Reader Store
暗黒館の殺人(四)
暗黒館の殺人(四)
綾辻行人/講談社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

221件)
4.2
85
78
31
7
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    推理小説というと少し肩透かし、しかし館シリーズに愛着がある人は必読。まさにエピソードゼロ。 暗黒館の方々に愛着が湧いてしまい謎の寂しさが。 ここまできたらダリアの祝福を信じてしまっている自分(憑かれているのかも) ・ダブルどころかトリプルミスリード ・噴火やら原爆やらヒントは出ていたが深く考えなかった ・征順がやたら建築に詳しかった ・コナンが利吉を轢いたんだと思ってた ・一郎と慎太が熱い(ダブルミーニング) ・一巻の雑貨屋の店主の特徴は覚えていたので道理で!と震えた ・玄児(ホンモノ)キチガイ過ぎる ・ヴァンダインです。より震えた。妻の名前が出た時点でアレ?と思ったらもう遅い。やられました。 ・中村青司はキチガイイメージだったのでこれは良い裏切り ・現代版暗黒館は惑いの檻が室内に入ったことでより怖すぎる ・二人で練習していたシューベルトのピアノソナタ20番第二楽章がこの雰囲気にぴったり。とはいえこの黒塗りの館で聴いたら絶対恐い。 ・現代版惑いの檻は玄遙ではなく柳士郎だったり? ・鬼丸生きてたら嬉しい。清くんは… ・現代版暗黒館の医師は忠教(ホンモノ)かと。生きてたら現当主だろって? そこは色々秘密にしなくてはいけないルールですから征順さんのが好都合なんでしょう。知らんけど。

    0
    投稿日: 2025.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    えぇっ?!てなることが何度あったことか… え、君コナンじゃないの?!え、君忠教じゃないの?!え、コナン君どこにいるの?! あれ、なんか違う設定じゃなかったっけ?って違和感を持つことはありましたが、気にしてなかった… 中村青司、ずっと存在だけは他の館シリーズで出てきていたからこの暗黒館でもそれだけかと思っていました。まさかここが原点だったなんて。 中村青司ってどんな変な人なんだろうと思っていましたが、中也くんは結構普通でした。 ダリアの肉を食べたんだから、今後どこかで生きて出てくる時が来るのかな。とても楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始める前は最後まで読めるか心配だったけど…そんな心配いらないくらい続きが気になりすぎて思ったよりも早く読み終わった。 今まで以上におどろおどろしくて雰囲気満載な館だった。もはやホラー。住んでる人達も一癖も二癖もあって…。でもこのいかにも何か起こりそうな雰囲気がたまらない。 今回ほど真相を焦らされてヤキモキした回はない。中也じゃないけど何回「またお預けですか」と思ったことか! 館シリーズをずっと読んできた人にはたまらない小ネタも沢山。そして中也の正体が分かった時の衝撃と言ったら…!征順から彼はダリアの祝福を受けているって言われた時も鳥肌もの。中村青司はもっと偏屈な人だと思ってたよ。 この大作を読み終わってしまって、今読める館シリーズの終わりが見えてきたのが少し寂しい…。大事に読もう。

    0
    投稿日: 2025.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「この一文に出会うために、この作品を読んできた!」って3回叫んだ作品でした。好みは分かれるだろうけど、さすが著者本人が「偏愛している自作」というだけあるなあと思った。

    0
    投稿日: 2025.11.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長すぎる。それでも、読めてしまった。それはひとえにシリーズとしての面白さ、そして「暗黒館」という舞台にのめり込まされたためだろう。 一から読み進めてきたこの三週間、暗黒館に取り憑かれていたと言っても過言ではない。

    0
    投稿日: 2025.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ7作目。8年前にびっくり館を読んで、未読は本作のみ。執筆中の双子館と繋がりがあるというのも聞いてようやく手に取りましたが、もっと早く読むべきでした。過去作の懐かしさはありつつも、シリーズの中では一線を画す内容でした。語り手を含めて登場人物が謎だらけであり、そして館の存在意義が大きく異なることに気が付きます。シリーズはまだ完成していませんが、綾辻行人の集大成というべき作品です。

    1
    投稿日: 2025.11.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    素晴らしかった❢ そしてこの小説を読み切った自分を褒めたい、と思ったのは宮部みゆきさんの「ソロモンの偽証」以来。 ありきたりになるかもだけど騙されたし予想外だったし、何より最後にちゃんと鹿谷さんが出てきて良かった❢ ブク友さんから聞いていた、なるほど、角島と十角館から繋がる、ってこういう事だったんてすね。

    66
    投稿日: 2025.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ、7館目。 綾辻行人さんが偏愛されている今作。 シリーズを読み進めるにあたり、今作が最大の難所だと思っていました! なにせ、全4巻、文庫でなんと2200ページ越えの大巨編なのです…! makiさんに背中を押して頂いたり(その節はありがとうございました!)、館シリーズを読まれている方々が続々と今作を読了されているのを拝見したりして、私自身、年内にはシリーズを読み終えたいという気持ちもあり、ようやく手に取った。 今月下旬には好きな作家さんたちの新刊が発売されるので、それまでには読むぞ!!!という気持ちで挑んだけれど、遅読の私にしては割と早く読了できました! 10月の終わり頃は結局「小説現代」を読んでいたので…2週間くらい? 読了まで20日から1ヶ月くらいかかるかなぁと思っていたので、我ながらびっくり! 前置きがとっても長くなりました( ..)՞ 以下あらすじです。 当主の息子・玄児に招かれ「暗黒館」に足を踏み入れた大学生・中也は、数々の謎めいた出来事に遭遇し…。 建物の外装ほとんどすべてが光沢のない暗黒色で塗り潰されている館、暗黒館。 もし招待されたとしても、入るのはちょっと躊躇うかも。笑 ここまでシリーズを読んできた読者へのファンサービスかのような数々の仕掛けに、めちゃくちゃテンションが上がった! その事柄について、解説でリアルタイムに答え合わせをできたのが、嬉しかった♡ 一族については、知れば知るほど不気味だし、気持ち悪いし…でも、その不快感を遥かに上回る数々の展開、構成の巧みさに圧倒された。 4巻もあるから疑問に思ったことを忘れそうだな、と思ってメモを取りつつ挑んだのですが、所々感じていた違和感の意味はきちんと解消されたし、謎も全て回収されたし、もう本当にすごいとしか言いようがない。 まさに、シリーズの集大成!!! これは、シリーズを一から読み返したくなりますね。 長かったけれど、飛ばさずに読んで本当によかった!!! 今ならどんなに分厚い作品でも読めそうな気がする!← ちなみに、毎度のことながら、真相はこれっぽっちも見抜けなかったし、シリーズ読者だからこそ、見抜けない気もした。 個人的にはあの男の活躍が見たかった気も…( 'ᵕ' ; )笑 《シリーズ好きな順》 ①十角館 ②時計館 ③暗黒館④迷路館 ⑤黒猫館⑥水車館 ⑦人形館 ✎︎____________ 忘れたつもりでいても、実は忘れてはいない。時とともに薄れたり消えたりするようでいて、実のところは薄れも消えもせず、しっかりと心のどこかに残っている。何かの弾みでそれが、恐ろしいほどの鮮明さで眼前に浮かび上がってくることもある。少なくとも私の経験においては、記憶とはそういう厄介なものだ(pp.222~223)

    64
    投稿日: 2025.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ第7弾 4巻目 (全4巻) 読み切りました。長さに読むことを躊躇してたのですが、、、読んで良かった〜。まさに集大成! 一気に謎が解けていく、爽快感。 ページをめくる手が止まらない、没入感。 最後の最後までは見せない事への、焦燥感。 そして何より、図書館で借りていたので、手元に1巻から3巻までがないという、絶望感。 あぁ〜 読み返したい!確認したい!なんてこったい! ここから、全てが始まるのかぁ~。 余韻に満足感です。

    88
    投稿日: 2025.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ7作目の4巻。ついに最終巻。 いやぁ、長かった。。けど、4巻目はあっという間だった。これまでの事件や謎の解決編にあたるわけだけど、落とし所がさすが。長大な物語を一気に収束させた印象。 このシリーズの醍醐味とも言える、どんでん返しの展開に驚愕…。 真相が明らかになる衝撃とともに、えっ?何?と一瞬、自分の立ち位置を見失う、ふわっとした浮遊感、そしてガラガラーっと崩れ落ちるこれまでの関係性。この虚無感が堪らない。ラストはゴシックホラーからファンタジー的な感じへと趣向が変わり、終わりの見えない呪縛を背負う一族の哀愁が漂う。なんとも言えない深い余韻を残した。 暗黒館は館シリーズ総決算的なエピソードの連続で、これまでの館を思い出すととても感慨深い。 4巻通して読めて、なかなかの達成感。これなら京極先生の鈍器本も怖くない!? …いや、やっぱり怖い(汗)

    46
    投稿日: 2025.10.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まずはこの長編作品を読み終えた自分を讃える。2,000頁近くめくり、散らかされた玩具が片付けられていく。全然登場しねぇじゃねぇか!!苛立ちと憂鬱がないまぜの私を綾辻行人の叙述トリックが解消していく。あぁ、なんだかまだ伏線を残している気がしてならない。勝手にまた霧の中に入っていこうとする自分がいる。余韻を味わっている。

    1
    投稿日: 2025.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全四巻、並べるとその本の厚みに圧倒されるけど、最初から最後までずっと面白かった。おどろおどろしい雰囲気がずっと漂っていて、座敷牢や妖しい宴、ややこしい家系図、異形の美人双子姉妹、、など本格ミステリ好きにはたまらないエッセンスがてんこもり。 ここまでの館の集大成という感じで、いろんな小ネタが仕込まれているのも嬉しい。

    11
    投稿日: 2025.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    長かった……!!とにかく怖かったので早く読み終わりたいと思いながら読んでいた。これまで読んできた小説の中で一番長い作品だった。 肝心の犯人については特にトリックとかはなかったし、動機が精神異常由来のものだったので少しがっかり感があった。が、まあそういうこともあるかなと思った。 江南がこれまでの館シリーズに出てきた「かわみなみ」ではなく、ただの「えなん」だったという叙述トリックについて、綾辻行人ほんとこういうの好きだし上手いなと思った。さらに「中也」が中村青司だったというのも驚いた。全然考えてなかった。 この作品は犯罪のトリックというよりは江南が実は二人いるってところが重視された文章だったなと思う。浦登家の悪魔崇拝的な儀式の謎、それが行われるに至った背景などの描写も入念だったように感じる。 ”視点”がコナンだったことは驚きというかそういうのアリなんだ、と思った。推理+幻想小説と帯で銘打たれていたが、かなり幻想小説よりの作品だったなと思う。

    1
    投稿日: 2025.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    完走!面白いっ!大満足!微妙なニュアンスの違いですが、騙されたというよりはやられたぁ!って感じ。 これほどの長編にも関わらず、飽きさせない著者の技量と根気に脱帽です。ここが始まりの館だったのか。

    69
    投稿日: 2025.09.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全4巻。超骨太だった笑 本格ミステリーなんだけど、「館シリーズ」のなかで最も幻想的なテイストが濃い作品。 特に謎の核心部分に迫っていく後半はページをめくる手が止まらず、ほぼ一気読み。 読み切るのも内容を理解するのも、一筋縄ではいかないかも笑 でも、圧倒的に濃密な読書体験ができること間違いないです。 覚悟がある方は、ぜひ。 『暗黒館の殺人』 綾辻行人

    1
    投稿日: 2025.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    またまた驚かされました笑 また1行にひっくり返されました〜! 3巻までは状況に対する比喩的表現を捉えるのに苦労しましたが、4巻からの衝撃で3巻までの退屈さが消滅しました。 しかしながら、コナン君の33年前の出来事を視点という形で夢で見てきたというのは… うーん…これまでの館シリーズとは違うラストですが、ファンタジーに向かってしまえば、なんでもアリになっちゃうので、この先の展開はまだ分かりませんが、ある意味禁じ手だよなぁと。

    1
    投稿日: 2025.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     著者畢生の大作と呼ぶに相応しい作品。その長大なボリュームからずっと二の足を踏んでいましたが、今夏、己への課題図書として挑戦を決意した次第。  炎昼の凄まじき暑熱の中、自転車で山向こうの図書館迄借りに行った甲斐は有りました。本作を読まずして綾辻行人は語れないでしょう。少なくともこれまでに自分が読んだ作品の中では最も綾辻行人らしい作品であると断言できます。著者自身、あとがきで自分好みと形容するのも頷ける。  『十角館の殺人』から始まる本格ミステリの系譜を踏襲しつつ、『緋色の囁き』他の作品に見られた妖しい作風も感じられます。その意味では『霧越邸殺人事件』が最も近しいと言えましょうか。個人的に特に気に入っている作品です。  著者のミステリ観とでも言いましょうか、文学とか小説とか、汎い眼でミステリと云う枠組そのものを観た時、其れを綾辻行人がどう捉えているのか、顕著に表れた作品かと。  曰く畸形の文学と。著者が何処かで作中人物の台詞を借りてミステリをそのように形容していた覚えが有ります。和洋折衷の擬洋館と其処に住まう(それが心身の何れにせよ)畸形の人々。暗黒館とは綾辻行人一流のミステリ観をそのまま世界観として昇華した舞台なのではないでしょうか。

    9
    投稿日: 2025.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読む前はあまりのボリュームに二の足を踏みましたが、館シリーズの中でも人気の作品と聞いて意を決してチャレンジしました。 結果は、人気も納得の作品で、「読んで良かったな」という圧倒的満足感があります。 館シリーズは怖めな作品も多く、夜中に読んで後悔することも多いのですが、この作品は(怖いは怖いのですが)他の作品と比べてヒリヒリ感が少しマイルドになっていて私にはちょうどよく、そう言った意味でもお気に入りの作品となりました。 長さに躊躇することもあるかもしれませんが、館シリーズを読むなら是非読んでいただきたい一作です!!

    3
    投稿日: 2025.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全四巻の館シリーズ四巻目。読み終わってしまった……。複数巻に分かれた本って苦手意識があったんですが、むしろ大ボリュームの楽しみ感があるんだなと認識が変わりました。大満足です!

    5
    投稿日: 2025.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あああ!!本当に解決の仕方がびっくりした!!綾辻さんにはやられてばかり。そして館シリーズが終わってしまったもののまだ全ては読み終えてないので買い漁ります。不穏な終わり方が良き。皆様にダリアの祝福を。

    9
    投稿日: 2025.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近レビューは書いてなかったのですが。 この小説は私の好きなものが集合したかのような内容で、お気に入りの1作になりました。 読後、余韻が残るのがまたいいですね… 美しい物語でした。

    2
    投稿日: 2025.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっと読み終わった…13日間、この世界観から抜け出せないのは結構つらかった 笑 ミステリとしてはやっぱりいいし、これまでの館シリーズのあれこれが登場するのもうれしいけど、それにしても長すぎない? 正直半分くらいでどうにかまとめられないものかと、何度も思った。 館シリーズを楽しませてくれている綾辻先生の趣味に付き合った感が大いにある。 中也の正体にはビックリ! ちょっとイメージと違ったかな。なんかこう、もっと偏屈な人をイメージしていた。 ともあれ、読み切ったー!!

    1
    投稿日: 2025.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後、読後の満足感がすごい作品。 ミステリーというより、幻想小説・怪奇小説のジャンルに近いかも。この作者さんお得意の「そうくるか!」という膝を叩きたくなるような展開が魅力。 ミステリアスな世界観、登場人物に3巻後半からは手が止まらなかった。 この作者さんの傾向として「すべての謎を解きすぎない」のがあると思うので、そこは好き嫌い分かれるかもしれない。あれは結局なんだったんだろう…という一抹の不穏な謎を残した終わり方がシリーズ通してあるので、そこを解釈の余白として楽しめるタイプの人か、解決になってないとモヤモヤするかで評価が異なる気がする。 あと多少無理があるでしょ!というような設定や落とし所について(今回は「視点」とか)を物語として楽しめるかどうかかも。 私は今回読後、ぼんやりと館のその後について思いを馳せて楽しめてよかったかなあ。 あとはほんとに長すぎる…! 2巻までずっと不穏なまま大きな進展はなく進むので途中心が折れそうだった。 この本は館シリーズを通して読んでこその面白みがあるので、まずは他の作品を読んでからのゴールとして読んでほしい。

    0
    投稿日: 2025.07.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    全体を通して見ても部分部分を見ても面白いのは間違いないのだが、二千ページを読まされた末のオチがこれかぁ〜と思うと褒めきれないのが正直なところだ。 構造がかなり複雑で理解するのにてこずる。というよりいきなりファンタジーで片付けられて困惑しただけかもしれないが。 読者を騙すために沢山用意された"偶然の一致"に対する説明が全部ファンタジーで済まされるというのはアンフェア極まると思う。全てが作者の匙加減過ぎて整合性がないため考える価値がなくなるのだ。 "視点"の構造そのものややっていること自体は新鮮で面白みがあったが、肝心のオチがこれでは肩透かしを喰らってしまう。 それにこれは綾辻先生の癖だと思われるが、脈略のない情報の小出しによる匂わせがとにかく多い上に、それによる物語の進展はないためはっきり言ってしつこく感じる。それがこの作品の空気感を作っているのも間違いないのだが。 ラストに明かされる中村青司のサプライズには勿論楽しまされた。しかしこの作品の中で最も驚きとカタルシスがある箇所が単体のストーリーの中で成立している部分ではなく、シリーズものとしてのサプライズだったのはなんとも残念な気持ちになる。それもこれも二千ページという文量がどうしても念頭をよぎるからだろう。遅読な僕はこの作品を読み切るのに二ヶ月かかっている。 シリーズだからこその魅力がある作品だが、シリーズだからこそ飲み込みきれない部分も大きかった。 雰囲気も良い、設定も面白い、キャラクターも好きになれる、ワクワク出来た、驚きもあった、しかし好きになりきれない絶妙な後味を残す作品だった。

    1
    投稿日: 2025.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (備忘)とにかく長い笑 絢辻先生。。文庫4巻はやり過ぎですよ。。って感じでしたけど、読み終わった後の達成感は凄かった。内容に関しては、推理小説というより怪奇小説で、とにかく盛りだくさんすぎて、それぞれの驚きポイントでの感動が薄まってしまった気もする笑 でも、これまでの館シリーズとは明らかに異質な不気味な雰囲気がとにかく最高。これまでのシリーズの話も各所に散りばめられていて、ファンには堪らない構成になっていました。

    0
    投稿日: 2025.04.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    想像を遥かに越えた逆転でした。 ネタバレは伏せますが、「なーんだ、この程度か…」という落胆を裏切ってくれます。なるほど、とスッキリした読後感です。 殺人とはまた違う視点から、全てを把握した上で読み返すとまた一際感じるものがあると確信できます。館シリーズの集大成と言っていいのか、そこは疑問点ではありますが(ネタバレ的な意味で) 3巻までの謎を順次解き明かしてくれる本巻含め、暗黒館全巻通して強くおすすめします。頑張って読み切れますように。

    0
    投稿日: 2025.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2004年。館シリーズ第7弾。ここから新装版ではなくなる。再読。 再読なのに、何も覚えていなかった('_') 衝撃なのに。 渾身の館シリーズだな。 幻想的で、ホラー、おどろおどろしく、でも理詰め。 さすが、新本格の第一人者。と突然ホメだすのであった('_') 願わくば、このシリーズ完結させてほしい

    0
    投稿日: 2025.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    3巻までかかった読書期間が嘘のように4巻一気読みすぎました…綾辻さんご本人が一番お気に入りの作品だそうですが、シリーズのファンの中では好き嫌いが分かれる作品だとか。 個人的には…好きだ…っ!でした。 読み始めの段階で厚さにビビったので、最初から気になった箇所を(読書生活で初めて)メモりつつ進めていったおかげか、頭の中は割とスッキリした状態で内容を読み進められました。 なので大体の伏線には気づけたんですが、やはり綾辻作品だけあって二重三重の伏線が張り巡らされていて全部まではやっぱり今回も気づけなかった…! ただ、3巻までの段階で中也くんが何者なのかは気づけてた。これは自分でも何で気づいたのか不明なくらい天啓が降りてきたかのように気づけました 笑 それでもやはり本名が判明した場面はカタルシスが…もう…! そしてやはり彼もダリアの加護を受けた身になっているため、シリーズ最初の十角館に読者も思いを馳せる形になったかと…。 もしかして…彼は存命している…? そこらへんもまた先の館シリーズで解明するのかもしれませんね。先が楽しみになりました。

    2
    投稿日: 2025.03.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    3巻読破時点での感想↓ 「全てが分かりやすい、分かりやすいんだよね。もうその補助輪的なのが鬱陶しくて。自分はどっちかっていうと、どっかのメルカトルくんみたいな、頭の良い人間に振り回されたい派だ。 まあ、最終巻でどんでん返しが起こって、この「分かりやすい」が、読者のミスリードです!ってなったらもう惚れちゃうかもしれないけど……」  マジで、「最終巻でどんでん返しが起こって」惚れちゃいました。愚か。  今まで、どちらかといえば、トリック自体に重きを置いたミステリ作品ばかり読んできたので、いわゆる「叙述系」は初体験だったかもしれません。事件に使われたトリック自体はさほど難しくないのですが、この本に於いて、最も重要なのは「語り手」に組み込まれたトリックの方でした。確かに、「映画ドラキュラ」ってなんか、古くない?とか、思ったんだよ!悔しい!ラストの「家人の医師」「ピアノの音」「檻の中の……」等、匂わせるような描写も、最高でした。  全4巻とあって、最終巻のカタルシスは半端ないですね。ただ、ここに辿り着くまで、速足になっちゃいがちな自分がいました。自分は、ミステリを読む時になんとなく、馬の鼻先にニンジンって気持ちがしてしまいがちなのですが、本作では特にそれを感じました。もう少し中盤にスッキリ感があった方が、好みだったのかなぁ。(いやしかしそうすると4巻の魅力が……。)  ともかく、読む手が止まらない作品でした。あとは、中也が玄児に対して言いかけた「私は、私はあなたを」が、すごく気になる。(完全なる好みの問題ですが、孤島の鬼のような、艶かしい要素がもう少し欲しかったので……) 追記 風呂入りながら考えてたらふと。「艶かしい要素がもう少し欲しい……」とかなんとか上で言ってるけど、輸血(輸血ではないかもしれない)のシーンってめっちゃ……。

    3
    投稿日: 2025.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ブクログ初めて100冊目の読了本! 記念の時に、大好きな綾辻行人さんの館シリーズが登録できたのは運命かもしれない♪ 読み始めて1ヶ月。 暗黒館にどっぷり浸かれた1ヶ月でした。 最後は驚きももちろんありましたが、それよりも暗黒館に関わった人たちの運命が切なくて…涙が… こんなに長い作品は初めてでしたが、読みきれたのは綾辻さんの作品だったからだろうな、と。 最高の作品でした。

    16
    投稿日: 2025.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暗黒館の殺人第4巻。これにて完全読了。館シリーズは毎回色々な変化球があり、今作は宗教色染みた雰囲気でした。正直第3巻までは長くてマンネリを感じながら読んでいたのですが、完結巻ということや過去作との繋がりを感じ、とても面白く、一気読みでした。解説を見た感じでは、次のびっくり館の伏線が張られているそうなので、今からとても楽しみです。

    3
    投稿日: 2025.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    2024.11.25読了 ラストが衝撃!まさか中也くんが…彼だったとは… 家で読んでて、思わず声が出ました笑 ダリアの祝福で生きている可能性があるとなると本人が登場する日もくるのか…? 今後もたのしみです

    2
    投稿日: 2024.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    四巻はほぼ解決編でした。 18年前の事件の真相から、今回の事件の犯人と”視点“の正体が一気に明瞭化されるエクスタシー。ここにミステリーの醍醐味を感じた。 柳士郎氏の玄児への気持ちが憎悪からなかなか抜け出せない描写と、自身の独白がとても悲しかった。”カンナの面影が色濃く表れたから“の一点のみ、玄児への気持ちが和らいだ変化だったようで。でも結局それもダリアの黒き夢に魅了された一人だからで…。 頁253の「分らないのか。分ってくれないのか」の言葉には短くとも父性が感じられた。 江南青年が漸く声が出せたのが柳士郎氏の威圧感によるものというのも感慨深い。 市朗と慎太の二人と、玄児と忠教の二人が、交互に描写されてるのもいたたまれない。 炎の中から助けようとしてくれた男の子が彼だと、わかってもその後どうなったのか…。私は、生きててほしいとどうしても願ってしまう。 な、中村征順〜!!?? まさか…中也くんって、まさか…!! ”視点“が戻ってきた現実に、征順氏はいるとして。家人の医師、鬼丸らしき影、聴こえてきたピアノの音色… 中村青司の始まりの館であった暗黒館を経て、中村青司の最期を考えると、もう一度十角館の殺人を読まなきゃじゃないか…!?と思う日々です。

    2
    投稿日: 2024.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    完結編を楽しみにこれまで読んできました。 その甲斐はありました。 私の予想を上回る真実でした。 中也くんが"彼"だったなんて!! 視点が動いてどこかフワフワした印象をずっと受けていたのですが、それが効果的でした。

    0
    投稿日: 2024.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4巻制覇! 暗黒館が原点となり十角館から始まったんだなぁと… 暗黒館に住んでいた人達はあの火事でどうなったんだろ。 気になる。 読み進めると、えっ?どういう事?っていう部分が多く前のページに戻ったりしながら読了。 でも確かに面白かった。 これまでとはやっぱり趣向が違った作品だったな。 館シリーズもあと2巻… 寂しいなぁ

    0
    投稿日: 2024.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長かった…前後編形態を読んだのですが、前編はほぼ流し読みでした。 今作はファンタジー要素が強めというか、設定があまり好みではなかったのですが、それでもラストは圧巻でした。 諦めずに読んで良かったです(笑)

    0
    投稿日: 2024.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初に手に取ったのはだいぶ前で、最近になりやっと読み始めました。 もう一気読み。 眠気VS読みたい欲 もちろん眠気の方が勝つんだけど。 読んでるうちに何かの違和感。 それがラスト少し前に分かる。 でも何で? と。 そしてラスト前の章で明かされる事。 うわーって感じ。 そしてラスト。 気配は少しある。 でも明かされない事。 それがゾッとする。

    0
    投稿日: 2024.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わっちゃったぁ。 壮大な夢オチだった。 生き残った人たちがどうなったのか気になる。 今現在館シリーズの文庫本はあとはびっくり館と奇面館で一区切りだと思うと今から寂しい。

    0
    投稿日: 2024.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今までと違い少し現実離れした事が多かったです。リアルな「本格派」が好きな方はちょっと違うかも。 頭がこんがらがる様な難しい事が後半多いので、もう一度初めから読み直したら更に面白いと思います。

    0
    投稿日: 2024.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻から4巻までセット購入。 たくさんの登場人物、変化する視点。この変化する視点が捉えどころない感じを倍増する。毎回館シリーズでは視点をひっくり返されるが、今回はストレートに視点が動く様が描かれている。 暗黒館に住むファミリーの秘密、奇形の姉妹、病気の少年、墓守など、おどろおどろしい展開は多いが、本で読んでいる分そんなに恐ろしさは感じなかった。 共通の秘密を抱えている家族が、お互いのことを思い遣って結束しているのかと思ったら、暗黒館初代当主は家族に対しても非情だった。こんな閉鎖空間に生きること以外に選択肢を与えられないのに、さらに家族にもこんな目に遭わされるなんて…。宗教の恐ろしさ、盲信する恐ろしさ。 館のカラクリよりも人間模様が恐ろしく興味深い。 些細な違いがひっかかっていたが、ひっかかっていた全ての違和感が正しかったようで、4巻でしっかり解説してくれる。毎回ヒントもらって、違和感までは感じるのにそこから謎解きまで至れない。悔しい。 今回は中村青司の始まりが知れたのが良かった。

    0
    投稿日: 2024.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一〜四を読んで全体の感想 前半は展開が遅かったが、後半は一気に読んでしまった。面白かった! イマイチだったとこ ・結局江南くんの夢の中の話だった ・さすがに偶然の一致が多すぎる(名前とか日時とか) ・玄遙が最後まで出てこない、不死は結局存在するかがよくわからないまま終わった 面白さ ★★★☆☆ 意外性 ★★★★★

    0
    投稿日: 2024.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    長かったが、3巻、4巻は、展開が動いたのと、いよいよ先が気になって、どんどん読み進めていった。最後の方は、意外な展開が何回もあり、長い物語を読み進めてよかったと、満足感でいっぱいになった。館シリーズを順番に読んでから、この暗黒館シリーズを読んだほうがよいと思った!

    0
    投稿日: 2024.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    途中長いなーと感じた部分も多かったが、ラストに差し掛かるに連れて、今までの謎や伏線がぶわーっと回収されていき、一気に読んでしまった。 正直、江南が孝明じゃなく忠教であり、時代が33年前と現在であること、忠教と玄児のすり替えはそこまで心を掴まれるものではなかった。 暗黒館、ここまで読んだけど、これで全て終わりなのか…?と思ってたら!! 最後の最後で、まさかの中也が中村青司であるなんて…!! 恥ずかしながらまったく予想しておらず、しばらく驚きと感動と、、、何とも言えない、でも清々しい、やっぱり綾辻行人ってすごいし、物語全体の構成が幻想的でおしゃれだなぁ…と感動を噛み締めていた。 ここまで館シリーズを読み進めてきた者からしたら、これだけで十分星5! 十角館のラストの衝撃の1行にも匹敵する衝撃だった。。 最後、現代の暗黒館の謎がいろいろと残っているが、全てを明かしてしまわず闇のままでおいてる部分もあり、気になるけどやっぱりこういう書き方がおしゃれなんだよなぁ〜素敵!とまた感動した。 十角館書いてるときからここまで構想していたのだろうか…??

    1
    投稿日: 2024.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いくつか推理できたものもあるが、それらは綾辻さんからの「これはみんなわかるでしょ?」という声が聞こえてきてしまうほど、一番大きい仕掛けはまたしてもまんまと騙された。 そういえば、最後、「家人の医者」は玄児もとい忠教ですかね?

    0
    投稿日: 2024.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1から4 総ページ数2,049ページだった! 読み終えると思ったより大変ではなくて、スムーズに読み進められたと思う。 あたしがあれこれあんまり考えられない性格だからかもしれないけど。 色んな名前が沢山出てきて登場人物確認するのは何回やったかわからないwww 館シリーズ7作目にして、彼の物語だとは思わなかったし、シリーズの壁だったけど読んでよかった。十角館の次に好きになったな。

    0
    投稿日: 2024.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暗黒館、全巻読了 4巻のための1-3巻であり、『暗黒館の殺人』のための館シリーズだったのかと。 終始あった違和感が全て回収されてさすがだなと思った。

    0
    投稿日: 2024.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    嘘...まさかの夢オチ!?ってなったけど、最後は真実味をおびてきてゾワゾワ感凄い。 最後はもう入れ替わりとかワケわからなくなりながら読みきったけど、中也が実は青司でそれを視点として江南が追体験してたって設定…斬新すぎて到底思いつかなった。 入れ替わった瞬間がわかなかったと悔しい気持ちよりも叙述トリックの粋越えすぎてて驚き。こんな手法反則ですわ。 屋敷住人の今後が気になったのと市朗君が助かったことには安堵。 しかしなんか総合的に玄児と忠教が1番の被害者で可哀想という月並みの感想しか出てこなかった。 あと鹿谷さん、暗黒館に行けて良かったね。

    26
    投稿日: 2024.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    凄かった。 本当に凄かった。 館シリーズの過去作のネタがたくさん登場して、シリーズ集大成的な作品でした。 あくまで個人的な感想ですが、十角館の殺人の『あの1行』並の衝撃をまた味わうことが出来ました。 マジで声が出ました。 長かったけど、終わってみればあっという間で…もっと暗黒館の世界に浸っていたかったです。 一部のキャラの結末がアレなのもあって喪失感が凄かったです。 時計館の殺人が館シリーズ最高傑作だと思ってましたが、暗黒館の殺人が超えてきました。 最高でした!!

    13
    投稿日: 2024.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    文庫4冊に及ぶ長大な作品を読み終えたという満足感はあるが、解決編である4巻に対しては消化不良感が残る。新本格ではなくファンタジーや怪奇小説の分類だと思う。

    0
    投稿日: 2024.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それなりに綾辻先生の館シリーズは読んできて、どういう手口で読者を騙してくるか分かってきたつもりでしたが、まだこんな手があったとは… 4巻もあるのかぁと思ったけど、一気読みです

    1
    投稿日: 2024.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初から最後まで不穏と不快は続いた。だけどそこがいい。物語最後の真実は瞬発的な衝撃と後からじわじわくる納得感があって、不快の中に心地よさが混じるという不思議な気持ちになりました。

    1
    投稿日: 2024.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ついに完結の第4巻です。 前3冊が分厚かったり調度良いボリュームでしたが、これにて完結します。 全てが明らかになりますので、まさに一気読みでした。 完全に手が止まりませんでしたし、ここまで来るのに読んできた他の館を知っているからそこ楽しめるものがありました。 ここまでは是非読んで頂きたいです。 全ての館に通じるものがあります。 非常に驚愕でしたし、とても面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    長かった長かった超大作がついに完結した…! 最初の3巻はなかなか読み進めるのに時間が掛かったけれど、完結巻はあっという間に読んでしまいました。読み途中から、清と一郎のいる時代と玄児と中也のいる時代もしかして違う??と思ったけれど、そうではなく、そもそも視点も時代も違っていたというオチでした。江南=江南孝明かと思っていたら、江南=江南忠教=浦登玄児だったという、とんでもないどんでん返し。そして中也=中村青司で、まさか1番最初に手がけた館だったとは思いませやでした。 結局物語の8割は江南孝明の夢だったという構成ですが、4巻にわたる夢の旅は濃すぎました。双子がどうなったのか、柳士郎、玄児、忠教の遺体はそれぞれどうなったのか、惑いの檻の中の浦登玄瑤はその後生き続けていたのか…鬼丸老はどうなったのか、、、気になるところです。 中村青司原点の作品、読了です。面白かった。

    1
    投稿日: 2024.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    購入してから読み始めるまで1年以上掛かりました。また、読み始めから読了するまで2か月掛かりました。そのため読了したことの達成感が凄いです。 前半2巻は登場人物と館の把握で中々のめり込むことができませんでしたが、3巻以降は一気に読めました。暗黒館の世間離れした暗い得体の知れない雰囲気にすっかりはまり、読了後は暗黒館ロスに陥っています。 これまでの館シリーズと繋がっているため、館ファンは必読です。読み始めの敷居はとても高いですが…。

    2
    投稿日: 2024.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暗黒より出ずる  京極さんの特別寄稿のタイトルが素敵なので、 いただく。 なかなかの質量の作品でした。 探偵小説と読み始めてもすぐに 幻想的な暗黒館の佇まいと異質な登場人物達に混迷する。 綾辻さんがご自分の愛しいものを集めて作り上げたという暗黒館。 私は、綾辻さんと京極さんはリアリストだと思っていた。 館シリーズもラストが近くなり 建築家中村青司の原点に帰着して、これまでの作品に出てきた人物や作品も登場させて、物語を完成させている。 だから 本筋はリアリティがある。 でも作品の中心は、殺人に関わるダリアの祭典と中也と呼ばれていたN氏の記憶喪失的な行動と 気を失っていた江南の時空を超える視点。 幻想的で夢幻的な部分なのです。 幻想探偵小説として 受け止められるかどーか。 幻想的な部分を持つとわかって読む方が、小説として質の高さを感じる事ができるような気がする。

    69
    投稿日: 2024.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    長かった。 正直1~3巻までは長くてダルかった。 だけど回答編となるこの4巻に入ってある一文を見てから急展開してうおおぉ!となって読み進めました。 1~3巻のここの描写いる?長いなーと思って流していたこともあったけど必要な描写だった…。思ったよりちりばめられてたね。全然気づけなかった…。 まさかそれも綾辻先生の計算の内?!(自分が馬鹿で気づかなかっただけ) 鹿谷の活躍がなかったのが少し心残りだが、変わりに館シリーズにとっては重要人物がほぼ主役みたいなもので、ファンにとっては嬉しい展開でした。

    1
    投稿日: 2024.02.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    遂に読み終わった。とてつもない達成感と虚脱感。この長い道のりを駆け抜けて良かったと思わせるラストでした。 これは是非是非、皆さんに読んで頂きたいです。

    1
    投稿日: 2024.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『暗黒館の殺人』最終巻。 やっと『暗黒館の殺人』終了。 長かったが、不思議な達成感が。 不老不死を求めた浦登家。 その秘密が明らかに、そしてすべてがつながる。 現代ではなく33年前の出来事だったのか… 江南の乗ってきた車が、市郎が見てなかったこと、少額紙幣に、⁇と思っていたのだが… 違和感のある視点と声は誰⁇ と思っていたが、江南孝明の視点と声だったとは… 祖父の形見の『懐中時計』が引き寄せていたとは… そして犯人よりも『私』こと『中也』が、『館』シリーズのあの人だったとは… 『ダリアの肉』を食べた『中也』はまだ生きているのでは… この後、現れるのだろうか、玄遥のように⁇ ただなぜ『中也』が『ダリアの肉』を食べさせられたのかは謎のまま⁇ 『中也』が柳士郎の隠し子では⁇と思ったが… 『館』シリーズの全ては、ここが始まりだったとは… 征順が新たな当主となり、現代に続く浦登家。 医者は誰だったのだろう⁇ ピアノを弾いていたのは誰だったんだろうか⁇ 黒いフードの影は… 美鳥はどうなったんだろうか… 謎が残るが… 長かった… 第1巻で挫折しそうになりながら、なんとか最後まで。 何度、もったいぶらずに早く、と思ったことか。 なんだろう、この不思議な達成感と納得感は。 鹿谷門実、最後にしか登場せず…

    17
    投稿日: 2024.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    『暗黒館の殺人』 2024年1月13日読了 文庫本4冊にわたる館シリーズ最長を読み切ってしまった。 綾辻先生が「自分の好きを目一杯詰め込んだ、思い出深い一冊」と語るように、 館シリーズを読んできたファンたちの癖に刺さりまくったのではないだろうか。 (私は自分の癖に刺さりまくりで、あっという間に4冊を読み切ってしまった…) 本作は冒頭から数多くの伏線が張り巡らされており、 読者としても、作中の登場人物としても、 「はっきりとはわからないこと」が数多い印象だった。 だからこそ、真実がわかるのは今かいまかと期待して、読み進めてしまう。 本作最大の謎といえば、まさしく「浦登家が隠さなければならないこと」だろう。 ヒントがそこかしこに散らばっており、 なんとなくの予想がつけるようになっってはいるが玄児の口から その真実が語られるときのワクワク感たるや…。中二心がとっても満たされました。 ダリアの肉は不老不死の妙薬だったのか、それとも死ねない麻薬だったのか。 様々な境遇の登場人物や犯人の目的を合わせて考えると、 一概には言えないなあと思わざるを得ない。 読者を欺くトリックはもちろんのこと、 この命題について考える時間も有意義だったのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2024.01.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いよいよラスト一巻。 前回の第三館でだいたい謎が解けたかなぁって思って読み始めたが最後、そこからどんでん返しあり、新事実ありと炸裂しまくり。 ずっと物語に沿って存在していた、”視点”、反則すぎます。 そして何より、ここにきて急に強まる暗黒館の不気味さ。 もちろん本格ミステリであるが、綾辻行人さんは幻想的な表現も物凄くて、事件の内容が全て解明されつつも、暗黒感のもつ異様さ全てを敢えて明らかにされていない気持ち悪さが、痺れました。 長い長い時間をかけて、ようやく自分も暗黒館から抜け出せて、寂しさと達成感を味わえました。 あと、絶対に”惑いの檻”には近づきたく無いと思いました笑 登場人物や館にこれでもかとバックボーンがあり、それが四巻を通して非常に物語に厚みを持たせているなぁと感じました。

    7
    投稿日: 2023.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    あなた◯◯じゃなかったの??で驚き…… そして、あなたが◯◯だったの?で驚きました!! 長かったけど楽しめました。 十角館から読み直してみたくなりました。 ただ、殺人の動機はもっと何か恨みつらみがほしかった(笑)

    0
    投稿日: 2023.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終えてみると――アベンジャーズのような物語だったな、と思います。 これまでの「館」シリーズに登場した人物やアイテムが次々現れ、そしてこれまではっきりした人物像が語られなかった「中村青司」に、私達はこんなにも近づいていたのかと驚きました。 一巻の時点で「あぁこれはだいぶ幻想色強めの作品だな」と感じていましたが、その直感に誤りはありませんでした。 だからこそ、評価として星を付けるのはなかなか難しく……予想していたものと違う、と感じる方も一定数いるのではないかと思います。 ただ、こうしたテイストであっても2600ページ分読ませるのは、やはり"綾辻ブランド"のなせるワザ。 今回は謎解きを早く読みたいあまり、文庫4巻を2週間ほどで読んでしまったのですが、「時が降り積もる」暗黒館よろしく、もっとじっくり味わえばよかったと少し後悔しています。まぁそれはまた来年の「ダリアの日」にまた、ですかね。 「ダリアの祝福」……私はちょっと遠慮したいですが。笑

    5
    投稿日: 2023.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最終巻も一気読みでした。 最後まで怒涛の展開と、明らかになる真相に衝撃が大きかったです! 読み終えたあとは、達成感と清々しい気持ちになりました。 覚悟を決めて挑んだ、暗黒館の殺人。 読むことができて本当に良かったです。 少し休憩したら、次の館に進みます。

    47
    投稿日: 2023.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ、『黒猫館の殺人』まで読み終えたうえでの感想です。 読み終わって、個人的にとっても残念。正確に言うと4巻全体が残念。悪い意味で期待を裏切られて、頑張って読み進めたのに。。。期待していたミステリではなく、とっても長ーい『世にも奇妙な物語』って印象です。 『時計館の殺人』でのような論理的なのを期待していたのに。。。論理を強調する面もあれば、オカルトのような非論理的な面を強調し、人物内で考え方が矛盾していて納得できない。わけわからない。 話の展開も予想がつきやすいわりに、何度も同じことに言及してしつこいと思って読んでました。引っ張りすぎ。 館のシリーズの続きを読む気がなくなりました。

    0
    投稿日: 2023.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ううおもしろかった… 長かったけど、それ相応の仕掛けがあるしストーリーがあるし、何より最後のカタルシスがすごい。江南て…そんな偶然あるかよ…!!ばかやろー!!まじで江南くんだと思って何の疑いもなく読んでた。カッコの中の変な思考だれだろうって思ってた。改めて教えられると現在と過去全然ちがうやんてなった。 中也くんが、なぜか絶対に鹿谷だ!!と思って読んでた笑笑 ちがった笑笑 まさかの中村青司でめっちゃびっくりしたけど確かに建築家やーん!ってなった まさかの時系列ずれてる系にやられた。 そう言われてみれば…みたいな。気持ちいい。 どんでん返しとかトリックとか人入れ替わり系はもうまじで全然わからん、すごい、着いていけん 何がすごいって、今まで読んできたすべての屋形の始まりがこの暗黒館にあって…よくここまで繋げたなっていうのと、今まで自分もこんなにいろんな館を見てきて中村青司の建造物に関わってきたんだ…っていう自分もお疲れ様みたいな気持ちになった…笑 ラストも良かったな。浦登玄遥が今も地下牢で生きてて、美鳥はピアノを弾いてて、鬼丸老もまだダリアに捕らわれてて…。中村青司の建て直した十字架は伝わらず、今もまだ暗黒館は過去のままそこにある。館の呪いは終わらない気がした。 暗黒館という作品だけじゃなくて、これまでの6つの全ての館、そして今まで顔が見えなかった中村青司という人間がすべて繋がって、まとまってた。 傑作ですわ。ありがとう。

    3
    投稿日: 2023.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    この長さにも関わらず、もう一度読み返したいと思った。シリーズをここまで読んできて、暗黒館の殺人をここまで読んできて、もう一度十角館の殺人から読み直したいと思った。 それほどの傑作。 何度も起きる逆転に、怒涛の伏線回収。すごい。 本当は、江南孝明が意識を取り戻してからの答え合わせをもっと読みたかった。ここはきっと読者の想像に委ねられているのだろう、キレイな終わり方とも言える。 そんなバカな、と常識を超えるような仕掛け(偶然の一致でタイムスリップして視点が次々変わるなんて…)が成されているからこそ、我々は最終巻で見事に騙されるのであり、それを納得させるだけの「ここなら仕方ない」と思わせる雰囲気づくりが行われているからこそ、作者のご都合主義にも思えなかった。 江南や鹿谷の活躍を期待して読み始めるとモヤモヤするのかもしれないが、シリーズ本当の中心実物、中村青司とこれだけ長くの時間を過ごしたのだ、と思うとなんとも感慨深い。 いやーー、名作。

    2
    投稿日: 2023.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の種明かしで呻いた。 「中也君」の本名が明かされた瞬間に彼は中也君ではなくなってしまった。特に、このシリーズを読んでいる読者達は彼を二度と中也君として素直に受け入れることができなくなる。 まさか中村青司エピソードゼロとは思わなかった。 ラストシーンで『父を助けるために炎に飛び込んだ玄児』に『自分を助けるために炎に飛び込んだ母』を重ね、さらに『炎の中に飛び込んで行きたかった自分自身』も重ねたことで中也側からも玄児と『存在の形が似ている』になったんだと思った。 悲しい運命が重なり合った二人だ。きっと中村青司の人生に深く影響しただろう。 ここまで長かったけど読んだ甲斐があった、というかずっと面白くて夢中だった。暗くて美しくて禁忌に触れるような暗黒館の世界をもっとたくさん読みたい!という気持ちにさせられた。 素晴らしい作品。 また、中村青司の過去・人となりを知ったことで、これまでのシリーズの視点を一気にひっくり返された気分でもある。 どれだけ警戒していても絢辻行人先生は読者の予想を飛び越えて驚かせてくれる。これからもこの人の作品をずっと読みたい。

    1
    投稿日: 2023.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    只々達成感がすごい 足掛け8年の書き上げと思うと感慨深い 読んだ人間では強い一体感が湧きそう 後半から明かされる真実 やはりこの本も館シリーズでした この雰囲気を作るための1,2巻 挫折しないで良かった 毎年9月24日ダリアの日を私も祝いたい 参加は勘弁…

    8
    投稿日: 2023.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    玄児さん、、、、、何で、、?? マジで悲しい。君はさ、中也くんとこれからも過ごすんじゃなかったのかい、、? 中也くん最後言ってたよ、、 「私はー私は貴方を....」 どうか、いつか2人が永久にあの館で一緒に幸せになれますように。

    5
    投稿日: 2023.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズの集大成ともいえる一冊、、、 読了後、達成感と何とも言えない感情に、、、 面白かった反面、情報量が多過ぎて混乱した、、、

    4
    投稿日: 2023.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    時間がづれているのと “私"と思われる人が別々にいたこと ここが「そういうことか」という ポイントだった 暗黒館が燃え上がり そこに生き残った "私“こと中也=中村青児(学生時代の) が出てくる 暗黒館が始まりの館だったことがわかる 十角館を読んで暗黒館を読んだけれど.. (順番に読んだ方がより面白いだろうけれど..) 以外に話も理解できて 面白かった ゲームぽくも感じたし (館をクリアしていき最後に暗黒館が出てきて  ..そして始まりに戻る) 又最初から読んでも面白いかもと思った (黒猫や時計も読んでみたい) この本は とてもボリュームがあって ホラーのようで.. 時を超える話で.. 凄く面白かった..満足した

    4
    投稿日: 2023.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    長かったけど、その分読み終わる頃には浦登家の人々への愛着が湧いてしまい、読み終わってしまって少し寂しい。 ミステリのようなオカルトのような…なんとも言えない作品でした。 でも館シリーズの集大成である事は間違いなく、できれば今までの作品を読んでから読むことをおすすめします! それにしてもなんて複雑な構造…途中違和感を感じたり真相の近くに触れるような感触は多々出てくるんですが、巧みに真相にたどり着けない仕組みになっていて…最後の最後に「あーーーー!…えええええ??!?!」となります(語彙力)。とんでもない設定だ…。 浦登家の人々はどうなってるのかな。もしかして中也さまも…??? これからのシリーズで再登場もありうるんでしょうか。楽しみすぎる…!

    14
    投稿日: 2023.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    名が違うというのは語り部として大問題であり、ましてや探偵になるなんて以ての外だな。 狂気のスイッチが押されてしまったら、一つの答えだけが頭を支配し動いてしまうのだろう。

    2
    投稿日: 2023.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに来た!怒涛の解決編。ここまで長かった(笑) ここに出てくる「江南くん」は、これまでの館シリーズでお馴染みの、我々がよく知ってる「コナンくん」なのかっていう 絶妙な違和感を残しつつ、巧みにミスリードされて、最後にひっくり返されるのがたまらない。 ま、(静さんが再婚してからの)苗字とか、母の記憶とか、偶然すぎるかもと思いつつ、何やかんや納得してしまう。 そして最大のサプライズが「中也くん」の本名が「中村青司」だったってこと! 中也くん建築科って言ってたし、もっと早く気づけたかと思うと…。ちょっと悔しい(笑) そして、これまでの館シリーズを読んでるからこそ、それぞれの館のキーパーソンたちの名前にドキッとしたり、 十角形の塔、記憶のあやふやさ、不思議の国のアリス・鏡の国のアリスを象徴する黒猫なんかに、またまたドキッとしたり。 何やかんや長いけど、何やかんやで読ませてしまう力は本当にすごいなと(語彙力)。 まさに館シリーズの集大成! 浦登家の人々、なんで中村青司はあんな惨劇を起こすようなキャラになっちゃったのか、気になるなぁ。 やっぱりダリアの宴のせいなのかな。怖っ! 読み終わっての達成感が半端なかった。はぁ。館シリーズすげぇ。。。(語彙力。。。)

    4
    投稿日: 2023.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    江南くんは本当に私たちの知ってる 江南くんなのか?と思っていたけどその先の 考えまでには及ばず…すごいどんでん返しだった そのどんでん返しの先に更なる衝撃! 中也くんの正体ずっと謎で全く分からなかったけどまさかの中村青司かい!!!!!! 青年時代はまだ常識的というか… この暗黒館に来てダリアの祝福を受けた事で 彼のなにかが変わったのかな。 正順おじさんは出てきたけどその後、美鳥ちゃんらどうなったのかなあ。元気にしてて欲しいけどお母さんのようになってそうだなあ… 3人の遺体は見つかったのかな 気になることがいっぱい ダリアの祝福を受けたものには不死が授けられる。そんなバカな…ありえないと思いつつダリアには本当にそういう力があったのかもしれない。 もしかしたら惑いの檻にはまだ…って考えるとめちゃくちゃゾッとして面白い。 めちゃくちゃ長いし焦らすし諦めそうになったけどすごい面白かった〜!!!これはまた読み直さないと!

    9
    投稿日: 2023.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カーの「火刑法廷」のようなミステリと怪奇小説の合の子のような作品。トリックで片付けられないことが、多すぎる! 犯人は誰だろう、動機はなんだろうとあれやこれや考えるのが楽しい作品でもあるけれど一族や館の詳細が多く、人が死ぬまで長いので読むのに少し根気がいるかも。単純なミステリを所望してる人にはおすすめしないけど、血塗られた一族とかそういうものが好きな人は大好きなはず。

    6
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読了のちしばらくはボーっとしてしまった。ある意味でシリーズの集大成でもあり過去作を振り返るそんな作品だった。

    3
    投稿日: 2023.01.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わったー! 江南だと思ってた人物が江南じゃなくてそもそもの時間軸も違くて…ってなった時はえっ???ってなったけどまさかまさかの中村青司の過去だったとは…!中也=中村青司だと判明した時の衝撃たるや… 今作は他と比べてファンタジーというかスピリチュアルというかオカルトというか…な要素がふんだんに盛り込まれてて一際異色だったからこれがどう終着するのか楽しんで読めた。 …長くて途中ちょっと止まったけど笑 結局浦登家のその後とか明かされてないことが多々あるからその辺気になってしょうがないけど一先ずお疲れ様でしたということで^ ^ (解説の406pのところ、玄遙を殺したの卓蔵って書いてあるけど柳士郎の間違いだよね…(・・;)?)

    4
    投稿日: 2023.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    新年早々読むもんじゃなかったな、面白かったけど。笑 ミステリーだけど、 強めのファンタジーホラーでした。 人肉やら人魚やら阿片やら…いやーきつかった! 館シリーズファンとしては読んで損はない。 あれに気づいた時は鳥肌たちました。 これが館シリーズの原点!!

    1
    投稿日: 2023.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4巻にも及ぶ超大作をついに読み終えた。相変わらずのなぞの囁きが文中に入っていたり、テンポの良さという面ではさすがのところ。 内容面、結末に関しても確かに予想外だったし、というかこれは流石に見破るのは無理かもしれない。残念だったのは、少し終盤にかけて話がごちゃごちゃとしてしまっていたというのと、4巻ある割にはミステリとしてのインパクトは薄かった。

    0
    投稿日: 2022.12.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ただただ長かった…。玄児が浦登家の秘密を語るまで引っ張りすぎて、途中は中だるみ感が否めない。登場人物も多く、複雑すぎて真相の予想もつかず。 人肉を食べさせられたりと、不気味でホラー感もあるのが、館シリーズの中でも独特だった。 オチを知ると、この館が十角館など今まで読んできた館の幕開けのような位置付けであることに感慨深くなった。

    2
    投稿日: 2022.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文庫本4冊分、長かった〜頑張りました。 殺人事件は起こるのだけれど、暗黒館に住む浦登家の秘密の方に気を取られて読んだ。 全体的に焦らしが多くて、もどかしくなりながら読んだけれど、最後まで読んでよかった。 征順のあの一文は衝撃的だった。鳥肌が立った。「なるほど、そういうことか…」と。全てが分かった上で、最初からまた読みたいと思った。 館シリーズ好きなら必読すべき作品。

    4
    投稿日: 2022.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    再読だったのだけれど、ほぼ前回の記憶がない状態で読めて幸せだった。 館シリーズの幻想的で詩的でゴシックな雰囲気がたっぷりとつまっていて、中でもこの暗黒館はファンタジー強めで好き。初読の時はどう思ったのだっけ。 また、詳細や犯人を忘れたら読もう。(今の新鮮な状態で確認しながら読みたい気もするが、さすがにこのボリュームは……)

    0
    投稿日: 2022.09.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなりの長編のため長年避けていた暗黒館、ついに読了。数年ぶりに綾辻行人さんの館を訪れた訳だが、その変わらない幻想的な雰囲気に存分に浸ることができた。魅惑的な登場人物、幾重にも重なる謎、館そのものの幻想的な雰囲気…読み始める前の心配が嘘のように、惹き込まれてしまってすいすいと読めた。館シリーズの根幹となる重要な物語。久しぶりに他の館も訪れたくなった。

    2
    投稿日: 2022.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暗黒館の殺人、解決編。 いや、長かった。 誰が誰であるかほぼ混乱しながら必死に食らいついた感があるが、これまで読んできた本物の館シリーズの中でもとりわけ異色の物語で、主人公は中也であり、冒頭の登場人物に江南はいいとして鹿谷は載っているが・・・。 振り出しに戻された感覚で、まさに始まりの館。十角館から読み直したらまた違う感覚になりそう。 228冊目読了。

    9
    投稿日: 2022.08.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズ七作目。総2000ページの超大作。構想から書き終えるまでに8年かかったとされる本作。読み始めるまでに「覚悟」が必要でした。正直、何度挫折しそうになったかわからないけれど、なんとか読了することができました(すごい) この人里離れた暗黒館では、怪しげな宴が催されている。また過去に恐ろしい事件が起きているという曰く付きだ。そんな暗黒館、1巻を読み終える頃にようやく「事件」が起こる。暗黒館を舞台した本作。読めば読むだけ、暗闇の中に沈んでいくような、悪夢を見ている感覚。 本作に登場する記憶喪失の少年の正体には衝撃が…館シリーズの中でも重要な立ち位置になる作品。非常に満足度は高いのですが、もう読めない...って気分です。 (2000p超え...魂が疲れ果て…ました…うぅ...) もしこれから読もうという方は必ず順番に読むことをおすすめします。これからもし暗黒館の殺人を読もうという方がいましたら、心が燃え尽きるまで本作を楽しんでくださいね。

    4
    投稿日: 2022.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「十角館の殺人」から「黒猫館の殺人」までを読んでいた人であれば間違いなく楽しめる1冊です。 まさに今までの館の集大成です! この「暗黒館の殺人」は犯人が誰かはもちろん気になるのですが、それよりも浦登家の謎がかなり多くそちらにかなり気を取られました。 1巻から3巻までに数多く散りばめられた謎を4巻で綺麗さっぱり回収してくれます。 さらに驚きの事実も明らかになります! 浦登家の人々や使用人がその後どうなったのかもかなり気になりますが、それは一生語られることはないのでしょうね。

    3
    投稿日: 2022.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    綾辻先生からのプレゼントの様な本!!! 館シリーズを読んできた人なら100%楽しめる作品です(๑˃̵ᴗ˂̵) 物語のスケールが大きすぎて、4巻の途中で頭が混乱してきましたが笑

    2
    投稿日: 2022.07.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    読み終わったー!!! 4作に連なる物語、4作目で明らかになることの多さにどんどんページをめくりました。 中村青司という男の原点に向き合えた一作品でした。 浦登家の人たちの結末がいい感じで書かれてないのもなんとも、、

    5
    投稿日: 2022.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「視点」からの話が語られるたびに混乱していたが、読了後は驚くほどすっきりと「視点」のエピソードを読み直すことができた。暗黒館だけ異常に長い理由も理解でき、筆者の愛情が感じられる長編だった。 館シリーズの原点を存分に楽しめた。

    5
    投稿日: 2022.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これまでの館シリーズの中で長編。 3冊目までは、頭の中に?がいっぱいで、先がどうなっていくのか、ちゃんと回収されるのか、結局誰がどうなってる?と不思議な感覚でした。4冊目で、なーるほど!そういうことなのか!と、感激。 さすが、綾辻行人さま。見事です。 中也くんの正体がわかってスッキリ!

    4
    投稿日: 2022.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズの中で最高傑作!! 3冊目で謎が全く回収されなかったけど4冊目で 一気に解決できました。 強いて言えば浦登家の住人が その後どうなったのかすごく気になります。 読了後のカタルシスがいつも感じる。 館シリーズに出会えて幸せです。

    3
    投稿日: 2022.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これぞ最高傑作!と言わせるような作品だった。 四冊と非常にボリュームがあり覚悟して読んだが、いつの間にかすっかり読み終えていた。 謎が渋滞し、頭の中は?まみれだったのに、全てに意味があって納得させられるそして全て騙された。最高でした。

    2
    投稿日: 2022.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    館シリーズの集大成と言えるような作品。館シリーズ全10巻の最後にこれを持ってくればよかったのでは?とも思ってしまう。 とはいえ、今までの館シリーズのようなミステリー感は若干薄れ(本格ミステリー感は薄めで)、囁きシリーズのテイストを存分に取り入れたイメージ。 色々な仕掛けが施されており、それが徐々に明らかにされていくというストーリー。 ただまぁ、全般的に長過ぎるのは確か。もっと短くしてほしかったかな。

    0
    投稿日: 2022.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終えた時のカタルシスは十角館と同じくらいだった。綾辻行人という人物が作り出す作品に出会えたこと。それはしごく至福である。

    0
    投稿日: 2022.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ついに迎えた最終巻。正直ここまで非常に長かったです。しかも三巻まではほとんど謎が明かされず、何もかもがぐちゃぐちゃのまま置いていかれていました。 そして最終巻。ここまで広げて広げて広げまくった謎を、回収しきったので、一安心(?) もちろん驚きの連続でした。 「江南」2人いるとは…すっかり孝明さんだと思い込んで読んでいました。 所々に入り込む「視点」こそが孝明であり、なんだろうこの意味不明な視点、というのも一応納得です。 1番疑問に思っていた「動機」ですが、これもまた非常に上手。確かにそれだけで殺す?と思わなくもないが、ダリアの肉を食べていることや、気が狂った人たちだからこそ起こりうる事件。 総じて痺れました…。 そして中也の正体。「私」って誰だろう?ってずーっと引っかかっていましたが、まさか中村青司とは……。 外部者として、玄児(忠教)と一緒にいるシーンが多く、この館の中ではいたって「普通」に見え、そして読者に寄り添う存在として登場している彼だからこそ、これまで数々の狂気じみた館を作り上げた青司と言われると衝撃でした。 もう一度『十角館の殺人』読もうかな!

    0
    投稿日: 2022.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく、暗黒館の物語を読み終えた。 長かった…。 第4巻を手にした時、「本当にこの本のなかで全てが解決するのだろうか」と不安に思ったほど、3巻が終わった時点でまだいろんなことがとっちらかっていた。 4巻の最初の方で、中也が「玄遙犯人説」を唱え始めたときは、「このごに及んでまだ周り道をする気か?!」と思ったけど、結局、全ての謎がとけました。ありがとう。 江南=玄児 玄児=諸井忠教 の入れ替わりは、予想外! 玄児の18年前の記憶も操作されたものだったっていうのは、少し無理を感じたけどなぁ。 犯人である江南の動機も含めて、江南、かわいそうな境遇…。 全ての元凶が、玄遙というダリア狂の爺さんにあったかと思うと、ひどい話だ。 出生の秘密とか近親相姦とか、本格ミステリの一丁目一番地。 中也が中村青司だとわかった時には痺れたな。 中村青司って、狂ってるイメージだったけど、中也って常識人だったから。 この後の青司の人生、何があって狂気じみた存在になっていくのか、気になる。 私は不老不死を信じていないのに、この本を読み終わった時、惑の檻には今でも玄遙が彷徨ってると思ったし、なんなら、火災で死んだはずの玄児、江南、柳士朗も、そこに安置されて、復活して彷徨っているのではないかと期待(?)せざるをえなかった。 暗黒館の魅力に取り憑かれてしまったのかも。

    2
    投稿日: 2022.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    全巻合わせての感想。 信仰の話じゃないですか!大好きでした。 暗黒館という閉じられた異界で歪む人、人間同士の軋轢、信じたいという想いと信じるしかない呪縛。自分の生涯を塗り替えられた男たち…… そういったことを下地にしっかりと語らないといけないため、この長さになるのも頷ける。 そこから歪んだ願いと救いと使命。あくまで構成は本格ミステリなのになんてドラマチックなんだ。 時系列がずれているなということには早くから気がついていたものの、この視点はもしや例の画家なのでは?と思っていた。違った。まだまだ騙されそう。

    0
    投稿日: 2022.01.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    予想しなかった展開! 建築家の中村の原点がわかった。 所々、疑問だった点が、最後の章で全て繋がった! さすがな結末!

    0
    投稿日: 2021.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん。まぁまぁ、中也くんが実は中村せいじでしたーっていうオチはおーってなったけど、冗長すぎるかなぁ。全部の館の元になってたっていうので納得はいくけども。

    0
    投稿日: 2021.12.25