
総合評価
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powered by ブクログ2016年76冊目 世界中を旅する高城剛氏がイギリスロンドンでであった概念。それが「オーガニック」 金融危機のさなかのロンドンでいかにオーガニックというライフスタイルが発達したのか。 また、オーガニックとはどういう概念かを解説してくれています。 自分の食べるもの、身に着けているもの。それがどこから来たものでどのように作られたのかを知るということが大事であるということを感じさせます。 また、にわとり(いわゆる鶏肉)をロンドンで区別する仕方、表現、これにははっとさせられました。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
エコ、グリーン、オーガニックの違いが分からない典型的な日本人の自分には、この本を読んでもイマイチピンとこない。書いてあるとおり、土に触れなければ分からないことなんだろう。ただ、筆者が抱いている日本人の食ならびに、世界の動きに対する無関心への不安を感じた。
0投稿日: 2018.03.13
powered by ブクログ20世紀的な、アメリカ的ないまの消費、効率化社会から少しでもオーガニックに、食に生き方にこだわるのが21世紀的な生き方なのではないか。 大半が歴史的な政治・経済の話で、「いつ出てくる、オーガニック」と中盤思ったけど、後半ググッと来た。おもしろい。 なぜイギリスがオーガニックのルーツなのか?どれだけオーガニックなのか?いままで知らなかったけどなるほど納得。そして、マーケット行きたい。などなど再読希望。
0投稿日: 2017.10.17
powered by ブクログ社会改革をまつのではなく、 無理に自分の考え方を変える努力をするでもなく 住む場所を変えるだけ。 目的は客観的な目を養い、 自分のすすむべき正しい道を見つけることにほかならない。 オーガニックが単なる食べ物の話ではなく、 ライフスタイルそのものである。 王室も実践するオーガニック イギリスの給食がひどい理由は、 サッチャー時代の福祉削減政策で、給食予算が大幅に削減されたから。 ジェイミーオリバーは現状を変えるべく立ち上がった。Jamie's school dinnersというドキュメンタリーに。 ”free range”フリーレンジ 鶏を野外の自由に動き回れる環境で飼育する方法のこと。 グリーン革命 前ロンドン市長 ケン・リヴィングストン ユニークな施策をいくつも打ち出した。 イギリス全土でファーマーズマーケットを運営しているThe National Farmers' Retail&Markets Association(FARMA) 全国各地のマーケット情報を調べられる。 ロンドン市内なら London Farmers' Markets.のサイトで。 日本の農産物のうち、有機が占める割合は0.16%(2006) 労力がかかるわりには利益が薄い。 今の日本には、なぜオーガニックが必要なのかきちんと説明してくれる人が誰もいない。 要するに、教育の問題。 思想にこだわるイギリス人、行為にこだわる日本人。 イギリス人は行為そのものよりも、根底に流れる思想やスピリットを重んじる。 日本国民全員が江戸時代の食生活に戻ったら、 すぐに日本の食料自給率は20%くらいあがるだろう。 1960年当時の日本は米や野菜、魚介類、肉類、果物などほとんどの品目で100%に近い自給率だった。 食料自給率低下のもっとも大きな原因は 日本が戦争に負けて、食生活が完全にアメリカ化したことにある。 パン食や肉食の定着→自給率が低かった小麦等を大量に輸入するという方法が習慣化。米などの自給率の高い品目のシェアが減った。 日本で作ることができる農作物には限界がある。 高温多湿で雨が多い日本は小麦や大豆、とうもろこし生産には不向き。家畜の餌としても重要な品目なので、今の食生活が変わらなければ相変わらず輸入に頼らざる負えない。
0投稿日: 2014.07.12
powered by ブクログ何歳も年下のエリカ様と結婚したハイパーメディアクリエイター、という正体不明の高城剛氏。 失礼ですが、予想していたよりとてもまともな方でした。この本を読む限りでは。 個人的には、高城氏の考えには同意します。 そもそも私は金融関係のお仕事があまり好きではない。刷られてもいない、実際はないお金をやりとりしているから。一日で何百億円も儲けるのは、もう仮想の世界のよう。 そんなことから、私は実体のあるものを扱う製造業などのほうが好きだし、それがいつの時代も安定して国家を支えていくと思う。 もちろん今の時代、株の取引、投資などを全く行わないというのは無理があるけれど、アメリカのように行き過ぎると、いつかは歯車が狂ってしまう。 高城氏の生活は少し憧れる。 田舎でゆっくり自給自足の生活が出来れば幸せだと思う。 そして、彼の提唱する新しい生き方、すなわちオーガニックな生き方にも共感する。 自分の食べている物がどこから来たのか、どうやって育てられたのかを知ること。産地に足を運んで、直接見ること。食だけでなく、衣服も、そして電力も。 東日本大震災の前に書かれた本なので、今の日本とは色々状況は違うけれど、それでもこの本から学ぶことはたくさんある。 放射能汚染による食の安全性が叫ばれる昨今、そして原発神話の崩壊により電力を今までのようにただ当たり前のものとして考えられなくなった今、一人一人が自分のこと、自分が食べるもの使うものをきちんと見直す必要がある。そんなことを教えてくれた。 この本は是非おすすめしたい。
0投稿日: 2013.03.27
powered by ブクログ石田淳さんが高城さんのシンプルライフを誉めており、たまたま目にしたこの本を手にしてみた。イメージがガラリ。経済についてよく勉強しているし、時代の流れを考えて、何よりも行動している。ものを持たず、今までの価値にとらわれず、健康な食事、生き方を。これからにも期待!
1投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログオーガニックはライフスタイルだ!に納得。昨今のエコブームに表層的すぎる印象を持っていたので、エコとはグリーンとは再考のきっかけになった。高城さんの著作は初だったけど、メディアの印象とは異なり、好印象。
0投稿日: 2012.07.02
powered by ブクログ先をいくクリエイター。次に目を付けたのはオーガニック。 知っているようで知らない最先端のオーガニックの視点を得られる。 将来の夢ともつながる。貴重な一冊 以下レバレッジメモ 最近のトピックのほぼすべては、資本主義の崩壊をゴールにしているように見えるが、そうではなく、実は都市システムの崩壊なのではないか。その結果あらゆるものは地方へ分権していかざるを得ないだろう。と僕は考えている。おそらくこの先数年で、効率化だけを追求した世界の大都市システムは、崩壊するだろう。そして、大都市は再生を求めることになる。その一つの答えが、本書でいうオーガニックなのだと僕は考えている。今や大都市で生活する魅力はない。真の金持ちはとっくに都市から離れて生活し、あらゆる面で質を求める人たちも、都市部と距離をおきはじめて。生活の質を求める時に同じコストであれば、都心に住むメリットは少なくなる。都市以外で暮らす方が生きるリスクが低いとも言える。それは成熟した国家の未来像なのかもしれない。逆な見方をすれば日本の未来の可能性は都市部ではないところにある。1997年に書いた自著デジタル日本人で、ぼくは第三の土地なる提言をした。僕の祖父の時代には、住む家と働く場所は近距離にあった。父の時代になると、郊外型ベッドタウンが整備され、働く場所を第一の土地とすると、離れた場所にある家は第二の土地となり、結果、電車や車などの移動交通網、テレビや電話などの通信、ターミナルと呼ばれる小空間が出来上がり、高度経済成長につながった。一方、この第二の土地が急速に開発されたことで、首都圏の畑は激減してしまった。これからは、第三の土地をいかに発見するかである。その背景には、情報社会の発展による就労形態の変化と移動にかかるコストが極端に安くなることがある。それによって、仕事場、都市近郊の家、郊外の安息値の三点で生活する人が増え、結果、内需を再拡大し、新たな成長を生むという提言であった。いまもこの考え方は同じであるどころか、ますます確信を強めている。都心から二時間も離れれば、不動産価格は信じられないほどに安い。僕らは失われてしまったものをいかに取り戻すか、を真剣に考えねばならない時代にいる。僕自身、東京、ロンドンを経て、09年からはバルセロナに住んでいる。バルセロナの魅力の一つは物価の安さだ。為替変動があるので一概には言えないが、生活費は東京やロンドンの3分の以下ですむ。 僕のいう娯楽とは、いま一般的に言われている娯楽とは少し違う。ある意味、宗教的なものというか、自分と向き合うための新しい娯楽が増えると思っている。人々は今まで以上に自分自身について考えることになるだろう。人間とは一体なんなのか、ここにいる私とは一体誰なのか、そんな自問自答こそが、次世代の娯楽になる。時間を必要とするが、あまりお金はかからない。つまり21世紀の娯楽とは哲学に近いものだ。ここでいう哲学とは単なる癒しや怪しいスピリチュアルなものではなく、インテリの言葉遊びでもなく、もっと激しく土着的なものだ。言ってみれば、哲学と宗教とアートがミックスしたようなもの。太古の例えば縄文人が祭具として土器を作り、自分と向かい合うことと同義である。古くて新しいライフスタイルということもできる。十分な娯楽を持つことは、乱世において精神的な保険をかけるようなものだとも言える。さてここで2007年の著作サバイブ南国日本にも書いたことだが僕が数年前から実際に導入しているライフスタイルの一部をここで再び紹介しよう。まず僕は、農場で一頭の乳牛を買っている。また、全国の複数の果樹園とも提携し、自分にとって美味しい食料の確保に務めている。ハワイにコーヒーの木も植えている。水源も確保しているし、数年前から沖縄西表島に仲間たちと作り始めた風力発電施設が完成したので、仮に電気やガス、水道が止まっても、そこで半永久的に生きて行くことを前提に日々実験している。ジャングルをかける電気自動車も導入した。また旅先にはソーラーパネルを持参し、自家発電することも忘れない。旅に出ると、どれくらいの電力が必要で、どう貯めたらいいか、などのノウハウを蓄積している。さらに個人的な外交を可能とするためにこの20年間溜め込んだものはほとんど処分してしまった。会社も売却し、日々の移動速度をあげた。そして、データ化できるものはデータ化し、必要最小限に絞り込んだ。そんな僕の持ち物は今、スーツケース立った数個分のみ。おかげで都市から大自然まで世界中のあちこちを、いつでも移動したい時に移動できるようになった。 こうして多くのコミュニティを行き来し、実際に目で見たもの、あった人から、自分なりの情報を集め、分析することが可能になったのは、実はこの数年の話である。机の上でコンピュータばかり触っていたり、高層ビルで会議ばかり続けていても、わかったような気分になるだけで、事実と違うことが多い。知りたいのは未来のことで、その潮流がインターネットに乗ることは、まずない。インターネットに文章や写真が出た時点で、ほとんどの場合がすでに過去の話だからだ。また本当に大切なことがインターネットに出ることは滅多にない。これが、僕がインターネットは古い、という最大の理由である。これまで人間の移動を阻んできた国籍や人種、言語あるいは仕事といった壁を軽々と飛び越える自由な人々。21世紀は間違いなく、そういうハイパーノマドともいうべき人々が活躍する時代になっていくはずだ。彼らは真実を知っている。この先、世界がどうなるかを、自分たちの目で見て、肌で感じているのである。このハイパーノマドとは僕の言葉ではない。フランスの経済学者で哲学者であるジャックアタリの言葉だ。彼はこれから世界はどこでも仕事ができ、暮らしていける500万人から1000万人のハイパーノマドと生活のために移動せざるを得ない何十億の下層ノマドにわかれていくと、断言している。世界的な勝ち組、負け組の分岐はこれからなのである。 僕にとってのオーガニックとは、もっと人間の本質や考え方、生き方全般に深く関わる。ライフスタイルそのものなのだ。それはこれからの人生をより良くするための哲学であり、自分自身の精神と肉体をバージョンアップさせる処世術なのである。ただし、効率化の追求によるバージョンアップを説く従来の処世術とは、本質的に大きく異なる。 90年代がスターバックスの時代だとしたら、これからはデイルズフォードの時代になるのではないか、とまで評されているカフェだ。ロンドンのスローンスクエアやチェルシー、ノッティングヒルなどにも次々と進出を果たし、最近では食材やコスメ、食器や衣服まで揃えるトータルライフオーガニックショップとして、さらなる話題を集めている。デイルズフォードは、もともとはコッツウォルズ地方にある小さなカフェから始まった。コッツウォルズの店舗にはオーナーの目の届く範囲で生産されたものを中心に商品を扱っている。ただし、値段は決してお安くない。むしろ驚くほど高いのだがこれが売れているのだ。デイルズフォードの特長は、オーガニックにありがちな土臭さを排した洗練されたデザインだろう。デイルズフォードの提案するハイセンスなオーガニックアイテムの数々はロンドンっ子のみならず、ヨーロッパ中からこの店を目指して訪れる人々をワクワクさせている。 ホメオパシーでは、抗生物質や科学的に調合された薬ではなく、レメディと呼ばれる無毒、無成分の砂糖玉のようなものを服用することで、肉体や精神を治癒すると言われている。このレメディを患者の症状に合わせて選択する人を、ホメオパスと呼ぶ。 こうやって書くと怪しげな民間療法みたいだが、イギリスでは健康保険が適用される立派な医療の一つなのだ。イギリス国内にはホメオパシーが受けられる病院が五箇所ありホメオパスになるには国家資格の取得が必要だ。 グリーンシティを標榜するロンドンでら、さらに一日二キロ歩こう運動や自転車利用運動なども盛んに行われている。レンタルサイクルの導入も検討しており好評である。自転車移動という概念もさることながら、乗り物の共有の感覚がとても新しい。そういった取り組みが功をそうしたのか、僕の周囲にもこのところアイムサイクリスト!と誇らしげに語るイギリス人が増えている。東京とは違い、雨の多いロンドンで自転車だけで移動するのは大変なことである。 ファーマーズマーケットのスローガンはwe grow it.we sell it.私たちの手で育てたものは私たちの手でうる。生産者の中には自らクリエイターやプロデューサーを名乗る人々もいる。なるほど、最近のクリエーターなる職業は、僕を含めてコンピュータに近いところに多くいると思うが、次の世代のクリエーターはこちらなのかもしれない。自分たちが作った農産物に、いかに自信とプライドを持っているかということの表れだろう。 日本マクドナルドの創立者の藤田田氏は人間は、子供の頃に食べて覚えた味はその後一生食べ続けると言ったらしい。でも、それが事実だとしたら、それほど恐ろしいことがあるだろうか?もう、アメリカに憧れる時代は終わった。21世紀を生きる我々にはむしろ日本人という誇りを持って世界と退治することが求められると僕は思う。 セレブも注目する日本初の食事法、マクロビオティック 日本には、日本人が自覚していない優れた文化がまだまだある。その中でも特に僕が注目しているのが玄米食を中心としたマクロビオティックだ。これは新オーガニック主義とリンクするもう一つの注目すべきムーブメントだ。読者の方々もその名前ぐらいは聞いたことがあるかもしれない。マドンナやトムクルーズなどの有名セレブたちが実践したことで話題になった食事法のことである。マクロビオティックというと、西洋に起源を持つように思えるが、この食事法を確立したのは桜沢幸和氏という生粋の日本人である。彼は自身の結核を明治の食医、石塚左舷の食用方で直したことから、日本の伝統的な玄米菜食に注目。東洋医学の陰陽五行説をもとに食べ物で陰陽のバランスをとる食事法をマクロビオティックとして体系化したのだ。彼は1950年代にかけて欧米で活躍し、海外ではジョージオーサワの名で知られている。その意思を受け継ぎマクロビオティックのさらなる研究と普及に務めているのがこれまたアメリカ在住の日本人久司道夫氏だ。 イギリスでは流行りに敏感な若い女性たちが、新オーガニック主義を支えるコアな層になりつつあるということだ。心身共に美しくなることを思えば、オーガニック文化に素敵な女性が集まるのは、もっともな話である。流行りというのは大抵感度の高い女性たちの間で火がつき、加速度的に広がって行くものである。ここでいう感度の高い女性とは、ある程度の知的レベルと収入を持ち、情報収集と分析の能力に長けた女性たちのことだ。彼女たちは、総じて美意識も高く、常に美しくあろうと努力を怠らない。そうすることが、自分の人生をより幸福にするということを彼女たちは皆知っているからだ。僕を含め男性はあまり気にしたことはないだろうが彼女たちが美にかけるお金の額はかなりの額にのぼる。心から気に入った服やバッグには惜しげもなく大金を支払うし、本当に聞くと思ったコスメやサプリには平気で一万二万のお金を投下する。体型を維持するためには高い会費を払ってもヨガやジムに通う。 だから彼女達が一様にセンスが良くてきれいなのは,本当の努力の賜物であり,ある意味当然なのである。僕からしてみれば,その動向はきわめて信用にあたいする。さて、美にこだわる彼女達が,次に目を付けたのが食であった。いくら素敵な洋服を着ても,ジムで体を鍛えても,脂っこい肉食やインスタント食品、ジャンクフードで体の中を汚していては,意味がないのではないか?毎日,体に取り入れるものを見直すべきなのではないか?そんな彼女達の前に表れたのが,オーガニックムーブメントだったと言う訳だ。いま、彼女達の関心は,最も品揃えのいいファーマーズマーケットや有機野菜をもっとおいしく食べるための調理法などに向かっている。数年前着飾ってラグジュアリーな夜遊びにふけっていたことは,完全に過去の話。the end of luxury the begining of organic と既にあちこちのラグジュアリー誌に書かれている、実際、パーティを回っても不景気なのでむなしい。今はむしろ,週末のお昼に高級オーガニックランチを楽しみながら語らうのが,時代の社交スタイルなのだ。20世紀までは、あのブランドの限定アイテムはどこどこでゲットできるとか、どこどこのクラブのVIPルームにただで入れてあげるといった情報を持っていることがかっこ良かったが,ベクトルは完全に変化している。これからは、どこの野菜がおいしかったとかどこのオーガニックレストランが最高だったと言う情報を持っている方が女の子は喜ぶし,あえて男性目線でいえば,確実にモテる。実際、海外で日本のマクロビオティックの話などをすると,皆興味津々でどこでおいしい玄米が手に入るのか教えてとメールアドレスを教えてくれる女の子も多い。これは日本でも全く同じことがいえるだろう。高感度な日本の女性達の間にはじわじわとオーガニックブームが浸透しつつある。 晩婚化や結婚できない男達が増えている昨今,優しい女性の心をつかみたいなら,今日からオーガニック通になるべし,と誤解を恐れずに僕はいいたい。入り口は,そんな風に少々よこしまでもいい。どんな偉大なミュージシャンだって,始めはよこしまな気持ちから音楽を始めることが多い。何かを始めること,少し考えを変えてみること。まずはそこからで,やがてだんだんと本物になっていくのであって,始めから本物の人なんていないのだから。 いま日本の食滞するニーズがかつてない程高まっていると感じる。僕はそのニーズに応えられる,優秀な日本人が登場してくれることを切に願っている。ここに紹介したように小さなことから実践し,オーガニック体験を積み重ねた志の高い若者がいたら,僕は喜んで応援したい。模試ロンドンにジェイミーオリバーのような日本人カリスマシェフが登場したら、じつに面白いではないか。ハイパーノマドなオーガニックジャパニーズの誕生が楽しみでならない。オーガニックとは食べ物を個人に取り戻すことだ。個人レベルに取り戻すことだ。効率化を突き詰めれば質より量になる。工業化された作物を食べている現状についても,もう一度それぞれが考え直し,食を巡る環境を作り直すこと。これがオーガニックだと僕は思う。 21世紀的なノマドロジーのすすめ最後に大きな時代の変化の話をしたい。前述したように20世紀的な問題は年システムの問題だったのだと思う。もう少し引いていえば効率化を追求しすぎたことが問題だった。たとえそれが人間的でなくても,自然の法則に反していても,効率的に仕事をすることが美徳で,効率的に作物を作ることは素晴らしい。そうやって効率を突き詰めた結果が今の多くの問題の根幹にあると僕は思っている。その効率化の最たるものが都市と都市システムである。基本的に都市は20世紀のもの。19世紀まで,世界にはそんなに大きい都市はなかったのだが,20世紀になると大都市が世界の至る所で次々と出現した。およそ130年前に電気が事業化され,エレベーターが登場してから,都市は横だけでなく,立てすなわち天に向かって競い合うように高層化し,効率化を目指した。第一章でも触れたように世界で最大の都市はロンドンでもニューヨークでもなく、東京だ。3300万人を要する東京圏、その東京は古いものを次々と壊し、ただただ効率化を目指した。不動産にしても、流通や交通にしても、何を置いても効率化だけを追求したのが東京なのである。コンビニがこんなに密集しているのは東京だけだし、オフィスビルの考え方にしても、立てる前から、延べ床面積から算出される家賃を回収するにはどうしたらいいか、と言った効率化だけを追求しているのがわかるだろう。なぜ、いまオーガニックなのか?それをもう一度考えて欲しい。急務なのはどこよりも早く、効率化モデルの次を探すことである。言い換えれば20世紀的、アメリカ的価値観からの脱却である。質より量の時代は完全に過ぎ去った。効率化モデルの金融は崩壊し、効率化モデルの都市生活はもうじき崩壊するだろう。オーガニックという思想からはじまるあたらしい生活者の登場が、あたらしい街作りの肝となり、今日の問題の解決の糸口になると僕は強く思う
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界からみたオーガニックのことがリアルにわかって面白かったです。オーガニックは「セレブが食べる贅沢品」ではなく、ライフスタイルであり思想なんだと感じました。そして、マクロビオティックを確立したのは、日本人だときいてびっくり!
0投稿日: 2012.05.16
powered by ブクログハイパーメディアクリエーター・高城剛の著作。 タイトルが良くない。中身は日本人が思い描くような「オーガニック野菜」についての記述だけでなく、彼が標榜する「ノマドライフ」と、イギリス社会と、有機野菜の記述がそれぞれ均等に著されているからだ。 ただ、内容自体は素晴らしく、なるほどと思ってしまう。 とにかく、著者の自由な生き方には憧れる。
0投稿日: 2012.03.24
powered by ブクログマクロビダイエットが流行って、世界の日本食が見直されています。どんなにカロリーを摂取しても健康にはなれません。あなたが口にしているものは、どこの国が作ったものでしょうか?3.11以降、食べ物について考える事が多かったのですが、この本に一つの答えがありました。ヨーロッパではすでに進んでおり、オーストラリアでも盛んです。日本は利権の関係でとても遅れており、健康で正しい食事を出来ない残念な状況になっています。戦前の食事が体にいい事、未来の食事と長寿、美肌、ダイエット全てが整うと言っても過言ではありません。食事は人の体を作るものであり、この本を読んで真剣に自分の将来を考えさせられました。
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んだ率直な感想としては、とてもスタイリッシュな本だと思った。"ポストデジタルとしてのオーガニック"など、思わず目を止めてしまう表現が多かった。また視点も面白いと思う。"現在、道路の両隣に歩道を2つ作るが、歩道の両側に道路を作ったほうがいい。あくまでも車ではなく人間中心の世界だから"みたいな文章など、あまりそういう発想したことがなかったので、とてもインスピレーションを頂いた。しかし本の説得力としては今ひとつだった。所々にロジックの飛躍が見えた。勢いで読むと何か変な説得力があるが、少し冷静になって思い返してみると矛盾を多く感じる。 著者の主張は大きく分けて二つある。一つはスーパーノマドなライフスタイルが今後の主流になるということ。もう一つはオーガニックなライフスタイルが今後の主流になる、というものだ。スーパーノマドなライフスタイルとは身の回りのものを処分し、身軽にし、一つの場所に定住せずいろいろな場所に移り住みながら暮らすことだ。オーガニックなライフスタイルとは大量生産で生み出されたどこでとれたか分からないような食べ物を食べるのをやめ、体に良いものを食べ、下手に交通機関を使うのではなく自転車や徒歩などを有効利用し、体にも地球にも優しい持続的な暮らしを意味する。この二つの主張を上から見たとき、矛盾が見える。 上にも書いたように、最初の章において著者は"ポストデジタルとしてのオーガニック"という表現を使うが、なんとなく分かるようでよく考えてみるとよく意味が分からなかった。彼はオーガニックを上記のような"ライフスタイル"として定義していたが、デジタルなライフスタイルの意味がよく分からない。「デジタル」を広辞苑で調べると"ある量、またはデータを有限桁の数字列として表現すること"とあった。つまり"ぶつ切りにすること"である。たぶん著者はデジタルなライフスタイルを"効率を重視したライフスタイル"という意味で使っているのだろうが、それでもよく分からなかった。農家や酪農が効率を求めて農薬や化学肥料、遺伝子組み換えを使って育てた食べ物ではなく、非効率でも丹念に有機農法で育ててくれた野菜ややFree Spaceで育てた家畜を選ぶべきだ、という主張や近くのスーパーではなくファーマーズマーケットに足を運んで野菜を買うべきだ、という主張においてはなんとなく効率とオーガニックの対比も分かる。しかしそれ以外において著者が"効率的な"生活を捨てようとしているようには見えない。むしろ身の回りのものを処分していつでも動けるようにしていることの方が"効率的"に見える。彼のノマドなライフスタイルそのものがぶつ切りな"デジタル"に見える。 一番分からなかったのがイギリスにおける金融市場とオーガニック活動の対比である。著者はサッチャー政権における金融ビッグバンとその後のブレア政権による政策によってイギリスは一気にグローバル化し、活気を取り戻したという。その後ブレアはブッシュのイラク攻撃を支持したことにより求心力を失っていく。そして資本主義の中で育てられた金融市場は限界を迎えており、それに代わるのがオーガニックだともいう。この対比が意味分からなすぎた。 本文中でオーガニックの比較対象をこっそり変えて自分の意見を主張している点や、ノマドなライフスタイルとオーガニックなライフスタイルを個別に見てメリットを主張している点が、この本に対して矛盾を感じる理由だった。ただイギリスの近代化の流れを知れたことや、著者の斬新な視点に触れられたという意味で読んでよかったと思った。
0投稿日: 2012.01.14
powered by ブクログこの本を読むまであんまり高城さんの事を知らなかった。しかし、本を読み勧める事で、彼の魅力をとりわけテレビで報じられる以外で感じ取れた。
0投稿日: 2012.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いち早くインターネットに飛びつき、デジタルな映像や音楽で生計 を立てていた高城氏が、ここ数年はまっているのが「オーガニック」。 余計なものはもたず、モノは買わず、コンビニやスーパーでの買物 をやめ、自給できるものは自給して、身体に良いものを食べる。そ して、都会の喧噪よりも自然のささやきに耳を澄ます。そんなライ フスタイルです。 東京での派手な暮らしよりも、そのほうがクリエイティブだし、楽 しいし、何よりヘルシーだと気づいた高城氏は、東京での生活を捨 てて、ロンドンに移り住みます。そこで見たのは、オーガニックが 最先端のトレンドになっているロンドンのライフスタイルでした。 本書は、そのロンドンでのオーガニックな潮流のレポートを中心に しながら、21世紀的生き方とは何かを考察したものです。 有機農業とかマクロビオティック(玄米菜食)とか、書かれている 内容の大半は、ちょっと意識の高い若い女性には当然のことばかり。 なので、正直、何を今更、というような感じがしないでもないです が、それでも、世界中を飛び回り、時代の最先端を追い続けてきた 著者が、自ら見聞きし、実践した視点で書いていますので、一定の 説得力がありますし、新鮮な発見もあります。 特に、「オーガニック」をパンクやロックに近い、アナーキーで反 社会的なカルチャー・ムーブメントと捉える視点は、自由を求めて 越境し続けてきたクリエイターならではのもの。「オーガニック」 は、本来、「生命」を意味する言葉ですが、「生命」を優先する思 想や生活が、今、最もアナーキーでクリエイティブに見えるという ことは、それだけ現在の生活が生命の原理と遠くなってしまったと いうことなのだと思います。 高城氏には、色々と誹謗中傷も多いようですが、何でも自分の目と 足で確かめ、それを自分の言葉で発信し続ける姿勢は尊敬に価しま す。飛行機に乗りまくる生活していて、何がオーガニックだという 突っ込みもあるでしょうが、自らの目と足を使って、自らの頭で考 えることの大切さに気づかせてくれる一冊ですので、是非、読んで みてください。 ===================================================== ▽ 心に残った文章達(本書からの引用文) ===================================================== これまで人間の移動を阻んできた国籍や人種、言語あるいは仕事と いった”壁”を軽々と飛び越える自由な人々。21世紀は間違いなく、 そういう「ハイパーノマド(遊牧民)」とも言うべき人々が活躍す る時代になっていくはずだ。彼らは真実を知っている。この先、世 界がどうなるのかを、自分たちの目で見て、肌で感じているのであ る。 時代の先を読み、常に変化と革新を求めた人々の目は、すでにグリ ーンな革命へと向けられているのだ。この潮流は、間違いなくポス ト・デジタル時代のあたらしいスタイルになるだろう。 英語の辞書で「Organic」という語を調べてみてほしい。そこには 「有機」の他に「生まれつきの、生命の、本来の、本質的な」とい うような意味が書かれているはずだ。(中略)つまり、僕にとって のオーガニックとは、もっと人間の本質や考え方、生き方全般に深 く関わる、ライフスタイルそのものなのだ。それは”これからの人生 をより良くするための哲学”であり”自分自身の精神と肉体をバージ ョンアップさせる処世術”なのである。 そもそも僕がオーガニックにどっぷりハマったきっかけは、「人間 はカーボン(炭素)と水で出来ている」という考え方に出会ったこ とだ。(中略)ならば、本来あるべき姿で育てられた、生の活力が 漲る食べ物を摂取し続けたら、僕も生物としてさらにバージョンア ップできるんじゃないか…? 自分の健康のその先に、自然環境の健康、そして地球の健康を見据 えること。それこそがオーガニックの本質なのではないだろうか? 「命あるもの・自然のものを尊び、敬う謙虚な姿勢」は、オーガニ ック・ムーブメントを支える重要なキーワードであると僕は思う。 僕には未来を予見する力があるわけではない。ただ、強いて言うな ら、僕はこの数年間、世界中を飛び回って、現実を見る努力を続け てきた。その中で、わかったことがある。いまは、世界のあちこち で日々生まれるさまざまな構造を、正しく理解できる者がおいしい トコどりできる時代だ、ということ。「よくわからない」と人任せ にした瞬間、あっという間にババをつかまされる、わかりやすい時 代。(中略) 我々はメディアを鵜呑みにするでもなく、モニターの画面を眺める でもなく、もっと世界の事実と向き合わねばならない。できれば、 自分自身の目と足で。 永久に市場を拡大し続けなければならい宿命を背負った20世紀的 な資本主義に別れを告げ、21世紀を生き延びるためにはどうすべ きか?そしてイギリスの人々が辿り着いた回答のひとつは、「オー ガニック」というキーワードだった。 都会をよく知っていて、六本木ヒルズあたりのラウンジで踊ること も知っているけれど、一方で、プリミティブな土に触ることで人間 の本質を見直している。そんな子たちを「ニューモダンプリミティ ブ」と呼ぶ。”都会の原始人”という意味だ。アースカラーをまとい、 その土地の魅力を感じ、人によっては刺青やピアスを施し、自然と ともに生きることを何よりも大事にしている。太古の民族の多くが していた風習が、いま再び起きているように僕は感じるのだ。 やさしい女性の心をつかみたいなら、きょうからオーガニック通に なるべし、と誤解を恐れずに僕は言いたい。入り口は、そんな風に 少々”邪”でもいい。どんな偉大なミュージシャンだって、はじめは 邪な気持ちから音楽を始めることが多い。何かを始めること、少し 考えを変えてみること。まずはそこからで、やがてだんだんと本物 になっていくのであって、はじめから本物の人なんていないのだか ら。 数年後を目処に、僕は沖縄で食べ物とエネルギーを100%自給自 足する、あたらしいシステムの構築を目指している。水を循環させ、 電気は自家発電、さらにはミニ水田を作って食べ物もすべて自分で 賄えるようにしたい。 おそらく僕がいま多感な子供だったら、「きっとこれからはエネル ギーも農業も個人化するだろうな」と直感で感じていたことだろう。 オーガニックとは、食べ物を個人に取り戻すことだ。個人レベルに 取り戻すことだ。効率化を突き詰めれば、質より量になる。工業化 された作物を食べている現状について、もう一度それぞれが考え直 し、食をめぐる環境を作り直すこと。これがオーガニックだと僕は 思う。 都市システムを解体することが、21世紀的な行為ではないか。そ れがいまのオーガニック運動の本質なのではないか、とも思う。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[2]編集後記 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ジェームズ・キャメロンの最新作「アバター」が話題になっていま すね。前作「タイタニック」を抜いて、歴代一位の興行収入だそう ですから、キャメロン監督というのは本当に凄いものです。 「アバター」は3Dの映像の斬新さが話題になっています。知り合 いのゲームクリエイターが、「映像の概念が変わる!」と興奮して 話すので、先月、観に行ったのですが、映像より何より、驚いたの は、映画で描かれている世界観のほうでした。 アバターは、パンドラという星を舞台に、鉱石採掘をしたい地球人 と、星の神聖な自然を守りたいナビィという未開部族との間の戦い を描いたものです。ナビィの世界観は、ネイティブアメリカンのそ れに酷似しており、自然を尊重し、自然の叡智と共に生きています。 驚いたのは、ハリウッドで最高のヒットメーカーが、最先端の技術 を駆使して描いているのが、極めてネイティブ(土着)でプリミテ ィブ(原始的)な世界観だということでした。これまでも似たよう なテーマのものはありましたが、ここまでメジャーな映画で、ここ まで正面きって描いているものは寡聞にして知りません。「ああ、 時代は変わったな」と思いました。 自然の叡智にいかに学ぶか、そこから何を汲み出せるか、というこ とが、これからの人類の大きなテーマになるはずです。科学も哲学 も芸術も、あらゆる知的活動はそこに向かっていく。「アバター」 の大ヒットは、そのこと予感させます。とまあ、堅苦しいことはさ ておき、単純に面白い映画ですので、未見の人は是非。
0投稿日: 2012.01.05
powered by ブクログ先見性の鋭い高城剛さんがロンドンで出会ったオーガニック。オーガニックは生活態度すべてに影響するスタイルとヨーローッパ発のムーブメントを紹介されています。著者が手がける多くの書籍を拝見していますが、その中ではインパクトの少ない内容に感じました。ただ、これから先、「世界はどのように進むのか?」の視点には直感的なスパイスが詰め込まれていますので感化されます。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
高城剛の新刊 出たばかりのを買って早速読破 エッセイみたいなものだが、世界中飛び回っている人の世界の見方は勉強になる タイトルが「オーガニック」なのだが、内容としては英国のバブル崩壊、そしてそれ以後の英国の状況と流行を分析し、それについての自分の考えを紹介している 小泉&竹中氏の構造改革が批判に晒されるように、ブレア政権は良い所があったのかも知れないが、やはり米国のギャンブル市場経済のシステムに掻き回された結果となった そもそもNHKが何年も前から特集していたように、先物取引などの市場システムでは異常なほどのマネーが取引され、権威ある経済学者も参加し、そして結果的に大破綻した 米国の、「今が良ければ全てOK」というライフスタイルと、家に投資し続けカードを使いまくる サブプライムローンのような問題が起こった要因である超消費社会はどう考えても異常であった 高城氏も指摘するように、日本のマスコミは現在進行形の海外のニュースを取り上げない にもかかわらず大手企業の新しいサービスや商品には飛びついて取り上げる悲観論は嫌だが、意味もなく楽観論を言うのもおかしい 必要なのは自然体のリアリティだろうか 単に「これからは農業だ!」と言ったところで急に全てが変わるわけではないけど、確かに筆者がいう「コンビニとスーパー」というライフスタイルを切り替える必要性は常々感じていた 個人的には「運動」と「食生活」の見直しが必要だと思ったし、同時にやはり世界の情報を得るためには(ネット上においても同様だから)「英語」を少しずつ勉強しようと思っている
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログイギリスではリーマンショック以降にオーガニック革命とでもいうべき新しい状況が生まれているという話を実体験にもとづいてレポート 著者曰く、オーガニックよりもグリーンといったほうがしっくりくるらしい。 がまんしない、そしてかっこいいエコ。
0投稿日: 2011.08.16
powered by ブクログマスコミで名前だけは知っていた、ちょっと胡散臭そうな人、というのがこの本を読む前の作者に対する私の勝手なイメージだった。ところが、この本を読んでみて、地に足のついた、マトモな大人だということがよくわかった。 読み終わった今、彼を変人だとしたのは、その斬新さについていけてない人々なのだろうということが容易に想像が付く。 ただ、悲しいかな、彼の思想は一番の理解者であるべき家族には届かず、離婚という反旗を翻されてしまった。どうか、彼の心の傷が一日も早く癒えることを。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログ高城剛によるオーガニック賛歌。ロンドンに住んだときのオーガニックムーブメントを詳しく紹介しているが、それだけの感も強い。単なるロンドン情報でなく、日本においてはどう発展していくのか、その道筋が見えると良かった。悪くはないけど、いまいち浅い気がする。
0投稿日: 2011.06.17
powered by ブクログ僕は、ハイパーメディアクリエイターこと、高城剛を、ものすごく信頼している。 素晴らしき先見の明を持っている。 震災が起こるずっと前から自分の水や電気を自分で作り、確保している。 現在はバルセロナに住んでいるが、定住はせず、ハイパーノマドとして各地を巡ってテレビやインターネットには映らない世界の生の姿を見聞きしているらしい。 テレビなどでは直感で動いているなどと言うが、しっかり世の中を自分の目で見たうえでの行動だ、決して動物的勘だけで動いているわけではない。 そんな高城剛が、20世紀のアメリカ型資本主義とインターネットに見切りをつけて、次はオーガニックというライフスタイルに身を置いた。 イギリスで起きたオーガニックというムーブメントにアナーキズムを見出した高城から見た時代の流れが本書には書かれている。 複雑な事柄を、フランクに優しく書こうとする高城の文体にも好感が持てる。 自らの手で野菜や食べ物をつくること、それを路上で売るという行為は、いま最もアナーキーでクリエイティブな行為なのだ!
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログ高城氏はメディアで語られているイメージとは違って、かなりマトモな印象を受けた。結構勉強してるんですねぇ。オーガニックどうこうよりも、震災、金融危機によって資本主義、都市システムの制度疲労が露呈した中、新たな世界に向けての処世術の一端を見た気にさせてくれる一冊。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ最初は読みやすいが、う〜ん…結局お金があれば好きな事できるよねーって感じ。なんとなくモヤモヤ 彼がこのようにオーガニックについて語ると、全てがファッションになってしまうのが残念。彼は上手いが上手すぎて引くなぁ
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログ近未来を予言する高城剛 このタイトルと内容を理解するのには今の日本では厳しいかと思いますが、言いたい事と意図する気持ちは解る。 第2章の金融とイギリスの関係が勉強になった。
0投稿日: 2010.12.21
powered by ブクログ高城氏の本は何冊か読んでいるが、私が頭の中でモヤモヤっと気になっている事を、一歩先を行き、実現している本。とにかくアンテナが高い。 筆者のブログも面白い。最近は写真が中心。
0投稿日: 2010.11.22
powered by ブクログ“オーガニック”の意味。 それを通して新しい現実の世界がひろがる。 20世紀のしくみとはさよならしなくちゃいけない部分、とてもあるかもね。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログオーガニック is 「温故知新」!! 先日、とあるマクロビオティックな晩餐の時に、若ダンナさまがご友人にオススメしていた本、『オーガニック革命 』。こっそり手に取りますと、表紙には髪を風になびかせ、カヤックを漕いでいるイラストと、「a pilot of wisdom」の文字。とても興味が湧いてまいりました。そう、あれは、初めて「トム・ソーヤの冒険」を読んだ時のワクワク感によく似ています。「知の水先案内人」がこの集英社新書のテーマなのですね。外国旅行好きなら共感できるはず、との若ダンナさまの言葉も私の興味を加速させました。 若ダンナさまのバックにはいつもROCKあり、なのですが、何故かこの本を読んでいても、ROCKが聴こえてきます。読み進めていくうちに、昔、若ダンナさまがおっしゃっていた「オーガニックセレブ」をふと思い出しました。すべてのものにリズムがある、巻末の言葉にも、常日頃からリズムを大切にされている若ダンナさまと相通じるものを感じます。 続きは「若ダンナさまの本棚」で。。 http://blog.starbrand-the-library.com/?eid=914465
0投稿日: 2010.07.14
powered by ブクログ10年先を行く男、高城剛。 今回も、世界中を飛び回り外から日本を見て感じた持論をズバズバと展開。 日本でも、火のつきつつあるオーガニック。 エコ、ロハスとは違った、自分のためする環境活動。 人間にとって大切な、食事を考えなおすきっかけとなるはず。これからは安全でおいしいものが求められていくんだろうな。 こんなに魅力的で、面白い人間はいないと思うし、仕事はいつしてるんだ?ってぐらい処理能力が高い。 のに、なんで自分ブランディング下手なんだろ? 少しかわいそう。
0投稿日: 2010.05.24
powered by ブクログ購入 (未だ)奥さんのおかげでなにかと祭り上げられる高城氏の本ですが、おもしろいです。 p149の食料自給率の点も、納得いく事を述べているし。 イギリスのポンド暴落など、リーマンショックの陰で注目できなかったことについても細かく述べられており、ちょいちょい勉強になりました。
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログ[ 内容 ] クリエイター・高城剛は、金融危機の渦中にあったロンドンで、一つのムーブメントに出会う。 かつてこの街の路上からパンクやニューウェーブが生まれたように、21世紀のロンドンの路上からは「オーガニック」というムーブメントが広がっていた。 それは単なる健康食ブームではなく、20世紀的資本主義からの解放を希求する「運動」だ。 オーガニックという価値観をキーワードに、21世紀を生き抜くためのライフスタイルを探る。 [ 目次 ] 第1章 21世紀のオーガニック・ロンドン(真のグローバリゼーションとは“リキッド化”した世界である;「ハイパー・ノマド」の時代;ポスト・デジタルとしての「オーガニック」 ほか) 第2章 オーガニックへ至る道―イギリス“金融帝国”の狂騒と凋落(流動性都市ロンドン;たった10年で20世紀を駆け抜けたイギリス;1997年までのイギリスは19世紀だった!? ほか) 第3章 オーガニック・ライフ実践編(日本の“オーガニック”は本当のオーガニックではない;思想にこだわるイギリス人、行為にこだわる日本人;「○○ バーガー」がニュースになるのは日本だけ? ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2010.05.09
powered by ブクログ・「ハイパー・ノマド(遊牧民)」の時代 ハイパー・ノマドとは国籍、人種、言語、仕事とった壁を軽々と飛び越える自由な人々。21世紀は間違いなくハイパー・ノマドが活躍する時代。 「水・食料」「資源・エネルギー」「外交」「娯楽」の4つを最低限、個人で確保すべきだ。 補足すると、「外交」は異なる地域間での対話や都市ではなくコミュニティ間での交流を意味する。 この先どうなるかを知るためにハイパー・ノマドになる。 ・ポスト・デジタルとしての「オーガニック」 現在の価値観は、所有ではなく、共有でもいいのではないか、ということ。モノを持たないのが21世紀の発想。 オーガニックとは、一般的には無農薬有機栽培のこと指す。しかし 高城的には、もっと人間の本質や考え方、生き方全般に深く関わる、 ライフスタイルそのものなのだ。これからの人生をより良くするための哲学であり、自分自身の精神と肉体をヴァージョンアップさせる処世術。 エコやグリーンは地球環境を中心とした考え方であり、 オーガニックは人間という一個人を中心とした考え方である。 ・イギリスでの熱狂的なオーガニック・ムーブメント 背景としては行き過ぎた資本主義に対するアンチテーゼ。 大きく2つ ① イギリスの物価はこの10年ほど上がり続けていて(毎年の平均物価上昇率は2%3%ほどで推移)、しかも食品、電気、ガスとった日常生活に直接関わる分野での上昇が目立つ。さらに賃金の上昇率が物価の上昇率に追い付いていない。そのため家計は確実に苦しくなっているのが実情。 ② 病原菌の発生に対する食への考え。 90年代以降にBSEや口蹄疫などの大発生がイギリスで起きた。 それ以来オーガニックに関心を向けるきっかけのひとつとなる。 ・有名シェフ ジェイミー・オリバーが目覚めたオーガニックフード 世界で最も人気のあるトレンド・シェフの一人、ジェイミー・オリバー。 現在はイギリスの料理番組シリーズ「The Naked Chef」iに出演中。 彼がテレビ番組で積極的にオーガニック製品やハーブを使ったことが イギリスでのオーガニックムーブメントを盛り上げるきっかけになったとも 言われている。 ジェイミー・オリバーは食に関するさまざまな革命に挑んでいる。 中でも「学校給食の改善運動」が有名。 ちなみにイギリスの給食はほんとうにまずい。。。メニューの中心はフライドポテトやハンバーガー、ナゲットなどのジャンクフード。なんだかよく分らない肉で作られたミートローフや、脂まみれの冷凍ピザ。さらにデザートは糖質たっぷりのチョコレート。野菜の出番はほとんど無し。。 そもそもなぜそのような事態に陥ったかというと、、、 サッチャー時代の福祉削減政策で給食予算が大幅に削減されてしまったからである。1食当たり56円~75円では栄養バランスの良い給食は食べられない。 そこでジェイミーが立ち上がった! ① バランスの良いおいしい食事を子供たちに食べさせるが「まずい!!」と 言われ吐き出させれることも多々あり。そんな奮闘記が大反響を呼び ウェブサイト上で集めた給食改善を求める署名は27万1677件に到達。 ② 養鶏場や養豚場で劣悪な環境下で肥育される動物たちの現状を訴えるなどさまざまな啓蒙活動を続けている。 ・フリーレンジ 野菜だけじゃないオーガニック思考 ロンドンのレストランで鶏料理が食べたくなったら以下のことを試してみよう! メニューに「Free Range(フリーレンジ)」と書いてあるかどうか! フリーレンジとは鶏を屋外の自由に動き回れる環境で飼育する養鶏方法のことだ。要するに放し飼いである。21世紀のロンドナーにとってはフリーレンジの表記がないということは、その鶏は食べてはいけないとほぼ同義。 フリーレンジではない鶏はどうやって育てられているかと言うと、暗くて狭い鶏舎の中にぎゅうぎゅうに押し込められて急激に肥らされた挙げ句満足に2本の脚で立つこともできずに殺される またはひたすら卵を生むマシーン。このようなやり方インテンシブと呼ばれる手法である。 フリーレンジを推進する背景 ①快適な環境でナチュラルに育った動物たちは安全でおいしいはず。 ②命ある動物を工業製品のように扱うのではなく、「命あるもの 自然のものを尊び、敬う謙虚な姿勢」を持つことが重要。 ちなみに日本では鶏の産地は書いてあっても、育ち方を表記する習慣はない。でも本当に重要なのはその鶏が皿にのってでてくるまでどんな風に扱われたかではないだろうか? ・イギリスに伝わる優れた技術 ホメオパシー ホメオパシーは同種療法と呼ばれる代替医療や自然療法の一つ。本来は人間用。 ホメオパシーでは抗生物質や科学的に調合された薬ではなく、レメディと呼ばれる無毒・無成分の砂糖玉のようなものを服用することで、肉体や精神を治癒すると言われている。このレメディを患者の病状などに合わせて選択する人をホメオパスと呼ぶ。 イギリスでは健康保険が適用される立派な医療。ホメオパスになるには国家資格の取得が必要だ。エリザベス女王お抱えのドクターはホメオパス。 ・金融帝国イギリスの近代歴史 概要としては 80年代半ば 景気低迷と高い失業率に苦しめられ、金融をはじめとするジャンルのオープン化を進める。 そして90年代後半、たった10年で20世紀を駆け抜けてしまった 伝統的なイギリスの金融機関のほとんどはアメリカなどの金融機関に買収された。有名なサッカーチームのオーナーはほとんどがイギリス人ではなくなった。ロンドン市内にはヨーロッパ中の有名レストランの支店が軒を連ね、数ブロックごとにスターバックスがある。「世界一食事がまずい国」 「紅茶の国」という面影はもはや無し。 さらに詳細を記載。 1997年 2つの大きな出来事 ①トニーブレア率いる労働党政権(ニューレイバー)の誕生 ②ダイアナ元皇太子妃の死 この年を境にイギリスは大きくグローバル化へと舵切りをする。 イギリスの20世紀は1997年にはじまり2008年に終わりを告げた。 言い換えるとイギリスにおいては1997年まで19世紀が続いていた。 第二次大戦後、日本の高度経済成長、アメリカ、ヨーロッパなどの成長に恩恵を受けることがなかったから。 19世紀初頭 産業革命を起こし、他国に軍艦で乗り付けて植民地化しあらゆる富を吸い上げるというやり口で世界に君臨。世界中から入ってくる豊富な原料を元に大量の製品を世界市場に送り込み、やがてポンドは世界の基軸通貨になる。イギリスは「世界の工場」「世界の銀行」として覇権国家の絶頂を極める。 以外にそのイギリスの貿易収支はずっと赤字だった。実際、製造業は後発のアメリカやドイツに追い上げられた。 しかし イギリスは蓄積した豊富な資金でアメリカなどの外国政府や鉄道、鉱山はどへ投資することで得た膨大な利子収入で超儲けた。 20世紀に入ると、世界恐慌や世界大戦に巨額を投じ、疲弊していく。 また景気がイイころに作られた社会保障のツケが回った。人々は手厚い福祉に甘えてすっかり勤労努力を怠り、イギリスはますます非効率な国家へと没落。やがてイギリスとポンドは信頼を失い、ドルに地位を奪われる。 さらにEUの前進ECへの加盟が遅れたことも痛手。フランスやドイツが主導で進めたので覇権国家のプライドが許さず結局加盟は見送り。 さらにオイルショックがイギリスをおそう!年平均10%を超えるインフレに失業者の増加、そしてストライキ。病院や学校すら麻痺。英国病と皮肉を こめられて言われた。 ・サッチャー政権の構造改革 そんなイギリス経済に強烈なカンフル剤を打ちこんだのがかの 「鉄の女」こと マーガレット・サッチャー。 1979年 新自由主義を標榜する保守党のサッチャー政権が発足。 彼女は英国病を治療するため改革を進める。 努力することを忘れたイギリスのケツをたたいた。 施策としては 「国有企業の民営化」 「労働組合の弱体化」 「大規模な規制緩和」 「都市再開発」 ① 1986年 金融ビッグバンと呼ばれる大規模規制緩和 実施 株式売買手数料の完全自由化、取引参加資格の開放によって アメリカをはじめとする外資がロンドンの金融街シティへ大挙して押し寄せた。失業者は金融サービス業へ次々と転職。 これはイギリスが経済の主軸を製造業から金融業へとシフトしていくことを表す。 ② 都市再開発 金融街へ変貌を遂げさせた。ドッグランズには本当に何もなかった。。。 やがてドッグランズはイギリスの三大高層ビル(ワン・カナダ・スクウェア、HSBCタワー、シティグループ・センター)が立ち並び世界から名だたる 金融会社や法律事務所などが入居。 ・サッチャー政権のツケ そして 崩壊 強固な改革により活気を取り戻したイギリス。だが代償も大きかった。 所得格差が拡大して貧困層は増加。失業率は改善しなかったし、犯罪率もアップ。 1990年にサッチャーが退任するとメージャーが引き継ぎ、保守党政権は18年間も続いた。 ・1997年 労働党 ブレア政権発足 ブレアが行ったのは、弱肉強食でもなく、従来型の福祉国家とも違う、 効率的で公平なあたらしい路線。それを「第三の道」と呼んだ。 要約すると 「きちんと義務を果してくれれば国はちゃんと権利を機会を与える」。 ・ブレアの国家ブランド戦略 「クール・ブリタニア!」 企業のブランディングは当たり前だが、ブレアは国家レベルでブランディングを行い成功に導いた! ブレアが着目したのは DEMOSというシンクタンクの若き研究員 マーク・レナードが記した 「登録商標ブリテン」というレポートだった。 デザインやアート、情報メディアといったクリエイティブ産業によって変えていく。 イギリスはちょうどその時、イギリスの若者達が発信するさまざまなカルチャーが世界の注目を集めていた時期でもあった。 音楽界ではオアシス、ブラー、映画界ではトレインスポッティング、ファッション界ではジョン・ガリアーノ、ポール・スミス、アレキサンダー・マックイーン、アート界ではダミアン・ハーストなどなどなど ブレアはそれらの素材を見事にパッケージングして 「クール・ブリタニア」というスローガンを付けて各国大使館にブランディング担当を配置し国家のプロモーションを超大々的に実施。 ブレアはクリエイティブ産業を13つの産業に定義づけした。 「デザイン」「音楽」「建築」「ファッション」「映画」「演劇」「アート」「工芸」 「ソフトウェア」「コンピューターゲーム」「テレビラジオ」「広告」「出版」 ・ゲイ人口 360万人 そしてピンクポンド イギリスには多くの同性愛者達が生活している。 2005年12月に発表された公式データによればイギリスの同性愛者人口は約360万人。全人口の6%。そんな彼らの旺盛な消費活動によって生み出され市場に流通する貨幣 「ピンクポンド」である。 06年時点でピンクポンドの実質的な市場規模はおよそ700億ポンド。 1ポンド140円のため約10兆円というモンスター市場! 同性愛者達は、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの 頭文字を取り 「LGBT」 とも呼ばれている。ブレアのクール・ブリタニアにはお得意様であった。 彼らの年収は3万4000ポンドに対して、イギリス人での年収は2万5000ポンド。学歴も高学歴が多い。さらにグルメでおしゃれな彼らは外食や服装にもお金をかけ、不動産の取得にも積極的。旅行やパーティー、オペラやコンサートや美術館めぐりなどクール・ブリタニア政策が供給する優れたソフトをピンクポンドが活発に消費。 ・移民政策 グローバリゼーションによる市場化への対応 「人と金は外から集めろ」 金融街シティにある3000社を超える上場企業のうち600社がイギリス以外の企業。理由は圧倒的に規制関連のコストが低かったから。誰にでも 開かれた柔軟な市場。 自分の国に足りないものは他所から調達すればいい。 そんなイギリスの柔軟な発想は人を金をスピーディーに大量に集めることに成功した。プロサッカークラブでもプレミアリーグでは全20クラブ中8クラブを外資および外国人が所有。 ・ロシアとアラブの大金持ち&ビジネスマンの流入 ①ロシア 資源大国のロシア。原油や天然ガスなどの高騰を背景にロシアでは株価が急騰し、不動産価格も2倍以上。06年にはモスクワが世界一消費が高い都市と言われるまでとなり、いわゆるバブルを迎えていた。 そこで生まれた多くの富豪たちは 新たなビジネスチャンスを狙って次々にイギリスへと進出していった。モスクワからイギリスまで飛行機で4時間というアクセスの良さと、新規上場に対する規制の緩さは大きな魅力。 ②アラブ オイルマネーの取り込み イギリス政府は莫大なオイルマネーを囲い込むためイスラム金融の取り込みに動いた。イスラム金融とは、経済活動においてもアッラーの教義を遵守したいと考えるイスラム教徒たちが独自に立ち上げた金融システムのこと。イスラム圏では利子の概念が教義に反するためイスラム金融ではこれを配当に置き換えるがイギリスの税制では配当は課税の対象になってしまう。そこでイギリス政府は利子と同様に配当も控除の対象となるように税制を変え、イスラム債の発行を促したのだ。こうした優遇政策は オイルマネーのみならず多くの外国人に対してやり続けた。 すごいことに、、 イギリスの税制では居住者・非居住者という区別以外に イギリス国内に「本拠がある」「本拠がない」という区別がある。 簡単にいえば非居住者とはイギリス在住ながら永住する意思はない外国人のことだ。 イギリスではこの非居住者に非常に有利な税制が取られていた。 所得税で言うと非居住者はイギリス国内の所得に対してのみ税金を 支払えばよかった。 つまり海外に不動産をたくさん持っていて、それらを売り飛ばして多額の売却益を得ても課税されなかった。これは世界でも類を見ないユニークな 制度である。まさにタックスヘイブン。そうした理由で世界中から スーパーリッチが集まってきた。(2008年の税法改正によってこの優遇はなくなった) ・ブレア政権の没落 圧倒的な人気を誇るブレアだったが9・11 テロ以降 急激に失速。 理由はアメリカとの外交政策のためのイラク派兵であった。 ・新たな政権 ゴードン・ブラウン 2007年6月 発足。 ・アメリカとイギリスの関係 アメリカ1781年にヨークタウンの戦いでイギリス軍に勝利するまで イギリスの数ある植民地の一つだった。 イギリスが北アメリカに最初の植民地を作ったのは、17世紀初頭のことだ。同時期に入植していたオランダやフランスを蹴散らし東海岸を中心に13の植民地を建設した。ワシントンDCも含まれる。イギリスが覇権を握ったおかげで17~18世紀にはたくさんのイギリス人がアメリカに移り住んでいった。 ・イギリスの選択肢 ①アイスランドみたいに自滅する ②ポンドに代わるニューポンド ③ユーロに加盟 この3つ以外に考えられない。 ・ハイパーモビリティ 航空運賃が安くなると爆発的に流動人口が増え、遊びや仕事の場所や機会が大きく変貌を遂げる というもの。 オックスフォード大学のスティーブン・ヴォートヴェック教授が提唱。 ポンド暴落でロンドンは2008年は世界一お買い得な街になっていた。 ロンドンで買い物をする多くの人が外国人である。 ヨーロッパ各地から格安の航空券が充実。そこで 飛行機に乗って買い物に行くといライフスタイルが確立されている。 ・思想にこだわるイギリス人 行為にこだわる日本人 レジ袋が現在悪者にされているが、、、実はこれ石油のムダな部分 廃棄しないとどうにもならなかった部分を有効利用して製造される エコロジー技術の賜物。レジ袋の生産を止めると石油のムダな部分が 残ってしまう。さらにエコバッグを作るのに膨大な石油が使われる。 なんのこっちゃ???という感じである。 割りばしも「端材(はざい)」を利用して作られた賜物。 ・自給率40%のトリック 日本が戦争に負けて食生活が完全にアメリカ化。パン食や肉食が定着しもともと自給率が低かった小麦や大豆、とうもろこしを大量に輸入。結果的に自給率低下。 また日本のような高温多湿で雨が多いと、小麦や大豆、とうもろこしの生産には不向きだ。 ・セレブも注目する 日本発の食事法 「マクロビオティック」 玄米食を中心としたマクロビオティック。 桜沢如一(さくらざわゆきかず)。 マクロビオティックの基本は精白されていない米(玄米)や古代米(黒米、赤米など)麦や雑穀を主食とし、副菜として野菜や海藻、豆類を頂く。 また「食材の旬」という概念が重要視されている。それは「身土不二(しんどふじ)」という考え方でその土地でとれた旬なものをその土地の方法で食べましょうということ。 ・高城的 名言 ① 変革はいつだって政府主導ではなく、ストリートからはじまる。 ② 僕には未来を予見する力があるわけではない。ただ強いて言うなら 数年間世界を飛び回って現実を見る努力を続けてきた。世界のあちこで 生まれるさまざまな構造を正しく理解できる者がおいしいトコ取りできる時代だ。よくわからないと人任せにした瞬間にババをつかませられる。 ウェブだけに頼らず自分の目で見てみること。これが超大事な事。
0投稿日: 2010.05.04
powered by ブクログフラット化する社会を超えてリキッド化していく、という最初のコンセプトはよかったものの、リキッド化のコンセプトを深めることはしない。ただの思いつきか?健康志向に目覚めた20世紀的なparmanent travelerのお話で、特に目新しいことも刺激を受けることもなし。 「仕事をするのにオフィスはいらない」と一緒で、能力の高い個人がevent driven的に集合しプロジェクトを実行していく社会になる。 LLCのおかげでスペイン人が日用品を買うためにロンドンに出る話がでているけど、現在はそれすら超えてECで済まし、あいた時間をより意義のあることに使う時代にもうなっている。
0投稿日: 2010.04.10
powered by ブクログ世界で言うオーガニックとは何かが詳しく解説してあり勉強になった。日本ではまだ根付いていない感があるが、これからブームになるのかな。
0投稿日: 2010.03.30
powered by ブクログ高城剛「オーガニック革命」 p10 ・ヨーロッパ最高の頭脳「ジャック・アタリ」 p16 ・様々な問題の多くは「一極集中」してしまった事であり「分配」に問題がある。 ・今は都心に住むメリットは無い。生活の質を求める場合、同じコストであれば都心に住むメリットは少なくなる。 ・バルセロナは物価が日本やロンドンの三分の一程度。 ・国家が機能しなくなり地域単位の活動がメインになる。 ↑ 大前研一も言っていた。 ・20〜30年の間で世界政府が出来るのではないか。 P22 ・不況時には娯楽が流行る。 ・ネットにのるのは過去の事。未来の潮流や真実がネットに出る事はほとんどない。 ・これからの世界は何処でも仕事が出来る500〜1000万人くらいのハイパーノマドと生活の為に移動しなければならない何十億人の最下層ノマドの二極化になる。 ↑ 大前研一、佐々木俊尚も言っていた。 ・自転車や車のシェアなど、物を持たないのが21世紀的発想。 ↑ カー・シェアリングは東京を始めとして世界中の都師で始まっている。自転車のシェアはロンドン、パリ、バルセロナで始まっている。 ・2009年11月、アメリカでは14.6%(1714万世帯)の人々が飢えている。 ・デジタルブームを作った人達の多くは環境ビジネスに移っている。 P31 ・「organic」には「有機」の他に「生まれつきの」「本来の」「本質的な」という意味があり、世界的には後者の意味で使われている。フランス語やスペイン語では「bio(ビオ)」という。 ・自分の為にするのが「オーガニック」で、地球の為にするのが「エコ」や「グリーン」 ↑ エコバックを持ったり、オール電化にしたり、エコカーに乗るのは地球の為にするので「エコ」 有機野菜を食べるのが自分の為にするので「オーガニック」 ↓ エコ活動をしてもなかなか結果は出ないが、オーガニックを実践すれば健康面の結果がすぐに出る。 ・人間はカーボン(炭素)で出来ている。 ↑ 七割りが水で三割りがタンパク質や脂質、炭水化物など。 ↓ つまり、水や食べ物を変えれば、すぐに体は変わる。 ↑ 「何を食べるか?」はたんなるライフスタイルや趣向の問題ではなくアイデンティティの根幹に関わる問題。 P39 ・ロンドンで今、一番熱いのは「ピムピコロード」 ↑ 路上で農家の人達がマーケットを開いている。 ↑ それ以外にも、「ディルズフォード・オーガニック」という食材、コスメ、衣類までも取り扱った「トータル・オーガニック」のカフェがある。 ↑ 90年代がスターバックスの時代ならこれからは「ディルズフォード・オーガニック」の時代になるだろうと言われている。 ・今世界で最も反社会的な行為はストリートで美味しい野菜を売る事。 ・セックス・ピストルズのジョン・ライドンはバターブランドのTVCMに出ている。 ↑ まさに「オーガニック」こそが現代のパンク!! P51 ・「ソイル・アソシエーション」:農業関係者、科学者、栄養士などで構成される土壌協会 ↑ 基本理念は健康な土壌が健康な農作物を育み、やがては健康な体を育む。 P55 ・イギリスではチャールズ皇太子自らがオーガニック・ブームを牽引している。 ↑ 様々なオーガニックブランドを立ち上げ、収益を寄付している。また、全国の農園にオーガニック農園をつくり、子供達に有機野菜の育て方を教えている。 ↓ イギリスではサーの称号を持つ人ような有名人や労働者階級の人達がストリートから始めた運動が合わさり、そこに右翼派のような愛国主義的な立場から地産地梢を訴える人や美味しい食物を食べる権利があると考える左翼派のような人までが参加している。 P39 ・サッチャー政権時代に給食予算が大幅に削減されたため、イギリスの給食は本当に酷い。 ↑ 内容はジャンクフード中心。野菜はほとんど無く、デザートはチョコレート。 ↓ この現状を変えようと、イギリスの有名シェフが活動をしている。 ・ロンドンでは子供のなりたい職業ベスト3に「シェフ」がランクインしている。 P61 ・「フリーレンジ」:鶏を屋外の自由に動き回れる環境で飼育する養鶏方法。 ↓ イギリスではレストランやスーパーで「フリーレンジ」の表示があるかどうかを確認する人達が増えている。 ↑ ブロイラーの物は買わないという人達が急増中。 ↓ 日本では鶏の産地は書いてあっても、飼育方法は書いていない。 ↑ これからは鶏だけでなく全ての肉がこういう考えが主流になるかも。 P65 「ホメオパシー」:自然両方の一つ。抗生物質や科学的に調合された薬ではなく、レメディと呼ばれる無毒・無成分の砂糖玉のようなものを服用する事で、肉体や精神を治療すると言われている。 このレメディを患者の症状に合わせて選択する人を「ホメオパス」と呼ぶ。 ↑ イギリス王室御用達。 P73 ・スティングはデカイお城で無農薬栽培をやっており、ほとんど自給自足の生活を送っている。 P76 ・イギリスの農家の中には自らを「クリエイター」や「プロデューサー」と名乗る人が増えている。 P85 ・「紅茶の国」と言われた国のロンドンは07年時点でスターバックスの店舗数がニューヨークより多くなった。 P89 ・「20世紀的な物」とは、大量生産と大量消費、そして効率のみを追求する巨大システムという非常にアメリカ的な資本主義システム。 P97 ・イギリスのブレア元首相はクリエイティブ産業を「デザイン」「音楽」「建築」「ファッション」「映画」「演劇」「アート」「工芸」「コンピューターゲーム」「テレビ・ラジオ」「広告」「出版」の13分野と定義し、「クール・ブリタニア」を実現する為に多額の資金を投入した。 P98 ・「ピンクポンド」とは、イギリスの全人口比の6%にのぼる同性愛者、約360万人が使うお金の事。彼らは「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシャル」「トランスジェンダー」の頭文字から「LGBT」と呼ばれている。 彼らの平均年収や学歴はイギリスの平均よりも大幅に上回っており、グルメでお洒落な彼らは消費意欲も高く、「クール・ブルタリニア」にとって最高のお客様である。 P103 ・「ウィンブルドン現象」とは、世界中から有名選手が集まってしまった為に自国の選手が勝てなくなってしまった大会のように、街の中心に外国人と外国の企業だけが集まってしまっている状態のことを指す。 ↑ プレミアリーグでも同様の現象が起きている。 P115 ・今は世界のあちこちで日々生まれる構造を、正しく理解出来る者がおいしいトコ取り出来る時代。「よく解らない」と人任せにした瞬間、あっと言う間にババを掴まされるような解りやすい時代。それは、時代や事象を自分の目で確かめ正しく考える人と、テレビやウェブでの情報収集を中心としている人との間に埋めようのない格差が生まれ始めているという事。 P120 ・アメリカは1781年にヨークタウンの戦いでイギリス軍に勝利するまでアメリカの植民地だった。 ・17~18世紀にはたくさんのイギリス人がアメリカに移り住んで行った為、アメリカの支配階級には現在もイギリスにルーツを持った人々がたくさんいる。 P124 ・「ハイパーモビリティ」とは、オックスフォード大学のスティーブン・ヴォートヴェック教授が提唱した概念で、航空運賃が安くなると爆発的に流動人口が増え、遊びや仕事の場所や機会が大きく変容を遂げるというもの。それはポスト・インターネットとも言えるし、新しい民族第移動の時代の幕開けとも言える。 ↑ これが「ノマド」の切っ掛けか!? P132 ・21世紀を生き抜く為には国家など関係無く、個人レベルでアメリカ的な価値観から離れられるかが大切。 ↑ つまりそれは「大量生産と大量消費」そして「効率のみを追求する巨大システム」という資本主義システムから脱却すること。 P138 ・2006年度現在、スイスの農産物のうちでオーガニックが占める割合は10.9% イタリア8.4% ドイツ4.7% イギリス3.9% 韓国2.01% 中国0.41%だが、日本の農産物のうち、オーガニックが占める割合は僅か0.16% ・オーガニックが日本で浸透しない理由は三つ。 一つは「労力がかかる割りには利益が薄い」から。二つ目は「農協が化学肥料を売って儲けているのでなかなか農協に逆らえない」から。三つ目は消費者のオーバニックに対する意識が低いから。 ・変革はいつも政治主導ではなくストリートから始まる。 P143 ・「レジ袋」は石油の使い物にならずに廃棄していた部分を使って作っているのでかなりの「エコ商品」 ↑ それだけでなく、レジ袋を使う事によって焼却炉でレジ袋が良く燃え、石油が少なくて済む。 ↓ 見直すべきなのは「コンビニ」や「スーパー」で買い物をするというスタイル。 P147 ・世界中でマクドナルドの「新バーガー発売」がニュースになるのは日本だけ。 ↑ 海外ではジャンクフードのCMをテレビで流すと視聴者から「身体に影響があるジャンクフードのCMを流すとはどういうことか!!」と苦情の電話が来る。 ↓ 海外では「いかにジャンクフードが体に悪いか」というような番組を作っているが、日本でジャンクフードを販売している企業にマスコミが支えられているため、そのような番組は作れない。 P152 ・日本の国土を2.7倍にするか人口を三分の一減らすかしないと、食料自給率は100%にはならない。 ↓ 自給率を上げる為には輸入食材に頼らず、伝統的な日本食に戻るべきである。 P154 ・「マクロビオテックス」は、玄米と古代米を主食とし、副菜として野菜や海藻、豆類をとる食事であり、食事だけでなく、「東洋思想」である「陰陽論(食品は全て陰と陽と中庸に分けられていてそれらをバランスよく食べる)」もベースになっている。 また、「身土不二(しんどふじ)」という考え方で「身体と大地は二つに分ける事の出来ない同一のもの」という、地産地消の考え方もある。 ↑ 1982、83年と西武ライオンズが二年連続で日本一になったのは、当時の監督だった広岡達郎が、選手達にマクロビオティックをやらせたからであり、松井秀喜もメジャーに移籍してから実践している。 P159 ・流行というのは「感度の高い女性」の間で火が付き世界に広がっていく。 ↑ 「感度の高い女性」というのはある程度の知的レベルと収入を持ち、情報収集と分析に長け、美意識が強く、常に美しくなろうとしている人達の事。 P162 ・「鴨川自然王国(http://www.k-sizenohkoku.com/)」という加藤登紀子さんが運営している農園に20代の女性達が東京から移って来ている。 P165 ・都心のレストランの価格はほとんどが「不動産」と「物流コスト」。 P172 ・「発芽玄米」を食べ続けた事で身体が快調になった。 P173 ・日本一美味しい玄米は「但馬村岡米」
0投稿日: 2010.03.09
powered by ブクログ日本の普通の生活では見えてこない、真のエコとは? 10年代向け、パンクが生まれたイギリスのストリートからの新たな潮流! 大量生産・消費に嫌気が差した新世代ヒッピーによる、本質的・オーガニックのすすめ。
0投稿日: 2010.02.21
powered by ブクログ本書抜粋 「イギリスのオーガニック・ムーブメントが面白いのは,王室をはじめサーの称号を持つようなアッパー・クラスの人々が発信する活動と、ワーキング・クラスの人々がストリートから発信する運動が出会って、あたらしい流れが生まれたところにある。そこへ、愛国心主義的な立場から地産地消やオーガニッックを支持する右派の人々や、安全でおいしい食物を誰でも安価に手に入れられる権利があると考える左派の人々が加わって、さらに大きなひとつの流れになる。そんな上下左右のカルチャーが交差するポイント、それがロンドンならではの新オーガニック主義なのである。」
0投稿日: 2010.02.16
powered by ブクログ帯の文「高城剛は、なぜ東京を去り、モノを処分し、生き方を変えたのか?」やはじめにの文に魅かれて読んでみました。グチャグチャっていうのがなぜかおもしろかったです。
0投稿日: 2010.02.07
powered by ブクログ僕は定点でモノえお考えるのを数年前にやめることにした。 グローバルかつマクロかつ流動的視点でモノをとらえないと明日がみえてこない。 学んだこと★ ・自分が食べているものがどこでどうやって作られているか考えるようになった。 ・自分の人生をうかうか人には預けてはいけない。 水・食糧・資源・エネルギー・外交・娯楽を最低限、個人で確保すべきだ ・個人的な外交を可能にするために20年間に貯め込んだものはほとんど処分して日々の移動速度をあげた。 ・ヨーロッパ最高の頭脳と呼ばれるジャック・アタリ氏は、これからは世界は どこでも仕事ができ、暮らしていけるハイパーノマドと、生活のために下層ノマドに分かれていくと断言している。 ・スペイン語やフランス語ではオーガニックではなくビオという ・ロンドンで最先端のカルチャースポットは土曜日の午前中のピムリコロード。そこには世界じゅうでもっとも注目を集めているカフェがあり。それは ディルズフォードオーガニック。90年代がスターバックスの時代だとしたら、これからはディルズフォードオーガニックの時代になるのではないかと評されている ・BSEの感染拡大の原因が感染した牛から製造した肉骨粉を牛にエサとして食べさせたことにあるという説が有力。 ・90年代半ばにイギリスではじまったフードマイルという運動がある。 食品の生産地から消費地までの距離を意味している ・チャールズ皇太子がオーガニック農業の支援と国民の意識向上を目指して自らオーガニックブランドを立ち上げた。ブランド名はダッチーオリジナルズ。 ・ジェイミーオリバーは養鶏場や養豚場で劣悪な環境下で飼育される動物 たちの現状を訴えるなど、さまざまな啓蒙活動をしている ・21世紀のロンドナーにとっていまやフリーレンジの表記がないということはこの鶏はたべてはいけないとほぼ同義なのだ。
0投稿日: 2010.01.27
powered by ブクログ高城さんのブログをよくチェックする。 なんだか時代の最先端を行くような人だという思いがあって、 彼の日常や思想をのぞくことはとても楽しい。 日ごろから彼自身が批判している「紙」媒体。 なぜ、この人、本を出すんだろうと気になって手にとってみた。 この本を読んでの印象は、 「ああ、学生のとき、こういうこと言う奴いたなあ」というもの。 具体的にはわからないけど、世界って変わるんだよっ!! そのきっかけは、自分の興味のあるものなんだと、 そしてこの分野には周囲のほとんどの人は気づいていないという自惚れ。 いや、これ、けっこう「みんな」が考えてるんじゃないの? ということを、こう堂々と「オレだけの意見」として発表できるところが この人のすごさなのかも知れないなあ。 論文でも、エッセイでもない、覚え書き。 だけど、面白かったなと思えるのは、 高城さんのことをまた少し理解できた気がするから。
0投稿日: 2010.01.25
powered by ブクログ世界を飛び回っている著者だからこそ書ける内容。日本のメディアが報道しない内容もかかれているので新鮮だった。ライフスタイルの革命がどのように起きているのか、そして私たちがどのように対応していけばいいのか考えるきっかけになった。
0投稿日: 2010.01.19
