
女神の勇者を倒すゲスな方法 「おお勇者よ! 死なないとは鬱陶しい」
笹木さくま、遠坂あさぎ/KADOKAWA
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総合評価
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好感のもてる自称ゲスな主人公
主人公の特色は簡単に言えば「動じない」こと。 異世界に呼ばれて目の前にとんでもない化物がいても「死んだかな。でも仕方ないか」って思えるような。 かと言って悲観キャラというわけでもなく、感情が無いクール系というわけでもなく、基本普通のやつなんですがなんでもすぐ受け入れられる的な。 一応そういう風になった原因となる出来事が過去にあったようですがこの巻ではまだ詳細は語られません。 人によっては「ねーよ」って感じて受け付けないかもしれませんが、個人的にはさっぱりしていて気に入りました。 自身をゲスと言いますがそこまでゲスいことはしません。 というか作品全体がギャグテイストなので、全体的にゆるい感じです。 常人が思いもつかないようなゲスさではなく、誰もが思いつくけど世間体を気にして口にはしないことをやっちゃう的なノリですね。 でもそれが結構楽しい。 登場人物みんなキャラがそれなりに立ってていい感じの世界観です。 魔王様の挿絵が無かったのがちょっと残念。 魔王様の娘はとても可愛い。10歳(推定)だけど(笑) 凄く面白かった!というわけではないですが、ゆるーく楽しめて、なんだかんだ最後まで一気に読めちゃう作品です。 次巻も買おうと思います。
0投稿日: 2017.03.03
