 特に皇室に興味があるわけではなかったけれど 昭和天皇の幼少期から天皇へとなる過程とその時代を生きた人物や歴史背景を知ることが出来て大変興味深かったです 人物や役職、皇室用語、政治用語が難しく読めなかったり馴染みがなく最初は読むのに少し抵抗があったけど 徐々に慣れてくるとストーリーに引き込まれます 生まれたその日から天皇へとなる道しか許されないない、 家族とも離れ、大人に囲まれ、友達もいない、そんな孤独な人生が切ない。 人を思う心や草木を愛でる所などに昭和天皇のお人柄の良さや聡明さが窺い知れます 続巻が出るのが楽しみです
1投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ能條さんらしい、表情に引き込まれる感じ。 乃木さんが亡くなる間際に迪宮様が発した言葉が本当なら、卓越した洞察力と人間力を感じるなあ
1投稿日: 2019.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
幼少時のご養育掛足立タカとの話が丁寧に描かれていたのは好感を持った。けど、昭和天皇幼少期の私の大好きなエピソード…海に小石を投げ込んだのをみて魚がびっくりしないかと心配したり、タヌキを見せようと係の者が箱から出したら周りに変われている犬たちがいっせいに吠えたて、タヌキが恐れてぶるぶる震えているのを見てかわいそうだから早く巣に戻してやれと命じられたり、生来からの慈しみ優しさのある性格だという話が載ってなかったのがとても残念。乃木希典とのエピソードも火鉢に当たる迪宮に外で駆けたらあったかくなりますよと叱咤激励したり、継ぎの当たった服はちっとも恥ずかしくなんかないと質実剛健の精神を教えてくれたりと良い話なのに何故かこれも載ってないし…?(゜゜;)あと迪宮が学友たち皆が尊敬する人に明治天皇をあげる中、一人だけ源義経をあげる、理由は明治天皇の事はよく分からないが源義経のことならタカがよく教えてくれるから…と。この後乃木に何故明治天皇をあげなかったと叱られてしまうんだけど、要するに迪宮は周りの空気を読んで意見を変えたり大人の喜ぶような答えをしようとは考えなかったのですよね。あくまでも素直で率直。まあ、戦時中迪宮が民間人だったら真っ先に思想犯としてしょっぴかれそうな気がしますが(笑)人にお上手をいって自分を取り繕おうとしない率直さは後々帝位についても引き継がれてゆくのですね。
1投稿日: 2019.11.13
powered by ブクログ明日は終戦記念日韓国は光復節。終戦後マッカーサー元帥と昭和天皇会見で国民に責任はない全て私の責任であり私の一身はどのようになろうと構わないので援助をお願いしたいと。令和の新時代昭和を振り返ってみるのもいいかもとブックオフセールで購入しました。
1投稿日: 2019.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この方の漫画は、月下の棋士が好きでね… 人の狂気を描かせたら強いですよこの方。 タイトル通り昭和天皇の人生を幼少期から描いていくのだと思います。まだまだ序章といった感じ。続きも手に取りたいです。
2投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログ今まであまり知られてこなかった昭和天皇の生涯を描いた漫画。皇孫(明治天皇の孫)から始まるところが、時代を感じさせる。
1投稿日: 2019.05.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
テレビで面白いマンガだと紹介されていたので読んだ本。書店に置かれているのが以前から気になっていた本。昭和の歴史に詳しくなくても楽しめたマンガだった。このマンガを読んで、東宮御学問所のことを初めて知った。
1投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログ・この本は、私が知らなかった、昭和天皇のことがよく分かりました。次は平成天皇の本が出ればいいなと思います!とても面白かったです。 ・この本には、私があまり身近ではない昭和天皇の青春の日々が分かりやすくマンガ本になっていて、とても面白いです、ぜひ読んでみて下さい。 ・6年生の授業で戦争のことを学んでいるからです。1945年ラジオで降伏を伝えた昭和天皇について知りたいからです。
2投稿日: 2019.01.22
powered by ブクログどんどん先が読みたくなります。昭和32年生まれの私は、昭和天皇の若いころをイメージできない世代なので、どのエピソードも興味深い。
2投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ能條純一『昭和天皇物語 1』小学館。 現代の劇画作家の中でもトップの作画力を持つ能條純一が非常に難しく、デリケートなテーマに挑んだことに驚いた。天皇をはじめ、登場人物が見せる現代の日本人が忘れつつある誇り高く高潔で、極めて真っ直ぐな生き方が眩しい。 谷口ジローの傑作『坊っちゃんの時代』にも似た雰囲気で、明示、大正を舞台に天皇と関わる人びとが生き生きと描かれる。 昭和という日本が敗戦から復活を遂げた輝かしい時代が終わり、迎えた平成という時代は一瞬の幻、虚業と狂気にまみれた非常に危うい時代だったと思う。時代の移り変わりと共に天皇をはじめとする皇室も少しずつ変化を遂げてきたように思う。次に迎える時代はどんなものになるのだろうか。
6投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログ旦那が読んでいて私も読んでみた。 昭和天皇の幼少期からを描いた漫画。1巻は養育係の足立タカとの関係、明治天皇の崩御、そして、東郷平八郎を総裁とした高輪東宮御学問所でどのような教育を受けたか、その始まりまで。多くの知識や力のある大人たちが殿下を世界のどこにでても恥じることのないよう高い教養を身に着けさせていくか、苦悩している様子は興味深い。 歴史は得意ではないけど、これは面白いしわかりやすく私でもはまりそう。集めたい漫画になりそう。
1投稿日: 2018.09.20
powered by ブクログ★3.5の弱含み。 色々評価の分かれる人物であること間違いなく、今後どんな感じで表現されるか楽しみなところ。まぁ冒頭のシーンからどういう基本スタンスなのか想像はできなくもないですが。 しかしこの人物がマンガになるとは、時代は流れたということでしょうかね。
1投稿日: 2018.09.09
powered by ブクログ中村草田男の有名な句に「降る雪や 明治は遠くなりにけり」というものがある。大東亜戦争が終わり、マッカーサーに「命乞いに来たのでは無かった」と知る有名なエピソードを経て、時代を遡り迪宮殿下が数え5歳の時から物語は始まる。命の大切さを教えたタカが愛した迪宮親王は明治と命を共にした乃木希典、後の連合艦隊司令長官東郷平八郎、気骨の人杉浦重剛らもが畏れるほどの聡明さを見せる。途轍もない国際感覚を有していたと言われる昭和天皇激動の生涯が幕を開ける。ぶっちゃけ物凄く面白い。
1投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昭和天皇が天皇になるために周囲がどんな教育をしてきたか、迪宮がどのようにして天皇になるのかを描いた序章。 子供ながらに自分の名字がないことを気にして養育係の足立タカに竹山というハンコを作って打ち明けるシーンはなんとも言えない。 幼いながらに理知的な一面を持ち、周囲との違いを感じていたのか。天皇として生まれたと言えばそうだが、元を辿れば庶民と変わらぬ人間という生き物である。同じ人でも教育課程、環境で日本国を背負う人になる。 暮らしぶりを見れば当時の時代背景から庶民より恵まれてはいただろうが、この生き方は辛くもあるように私は思う。 今の天皇一家はこの本をどのように捉えるのだろうか。
1投稿日: 2018.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<目次> 省略 <内容> 昭和天皇裕仁のひととなり、生育にどんな人たちがどのように関わったのかが描かれている。出てくる人たちのさまざまな一言が、今後の伏線になっているだろうことを感じながら、読み終えた。
1投稿日: 2018.05.03
powered by ブクログ話は明治の幼少期から始まる。 時代を象徴する人物との関わり、天皇になる為の帝王教育などが興味深く、ひとりの人間としての心の葛藤や孤独が粛々と、熱く描かれています。 そして、この作品を描く作者の気合いが感じられグッときます。 まだまだ続きそうですが今後の展開に期待を込めてお薦めしたい1冊です。 (実行委員E)
1投稿日: 2018.04.06
powered by ブクログ半藤一利『昭和史』を原作として、『月下の棋士』の能條純一が描く昭和天皇の人間ドラマ。物語は敗戦直後の昭和天皇・マッカーサー第1回会見に始まり、昭和天皇(迪宮裕仁親王)の幼少時代へと遡る。時代は明治を経て大正を迎え、まさに社会意識・価値観の大きな転換点にあった。昭和天皇も、宮中、学習院、東宮御学問所において自由主義的息吹に触れながら、帝王学を始めとする諸学を吸収していく。『昭和史』が原作ということで、その後公刊された『昭和天皇実録』をどの程度反映しているかは不明だが、読み物としては面白そうだ。今後に期待したい。
0投稿日: 2018.02.12
powered by ブクログ敗戦直後のマッカーサーとの会見での昭和天皇の戦争責任に関する御言葉は別のドキュメンタリーで知っていたが、如何様にして「昭和天皇」という人物が生まれたか、明治大正の少年時代から大胆な解釈から物語が始まる。 「大元帥」として「象徴」として、また「人間」としてどのように生きたか最後まで見届けたい。 昭和が終わった1989年、そして平成が終わろうとしている2018年を生きている身として。
0投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログこの漫画を読むのは、南方熊楠との会見が描かれるのかどうかを見たいため。一巻目は,実は今上天皇の父上だと言うことを伺わせる聡明さに,驚かされる。
0投稿日: 2018.01.15マッカーサーの心をつかんだ日本人
戦前と戦後、両極端にあった日本の国家体制の中で昭和天皇は何を考えどのように行動したかを知りたくて購入しました。 原作者の半藤一利は夏目漱石の親戚で昭和史の研究者です。 昭和時代の本をいくつも出しているので、想像でなく文献から考えられる話が読めるだろうと期待大です。 1巻では明治・大正時代の話で昭和天皇も迪宮(みちのみや)という名の皇太子でした。 そのため、この時期の歴史上の出来事に直接かかわることなく、 主に学校でどんな授業を受けたのかが中心になっています。 まだ天皇ではないので漫画としては面白みに欠けます。 ただ、時代が昭和に入ると否が応でも表舞台に立つので、 2巻以降は必ず面白くなると考えています。 漫画を読んで苦労するというのはおかしいんですけど、 乃木希典、東郷平八郎、足立タカなど知っている人物もいれば知らない人物もたくさんいて、 人物把握をするのにてこずりました…。
0投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログ昭和天皇の生涯を描く。 物語のは、明治天皇崩御から始まります。平成の今と違って現人神だった天皇家という存在で、どんな幼少期を過ごしたのか。周囲の人間は、どんな風に接してきたのか。それが昭和天皇に、与えた影響とは。 とりあえず、即位してからの物語が楽しみです。太平洋戦争は避けて通れないですからね。どうして、戦争になってしまったのか。その時、何を思っていたのかです。
1投稿日: 2017.11.19
