
総合評価
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powered by ブクログ前世の記憶により、親を始末した主人公。 そうして生き残った彼女が手にしたのは 記憶にあるゲームとは違う人生だった。 うっかり脳内が混乱しそうな状態ですが、よくもまぁ 実行を決めてやれたものです。 作中、どうしようかとぐずぐずしていた、とありますが 人を殺すのですから、仕方がありません。 しかも途中で分かった現実が…辛い。 この山と谷しかない状態で、主人公は無事に 彼との約束を果たせるのか。 楽しい記憶よりも、忌々しい記憶の方が すべてを凌駕してしまう、というもの。 一生、これはぬぐいきれない、かと。
0投稿日: 2018.02.20戦記物だな
冒頭は乙女ゲームの舞台である学院への入学シーンだが、本編はエリザ5~6歳の時の話。 2歳にして家族全員を毒殺した結果、唯一の血族ということで女子にもかかわらず子爵位を継いで領主に。 罪の意識を抱きつつ、前領主の犠牲者たちには恨まれ、後見人の伯爵には5歳にして兵舎に放り込まれ・・・という、ドラマチックで読み応えあるが、とにかく乙女ゲームとは完全に方向性の違う物語が展開。 何やら背景がありそうな少年との間で、ロマンスっぽい心情があるようなないようなところは、いちおう女性向けなのか。 転生と言っても意識としては完全にこの世界の人間で、ただ「この世界を舞台にした乙女ゲームを知っている異世界の女」の記憶が断片的によみがえるという感じ。 とりあえず、転生ものや乙女ゲームものというより、戦記ものと思ったほうがいい。
0投稿日: 2016.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悪役令嬢に転生したエリザのストーリーですが、悪役令嬢にはかすりもしない関係ない展開で、1巻は幼少期の話。 "オープニングの男装のエリザをめざすため"と、鬱々とした幼児のエリザを我慢して読み終えました。 後ろ向きなエリザに救いの見えないラスト、ストーリーが暗過ぎる。もっと明るい気持ちでの「どうしてこうなった」を期待したい。
0投稿日: 2016.10.14
