
総合評価
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powered by ブクログ毒殺事件と美樹ちゃんの誘拐事件。 もうこれはミステリではない。 美樹ちゃんの薀蓄がいつも以上に強烈。 ストーリー的にはかなりハチャメチャ。 シリーズ作品を読んでいる人専用の作品っぽい。
1投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログシリーズ再読中。 一癖も二癖もあるキャラクターと展開が、ページをめくる手を止めてくれない。 高槻さんの闇?が徐々に深まる中、 それを、遥かに上回っていく悪魔のような双子たち(笑)振り回される大人たち。 これまでの話からも、美樹が真樹に依存してると見せかけて、逆だったりするのがこう…エモい。メンタル不安定なのは案外真樹で、守ってるのは美樹だったり。 双子の絆(っていったら綺麗すぎてこの2人には合わないけど)というか共依存?というか。一見コミカルな話の裏にも見え隠れしていろいろ伏線探ったり想像するのが楽しい。 それにしても美樹の服よ…ちょっとイメージだけだととんでもない西川アニキなんだけどあってるか?? あと真樹168もあったっけ!?と驚き。 脳内映像160くらいだったー!! いや、まあ高校生はそんなもんか! えーーでもデカすぎると可愛くないよなぁー! というどうでもいい感想。
1投稿日: 2021.06.15
powered by ブクログ切ない……途中の巻が見付からなくて一つ飛ばしでこちらを読んでいます。美樹の死神っぷりも健在。 今回はガンダムネタ多しでしたが、天藤真の大誘拐大好き人間は大誘拐RainbowKidsネタを見逃しませんでした。「お金がかわいそう」のとこのやつだ。 美樹も真樹もとことん報われないなと思います。高槻さんも不憫だけれども。 そして頭が悪くとも、やっぱり少しでも自分で考えなきゃな。。 シドはお人好し過ぎるけどそういう人だから美樹の心をつかめたんだと思いました。美樹が無理してたのも本当だろうし、後で「友達だったよ」と泣いてたのも本当だろうな。。 でも美樹の優先順位は真樹で、それは真樹も同じ。ふたりの間には誰も入れないし、ふたりにはお互いしかいないのだきっと。父親は捨ててるも同然だし。 湊さんどうなったの…これで退場なのかな。まあでも因果応報です、仕方なし。
3投稿日: 2020.11.09
powered by ブクログ毎回後半のたたみかけに夜更かししてしまう。すごかったなあ美樹のタナトスっぷり。ベタは飼っていたことあるけども、そもそもどういうとこに住んでいる魚なのかも調べたりしてなくて反省しました。シドくんは哀しかったね。頭が悪い事は罪ではないとは思うのだけど…。
0投稿日: 2019.03.18
powered by ブクログ誘拐もの。そして友情の話。 ついに来たか誘拐事件と思ったけれど余韻がほんのり切なく、それでもってなんとなく背筋がうすら寒くなるラストで面白かった。 「彼」は善人ではなかったけれど「いい人」だったなあと思う。終盤のふたりのやりとり、凄く切なくてぐっときた。 彼が、美樹にこっぴどい、これ以上無いくらいに酷いネタバラシをされて尚そんなことどうでもいいと切り捨てられる愚かさを持っていたのが余計に切なさを煽った。 ほんのりと友情を抱いていても容赦なく切り捨てることのできる美樹の怖さと、そのあとにやっぱり切り捨てきれない人間臭さが良かった。 死神少年にも人の心がある。むしろ本当に怖いのは……と考えるとあの双子の歪な関係が透けて見えてうすら寒くなった。 そして真樹のめちゃくちゃさがやばい。赤の女王のほうを間違えて先に読んでしまったのだけれどもいやあ、湊が人間臭くなるはずだよ……というこっぴどいやり方ですごいえげつなかった。真樹はかわいくてお喋りで元気で美樹より人間だと思った?ってニヤニヤしながら言われている気分。 薄怖くて面白かった。 そして高槻さんまじでご苦労様です色々と。
2投稿日: 2018.10.01
powered by ブクログTHANATOSシリーズ4冊目。 うーわ、えげつないえげつない。終盤での大どんでん返しはもはやこの作品の定番ではありますが、今回はひときわ大掛かりで、そしてどす黒かったと思います。 1冊ごとに狂気が増していくこの疾走感、堪らない人には堪らないでしょうね。もはやミステリでは無くなっている様な気もしますが(最初からか?)、それもまた持ち味の一つでしょう。 ちなみに今回、魚ウンチクはやや少なめ。この分野に疎い自分にとってはありがたいけれど、それはそれでちょっと寂しいものはあります(苦笑)。
1投稿日: 2016.10.08ほろ苦い余韻
シリーズ第4弾。前巻(『フォークの先、希望の後』)に引き続きジャンル分けしづらい話ですが、誘拐事件をテーマにしているぶん、多少ミステリっぽさが戻ったかもしれません。 ちなみに誘拐されるのは美樹。アクアリストの彼は、監禁先でも恒例のお魚蘊蓄を喋り散らします。毎回話の雰囲気は変わってもお魚ネタは欠かさず登場しているので、別名「アクアリスト」シリーズと呼んでもいいかと……。 基本的に、誘拐された美樹を含む犯人サイドと、それに対抗する警察サイド(真樹含む)との往復で話が進むため、あまり派手な動きはありません。それでも飽きずに読めるのは、美樹の蘊蓄の巧みさと、真樹のはっちゃけた性格のおかげでしょうか。真樹は美樹とは違った意味で恐ろしい少年です……。 彼ら双子の複雑な境遇については毎回考えさせられるものがあるのですが、今回は特に美樹が痛々しく感じられてなりませんでした。バッドエンドとはいえないものの、読後もほろ苦い余韻が残ります。 これはフィクションですが、現実に起きる事件の一つ一つにも語られないドラマがあるのかな、と想像したりしました。
3投稿日: 2015.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
魚の蘊蓄が全体のテーマに絡んで来る手法が面白い。だが、それ以外の人物の会話の端々に本筋と関係ない蘊蓄がでてくるのは少しうっとおしい。そういうものを楽しめる人にはいいのかもしれない。
0投稿日: 2014.12.24
powered by ブクログ6、7年ぶりに再読と思ったけど2009年発刊だったのでその年に読んだのだろう。当時はシリーズ物と知らなかったので、なんだこりゃミステリーじゃねえじゃねえか、と思ったが今読んでもミステリーではない。当時は美樹の感情が理解不能でどこか別の国の人物を見ているようだったが、今読むとまあ単純にストックホルム症候群だったのかなと思う。軽いぶん、さっと読みやすいがさっと読むと細かいところを見落としてしまう。個人的にラストにはもう少し余韻が欲しかった。
0投稿日: 2014.11.18
powered by ブクログ08/17/2014 読了。 図書館から。 美樹と真樹の2人の世界で完結してましたね…。 そして美樹君無双だった…。 高槻さんが元に戻っていてよかったですが、 湊さんが…。 次巻に出てくるのかなぁ、と心配。 彼方は彼方のままで安心。 高校の面子ももう少し出てきくれると嬉しいな。
0投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
庇護の必要があるのはどちらか、という話。 今作の印象的なシーンは、自分の保身のために、互いの傷を舐め合って時間を過ごすふたりが、ストックホルム症候群に陥った二人だ。 第1作での発言「これだから哺乳類は嫌いだ」と、第2作のベタの過剰防衛が再び話題にのぼり、ほくそ笑んだ。 第8作「溺れる犬は棒で叩け」を読んでから、これを再読するとラストの決意に納得。二兎を追うものは一兎をも得ず。 重箱の隅だけど、個人的な疑問点。 本作ではヨシキが、写経や読経の鎮静効果について力説していた。 違和感を覚えたのは、その際に「図書館で借りれば安くあがる」という趣旨の発言をしていたこと。 それだけ読者の中で双子のイメージが確立されつついる、それだけなのだろうか?
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
序盤の浮かれすぎるくらい浮かれていたミキちゃんからの流れ。 序盤のほのぼの(でも高槻には胃が痛い)やりとりが大好き。 いろいろあったけど全然ふつーにカナさんに片思い中なのがちょっと笑った。 ラストの方は能動的に死神の力発動させてる感じで、真樹のことがなかったらシドのことは見逃してたのかなぁ。「それでも、いい人だったんだ」「友達だったよ」が切ない。 いろいろ次に引きずることが多そうなので、次巻も楽しみ。
1投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログタナトスシリーズ四作目。 ミキちゃん誘拐事件。 シリーズ四巻五巻は湊炎上編らしい。 どんどんキャラ崩壊していってるなぁ。 あとミキちゃんの服装には今回ばかりは少しひいたぞ☆
2投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログTHANATOSシリーズ第4弾。 美樹が誘拐される話。もはや犯人とかトリックとか、ミステリーとしてじゃなく、キャラものとして楽しめる。 真樹が人でなしなのはいつもだけど、今回美樹のブラックな部分が一番際立った作品かも。それにしてもちょっとやり過ぎ。でも、シドとの友情がちょっとせつない。
1投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ美樹ちゃん誘拐されてどうなるかと思ったら、出た、死神。 でも一番こわいのは、真樹だったり。 シドはシドで、いいこだけど、優しいだけ。 高槻はだんだん、お父さんしてきてる…。 あと湊はかわいそうだけど仕方ないよね。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ皆に止められたのに、無理矢理展示会に出かけていったタナトス美樹ちゃん……と、お付きの者たち。 案の定、会場で殺人事件が起き、しかも美樹ちゃんが誘拐されてしまう。 ゴスロリ美樹ちゃんが、ドS女子にいたぶられる萌え話(笑) 双子のチームワークに感動っつーか感心した。 真樹ちゃんに陥れられた湊さんは、どーなってしまうんだろう。まあ自業自得・人を呪えば穴二つ、だけどw
1投稿日: 2012.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死神THANATOSシリーズ4作目 THANATOS美樹が誘拐され・・・っていう 今回は美樹がTHANATOSだな、と感じる話だったと思います。 最後、美樹が全てを切り捨てて戻るところがとても印象的。
0投稿日: 2011.12.07
powered by ブクログ例の長ぜりふが一番自然に読めた。遺伝子の話が興味深い。ミキちゃんも割と普通の子なんだなって思いました
0投稿日: 2011.06.12
powered by ブクログタナトスシリーズ四作目。 汀こるものってなんかすごいなっておもいました。なんだこれ……なに狙いなのかさっぱりわからんぞ……。 双子がきもちわるくてだいすきです。彼方さんも良いキャラしてるなぁ。 今回かわいそうというかいっそザマァだった湊参事官が、五作目でがんばってくれるみたいなので楽しみにしています。
0投稿日: 2011.05.21
powered by ブクログ二人の絆は美しいけれど、閉鎖的で、排他的で、 やっぱり良いとはいえない危うさがある。そこに惹かれるのだけれど。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-442.html
1投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログネタバレあります ○感想 クジラの骨は気になるというか、野口英世の功績は8割がた否定されている説もあるんだがその辺どうなんだろうという……。 ラスト20ページが熱い。そういう視点から見たら確かに洗脳で。結局、どういう視点を選ぶか、なのかなと。面白いのは、登場人物が嘘をつかないという前提で読んでしまっていたあたり。シドと美樹ちゃんは友だちになれそうな気もしたんだけどな。 作中で美樹が唱えたのはお西かお東かは定かではないけれど浄土真宗の。教義と美樹の思想が一致しない気がするあたり、本当に趣味っぽい。ちなみに、ちゃんとあげたら10分は余裕でかかるお経なので、シドがどん引きする気持ちは分からなくもない、というか後の2人が黙って聞いていた理由が謎。と思ったら、どんでん返し……もっと別のところで引っかかりを覚えたかったです。 そして真樹はやらかしてくれましたが。知らない言葉がいっぱい出てきた(笑) あと、KAITOを使って脅迫って、新聞紙を切り抜いてた時代に逆戻りというか。身元バレせずに脅迫したいという目的は変わらないまま手段が更新されていくイメージ。
1投稿日: 2010.10.25
powered by ブクログ『死神(タナトス)』こと美樹と、その弟真樹の美少年双子の“THANATOSシリーズ”の4作目。 今回は、美樹が営利誘拐されます。 読後の感想は…今までのシリーズの中で一番後味は悪いかな。 誘拐の他にもう一つ、物語の核となる事件があるのですが、そっちの方は正直何が起こったのか分かりづらい。 誘拐されても美樹の薀蓄は絶好調。結構毎回“あれ”を読むのが楽しみだったりします。
0投稿日: 2010.10.13
powered by ブクログシリーズ4作目。大変だぁ、タナトスきゅんこと「美樹ちゃん」が 誘拐されてしまった。死神と異名を取る彼を誘拐して、果たして 犯人の命はあるのか!!?? ...という話しではないw。 大物政治家を父親に持つ彼の悲劇のストーリー...なのか? 死神に出来た「友達」。一瞬ホロリとしかけたぞw。アブネ。 今回もとうとうと美樹ちゃんによる大演説が途中にガッツリと 挿入されてて相当ネタ本としても面白く、だんだん魚好きに なってきそう。クジラの骨とか。 その死神を兄に持つオトート、「真樹」の鬼畜、悪魔っぷりは 今作もキラリと光る刃の如し。ド反則で警視庁参事官を 一瞬にして葬ってるしw。ヒデーなー。 なんにせよこの兄弟のストーリーは読んでいて 本当に飽きない。面白い!!
0投稿日: 2010.09.03
powered by ブクログ赤いベベ着たかわいい金魚 おめめをさませばご馳走するぞ 赤い金魚はあぶくを一つ 昼寝うとうと夢からさめた THANATOSシリーズ第4巻。 毒殺と誘拐って事件てんこ盛りだな!って思ったけど そうでもなかった。 ってか探偵してないなーというのが第一印象。 トリックとか期待して読むとちょっと残念に思うかも。 美樹が死神死神って言われてるけれど、不可抗力で 死ぬ人はともかく、真樹が誘引してる今回はなんとも 後味が悪い。 あと湊が可哀想すぎて同情してしまった。 「友達だったよ」
1投稿日: 2010.04.20
powered by ブクログ湊フルボッコ理解。ちょっと不憫に思えてきた…。ミステリーというよりは、時事と小ネタ探しを楽しんでる。
0投稿日: 2010.04.15
powered by ブクログ本当に怖いのは真樹だ・・・。 タナトス。 今回はまさかの死神が誘拐にあうの巻き。 でも、やばいです。 この双子。 二人合わせて死神なのかも。 美樹には幸せになってもらいたいけど それ以上に高槻ファンであったりなかったり。 高槻さんに幸せになってもらいたいなぁ。 これを読んでいると 雑貨屋さんで売っている魚がほしくなります。 ベタとか(笑)
0投稿日: 2009.06.18
powered by ブクログ相変わらず水魚オタクの引きこもり死神。 デートに出かける、というあたりですでに何か起こると思いましたが 今回は誘拐ですか…と、ちょっと遠い目に。 誘拐は、今までと違って確実に自分にふりかかるものです。 どこまで人が死ぬのか、どこまで無茶をするかと思ったら…。 この双子は、片方でも悪魔ですが 両方揃ったら『大』悪魔になれると思います!w 無茶っぷりと言いましょうか、恐ろしいまでに周囲を振り回してます。 これほどまでにやってくれると、いっそ見事です。 むしろ毎度毎度よくもまぁこれだけやってくれるものだと 関心する一方です。 とはいえ、今回は『偶然』ではなく『必然』にしているのが…。 手段を選ばず、とは、こういうのを言うかと思いますw
0投稿日: 2009.06.07
powered by ブクログ4作目にして一番気に入ったかも。 相変わらずミステリとしては微妙なんですが、ラノベの延長のキャラ小説として読めばなかなか面白い。 今回は美樹が活躍したのが良かったかな。ミキちゃん可愛いよミキちゃん。
0投稿日: 2009.04.22
powered by ブクログカイトが脅迫電話をかけたそうですwww 何という無駄な調教wwっていうか、なぜミクにしなかったww 明け方に笑いましたww 相変わらずのキャラクター小説でした。 美樹真樹の過去話も少し具体的に出てきました。よ。 あ。ミステリ要素は少ないです。
0投稿日: 2009.04.09
