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桜風堂ものがたり
桜風堂ものがたり
村山早紀/PHP研究所
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総合評価

(303件)
4.1
104
117
48
11
3
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    本屋さんの普段知らない仕事内容が垣間見れて面白さを感じたり、一緒に『四月の魚』を世に出したくなるような気持ちになったりして楽しく読了できた。 人が優しい世界の本を読むとすごく心が温まるよね。

    0
    投稿日: 2026.09.22
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    桜風堂シリーズ1巻。ファンタジーではないのに、ふんわりとした空気感や桜風堂のある地域が桃源郷っぽいのと、人語を喋ってそうなキバタンなどがファンタジー感を醸し出す本です。主人公は長身地味美男子の月原一整、書店員。駅前老舗百貨店に入っている銀河堂書店で文庫を担当している。そこには児童書担当、卯佐美苑絵や文芸担当、三神渚砂。業界の風雲児と呼ばれた柳田店長など個性的で才能のある社員がいて(設定がすでにファンタジー)勤めている本屋にも仕事にもプライドと愛情を持って働いている。そんな時銀河堂である事件が起こり、団重彦という元売れっ子シナリオライターが書いた著作を推そうと頑張っていた一整の人生が変わっていく。そして、たどり着いたのは…。 最初はいろんな場所が断片的に出てくる上、語り手が曖昧な存在だったりして、どう頭に引っ掛けて読み進めればいいのか混乱しました。とりあえず後で繋がる部分なので、銀河堂書店が出てくるまで、一気に流し読みしましょう。 続編が3冊出ているようなのですが、確かにこれは続きが読みたくなる本ですね。だって、どうなるのさ、この人たち!って思った読者たくさんいると思います。結果を出さない方が美しいかもしれないけどなー。気になるから読むよ。あーあ、また、増えちゃったよ、読みたい本が。嬉しいけど、読みきれない。 書店を維持するのがいかに大変かということがわかるし、読書好きなティーンに特におすすめです。読めれば小学生でも大丈夫。通常は中学校から。

    4
    投稿日: 2026.09.16
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    あとがきにもある通り、これは著者から書店への恋文である。 全体としてはかなりフィクションめいているが、書店の日常は現実的でどんな想いで働いているのかがよく伝わってきた。 そして終盤の「命のあるかぎりは、いいんじゃないんでしょうか。夢を見ていても」というのがこの本のメッセージだと受け取った。 ただ、序盤の場面や人物の設定についてが妙に説明的すぎて、物語に入り込むのに時間がかかった。 もうちょっと上手く物語に溶け込ませてほしかった。

    0
    投稿日: 2026.08.29
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    色んな視点から語られるので、感情の厚みを感じられるところが、世界観と展開に彩りを与えていて面白かった。

    0
    投稿日: 2026.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    桜風堂ものがたり 単行本 「本屋さん大賞」ノミネート作だったので手にとりました。 本屋さんのお話なので、本屋さん大賞ノミネートもむべなるかな。 本屋さんで働く主人公がある万引き事件をきっかけに叩かれて辞めざるを得なくなった先に、田舎町の桜風堂で再出発するというお話。 結構今の本屋さん事情などがリアルに描かれているのに対して、登場人物たちが純情な良い人ばかりでリアル感に欠けているところが残念でした。 ファンタジーならファンタジーで、リアルならリアルで描き切った方が良かった。 竹蔵も本が好きなので、街の本屋さんが今後も頑張ってほしいとは思いますが、発想の転換とかが無いと個人の頑張りだけではもうどうしようもないのだろうなあ・・・ということを思いました。 本がなくなることはないのでしょうが、ニッチマーケットで何とか生き残ることを願っています。 竹蔵

    5
    投稿日: 2026.08.23
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    これまでに全く縁の無かった作家である。読み始めの印象は「あ、これは女子向けの本だな」というものだった。アラフォー女性が、自分の好きな物や事柄について身辺雑記風に綴り続けるブログ――そんな肌触りがする序章である。しかし読み進めるうちに、その印象は良い意味で裏切られることになる。本書は単なる感傷的な物語ではなく、本の流通に執念を燃やすプロフェッショナルたちの熱い物語なのだ。 主人公の月原一整は、どこか植物を連想させるイケメンだ。誰にも媚びず、ひとり凛々しく咲き誇る花のような佇まいは、姿形ばかりか心のありようをも表している。他人とは一定の距離を保ち、自らの世界に生きる一整が、居場所として書店を選んだのは実に的を射た選択と言えるだろう。 一整にはもう一つの居場所があった。バーチャルな世界、すなわち書評ブログである。読書好きが読後感をネットにアップするのは、一種の生理現象のようなものだ。かく言う私も同じことをしているので、その感覚はよくわかる。そして、バーチャルな世界での交流がリアルに波及し、現実が大きく動き出すあたりから、この作品の面白さは一気に加速していく。 ところで、書店に万引きはつきものである。一整の勤める書店で起きた万引き事件は、それ自体はありふれた話だが、ツイッターでの炎上をきっかけに彼は店を去ることになる。唯一の居場所を失った一整を救ったのも、またネットの世界であった。ブログ仲間の老人との縁で新たな道が開ける構成は実に巧みだ。かつては敵対するものと捉えられていた「紙の本」と「ネット」が、生活の中で見事に共存し、しっくりと収まっている。 こうして一整は、新たな居場所「桜風堂書店」を得た。ここからは物語の中心が、書店経営や本の流通へとダイナミックにシフトしていく。かつて時代の寵児ともてはやされながら、今は病を得て忘れ去られた作家。その作品に光を当て、ベストセラーへと押し上げていく過程は、小説らしい鮮やかな展開で読んでいて実に楽しい。 活躍の場を得て甦るのは一整ばかりではない。児童書担当の苑絵もその一人だ。彼女は絵を描くことが大好きだが、自分の絵には劣等感を抱いていた。ところが、本をPRするために描いた絵が評価され、隠れた才能が開花する。苑絵はまさに「みにくいアヒルの子」だったのである。そして何より、再生を通じて希望を見出したのは、作家・団重彦自身であった。 本書は、書店員という仕事を素材に「生きること」を賛歌する作品である。心が満たされていれば、世界は美しく映り、吸い込む空気さえも澄んで美味しく感じられる。私に残された時間は決して多くないが、この物語の登場人物たちのように、確かな実感を伴う時を過ごしたいものだ。

    1
    投稿日: 2026.07.31
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    書店員がある出来事をきっかけに、新しい道に進み成長していく物語。登場人物がみんな温かい。そして、本への愛に溢れている。書店員の仕事内容も知ることができ、お仕事の物語としても楽しめた。心温まるお話。

    0
    投稿日: 2026.06.19
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    2017年に本屋大賞にノミネートされた作品。 ある事件に巻き込まれた書店員を中心に、働くこと、人とのつながり、人生の再出発が描かれている。 作者の村山早紀さんは児童文学の執筆が主らしいのだが、その判りやすい文体と言葉遣いはこの作品においても良い効果を出していると思う。素直に登場人物の心情が伝わってくる。 冒頭はファンタジー色強めな感じがして、読むのをちょっと躊躇したのだが、書店員たちの仕事内容や考え方などは現実的で興味深く拝読した。現実と優しいストーリーのバランスが良いのだと思う。 面白かったです。

    23
    投稿日: 2026.05.20
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    中学校の図書館で初めて小説を読んだのがこの作品でした。とても温かい文章で、最後でほろりと涙を流し本を返す日ギリギリまで読んだ作品でもありました。ある日、両親と初めて古本屋に行ったときのこと小説のコーナーを見に行ったら、桜風堂ものがたりがありました。見つけた瞬間、これは運命だと思い親に頼んで買ってもらいました。大人になった今でも小さい本棚に飾ってあります。

    6
    投稿日: 2026.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序章 朝の子猫 第一話 オウムとコーヒー 第二話 霧の中 第三話 遠い日の絵本 幕間 子猫と少年 第四話 桜と恋文 第五話 春の野を行く 第六話 その店の名は 幕間 空を行くもの 第七話 四月の魚 終章 光舞う空 あとがき ーーーーーーーーーーーーーーー 春にぴったりの素敵な表紙に惹かれて手に取りました。 表紙村山早紀先生、初読み。 本好き、書店好きの自分にはこの本が初めての出会いで良かったと思います。 読み始めから登場人物の誠実さや優しさに溢れている文体で、きっと素晴らしく感動するお話なんだろうな、と予感をひしひしと感じていました。 案の定、実際の登場人物はみんな優しくあたたかい心を持っていて、売りたいと信じた本のため、それぞれが自分のできることをすることで、奇跡の連鎖を起こしました。 書店や書店員さんのお仕事の裏側や心構え、苦悩などなど、著者先生は元書店員さん?と思ってしまうくらいに詳しく知ることができて、とても勉強になりました。 今後はもっと本屋さんで棚やPOPをじっくり楽しんで見てみたり、お金を落とさなければ…!と改めて思ったり。 心がギュッとしたり切ないシーンもあったけれど、あたたかく優しいお話で、大好きな一冊になりました。 一整の、登場人物の今日が、いい日だといいな、と私もついつい願ってしまいます。 自分は苑絵タイプ(全くかわいくはないけど)だけど、渚砂が好きだよ! また、「桜風堂ものがたり」というタイトルから、主人公が桜風堂にきてからがメインのお話かと思っておりましたが…半分読み進めてもまだ到着せず…(笑) 桜風堂へ行くことになる書店員さんと銀河堂書店の良き仲間たちのお話として読んだらいいかなと思いました。 一整が桜風堂で活躍する姿が読みたかったので、2巻を楽しみにしたいと思います!

    2
    投稿日: 2026.03.18
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    阪南大学図書館蔵書検索OPACで貸出状況や所在を確認↓ https://opac-lime.hannan-u.ac.jp/opac/volume/729800

    1
    投稿日: 2026.03.12
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    桜風堂ものがたりのシリーズ1作目。 ファンタジーかと思ったが、インターネットや万引き少年や書店の閉店する現代の様相など書かれている。展開が都合良すぎてファンタジーっぽいところもあるが、真面目な人が報われる心優しい物語で私は好きです。 今の世の中を見ていて、分断と対立を煽るのでなく、お互いが優しく思いやれるこんな世界ならいいのにと思います。

    2
    投稿日: 2026.01.17
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    こんな奇跡は実際にはないかもしれない。でも、絶対にありえないことではない。 書店員さんの想いを知ることが出来たし、この本が実在していたら読んでみたい。 やっぱり電子書籍じゃなくて、紙派です。

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    本屋さんもの、シリーズになっている模様。 泣きながら読んでたら家族の視線が痛かった。 …年齢を重ねるとともに涙腺が弱くなるんですよ…

    1
    投稿日: 2026.01.02
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    景色の描写も心理描写も、すべての描写が洗練された美しいものだった。 人の優しさと暖かい繋がりにじんわりくる。 1人の人を応援したいっていうだけのために、大勢の人が総力をあげて動くところが本当に素敵だと思った

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    移動図書で借りたのが2冊目だったので、ぜひ読みたくて町の図書から借りて読みました。本屋さんの店員さん分類事に詳しい方が専門の棚ごとにこだわりをもって担当されている事を知りました。私がよく行く本屋さんは正しくそうですね。思わず手に取って買ってしまう事が多々あります。上手く乗せられちゃいます。思わず手が取りたくなるように並べてあり、発行元からの推薦がありましたなんて話しかけられたりすると買いますね。町の小さな本屋さん桜風堂頑張れと応援してます。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分が感動した本を、1人でも多くの人に読んで欲しい。 その熱い想いで仕事をしている書店員達の優しさや、繋がりに心が温かくなるお話だった。 主人公の月原一整が銀河堂書店を辞めた後に、職場の仲間が、彼の売りたかった本を売ろうと力を尽くす様子を見ていると、辞める前にもっと彼の為に動けたのでは?と思いもしたが。 それでも、一整が見つけた素晴らしい本を届けたいとの動きが、どんどん広がっていく様子は、一整を思う人々の、熱意や悔しさや優しさが感じ取れて感動した。

    1
    投稿日: 2025.12.07
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    同時進行で読んでいる別の本が余りにも辛く過酷な状況が続く為、息抜きになる本を一つ読もうと手に取りました。 期待通りのあたたかさで、何なら何度か泣きました。「でも悲しい涙ではありません」でした。 誰かと一緒に居ても孤独なのは、本当に孤独で辛かったと思います。それはいっそ1人でいる孤独の方がまだマシかも知れません。 その状況を小学1年生で経験させられ、その傷の深さはいかほどかと。 周りの善人たちがどれだけ善人なのかに気付けないのも仕方ないでしょう。 けれど、要所要所でその優しさが繋がり、それは大きなうねりとなって大きな花を開かせ……本当に気持ちの良い展開でした。 幸せな物語を読みたかったところに幸せな本と出会えました。シリーズものの様ですので、続きをまた読もうと思います。 ですが私の居住地は駅前であるにもかかわらず、本屋さんがありません。 まずは本屋さんを探す旅に出たくなりました。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    じわりと心の疲れたところに静かに入り込んでくるような優しさがある。本屋と本、そして人が繋ぐ物語。 本が好きだという人と話していると大体共通点がある。誰も彼もが好きな本に対する熱心な愛情があり、思慮深く言葉を探るところだ。 書店に勤める彼ら、彼女らもそういったところを持っていて、本が好きだという気持ちが伝わってくる。 デジタルの発展はいい事ばかりではなく悪い事が目立つがそれでも頑張る事は悪い事ではないとそっと思わせてくれた。

    1
    投稿日: 2025.11.21
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    読みましたよ!! 本好きならば読むべき本を!! kum kumさんありがとう。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 星のカケスとのやり取りがさ、もはやブクログそのものじゃん…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 私はまだブクログを始めて間もないけれど、思い切って始めて良かったと思ってる。 色んな本に出会い、色んな感想が聞けて、色んな視点に気付け、共感し合える仲間と繋がる。 mixiよりも手軽に簡単に。 懐かしいな、mixi。 この本は書店員が主人公だけど、全ての本好きが繋がり合った最高のエンターテイメント作品。 どうやら続きがあるみたいだが、今日図書館で読んでみたかった本を三冊も借りてしまった。 どうしよう、続きも読みたくなったじゃない ( ̄∀ ̄) 今夜は凍みる。 白くなった北アルプスが月明かりに照らされてくっきり見えた。空気がとても澄んでる。 レモン彗星がちらりと見えた気がした。

    13
    投稿日: 2025.11.03
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    ふーむ、書店員さんの話を最近読んだけど、経済的には恵まれないのね。本が好きだからって書店員で働くよりは、同じ給料なら実家から事務職して図書館で本借りて読んだ方がよろしい気がするわ。身を置く場所って大事。

    1
    投稿日: 2025.09.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    父・姉の交通事故死を契機に心を閉ざした青年書店員と彼が務めた老舗銀河堂書店の人々の活躍と、老舗書店をやむなく退職した後に田舎の個人書店桜風堂の店長としての物語。 この本を読み始めてまず気になったのが、題名である「桜風堂」がなかなか出てこないこと。半分以上読んでやっと出てきたって感じ。題名はこの本の内容にふさわしくないんじゃないかな? だからといってどういう題名にすべきか私に案は無いけれど。。。 最初にこの本に対して批判めいたことを書いてしまったけれど、この本の内容は素晴らしかったです! 書店の棚に並んだ本を今まではただ何となく見ていたけれど、書店の店員さんって自分が担当する棚、平台に対してこんなにこだわりを持っているのかと。ある意味、自己実現の場なんだなと。 この物語に出てくる書店の店長をはじめ店員が個性的でみんな心優しい人々なので安心して、楽しく、時には涙しながら読み進むことが出来た。 「桜風堂ものがたり」の続編として、「星をつなぐ手 -桜風堂ものがたり-」が出版されているそうだから、ぜひ読んでみようと思う。この本が、正真正銘の「桜風堂ものがたり」だろうな。

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    心に傷を負った書店員、月原が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り、彼の友人や元同僚たち、出版社営業さん達が「この本を売りたい」と情熱を燃やして、一緒に奇跡を巻き起こす展開に読んでいて心が温かくなる。村山先生が本に関わる仕事に励む人たちに贈るラブレターのような物語。「地方の書店」が奮闘する姿に、書店に本を買いに行きたくなる欲が高まる1冊。

    1
    投稿日: 2025.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋の店員さんの話。 今はカリスマ的な存在の書店員さんがいるのは知っていたがいろいろな苦労があるんですね。 確かに本屋に行くと人目を引くようにポップや飾り付けをしてますね。大変だと思う。 苑絵が描く絵ってどんな絵なんだろう。想像したけどダメだった。それを表紙の絵にしてくれたら・・・ 心温まる本でジーンとくる場面もあり良い本だと思う。

    0
    投稿日: 2025.09.14
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    作品さまのあとがき最初の一文 わたしはいつも、新しい本を手にしたとき、まずあとがきから読み始めます この一文で、あっ。この作品好きだ、絶対に!!となりました 本好きならば!! ブクログ利用しているならば!! 絶対に読んでほしい いろんな思いがかけめぐって、この本の素晴らしさを伝えるなら…と思ったけれども 本好きならば、絶対に読んでほしい この一言 わたし個人としては 今度からひとりで出かけたときには、書店で本を買おうと決めました なかなかひとりで書店を訪ねる機会はありませんが、じっくり平台や棚を眺めて、コレ!!って思える瞬間を大切にしたく

    39
    投稿日: 2025.09.06
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    ★★★☆☆まぁまぁ、かな。万引き事件の結末は心が痛かった。左足も痛かった。四月の魚も読んでみたい。小説をもっと深く読むにはまだまだ足りない。もっと素敵なレビューが書けるようになりたいと思う1冊でした。

    0
    投稿日: 2025.08.30
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    表紙が素敵 最初から表紙の桜風堂でスタートするのかと思ったが違った インターネットのカスどもに追い込まれるシーンは見ていて悲しかったが、その後に夢のようないいことが待っていてよかった

    2
    投稿日: 2025.07.20
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    田舎の小さな本屋さんと街の老舗の書店さん、そこで働く書店員さんたちのある小さな奇跡の物語。出てくる人たちが皆優しくて温かい。初めて読む作家さんでしたがとても読みやすかったです。続編もあるようなので読みたいです。

    0
    投稿日: 2025.06.02
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    読了後じんわり心温まるお話でした。 本屋さんって楽しそうだなぁって思っていたけど、大変さもたくさんあることを知りました。 確かに、うちの地域の本屋さんはなくなってしまい、大型ショッピングモールまで行かないと直接本を手に取ることができなくなりました。 私は図書館で本を探すのは苦手だけど、本屋さんに並んでる中から本を探すのは好きです。やっぱり書店員さんがおすすめしている本から次は何を読もうと考えるのがワクワクします! これからも本屋さんを応援したいです! お話に出てくる「四月の魚」を読んでみたいし、苑絵の絵も見てみたい〜

    0
    投稿日: 2025.05.27
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    本屋さん、書店員さんを応援する、心温まる一冊。本を読むことが好きな人ならば、読んでおいて損はない!書店員さんの仕事とか、本を売る仕組みとか、全く知らなかったので勉強になったし、これから一つ一つの本をもっと誠心誠意込めて読もうと思った。どんな仕事もそうやけど、書店員さんリスペクトです。ただ、この本は会話がポンポン進む感じは少なく、むしろ一つの会話がめちゃ長文なのとか気になったり、情景描写や心情描写が多過ぎるからか、個人的にはリーダビリティ低く感じた。

    0
    投稿日: 2025.05.25
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    『桜風堂夢ものがたり2』を読む前に再読。 小売店での社会人経験を経た今、購入当時より共感できる部分が多く、月原さんや桜風堂の店主さんの葛藤が身に染みるようでした。 主人公が書店員なので、書店や本の流通についての記載も興味深かったです。 私も応援したい書店が遠方にあり、ネットでその書店から注文することも多いのですが、これからも購入という形で好きな書店を応援していこうとあらためて思いました。 物語は、主人公と桜風堂のこれからが楽しみになるような形で締めくくられており、自分も、何が起きてもしっかり前に進んでいこう、という気持ちにもなる一冊でした。

    8
    投稿日: 2025.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山早紀先生の本はどの本も好きで、この本はタイトルに「桜」ってあるから、初めて読むなら春に読みたいと思っていた。 村山早紀先生の著書の中でも特に評価が高い本だから、期待値は高かったけど、読んだ結果は想像以上に心が暖かくなって、涙がほろりと流れる作品だった。 主人公は最悪なところから奮起する。自分は悪くないのに、名前も顔も知らない第三者から非難されて、不本意ながら大好きな勤め先である本屋から離れる。 主人公は目立つ書店員ではない、でも彼が居なくちゃ成り立たないそんな縁の下の力持ち的な存在。それを勤め先の人全員が理解していて、彼のために、彼が最後に絶対売りたいと言っていた「四月の魚」を売り込もうとして、結果成功している。 現実はそんな簡単にいかない。 売り込もうとした本が売れないことだって多いだろうし、主人公を取り巻く人全てが善人なわけがない。職場に1人、2人意地悪な人がいたっておかしくない。旅行先の場所が素晴らしく合うってこともあまりないし、ネットでやり取りしていた人がいい人だってことも少ない。 でも、この本はフィクションだから、だからこそそんな奇跡的なことも受け入れられるし、その奇跡に救われる。 主人公含め取り巻く人々や動物がみんないい性格で、それぞれの人の思いに共感して、心が暖かくなって悲しみではない涙が流れた。 最後に、四月の魚、私も読んでみたいなって思った。そして苑絵が作った美しい帯のイラストも、店長が作った装飾も、なんなら物語の舞台である風早の町に行ってみたいなって思う。どんなに暖かで安らげる世界なんだろうと想像に胸が膨らむ。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    文化は時代と共に移り変わる。 娯楽も、職業も、生活も。 そしてそれは、書店の在り方も例外ではない。 本を読む人が少なくなり、電子書籍が普及した現代において、書店は苦しい状況を強いられている。 10年前と比較すると、今の書店の数は半分近く減っていると聞くと、驚くだろうか。それとも、成程、と思うだろうか。 これは、今を懸命に生きようとする書店の物語だと思う。主人公は、百貨店の中の銀河堂書店で働く月原一整。店長から『宝探しの月原』とも呼ばれる程の未知のヒット作を探り当てる能力に長けた彼は、小説家としては無名のシナリオライターが書いた小説『四月の魚』をヒットさせようと渇望する。 しかし、客による万引き事件をきっかけに銀河堂書店を辞めてしまうのだ。十年働いた職場を辞めた彼は、ネット上の古い友人に会うため潰れかけている桜風堂書店へと足を運ぶ。そこで病気のために店を開けない店主に代わり、再びカウンターに立つのだ。 月原が売りたかった一冊のために、銀河堂書店の店員が、出版業界の面々が全力を尽くす。一冊の本が紡ぐ奇跡の物語――と言うのは少々薄っぺらい常套句ではあるが、今を懸命に生きる書店の物語としては想像を遥かに超える程の素晴らしさがあった。 私は、銀河堂書店の店員のようなPOP作りの才能も、天才的な記憶力も絵心も持ち合わせていない。でも、こうして文章で本の良さを伝えることは出来る。 このアプリを初めて使うにあたって、最初に読んだのがこの本で良かったと思った。

    2
    投稿日: 2025.04.12
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    本を読むひとは、どこかこどものままなのかもしれない。 どこかがこどもというより、本を開いて空想の世界へ浸る瞬間はずっとあのときの、かつてこどもだったときのままなのかもしれない。 そんなことを強く思った。悪い意味ではなく。 著者はアンソロなどの短編で読んだことがあるかな? どうやったかな? 有名な方なので名前だけは知っていたのかもしれない。 年末に棚差しと目が合って、なんとなく手にした本。 年末年始なら落ち着いて読めるやろうと思ってたのに、なんのことはない、年明けの、しかもバタバタしながら読んだ。 最初数十ページは、回りくどい文章やなあ、と、いうか、おんなじこと何回も書くなあ、とか、なんかもう見えない展開に若干の苛立ちすら覚えて(ほんますいません) 「読むん諦めようかなあ」 と、思いつつ、遅々と進んでいく展開が気にならないこともない。 そもそも、現代の本屋さんがテーマのお話やったのか! ちゅう感じ。意外。 ほな、どういう話やと思っとってん、と、言われると、わからん。なんかこう、ファンタジーな感じ? わからん。 何も先入観なく読み始めたうえに序章はわりとファンタジックやったので、余計混乱してんな(笑)。 悪口ではなく。 たまにはこんな、予想と違う内容、ゆっくりすすむ長編を 「何なんや…」 って思いながら、ゆっくり読むのもいいなとしみじみ思った。 今はもう、1日で読み切れる本を中心に選んでるところもあるけど、そもそも読書ってのはこうやった。(どうやねん) 基本は活字をずっと読むんやから、それなりに集中力もいるし、時間もかかる。だからこそ、いい。みたいな。 ゆっくりほぐしていく文章と感情はリンクするし、何がいいって、それこそが贅沢なんやなと思った。 (それ以外があかんというわけではなく) 色々なものが繋がっていくところはやっぱり震えたし、たくさん書いているわりに誰かの奥深くまでは書いていないのがなんだか不思議やなあと思った。ほんで、だから、いいのかもしれない。 世界がまわってるのに、そこのかかわる人のほんのすこしずつしか書かれていないのよね。その奥ゆかしさが、清純やなと思った。純潔か? ピュアというか。若さというか。 そう…。若いというのは、それだけで、なんやろう。ピュアなんやな。 (と、いうことが感覚でわかるようになってしまった。わたしももう若くない) (若いうちはそれはわからんので) どんなにつらい状況でいても、若いということは、未来があるということは、ピュアでいられる。 だから大丈夫。と、云える大人になりたい。というか、云えてこそ「大人」なんやろう。そういう意味でわたしは半端な大人で申し訳ないし、半端な大人は、残念ながら世の中に多いかもしれない。すまん。 付箋はたくさんありすぎてもうアカン。 あかんけど、透くんと一整くんの会話の端々に泣きそうになって、朝から電車で鼻が痛いいたい(笑。泣くのをこらえた)。 どういう人におすすめしたいやろう。 本が好きな人かな。でもわたしも本が好きかどうかはわからんなあ(笑。エンタテイメントとしては好きやけど、それを誰かに伝えることを信条にするほどの純潔さはないと思うので…。いやそれでもええんやろうけど…) 何があれって、著者は書店員の経験がないってことかもしれん。 あとがきを読んで、 「えっ、そうやったん!」 と、声に出してしまった。 どこかがこどものままのひと、と、いうのは、空想の世界へ旅立てるスイッチを持ったままのひと。 空想の世界は無限の可能性であり、それは未来に近い。 だったら、本を読むひとは、いつも、だれかが過去に書いた文章を読んで、未来を見てるのかもしれない。 だれかの描く過去を通して、まだ見ぬ、自分の未来を。無限の可能性を。 だから、清純であり、ピュアであり、若いのかもしれない。 わたしにもそんなことが許されるのなら、ああ、素敵やなあと思った。 久しぶりに泣いた。本って、いいなあ…。

    4
    投稿日: 2025.01.25
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    柔らかく穏やかな空気感を感じられる一冊。 丁寧に紡がれた言葉から情景が浮かんできて、深呼吸できる本、すき

    0
    投稿日: 2025.01.13
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    優しく綺麗なお話で 静かで穏やかな気持ちで読み進められる本だった。 幸せに書店で働きながら 暮らしてほしい。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    自分が信じた売れると思う本を売る書店員である一整と仲間たちの物語、書店や活字を読むことが少なくなってきている若者達に読んで貰いたい一冊でした。 温かい気持ちと人に優しくなれそうな気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2024.12.05
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    本と本屋さんの心が温かくなる、ちょっとファンタジックなストーリー。 万引き少年のくだりはいただけないけど。 どんな仕事でもそうだけど昨今、出版業界の右肩下がりの話題は尽きない。悲しいことにますます加速度を増してきているのでは? だからこの本がファンタジーに思えてくるのかも。ここで頑張っている書店員さんたちを応援し、現実世界の書店や本に関わる人たち皆がイキイキできますように。 登場したネコやオウムもまた小説に彩りを添えてくれたけれど、やっぱりファンタジーだなぁ〜と切なくなる。

    9
    投稿日: 2024.10.16
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    すごく気持ちの良いお話!人の想いが繋がって巨大なムーブメントになる、とても素敵なお話。 それとは別に書店員さんの仕事の様子がとてもよくわかって、本屋さんのおすすめにつられて本を買ってみるのも良さそうだな、なんて思ったり。

    0
    投稿日: 2024.09.27
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    本好きにこの小説を疎む人はいないでしょう ネットで買えたり、電子書籍で読めたり、もちろんそれが便利だという人もたくさんいるでしょうが、私は本屋さんに行き本を手にとり、好みの本を見つけたときのときめきに幸せを感じます 物語は銀河党書店で働く一整君が万引き少年を捉えようとしたことが原因で職場を失い 辛い思いをして、そして片田舎か町の小さな書店、桜風堂を任されそこでまた自分が押している本を売れる喜びに再び奮起するお話し そこには一整を応援する人々の温かさをかんじ、じーんとしてしまう

    1
    投稿日: 2024.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あとがきの現実的な物語として書いているはずなのにファンタジックになった。という言葉の通りだなと思った。美しい桜の街とオウムと子猫。きっと喫茶店も成功するのだろうと思った。嫌なこととか不運なことも人生あるけれど、懸命に仕事をして、懸命に生きている人には仲間ができて助け合えるのだと思った。

    0
    投稿日: 2024.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物それぞれのエピソードは良かった。 でも、「桜風堂ものがたり」と言うには、桜風堂のお話ではないし、どちらかと言えば「銀河堂書店ものがたり」だった。 他人にある人のことを(しかもかなりナイーブでセンシティブな内容)を割と事細かくペラペラと話してしまう場面がいくつかあって(それぞれ別の人物)、そこがちょっと受け入れ難かった…本人がいない場でそこまで詳しく話す?って… それから、本が売れない、書店の不況を著者が憂いているのが溢れていて、そのことばかり何度も出てきて、お腹いっぱい。 あと、著者が好んで使っているのか、同じ言い回しが多用されているのが気になってしまった。 ものすごい熱量で推された「四月の魚」。そちらの方が読んでみたくなった。

    0
    投稿日: 2024.06.30
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    あとがきにもありましたが、ファンタジーではないと…でも私的にはファンタジー。 とても優しいお話でほっこりしました。 良いことばかりではなく、立ち直れないくらいつらいこともあります。 この話を読んだ人が前向きになれると思いました。

    0
    投稿日: 2024.06.18
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    今の時代、本屋さんが苦しいのは誰しもが知っています。 でも、今の時代だからこそ素敵な本を広めるためにできることもあるんだな…と気づかせてくれました。 また、なぜ本屋さんに行くとあんなにもワクワクするのか、本屋さんそれぞれの楽しみ方も知れて心が豊かになりました。 物語としては、本を通して主人公や周りの人々や動物が温かい気持ちになっていく素敵なお話です。 キャラクターがどの方も素敵で、楽しくスラスラ読めました。 心に留めておきたい言葉が沢山あり、付箋だらけになりました! 本が好きな方は、もっと本が好きになります。おすすめです。

    0
    投稿日: 2024.05.28
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    全ての物語は世界に向けての恋文なんだな、と思える作品。 全体に流れている本とそれを売る人たちへの敬意・やさしさがとても素敵。

    0
    投稿日: 2024.05.23
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    ブクログを始めたばかりの頃に、紹介記事を読んで登録。そのままになっていたが、先日たまたま図書館で見かけて、ようやく読むことができた。 本の題名や装丁から、ほんわか優しい物語なのかと勝手に想って読み始めたので、実際の内容には戸惑ってしまった。文章自体の詩的な感じも肌に合わず、読み進めるのに少し時間がかかってしまった。恐らく著者は、本を愛しているが故に、書店の現状を憂い、頑張っている書店員さん達を応援したい気持ちが強かったのだろう。もっと主題が整理されていたなら、よりテンポが軽快になっていたような気もするが、著者の書きたいことが溢れてしまったのであれば、それはそれとして仕方がないことなのかもしれない。 本の世界はアナログだけれど、ネットをうまく使って宣伝したり交流がひろがったり助け合ったりしていることが分かり、個人的には興味深かった。歴史の彼方から長い年月、本は読みつがれてきたのだから、それぞれの時代に合った形で、これから先も本は楽しまれ続けていくに違いないと、そう思え勇気づけられたのは良かった。

    0
    投稿日: 2024.05.15
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    本屋さんの、心温まる物語です。 私は書店で働いたことはないのですが、この本を通して書店員さんのお仕事や、普段考えていることなどを知ることができ、より本が好きになりました! 本屋さん巡りをしてみたくなりました。 また、本の帯に書いてある「涙は流れるかもしれない。けれど悲しい涙ではありません」の言葉を意識しながら読み進めていたのですが、初めは帯の言葉に違和感を感じていました。しかし、最後の最後で「そういうことか!」となるようなちょっとした仕掛けがありました。 帯も含めて1つの作品だということを実感しました。 続編もあるそうなので、今から読むのがとても楽しみです!

    0
    投稿日: 2024.04.16
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    本屋で働く物静かな青年、一整は名作を見つけ出すことが多く、書店員として信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件によって一整は店を辞めることとなった。傷心を抱えて旅に出た一整は、桜風堂という書店を営む老人を訪ねることにした。 春の物語を読みたいなぁ…と考えていた時ブクロクであなたにおすすめの本のひとつに桜風堂ものがたりがあった。桃色の美しい表紙に目を奪われて読んでみようとと思いました。 万引きの事件をきっかけに、10年も勤めていた本屋を去ることになった整一と登場人物それぞれの視点で描かれる話は優しさに溢れていて悲しさと嬉しさに何度も何度も泣いてしまった。 登場人物みんな好きだけどやっぱり1番整一が好き、悲しい過去を持ち人と壁を作りながらも人が好きで本が好きで、能力はあるのに控えめで困ってる人はなんだかんだほっておけない優しい性格、こんなの好きになるに決まってる。 好きなシーンはやっぱり桜が咲き誇る桜風堂へ向かう道、新たな気持ちでオウムの船長と歩く姿はファンタジー世界の旅人のようで、読んでいてワクワクして、自分自身もたくさんの桜を見に旅たちたくなるような気持ちになりました。 読んだら誰もが本屋を好きなる、本屋が好きな人はさらに好きになる。専門的な部分もわかりやすくて初心者にも優しい。この桜の季節におすすめの小説です。

    1
    投稿日: 2024.04.11
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    著者の作品を手にしたのは初めて。 著者の「心にいつも猫を抱えて」がブクログのあなたへのオススメ本に出てきたのがきっかけ。 その本を手に取ろうと、図書館の書棚を探した時、この本に惹かれて手に取った。 本が好き、書店が好き、猫が好き。 パラパラとめくった本の中身は、そんな自分に最適だと思った。 だから、このシリーズも一気に借りた(笑) (自分はシリーズ一気読みが大好きなのだ) 読み始めて、万引きの件で息を呑む。 正義を傘に正論を語るもの。 その正義の怖さに息を呑む。 「なんでよー!彼は悪くないじゃん!」と、心の中で叫び続けた。 でも、桜風堂に行ってからは、とても幸せそうで、ホッとした。 この本が本屋大賞5位になったのは、やはり書店員さんたちだからこそ、この本をより深く愛し、理解できたからだろうな。 読んでいて、「図書館ばかりで本を借りず、書店で本を買わなければ」と、心の底から思った。 (書店員さんごめんなさい) とても穏やかな空気感の中、読み終わった後の多幸感の打ち寄せ方が優しい本でした。 さて。。 シリーズ続きも楽しみだが、できたら。。 「四月の魚」、読みたいなー。。。

    0
    投稿日: 2024.04.06
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    本屋さんは、ただ入荷した本を並べるのではなくて棚を作り、人々に勧める仕事なのだと初めて知った。 本屋さんの仕事への情熱を知る事ができた。 美しい田舎の風景や優しい人々が出てくるお話。

    0
    投稿日: 2024.04.04
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    村山早紀さんの作品は初めて読んだのですが、 とても、入り込みやすく、あっという間に 読了してしまいすっかりファンになってしまいました。 まず、私の心を掴んだのは 読書好きの私の長年の夢であり憧れの職業の 書店員の話であるということ。 書店員さんの本をお客様に届けるために、 様々な苦労や工夫をし たくさんの人たちと つながりを感じることが、本当に幸せで 何度も心わくわくしながら読み進めました。 一方で、不幸な万引き事件に巻き込まれ、 大好きだった書店員から身を引くことにした 主人公の一整の、過去の深い悲しみや苦しみに何度も泣いてしまいました。 けれどそれを乗り越えて今の桜楓堂に出会い そこからまた書店員として一歩を踏み出す。 元の仕事仲間や周りの人達の温かさに気づく。 素敵な温かいお話が大好きになりました。 これの続編があると知り ぜひ読んでみようと思います。

    24
    投稿日: 2024.03.10
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    心温まる、ほっこりする本でした。 本を愛する人であれば、癒やされること間違いなしです。 登場人物のみんなも心優し方々というところも素晴らしいですね! 続編もすぐ手に取りたくなりました。

    1
    投稿日: 2024.02.24
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    続編を先に読んでから気になってこちらを読みました。 そういうことだったのか~と納得すると共に感動もしました。書店員さんの苦労とやりがい、気合いの入れ方など心のなかを覗き見た感じです。 周囲の描写も素晴らしく気持ちが和む素晴らしい本でした。

    0
    投稿日: 2024.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何気なく図書館で手に取った本。 読み始めたら涙が止まらなくて。 久々にこんなに泣いた。 人の優しさが沁みる。 隣の部屋の老人から引き取ったオウムとの旅が素敵だった。 オウムのセリフも独特w 私も読みたいな、宝探しの月原、さんの本。

    4
    投稿日: 2024.02.10
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    書店員の、本に対する愛情が溢れる物語。 うまくいきすぎではないか、と思う部分もあったが、桜風堂という名前に相応しい温もり、温かさを感じた。 出版業界は、厳しい。でも、そんな中生き残り、本を売る努力を続ける版元さんや、書店員さんはすごい。 図書館ばかりでなく、たまには自分のお金で本を買わねば…と思った。

    4
    投稿日: 2024.02.03
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    優しい奇跡の物語だった。 万引き事件の結末は辛くてこのまま読み続けられるかと思ったけど、最後は幸せな気持ちでいっぱいになりました。 このシリーズ続きがあるならぜひ読みたい!

    2
    投稿日: 2023.12.28
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    "さよなら"と"おかえり"を描いた物語。 書店員たちが「これは面白い!」って熱意と小さいときの記憶とか後悔から、1冊の本を猛プッシュで押し出しベストセラーにさせる話。 登場人物(人も猫もオウムも)誰もが「さよなら」の経験を抱えてて、そこから前を向いて居場所を作っていく様が読んでてあったかくなったし勇気をもらえた。 桜野町にある桜風堂という本屋さんが登場するから読む前は桜のイメージだったけど、読んだらなんか夜明けみたいな印象。

    1
    投稿日: 2023.12.12
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    最初は少し辛い物語でしたが、読み終わってみると優しい物語でした。続編もあるようなので楽しみにしています。

    1
    投稿日: 2023.12.04
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    分かりやすくハッピーエンド、ではない。そういう本ばかり読んできた自分がもしかして間違っていたのかも、と思えるような本だった。 天涯孤独をあっさりと描き、虐待もサラリと語り、著名人と一般人との繋がりを嫌味なく表す。 一つの本を中心に、それに関わる人々の営みを重くもなく、軽くもなく描いていく。 単純にキラキラしているわけでもなく、どしんと来る痛みや辛さがあるわけでもない。奇跡、という言葉が出てくるけれど、それも事前の準備や努力といった行動がきちんとあった上での出来事。 小説は、読んでいて一緒に苦しい思いをしたり、悲しい思いに浸ったり、嬉しくてニマニマ笑ったり、そういうことをするのが醍醐味だと思っていた。 このものがたりは、そこまでのめり込まずにサラサラと流れる小川を眺めているだけのような気分で読んでいたけれど、読み終えて振り返ってみると、眺めていた川の美しさや流れの動きなんかが身に染みて思い出されるような感覚に陥る。 不思議なおはなしだ。

    3
    投稿日: 2023.10.25
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    村山早紀さんって、初めてかもしれない。何かで読んだことあったかな… 他の本の後ろに紹介されていて、手に取ってみた本。 書店員さんたちのお仕事小説。 一整をはじめ、主要人物みんないい人たちで、温かくなる話だった。 いろんな偶然やさまざまな思惑が重なって、それは素晴らしい結果になるのだけど、途中、百貨店のあたりから私には少し冗長に感じてしまった。 基本的には好きな内容だし、桜風堂書店には行ってみたいと思うし、透くんがとてもお利口で素敵なので、続編も読んでみようと思う。

    2
    投稿日: 2023.08.16
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    とっても優しくあったかい気持ちになりつつ、物語の中で繰り広げられる書店員さんたちの熱量や勢いを感じたし、皆で一丸となり楽しみながらひとつの物を造り上げていく場面に心打たれた。 先のことを考えすぎて、まだ起こってもいない心配に支配されるよりも、今、自分に出来ることをまずはやってみる。 書店員をしていればあれば当たり前なことなのかもしれないけれど、その当たり前が、実はとっても重要なことで、書店員を経験したことのない者からすればおおぉ、すごい!そんなところで見分けつけるのかー!と感心することもたくさん登場した。 あとがきでは、この本を執筆するにあたっての、書店員さんからの実際の声や、著者がこの作品を読んだ書店員さんたちらの声を聞くまでの緊張まで書かれており、リアルな光景が目に浮かぶ。 なんとも躍動感のあるあとがきで、それもまたよかった! 桜風堂の続きのお話もあるようなのでぜひ読みたい。

    4
    投稿日: 2023.08.16
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    オウム船長の的確な発声に苦笑い。 読書人口の衰退による出版不況、通販により書店の減少。先行きの見えない、オワコンとなりつつある書店に働く人々の本に対する取り組み。うわ面の明るい未来を照らす職場作品でなく、地道に工夫し、いい本を広めようとする誠実な書店員の活動。書店での配列等見る目が変わったし、通販でなく地元書店を応援したくなる。書店は地域の文化の灯だったのだ。

    2
    投稿日: 2023.07.11
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    おもしろかった。あったかかった。 みんなの想いが伝わって、後半は自然と微笑みながら読んでいた。 続編もすぐ読もう! 四月の魚、出版されないかな。読みたいな。

    7
    投稿日: 2023.05.12
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    読んで優しい気持ちになりました。 でも、登場人物が優し過ぎて逆に物足りなさを感じました。 その優しさがいいんだけどね。

    8
    投稿日: 2023.05.07
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    「オウムとコーヒー」 大きなカバンの中身は。 慣れてしまえば死角になる場所など関係なく、堂々と行動に移すようになってしまうのかもしれないな。 「霧の中」 正義は一体なんなのか。 何も知らない第三者が口をだす問題ではないうえ、軽率な行為が人生を壊している事に気付かないのか。 「遠い日本の絵本」 届いたゲラを読み終え。 売れると確信したのであれば、どんなコネを使ってでも読者が手に取りたくなるように仕向けなければ。 「桜と恋文」 ネットで恋した相手は。 リアルとギャップがあるからこそ気付かなかったのだろうが、こんな儚く散るのは予想外だったろう。 「春の野を行く」 会いに行った先に居た。 即答したいほど美味しい話だとしても、自分が背負うものの大きさを考えてから答えは出すべきだよな。 「その店の名は」 最低限のことだけでも。 始めから選択肢は一つだったとしても、温かさに触れたり背を押された事により送る言葉は一つだろう。 「四月の魚」 仲間が発掘してきた本。 有名でない作家だと少数になるのは仕方のない事だが、売れると確信しているともどかしく感じるだろ。

    1
    投稿日: 2023.04.18
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    桜の季節にこの本に出会えた事に感謝です 読み終えて心が暖かくなると共に、 日々、本に携わる方々に感謝を! 「四月の魚」読んでみたいなぁ

    0
    投稿日: 2023.04.01
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    風景の描写が読者を物語の中に誘い込む。 肌に触れる風、音、香り、太陽のまぶしさまでがそこにあるかのように。 ちょっと説明過多かな?と感じる場面もあったが、暖かくて美しい言葉を綺麗に紡ぐ作家さんだなと思った。

    0
    投稿日: 2023.03.09
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    「人は正義の側に着いたと思うと……」の、くだり、本当に納得する。ひどいことも出来てしまう。しかし一整は、桜風堂書店に来るべくして来たのだと思う。

    3
    投稿日: 2023.03.09
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    以前読んだ「魔女たちは眠りを守る」の著者だなぁと思いながら、図書館でなんとなく借りた本。当然のことながらPOPも帯もなく、私にとっては無名と言ってもいい本でした。それなのになぜか手に取ってしまったということは、まさに「生命力のある本」なのかもしれません。 書店と書店員さんの奮闘や想いが熱く、優しく伝わってきて、本好きの私にはたまらない物語でした。図書館本ばかり読んでいることを申し訳なく感じましたが、思いのままに読みたい本を買っていたら、お財布の中も家の中もとんでもないことになってしまうので、現実の書店員さんごめんなさい。

    4
    投稿日: 2023.03.08
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    読後感最高の超ハッピーエンドの物語です。 やっぱ読書は紙じゃなきゃ! 本屋さんに行くのが好き、なんならグルグル眺めるだけでもいい! POP見たり書店員さんの一押しレビューも読みますよ! そんなあなた! 気合いの入った帯、カリスマ書店員のレビューや 平積みされた新刊をついつい買っちゃう読書好きさんにオススメの今作です(^ ^) つらく寂しい子供時代の優しい主人公… 寂しい思いの可愛い子猫… お爺さんに引き取られた健気な小学生… 過疎の町の風前の灯の本屋さん… 優しいお話が好きな方の大好きな設定ですよ笑

    29
    投稿日: 2023.02.18
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    著者が書店員さんのみならず、本に関わる人達全てに贈る優しくもあり、熱くもあるラブレターのような本。 登場する書店員さん達は、ギフトテッドだと感じた。

    0
    投稿日: 2023.02.16
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    心が暖まり爽やかな余韻に浸った。 桜風堂をよりよくしようと努力する月原一整と協力する人々の清い心と暖かい優しさに感動した。 伏線が張りめぐらされており、驚く箇所が沢山あった。 今まで読んだ本の中でも特に面白い一冊。

    2
    投稿日: 2023.02.16
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    今年のベスト本。 「百貨の魔法」を先に読んでしまったのですが、こちらを読んでから読むのがおすすめ。 最初から最後までどのエピソードも深くて、登場人物の一人ひとりが素敵で読後感もいい、という私が気に入る本の要素がすべて満たされています。 「生きてゆくこと。誰かと出会うこと。  夢を持つこと。よりよくあろうと願い、苦しくても立ち上がり、前に進むこと。  命の終わりの時が近づいているとわかっても、朝が来ることに感謝し、夜には安らぎ、この地上に生まれ出でたことに、感謝すること。残していくひとびとの幸いを願うこと。」 『四月の魚』、読んでみたい! 書店が好きな人には特におすすめ(そういう人はすでに読んでいると思いますが…)

    1
    投稿日: 2023.02.14
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    今の日本社会の悲しみが詰め込まれたような前半部に続いて、人々(猫と鸚鵡を含む)の思いが立ち上がり繋がって、ジェットコースターのような奇跡が! 日頃からお世話になっている書店員の皆さまに感謝を捧げます。

    1
    投稿日: 2023.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長年銀河堂書店に勤めていた書店員、月原一整はある事件をきっかけに辞めることになる。 身寄りのない一整は、心が癒えないまま旅に出ることにする。そこで以前からやりとりしていた桜風堂という書店を営む老人を訪ねることにする。 書店をとりまく厳しい状況に直面するも、希望の光をたぐり寄せるように、小さいかもしれないひとつひとつの力が奇跡なような出来事を巻き起こす。 前半はつらくてどうにかなりそうですが、後半からの展開に救われます。

    0
    投稿日: 2023.01.01
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    最初の方の境遇が苦しくて挫けそうになりましたが徐々に立ち直っていく一整を読みながら私も頑張れそうな気がしました。 あまり書籍を購入しないので本屋さんに貢献してないですが書店員さんとも仲良くなってみたいです。 「涙は流れるかもしれない。けれど悲しい涙ではありません」

    2
    投稿日: 2022.12.22
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    作者の本への愛を感じるとともに、その本を売る書店員たちへの感謝や敬意も感じられる作品だった。 読みながら書店員の仕事に触れることができ、その細かな描写に触れると、本を売る仕事の大変さややりがいを知ることもできた。私も本が好きで、書店で働きたいという思いを持っていた頃があるが、好きな本や思いのこもった本を売ることができたら、どんなに幸せだろう。 書店の奇跡を描くので現実離れしているようであるが、あとがきで作者が述べているように、あり得ない話ではない。この作品で描かれるような奇跡が、どこかの書店で、なにかの作品で実現したら、本当に素敵だと思う。一方で、この作品自身も書店員に愛され、推され、売られていった本であることを考えると、言いしれない幸福な気持ちになる。書店員を愛し、書店員に愛された作品なのだなぁ、と。 優しくてあたたかい人たちを描く作品だった。続きがあるようなので、そちらも近々読みたいと思う。

    12
    投稿日: 2022.09.03
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    あたたかい話 御都合主義展開の連続だが、あとがきにて綴られるとおり、作者の本屋への想いの形なのだと考えれば致し方ないと思える いい夢を見た気分

    1
    投稿日: 2022.08.30
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    最初の方は描写が過度なところが目立ち、読みにくいところも。中盤あたりから読み易くなった。内容は書店員の視点で書かれ興味深く面白かった。

    1
    投稿日: 2022.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題材はとても好き。本好きにはたまらい内容だと思う。 ただ何となくもう少し話とか文章とか整理できるんではないかと思ってしまったのは、読んでる時、テレビからプレバトの夏井先生の講評が聞こえてきたせいかも。

    0
    投稿日: 2022.07.22
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    人と距離をおきながら書店で働く主人公。ある事件で書店を去らなければならなくなった主人公。彼の売りたかった本を仲間達が全力で売る戦略を練る。 こんな素晴らしい関係に涙が出てしまいました。 一整くん(主人公)今まで生きてきた道が全て報われたね! 透明感のある美しいイメージのお話でした。 続きもうでているようなので楽しみです(*^^*)

    0
    投稿日: 2022.06.12
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    優しい世界 優しい世界だなぁ、と思う。 小さな思いやりやちょっとした親切が積み重なっていく。 その根底には「想いの積み重ね」があるんだろうな、と。 最初は不穏だけれども、優しい世界でみんなが自分のできることをできる範囲で行っていき、そこにひとつの想いが乗ることで方向性が定まる。 現実はこううまく行かないよなぁ、と思いつつもフィクションだからこそ優しい世界でいいじゃないの、とも思います。

    0
    投稿日: 2022.05.22
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    「涙は流れるかもしれない。 けれど悲しい涙ではありません。」 この帯を見て、軽い気持ちで手にとった1冊だった。 最初は、重く暗いと思っていた。 大好きだからこそ、離れないと行けなかった、 主人公と周りの人々の悲しみ。 胸がとても締め付けられたりもした。 全てがうまくいっているわけではないが、 少しずつ、幸せな方へ前を向く。 本で始まり本で繋がる。 とても綺麗なのだ。 読み終わったあと、 流れている涙は確かに悲しい涙ではないのだ。

    3
    投稿日: 2022.05.16
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    書店員のこころ温まる話でした。 本屋に行くとPOPを見て読んでみようかなと思わせるものがたくさんあります。でも、私はもっぱら図書館派です。少し申し訳なく思います。 この本を見ると書店員さんの絶え間ない努力がとても分かりやすく描かれてました。 続編も必ず読みます!

    0
    投稿日: 2022.04.28
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    1冊の本をめぐる心温まる物語です。 ちょっと奇跡の連続すぎてお腹いっぱいな感じもしますが… 書店員さんの仕事、本を売るとはどういうことかを知ることができて面白かったです。

    0
    投稿日: 2022.03.26
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    2つの書店を中心にまわる温かく優しい物語。本好きの人にはグッとくる作品だと思う。あとがきで作者が書店に捧げる作品と言っていたのも、まさにその通りだなぁと。(そして本屋大賞にノミネートしているところも相思相愛な感じがして良い..)登場人物それぞれが"誰かのために"と行動を起こしていて、またそれが"この本のために"につながっていてなんて温かい世界なんだろうと思った。

    1
    投稿日: 2022.03.10
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    主人公と書店をめぐる、温かな作品。 何人もの書店員さんの視点から語られ、時には、猫の視点からも物語あが展開されている。 小さい頃に、この作品を読んでいたら、将来は書店員さんになりたいと思っていたかもしれない。それだけ、心を動かされたお話でした。

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    『百貨の魔法』で描かれた星野百貨店。最古参のテナント・銀河堂書店で文庫担当として働く月原一整くんと、彼の周りの人達を描いた心温まる作品だ。 心温まると書いたが、月原くんがある事件をきっかけに銀河堂を辞めざるを得なくなる顛末には憤りを感じたし、全国の書店が次々に閉店していく現状には深い憂いを覚えた。ぼくが昔勤めていた2つの書店も今はないが、書店員の日常が的確に描かれていて懐かしかった。 ひょんなことから桜風堂を切り盛りすることになった月原くんの今後が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2022.01.15
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    本屋大賞5位の桜風堂ものがたり。 本屋大賞は間違いがないのですよ、ほんとうに。 立ち上がりはすこししんどい。 でも、一整くんが少しずつ前を向き、 桜野町で立ち直る様子はさすが村山早紀さん。 優しい物語を書くとわかっていたけれど、 やっぱり泣かされる。 人っていいなあ、本っていいよなあ。 オウムの船長と猫のアリスもいい味出てました。 本と、書店の力をこれからも信じていきたい。 本の世界のはしっこで生きる人間として。

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    投稿日: 2021.12.14
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    本屋さんの何気なく見ているディスプレイが実はこんなにも工夫されていて、裏側を見ることができたような気がしました。デジタル化が進んで電子書籍に移行してきているけれど、やっぱり本屋さんで本を買いたいな。と思える作品でした。いろんな奇跡が重なって心温まるストーリーで、桜風堂のような本屋さんに出会えるといいなと思います。活字が苦手な私でも会話が挟まれていて、章ごとに読み仮名もあって読みやすい本でした。

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    投稿日: 2021.11.27
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    書店員ってこういうことを考えて、試行錯誤して本を生き物のように大切に想って、世に送り出してくれているんだ。本屋さんで見る本は、書店員の方達が愛情を込めて売ろうという想いが込められていることが、この小説を読みながら感じた。書店員の方が、この小説を読んだ時、どんな感情が湧くのかが気になった。心がホッコリする作品。

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    投稿日: 2021.11.23
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    本屋さんという空間がとても好きなので、楽しく読むことができました。現実ではこのお話の様に上手くいくことは無いかもしれないけれど、どうか今日も素敵な本が人知れず消える事無く、必要とする人の元に届きますように。

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    投稿日: 2021.11.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞ノミネート作品をコツコツ読んでいます。 読みながら本屋大賞を意識したことはほとんどありませんでしたが、この本に関して言えば、本屋さんが推すはずだよなあ、と強く思いました。 以下、過去最大級の辛口ダメ出しですので、この小説及び作者をお好きな方は、先を読まないでください。 読んで不快になった場合は、ごめんなさい、です。 あくまで個人の感想なので、ご容赦ください。 本が好きなので、当然のように本屋さんも好きです。 でも、それはあくまでも読者として、です。 書店員が重労働だということは知っていますし、ほとんどの人が高給取りではないだろうこともわかっています。 今、町の本屋さんは、本当に大変な状況にあることも。 でもそれを、小説の中で強く語られてもなあ、とも思います。 元々私は一方的に主張をまくしたてるのが好きではありません。ちょっと怖いのです。 だから選挙演説もテレビの討論番組も見ることができません。 そして、小説の形を借りて、あからさまに主義主張を掲げているのも苦手です。 要するに圧の強いのがダメなのです。 この作品は、あからさまに書店員の苦労を知らしめて、ぐいぐい押しつけてくる感じがどうにも受け入れられませんでした。 拒否反応が先だと思うのですが、嫌だとなると気になる部分が次々出てきます。 1.のっけから情報を詰めこみすぎ   舞台になる本屋の説明と書店員たちの説明がいっぺんにされてしまいますが、その人が語り手になる時にでも、ゆっくり紹介していけばいいと思いました。 2.不要な設定が多すぎ   一度見たものは忘れない能力とか、元アイドルの母とか、カリスマ店員とか、キャラクター小説なのでしょうか?その割に登場人物に厚みはなく、書き込みが多い分描かれていない部分が空白で、書き割りのように見えました。   猫やオウムは必要でしたでしょうか。話が行ったり来たりになって、却って煩雑だったように思います。 3.読点や指示代名詞の使い方に癖がありすぎ   何について書いているのか、誰のことを書いているのか、わかりにくいところがいくつかありました。 4.数字にリアリティがない   世帯数150ほどの町って、自治体として成立するの?集落ならまだしも、町長のいる自治体でこの人数?そんな過疎の町で、何冊本を売ったら生活できるだけの利益が得られるの?   また、知名度のない作家のデビュー作(文庫)を売るのに、書店まるごとどころか、デパートまるごとで販売促進する?やる気と祈りがあれば本は売れる?じゃあ倒産した本屋にはそれが足りなかったとでも? 5.本屋の思いばかりで客の顔が見えない   書店員の「こうしたい」思いと、客側の「こうしてほしい」が合致しないと本屋にお客は来ないと思います。独りよがりになっていませんか? ”一方で、渚砂や塚本のような本を読んできた人間、手練れの書店員には、行間の、それとは語られないメッセージが、胸に染みた。” 行間のメッセージが読み取れないくらい、ぎっちぎちに書き込まれているように感じましたが、手練れの書店員さんはこれでOKなのでしょうか。 まるでヘタなノベライズのように、書くべきものと省略する部分がアンバランスなように思えました。 そしてあとがきを読んで、これは内輪受けの小説なのかもと思ってしまいました。 作者の気持はわかりますが、とにかくそれが前面に出すぎです。 すっごく好きなテーマだからこそ残念で、つい辛口になってしまったこと、申し訳ありません。

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    投稿日: 2021.10.28
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    野良猫のアリスの話が最初にきた、うちに来る地域猫とダブって、少し涙。 ほんとに本の好きな人達なんだ。涙涙を拭きながら

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    投稿日: 2021.10.14
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    良い本を読ませていただきました。 図書館で借りて読みました。本屋には、時々行きます。本棚のポップを読みます。 書店員さんの苦労が、わかったような気がします。万引きは、現代の負の現実と思いました。 苑絵ちゃんいいな〜❗️ 俺が若かったら〜。

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    投稿日: 2021.09.06
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    本好きのための、というよりは、本屋好きのための物語。こういう本屋、いいなぁと思うのはとってもよくわかる。心の底での憧れ。現実は、しかしながら辛い。

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    投稿日: 2021.08.10
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    本屋の店員さん達はこんな思いで棚を作ってるんだ、と思った。 本屋ではあまり本を買わないけど、本屋さんの本を眺めるのはとても面白いし、先週あった本でも今週なくなってたりして、一期一会性があるし。 一整くんの、一歩踏み出せない性格も共感できたけど、そろりと少しずつ足を入れて、踏み込んでいくことができて良かったなぁとおもう。

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    投稿日: 2021.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初 村山早紀 作品。 棄てられた仔猫のアリスが、たどり着いたところ、そこは桜風堂。仔猫が選んだ書店の物語。 アリスの描写に予感が走る。この本を読むと涙が止まらなくなる、と。見事に――。 「自分がしている仕事は、砂金を探すひとに似ている」主人公が語るこの言葉にずっしりと重みがある。大切なそれが、川下に流れていかないように。誰にも気づかれないまま、砂に埋もれて、水底に沈んでいってしまわないように、と。 『お客様が一冊の本と出会う運命も、本がお客様に選ばれる運命も』書店員さんが”本”を選び並べることから始まる。幾重にも重なった運命によって、この”本”が、私のもとに届けられたことが実感できる。 私には、偶然手にした”本”であっても。 ”本”に携わる方、一人ひとりの想いが1冊の”本”にこれだけ詰まってるのかと、実感する。”本”というものが流通されている、この時代に生きてきてよかったと感じる。『その本を必要とするひとのところに、本が届いてくれるように』という書店員さんの願いがある時代に生きたことを感謝する。 時代は、(ネット販売、電子書籍の拡大によって)将来、本屋を必要としていないのかもしれない。私たちは、どこで”砂金”を見つければいいのだろうか、と。 『涙は流れるかも知れない。けれど悲しい涙ではありません』帯どおりの内容でした。

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    投稿日: 2021.07.30
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    こういう、本屋が近くにあったらいいのになって思う。 今は街から本屋がどんどん減ってきているけど、 こういう地元に愛されて、必要とされて、みんなの居場所となるような本屋って、素敵だな。 . . そして、こんなにも一冊の本が売れるまでにドラマがあるなんて知らなかった。 . . ストーリーもしても、後半どんどん引き込まれていった。 ただ、少し物語の展開がなんとなく読めてしまったのが残念…。 ただ、心温まる本でした。 本屋さん好きにはたまらない一冊。

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    投稿日: 2021.07.24
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    感度しました! 人々が協力する事、直接的に描かれてるわけじゃないけど、生きると言う事を教えてくれる大切な本。

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    投稿日: 2021.07.13