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はてしない物語 上
はてしない物語 上
ミヒャエル・エンデ、上田真而子、佐藤真理子/岩波書店
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総合評価

141件)
4.4
74
37
18
0
1
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    小3の時、虫垂炎になって、担任の先生がお見舞いにくれた本。 当時は読み終わるのに必死だった記憶があるけど、今回は終わってほしくないと思いながら没頭してしまった。 今なら先生が大好きな本と教えてくれた意味がわかるな。

    0
    投稿日: 2025.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も読みかけては、中々読みきれなかった名作をようやく読むことができた。 表紙絵や扉絵を見ながら、ファンタージエンの世界に入って行った。アトレーユの冒険の旅は途方もなくて何をどう目指せば良いのかわからない。それでも導かれる道を信じて進む姿を祈るように見守った。幸の竜、フッフールが最高の相棒で頼もしかった。 たまに現実に戻る感じもリアルで良かった。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    上は長い長い導入。本が、本の中の登場人物が、現実に干渉してくることにものすごくロマンをかんじます。アトレーユとフッフールに好感がもてますね。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いじめっ子は追ってくるし土砂降りだし、冒頭から踏んだり蹴ったりのバスチアンにはすぐ感情移入してました。 逃げ込んだ書店でただならぬ雰囲気の本を見つけ、どうしても欲しくなるバスチアン。まさか持ってっちゃうとは思わなかったけど、これは下巻の回収がステキでした。 上巻は、アトレーユの冒険を見守るバスチアンがほほえましくて、どんどん本の世界にのめり込む姿もよかった。 結果、ホントにのめり込んでしまったバスチアン。「自分なら救える!」と本に入っていく過程は、とても好きな場面です。

    0
    投稿日: 2025.09.19
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    引き込まれる展開で、それでも理性を持って読んでいたのに上巻のラスト、あまりに胸熱の展開でした。 下巻を光の速さで取り出して読み出した私、間違ってないはず。

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    SNS で読んでいた方の投稿を見け気になったので読んでみました。 ミヒャエルエンデの作品はモモとこれで2作品目 タイトルのとおりはてしなく、これで上巻なの!と思わせるくらい壮大な物語 沢山の冒険も主人公の時間の進みかたもこれから下巻にどう繋がっていくのか、終わりがくるのか?気になることが沢山残るけれど、読みごたえもあり、没入出来る作品でした。 下巻も同時に購入したのでこれから読みます。

    8
    投稿日: 2025.06.02
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    岩波少年文庫を読んでみたくなり、 最初はミヒャエル・エンデの作品とはてしない物語にたどり着いた。 なんて豊かな想像力だろう。 読んでいるとどんなものか自分で想像していくのが楽しかった。 この本には、物語の世界と物語の読者がいる。 つまりこの本を読んでいると、似たような位置にいる自分が2人居ることになる。 私にとっても読書は良い現実逃避になる。 表紙や、扉絵がとても素敵で、はてしない物語の想像のヒントにもなる。

    1
    投稿日: 2025.04.28
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    壮大すぎる…! 何の予備知識もなく読んでみたけど、とても引き込まれました。自分が子ども時代に読んでたらもっとハマってただろうな。今大人になってから読むと、親目線で読んじゃって別の意味でハラハラしちゃう。 バスチアンが下巻でどうなっていくのかとても楽しみ。

    1
    投稿日: 2025.03.02
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    アトレーユは勇敢で大好きで応援したいのですが、どうしてもバスチアンがヘタレすぎて好きになれませんでした…。

    0
    投稿日: 2025.01.19
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    本作の冒頭で、主人公の少年・バスチアンが「はてしない物語」をじっと見つめたときの彼のつぶやきは、本が好きな人なら誰でも一度は感じたことがあると思う。こんなに夢中になれる世界が、両手に収まるサイズに綴じられた「本」のなかに広がっているなんてすごいことだ。 物語の舞台となるファンタジーエン国を救うために選ばれた少年・アトレーユが、国をおかす「虚無」の原因をつきとめるべく、勇気と誠実な心をもって冒険をする。不思議であふれるファンタジーエンの景色や生き物が生き生きと、正体不明の虚無がじわりと迫る恐怖とともに描かれ、それを読み手であるバスチアンを通して私たちも物語の世界を体験する。 物語の世界と読み手の世界が交互に語られ、導かれるようにして世界が重なっていく上巻ラストの描写がどきどきぞわぞわする。一刻も早く下巻が読みたい。

    0
    投稿日: 2024.12.05
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    「はてしない物語(上)」ミヒャエル・エンデ著・上田真而子・佐藤真理子訳、岩波少年文庫、2000.06.16 329p¥836C8397(2024.11.22読了)(2024.11.08借入)(2020.11.05/22刷) 「モモ」は読んだことがあるけれど、「はてしない物語」は読んでいなかったので、岩波少年文庫で読み始めました。 ファンタージェン国の物語です。ファンタージェン国は、虚無に浸食されて危機に陥っています。この国を治めている幼ごころの君も病で臥せっています。病の原因は、虚無のためのようです。 この国と女王の幼ごころの君を救えるものを探し出せるのは、アトレーユとのことです。アトレーユとは、『みなの息子』(75頁)という意味だそうです。アトレーユは探し出され、アウリンというメダルを授けられました。これを身に着けているものは、女王の代理を意味します。アトレーユの当てのない旅が続けられます。 救い主は、誰なのでしょうか? 下巻の楽しみです。 【目次】 (古本屋カール・コンラート・コレアンダー) Ⅰ ファンタージエン国の危機 Ⅱ アトレーユの使命 Ⅲ 太古の媼モーラ Ⅳ 群集者イグラムール Ⅴ 夫婦隠者 Ⅵ 三つの神秘の門 Ⅶ 静寂の声 Ⅷ 妖怪の国で Ⅸ 化け物の町 Ⅹ エルフェンバイン塔へ Ⅺ 女王幼ごころの君 Ⅻ さすらい山の古老 ●ファンタージェン国の地理の特殊性(269頁) ファンタージェンでは、陸や海、山や川が人間世界でのように固定した場所にあるのではない。だからたとえば、ファンタージェンの地図をつくることはまったく不可能なことだ。どの土地がどの土地に接しているかを確実にいうことはできないし、それどころか東西南北さえ、いる場所によって変化する。夏と冬、昼と夜は土地ごとに別の法則のもとに経巡っているので、焼けつくような砂漠から、隣接する北極の雪原にふみこむこともありうる。 ☆関連図書(既読) 「モモ」ミヒャエル・エンデ著・大島かおり訳、岩波書店、1976.09.24 「ミヒャエル・エンデ『モモ』」河合俊雄著、NHK出版、2020.08.01 (アマゾンより) バスチアンはあかがね色の本を読んでいた-ファンタージエン国は正体不明の〈虚無〉におかされ滅亡寸前。その国を救うには、人間界から子どもを連れてくるほかない。その子はあかがね色の本を読んでいる10歳の少年-ぼくのことだ! 叫んだとたんバスチアンは本の中にすいこまれ、この国の滅亡と再生を体験する。

    1
    投稿日: 2024.11.29
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    子供の時、姉が読んでいたけど分厚さにおじけ付き、結局憧れのまま終わっていた。大人になって初チャレンジ。後半怒涛の流れ! 文庫ではなく、あの本で読むべきだったかも。子供が読みたそうにしたら与えてあげたいなあ。

    0
    投稿日: 2024.11.09
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    下巻があるのはわかっていながらも、後半の終わりが見えて来た時に「あれ?もう物語終わりそうじゃない…?」と思ったら大間違い!!! なんと、一気にこの先どうなるのか!?という感じに急展開になってきたぞ!! まさに下巻が気になる「to be continued…」です!

    0
    投稿日: 2024.07.24
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    バスチアンは、本を盗んだ。その本「はてしない物語」が、自分を魅きつけて放そうとしなかったからだ。バスチアンは、学校の物置部屋に隠れ、本を読み始める。それは、ファンタージエン国の危機を救うために選ばれたアトレーユの冒険の話だった。バスチアンは、「はてしない物語」に没頭して胸を躍らせながらも、物語とそれを読んでいる自分が、奇妙にシンクロし始めていることに気づいていく。 「はてしない物語」の場面と、物置部屋でその物語を読んでいるバスチアンの場面が入れ替わりながら描かれていく。近くの塔の時計が打つ音でバスチアンは「現実」に引き戻されるのだけれど、読み手もそこで同じように「現実」に引き戻されている感覚になる。 その「現実」の場面で物語を読むバスチアンの心の動きが語られるから、すごくいい。本が大好きなバスチアンが、どのように物語を楽しんでいるのか、その様子が手に取るようにわかるから。アトレーユと自分の共通点を見つけて嬉しくなっていたり、彼の窮地で叫んだり、馬の死に泣いたり……。物語の登場人物たちに心を寄せながら読んでいるバスチアンの様子が面白い。同時に、物語を読むバスチアンの姿を自分が読んでいるという入れ子構造の奇妙な感覚にも浸れる。 本を読んでいるバスチアンの叫び声を、本の中の世界のアトレーユたちが聞いたのではないかと思わされるあたりから、「現実」と「物語」で二分されていた世界が融合し始める不思議がぐっと増して、すごく引き込まれた。そこからは、バスチアンとファンタージエン国の関係性についての「予感」が「確信」に変わっていく楽しさを存分に味わうことができた。 すごい世界観だなー。

    1
    投稿日: 2024.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「虚無」によって終末を迎えるファンタージェンの世界を救う方法を、少年アトレーユが探す物語。読者は読書好きな少年バスチアンと一緒に、アトレーユのその「はてしない物語」を、手に汗かきながら見守るのだ。 文庫版でも刊行は20年以上前で、今読むと訳が少し重いというか、児童文学にしては固い印象を受けるんだけど、それがまたファンタージェンの「特別さ」の味付けになっていて良いんだよね。 いやあ、好きだよフッフール!いつも陽気な、幸いの竜。アトレーユに恩義を感じ、途中で仲間になるフッフール。どうかこの物語の最後まで、無事でいて欲しい。

    0
    投稿日: 2024.07.16
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    恥ずかしながらこれをかの有名なネバー・エンディング・ストーリーとはつゆ知らず、あることをきっかけにミヒャエル・エンデの文章というものに興味をもったので手にとった本であったが、いまはこれを読まずにいたことに後悔し、読めたことを素晴らしく思う。しかしなんてところで終わるのだろう。早く続きを読みたい。

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    大きなハードカバーで読んで以来約30年振りに読んだが、ほとんど覚えていなかった。上下巻という区切り方としては最高だと思う。引き続きここからが本番となる下巻がとても楽しみ。

    3
    投稿日: 2024.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古典的ファンタジー作品 もちろん名前は知っていたし映画になったのも知っているけれど、ちゃんと読んだことはなかった。 読んでみて思ったのは文字通り実に古典的なファンタジーだなと言う感想(なんだそれ^^) と言うのも今ではいろんなところで出会う定番のモチーフが散りばめられていて、例えば、読者が本の中に入り込む展開や、知るものがいなくなると滅んでしまう(消えてしまう)存在や、行方も分からない冒険者を待ち受ける試練の数々など。 そう言ったモチーフがこの物語由来なのかどうか僕には知識がないけれど、そう言った意味で始まりの物語ではないかと思うのだ。 上巻はラストで見事なタイトル回収からいよいよバスチアンが本の世界に飛び込むところで終わっていて、下巻でどんな冒険がなされるのか期待が湧くね。 あと白い竜が出てきたところで、映画の予告編を思い出した^^

    0
    投稿日: 2024.05.02
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    映画から知っていた物語 モモを読み、つながりを感じて読み始めた。 映画とは違うと感じつつ、この物語に引き込まれていく。 欲するものの連鎖がおもしろい。自分の見栄や権威に偏っていく様がおもしろい。 欲しがることから与えることへの切り替わりで終幕へ向かうのがおもしろい。 バスチアンの成長がおもしろい。

    0
    投稿日: 2024.03.20
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    下巻も読み終えましたが、上と下で話の展開が大きく異なる。下のための上みたいな感がある。 当初映画化された内容が上だけでエンデさんが怒ったというのもうなづける。

    0
    投稿日: 2023.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大切なことが数えきれないほどたくさん詰まっている! ・私たちがファンタージエンは虚偽だと思うことで人間界も含めた2つの世界は救えなくなる。 ・人間は虚偽に支配されやすく、そのために生き物の命がむごい形で利用されてしまう。 ・虚無の吸引力はすごくて、狂って飛び込んでしまいたくなるけど、アトレイユは自分の足で一歩ずつゆっくり遠ざかる。 ・フッフールは幸福を信じて進むからこそたくさんのピンチを切り抜けられる。 ・善悪・美醜・自分が耐えられること耐えられないこと、すべて区別しない幼心の君の強さと美しさ。 ・自信がなくて重要なことに対して踏み出せないとしても、既にその渦中におり、逃げ出す道はない。 ・解決のためには、遠回りに見えるその道筋こそが必要で、唯一の方法。 ・憂いの沼でもひかりを持っていれば守られて、何も感じずにいられる。 ・憂いに飲み込まれて死ぬしかなくなってもなお、アルタクスはアトレイユを巻き込まず感謝して送り出す。 ・歌うからこそ伝わる言葉がある。 ・人狼が意地悪なのは、自分の世界がなくて、他の人にはあると思っているから。 ・はてしない物語が古老の手で はてしなくなった時の、ゾッとする感覚。 ……他にもまだまだたくさん。私の小さい手にはいっぱいで流れ落ちてしまって、受け取りきれていないほどの量だった。 できるだけ若いうちに読んでおきたい本だと思う。少しひねくれたり世界にがっかりしたりし始めながらも、柔軟な思考を持っているうちに。 でも、大人の今読めたことにも大きな意義がある気がする。今だってそういう素直な気持ちは自分の中からなくなったわけじゃない。人狼の話が特に印象的で、頭を殴られたような気分だった。 私も大人になってわかったつもりになって決めつけて、色んなことを見失っているんじゃないか。すべての常識が常識じゃないファンタージエンと私の生きている世界がもしも同じだとしたら、当たり前じゃないことを当たり前と思ってしまっていないか。 あるいは、モーラのようにすべては空虚の中の戯れで何もかもどうでもいいと言ってしまう時でも、本当はそう思っていないんじゃないか。 アトレイユ達のように突き進む力が自分にもあることを忘れてしまっているのではないか。 これからも繰り返し読みたい。 この世界観をより深く受け取るため、本物の『はてしない物語』と同じ装丁のものを手元に置いておきたいな!それでできれば孫の代まで受け継いでほしい。 まだ上巻だけだけど、既に自分にとって大切な物語になった。

    1
    投稿日: 2023.08.24
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    エンデの「モモ」を読んだ時、見えないものだけど大切なものを感じたんだけど、このはてしない物語も同じ。あるけどないもの、聴こえるけど、見えないもの、たくさんのそんなものに囲まれて、ファンタージェン国は出来ている。アトレーユの冒険で見事に、バスタチアンが本の世界に入ってきた。ワクワクドキドキが止まらないファンタジーの世界。バスタチアンとお父さんの関係ってきっとよくなるんだよね

    0
    投稿日: 2023.02.27
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    思わず拍手が出る これ、本当に、小学生の頃読みたかった。 ほんとに感動が桁違いだと思う。 けど出会えて良かったなぁ 長い!ってずっと思ってたけど、そうやってこのはてしない物語を一緒に旅できて良かった。 涙流しながら読む本って、なかなかないよ。 ハードカバーで読めは本気で正解

    3
    投稿日: 2023.02.22
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    2022.12.13 ネバーエンディングストーリーの原作。 面白いなー! 小学校高学年くらいで読んでみたかった。 きっと、今よりももっと本が好きになったと思う。 下巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2022.12.14
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    これが噂のネバーエンディングストーリーだったのかと。 本の世界にはいっていくのがほんとうに自然に感じた。

    0
    投稿日: 2022.11.20
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    ひとまず上巻を読了。 エンデの「モモ」が気に入ったので、手に取りました。 「ネバーエンディングストーリー」の原作とは全く気付かずに…途中で指摘されて知りました。 どこをとってもぱっとしない、いじめられっ子の少年バスチアンが内容も知らないままに心惹かれて手にした冒険小説。 やがて小説の中の冒険と、自分の世界がつながりー。 上巻では現実とファンタージエンが繋がるかどうか、というところまで。 単なる冒険ファンタジーではなく、様々な視点からの現代への風刺や問いかけが散りばめられた作品です。 虚無に飲み込まれそうな国、ファンタージエン。 その国を助けられるのは人の子であるが人間にとって、既にファンタージエンは「偽り」となっていた。 この設定が投げかけているメッセージをどう受け止めるか。 忙殺され、荒んだ心を、そっと和らげてくれます。 下巻でどのように展開するのか、楽しみです。

    3
    投稿日: 2022.11.02
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    ずっと昔、学生の頃に友達から借りて読んだ記憶。 ハードカバーの布張りの表紙 それが今、まさに読んでる物語に登場してきて、 とてもとても興奮した!!忘れられない記憶。

    0
    投稿日: 2022.10.06
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    映画が好きで、そこから本に入る。 映画では描ききれなかったストーリーや描写に引き込まれた。下巻を読むのが楽しみ。

    0
    投稿日: 2022.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「本を読んだ」という感覚をこれほど鮮明に覚えている本は他にない。 おそらく、これほどの厚みの本格的な本を読んだのが初めてだったのだろう。 本の中に入り込むという設定も相まって、今でもこの本を見かけると不思議な感覚を覚える。 しかも何故か父が、当時飼っていた犬の名前に本の中の主人公の名前「バスチアン・バルタザールブックス」を採用した。 映画のファルコンの姿など、いろいろな意味で忘れられない一冊。

    0
    投稿日: 2022.08.03
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    小学生の時に挫折した本をようやく半分読み終えた。当時は本の虫だったし,エンデのモモを読み終えた後だったからいけると思ったんだけど。小学四年生くらいだったかな?には流石に難しすぎるわ。対象も中学生って書いてあった。 内容もさることながら言葉の言い回しもなかなか。おかくれになるとか小学生わからないでしょ笑 いずれにせよようやく読めて嬉しかったわ。

    0
    投稿日: 2022.05.23
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    はてしない物語読んだ。これはすごい。物語についての物語であり読書についての読書であり人間についての人間であり冒険についての冒険でありフィクションについてのフィクションであり、本についての本であった。上も下もよかった。じつはこの少年文庫本でなくエンデの全集本で読んだ。色分けされた印刷。最高だ。

    1
    投稿日: 2022.04.08
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    物語は決してなくならない!泣 「人間てのはな、ぼうず、頭に描く考えで生きてるんだからよ」←そう思います

    0
    投稿日: 2022.03.26
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    なにが「はてしない」のか。 その答えが最後に明かされハッとする。 子供の頃映画が好きでよく観ていたけどストーリーをすっかり忘れてしまっていた。(登場人物や断片的なシーンの数々は記憶にあるけど、どんな話だったか問われると説明出来ない!) 読み進めていくと、ああ確かにそんな展開だった!と思い出し楽しくなる。 後編。バスチアンはファンタージエンを救うことが出きるのか。記憶まっさらなので楽しみである。

    0
    投稿日: 2021.12.17
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    読んだことがなかったので今更だけれど。 これ、本当に児童書なの?ファンタジーエンの世界観最高すぎでは。現実とファンタジーの境目が分からなくなってくるあたり、小さい子は理解できるのか…?所詮児童書と侮ることなかれ。むしろ大人の方が引き込まれるかも。下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.09.23
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    児童書でありながら、全く学生の時に触れてこなかったです。今読んでみると、簡単な様で複雑に構成を練られている話に翻弄され、惹き込まれてしまいました。児童書は大人が読んでも教訓が判る様になっていると思います。難しい翻訳の様な気もしますが日本の子供達が本の世界に入り込んで想像力を膨らませる事が出来る、夢が詰まった本です。 日本のベストセラー小説よりも役に立ちそうな感じです。

    0
    投稿日: 2021.09.18
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    冒険をしていく中で色んな人や動物に出会う お守りがあるから突き進むことが少年の強い気持ちもあったと信じたい 少し難しかったが面白かった

    0
    投稿日: 2021.09.15
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    言わずと知れた児童書の名著。 古書店で見かけたあかがね色に輝く本をどうしても読みたくなってしまった少年バスチアンは、店主に黙って思わず持ち帰ってしまう。 ほこりっぽい学校の倉庫に閉じこもって表紙を開くと、勇者アトレーユと幸いの竜フッフールに導かれ、彼自身も共にドキドキハラハラしながらめくるめく冒険の世界へと誘われてゆく。 虚無に脅かされるファンタージエン国の物語と、七枝燭台のろうそくの炎の灯りでそれを読み続けるバスチアンの現実とは、交互に切り替わり続けてやがて一つになりーー。 「本って閉じてあるとき、中で何が起こっているのだろうな?」 バスチアンと同じことを私も考えたことがある。 ページをめくればすぐそこに物語が広がっているから文字として読むことができる。 でも閉じてあるときには、いったいどうなっているのだろう? その世界はどこに消えてしまうのだろう? 私は書棚に並ぶ背表紙を見るのが大好きなのだけれど、それってそこに澄ました表情でおしとやかに整列している本たちが、実はどれほど豊かな性格を秘めているかをすでに知っているからなんだと、考えていて気づいた。 閉じられているその一冊一冊のうちに広がっている世界を想像することができるから。 本を閉じているときでも想像力は失われない。だから世界は変わらずそこに存在していると確信できる。 その想像力を育ててくれたのはやはり、かつて少女だった私が読んでいた数々の本なのだろうね。 通学路で歩きながら没頭したハリー・ポッター。最終巻で呆然とさせられたダレン・シャン。親に隠れてこそこそ集めたガールズ・イン・ラブ。この本は私たち子どもの味方だ!と初めて思わせてくれたチャーリーとチョコレート工場。 知らない世界へ連れて行ってくれたたくさんの物語が、ぶわっと思い出される。 私自身も「はてしない物語」を読みながら、バスチアンが読む「はてしない物語」で感じていることそのままを追体験するような、それはとても不思議な感覚だった。 終わりなき終わり。読みながら生まれる、はてしない物語。

    6
    投稿日: 2021.02.13
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    はじめて本でファンタジーというジャンルをちゃんと読みましたが、おもしろいと思いました。挿し絵があって、キャラクターの想像もしやすくていいです。読みやすい。読み手も物語に巻き込まれる感じが楽しいです。

    0
    投稿日: 2021.02.10
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    物語に没頭していたら、いつのまにか自分もその物語の中に組み込まれていっている…想像してみると、こわいなあ笑 ファンタジーと現実が正しく影響し合うことで、どちらの世界も豊かになっていた。けれど今は互いに破壊しあい、虚無が広がっている…現代社会に通ずるところがあるなと思う。この物語がどういう結末を迎えるのか、下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2020.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミヒャエル節炸裂。 どんな本も、読んでる以上、頭の中で自分が物語を体験する。この追体験を巧みに練り込んでくる。作中で、少年が本を読んでいるため、追体験の追体験まで発生する! 少年が要所で感想を述べることで、どう読取るべきかを補ってもくれる。児童書らしくて安心する。 児童書としては入組みすぎてる感があるんだけど、こどもたちの理解力を甘く見過ぎかなぁ。 下巻も楽しみ。

    4
    投稿日: 2019.10.15
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    現実と本の世界が徐々に一つになっていく様が本当に面白い。一つの通過儀礼でもあり、母親の死から立ち直るために必要な事だったに違いない。エンデがいかに子供の内面に秘めた強さに心惹かれていたかわかる一冊。

    0
    投稿日: 2019.05.12
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    この本は、子供の頃に読んでいないし、テーマ曲は何度も聴いているが映画も見ていない。 エンデは、一年ほど前に「モモ」を読んで久しく味わっていない不思議な気分になった。 いつか「はてしない物語」も読もうと思っていて、ようやくページを開くことに! 外国文学やファンタジーはなぜか避けてきたのだが、この物語には引きずり込まれた。 少し哲学的なところもあり、頭が凝り固まっているためか、いささか混沌としている。 ファンタージエンとは何だろうと考えてしまう。心?心を作るもの? あまり余計なことを考えずに、続きを読み進めることにしよう。

    13
    投稿日: 2019.03.15
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    原書はドイツ語で、1984年に刊行された。映画「ネバーエンディングストーリー」の原作といえばわかりやすいかもしれない。しかし映画となったものに原作者のエンデは不満で、裁判までおこして原作者たることを拒否しようとした。映画のヒットとは裏腹に、文学と映画の微妙な関係があったのだ。たしかに映画ではラストを、いじめられっ子だった少年が白い竜に乗っていじめっ子たちに復讐するというシーンにしていて、これは原作にはないものだしどう見ても筋違いの結末だ。とはいえ、監督はヴォルフガング・ペーターゼン、その後「Uボート」を撮ったドイツを代表する巨匠である。  物語は古本屋からはじまる。バスチアンという少年が入って来るが、店主は子供嫌い、追い出されそうになる。それでも本好きの少年は店主が読んでいた本に興味をそそられ、それをこっそり持ち出して、一晩読みふける。幼ごころの君がいるファンタ―ジエンという国が虚無に侵食されていて、それを救うために英雄アトレーユが呼ばれ、冒険の旅に出ると言うお話だ。ところが旅のはてに訪ねあてた老人は一心に本を書いている。   その本には古本屋が出て来てそこに少年が現れ・・・と書かれていくというところまで読み進めてバスチアンは、これはひょっとして自分の話なのではないかと思いはじめる。そればかりかこの国を虚無から救うには「ひとの子」が必要なんだと書かれている。こうしてバスチアンは物語の世界の入っていき自らその登場人物になって、また新たな物語が始まる。  本の世界では映画と違ってこうした現実世界とファンタジー世界との行ったり来たりがくりかえされていて、ドイツ語の原書ではその二つの世界の描写部分がそれぞれ緑と赤の印字で色分けして印刷されている。だが問題は、この少年がやがて現実に帰ってきたくなくなることだ。このあたりは現代のネットゲームにのめり込む若者の姿のようでもある。いかに彼が現実に帰ってくるか、そしてこの行ったり来たりにどういう意味があるのかは読んでのお楽しみ。  エンデは「遊びSpiel」の大切さを説いている。遊びによって現実が癒され、人間性が回復する。その無目的な遊びに浸ることが文化を作ってきたともいえる。現代社会はそれを忘れてしまったことで危機に陥ってしまったのかもしれない。だが一方で遊びが現実逃避になってしまうことも現代の問題でもある。大切なのは、この二つの世界の交流なのだろう。  ちなみにこの本の原題はDie unendliche Geschichteで、「終わりのない」物語と言う意味だが、また「エンデ(作者の名前でもある)」のない物語とも読める。ちょっとした言葉遊びだ。前作『モモ』の最後には「終わりEnde」と記されていたのが、この作のラストには「終わり」とは書かれていない。  また古本屋のシーンで始まるのも興味深い。ファンタ―ジエンの危機は読書の危機でもある。物語を読みふける少年がいなくなれば、せっかく冒険が満載された本も開かれることもなく古い本として死蔵されてしまうこととなる。この物語は、そんな現代の読書離れの傾向に対する読書啓発の本でもあったのかもしれない。店主のコレアンダー氏が子ども嫌いで、本に触れるなよと言うのは、この種の子どもにはなによりの本のススメとなっていたのではないだろうか。 所蔵状況:(全集本)本館3階東閲覧室(人文系) 948.78||En|| yori

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    投稿日: 2018.11.29
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    これも、早く読みたかったけど積読になってしまってた。RPG好きだし、そもそもファンタジーに対する興味は大きいはずなんだけど、何故か何となく後回しにしがちだったりする。純粋にエンタメとしての読書というより、微妙に文学性とか教養とかにひよったりするセコイ根性が問題なんですね、結局。そらそうと、これはやっぱりだいぶ素敵な物語。メタフィクションで、いよいよ現世と本の中が通じ合いそうなところで上巻が終わるけど、ここからの展開にも期待でワクワク。

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    投稿日: 2018.11.26
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    アトレーユ、バスチヤン、フッフール(ファルコン)──。自分はもう平凡なサラリーマンに落ち着いてしまったが、当時憧れた夢や記憶が蘇る。 今読み返すとありふれたファンタジーだとも感じる。時代が変わったのだ。きっと今の子供達に読んでもらっても自分たちほど入り込みはしないだろう。 本当にあるかもしれない自分が主人公の本の中の世界。魔法や怪物やお姫様。幼いころも大人になった今も心の栄養になる一冊。

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    投稿日: 2018.02.21
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    小学生の頃、手に取るたびにすぐ挫折して、結局ずっと読んだことがなかった本でしたが、読んでみたら面白くてびっくり。 さすが、児童書の定番。王道ファンタジー。 バスチアンの気持ちにもなれるし、アトレーユと一緒に冒険もできてどんどん物語に引き込まれていきました。 でも、何度も挫折しただけあって、大人になって読んでもよく理解できないところもチラホラあります。 このページ数と文章量でまだ上巻だし。これを子ども時代に読破できる子はほんとすごいなぁと思っちゃいました。 それ以上に魅力的な世界観と登場人物、先が気になって読む手が止まらなくなるストーリーで気にならなくなりますが。 下巻が楽しみです。

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    投稿日: 2017.06.04
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    「月の子(モンデンキント)! 今ゆきます!」…つい呟いてしまう、自分の中では現状打破のための最強の言葉。短いけれども力強い。作中、一番好きな台詞。

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    投稿日: 2016.07.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見た目が悪くみんなからばかにされている学校生活を送る主人公が、ある事情で不思議な本を手に入れて、さぼって読み耽り物語に組み込まれていく話。最初の本を手に入れなかった場合、店主があのまま主人公役になったのかがすこし気になりました。 いつ主人公が本の中に入るのかが次に気になり、アトレーユの物語も楽しめたのですがそわそわしながらページをめくりました。下巻はとうとう入り込んだ主人公が、世界を、物語を本格的に作っていくのかな。ちょっとはらはらしますが、楽しみです。

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    投稿日: 2016.05.31
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    最初読んだときは「なんてファンタジーなんだ!」「もっと人間の奥底深い話が読みたいんだ!」「子供だましか!」「ハリーポッターと変わらないじゃないか!」なんて思いながら読んでいた。 このファンタジーな感じ、懐かしかった。 子供の頃はハリーポッターやダレンシャンが大好きでファンタジーに胸を躍らせていたが、今はもっと人間の深層が知りたいなんて思ったりして「たかがファンタジー」と思っていた。 でも読み進むにつれてどんどん引き込まれていく。 年末、大掃除をしていてもファンタージエン国について考えてしまう。 「それで一体どうなるんだろう、早く続きが読みたい!」なんて思いあっというまに上巻を読み終えた。 今日から下巻を読む。 これが一体私の何に作用しているのかわからないがとりあえず、斬新で面白い構成なのでどのように終わるのか楽しみだ。

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    投稿日: 2016.01.01
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    きっと今後も語り継がれる名作。 ファンタジー作品への最初の入り口としては最適だと思う。 現実と物語の間を行き来できて、様々な生き物が出てきて、信じられない光景が目に浮かぶ様はまさに不思議な世界を冒険しているよう。

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    投稿日: 2015.11.08
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    物語をつむぐ力、それがあれば何も怖くないよ。 エンデは装丁にまで力を入れて、本の中に入ってしまう物語を作った。確かに、これは読書好きの人には宝物になる物語。読むという行為は、同時に生み出す行為。文字で書かれた物語を、自分で膨らませていく、その楽しさを知った人は、もう二度と離れられないだろう。 主人公バスチアンは、コンプレックスだらけで、いじめられていて、父とは少し距離ができている。ある日、古本屋で見つけた本を手に学校の物置に逃げ込む。もうどうしようもなくなって、というのはよくわかる。そのときに本があれば、それを読んでいるうちに、とにかく読んでいる間だけは物語に入り込めるので、次第に他のことはどうでもよくなるのだ。

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    投稿日: 2015.07.18
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    まさにTheファンタジーという作品。とりあえずすっかり内容を忘れてました。主人公の男の子がデブでトロい奴ということしか記憶に残ってなかったので、久しぶりに読んで新鮮な気分です。 物語の中の登場人物になる、なんて読書好きなら誰でも一度は憧れるシチュエーションです。 にも関わらずイマイチわくわく感が沸いてこないのは、バスチアンの性格のせいかもしれません。ただのダメな奴ならともかく、本を盗むという行為がひっかかるんですよね……偶然幸運にも手に入ったとかだったら良かったのになと思います。 いっそもっとご都合主義のファンタジーだったら楽しめたのに、変なとこでリアルなんですね。それもこのはてしない物語の持ち味なのかもしれないけど。

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    投稿日: 2014.09.10
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    懐かしく思って読んだら全然知ってなかった。 映画で途中まで見たのはどこだったのか。 なるほど。 という展開。 面白い。

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    投稿日: 2014.08.17
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    14年ぶりくらいに再読。やっぱり信じられないくらい面白い。読み出したら、止まらない。現実と物語の間の行き来が気持ちよすぎる。

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    投稿日: 2014.08.07
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    あー…好き。本当に好き過ぎて言葉が形にならないなれないほど好きです。数年ぶりなのでいろいろ再発見もあった。読み手が「本の世界にのめり込む(入り込む)」には登場人物(主人公)に感情移入し一緒に旅をしそれを分かち合うよう仕向ける言わば読み手が好む主人公(餌)が必要つまり アトレイユ (上)だけでは語れないのでまずは此処まで。

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    投稿日: 2014.07.02
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    映画「ネバー・エンディング・ストーリー」は この本とは全く別物だから! 本当の「はてしない物語」を読んで欲しい。 いや、マジで果てしなくて宇宙の果てまで連れて行って行かれそうになるよ...

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    投稿日: 2014.03.07
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    2014.3.3 ひな祭り 母の誕生日 pm10:15読了。頭がこんがらがってきた。何重構造?「果てしない物語」と少年バスチアンの物語が『果てしない物語』を構成しているということか。虚無、偽り、空想、創造。児童文学とは思えない。合理主義の現代に疑問を呈す。物語を物語としてしか見ない。もしかしたら別の世界があるんじゃないか、そんな風に本気で考えることはなくなった。成長したいと思っているけど、私の考える「成長」すなわち社会に出ても通用する力をつける、等々は同時に、「果てしない物語」の源を削ぎ落とすことをも意味しているのかもしれない。考えるほど、この物語に呑まれていく。とにかく下巻へ!

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    投稿日: 2014.03.03
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    もはや王道のファンタジー。 ファンタジーのお姫様や、怪物や、魔法の試練、そういうのが好きな人がまさに大好きな物語。 現実の人間が本の世界に飲み込まれるのは誰しもが自分で考えたことがあるかもしれない、まさにその妄想

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    投稿日: 2014.01.27
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    上司オススメの本。 村上春樹の 世界の終わりとハードボイルドワンダーランド が好き という話をしたら、世界観が似ているとのこと。 Amazonで取り寄せ中!

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    投稿日: 2014.01.11
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    主人公の男の子はちょっと冴えないけれど物語をつくるのが得意な男の子。 ある雨の降る日に、本屋で一冊の緋色の表紙の本に出会ったことから物語は動き出します。 本の中のファンタージエンのストーリーと、それを読んでいる男の子の世界がリンクして、読んでいる私も男の子と同じようにどきどきしました。 まるで彼と一緒に、授業をさぼって学校の薄暗い空き教室で、空腹と寒さを我慢して本のページをめくっているような。 下巻の冒険を楽しみにしながら上巻を読み終えました。

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    投稿日: 2014.01.03
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    文庫にて再読。 この本はどうしたってハードカバーで読むのが良いけれど、 携帯して読めるのはありがたい。 何度目かわからない再読だけれど、描写の美しさにいつも感動させられる。 訳者の日本語の技術を感じる。 上下巻の分割の仕方にも、配慮が感じられて好感が持てた。 (ハリー・ポッターの静山社にも見習ってほしい・・・・・・) モモもジム・ボタンもサーカス物語も大好きだけれど、 やはりエンデははてしない物語が最高だと思う。

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    投稿日: 2013.12.14
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    子供の頃観た映画は前半だけだった。現実では父子家庭でデブで冴えない少年が、不思議な本とであう。ファンタージェンを救う旅に出る勇者アトレーユと幸いの竜フッフール。彼らの冒険に息を飲み引き込まれるバスチアンは、やがて自分も物語の登場人物の一人だと知る。現実逃避としてファンタジーにのめり込む少年の純粋さとコンプレックスを描き、現実とファンタジーの二重に展開する構成だが、やがてそれがリンクしていく。

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    投稿日: 2013.07.22
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    全く違う時間軸のファンタジーと、物語の世界を垣間見る少年と、それを見守る我々読者、という構造が重層的で面白いな、と。そこが一番。そうして、ぐるぐると物語は周りながらどんな場所に着地するか、楽しみな本!

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    投稿日: 2013.06.11
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    「人間てのはな、ぼうず、頭に描く考えで生きているんだからよ。そしてこれはあやつれるんだな。」 「新しい始まりをつくることの出来るのは、人の子のみ」 単なる「本」が命、世界をもってバスチアンをそのファンタージエン世界の中に引き込んでいく。 その過程が実に素晴らしい。 仮想の世界がバスチアンの現実をどんどん呼び込み、取り入れてくる。 「物語と人間」という授業で読まされた記憶があるが、物語文章を読むのが苦手な自分はディスカッションで何も話せませんでした(汗)

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    投稿日: 2013.05.24
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    五円玉を目の前で揺らされながら「あなたはだんだん…」というあの催眠術に似ている。「こどものこころ、ファンタジー、夢見ることをわすれちゃだめ!」などという道徳、説教のお話ではない。物語の中に物語が含まれる。更にそれも物語に含まれる…。現実と本の中がモザイクになってすすみ、交錯するはてしない物語。 押し寄せてくる「虚無」に親近感がある人は多い。この親近感が、この物語をただのつくりばなしにさせず、最後まで引っ張るだろう。竜や小人や妖怪など、まさにファンタジー、つくりばなしなのに、虚無や、幼なごころの君の描写などはある種、怖いぐらいリアル。五円玉を目の前で揺らされながら「あなたはだんだん…」というあの催眠術に似ている。つまり、ファンタジーの王道ですよとおもわせる要素を放り込みながら、最初からずっと「あなたはだんだん…」とわからないようにボディーブローを受けているような……注意すべき催眠術師的作家、ミヒャエル・エンデ。

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    投稿日: 2013.05.22
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     ハードカバーも持っているけど、持ち歩きように購入。  大人になってから読んだけど、子供の頃に読みたかった。

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    投稿日: 2013.05.06
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    『モモ』を書いたミヒャエル・エンデの作品。 Never Ending Storyと聞いた方がピンとくるかも。 いじめられっこのバスチアンは いじめっこからのがれようと逃げ込んだ本屋で 一冊の本に出逢う。 そこには聞いたことも見たこともない国の 壮大な物語が描かれていた。 上巻はバスチアンと一緒にわたしたちも 手に汗にぎりながら物語を読んでいく。 最初こそ不思議で、(??)と思うような短編が続くと思うが すべてが繋がったとき、壮大なストーリーが始まる。 バスチアンと同じところで「おおっ!」と思ったり 「があーん」と思ったりするという 不思議なパラレルストーリー。 アトレーユがすごくかっこいい。 そして幼ごころの君がとても好き。 途中から夢中になって読みました。

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    投稿日: 2013.03.01
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    フィクションの無限の可能性を感じます。 ファンタジーの面白さ、想像することの楽しさ、大切さ、それから物語を読むことの素晴らしい興奮を教えてくれる凄い本。ほんとうに魔力を持っているとしか思えない。 たとえば自分の両親が、物心ついた自分に初めて贈ってくれた誕生日のプレゼントがこの本だったりしたら。 その子はきっと、非行や暴力に走ったりすることはなくて、その親がしてくれたのと同じように互いを思い合える家庭を、それからやさしさにあふれた世界を作っていけるに決まっている。 この時代にこそ読まれるべき本だと思う。 映画のリメイクしてくれないかな。

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    投稿日: 2013.02.06
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    勉強もスポーツもまるでだめお、友達にはいじめられてる、ちびでぶ少年バスチアン。病気で母を失って以来、父親も人生の抜け殻。盗んだ本を抱え、彼は学校の隅の、誰も来ない物置部屋で毛布にくるまり、その美しい革張りの表紙を開く。よりどころのない彼を誘う、1冊の本。 崩れゆく本の中の世界を、救えるのはぼくだ! ぼくしかいないんだよ! バスチアンが、読みながら本の世界に惹きつけられていく。惹きつけられる、は引きつけられるということだ。バスチアンは読者だ。今、この本を手にしているワタシ自身だ。 本の力。本の中でなら何にでもなれる。 限りなく魅力的で、禍々しくもある、その力。 小6の息子が借りてきた本を横取りして、一気読み。 前から読もう読もうと思ってはや20年以上が過ぎました…いまやっと!!! どんぴしゃり世代はやっぱヤングアダルト=中高生じゃないかなあ。 小学生だと、後半を味わうまで届かないかも。 中学生の私が読んでたら、完全にバスチアンと同化する自分を感じていたかもしれない。興奮して、打ちのめされて、そして。 大人の私は、見事な入れ子構造を味わいつつ、後半の作者のしかけも俯瞰して読むことができる。 これ、文庫ではなくできるなら、ハードカバーで読むべきだなあ!!! リマール聞きながらなら、前半(上巻)で。

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    投稿日: 2013.01.26
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    「あれ?私ってファンタジー苦手?」っていうくらい読みにくかった。 なんか世界に入りづらい。。。内容は面白いのになんでだろう。。 けど、ちょっと内容も難しくて深読みしてたら訳分からなくなって。。。。 そんな感じでダラダラ読んでたら結構時間かかった(笑) けど、後半一気に面白くなって一応読破。頑張って下巻に続く。

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    投稿日: 2012.12.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミヒャエル・エンデつながりで「モモ」の後に読んだ。読んでいる本の中に入るという設定がすごい!思わず物語の中に引きずり込まれた。映画「ネヴァー・エンディング・ストーリー」の原作。

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    投稿日: 2012.07.22
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    大好きな本。 単行本で赤い表紙に二色刷りの、物語の中に出てくるそのものな装丁の素敵な本がでていて、欲しい欲しいと思いながらも小学生の時に親に買ってもらったこちらの文庫があるので手が出ずに早5年ほど。

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    投稿日: 2012.07.17
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    多くの翻訳ものがそうであるように(もしくは児童文学であるからか)、本作の文体に慣れるのに苦労する。しかし慣れてしまえばどうということもなく読み進められる。 またファンタジーならではの世界観の認識にも慣れを要するが、そんなものは想像力の問題である。 デブでのろまなバスチアン少年が、古本屋から盗んできた不思議な本を、学校をサボって読む。 上巻ではその本の内容がメインであり、本の中の本を読む感覚だ。 余談だが、途中まで登場する国名である「ファンタージエン」を「ファンタジーエン」だと思っていた。先入観って恐ろしい。

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    投稿日: 2012.07.13
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    人生の希望を失いかけていた少年バスチアンに、物語の世界にいる「幼ごころの君」が、勇気ある少年アトレーユを介して、希望を与えようとしている。下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2012.07.12
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    すごくよかった! 後半になるにつれて、自然に物語と重なってゆくのには本当にすごいと思った。登場人物も児童文学っぽくかわいい! 世界観もすき! ファンタージエン行ってみたい!

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    投稿日: 2012.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。何度も読んでるけど、最後に読んだのは子供が生まれる前。 今回文庫本を購入。文字が緑と赤に分かれていないのがちょっと不満。子供たちにも読ませるつもりなので、ハードカバーでもよかったなあ。 昔は、バスチアンと月の子が出会うとこまでが好きだったけど、今読むと後半のほうが深い。 前半は、「夢を失うと物語は生まれない」という、単純なメッセージが比較的受け止めやすかったし、映画を先に見ていたから、ストーリーが追いやすかったのもある。 一方後半は、「空想ばかりで現実に目を向けないと、人として大切な価値をなくして、最終的に生きていけなくなる」という示唆がある。仮想空間に作った自分のアイデンティティと、本当の自分の区別が付かなくなって、現実の人と付き合えなくなってしまうネット社会の現代人を予見してるみたいで今読むと考えさせられる。アウリンの蛇が表すように、2つの世界のバランスが大事、ということ。授業無視して小説読むのに夢中になってると、やっぱり将来ダメになる、っていうことだったのかも。気づくのが遅すぎた(汗)。 それにしても、アトレーユはかっこいいですな。

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    投稿日: 2012.05.31
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    後半になるにつれて、だんだんと不思議な気持ちで満たされていくのを感じた。 自分が今までに読んだことの内容なタイプの物語で、下巻も楽しみである。

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    投稿日: 2012.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子どものころ見た映画の原作が気になって ようやく読めた。 これは、ファンタジー好きなら読むべき傑作ですね。 これの前ではハリーポッターなんか ファンタジーでも何でもないって感じ。

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    投稿日: 2012.05.08
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    いじめられっ子バスチアンが、学校をサボって読んでいた本の中に入り込むというファンタージー物語。欲望が次々に満たされていく主人公は、現実世界に戻れるのか。想像力を軽視する現代社会への批判と、読書へのオマージュの書。

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    投稿日: 2012.01.17
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    久しぶりに壮大なファンタジーを読んだ。純粋に、物語の中に入り込めた。 ここからなにかを深読みしよう、とするのはおこがましいかな。でも気づきはある。心に刺さるような。 印象に残った文章…モンデンキントが言った「瞬間は永遠です。」

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    投稿日: 2012.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすがはミヒャエル・エンデ。 『モモ』でも感じたけど、児童文学の域を超えている。 本の中の世界ファンタジーエンが、虚無に侵され危機におちいる。この世界を救うには・・・。 終わることのない物語をつくるために、2通りの手法が試みられているけど、そういう次元ではなくて『はてしない物語』だと感じさせてくれる。 創造力・ファンタジーのなんたるか、教育に関する視点、永劫回帰のとらえ方などどれも奥が深い。

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    投稿日: 2012.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻は、『はてしない物語』という本の中の主人公・アトレーユの冒険の話を読んでいる主人公・バスチアンという構成。 この作りが非常にうまい。 バスチアンが徐々に本の中に引き込まれていく様子がよく伝わってきます。 本の中の世界・ファンタージアに広がる「虚無」を食い止める方法を探すというのがアトレーユの目的。 この「虚無」というのが非常に恐ろしい。 「虚無」とは何もなくて、何もないから闇でもないし、触れもしない。そこに入ると何もなくなってしまうけど、痛みも何もない。だって何もないから。。。 上巻の終盤でアトレーユは役目を終えて、文字通り退場。 下巻の最後にハッピーエンドで再登場することを願っています。 まだ上巻なのでよく読み取れないけど、この「虚無」は人間が想像や幻想を失っているから広がっているように思える。 これが『モモ』と同じく、ミヒャエル・エンデの風刺なのかな。 しかし、ファンタジーの描写をイメージするのは難しい。 こんなんだから「虚無」が広がっていくんですかね。。。

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    投稿日: 2011.10.31
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    子供のころ読みたかった。大人でも夢中で読めた。 ファンタジーの王道が詰まってて、懐かしい気分になります。 しかも、作中の本に入っていくなんて設定、胸が熱くなるな〜 下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2011.10.31
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    そうか…本の中に登場する人物は、本の中の世界しか知らないんだ。いじめられっ子のバスチアンが、現実からの逃避と、運命を感じた本との出会いで、強くなっていく。いや、彼の強さはもともとあったものなんだと思う。そして、なぜこの物語のタイトルが「はてしない物語」なのかが、だんだんわかってくる展開にどきどき。いま下巻読み読み中。楽しみ。

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    投稿日: 2011.10.27
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    ミヒャエル・エンデの傑作ファンタジーの文庫版の上巻。主人公のバスチアンが「はてしない物語」をみつけて盗み読みふけっている部分。下巻ではファンタージエンの国へとバスチアンが入り込んでいく。この上巻ではバスチアンの卑屈な部分などがえがかれている。ファンタージエンではアトレーユが活躍中。

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    投稿日: 2011.07.27
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    本好きの少年が悪ガキたちに追いかけられてたまたま飛び込んだ書店で手に取った本は...という書き出しで始まる本好きの人にはおすすめの童話です。ネバーエンディングストーリーという名前で映画化されましたが、映画とはまた別の意味で面白い本でした。

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    投稿日: 2011.07.08
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    映画化もされたエンデの名作。本を読む少年とその本の内容と、二重の構造になっています。永遠のファンタジーですね。 確固とした夢の世界が無いために、人間は戦争をはじめるという論理。揺さぶられました。虚言・妄想がファンタージェンの国(確かな夢の国)を滅亡へ向かわせ、さらにそのことが人間世界の退廃にも影響を及ぼすという悪循環。真っ当な夢・空想を失うと、想像力が妄想や虚言の方面へ助長し、その逆もまたしかりという話。太い芯の通ったファンタジー小説。

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    投稿日: 2011.07.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだ期間*2011年1月20日~2月14日 “表紙はあかがね色の絹で、動かすとほのかに光った。パラパラとページをくってみると、なかは二色刷りになっていた。さし絵はないようだが、各章の始めにきれいな大きい飾り文字があった。表紙をもう一度よく眺めてみると、二匹の蛇が描かれているのに気がついた。一匹は明るく、一匹は暗く描かれ、それぞれ相手の尾を咬んで、楕円につながっている。そしてその円の中に、一風変わった飾り文字で題名が記されていた。 はてしない物語”

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    投稿日: 2011.01.21
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    ミヒャエル・エンデのはてしない物語 映画、ネバーエンディングストーリーの原作です。 本が大好きないじめられっ子の少年が、本を読んでいるうちに、本の世界に引き込まれていき、本の主人公になり・・ 上巻では映画のストーリーそのままの世界が広がります。 主人公がぽっちゃりタイプなのが違うかな 下巻では映画であらわされなかった新事実が・・・ってことになります。

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    投稿日: 2010.10.26
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    おもしろーい!おもしろーい!(≧∇≦) 映画は断片的に覚えてるんですが 本はもう全く記憶になかったから読んでみました。 やばいな〜やっぱりエンデ好きだわ‥! アトレーユってお姫様の名前かと思ってました(笑) 竜がフッフールじゃなくてファルコンだったような気がしたんだけど‥? アトレーユってみどりかったっけ〜? なつかしいなぁ!! なんで「はてしない」物語なのかとか アトレーユの冒険は何のためだったのかとか ファンタージェンの国がどういうものなのかとか 面白いな〜!! ただ人間界とファンタージェンの関係とか、虚偽とかまやかしとかその辺があんまりよく理解できなかったので また読み返そう^^; 出てくるキャラクターがかわいいな〜 色々ないきものがいて楽しい! 本の中に自分が出てきたらビビるどころじゃないけど、 いくつのわたしだったら本の中に入れたかなぁとか 割とさめたこどもだったから 小さいときでも助けに行けなかったかな(笑) 明日にでも下巻読みたいなー モモも読みたい^〇^

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    投稿日: 2010.05.31
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    小学生の頃、夢中になって読みふけった本。文字を追うというよりも、次から次へ景色が目の前に現れるような感覚で、自分もすっかり物語の中に引き込まれていました。まさに自分が手にしているのと同じ、「あかがね色で布張り、中央に尾をくわえた蛇の紋章が捺されている『はてしない物語』という本」がストーリーの中に登場し、物語の中心となっていくことに、とてもドキドキしたことを覚えています。ただの本なのだけれど、その凝った装丁やずっしりとした本の重みもあって、当時の自分にとっては、本棚の一番いいスペースに大事にしまっておきたい、宝物のような一冊でした。

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    投稿日: 2010.04.01
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    これは小学生のころに読んでいたら、きっとページをめくるのが楽しかったなーと思いました。。。ハードカバーで読んでいたらさらに感動もひとしおだったろうなと。最初はあまり面白くない話で名作???と思ってたけど、上巻最後になってやっと物語に入っていけたような気がします。

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    投稿日: 2009.07.02
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    読み終わって1年ほどで映画化されたような…? ファルコンの、目のパッチリ感やひげの雰囲気が イメージしてたものとかなり近くて嬉しかったのを思い出す。 いまやどのエピソードが好きだったのか 具体的には思い出せないほど読み返していませんが 「虚無」という和訳にいたく感激したことははっきりと覚えています。

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    投稿日: 2009.06.14
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    小学校の時に仲のよかった子が、毎日分厚い本を広げて読んでた。私もいつか読みたいなと思ったまま忘れていたけど、本屋さんで出会って購入!この年になっても物語に入っていけて良かったけど、小学校の時に読んでいればもっとわくわくした気がする。早く下巻が読みたい

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    投稿日: 2008.12.18
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    読めば読むほど引き込まれる。ただ、俺は主人公であるアトレーユに感情移入しているのか、それともアトレーユに感情移入しているバスチアンにどんどん感情移入していたのか。どっちだったんだろう? 目標はバスチアンなんだけど、実際はアトレーユだったのかなぁ。

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    投稿日: 2008.08.04
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    これは、一番つまらないといってもいい。 図書館で借りたせいか、ボロボロだったのも一因 だったのかもしれないが、つまらない。 これはいえる、本当に果てしないので気をつけた方がいい。 まぁ、読む価値はあるだろう。

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    投稿日: 2008.07.06
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    ファンタジーの名著。 大人になってから読み直すと、けっこう見方が変わりますな、この本。 映画のイメージで、どうしても幸いの竜フッフールが、マズルの長いマルチーズになってしまうんだけど、東洋の「竜(龍)」の姿なんだよね、フッフールって。

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    投稿日: 2008.05.28
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    上下巻2冊に分かれて版形も小さくなってしまったようなのが少し残念なのを差し引いて★4つ 手に取ったときの重さ、装丁までもが物語の一部となっている見事な一冊だ。

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    投稿日: 2008.05.03
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    エンデの大傑作!こんな話がある事に鳥肌が立った。 本好きならば、アンティークな本屋で見つけた気になる本を授業さぼって学校の倉庫で読んだりしたくなるのだ。 もぅアトレーユは永遠のヒーローだよね!!

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    投稿日: 2007.12.27
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    序盤はなかなか読み進められなかったけど、はまっちゃえばどんどん読めます。でも小さい頃に読んだときのほうが、わくわくしてたなあ。

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    投稿日: 2007.12.03