
総合評価
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powered by ブクログ上巻で疑問に思っていた事がひとつずつ分かっていきました。上巻ほどのスピードさはないですが、謎が解けてい感じはドキドキしました。町田の周辺で築きあげて来た物が何者かによって壊されていき、信じていた人の裏の顔が分かったり。終わり方は少し消化不良感は残りましたが、誰も不幸にならずよかったです。町田っていいやつですよね。笑
2投稿日: 2017.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グイグイと引っ張られるように読んでしまった。 町田の頭脳やクールさがかっこよく、室井の凄さにハラハラし、続きが気になって読み進めたが、最後は確かに呆気ない感。 町田と室井の激しい対決を期待してただけに、少し残念。 でもこのボリュームで、飽きさせない展開はすごい。
1投稿日: 2017.09.22逆転また逆転の予感
上巻での布石が素晴らしいと、下巻もノンストップ。ヒロシの順調さが後々の不運を予感させ、ついついページをめくってしまいます(人の不幸は密の味??)。 結局最後まであっと云う間に読み終えてしまいますが・・・・。(以下、若干批判的な内容)残り1/3ぐらいで「んっ?大丈夫か??」と思ってしまうぐらい風呂敷は広げたまま。クライマックスに向けて急速に畳んでいきますが、ちょっと荒いかなって感じはしました。ページ数の都合もあるのでしょうが、上中下で書いてもよいぐらいの内容だったかもしれません。
0投稿日: 2017.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クライマックスまでは、博史やSTNに迫る室井の魔手の不気味さや未知数の強大さだったり、内藤たちによって少しずつ真相が明らかになっていく展開に、ハンパない緊張感を覚えながら読み進めていました。 下巻だけで500ページ超のボリュームですが、80%くらいまでは一気読みしたほどです。 ただ、木崎と博史が対峙する最終場面は個人的には肩透かしを食らった感があります。木崎の目的が結局個人的なものに過ぎなかったり、博史が木崎に勝ったというよりは木崎が病に負けただけな印象が強く感じられたからでしょうか。 「神共生会」という設定などから巨大犯罪組織による国家転覆のようなスケールの大きな話を想像していたのですが、結局本作は不幸で劣悪な境遇に生まれた町田博史という少年(青年)が、周囲の人との関わり合いの中で更生していく話が主軸だったように思います。 もしそうだとしたら高IQ集団といった非現実的な設定にせず、現実的な話にしてくれた方が納得感があったかなぁ、と。まぁ、その手の話はきっと別作品で読ませてくれるのではないかと思いますが。
2投稿日: 2017.08.17
powered by ブクログ上巻からすぐに下巻に突入。長いことが苦にならなかった。しかし、室井の最後がね。 全体的に楽しめました。町田少年がんばれだ。
2投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログ読み応えのある小説。 戸籍がなく育った知能の高い男が、少しずつ変わっていく話。 前半に比べ、終盤はあっさり。
1投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ平和に暮らしていた町田に、忍び寄る様々な不幸。 下巻の3分の2読み終わっても、結末に向かう気配が一向にない(笑)! え?どうなるの?どうなるの?がずっと続く感じ。 そのためか結末は意外とあっけなかったかな。 でも、スラスラ読めちゃうことに変わりはない。 町田が主人公ではあるけど、町田の心情はあまり出てこない。 他の登場人物が町田の気持ちを汲み取る形で物語が進んでいくところが良かったです。
5投稿日: 2017.04.08
powered by ブクログ初めての作家さん。 文庫でも分厚い上下巻。それでも単行本の時から気になっていたので思わず購入。 通勤の往復だと読み終わるのに結構かかりそうと思っていたのに、寝る間も惜しんで読みふけってしまった。 戸籍のない少年町田くんの裏社会的なディープな闇の話しかと思いきや、なんというか、凄くよかった。ドラマにしたら面白そうだけど、いい役者じゃないと薄っぺらくなりそう。 そして、エピローグの町田くんを見て、ニヤッとしたのは言うまでもない。
2投稿日: 2017.04.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物の名前が偽名だったりして変わるので、途中で頭がごちゃごちゃしてきちゃった。。でも全体通して上巻同様とても面白く、初の薬丸作品だったけどとても好印象。他のも面白いの読んでみたい。 愛情を知らずに育った町田が少しずつ変わっていくのは涙もの。最後の1行のために書かれた1100ページなのかも。
2投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログこれだけ長いこと引っ張ってきた割には、最後の木崎との対決が呆気なく感じました。 ただ、周囲の人々との関わりのなかで町田がどんどん変わっていく過程は読んでいて気持ちよかったです。エピローグを読んで不覚にも泣きました。
2投稿日: 2017.03.29
powered by ブクログ上に比べると失速気味かな?というか上の盛り上がり方が凄すぎただけかも。個人的にはずっと楽しめた。 続きが気になりすぎて休むことなく読破。 「あぁ〜」となるような伏線の回収。各所で行われてきた物事が一箇所に集まり全てがわかるあの感じ。素直に楽しめた。 久々にハッピーエンドの本を読んだが、やはり読破後の気持ちがいいのはこちらだった。 約1000ページ以上の大ボリュームで読み応えがあった。面白かったな。 後編だけだと☆4.3くらい。
2投稿日: 2017.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公の町田博史は出生後戸籍がないまま育てられていたが室井は町田の才能に目をつけ執拗に追いかけていく。IQは高いが人の愛に触れてことのないまま大きくなった町田が出所後保護官の内藤の紹介で、町工場を経営する家族と暮らすようになる。その工場に製品を依頼していた大学教授の高垣が町田の才覚に目をつけ大学に行かせてもらえるようになった。 そしてそこで出会った仲間であるタメイドラッグの御曹司為井や変わり者でごみ屋敷に住む発明家の繁村らと合成樹脂を製造する会社「STN」を設立する。 「STN」が軌道に乗り出したころ工場が不審火にあい全焼する。室井が近づきを恐れた町田は家を出姿を消すが心配する内藤と楓は町田が誰よりも会いたがっている知的障害をもつ井上稔を探すうちに室井の住処へ連れて行かれる。 IQが高い子供は神に選ばれし子どもという設定であるが登場する「神の子」は全員家庭環境が恵まれない子であるのが気になった。また、登場人物の名前がいろいろと途中で変わってしまうので少しわかりにくかったです。
2投稿日: 2017.02.25体力消耗する読み応え…
上下巻から成る複雑多岐に渡る伏線が、 この下巻後半になり怒涛のごとく整合 していく。 長編なので若干、無理がある設定も あるにはあるが、総体的には面白かった。 「え、この先どうなんのよ?」って 書き方がうま過ぎて、読むのを途中で 止められません【笑】 大まかなあらすじは作品紹介に書いて あるので端折りますが、実に読み応え 抜群な本と出会えました。 ラストはスッキリ?ですが、いくつか 心残りな点がありモヤっとしました。 スッキリorモヤ、どちらの好みの人 にもオススメできます。 読むのに少し体力を必要とする作品と 言えます。あ~疲れた。 ※読み出したら途中では、けっして 止められません。 途中、大切な用事等ある人は、 読書を計画的に♪
12投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログ一つの作品に収めてしまったら、もったいないような様々なモチーフが溢れている。 IQ161以上の頭脳を持った少年が振込み詐欺グループで働く悪漢小説、少年が更生を目指す少年院物語、元教官が少年の謎を追う探偵小説、学生たちによる起業をテーマにした経済小説、彼を慕う寄宿先の娘を描く恋愛小説等々。 それぞれの主題で、いくつもの作品ができるかも。 それでも、これらを総合的に一つの作品で堪能できる読者の贅沢を、著者に感謝しなければ。 欲を言えば、終局の対決の場面は何とも物足りないかな、との感が残った。組織が繰り出す、それまでの大掛かりな仕掛けが印象にあるから、さらなる波乱を期待したのだが。
17投稿日: 2017.01.11
powered by ブクログどこに行き着くかわからない展開。上巻では闇の深い人たちが圧倒的に多く登場していたけれど、下巻では町田の周囲にいるいわゆる普通の人々も多く登場し、彼らが戸惑いながらも不器用に関わっていく様子も興味深い。 上巻以上にジェットコースター展開。読みごたえ充分だけれど、ストーリーを説明できる自信は全くなし。ほとんどの伏線はしっかり回収されてる、作家さんの頭の中をのぞいてみたい。
5投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ幾つもの謎が錯綜するスケール満点の一冊。ただ複数の視点で描かれているためか、個々の掘り下げが物足りなく、誰が主人公なのか戸惑ってしまう。 あらすじ(背表紙より) 身許引受人の町工場で働きながら、大学に通いはじめた町田。知り合った学生たちの起業を手伝うことにもなり、他人と過ごす時間が彼の心を少しずつ解きほぐしていく。だが、忌まわしい過去は、彼を易々と手離しはしなかった。ふたたび町田に接近する室井の真意とは…!?吉川英治文学新人賞作家が描く、エンタテインメントの醍醐味を存分に詰め込んだ圧倒的傑作!
2投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ2017年、初の一冊。 あれー、何だか肩透かしをくらった感じ。途中まではとても面白く読めていただけに少し残念。 組織も稔に関しても中途半端で、いまいち締まらない。 『神の子』と言う壮大な作品名に少し負けているかなぁ。
3投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログ下巻でやや失速。 それでも室井の正体に迫る内藤と楓の身に何かが起きやしないか、という緊張感は楽しめた。 結局室井は頭が良すぎて生きるのに飽いていたのかな。しかし最後はあっけなく病魔に倒れ、稔と晶子に看取られ人生最後で初めて穏やな時間を過ごせたのではないでしょうか。 雨宮姉弟だけが残念。 帯の「彼が原因で、今まで築き上げてきたものがなくなってしまったとしても、それでもまた会いたいですか?」という一文は稔と博史かと思っていたけれど、違った。 大切な仲間ができて良かったね、博史。
2投稿日: 2017.01.03
powered by ブクログ201612/上下まとめて。一気読み必至。私はとても面白く、こういう薬丸岳も好きだし、薬丸岳のすごさを改めて知った。
2投稿日: 2017.01.01
powered by ブクログ読後感は良く、なかなかいい本だったと思う。やっぱり、薬丸岳さんぽくなく、福井晴敏さんの本を読んでるような錯覚に陥った。頭脳明晰な博史が人間的にも成長して ため息が出るほど魅力的!面白かった。
2投稿日: 2016.12.25
powered by ブクログ薬丸岳『神の子(下)』光文社文庫。いよいよ物語の全貌が見えるであろう下巻への突入。物語は町田、雨宮、室井、為井、内藤を中心に展開し、いよいよ核心へと迫る。登場人物同士の意外な関係と二転三転する展開、そして『神の子』の正体が見えてくる…しかし、最後まで室井の野望を引っ張った割りには意外にあっさりとした結末だった。そのためにストーリーの印象が希薄になり、結局は町田博史の悲惨な生い立ちと恐るべき頭脳、心の本質が物語の全てだったのだという印象が残ってしまう。そこが不満と言えば不満なのだが、全編を通じては、これまでの薬丸岳の作品の全てを凝縮したような面白い作品だった。北上次郎が解説の中で『友罪』が薬丸岳のターニング・ポイントであったと述べているが、個人的には『逃走』から薬丸岳の作品が明らかに変わって来ているように思う。特に『逃走』の場合、賛否両論があった単行本と大幅に加筆・修正を加えた文庫本とでは全く違う作品に仕上げられており、これが薬丸岳の作品の方向性を決めたのでは推測している。
18投稿日: 2016.12.16
