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異人たちの館
異人たちの館
折原 一/文藝春秋
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総合評価

79件)
3.5
9
28
31
5
2
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    ※過去に読んだ作品です。うろ覚えで書いてます。 叙述トリックにハマっていた時に読んだ小説でした。 折原一先生は叙述トリックが巧みであると聞き、異人たちの館を買って読みました。 ある程度、途中から想像がついてきましたが、衝撃を受ける箇所もあり、確かに面白い作品でした。 個人的には、読みやすさは感じられず、「続きが気になって思わず読みたくなる」というよりかは「読もうと思わないと読み進められない」感覚でした。

    0
    投稿日: 2025.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    折原一さんの文章はすごく読みやすいので複雑なストーリーだったけど、ぐいぐい読めた。 なかなか驚く展開でびっくりさせられた。 ユキはなかなかだなあ。

    7
    投稿日: 2025.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんでん返しものだと聞いて購入。 ものすごい面白いというわけでもなかったけど、終盤は展開が気になりすぎて一気読み! どんでん返しは以下の2つ? ・遭難者の手記は淳ではなく潤一のもの ・葵が復讐をすること 1つ目はなんとなく分かってしまったのであまり驚かなかったなー 2つ目は全然予想もしてなかったけど、でもだからと言ってそれが面白いかと言われたらよくわからなかった 淳が賞を取れなかったときに受賞してたのは潤一だったっていうのが分かった時はかなりドキドキした!!まさか2人に接点があったとは!!的な!! タイトルに館って入ってるから館ものなのかと思って避けてたんだけど(館もの苦手)、全然館ものじゃなくてそれは良かった!!

    4
    投稿日: 2025.11.03
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    これはもう名作!! 複雑な間違った愛の結末。               分厚い本であるも工夫されているため、飽きることがありません。 インタビュー形式だったりと、これまでにあまり読んだことのない作品の一つ。 歪んだ愛、歪んだ家族、ドロっとした雰囲気もある読み応え十分な本!

    0
    投稿日: 2025.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小松原家の謎や過去の事件とのつながりが気になってぐいぐい読めた。オチはそこまで意外でもなかった。妹のビッチぶりにちょっと引いた。

    0
    投稿日: 2025.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    分厚い本だったが続きが気になってサクサク読めた。 ライターが1人の人物を追って、インタビューとかして謎に迫っていく系の話好きかも。 ただラストの結末は衝撃度が少し弱いかな〜という気もした。 譲司が外国人なの何となく分かってたし。 でも1冊の本の中に、インタビュー記事や作中作やモノローグや島崎視点の文章など、多種多様な文章があり読んでて面白かった。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    個人的・夏のホラー特集。霊的な現象とか、なんとなく不気味な館の存在とか、富士の樹海とか、気持ちをホラーな気分に傾かせる要素がふんだんに散りばめてあるせいで、てっきりスーパーナチュラルありきの物語なのかと思いきや、最終的にはミステリとして着地。なかなかにアクロバティックだけど反則ではなくて、納得の出来。

    0
    投稿日: 2025.08.12
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    長かったし、めちゃくちゃ中弛みした…読むのにかなり時間がかかった。 叙述トリックなんだろうけど、、えー!って思う前に長すぎて思い出せない。(それは自分のせいやろがい) ラストも、興醒めするようなネタバラシの方法というか、、、。

    0
    投稿日: 2025.08.10
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    読みごたえありました。 ただ、叙述トリックのお話しとしては、少し物足りなさを感じてしまいました。 どんでん返しが醍醐味なのだと思うのですが、自分の中では「やや」どんでん返しくらいの内容となってしまいました。 予想していたことが、当たってしまっていたというのもあるかもしれません。(もちろん予想と外れていたことも多々ありました) 惹き込まれる文面だったので、小説の長さは感じませんでした。

    1
    投稿日: 2025.06.07
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    SNSで折原一が紹介されていて、気になって読む。 ミステリーは答えがあるから癒される。生きていると答えのないことばかりで疲れるため、たまにミステリーを読んでリフレッシュすることで、答えの出ない複雑な現実の問いに立ち向かえる気がする。 叙述トリックの名手とのことで、ワクワクして読み始める。解いてやろうという気概はなく、ただただ物語に翻弄されるままに楽しんだ。 ただ好みとはゾーンが違うので星つけづらい…"異人"という言葉が気になるし…☆☆かなあ…でもなあ…という

    1
    投稿日: 2024.12.11
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    貴志祐介 先生の『クリムゾンの迷宮』を思い出させるような文調。主要登場人物は少ないわりに、たくさんの要素を詰め込んでいる。緻密に大量に蜘蛛の巣のように伏線を張る。最後の種明かしが特に見どころで、これまで少しだけ引っかかっていたような違和感が全て繋がり、(*゚Д゚)オォォ...と放心させられる。余韻もいいね。 プロット展開も見事だけど、文章自体もリズム感があってよい 。モノローグ、3人称、インタビュー記事など、いろいろな文体で工夫しており、一つ一つが良い区切りとなり、テンポよく読み進めることが出来る。それぞれの表現にも作品全体を意識したものを感じさせる。 細部から全体まで楽しめました。

    0
    投稿日: 2024.12.09
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    熱量がすごく圧倒された。どこか屈折した2人の作家のもがきが、呼応し化学反応を起こしている。この物語はいわば2人の合作なのであろう。それぞれの父や母、そして兄弟が相互作用を及ぼす。作中作と現実が重なり、緊張感が続くためか、時間を忘れて読んでしまった。後半はある程度こうなるんだろうと思わせつつ、2重、3重の捻りがあって良かった。全て仕組まれたってことの方を期待していただけに、そこは拍子抜け。主人公が何度も気を失うところもちょいと現実離れ。それでも十分な読み応えがあった。大好き度❤️❤️❤️

    10
    投稿日: 2024.11.30
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    ずっと読みたかった作品です。 長いけど、スラスラ読めました。 折原先生なので、どんなどんでん返しが待ってるか注意深く読みましたが、最後はやはりやられました。 お見事です。 さすが折原先生の最高傑作です。

    0
    投稿日: 2024.09.23
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    読み始めから何とも言えない薄気味悪さがあり、分厚い本でしたが、最後までダレる事なく、読み進められました。とくに後半は二転三転する事実と、明らかになっていく真実に、一気読みでした!

    0
    投稿日: 2024.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読んだ折原一作品の中でいちばん好き。自分で推理できる部分と、予想外!と驚く部分のバランスが絶妙だった。 まず淳の性別がいまいちハッキリしないかと思えば母親がしきりに「女の子だ」と強調しているのでこれは性別の叙述トリックで実は男パターンのやつだなと思いながら読み進め、実際その通りだったわけだけど意外とこれは物語にあまり関係なくあっさりとネタばらしされ。 モノローグは小松原淳以外の人物が自分を小松原淳だと思い込んでる、もしくは作中作かな〜程度に推理。 譲司が外国人で異人の正体、というのは途中から確信があったので島崎とユキの前に現れた異人が譲司ではなく淳だったのは驚いた。しかも淳が親殺しをしていたなんて展開が面白すぎる。 ユキみたいな男たちを虜にする魔性の女ってミステリー作品によく出てくるよね 笑 もっと裏の顔があるのかと思いきや(それこそ幼女連続殺人の真犯人とか)そこまで悪い子じゃ無かったのが逆にびっくり。 すごく長い作品だけどどうなるの?どうなるの?と先が気になってどんどん引き込まれ、2日で読み切った。

    0
    投稿日: 2024.07.27
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    長いがスラスラ読めた。 ただ、最後が上手くなかったと感じた。 沢山の技術を使い盛り上げていくのだが、どんでんに失敗した感じがして、とても残念です。 読み出したら途中でやめられず、最後まで読み通してしまうサスペンス小説は多々あるが、それらの中に、時代が経過しても古びた印象を受けない作品は果たしてどのくらい存在するだろう。折原一が1993年に発表した長篇ミステリー『異人たちの館』が、そんな貴重な1冊であることは確かだ。 作家志望の島崎潤一は、前年9月に失踪した小松原淳の伝記の執筆を、淳の母・妙子からの依頼で開始した。淳は8歳で児童文学賞を受賞した天才少年だったものの、その後は大成しなかったらしい。島崎は淳の過去を知る人々を取材して廻るが、彼の半生には誘拐未遂・失踪・殺人など、数々の不穏な事件が起きており、そのたびに謎の“異人"の姿が見え隠れしていた。そして島崎自身も何者かにつきまとわれる。 淳の過去を調査するうちに次々と意外な事実が発覚し、冒頭から漂っていた不気味な雰囲気は次第に濃密なものとなってゆく(BGMのように作中を流れる童謡「赤い靴」も効果的)。作中には取材対象者の証言、淳が執筆した小説、何者かのモノローグなどが入り乱れ、読者を奥深い迷宮へと誘う。極度に技巧的な構成、さまざまな文体の使い分け、登場人物の造型に滲む異常心理、巧妙かつ大胆な伏線など、海外サスペンス小説を愛好してきた著者がそこから学んだ数多くの美点を一作に凝縮したような小説に仕上がっている。その意味で本作は、サスペンス小説の歴史の集大成であるとも言えるだろう。 著者本人が自作のマイベストと評価している本作は、2016年に刊行された文春文庫版を含め3度も文庫化されている。まさに不朽のサスペンス小説なのだ。

    9
    投稿日: 2024.06.30
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    とても長い物語でしたが、中盤まではドキドキしながら読み進め、終盤は展開が目まぐるしく変わり、なかなか面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.05.26
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    総合評価は4としましたが、読みやすさ(読み進めやすさ)は3です。かと言って文章とかミステリ的に難解では決してなく、簡単な文章なのですがスラスラ読めず、集中力が切れがちになります。同じようにちょっと影のある日常がかかれている作品でも、例えば島田荘司氏などは何故かスラスラ読めて止まらなくなります。何が違うのか検証までは出来ていませんが、1つの特徴として、本作は叙述ミステリでもあるのですが、それが最後に明かされるのではなく、終始 “叙述トリック使ってるよ” 感があるのも疲れる大きな原因かもしれません。 それでも★4としたのは、例え挫折しながら間を開けて読んだり、多少飛ばし読みをしたとしても、最終場面に入ってから、それまでの伏線などを分かりやすくまとめて解説してくれている点です(後書きとかではなく本文のなかで自然な形で)。 伏線が多い作品ですが、見事な伏線からイマイチなものまで荒さはありますが、その分見抜きやすい伏線や叙述トリックも使われており、ミステリ初心者の方におすすめです。

    4
    投稿日: 2024.05.17
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    ミステリーです。たくさんの伏線と仕掛けとその回収は見事でした。部厚いのですがそれを感じさせなかったです。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    終盤からマシンガンのように小出しにひっくり返され、 スタボロに混乱させられました。快感! 叙述トリックだとハードルを上げられながらも、 多くの読者を引き込ませる作者に感服(600頁もあるし騙し続けるのは大変) 作者の本立て続けに読んだので、流石になんとなく分かったので暫く時間を置こうと思う

    51
    投稿日: 2023.09.22
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    本作は600頁にも及ぶ長編大作です。著者によると本作が「マイベスト」であり、読者に自信を持ってお勧めできる作品であるとのこと。読んでみるとさまざまな要素がてんこ盛りで、「叙述トリックの名手」と言われる著者の渾身の一作と言えるかもと思えました。

    3
    投稿日: 2023.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1番の驚きは、伏線の多さかなと思いました。 最初に 「かあさん たすけて こまつばらじゅん」の 文字を見つけた警察が 「書いている途中で枝が折れたんでしょう」と 言っているんですね。 書ききってるじゃん?と漠然と思ってましたが、 確かに途中だったし、 珍しく、作中に勉という名前の人が3人も 出てきて、 名前に何かあると思わせるところとか、 2人とも「じゅん」ってことにもっと 注目すべきだったなぁ。 永い文章の中で数多くの伏線があり、 しっかりとつながるところは、さすがでした。

    45
    投稿日: 2023.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー文学の本棚(あべしぃさん) https://www.youtube.com/watch?v=8TdU339Rz7o どんでん返しがすごいミステリーとして紹介されていたので読んでみた。 8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と言われた、小松原純がある時失踪する。 島崎潤一は小松原の母から彼の半生をまとめた伝記を書くことを依頼される。 さっそく小松原純の経歴を調べていくと彼の人物像と共に彼の周りには背の高い異人が関わる不可思議な事件が浮かび上がってくる。 島崎潤一が調査を進めると取材先に先回りしている正体不明の男女が現れ、背の高い異人の妨害工作に会う。異人の正体とは誰なのか?小松原純はなぜ失踪に至ったのか? 内容は島崎潤一の調査部分、取材先の口語文、小松原純の書いた作品部分、誰の言葉かわからないモノローグ部分が代わる代わる現れ全体像がなかなか現れない。 他人視点で語られるのは宮部みゆきさんの「理由」を思い出した。

    4
    投稿日: 2023.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

     半年程前に富士の樹海に消えた作家志望の男「小松原」、かつて神童とまで呼ばれた才能の持ち主であった彼に何が起こっていたのか? 同じく作家志望の「島崎」は彼の母親から依頼を受け彼の伝記を書くことに、調べるうち明かされていく小松原家の歪んだ過去と彼の周りに巣食う謎の「異人」。  そして島崎の周りにも「異人」の影が現れ・・・。 過去、現在、手記、インタビュー、数多の断章で構成された謎の記録。  多重視点ながらインタビューと現在の視点はきっちり交互に展開されむしろ読みやすかったです。 序盤は主人公と共に過去の詮索を行っていき、徐々に主人公は事件の渦中に巻き込まれ、終盤は読者に大きな謎を投げかける。 全容の見えないホラーでもあり、主人公が災禍に追われるサスペンスであり、ラストに衝撃を控えるミステリーに仕上がっています。  折原さんの作品では古い部類に入るのですが、集大成と言って良いと思います。 技巧はもちろんですが、樹海に作家主人公に現実の事件をモチーフにしたり得意な事を詰め込んでみた感じ、それでいてストーリーの破綻もなく600pの大作ながら綺麗にまとまっています。 読み終わると「異人たちの館」を書いた作者の想いがぐっと伝わる。 文句無しで折原氏の傑作と呼べますね!! 小松原淳が生きている可能性、一度死んだ幽霊のようなライターとゴーストライターのダブルミーニングは自分も思い至って愉快な推理だなぁと満足したのですが、まさかもう一人幽霊作家になれる人間が残っていたとは!!  「潤一」と「淳」の名前被りは気にかかっていましたがどこにも隙がない、と思ったらまさかのモノローグ。 潤一が島崎姓を捨てるまでの伏線と言うか展開が最初の方から始まってるのでこれは相当上手いと思う。  読み終わると「異人たちの館」を書いた作者、息子の名誉を守らんとする母親の想いがぐっと伝わる。 やっぱり叙述物って面白い。

    3
    投稿日: 2023.01.18
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    倒錯のロンドに続いて折原さん2作め。仕掛けを警戒しながら読み進めるも、意外な展開に翻弄されました。折原さんだから、と仕掛けを打っているのはわかるので慎重に読み進めるとこれは誰のこと?章の最後は「…」で終えないで!先が気になる!ともやもや不気味な感じ。後半全てが紐解かれてスッキリ!登場人物が作家だと作中作が出てきたり、構成自体はかなり複雑かつ最後まで読み進めるのは根気がいるので万人にはおすすめできない。まさに折原さんを読むなら2作めにふさわしい作品。とにかく見事に騙されたし、作者のミスリードに思いっきり乗っかって最後に全てがつながる感覚を楽しんでほしい。

    4
    投稿日: 2023.01.14
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    人間の欲望と絶望、ミステリーと言うよりはサスペンスに近いかもしれない。 母親の子離れ出来ない事がもたらしてしまった事件。でも、いつまでも母親にとって子供は子供だ。面倒みたい気持ちは分かるけど、やはり自立も大切なんだなと思った。 淳と潤一。名前は似てるけどそれぞれの生き方が真逆に違う二人。お金も地位も…二人の生き方は果たしてどちらが幸せだったのかは読者によって変わるかもしれない。淳の生き方は決していいとは思わないけど、淳も板挟みされてるし決して淳だけが悪い訳では無いと思う。 面白くなるのが本当に最後の方で、ページ数と情報量も多いから、初心者にはあまり不向きで、途中で飽きる可能性大。

    3
    投稿日: 2022.12.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはまたすごい作品を読んでしまいました。 ストーリーは単純で、1年前に富士の樹海で行方不明になった作家志望の青年の伝記を、彼の母親の依頼で書くことになったゴーストライターが取材をしていくにつれ、徐々に明らかになる青年の周囲にある過去の闇と、ライター自身が巻き込まれていく現在が混じり合い…。 あれ?全然単純じゃないね。 まず、天才少年だった過去を持つ作家志望の小松原淳というのが、幼年期から内向的で虚弱体質で、だけど自尊心が強くて生意気で、お坊ちゃん育ちだから余計に鼻持ちならなくて。 天才の自分が書いた小説が認められないのは、見る目がない編集者や読者たちのせいだと信じ、自らを省みることがない。 貧しい母子家庭に育った淳は、その後母の再婚により新しく父親と妹ができる。 ゴーストライターの島崎は、実業家の父と大学教授の母の間に生まれたものの、親の期待に応えることができず、家を出て作家を目指している。 純文学とミステリで2回新人賞を取ったものの、原稿の依頼は小説ではなくゴーストライターとしてのもの。 作家を目指しながら結果を出せていないという点では、島崎もまた淳と同じ鬱屈を抱えている。 ミステリなので詳しくは書けないけれども、何に圧倒されたかというと、一つ一つの謎は割と簡単に解けるのに、全体像が全く見えてこないところ。 地の文の外に、淳が書いた小説、島崎の書く伝記など何種類もの文章が錯綜し、現在と過去が捻じれていく。 例えば、淳が学生時代に書いたミステリが作中に出て来るが、その後さらに十数行をラストに追加したバージョンが出てくると、見えていた世界が一変してしまうのだ。 淳をはじめとして、小松原家の誰一人として好感を持てる人物がいないんだよね。 っていうか、異常。 異人じゃなくて、異常。 さらに島崎とあともう一人もやっぱり異常。 何かにとりつかれるというか、妄執って、人を異常にするのね。 ミステリだけど、サスペンスホラー寄り。 そして子離れのできない親は、害毒であるということ。

    2
    投稿日: 2022.09.17
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    これは誰が描いてる文章?誰目線?って思いながら読み進めていくとだんだんストーリーが繋がってきて、あぁこれはこの人目線だったのか〜、ということは、このあとにこういう状況になるのか… って考えながら読んでるとなんかズレがある… って一気に引き込まれた! 謎解いたつもりが解けてなくて、何度も考えがひっくり返されて、登場人物がすごいかき乱してくる笑笑  進んだと思ったら戻ったりするし、人もたくさん出てくるから、途中頭の整理が必要になる

    3
    投稿日: 2022.08.23
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    筆者には『倒錯ロンド』で踊らされましたから。 作中作が多用されている辺り、今度こそ踊らされないように足を踏ん張ってました。 それでも、やっぱり先が気になる展開。 そうですよね、折原さんですものね、という結末でした。

    4
    投稿日: 2022.08.04
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    飽きずに読めたけど少々長い。謎を理解するためにあちこちのページを見返したくなるのでKindleだと読みにくい。紙にしてよかった!

    3
    投稿日: 2022.05.21
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    2022.03.13 自費出版の息子の伝記 ゴーストライター 中年女性の影 連れ子同士 新人賞 異人とは インタビュー、モノローグ、作中作、色々駆使しており狙い通り混乱させられた。叙述とわかっていてもワクワクしながら読まされるのはさすが折原。

    1
    投稿日: 2022.03.13
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    ある男の伝記を執筆する事になったゴーストライター島崎潤一目線で、一人の人間の生い立ちを探っていくというあらすじ。 長編ながら、インタビュー形式だったり、作中作があったりと形式がコロコロ変わるので最後まで弛れることなくスイスイ読めました。もちろん内容的にもずっとどうなるのだろうとドキドキさせてくれるもので叙述ものであると知っていても楽しめる一作でした。

    3
    投稿日: 2022.01.21
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    2022.1.21 所々のつたない大袈裟な表現とかが更に気味悪さを増して気持ち悪かった(褒めてます) 序盤の方が気味悪くて好みだったかも。

    2
    投稿日: 2022.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初のページから叙述トリックが使われていたとは恐れ入りました。 物語の序盤から伏線を忍ばせ、途中に何度か挟まるモノローグ。このモノローグにもやられました! 終盤の怒涛の伏線回収、真実解明は気持ちの良いものでした。 島崎が死んでしまったのが悲しい。

    2
    投稿日: 2021.10.24
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    どこかのサイトで紹介されてたのを見て買った一冊。 ゴーストライターの話だった。 タイトルに館とついていたので、綾辻さんの館シリーズみたいな館の中で起こるミステリーだと思っていたが違う内容だった。 ストーリーの中に小説があったり、年譜があったりモノローグがあったり今まで読んだ事がない作りの小説だった。 そうゆうのが、始め面倒な小説だなと感じたが、話の中では重要であり、年譜は物語を理解するのにはすごい便利だった。 モノローグはびっくりした。 あらら そっちの人の話かと あらためて話を振り返ると2人の小説家はどちらも母親の過保護の元に育った人達なんだと思った小説でした。

    9
    投稿日: 2021.10.15
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    どうせ騙されるんだろうなと思いつつ、一応警戒しながら読んだ。 そしてやっぱり騙される。 物語終盤にかけて畳み掛けるように真相が明かされていくので理解が追いつかない。 地の文、関係者への取材内容、モノローグ、作中作。 どことなく怪しいけど、結局気づかない。 これだからミステリーは面白い。

    3
    投稿日: 2021.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブックオフで買って積んであった本。 出だし樹海のシーンが描かれているが、これ伏線だろうなあ…とは思ったが、なかなか結論が出ないまま、あれ?と思ってたけど、なんと最後にそうだったのか!と。また、ところどころに入るモノローグが、最初からはなんだかわからなかったが、主人公の島崎が調べている小松原の話に近づいてきて、これもあれ?と思ったら、最後にやっぱりそうだったのか!と。さらにまさかの島崎のお母さんまで登場。『母さん』…騙されますわね。全体として、おどろおどろしい雰囲気を出しながら、小さい謎が少しずつわかってくるので、読んでてどんどん引き込まれていく感じがした。ユキが、最後どうなっちゃったの??というのは俺あるが、非常に楽しい作品でした

    2
    投稿日: 2021.08.14
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    期待していなかっただけに面白かった。かなり凝っていると思った(年譜、インタビュー、小説中小説、モノローグの組合せ) 失踪した息子の伝記を作り、自費出版したいというスタート自体非現実的と思ったが、請け負ったゴーストライターの島崎とその息子の小松原淳、その二人の両母親(メインは小松原の方だが···)、小松原淳の妹との輻輳する関係が面白かった。 どうも「新潮ミステリー倶楽部」というシリーズがあるらしく読んでみようかな?

    1
    投稿日: 2021.08.10
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    サスペンスとしては間違いなく一級品であり、著者が得意とする、短編小説や日記を挟み込む形式の多重文体も存分に発揮されている。 しかし、折原一の作品ということで、自分は後半での叙述トリックによるどんでん返しを期待しすぎていたのかもしれない。 この作品にも確かに叙述トリックは使われているが、驚きはあまり大きいとはいえない。 期待が大きすぎただけに、少し残念だった。

    2
    投稿日: 2021.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者の作品は初読みとなりましたが、2018年発掘部門「超発掘本!」、いやいや読み応えありました。 1993年に発刊された作品の為、昭和を彷彿させる雰囲気がプンプンする中、600Pに及ぶ大作の中には多重文体、現実にあったB級事件、叙述トリックにサスペンス...いやぁ〜これでもか〜って感じで詰め込まれていました。 本作の特徴は多重文体だと思いますが、それがハンパなく盛り込まれてどんどん本筋の間に差し込まれて(遭難者のモノローグ、島崎潤一がまとめた小松原淳の年譜、淳の関係者へのインタビュー、淳が書いた短編小説…)おり、見事に混乱させられます^^; 本作の主人公はゴーストライターの島崎潤一。 富士の樹海で見つかった白骨遺体、近くの洞窟から見つかった小松原淳という若者の免許証、こんな感じで本作の幕は上がります。 小松原淳は疾走しており、母親は島崎に淳の伝記をまとめるように依頼をし、島崎が淳の生い立ちからどんな人物だったのかを淳が残した物と関係者への取材でまとめていくのが大筋のストーリー。 淳の幼少期に起こった誘拐事件に父親譲治の疾走、それぞれの事件にかかわる謎の背の高い不審な男の影... 淳の妹ユキ。 謎が謎を呼び、過去と現在がクロスする中、物語は思いもよらない結末をむかえる。 説明 内容紹介 富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。 売れない作家・島崎に舞いこんだゴーストライターの仕事。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。 この一家には、まだまだ秘密がありそうだ――。 五つの文体で書き分けられた著者の初期最高傑作が甦る! メディア掲載レビューほか 折原一のマイベストは、サスペンス小説の歴史の集大成だ 読み出したら途中でやめられず、最後まで読み通してしまうサスペンス小説は多々あるが、それらの中に、時代が経過しても古びた印象を受けない作品は果たしてどのくらい存在するだろう。折原一が1993年に発表した長篇ミステリー『異人たちの館』が、そんな貴重な1冊であることは確かだ。 作家志望の島崎潤一は、前年9月に失踪した小松原淳の伝記の執筆を、淳の母・妙子からの依頼で開始した。淳は8歳で児童文学賞を受賞した天才少年だったものの、その後は大成しなかったらしい。島崎は淳の過去を知る人々を取材して廻るが、彼の半生には誘拐未遂・失踪・殺人など、数々の不穏な事件が起きており、そのたびに謎の“異人"の姿が見え隠れしていた。そして島崎自身も何者かにつきまとわれる。 淳の過去を調査するうちに次々と意外な事実が発覚し、冒頭から漂っていた不気味な雰囲気は次第に濃密なものとなってゆく(BGMのように作中を流れる童謡「赤い靴」も効果的)。作中には取材対象者の証言、淳が執筆した小説、何者かのモノローグなどが入り乱れ、読者を奥深い迷宮へと誘う。極度に技巧的な構成、さまざまな文体の使い分け、登場人物の造型に滲む異常心理、巧妙かつ大胆な伏線など、海外サスペンス小説を愛好してきた著者がそこから学んだ数多くの美点を一作に凝縮したような小説に仕上がっている。その意味で本作は、サスペンス小説の歴史の集大成であるとも言えるだろう。 著者本人が自作のマイベストと評価している本作は、2016年に刊行された文春文庫版を含め3度も文庫化されている。まさに不朽のサスペンス小説なのだ。(百) 評者:徹夜本研究会 (週刊文春 2017.3.30号掲載) 内容(「BOOK」データベースより) 8歳で児童文学賞を受賞し天才少年と呼ばれた小松原淳は、なぜ富士の樹海に消えたのか?母親の依頼で淳の伝記を書くことになった作家志望の島崎は、膨大な資料を読み、関係者に取材して淳の人生に迫るが、やがて不気味な“異人”の影が彼の周辺に出没するようになり…。著者畢生の傑作がここに復活! 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 折原/一 1951(昭和26)年生まれ。早稲田大学卒業後、編集者を経て88年に『五つの棺』(後に改作して『七つの棺』)でデビュー。95年には『沈黙の教室』で第48回日本推理作家協会賞(長編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    12
    投稿日: 2021.05.09
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    地元の素敵な書店員さん激推しの本だったので読みました。 だいぶ昔の本だけど、のめり込んで読みました。 ミステリーはドキドキするから苦手だけど やっぱり面白い。 夜に読んだら眠れなくなる。

    1
    投稿日: 2021.04.13
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    樹海で行方不明になった小松原淳の伝記を書いて欲しいとゴースライター島崎順一の元に依頼が。伝記のための取材をしていく中で不可解な事件の数々、不審な影。島崎はゴーストライティングの中で何に出会うのか。 折原一さんの作品は初めてでしたが、読みやすさと伏線回収の数々、そして叙述トリックの爽快さが良かったです。こんなにスラスラ読める作品は東野圭吾作品以外で初めてかも。600ページの大作ですが、あっという間に読破できました。 モノローグや時系列表などあまり小説で見かけない描写に最初は違和感あったけど、読み返しやすくてページ数の多い作品にありがちな伏線確認しにくいというデメリットをカバーしていた。 ただラストがちょっとしっくりこなかったのが残念!全体的に良作だったので、★4で!

    8
    投稿日: 2021.03.14
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    折原一は『倒錯の死角』に続いて2作目。 作家志望の島崎潤一は、新人賞は獲ったことがあるものの、小説家としてなかなか芽がでない。創作活動をする傍ら、生活費を稼ぐために出版社から依頼されてゴーストライターの仕事をしていた。 あるとき宝石店を経営する小松原妙子という女性から、彼女の息子である淳の伝記の執筆を依頼される。淳は前年の9月に失踪しており、未だ生死は不明だという。島崎は執筆のため、淳の部屋で彼の過去の資料を調べ始める。そして過去に彼に関わった人たちに話を聞くが、誘拐や殺人・事故など彼の人生には多くの不吉な事件が絡んでいて、その事件にはどれも謎の異人の影が付き纏う。 本文とは違うフォントで時々挟まれるエピローグは、場面が変わり、樹海に迷い込んで出られなくなった男の独白のようだ。彼は必死に救助を求め、母親を呼び、どうにか生きようとするがその命は既に消えかかっている。彼が失踪したという小松原淳なのだろうか。 600ページ近くの大作。 作者自身のマイベストである『異人たちの館』は、その厚さがまったく苦にならないくらい読み易い。と同時に常に、濃い霧の中を歩いているような先が見えない不安を抱かせる。影は見えるのに、それがなんなのか分からないというもどかしさ。 叙述トリックってパターンがあるから、最初からそれと分かって読むと面白さが半減してしまうのが残念だ。できれば知らずに読みたいと思うが、それもなかなか難しいだろう。 あと、無理矢理な感じがどうしても感じられてしまう箇所がある。そんなの不自然だよとか、ずるいよとか。この話もいくつかそう感じる節はあった。 それからあまりにも長い話だったので、最後の終わり方があまり印象に残らなかった。でも年表はとっても親切だと思う。ややこしい話だと、時々自分で作る場合もあるわたしには有り難かった。

    3
    投稿日: 2021.02.08
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    2018年本屋大賞発掘部門「超発掘本! 樋口麻衣さんは、この本を読んで欲しくて書店員になったという。 こんなもの、面白くないわけがないということで 読み進めた訳でありますが 本当に面白くないことはなかったと言うところです。 なかなかの分厚さをもつ本でしたが メインストーリー、インタビュー、モノローグ、作中作… 様々な語り口で展開されていく為、そこまで苦なく読めました。 展開やトリックなどについて私から何も言うことはございませんが、ただどうしても気になった部分と致しましては…特にこれといった理由なく主人公に惚れるヒロインでしょうかね。

    1
    投稿日: 2020.09.09
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    叙述ミステリーといわれる作品を初めて読みました。 随所で伏線が散らばれており、読みながら前のページに戻ったりなどしておりました。 年表があったため、とてもわかりやすく 最後にはそういうことか。なっていました。 各所で鳥肌を立たせながら、ボリューミーな作品ながら読みやすさがあります。

    3
    投稿日: 2020.05.31
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    これまで手を出したことがないジャンル 著者のあとがきまで読んでもう一度思い出すと うーんなるほど みたいな感じ

    0
    投稿日: 2020.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前、著者の『失踪者』を読んだら、面白くて。 そのすぐ後、本屋に行ったら、これの講談社文庫版が並んでいたので買って読んだことがある。 その時は、『失踪者』と比べたらイマイチかなーと思っていたのだが、この本、なんでも著者のマイ・ベストだとかで。 えぇー、そんなに面白かったかなぁーと、あらためて読んでみようと思ったら、とっくに絶版。 古本も、著者が「マイ・ベスト」なんて言うもんだから、猫も杓子も読んでみようと思うのか、えらく高いと。 その後の文春文庫版が出て、さらに数年。やっと古本の値段も下がったのと、久々に折原一モードになったので、読むころ合いはよしと読んでみた次第w そんなこんなで読んだ感想は、あれ?こんな話だったっけ!?みたいなw いや、大筋は合っていたんだけど、根本的な部分で記憶がごっちゃになっていたみたいで。 例の「お受験殺人事件」を題材にした話だと思っていたんだけど、「あれぇ、な~んか違う!?」とw とはいうものの、「うーん。イマイチ、かなぁ…」という最初に読んだ時の印象は変わらなかったかなぁ…。 すごく凝った話になっていて、その辺は確かに面白いんだけど、悪役?犯人?敵役?がオールマイティーすぎるんだよね。 ま、物語の敵役というのは大概オールマイティーなもの、と言っちゃうなら、確かにそうなだけどさーw でも、敵役のオールマイティーさに比べ、主人公(?)があまりに無力で。別に、そんなに入れ込んじゃうような主人公でもないwんだけど、それでも、読んでいてストレス溜まる!みたいなところがあるなーと思った。 つまりは、書く側の思い入れ=読者の面白さではない、ということなんだろう。 ただ、思い返してみても、大した展開があるわけでもないのに、約600ページを次々とめくらせちゃう不思議な面白さはあるように思った。 折原一は、最初に『失踪者』を読んだ時、すごく面白くって。 上にも書いたように、そのすぐ後にこの『異人たちの館』を読んだり、『~者』シリーズは出ると必ず読むんだけど、どれも『失踪者』を読んだ時ほどのコーフンを得られないんだよなー。 『失踪者』は、祭りのシーンも絡めたラストの緊迫感からくる興奮がよかったんだけど、折原一って、実はそういう作風ではないんだよね。 『~者』シリーズはほぼ全冊、その他も数冊(有名な『倒錯のロンド』はたぶん好みじゃないので読んでない)読んで、やっとそれに気づくって遅すぎだろ!と自分にツッコミを入れた(爆)

    0
    投稿日: 2020.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【一言で評価】  折原一の作品らしく,読んでいるときのサスペンス感は抜群。しかし,オチが釣り合っていない。竜頭蛇尾というイメージの作品 【感想】 1993年に出版されたが,あまり売れず2002年に講談社文庫版が出版されたが,これもあまり売れず。2018年に本屋大賞の発掘部門で「超発掘本」となり,文春文庫で3度目の文庫化。あとがきでは,著者の折原一自らが,マイベストに挙げている作品  あとがきによると「倒錯の死角」や「倒錯のロンド」のような叙述トリックの創出に汲々とするようになっていたところで,複数の太いスト―リーを並行して書いていき,途中で混ぜ合わせ,叙述トリックはサスペンスを盛り上げる要素とするという作風を確立させた作品とのこと。確かに,今後に書かれた「○○者」シリーズに通ずる作品のように思えた。  個人的な感想をいうと,折原一は,やはり初期の作風が好みであり,多数のストーリーや作中作などの様々な文体を併せ,叙述トリックはサスペンスを盛り上げる要素とするようになってからの折原一の作風はあまり好きでない。読んでいる途中は面白いのだが,オチがそれほど面白くなく,読み終わってからがっかりする作品が多い。  異人たちの館もそうで,読んでいる途中は面白いのだが,オチの部分がイマイチ  この作品のメインプロットは「小松原淳」と「島崎潤一」を誤認させる叙述トリックだろう。小松原淳も島崎潤一も富士山麓の樹海で遭難しており,母親から「じゅんちゃん」と呼ばれている。島崎潤一の母親も,やや病的な人物で小松原潤一のアパートに忍び込んで原稿に手を入れるなどの奇行をしている。  小松原淳の父親が「ジョージ」という外国人で連続幼女殺人事件の犯人。小松原淳をイジメていた少年なども殺害しており,小松原淳に殺害されているというスジは折原一らしいというか,かなり無茶なスジ。その後,ユキとの関係を責められ自殺しようとした小松原淳が,実は生きており,小松原家に帰ってきて地下室で生活をしているという展開も,折原一らしいと思うけど,かなり無茶なスジである。  最後に小松原淳が島崎潤一の作品を乗っ取ろうとして,島崎葵(島崎潤一の母)とユキの逆襲に会うというオチがなんとも弱い。小松原淳の父が外国人のジョージで,謎の異人が小松原淳だということが,ラストに至るまでの段階で分かっているので、最後の終わり方がさっぱり意外性がない。  トータルで感じることは,冗長だということ。読んでいるときは,サスペンス感があるのでそれほど感じないが,読んでから振り返ると冗長さを感じる。作品を支えるプロットが小松原淳と島崎潤一を誤認させる叙述トリックと,小松原淳の父がジョージという外国人で連続幼女殺人事件などの犯人だったということ。ジョージが外国人だったので,小松原淳もハーフで異人だとして登場していた人物が小松原淳だったというところ  いくつかの作中作もあり,それらも若干スジに絡んでいるが,さほど効果的でない。作中作はなくても全体に影響がない。これも冗長さを感じさせる。読んでいるときは,もっと大きな伏線があるのかと思って読んでいるので,最後で作中作にあまり意味がなかったと分かると拍子抜けしてしまう。  トータルの評価としては,ギリギリ及第点というイメージの★3。

    0
    投稿日: 2020.02.07
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    長いけど読みやすい。 最後に一通り整理された登場人物の年表があるおかげで混乱しなかった。 読んでいて心拍数が上がる。

    0
    投稿日: 2019.12.21
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    読み応え抜群(ページ数がすごい)。 個人的に折原さんの叙述ミステリは大好きなのと、小松原淳がどういう生涯だったのか気になって一気読み。 ある程度予想つくところもあれば、結構意外だった部分もあったし、作中作もあふれていて面白かった。

    6
    投稿日: 2019.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長いし複雑だけど良かった。これって誰視点なのかってことが何かあるんだろうなって思って読んでたので、驚きは少なかったんだけど、ゴーストライターっていうテーマが素敵でした。島崎さんの結末はかわいそうです。あとユキは結局どうなったんですかね。もうちょっと詳しく知りたかったです。

    0
    投稿日: 2019.11.04
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    600ぺージ超の大作ですが飽きることなく一気に読めました。 これは叙述トリックの名作といえるのではないでしょうか。 幾重にも張り巡らされる騙し絵の応酬が、最後に語られる真実へと向かう読者の方向感覚を狂わせ続けます。 異様な館の不気味さは綾辻行人の館シリーズとか好きな方にも合うでしょう。 折原一作品入門の読書としてお勧めの作品です。

    0
    投稿日: 2019.11.02
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    「殺戮にいたる病」から叙述トリックにハマり、この「異人たちの館」がオススメにあったから読んでみました。 面白くてすごい短時間で読み終えたけど、騙された〜って感覚はあんまりなかった気がします。 多分これは叙述トリックだって構えて読んでたからかなと。

    0
    投稿日: 2019.10.29
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    インタビュー、小説、モノローグ…と、手を変え品を変え、自伝を書く形式で進むため、次はどうなると気になってページを繰る手が止まらない。ゴーストライターなゴーストライターというわけで。作家を取り扱った作品なら、倒錯の盗作の方が初読だっただけに、衝撃がでかかった。

    0
    投稿日: 2019.09.11
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    もってまわった部分が多く期待させる伏線をばらまいた割には拍子抜けする結末。 お父さんのからくりも捻りがなさすぎてなぜ彼が気がつかなかったのかと訝しくなるほど。長くて途中とても面白かっただけに失速感も否めずとてもざんねん

    2
    投稿日: 2019.08.24
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    600ページという厚さにもかかわらず、とても読みやすかったです。ただ、キャラクターの設定が稚拙だな、と感じました。最後まで、こんな奴はおらんやろ、と何度もツッコミながら読みました。

    0
    投稿日: 2019.05.25
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    作者の名前は良く知っているけれど全然手に取っていませんでした。なぜなら個人的に本格推理が苦手だからであります。 世の中騙されたい人が沢山居るようで、イニシエーションラブとかも大ヒットしましたよね。僕的には全く面白くもなんともありませんでしたが。 基本的にミステリーは何を書いてもネタバレになるので何も筋には触れないのですが、すいすい読めるが為に、仕掛けに関心が無くても充分楽しめる作品になっております。 途中途中の伏線回収にはすっきりしたし、本筋に集結していく枝葉の部分まで神経行きわたっている感じがしました。 一つ大きな違和感は、富士の樹海って方位磁石ちゃんと使えますから。あまりにも樹海を密室的に使用し過ぎてて少し可笑しかった。迷い込んだら抜け出せない恐怖の空間という感じの表現になっていますが、太陽の出る方向や北極星探せば方向ぐらい分かりますって。

    0
    投稿日: 2019.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に読む手が止まらない本だった。読ませる文章と次が気になる展開はさすが。叙述トリックが秀逸なオススメ本としてあれこれ考えながら読んだけど、真相は見抜けなかった。が、結局のところ、あれがこうでこれがこうで…な答え合わせが自分としてはざっくりとしか出来ず、スッキリ感は今ひとつだったかも。

    0
    投稿日: 2019.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    叙述トリックのオススメに上がるため読了。 面白くなく、興味湧かず、長い。 アクロイド。悪意。のシンプルな劣化版。 主観と時間が入れ替わる、 複雑な(不親切な?)構成。 主人公の主観・取材・現在進行形 失踪者の手記・独白・時期不明瞭の過去形 失踪者の創作・小説・過去の事件とリンクした創作小説 手記が何時書かれたのか? 誰の手で書かれたものなのか? 失踪者の過去の手記。主人公の未来の手記。なのか? が唯一興味をそそられる、物語の推進力。 が、活かしきれず終了したイメージ。 全体的にムリがある構造。 異人が邪魔者を排除する、地下室にいる? という1つ目のミステリーのダサさ。 樹海に連れ込めばなんとかなるシステム? 生還する人と、死ぬ人。何度も行くし笑 最後にバタバタ詰め込むドタバタ感? 実は、、、って笑 丁寧に時系列で、事象を説明する文章のインサートは、 は本編が解りづらい、トリックのために難解な表現。 になってしまっている。よい証拠かと。 倒錯のロンドと同様に、お話にムリがあるし、 感情移入もできず。誰が死んでも、どうでもいい。 と感じてしまう小説。

    0
    投稿日: 2019.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    多重文体により誰が何が真実なのか、どこまでが過去で現実なのか?境目もあいまいで終始混乱。あれこれ盛り込まれ過ぎてて過剰な気がしました。

    0
    投稿日: 2018.12.06
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    傑作にもかかわらず文庫化が三社から三度に渡り、出版されていない期間も長かったという… 再発掘本屋大賞になったり、著者自らが代表作というのになんだか出版状況が寂しい大作 作中作やインタビューや回想等々、多重文体が駆使されていて、読んでいる時はまるで脱水中の洗濯機に入れられたかのよう 雰囲気たっぷりの怪しげなことが次から次へと目白押し ただやはり、構成がこんなに凝っているのにラスト意外性がほぼ無いのが残念

    1
    投稿日: 2018.11.20
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    本屋大賞2018発掘部門 こ、これは凄いミステリー本です。 https://www.hontai.or.jp/find/vote2018.html

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    とても引き込まれて読むスピードが落ちなかったので、 厚めの本だけどすぐ読み終えてしまった。 途中のたくさんある伏線にもわくわくしたし、 異人さんの存在が読み手にも不気味な恐怖感をいだかせて、ハラハラした。 進めていくと少しよめてしまったところがあったけど、 とても面白かった。 駆け抜ける面白さがあったので 最後が個人的には、少しうーんでした。

    0
    投稿日: 2018.09.30
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    構成が非常に複雑で頭の中で整理しながら読まないといけない、なかなか難しめな作品でした。 名前のトリックや、叙述トリックをふんだんに使われていたが、ラストは若干、??が残る感じが拭えなかった感じです。

    1
    投稿日: 2018.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    折原一、気になりながら今まで読んでなかったのが悔やまれる。初読みで当たりを引いたのはラッキーなのか、これ以降ががっかりするからアンラッキーなのか・・・ 昭和の臭いがプンプンするミステリーはホラーの香りも漂わせる。富士の樹海、昭和の事件を思わせる展開、「赤い靴」の口笛と共にちらつく異人の影・・・ 折原さんといえば叙述トリックなので、叙述していない部分を逃さないように慎重に読み進む。 あちこちに引っかかるところが仕掛けられ、これだけ散らばったネタをどうやって最後に収束させていくのか楽しみで仕方がない。地の文に加え、作中作、主人公のメモ、年譜など、目線と時系列が飛ぶ多重文体にクラクラしながらも、あっという間に600ページ超えを読了。 あ~、面白かった。

    0
    投稿日: 2018.07.26
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    本屋大賞・発掘部門受賞作品。売れない作家の主人公・島崎はとある失踪した青年の伝記を執筆することに。取材を重ねる内に彼の人生に見え隠れする【異人】の陰が島崎にも迫る―。練りに練られた精緻なプロットに加え、関係者のインタビューや作中掌編、謎のモノローグを交えながら謎が謎を呼ぶ物語は読み応えがあり、600頁近いボリュームながら一気に読めた。しかし、複雑な構成の影響なのか全体的に散漫かつ強引な印象が拭えず、どこか血の通わない記号的な登場人物たちにも馴染めなかった。圧巻の構成力だが、作品としては自分に合わなかった。

    0
    投稿日: 2018.07.16
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    本編と作中の作品が混乱するので一気読みしないと読み直しが必要になる感じ。混乱しないように頭の中で整理しつつ読み続け、そのストレスを一気に発散する結末を期待していたけどそうはならなかった。折原作品としてはまぁ普通といった感じ。

    0
    投稿日: 2018.07.09
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    2018.06.10.読了 完全なる駄作。評価が3.5以上だったので楽しみに読み始めた。 途中、まさかまさか????とは思いつつ最後には何かあるだろうと期待したが結局何もなかった。 時間の無駄だなー。あーぁ。

    0
    投稿日: 2018.06.10
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    紀伊国屋書店でおすすめされていたので買いました。 すごーく引き込まれて 一気に読んでしまいました。 おもしろかったです。(o^-')b ! いろんな人目線の伏せんがはられて 結末が見えるようで 見えなく ドキドキしました。 題名の「異人たちの館」 「たちの 」 が気になっていたのですが 最後に納得しました。 もう少し折原一さんを 追いかけてみようと思います。

    0
    投稿日: 2018.06.02
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    よく練られた複雑で難しいミステリー。 頭を整理しながら、何度かページを戻りながらようやく読み終えた。 でも、詳細なところまで理解できたとは思わない。 面白い本だが、それ以上に疲れたという印象。

    0
    投稿日: 2018.05.08
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    2018年発掘部門「超発掘本!」 多重文体による傑作。 不思議な作品。 次がどうなるのか気になって気になって 622ページを一気読み。

    0
    投稿日: 2018.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    叙述トリックとして有名な折原さんのイメージですが、見事にストーリーの中に溶け込んでいました。 後半はもう何がなんだか分からない感じでした。 伝記とインタビュー形式は、斬新で読みやすかったです。 1人目の異人に関しては大体あたりはついていましたが、モノローグの当事者が誰かわかった時には鳥肌立ちましたね どんでん返しからのもうひと返しあって個人的には淳にひと泡ふかせられて良かったです。 前半は少しダレてしまいましたが、最後の畳み掛けは面白かったです

    0
    投稿日: 2018.04.29
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    本屋大賞の発掘本とやらで絶賛されていたので読んでみたら大当たり。何とも壮大なミステリー。読み応え抜群。

    1
    投稿日: 2018.04.20
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    本屋大賞2018超発掘本。 二度の絶版を潜り抜けて三度目の正直。これでもう絶版はないでしょう、文春さんよろしく。 久々の徹夜本。いや、面白かった。 たぶんこういうことだろう、と想像しながらも早く続きが読みたくて、予想が当たっているかどうか知りたくて。 読んだあと、あれこれ語り合いたいね、誰かと。

    1
    投稿日: 2018.04.19
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    久々の折原作品(九作目)でワクワクして読み始めたんだけど…う、うーん、どうだったんだろ?期待していた程ではなかったかなぁ^^; 異人の正体は勿論のこと、主人公より前に取材に来ている謎の女性、淳とユキの関係、展開等々、どれも良かったとは思うんだけど…うーん、素直に面白かったと言えないのは何で?別につまらなかった訳ではないんだけど…。あ、帯の謳い文句が良くないんだ!そのせいでハードルが上がりすぎたんだな、きっと。

    0
    投稿日: 2017.05.12
  • 叙述ミステリーで有名な折原氏の最高傑作と名高い作品。

    作家志望でゴーストライターなどを仕事としている島崎潤一が主人公。 同じく作家志望で1年前に失踪した小松原淳という人物の伝記を書くことを淳の母親から依頼され、淳がどういう人物なのか調査しながら伝記を執筆していくのですが、淳の周りには殺人事件、失踪事件、事故が多発していることが分かってくる・・・というストーリーです。 まず、本作はかなりのボリュームがあるのですが、とても読みやすかったです。また、おそらく著者の狙いでしょうが、長さ故に混乱が生じてくることがあり、どんどん騙されていくという感じがしました。 折原氏の作品は他に「倒錯のロンド」を読みましたが、雰囲気はかなり近いです。独特の構成、作中作の登場、ページ番号を記したかなり丁寧な解答編など。 どちらの作品もとても面白かったけど、驚き具合で言えば、「倒錯のロンド」の方が驚いたかもしれません。 しかし、本作の魅力は「赤い靴」という童謡が作中の重要な場面に多々登場し、かなり不気味な雰囲気を醸し出しているというところと、結末にはちょっとしたカタルシスを感じさせてくれるところです。 「倒錯のロンド」が気に入った方はきっと本作も気に入ると思いますし、折原作品初挑戦の方にもおすすめできる1作であると思います。

    10
    投稿日: 2017.04.09
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    2002年に講談社文庫から刊行されたものの再刊。とはいえ講談社文庫版も2度目の文庫化で、最初の文庫は1996年の新潮文庫であるらしい。うちにあるのは2002年の講談社文庫版(多分)。三次文庫まで出るというのは珍しいが、『あとがき』にもあるように、紙で手に入れるチャンスはこれで最後かもしれない……。

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    投稿日: 2016.11.27
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    【著者の初期最高傑作が復活!】樹海で失踪した息子の伝記の執筆を依頼された売れない作家・島崎の周辺で、次々に変事が。五つの文体で書き分けられた謎のモザイク!

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    投稿日: 2016.11.24
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    途中まではすごくおもしろかったんだけど……。 結末は私自身があまり身を入れて読んでなかったからか、なんだかバタバタした印象でした。 本の内容よりも、折原さんの「○○者」シリーズがこんなに出ていたの!? と裏表紙の見返しを見てビックリしました。「愛読者」くらいまでしか読んでなかったよ……。

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    投稿日: 2016.11.19