
総合評価
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powered by ブクログ研究という世界に携わったことがないわたくし、研究者とはどんなものかを知るべく本書を手に取る。 孤独相だとおとなしいバッタが、群生相になると急に色まで変わり態度が変わるバッタ。集団になると狂暴になる思春期男子と同じです。バッタ恐るべし。虫の大量発生、想像しただけで痒くなります。 そんな世界に飛び込む勇気。出来ません、そんなチャレンジわたくしには。 素直に尊敬します。 白眉プロジェクトで自由な研究を展開させてくれる京都大学の研究に対する姿勢にも感銘を受けた今日この頃です。しかし大学も経営的に厳しい時代。残念ながらこのような研究費に対して段々とシビアになってきていると聞きます。トホホって感じです。 しかし研究者たちのチャレンジ精神により、18年連続でイグノーベル賞をとり続ける研究者がいる国をわたくしは誇りに思っています。
0投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ全体的に面白く読めた お金、時間のリミットのある中 現地の人々と協力しながらバッタと戦う姿はすごいなと思った。 あとがきのなんちゃってラダマンのくだりは実践してみようかな。 もっと自分のため、誰かのため、世界のために研究を続けている方々に支援をしていく世の中になりますように
7投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログバッタのことを考えたのは小学校1年生ぶりかもしれない。土手で捕まえていたバッタのイメージとは違いすぎてびっくりした。バッタ、強すぎる。 筆者は多方面で常にハードモードだったろうに本文はコメディチックで読みやすい。友情・努力・希望が詰まった少年漫画のようなエッセイであった。わたしの中で「夢を追うってこういうことをいうんだなぁ」と、腑に落ちたというか、具体性を持って考えられるようになり、それだけでも読んでよかったと思える。 ここまで勇気と覚悟を注げるライフワークががない身としては羨ましい。 出版日をみたら10年ほど前の話だったので、現在どの程度研究が進んだのか、最新のバッタ危機事情も知りたくなった。
1投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログ昔表紙だけは見ていたが読んだことがなかったのでこれを機に読んだもの。モーリタニアとかいうなかなか治安も悪そうな国でサバクトビバッタの研究に全力を投じる著者がなかなかかっこいい。 特に、「現場と実験室との間には大きな溝があり、求められていることと実際にやられていることには大きな食い違いがある」というババ所長の言葉が印象に残る。 実務をするにあたって、それがしんどいから勉強に逃げる、という選択肢を取りがちな私であるが、机上の空論を捏ね繰り回すことに終始しては、いかに解決方法を振り翳して当て嵌めてみても当然に本質を見失う。 面倒くさがらずに現場に赴き、その現場で何が生じているのかを目視で確認し、事情を徹底して自分の腑に落としてから解決策を考えなければならない、というのは法律実務にも通ずるところがあると思う。 何においてもフィールドワークを重視し、現場の事情に精通したうえで物事を考えると言うところは、どこか心中に据え置き続けたいもの。
0投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ来年アフリカ遊びに行くってなって、なんかアフリカ関連の本ないかなーって思ってた時に手に取った本作。 発売当初にも結構注目されてて、表紙がインパクト強いからずっと気になってた実は笑 いいタイミングと思って手に取ってみたら、これまででいちばん読みやすい新書やった。 今度いくケニアではなく、モーリタニアがメインの舞台で、少し違いはあれど、アフリカの過酷な環境で戦う作者の姿はなかなか面白くてカッコよかった。 研究者の世界はまったく身近にないからさっぱりわからんけど、経歴もなしに飛んでいって、現地の人達に認められながら、協力も得てっていうのがすごい。 研究室の中とは一風変わった交渉術が役に立ったり(ヤギを振舞ったり?)、つながりがつながりを呼んで、業界内外のひとたちの助けを得ながら取り組んでいくっていうなかで、そもそも、助けを得られるところがひとつのポイントかなと。 それを得るためには相手にも「助けたい協力したい」と思ってもらわないとあかんから ハングリー精神学びました
1投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログタイトルの通り、バッタ退治のためモーリタニアに赴いた研究者のハチャメチャ記録。 有名な本でもあり、当然ながら面白かったです。研究内容そのものよりは、研究活動に生じるさまざまな苦労や現地の方々との交流をトラブルも交えてコミカルに紹介されていて、飽きることなく読めました。 残念なのは、小説ではないので都合よくバッタの画期的対策が生まれてアフリカが救われた!というような都合のよい着地にはならないこと。研究成果は論文で発表されるものなので仕方ないが、どうしても物語を読んでる視点になってしまっているこちらとしては、やや消化不良感が残りました。
12投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ研究者のはずなのに筆力が素晴らしい!一気読みしてしまいました。普段小説ばかり読んでいるのですが、友人に勧められて手に取りました。夢を持つことの素晴らしさ、ひたむきさに心打たれました。音楽で言うとMOROHAって感じです。いいもの読んだな〜…じーん。。
0投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログバッタ愛にあふれた一冊 バッタ博士の長年の夢 「緑の服を着てバッタの大群に 立ち向かい 服を貪り食われてみたい」 を現実のものとすべく モーリタニアに出かけていく 研究は思うように進まず 困難に阻まれ それでもバッタが好きだ‥‥と 研究者魂がすごい 表紙の写真にとてつもなく 惹かれた一冊
97投稿日: 2025.12.25
powered by ブクログ書店に平積みにされていた、この緑の人の存在は気になってはいたのだが、なかなか手に取れずにいた。だって虫嫌いだし。ところが、この度バッタ博士の婚活本が出たと知り、俄然興味が湧いたので(婚活の方に)「これまでのあらすじ」的な感じで読んでみることにした。 一言でいうと、モーリタニアで3年間にわたりサバクトビバッタを研究した記録なのだが、言葉もろくに通じない国で、さらに砂漠の過酷な環境の中で奮闘する姿には(虫の写真の頁は薄目で通過)、研究対象を通り越したバッタへの愛を感じさせる。 最近読んだ鳥語博士も熱量では負けていないが、バッタ博士の方がほんのり暑(苦し)さを伴うのは、軽井沢とアフリカの違いだろうか。常に研究業績を求められ、なかなか正規のポストに就けない大変な立場だと思うが、この後どうなるのか、そして婚活は…続編に期待。
11投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログ研究者の話というかサバイバルの話。 強烈に熱中できる「なにか」を見つけたステキな人生の過程の生き様話。
0投稿日: 2025.12.09
powered by ブクログサバクトビバッタが夜に天敵から身を護る方法は、とても面白かった。この方の研究結果をもっと知りたいと思いました。今後の活躍にとても期待したいです。
3投稿日: 2025.12.06
powered by ブクログ研究者が食べていくのは大変だと聞いていたが、そんな境遇でも勇気と工夫で人生を切り開いていく作者の生き方がにじみ出ている。 どうも、「楽しいこと優先」する自分の友人のようで、親しみが湧く。 続編『バッタを倒すぜ アフリカで』も読むことにしよう。
4投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログなんだこの本。めちゃくちゃ面白いエッセイだった。 日本の屋内バッタ研究者が、ポスドクの現状に危機を感じ、単身アフリカのモーリタニアに乗り込んだ。文体がポップで読みやすいし、何より作者が最高に面白い。アフリカのスケールも、起こる事件もこんなことあるの!?の繰り返しで一気に読める。 読みながら声が出るくらい笑った。
0投稿日: 2025.11.22
powered by ブクログギャグはむしろ苦手なのだが この人のは、 ポジティブとエネルギーの発露 がはちゃめちゃなユーモア という感じで面白い 研究の話が載っている本も刊行されたようなので、 そちらも読みたい
0投稿日: 2025.11.20
powered by ブクログ思わず笑ってしまう本。自分の好きなことを突き詰めた人には魅力があるし、その人の言葉で読めることが幸せ!!! モーリタニアでのタコの話はタコ好きとしては忘れられない笑
0投稿日: 2025.11.19
powered by ブクログここ最近で1番笑えて、好奇心も刺激される本だった。研究者としての情熱も、頭の良さも、行動力も、大変でも楽しそうなところも、全部自分も見習いたいし勇気をもらった。 それに加えてバカでかわいいユーモアのある行動や一言も散りばめられていて、前野さんの魅力が溢れた本。 文章もリズミカルで、描写も上手で、研究者で文才まであるって多才すぎる。
3投稿日: 2025.11.08
powered by ブクログ記念すべき100冊目! バッタ研究の為にアフリカへ行った昆虫学者のエッセイでした。 ユニークな人で、読んでいて楽しかったと同時に、研究の難しさや、モーリタニアの文化、お金の問題など様々知ることが出来ました。
1投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログユーモラスなエッセイ 思わずフフと笑いが漏れる 「バッタに食べられたい」、音速の貴公子、人格者の(ババとして知られていた)エッベ所長(誰?)、ハロウとユーロウとの別れ 運に見放されたり挫折や障害は多けれど、人には恵まれてる 本人の人柄だろうな、言葉もわからん異国で挑戦し続けて熱意めちゃすご
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ虫好きな我が子と、著者の姿がどこか重なりこの本を手に取りました。 研究者としてバッタを愛し、情熱のままにアフリカの地へ向かう著者。過酷な環境の中でも、バッタへのまっすぐな思いと、研究への誇りがユーモアを交えて描かれており、とても読みやすい一冊でした。 虫の話にとどまらず、「好きなことをとことん追いかける」ことの素晴らしさや、夢を形にするまでの道のりの厳しさも伝わってきます。虫好きな私の子どもにも、いつかこんなふうに情熱を持って生きてほしい――そんな気持ちになりました。 読み終えたあと、子どもに「サバクトビバッタの本を読んだよ」と話をしたところ、バッタカビ(寄生するカビの一種)について詳しく語りだした姿に、さすが虫好きだなと感心する一幕もありました。 虫好きはもちろん、虫が苦手な方でも楽しめる内容だと思いました。 また、あとがきに書かれていたラマダンの話では、ラマダンを体験したことで、前野さんがすべてのものに深く感謝していることが伝わってきて、より一層前野さんのことを尊敬し、好きになりました。
17投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログアフリカの地で自身の知恵とアイデアをフル活用し現地のバッタ被害解消に尽力するノンフィクションストーリー コミカルな描写が沢山交えられていて、とても読みやすい。現地の人達と阿吽の呼吸で次々と直面するクスクス笑えるトラブルを対処しつつ、好きなことにのめり込んで自分の仕事にしておられる筆者を尊敬した。 やっていることが本当に好きだからこそ、「なぜ?、どういう仕組み?」という興味関心が尽きない。平凡なサラリーマンをしてる自分との大きな違いだなと感じた。仕事でなかなかそんな風になる機会は正直少ない。頼まれ仕事を「タスク」扱いにしてさっさと80%程度出来上がればいいや、そんなことが専らである。 好きなことを自分の仕事に出来ることほど幸せなことはない。子供の頃、自由研究とかもっと一生懸命やればよかったなぁ、なんてな。
12投稿日: 2025.10.16
powered by ブクログ奇想天外なバッタドキュメンタリーでアクション映画を一本観たような満足感。面白かったです。続編も読みたくなりました。
0投稿日: 2025.10.12
powered by ブクログバッタに魅せられてアフリカのモーリタニアでサバクトビバッタの研究にのめりこむ自称バッタ博士・前野ウルド浩太郎さんが、七転び八起きの年月をつづった本である。ちなみに、ウルドとはモーリタニアで○○の子孫を意味する尊称で、バッタ研究所の所長さんが名づけてくれたそうだ。ファーブルに憧れて昆虫学を志し、一か八かでアフリカへ単身渡った。干ばつでバッタがいないという悪運に見舞われるが、代わってゴミムシダマシを対象にして前を向く。さらに、途中で無収入になるという苦境に陥るも、かえってそれを売りにしてプロジェクト資金獲得の激戦を勝ちぬいてゆく。研究の内容よりも、研究者の生き様を描いた本として興味深かった。
0投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ「俺にとってのバッタを見つけたい」 そう思った。 面白すぎた…。 アフリカを悩ます大問題であるバッタの大発生。 本書いわく、古来からバッタの大発生は深刻な問題で、「神の罰」という中学生男子なら心踊らされるような名前がついているほど。 そんなアフリカに単身移住し研究する道を選んだ著者の前野さん。 子供の頃に読んだ『ファーブル昆虫記』をきっかけに昆虫学者を目指したそうで、私も大好きだった本だ。 読む人によって、本は人生を変えてしまう魔力があるなと実感する。 前野さんは日本では考えられない困難にたくさん出会うが、その度に打ちのめされながらも、周りの人に助けられて乗り超えていく。 そして、そんな前野さんにはやはり運が転がってくる。 諦めずに挑み続ける人にこそチャンスは巡ってくるのである。 夢は持つだけで原動力を生むけど、それを周りに語れば、思わぬ形で誰かが助けてくれるかもしれない。 自然を相手に戦う前野さんの姿を見て、勇気をもらえた。 私は、会社に求められてもいないのに手を挙げて新事業を提案し、今その環境にいる。 前野さんほどではないかもしれないが、静かな戦いが毎日起きている。 しかし諦めず、戦い続けようと奮い立つ一冊だった。
11投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ時間かけてよみました。面白かった!!!研究者の人たちってすごい。プロってすごい。次回作もたのしみ!!
7投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログ国は違えど同じ西アフリカで働いた経験を待つ人間としてあるある(時間通りに物事が進まない、お金が絡んだ時の現地の人たちの「逞しさ」等々)が面白かった。 ただ時々出てくる著者の昭和じみたジェンダー意識の現れが気になった…。
1投稿日: 2025.10.02
powered by ブクログアツい。 文章がおもろいのと、人間的なアツさを感じてのめり込んだ。 自然に立ち向かう人間はカッコいい。
1投稿日: 2025.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昆虫は全く触れないし、目で見るだけでも鳥肌が立つほど苦手だが、この作品は最後まで読み切ってしまうのがもったいないと感じられるほど面白かった。 専門的なことを分かりやすい言葉で説明してくれているし、なにより著者のバッタ愛、ユーモア、ポジティブ精神が終始伝わってきて読んでいるこちらまで幸せな気持ちにる。 研究現場の西アフリカ・モーリタニアという国についても詳しく記されている。 国民性や生活、文化が日本とは全く異なっていて驚きの連続だった。 木の枝で歯を磨いたり、ヤギに段ボールを食べさせたり。 どこか他人事として捉えていたバッタ問題も身近に考えるきっかけとなった。
23投稿日: 2025.09.29
powered by ブクログ表紙と著者名のインパクトが強く本屋でも人目を引いていた本書をついに読みました。サバクトビバッタを研究するために西アフリカのモーリタニア(モーリタニア・イスラム共和国)に渡った著者の体験記です。続編も出ている(そのためまず一冊目を読もうと思った)ので、本書からさらに研究は進んでいるのですよね。 著者がサバクトビバッタを研究するのは「大量発生して、植物を食い荒らし、アフリカの人々の生命を脅かすバッタを抑えるぞ」という熱い思い、実はそれよりも「バッタにまみれたーーい!いや、喰われたーい!」という個人的欲望のため・笑 そんな著者のため、文章の口調もなかなか軽妙でユーモラス、写真もたくさん載っていて、それにもユーモラスでちょっと皮肉的なコメントが就いています。 しかし書かれている内容は時によってはなかなか過酷(-_-;)。好きなことをするためには、過酷であっても進む!そして明るく軽く、色々な方面に知り合いを作ることが大事だなあ。 著者の研究するサバクトビバッタが、なぜ大移動できるのか? バッタは、周りにバッタが少ない場所で成長した時は「孤独相」という緑色のおとなしいバッタになってお互いを避け合って暮らす。しかし周りにたくさん仲間がいるところで斉唱すると「群生相」と呼ばれ、黄色や黒の目立つバッタになる。この群生相が翅が長くて飛ぶことに適している。そこで大集団で大移動で食い尽くす。なおイナゴはこのような相変異を起こさないんだそうで、それがバッタとの区別なんだそうです。 その他のバッタについては本書をお読みください。 研究者のシステム、発表する場、博士号などの進み方、就職事情、そしてお金の事情も書かれていて、「研究者」ってどうやって研究して発表して生活の糧を得ているんだということがわかりやすかったです。 国や研究機関から出るお金のこと、それが出ないときにはどうするか?著者はインターネット発信や他の生物オタクたちとの発表会に出て研究の重要性を知ってもらう!ってことをやっていました。 ちょっと意外だったのは昆虫の研究者は室内だけの研究も多いらしい。室内だったら同一の条件で管理された研究室できるという利点があるようです。 バッタの研究だなんてみんな屋外で観察・研究しているのかと思ってましたよ。特に著者のアフリカにしかいないバッタの研究者ってみんなアフリカに集合しているのかと思ってましたが、何年も常駐してアフリカ研究所一員となるのは珍しいようです。 経済事情はかなり切実。研究者の声を聴くと「国はこういうところにもっと支援してほしい」って思いますよ。 著者はインターネットや本書などで「みんなに知ってもらいたい!」と布教活動。そのためにあちらこちらに顔を出したり、雑誌連載で文章力を磨いたり。研究者って研究ばかりすのではなく、専門とは全く違う人たちとも交流する力が必要ですねえ。 そしてアフリカ生活、砂漠生活について。 やはり単身でアフリカ生活のてんやわんやは読んでいても心配になってしまう。なにしろフランス語分からない、海外研究初めて、屋外研究初めて、海外の人と研究するの初めて。それで習慣の全く違う海外に行くのでぼったくられまくりで「日本人カモられ記録」のようでした…(-_-;) だんだん分かって対策しては、またドジって、また対策していく著者・笑 そんななかでもバッタ研究所の人たちと熱く研究を重ねる様子は、大変ながらも楽しそうです。 特に常に研究者に気を配りアフリカ全体のためにバッタ対策をするババ所長、ちゃっかり給料二重取りしながらも著者の相棒となったティジャニとの交流は良い体験を読んだなあと思えます。 砂漠の生活で印象的だったのはヤギ料理!美味しそう。 最後に。表紙の緑の装束と、インパクトのある名前の由来。 緑ずくめは「バッタの群衆は緑色のものに群がるので、緑色の服を着た女性が服をバッタにかじられたことがある。いいなあ、自分もバッタに喰われたい、と思って緑づくめになった!」ということ。 しかし本書後半で実際にサバクトビバッタの大群に緑の服で飛び込んだときはほぼ無視されたようです(写真も載っています・笑) しかしバッタの大群の写真はたくさん載っていますが見ているだけで恐ろしい(=_=;) 名前は、ウルドとは「息子、子孫」という意味だそうで、アフリカでは名誉ある名前だそうです。単身アフリカに渡った著者に、モーリタニアのバッタ研究所のババ所長から付けもらった名前で、著者も研究者としての決意、アフリカ研究者との仲間意識から名乗ったそうです。 しかしその後アフリカでは「ウルドという名前が多すぎるので禁止」となったので、本場に「ウルド」はいなくなり、それは日本人の著者が継いでいることになった、というなんか面白い展開に。
48投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログバッタアレルギーのバッタ博士による「バッタに食べられたい」という子供の頃からの夢を叶えるための冒険譚。 とにかく文章にユーモアが溢れてて、クスッと笑いを通り越して思わずニヤニヤしてしまいました。 度重なるアクシデントやトラブルにも決して諦めず、どうにかして知恵を絞り、現地の人と協力してなんとかしていく姿は、読んでいてとても勇気付けられること間違いなしです。 全体を通じてとてもコミカルだけれども、その研究には大きな意義があって、「こういう人に研究費用をもっとあげて!!」と叫びたくなります。 笑いあり感動あり、一気に読み進めてしまう魅力に詰まったエッセイ。 こんな人と一緒にいると、楽しいだろうなあ。
1投稿日: 2025.09.13
powered by ブクログ昆虫博士として生き抜くために、アフリカへ渡る。 もっと無謀な人なのかと思いきや、入念に準備もしてて。とはいっても自然現象相手なので、散々な壁にぶち当たるのですが。 混じりっけのない純粋で真っ直ぐな信念は、素晴らしい人達を呼び寄せ、どんな厚い壁も突き破っていくんだなぁって、この世は捨てたもんじゃない。 たくさんの勇気をもらいました。
3投稿日: 2025.09.12
powered by ブクログ私は動物園の動画を見るのが好きです。そこには時おり、動物への変態的とも言える愛情に溢れた飼育員さんが登場し「動物に踏まれたい♪」などと言い出すのです。 こうした専門分野の人の、飼育、研究対象への愛って凄まじいな…と思っていたら、この本の著者・前野 ウルド 浩太郎さんもそうした異常な愛情の持ち主でした。 まず、彼の行動原理は「緑色の服を着てバッタに食べられたい」なのです。何でも昔、バッタが緑色の服を植物と勘違いをし、服ごと食べてしまった話があるそうです。 幼い頃、それを聞いた前野さんは自分もバッタに食べられたいと願い、バッタ研究者の道へ。 しかし現実は厳しく、博士号を取ったとはいえ、就職先が無くバッタ研究を続けられない…。など数々のトラブルに見舞われます。 それにしても、博士号があっても研究ができないなんて、世の中世知辛いですねえ…。
1投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ読み終えるのに意外と時間をかけてしまいました…汗 昆虫学者の研究日誌といった感じで、新感覚で読めて面白かった。 前に物理学者の日常のノンフィクション読んだ時も面白かったけど、こういった一つことに全身全霊の人って羨ましいなぁ。
1投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ小さい頃に描いた夢を大人になっても、追い続ける。 何度も苦境に立たされても、それでも立ち上がる姿がかっこよかった。 ただ、バッタに食べられたいというのは常軌を逸している。
5投稿日: 2025.08.29
powered by ブクログ2017年刊。発売直後に一気読み。まさかこれほどのベストセラーになろうとは! 昆虫学者として、実験室ではなく、ほんとうのフィールドに出てゆくという「賭け」。自己顕示が強過ぎるように感じてしまうが、それがなければ、この道で生きてゆくことなどできない。 自分のことをたっぷり入れて、シチュエーショナルにストーリーを語る。舞台はアフリカ・モーリタニア、おもしろくないわけがない。
1投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログまず表紙のインパクトに「買うよねー」迷いなくゲット。 サバクトビバッタについては、テレビであの強烈な映像を見て鳥肌を立てたくらいの知識です。 そのバッタを倒しに行くんだな!と思いきや、 え?食べられたい?? しかも…バッタアレルギー? のっけからツッコミどころ満載ですが、結局最後までツッコミ続けることに。 確かに相手は自然と異国の文化。次々になんやかんやあってただでさえ面白いのに、前野さんの筆致が追い打ちをかけてきます。 「倒すぜ」もすぐ買ったのですが、読むのがもったいないのとあの分厚さに…未だ積読。
5投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログ学者を目指す方々のストイックさや考え方を知ることができた。 文章のタッチも人間味があって楽しく読めた。 日常では関わらない世界観だが、非常に勉強になった。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昆虫に興味が出始めた最近、ずっと前から様々なところで目にしていた本著にやっと手を出した! ポスドクの苦境、追いかけるものがあることの強さと脆さ、モーリタニア(異国)での生活 このようなドキュメンタリーはいかに苦労を笑い話に変換できるかが肝になっている。面白いと興味も自然とわいてくるし、その人が追い求めているものがすごくプラスなものとして受け止めやすくなる。 作者は楽しませる部分の塩梅が丁度よくて胃もたれしない程度に腹をくすぐってくる。 続編、バッタを倒すぜアフリカでは婚活編とのことで???な部分が大きいがぜひ手に取りたい
2投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログバッタの生態を追いかけることに命をかけた人。 バッタの話以外にも普段の暮らしや、研究の苦労など知れて面白かった。 サクサク読めるし、気軽に読める本 どの世界でも見せ方や、取り組み方が大切だとわかった
1投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帯に『サンドウィッチマン伊達みきおさん推薦』とあり、手に取ってしまった。 ウルドというのはモーリタニアで最高に敬意を払われるミドルネームだそうだ。 著者は、アフリカでサバクトビバッタが大規模な被害を出していると知り、研究している。 昆虫嫌いな人には写真が気持ち悪いかもしれない。私も得意ではない。 サソリに刺されたり、過酷な環境だ。 この本の出版までに論文が書けていないので、結局どうしたらバッタが成敗できるかはかいてないので、星3つ。 バッタとイナゴの違いも勉強になった。 しかし、博士課程は足の裏についた米粒、とっても食えないというのは聞いたことがあるが、こんなに大変だとは…。
5投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログタイトルに興味をそそられ手に取りました。 バッタはもちろん、モントリオールでの生活について面白おかしく書かれており、とても読みやすかったです! 言語がままならない状態での現地での状況、コミュニケーション方法、交流について、楽しく読めます!著書の中でも説明されてましたが、文章の表現について、読み手のことを考えた表現をしっかりと勉強をされたとのことでした。 「昆虫が苦手」という方も全く問題なく読めます!続編も刊行されているようなので、読んでみたいと思いました!
1投稿日: 2025.08.09
powered by ブクログファーブル昆虫記に感銘を受け、昆虫学者を目指す著者がアフリカにわたってバッタの研究をする。 「バッタに食べられたい」という夢があるものの、バッタアレルギーというのがかわいそう。 バッタの生態のみならず、滞在中のモーリタニアとの文化の違いなどが紹介され、面白かった。 挿絵もイメージわきやすく良かった。
6投稿日: 2025.08.04
powered by ブクログ好きなことがあって、な〜んとなく「その道の研究者になれるのっていいなあ」ぐらいなことを考えたことがあるのですが、いやいや、研究職はそんな甘い夢ではなく、辛く厳しく、それだけにやりがいも多い、しかし確固とした信念が必要な夢なんだな、と笑いながら理解させてもらえました。 そして、周りで支えてくれる人たちを、自然にしても戦略的にしても、味方につける魅力とコミュ力…もしかして研究者にとって一番必要なのはコレじゃないかと思いました。こりゃ、ワタシには研究者は務まらないな。 コミュ力と、それを発揮して鍛え抜かれた文章力で、とってもとっても気楽に笑いながら読める本に仕上がっていて、楽しく可笑しくフィールドワークの厳しさを学べました。最高。 さらには、中盤くらいにふと気になって、最後の最後「あとがき」にも書かれていて驚きのあまり叫びそうになった、この光文社新書のしおり「知は、現場にある。」とのキャッチコピーとの一体感の見事さ。前野博士に声をかけてくださった編集の三宅さん、本当にありがとうございます。
1投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ講演会で筆者の話を聞いた後ということもあり、講演会で感じた筆者の雰囲気そのままに楽しく読めました。筆者の人を惹きつける魅力、エネルギーを感じつつ、子どもの頃に読んだファーブル昆虫記が記憶の片隅から蘇り、子どもの頃に戻ったような気持ちになりました。
4投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ前野ウルド浩太郎さん… 「待って、なんかふざけた感じの名前だし、バッタに変装してる感じも、芸人さんなのかなぁ?というかこれはご本人?何?これ?」と本当に何の前知識もなく読んでみた!! (あらすじとかは読まず、前知識が全くなく、とにかくどぶーんと書かれているものに浸かるのが大好き!) そして世間への窓口が閉ざされており、前野ウルドさんを今まで存じ上げなかった。 インスタのフォロワーさんからおすすめしてもらえなかったら、絶対自分では手に取れなかった本!! でもさ、読んでみたら、涙と笑い(ガチの笑い)要素がふんだんに詰め込まれた、バッタ研究で博士課程を終えた高学歴の男が、昆虫博士への夢を追うノンフィクションだった!! 前野ウルドの「ウルド」はネタでも何でもなく、この命名の裏にある胸熱ストーリーがとにかく必見だし、めちゃくちゃすごいことをしているのに、それを面白おかしく全てネタのようにしてしまう感性と謙虚さがもう素敵すぎて…。 読み終わる頃にすっかりは前野ウルドさんのファンに。 私が一番ツボったのは、「超手抜き会話術」のところ。 共通の言語を話さない専属ドライバーとどう会話をしたのか?! 家で読んでたから良かっけど、外だったらちょっと笑い堪えるのに必死だったかも(笑) 本当に頭の良い人ってすごいな。 ガチ中のガチの研究者なのに、この本では全く難しいことを書かずに、こんなに簡単に、面白く、分かりやすく、バッタに1ミリも興味ない人を惹きつける文章が書けるんだから。 本当にすごい。 自分の専門を、こんな風に誰にとっても敷居を低くして、文章にできる力を心から尊敬する!! 良い本との出会いだった。 「知は、現場にある。」は光文社の言葉だけど、前野ウルドさんが全身全霊で教えてくれた!! これを私の体にも刻みたい。 研究室(家)に閉じこもっているだけでは、 本当の知は得られないですね。 これを好きだった方には、高野秀行さんの「幻獣ムベンベを追え」も自信を持っておすすめしたい!
4投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ昔は昆虫に触ることは平気だったけど、今はカブトムシでも無理。バッタはそれこそ触れない。 なのに表紙と題名に魅かれて読んでみた。 バッタの研究者の話だけど、表紙から分かる通りまったく固い内容ではなく読みやすい。 自分の当たり前の幸せに気付かされる本でもある。「無収入なんて悩みのうちに入らない」というぐらいの考え方は、そうありたいと思った。
15投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ本当に笑い話にすらならないぐらいの辛かったことはここには書いていないだろうなと思う ここには笑える失敗や他人も共感できる大事しか書いていない。それでも凡人である私には耐え難いイベントばかり この人はバッタ博士になるべくしてなったんだなと思えた ティジャニがすごくいいやつでいい相棒 ババ所長もいい人で頼れる上司 いい人達に恵まれてバッタの研究をできているんだな〜と思うも この人の人柄と努力と才能をひしひしと感じる この人でなければこんなに現地の人と連携して研究できなかったのではないか? ウルドというミドルネームに込められた想いがとても素敵だった そのミドルネームなんだ?と思いながら表紙を開いたが読み終わりには胸が熱くなる著者名だった
1投稿日: 2025.07.26
powered by ブクログ面白かった。 バッタとか昆虫とか全然好きじゃないけど、著者の前野さんのバッタ研究にかける情熱が伝わってきて、すごく良かった。 やっぱ何かに真剣に熱中してる人の話って面白い。
9投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ研究がしたいだけなのに様々な理由に苛まれて阻まれ、それでもやり遂げようと進み続ける姿がすごいと思った。それらの苦労や逆境がポップで軽やかな口調で語られ、非常に読みやすいのも印象的だった。メインの研究のことは続巻にあるとのことなので楽しみ。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ子供にも読ませたい読みやすく面白い内容。 虫の研究者の実情やバッタの生態が少しわかる。 孤独相、群生相というバッタの特徴を初めて知った。
1投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログ続編を読もうとして、読むのを中断して、これを読んだ。以前、読みきれないままだったが、今回はほぼ一気読み。モーリタニアに着たすぐあたりを過ぎたら、引き込まれました。
2投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ今まで著者を知らず、表紙のインパクトに目が留まってしまった。 めちゃくちゃの色物かと思いきや、バッタへの情熱と信念が詰まった1冊。 モーリタニアという普段の生活していても聞くことのない異国で、情熱を燃やし、戦っていたひとがいたとは、、、しかもバッタ、、、 そして、海外ならではのぼったくりなどのトラブルありながらも、モーリタニアの憎めない人間味あふれる方々。 いろんな魅力が詰まっていた。 サクッと読めるのでぜひ!
1投稿日: 2025.07.01
powered by ブクログ続編を読むにあたり再読。 やっぱり面白い。 最初に読んだ時はババ所長のファンになったけど、今回読み直したらティジャニのファンになったので続編でティジャニだけの章があって小躍りしました。笑 著者がふざけているようでとても戦略的、且つ人情味にあふれていて魅力的なのがこの本の勝因ですよね。 毎年子供に本を寄付できるブックサンタでも必ずこの本は加えています。
2投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ虫あんまり好きじゃないけど、挿絵のバッタは不思議と見れた。無収入になってもやりたいと思えることがあるのはすごく羨ましく、自分もそんなものが見つかったらいいなと思った。
1投稿日: 2025.06.29
powered by ブクログとても楽しめた。バッタが引き起こす蝗害という社会問題に関してだけでなく、モーリタニアの文化や自然環境も学べる書だった。 さまざまな困難に直面しながらも、最後までモーリタニアで研究をやり通した姿勢には驚かされる。自分が好きだと思うものを追求することの重要性を、改めて認識できた。
1投稿日: 2025.06.19
powered by ブクログどちらかといえば虫は苦手だったのに表紙のインパクトとタイトルのインパクトにつられて手に取ってしまった。 表紙と同様に文章にも著者のユーモアを感じるけど、ユーモアの中にも真面目な研究姿勢や、自分の好きな物に対して真っ直ぐ取り組む姿勢がかっこいい。 自分では想像もできないくらい過酷な環境にも関わらずネガティブな内容が少なくて、ティジャニやババ所長などのモーリタニアの方々もチャーミングに書かれていて、むしろ楽しそうにすら感じた。 前野ウルド浩太郎さんの環境や人に対しての温かみを感じで尊敬できる。
3投稿日: 2025.06.14
powered by ブクログ表紙の緑色の扮装は、何だこれ? と思って手に取った本です。 著者はバッタの研究者でありながらバッタアレルギーとは。しかも子供の頃からの夢が「バッタに食べられたい」とは。ちょっとぶっ飛んだ本です。(筆者がぶっ飛んでますね。笑) 内容は、アフリカでのバッタ研究の日々が語られます。いろんなトラブルがあったり、無職になって研究者生命の危機を迎えたり、と波瀾万丈。バッタの生態は少し出てきますが、バッタの話より、アフリカでの研究生活の様子が書かれている、という感じですね。文章にユーモアがあり、しかも読みやすくてとても面白い。良い本ですね、これ。 写真が結構たくさんあり、しかも多くはカラーです。そんなに大きな写真ではありませんが、カラーってのはちょっと良いですね。 この本の段階では、研究はまだ半ば、と言うところでしょうか。はたしてバッタの大群「神の罰」の対策は可能なのか。この後の話も知りたいところです。
1投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ同じく新書大賞を受賞した『生物と無生物のあいだ』は、著者のアメリカでの研究生活を描きつつ、「生物とはなにか」という深遠な問いへと門外漢の読者をも誘う。本書にも同じ構成を期待してページを開いたが、その予想は裏切られた。学術的な内容にはあまり重点が置かれておらず、むしろ著者がモーリタニアで送った生活やポスドクとしての就職活動、そして個人的な成功の軌跡が中心に据えられていた。作者自身もそのことに自覚的で、あとがきには以下のように記されている。 "「この本で研究内容についてあまり触れていないのは、私の怠慢が原因でほとんど論文発表していないため、まだ公にできないという事情がある。論文発表したら、また読み物として紹介するつもりだ。」" したがって、バッタの生態や昆虫学・生態学の専門的な解説を期待する読者にとっては、やや物足りなく映るだろう。表紙からしてこうした期待が的外れであったのかもしれないが、それを差し引いても、学術的な話題に割かれた紙幅はごくわずかであるように感じられた。本書は日本十進分類法ではバッタ昆虫類に分類されているようだが、内容的には旅行記に近く、旅行記あるいは夢を追う若者の自伝と見なせば、一定の興味をもって読了できるだろう。進路に悩む高校生にとっては、読む価値のある一冊と言えるかもしれない。研究内容が盛り込まれるらしい次作に期待。
1投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは面白い! 誰でも気軽に読めるしとても元気になる本。 バッタ研究者になりたいけど無理なんじゃないかと悩みつつ一歩を踏み出した著者が、これでなんとかイケるかも! と言う地点に至るまでの記録を読みものにまとめた本。 モーリタニアでの生活と研究全般の苦労と工夫と失敗を楽しく読めて、冒険物語を読むようであった。研究者といえば社交ベタでお金に疎いイメージがあるけれど、著者のポジティブな頑張りに感服する。 夢を見ることと実現することの好例として中高生に勧めたい本だけど、単純に面白くて気持ち良く読んだ。研究はこうやって進めるのかーと知るのも興味深かった。 研究者になる戦略としてニコ動やクラファンを利用するなども今どきで感心した。著者は本には出ていないいろいろな運動や仕掛けをしているのだろうな。そういう韜晦も戦略として…… 単純で能天気に見えて、実は高度に複雑なことをやってのける人と理解した。頭のいい愛され芸人のように素晴らしいと思う。
1投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログモーリタニアでバッタ研究を進める著者。アフリカ暮らしでの苦労やフィールドワーク、そしてポスドクとしての苦労などとても面白おかしくダイナミックに伝わってきた。一面のバッタ群れは恐怖を覚える。研究がアフリカのよりよい未来につながっていきますように。
1投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログバッタにまつわる話だけでこんなに面白いなんて笑 最後まで読んだからといってバッタにめちゃくちゃ詳しくなるわけでは無いけど、バッタだけで人生がこんなにも豊かになる人がいるんだなと新しい発見があった。
1投稿日: 2025.06.04
powered by ブクログとにかくバッタが大好き。現地の言葉が喋れないのに単身モーリタニアに乗り込む前野博士。バッタを倒しに(ホントは喰われに)来たはずなのに、待てど暮らせどバッタの群れは現れず、やむを得ずゴミムシダマシ(略称ゴミダマ)の性別判定をしたり、そこにやってきたハリネズミを飼ったりと、前向きに貪欲に何でもやる。バッタの研究だけで生きていくため、全力で大奮闘、なのに京大の試験では白眉を実践して無視される。ちなみに表紙の緑のコスチュームは、表紙用に用意されたものではなく、実際に使用したものと思われる。ご本人は大真面目だ。 この著作の執筆時には結果を発表する段階ではなかったとのことで、データ的な記述はほぼない。理系の学者が書いたとは思えないテンポの良い文章で、とても楽しく読めた。 研究編らしい次作も読まねば。
3投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ冒頭から溢れるバッタ愛が伝わる。憧れの昆虫学者になるためには相当の覚悟が必要なんだなと。異国の地に言語も通じずに何年も滞在する度胸は本当に凄い。
1投稿日: 2025.05.25
powered by ブクログバッタ研究のためアフリカに渡った著者の、研究や生活の様子、博士として生活出来るようになるまでの奮闘劇 専門的な話はあまり多くなく、アフリカでの生活の大変さやバッタを追いかけるしんどさ、研究者になるための話がメインなので、知識が全くなくても面白く読めた。高野秀行さんの著作を思い出させるような語り口と内容だった。
1投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログバッタを愛しているわけでもなく、アフリカに興味を持っているわけでもなく、みなさんのコメントを偶然見かけて手に取ったのですが… 面白かった!! 「まえがき」を読んだだけで引き込まれました。 途中リアルなバッタのお写真もあり、苦手な人は苦手かもしれないので、そこだけ注意です・笑 これがノンフィクションだなんて、世の中には情熱を持った、すごい人たちがいるんだなと感動。 偶然の出会いに感謝です!
1投稿日: 2025.05.07
powered by ブクログJean-Henri Fabreに憧れて昆虫学者を志し、バッタ研究の道に進み、「バッタに喰われたい」という夢を持つ著者がほぼ身一つでモーリタニアへ! 実績は無し、現地の公用語たるアラビア語もフランス語も全然話せない、だがバッタ研究への情熱だけは誰にも負けない! ——無謀としか言えない挑戦を選択した著者の勇気と大胆さにまず驚かされた。現地の研究者たちとゼロから友情と信頼関係を築き、金銭面の不安に晒されながらも意外な縁で克服し、倒すべき敵であると同時に愛おしくてたまらないバッタたちと全力で向き合えるようになるまでのドラマには笑いあり、涙あり! まさに現代の冒険者だ。 海外でのフィールドワークを選択しておきながら語学がからきしだったり、イスラム国家のモーリタニアにビールを持ち込もうとしたり……。著者のアホな一面にクスッとなる。
2投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログhttps://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00053914 作業療法学科 石代 敏拓先生
0投稿日: 2025.04.21
powered by ブクログ博士になって研究でお金を貰う事の難しさ、遠いアフリカの地の生活。この本に書いてあることは全く知らない事ばかりでした。
4投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログㆍ一年ぐらい前に読んだものなんですけど、思い出したので登録させてください(՞ . .՞) ㆍこれねー、読んでる時熱出してたんよね。気分悪かったのに、学校の授業が大事なやつだったから休みたくなくて、無理やり放課後まで頑張ったせいで熱が長引きました ㆍそれはどうでもいいんやけど、それで重い頭で読んでたせいで、すごく内容が残ってるわけじゃないんですごめんなさいほんとにᐡ ʚ̴̶̷ ‧̫ ʚ̴̶̷̥̀ ᐡ ㆍでもすごく面白かったことは覚えてます!会話のテンポ感が読みやすかったから結構好きな本だな ㆍちなみに明日始業式なんだよ、もう中二だよー ㆍ新入生入ってくるのかーってワクワクしてます!部員もたくさん増えるといいな ㆍそしてMBTIやったら、前3回連続ENFPだったのがESFPになりました!運動家からエンターテイナーになったの結構嬉しい( ˶'ᵕ'˶)
12投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログ2から読んじゃったんだけど、やはり面白い!!なかなか研究者さんの生活を知ることってないけど、財源、出版状況、従業員の確保など、とってもわかりやすく、そしてユーモアも豊富に書かれていてとても面白かった!
2投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログコミカルな文章で楽しく読ませていただいた。バッタの研究という多くの人にはなかなか理解されづらいことに情熱を燃やしながらアフリカでの奮闘にドキドキさせられた。巻末の方にある「夢を持つと、喜びや楽しみが増えて、気分よく努力ができる。」という言葉に共感した。著者の夢は壮大だったかもしれないが、自分も小さな夢を持って気分よく努力できる日々を送りたい。
1投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログ漫画「薬屋のひとりごと」の読者コメント欄でオススメされていたので購入して読みました。 好きこそものの上手なれを地で行ってる前野さんは本当に凄いなと感服しました。 バッタに食べられたい願望…自分には理解できない心理ですが、好きを極めたらここまでくるのか(笑)と思いました。 1つの事を極めている方の実体験に基づく話は本当に面白くて、また文章を書くのがお上手なので一気読みしました。 楽しく読めた上、昆虫学者の苦悩やそちらの分野の学会の話など、普段生活している中で出会うことのない分野の見識が広がり楽しい作品でした。
1投稿日: 2025.03.31
powered by ブクログ前から気になっていた本だった。タイトルのインパクト、そして緑のバッタスーツ姿でたたずむ著者の写真。ついに読んだけど面白かった。とにかく文章が読みやすい。軽快で、ユーモアがある。アフリカでバッタを研究するという一見風変わりなテーマの裏には、研究者としての情熱と葛藤、そして人間的な悩みや喜びが丁寧に描かれてい た。現地の過酷な環境、言語の壁、孤独との戦い、なかなかに辛そう。白眉に採用されたシーンは泣きそうになった。 というか、この本を読んで、あらためて読書の素晴らしさを感じた。他人の経験を、まるで自分のことのように追体験できる。それは、動画では敵わず、深く、静かに心に届いてくる。 自分もいま留学に行くかどうかをずっと迷っている。でも、著者が未知の世界に全力で飛び込んで行く感じをうけて、失敗を恐れるより、自分の中にある「やってみたい」という声を大事にしたいと思えた。まじでいい本でした。
1投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかく本当にバッタが大好きなんだなっていうのが文章の端々から感じる。 私の読み方が捻くれてるせいか、専門家の書く一般向けの新書とかって、著者の自意識を必要以上に感じることがあるんだけど、この本はなんか本当に「バッタが好きなんだな」ばかりを感じる(笑)。 研究対象のバッタ・研究所の環境等のいろんな困難はありつつも、「就活」(安定した社会的地位)というのが現実的な課題としてずっと横たわっているのは、研究者も世知辛いんだなとしみじみ感じてしまう。 本当はアカデミックの世界くらい、利益とか関係なく研究に没頭できる環境があればいいのに、現実的にはなかなか難しいんだろうな、と。 文書上、あえてそう表現しているのかもしれないけど、バッタと同じくらい、バッタを研究する自分を愛してそうな著者のいい意味での自己愛・自己肯定感が眩しくって。でも単身アフリカに飛び込んでやっていける人って、このくらいじゃないとやっていけないんだろうな。 大した「好き」もなく、普通の社会人やってる自分には眩しい。だからこそ、多くの人に応援されているんだろうな。 余談だけど、 自分の母校の人も出てきて、びっくり。 あと、バッタ触りすぎてアレルギー発症って見て、やっぱり度を超えた摂取って何事も良くないのね。
1投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ前野さんが話してるような感じの文章。ユーモアたっぷりでとても面白い。 虫の画像、写真が苦手な方は要注意!! 何だか、自分の価値観、周りの価値観を改めて考えさせられた… 子どもたちは、ウソをついているが、それは相手を蔑むとかじゃなく「お金のため=生活のため」の知恵。 前野さんの研究仲間?仕事仲間?でも、どこに信頼を置くかで見え方が変わってくる。 いわゆる「悪い人」はいなくて、それら全て今日、明日を必死に生きるための術なんだな、と。 地雷原の話は、想像するしか出来ないが、自分がそこに立った時、どういう感情が生まれるのだろうか…と。 大量のバッタを前にした前野さんの行動、足が竦むとはこういうことなのか… 続き本もあるようなので、前野さんの念願は果たされるのか、期待半分、またあのユーモアに出会えるのか楽しみも半分。 日本に生まれて、日本で当たり前なことがアフリカでは通用しない、私たちは豊かかもしれないし、そうじゃないのかもしれない、など色々考えさせられる。 大人たちの笑顔も、子どもたちの笑顔もウソじゃないと思うから。 予算は研究費用に、本当に使って欲しいなと思う。
12投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ2025年3月10日読了。昆虫好きが高じて昆虫学者となった前野「ウルド」浩太郎氏がサバクトビバッタの研究のためモーリタニアに滞在し、悪戦苦闘しつつ研究を続ける姿を自ら語る本。題材がそもそも面白いし、日本と全然違い過酷だが人情味のあるモーリタニアの人や環境と触れ合いも楽しそうだし、研究者ならではの観察力や実験力、博士あるあると思われる論文・ポスト・収入などをめぐっての呻吟もめちゃめちゃ興味深く読んだ。著者は2年間の期限でバッタ研究のため現地研究所に赴くも目的を果たせない時点であきらめてもおかしくないところ、逆に無職を売りにしてニコニコ会議に出たり研究プロジェクトに応募して新たな人脈・気づきを得て研究を続けるなど、自分も1年や2年芽が出ないくらいであきらめてはいけないな…と勇気をもらった。サバクトビバッタの生態解明・蝗害撲滅に向けてはまだまだ道半ばのよう、自分もがんばっていきたい。
8投稿日: 2025.03.10
powered by ブクログ文章が面白いので最後まで読めたけど、 研究内容の記載がほとんどなかったのが残念。 へ〜って思うところが少なかった。 2025.3.2
1投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログブクログユーザーさんの本棚にわりとあって評価も高く、表紙にも惹かれて読んでみた。芸人かと思ったら、れっきとした学者だった。 でも、芸人のように語り口が面白すぎて、ブログを読むような感覚で楽しく読み進めた。 モーリタニアの文化やもちろんバッタのことについても知れて、そして夢を追う楽しさも教えてくれた。
1投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
12月の昆虫大学で買ってやっと読めたー! すごくおもしろかった!! 日本ではありえない規模のサバクトビバッタの群れ、研究の地モーリタニアの自然と文化全部がおもしろい!バッタ以外の生き物の話も多いから生き物好きにおすすめ。小学校高学年くらいのお子さんでも読めるくらい言葉が優しく、話もわかりやすい。 日本の科学研究やポスドク、お金のことについても触れていて生き物系出身として危機感。何が見つかるか、何が何の役に立つかわからないからこそ、お金をまわしてくれ〜! 途中モーリタニアで好まれる女性の話から女性の健康の話をしてくださっていた。作者絶対にいい人。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログ日本でポスドクと呼ばれる博士課程修了者の雇用の不安定さについて、報道等で漠然と知ってはいたが、この状況は日本の発展にとって危機的だと感じた。おそらく文系学部のポスドクはもっと厳しいと推察される。論文を執筆して子供の頃からの夢である昆虫学者の職を得るため、著者はサバクトビバッタを求めアフリカへ赴く。背水の陣のような状況にもかかわらずポジティブな行動、ガチの研究者なのに本職の作家のように面白い。特に後半はエモい。また、現状をよく整理した上でリスクテイクする大切さも学んだ。 続きもあるようなので、ぜひ読んでみたい。 【本書での学び】 ・まばらに生活するバッタは一般的な色彩の孤独相と呼ばれ、お互いを避け合う。高密度下で育成したものは、群れを成して活発に動き回り、黄色や黒の目立つ群生相と呼ばれる。 ・バッタとイナゴは相変異を有無で区別され、日本でバッタと呼ばれているものは群生相に変異しないため、厳密にはイナゴの仲間である。 ・オアシスは私達の想像と違い、ドス黒く濁った水を茶色の泥が囲み、そのほとりは水を飲みに来た動物の糞だらけで臭い。 ・外国で研究する際、地元の研究者と連盟で論文を発表したりと、地元を重視する姿勢の重要性が他の本にも述べられていたが、本書でも同様だった。地場に敬意を払う姿勢は、研究者だけでなく他の職業でも同様なのかもしれない。
14投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ壮大な物語を読んでる気分でした。以下、私が心に残った言葉です。 “上を向けば涙はこぼれないかもしれない。しかし、上を向くその目には、自分よりも恵まれている人たちや幸せそうな人たちが映る。その瞬間、己の不幸を呪い、より一層みじめな思いをすることになる。私も不幸な状況にいるが、自分より恵まれていない人は世界には大勢いる。その人たちよりも自分が先に嘆くなんて、軟弱もいいところだ。これからつらいときは、涙がこぼれてもいいから、下を向き自分の幸せを噛みしめることにしよう。” (p265引用) “ありがたみを漢字で書くと「有難味」になる。困難があったからこそ、余計にありがたみを感じられるようになったのだろう。” (p374引用) 読むだけで、アフリカに行った気分になれます(著者からしたらおこがましいとは思いますが)。 バッタに関する専門的用語は一切なく、著者の研究日記であり、とても読みやすい新書になってると思います。私はまだ学生ですが、社会人になったらもう一度読み返そうと思います。 初め、ティジャニは金に糸目をつけない人間で、今後付き合っても大丈夫かなと読者ながら心配でしたが、著者との関係をみていくうちにいい人なんだなと思えるようになったのと同時に少し愛らしくも見えてきました(笑)
4投稿日: 2025.02.06
powered by ブクログ2025年5冊目 ウルド博士の意志の強さと行動力に感嘆しました。本の内容もコミカルでfunny。また私も理系の研究室に所属していたため実験の考え方と想いもよらない(アフリカの)その環境でのアクシデントとかはあるあるのようでinterestingでした。所々挟まるモーリタニアのエピソードもちょうど面白いです。少しネックなのが結局博士の目的(研究)はどの章でどの程度果たされているのかわからなかったです。最終章あたりまでほとんどせいかなしということだったのか。。あと論文にしていなかったりなんだりで研究成果は本に載せられなかったことは残念ですし、それもあり進捗かわかりにくいのかもしれません。
1投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログTV朝日の「激レアさんを連れてきた。」に出てきそうな、とにかく行動力アリまくりな、バッタ大好き学者の卵の主人公が、熱意と行動力と人柄と運で無職 -> 京都大学の学者になるサクセスストーリー。 言い回しとかが秀逸で、面白いから隅々まで読みたいが、ページ数が地味に多い上に文字数も多いので、忙しい人は図書館で借りても返却期限までに読み切るのはまあまあしんどいので注意。
1投稿日: 2025.01.25
powered by ブクログバッタ被害を食い止めるため、単身モーリタニアへと旅立ったバッタ博士が描く科学冒険ノンフィクション。(オーディブル) フィクション以上の実話に夢中になりました。 この筆者は何者で、モーリタニアってどこ?という感じで読み始めましたが、読み終わった後は、筆者がとても魅力的な変人であることがわかり、モーリタニアに行ったことがあるような親近感も感じてしまいました。 読書の楽しみの一つは、自分の世界とは違う世界を味わえることだと思いますが、本書は、まさにそれに当てはまる作品でした。 アフリカのバッタの特性やモーリタニアの文化や国民性は、この日本では想像できない世界で、新たな発見ばかりでした。 子供の頃の純粋で変わった(個性的な?)夢を叶えるために、単身アフリカへ渡った筆者の行動力から、自分も何かできるのではないかとちょっと勇気をもらいました。
60投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログ痛快エンタメ冒険譚! 博士という生態系のかっこよさが詰まった傑作。 昆虫記であり、文化人類学史であり、ポスドク奮闘記であり、前田ウルド浩太郎という偉人伝でもある。 フィールドワークものにハマりそう。 〜推せる生き物投票〜 【1位】 ババ所長 本名(改名後) モハメッド・アブダライ・エッべ as known Babah 前田・ババ・ウルド・コータローにすればいいのに...! よき師となり、戦友となり、旅と研究の全てを支えてくれ、前田氏のモーリタニアフィールド研究の恩人となった人。とても神々しい。ババも「モハメッド」であることは言及されていなくてくすっとした。その情報の開き方テクいよ。情熱、温かさ、聡明さ、陽気さ、そして慈悲深さ、全てを兼ね備えた立派な方で終盤は手を合わせながら読んだ。 【2位】 ハロウ 終章に近づいたあたりにハロウとの別れ話を長めに演出してきてテクすぎた。そう、ハロウの話が聞きたかったのよー...!物語としてのエモポイントの差し込み方は石井氏の差金か?前田氏のセンスなのか? 【3位】 ティジャニ 銭ゲバなところはあったけど、まあいいじゃないの!モーリタニアには珍しく時間を守る人らしく、外国人である前田氏とバディを組んでかなりフッ軽にバッタを追いかけ回したかけがえのないパーティの戦士。 職業属性は音速ドライバー。 【4位】 石井伸介氏 しごできで震える。登場シーンは少ないにもかかわらずダンディズム乱射しすぎな1枚の写真と、トッキントッキンに鋭利なしごできエピソードにやられました。 【5位】 京都大学 白眉を審査するのが伯楽? 白眉メイク無視? ユーモアはポーカーフェイスで、口は出さんが金は出す、ちょっといけずな甲斐性おばけ。来世は京都大学になりたい。 【6位】 ゴミムシダマシ 略してゴミダマ。自分がつけた名でもないのに偽物扱いされている不本意(代弁)な虫。本物のほうのゴミムシって名前も大概だけどね。 雌雄の存在確認のために、前田氏により交尾中に引き剥がされて解剖された過去あり。 バッタがいないあいだの浮気な研究対象として一躍ライトがあたるが、自らを捕食しにきたハリネズミたちの「かわいさ」に前田氏の興味も読者の興味もまたたくまに悉く奪われていった。 その後、バッタが発生したら研究対象としての言及も言わずもがな、ゴミダマたちがその後どうしているのかは、伝え手がいないので誰も知らない。 【7位】 ヤギミルクをくれた地位の高い人 伝統的で機能的そうな木の器に入ったヤギミルクがおいしそうだった。豊かな感じが写真から伝わる。 ---- 後日譚、も出ているようだしいつか読みたいです。
1投稿日: 2025.01.21
powered by ブクログ長い事積んであったものをようやく。 面白かったー。ぶっちゃけ興味のある分野では無かったけれど表紙のインパクトで買ったのでそれほど期待してなかったし、小難しい内容だったら読めないなと思ってた。 が、平易な文章で面白おかしく馬鹿馬鹿しく、けれど学術的な部分もしっかり押さえてという非常に読みやすく引き込まれる内容だった。 ブログほど崩れ過ぎてもおらず、気楽に本として読むにはちょうど良いというか。文才ですな。 次巻出てるので他の課題こなしたら是非読もうと思う。
1投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ初めて知る内容が多かった。アフリカの砂漠、バッタの被害、昆虫学者としての活動などなど、最後まで楽しく読めた。
0投稿日: 2025.01.13
powered by ブクログバッタ研究については興味がなかったにも関わらず、筆者の独特の言い回しや行動がとても面白くすらすら読むことができた。 有言実行できる人はそう多くないと思うが、常に行動する筆者はすごいと思った。見習いたい。
0投稿日: 2025.01.09
powered by ブクログ【つらいときは自分より恵まれている人は見るな。自分より恵まれていない人を見て、自分がいかに恵まれているかに感謝するんだ】 自分含め、ぜひ日本人のみなさんに身につけてほしいマインドセットでした。
1投稿日: 2025.01.02
powered by ブクログずっと読みたいと思っていた本。やっと読めた。想像していた内容と全然違って勝手にビックリしている。 おもしろい!著者の人柄がとても素敵だし、文章もとても上手なので惹きつけられる。 何よりも私が感動したのが、まえがきがめちゃくちゃ面白かったこと。ここで一気に惹きつけられた。本文が気になって仕方なくなってしまう感じである。 モーリタニアお国柄、バッタの研究生活、ティジャニやババ所長とのやりとりについて、生き生きと語られているので、こちらも楽しくなってしまった。 好きなことを仕事にするって素敵ですね。周りへの感謝を忘れずに、自分のやるべきことに集中する著者。その姿勢に心打たれるひとが多いのも納得(私もその1人で)。
26投稿日: 2025.01.01
powered by ブクログめちゃくちゃおもしろかった。大晦日に一気読みしてしまった。 新書なのに新書っぽくなくて研究者のおもしろブログを延々読んでいる感じだった。 自分だったらガックリしちゃって立ち直れなかったり、もう帰りたいってなってしまうような出来事をポジティブに捉えてユーモアたっぷりに受け取れるのは凄いし、それをまた本にしてくれるなんて魅力的すぎる。 友達にもこういう才能を持ってる人が何人かいるけど、どんなコンテンツをインプットして、どうやってアウトプットの練習をしているのだろう、、
8投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ久しぶりに心が震え、心から読んで良かったと感じる読了感だった。バッタの話のどこから感じたか分析すると、やはり作者の人間性だ。そしてそこに関わる素敵な人たち。アフリカの未知の世界を想像させてくれ、ユーモア溢れる文章。 余韻に浸ろうか、すぐに続編に手を出そうか迷う。でも必ず読みたい。
12投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログうおお面白かった 税理士の先生が唐突に貸してくれて読んだんだけど、絶対自分では読まないジャンルだった 夢を叶える快感、辛くなった時は自分より恵まれない人を見ること
1投稿日: 2024.12.23
powered by ブクログ先に続編の方を読んでしまっていたのだが、やはり面白い!! 研究の話が面白かったので、『倒すぜ』の方が好みだったが、こちらもなかなか。
3投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログめちゃめちゃ面白かった! 研究者のリアルがこの本にある。 フィールドワークに邁進する飽くなき探究心をもつ勇者に幸あれ! 続編読むのが楽しみです。
2投稿日: 2024.12.13
powered by ブクログAudibleにて。めちゃくちゃ面白かった!!! いつもミステリーを読んでるのに申し訳ないけど、今年の1番はこの作品かもしれない。 ブク友さんの本棚でよく見かけるなと思って全く期待せずに聴いたんだけど、こんなに短く感じた5時間(1.7倍速)は今までになかった。 表紙から勝手に芸人さんなのかと勘違いしていたけど、立派な昆虫学者の方。 好きなものを突き詰めてバカみたいに熱中する人が大好きなので『クレイジージャーニー』の番組が大好き。 著者の前野ウルド浩太郎さんはまさにクレイジーなバッタ愛が深過ぎる昆虫学者だった。 研究者ならではの観察眼でバッタだけでなく、人間やモーリタニアの国のこともユーモアを交えて伝えてくれる。 アフリカの地で1人で大変なことだらけなのに、何に対してもめげずに前向きに捉えて、みんなを仲間にしてしまう。 正直で真っ直ぐだから応援したくなる。 頼れるババ所長と運転手の相棒ティジャニの2人も大好き!! 何度も笑って、自分の知らない分野の新しいことを知ることができて、更に元気ももらえた。 実は私も一時期クワガタを50匹くらい飼育していて昆虫大好き。 息子が小学2.3年の頃にコクワガタを飼いたいとねだられて飼ってみたら、あまりの可愛さに私までハマってしまった。(星新一さんと全く同じパターン笑) そこから色々な種類のクワガタを飼っていくうちに、自分たちで孵化させてみたくなり、1番カッコいい〈ギラファノコギリクワガタ〉のペアを飼って、ネットで息子と調べまくって飼育した。 ギラファはたくさんの卵を産んで、タマゴから幼虫になり、幼虫を一匹ずつキノコの菌床を詰めた菌糸ビンに入れて、成長と共に菌糸ビンの大きさを変えて成虫になるのを待つ。 菌糸ビンの中で初めて動く成虫ギラファノコギリクワガタを見たときには、あんなに小さな卵だった子がこんなに立派になってと、我が子のような気持ちになって感動した。 菌糸ビンからオス・メスのどっちが出てくるかガチャガチャみたいにドキドキして、オスもメスもどっちも可愛かった。 その後コクワガタも孵化させて、その頃の息子の部屋は虫のケースだらけで、もはや完全に虫の部屋に(^^) 成虫たちは寿命を終えて、1つずつケースの数が減って最後の一匹が死んでしまい、あんなに賑やかだった虫の部屋が普通の息子の部屋へ戻った時には寂しかった。 家の前にいたアゲハの幼虫を育てて蝶にしてベランダで放した時は、なぜか名残惜しそうに何度もベランダに戻ってきて、息子が「バイバイ〜もう戻ってきちゃダメだよ!」と大泣きして叫んでいたのを思い出した(ノД`) 書ききれないくらい虫には本当に色々なことを教えてもらったなぁ。この本を読んで久しぶりに当時の虫のことを思い出した。 あんなに「虫博士になりたい!」と言っていた息子は、今ではすっかり虫への興味を失ってスマホでゲームばかりしている(^_^;) 子どもの頃から一途にバッタを愛している前野ウルド浩太郎さんは、やっぱりクレイジーで尊敬する。 虫のことを思い出してつい長くなってしまった。最後まで読んでいただいてありがとうございました。 ブク友さん達の本棚になければ読んでないので、本当にブク友さん達はありがたいです。 第2弾も楽しみーー!!! ★10
97投稿日: 2024.12.05
powered by ブクログ普段小説しか読まない自分が、タイトルに惹かれて読んでみた。モーリタニアという、あまり馴染みのない国で奮闘する筆者さんの様子がイキイキと描かれていて、最近読んだ中でもイチオシ。個人的には昆虫より人間模様が面白かった。
4投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ他者には得難い経験もそうなんだけど、シンプルにこの方の文章が面白い!痛快な日々を痛快な文章で。研究内容はほぼ無いのだけれど、アフリカでの暮らしやそこで出会う人々、バッタ、その他の虫たち、ああなんて刺激的で魅力的な日々なんだ!
0投稿日: 2024.11.27
powered by ブクログ好きなものへの熱意で全てを乗り越えていくのがすごすぎる、好きの力は大きい 私もトルコに縁があるので、あとがきのラマダンの話もすごく共感できる
4投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ人気の本でずっと気になっていた。 (バッタを倒すって…どゆこと??)タイトルからしてセンセーショナルで何のジャンルの本なのかも分からない。ただのギャグなのか?? 読める機会が出来て読んでみたら本当にタイトルの通り(笑)アフリカまで行ってバッタを倒すという手記(?)記録だった。 虫嫌いや苦手な人は閲覧注意な箇所が沢山あるけど、読む価値はある。 バッタだけではないけど意外にも虫たちの世界は謎に包まれているようだ。 日本でもイナゴが大量発生して農作物がやられてしまったという事は昔あったのは知っていた。(太宰治の本にもそんな事書いてあった気がする。とても切ない話だった) 何故急に大量発生してしまうのかまだ分かってないらしい。 著者はバッタの生態の謎を解きアフリカを救う為にアレコレ工夫しながら研究をしている。 『ピンチをチャンスに変える』とはまさにこの事だなと思う。 そして好きな事に夢中になる、好奇心を持ち続けることの大切さを改めて感じた。 虫の研究と聞くと小難しいのかと思うけど、わかりやすく、そしてとても面白く書いていて夢中で読めたし笑える所も沢山あった。 色んな意味で頭がいい人なんだと思う。根っからの研究家という感じで何にしても戦略を考えて行動するところは凄い才能だ。 エンターテイナーな所もあって体当たりで下手したら怒られるようなギャグをかましてるのも豪快で飽きない。(怒られた時の事も考えてるところも戦略家っぽい) この本から得られる教訓は沢山あるので人気なのがよく分かった。 続編も出ているので是非読んでみようと思う。
0投稿日: 2024.11.24
powered by ブクログ星5じゃ足りない、本書に出会わなければ一生言葉にしなかったであろうモーリタニア。 隣の同僚に本の表紙を見せ「この本は西アフリカのモーリタニアで大量発生するバッタを倒しに行ったバッタ博士の話で!」と語り始めた。 以前は殺虫剤の入ったドラム缶を砂漠に捨てていた話、ちょっと気持ち悪いバッタの大群の話、真っ直ぐにしか走ってくれないタクシー、からの音速の貴公子ティジャニの話、郵便局で荷物を受け取れなかった話。 同僚には序盤で、もういいよと言われたが、次の日もまた話した。それくらい聞いて欲しかった。 自然の力、文化の違い、研究者然としたバッタ博士。 人生を懸けてアフリカに行ったとは思えない。向き合っている事象は大真面目なのに、起こるトラブルも深刻なのに、自分の人生が懸かっている局面なのに、何故こんなにも笑わせてくれるのか!ギャップなのだろう、とにかく文章が面白い。もちろん尊敬の意味でだ。真面目な話なのに、最後ネタを落としてくる。こんな風に話せたら、難しい話も周りは真剣に聞いてくれるだろう。バイブルにしたいと思った。 最後になるが、本書には光文社から出ているほぼ同じ内容の児童書がある。私はそちらをお勧めしたい。なぜなら加筆されている部分がとにかく…もう可笑しくて、あれは人前では読めない。
15投稿日: 2024.11.16
