
総合評価
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黄金を媒体とした経済通史
金銀を切り口とした世界経済通史である。従来このような話は欧米中心の学者が欧米中心の歴史を描いてきた。本書はその反動なのか中国の経済力を高く評価し、産業革命以前のヨーロッパ とりわけ西ヨーロッパの経済力を低く評価している。この事実を説明する具体的数値資料が紹介されていないのが残念である。歴史を通じて人々が何に価値を見出してきたのかが課題として提示される作品である。
0投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ黄金への憧れは人類共通。タイムマシンがあったなら、エジプト文明の金の装飾品をぜひ生で見てみたい。中世から近代にかけてのヨーロッパ諸国の黄金熱はすごい。まさに宝探し。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ金・銀の発掘や取引を中心に世界史を概観したもの。 特に紀元前からのインド洋の国際的商業を強調している。 いわゆる、海の道。 これを読んでると『エリュトゥラー海案内記』を入手しておけばよかったと後悔する。 シルクロードや地中海といった貿易路は中学の頃から繰り返され、強調されているが、インド洋に就いてはかなり知らないところが多い。 せいぜい、ダウ船がどうしたとか、大航海時代でヴァスコ・ダ・ガマがどうしたとか、鄭和の第遠征が、とか程度で終わってしまう。 ローマと中国からかなりの量の金を吸い上げていた、と筆者は主張するが、それが実際どの程度の規模で行われたのかは詳細には述べられてない。そこが残念だ。 近世~近代では、ポトシ銀山以外の銀山や、エル・ドラドの伝説を生むこととなった南米の金の話もされていて興味深い。 さらに、イギリスの金本位制の準備についても話がなされている。 東大の世界史が好きそうなテーマの一つでもある。 高校生から大学生まで含めておすすめ。 惜しむらくは、上に書いたとおり、詳細な数字が出ているところと出ていないところがある、ということだ・・・。
0投稿日: 2011.04.28
