「ブリジットジョーンズの日記」のファンタジー版・・・という解説文で敬遠してたのがもったいない本でした。続きも読むよ。

ごくごく普通の女の子が、「普通」であるがゆえに魔法を提供する会社にヘッドハンティング！そこで恋や仕事に頑張る話。というと、中身が薄そうですが、アーサー王伝説のマリーンが出てきたり、ライバル社を法律の線から追いつめたりとなかなか読み応えあります。しかし普通の厚みの文庫なのに、1000円越えの値段ってのは！レジの人が間違えたかと思った。

田舎から都会に出てみれば、宙に浮いてる妖精はいるし、教会の屋根にはガーゴイルが出没する。 そんな生活が１年続き、それがこの町の普通の姿だと思われる・・・だって誰もビックリしていないから。 それでもある日、疑うような出来事が！ 面白いです。

テキサス出身、ニューヨーク在住のケイティはごくごく普通、普通過ぎるくらい普通の女の子。会社での地位もパッとしないし男性からは“妹”扱い。しかも、他のニューヨーカーは驚きもしないような宙に浮いてる妖精やら教会の屋根に出没するガーゴイルにもいちいち驚いてしまう。そんな時、思いがけない転職話が舞い込んできて・・・？ ********************* これは良いファンタジーに出会えた！ ケイティが“ホントに普通”だからこそ、例の会社で活躍できる設定も面白いし、同時に、けして華やかとはいえない20代の彼女の悩みにも共感できる。（出来るあたり、自分を憂うべきかもしれないが・・・＾＾：） 魔法界に現代ビジネスを絡めてきたおかげで、より我々の日常に近くてリアル。これ、わざわざ“魔法版ブリジットジョーンズ”なんて言わない方がこの作品の価値が上がる気がしてならない。 ああ、それから！オーウェンのキュートさにはキュン死に！！（笑）早く続編が読みたいなぁ！ちなみに映像化しても面白そうな内容だけど、あんまりしてほしくないな〜。活字でひっそりと楽しみたいわ、これは。

ニューヨークの魔法使いシリーズ１作目。 帯に魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』というばっちりな紹介。 いや〜さらっと読めて、おもしろい。 これは拾い物かも。

主人公ケイティは26歳。テキサスからニューヨークへやってきた。ニューヨークは本当におかしな町。魔法版「ブリジット・ジョーンズの日記」と銘打ってある作品。 　まさに、そんな感じ。まるで、海外ドラマを見ている雰囲気で読めたので、海外ドラマ好きな自分にははまりました！恋の行方が気になるー 　Chick Lit（チックリット）：現代社会に生きる若い女性の自分探しをコミカルにあるいは、シニカルに描く小説の形式みたいです。 　普通が特殊になる、魔法の世界。色々なキャラクターも勢ぞろいです。

おもしろかったー。魔法は出てくるけど、普通のロマコメみたいに読める。ニューヨークには魔法使いや妖精がたくさんいて、彼らは魔法を使って自分たちが普通の人間に見えるようにしている（この設定がなんだか説得力ある）んだけれど、主人公ケイティは、魔法に免疫があるという珍しい体質でなので、歩いていても妖精とかが見えてしまう。で、その体質がある仕事に好都合だってので、魔法の会社にスカウトされて、っていう話。ケイティは田舎からでてきた冴えないOLで、友人たちとの共同生活とかブラインドデートとかの話も楽しくて。またケイティの性格がいいところも好感。最後の魔法対決みたいのはファンタジー苦手としてはなくてもいいなって感じだけれど、あれがないと終わらないし、まあ、ほんのちょっとだからいいか。続編も購入済み。ファンタジーは普段ぜんぜん読まないのだけれど、これは違和感なく楽しめました。そして、指輪物語とかアーサー王伝説にちょっぴり興味がわいてきたりも。

これはよかった！！何の変哲もない普通のＯＬが、普通な特徴をいかして、魔法の会社に入社するんですが、 ファンタジー好きにそそる設定と、ロマコメ好きにそそる展開がとてもぐっときます

仕事で疲れたり鬱になっている時に読むと、なんだか前向きな気持ちになって元気になります。(笑) 笑いもかなり私のツボでした。 「赤い靴の誘惑」という続編がでていますが、こっちもすごく面白かった…！ はやく続編が出ないか待ち遠しいです。

結構おもしろかった。ハリーポッターのおかげで、現代だけど、実は魔法がある世界、とゆーのは普通に確立してるけど、この話は主人公にはまったく魔法が効かない、とゆー設定。魔法を使えないのと同時に使われることもない、ゆえに魔法をありのままにみることができる。逆ではあるけど、どっちにしろ特別な存在ってことだよな。一応ものすっごい普通の女性ってことになってはいるが・・・。あんまり普通普通いわれるとな〜んだかな〜っと思ってもしまうけど、そーゆー設定だからな。魔法話への展開が話として遅いかなあっと思っていたら、どうもこれ一巻で終わるわけでなく、続きがあるらしい。なら、あのテンポでもよいのだろう。今後は彼女の恋の行方と魔法界の争いでダダダダッてな展開を予想。

うん、「魔法版『ブリジット・ジョーンズの日記』」とあるけど、その通り！NY恋煩いにとっては、ケイティが街を移動するたび、地下鉄の駅名や通りの名前、公園名がでるだけでシアワセです。

　ファンタジーというか、現代かなぁ？メインはあくまで、主人公の日常生活だから。 「トキメキを求める、ちょっと大人になっちゃった女性たちへ」って感じですかね。 　主人公の考えや選択に、「そうだよね〜」と一緒にほっこり吐息をもらしてしまう。 　共感できる。 　でも切なさもきゅんとする感じも、いくつになっても持ちたい。 　これぞかなりひいてる小説だと思う…。

おぉ、なんか平凡で彼氏ができない女性が魔法の会社に勤め出したとたんある意味モテだす話。オーウェンのてれっぷりがかわいいです。

テキサス出身のごくフツーのＯＬが、謎の会社にヘッドハンティングされ、世界を揺るがす一大事に巻き込まれることに。…浮世離れした連中に囲まれ、環境に適応しながらも、常識を失わない主人公が可笑しい。今後の恋の行方にも注目か？