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新・傭兵代理店 悪魔の大陸(下)
新・傭兵代理店 悪魔の大陸(下)
渡辺裕之/祥伝社
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総合評価

5件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 上巻はシリアでの闘いだったが、下巻は舞台を中国に移す。上巻から追っていたターハは、パキスタンのISIという諜報部に所属しており、レッドドラゴンに手を貸していたのだ。 相手をバタバタ倒すのに藤堂のチームは負傷者こそ出すものの死者は出さないところがすごい。 藤堂がまた渋くいぇいい仕事するな。 あらすじ 藤堂たちはシリアから日本に戻ってきていた。池谷は市ヶ谷の防衛省の近くの土地に新傭兵代理店を開く。ちょうどその頃、尖閣諸島近海で日本漁船が中国公船に拿捕された疑いがあるとの情報がもたらされる。 時は2013年、集団自衛権や特定秘密保護法が可決されるか否かの時期であった。 案の定、米国頼みの日本は、中国に対して静観の構えを見せたが、傭兵代理店は中国に乗り込み、日本人の救出に乗り出す。 対するはレッドドラゴンの陰の人民軍。一人でも死者を出せば、日本が侵略してきたとして開戦するかもしれない。そんな緊張の中、いくつもの罠を掻い潜り、漁師が捕えられている島に乗り込む。

    2
    投稿日: 2023.09.28
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    05月-15。3.0点。 シリアでの調査を終えたリベンジャーズたち。 間を置かずに、尖閣諸島付近で日本人の漁船が行方不明に。 シリアでの敵の影がちらつき。。 上巻は「調査」中心、下巻は「救出」が中心。下巻に入るとスピードアップで一気読みした。

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    投稿日: 2022.05.23
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    『悪魔の大陸(下) 新・傭兵代理店』/ 渡辺裕之 著者の代表的な作品であり、私自身も本当に大好きなシリーズものの一つです。 このシリーズだけは、いつも続刊を楽しみにしており、書店で手に取った時の、あのワクワク感はたまりません。 『傭兵代理店』シリーズのセカンドシーズンの位置づけにあたるものですね。 主人公の藤堂浩志率いる世界指折の傭兵チームのリベンジャーズが世界で暗躍する武装集団、秘密結社、時にはCIAなどとも対峙する、まさにアクションハードボイルド 本書は、上下巻になっているのですが、ありがちな上下巻で一つというよりも、それぞれ別の話として、最終的に一つになるという構図が正しいと思います。上巻で紛争中のシリアを舞台として活躍したリベンジャーズが、次は、中国に拉致された日本漁船の救出に乗り出す。その裏には、様々な謀略と中国の秘密結社の暗躍が・・・ それを裏で糸を引くのは、シリアで対峙した敵だった・・・。二転三転する話の流れ、複雑に絡み合う糸をほどく快感はたまりません!!

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    投稿日: 2019.04.19
  • 中国の情勢もよくわかる!

    舞台はシリアから中国へ。 尖閣諸島をめぐる領土問題、中国の外交政策、内政問題など中国共産党の思惑がよくわかる。 かなり中国を悪者扱いして書かれているきらいはあるが、今の中国の動きを見るとさもありなんと言ったところか。 話題の集団的自衛権についても作者なりの考えが垣間見れて、なるほどね!と思う所も多々ある。 このシリーズ、傭兵部隊の活躍ももちろん面白いんだけど、いつも国際情勢の勉強になるので助かります。 そんな折、ロシアがちょうどシリアを空爆してますね。 この本のおかげで理由がよくわかります。

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    投稿日: 2017.02.06
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    上巻より読みやすかったのは何でだろうな? 中国で藤堂さんたちを支援してた人々が まさかの、あの秘密結社の中国支社!? ということで、親近感が湧きましたね。 まぁ、もう登場する事はないんだろうな と残念な気持ちにもなってみたり。 で、今回は随分、やられてましたね。 負傷者か多いように思うのは 敵対する人々のレベルが上がってるから なんでしょうね。 最新巻が楽しみですね。

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    投稿日: 2016.04.16