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総合評価

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  • 意外と面白い…

    買ってから積んでた本ですが。 読み始めて、「短編集?」と 思いきや…同一の組織に属する 殺し屋さん複数人のお話し。 それぞれ独立した話しと思い 読み進めていたところ…。 最後の話しが、やたらと ハードボイルド調でしかも アメリカンジョークのような 鼻につく、くだらん会話の やりとりが気になったけど。 でも、ラストに見事に今までの 話しが融合します。 読書スピードの遅い僕が、 あっという間に読めましたので それなりの良作と思います。 結局、本当の意味での「殺し屋」 は、誰だったのだろうか?…

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    投稿日: 2017.11.18
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    綺麗にまとまっていて 驚かされるし、手軽にもさ読むには いい。 海外の殺し屋モノとは 空気感が違って新鮮

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    投稿日: 2017.08.30
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    曽根圭介『暗殺競売』角川文庫。 四話から成るブラックな連作短編集… かと思っていたら、最後の最後に予想を覆す、大仕掛けが待っていた。なかなか面白い作品。 副業で殺しを請け負う刑事の佐分利吾郎、認知症の殺し屋に成り代わり、殺しを請け負うホームヘルパーの女、伝説の殺し屋・ジャッカル、闇の組織を追う探偵の君島を主人公に四つの物語が展開していく。 『鼻』『沈底魚』という初期の傑作の後、『本ボシ』『藁にもすがる獣たち』といった首を捻るような凡作が続いたが、久々に面白い作品だった。

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    投稿日: 2017.03.04