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マリー・アントワネット
マリー・アントワネット
惣領冬実/講談社
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総合評価

19件)
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    装丁が美しくて思わず購入した1冊! 内容も面白かったです。 たまに、おちゃらけた場面もあったりで 初めて触れた世界観にワクワクしました!

    2
    投稿日: 2025.10.12
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    借りたもの。 惣領冬実によるマリー・アントワネット。200年来の俗説、過去のコミック作品に描かれたマリー・アントワネット像とはまたひと味違う。 年相応の少女で、思ったことをポロッと言ってしまう。 そういう点では、為政者としての視点にどうしても欠いていたのだろうかと、史実の方にも思いを馳せてしまう。 政略結婚で、少女が文化も言語も違う国に嫁ぎ、宮廷文化のいびつさ(寵や派閥争い、嫌味だらけ、回りくどい言い方)に疑問を持ち、手探りで身の振り方を考えている…… そんな彼女が、プライベートな時間に重きを置いてしまうのは、自身やルイ16世の心の平安のためだったろうか。 晩年の太った姿ではなく背が高くがっしりとした好青年なルイ16世。 マリーとルイ16世のやり取りは微笑ましいが、愛憎渦巻く宮廷の人間関係と政治は不穏な空気を漂わせている。 それをかく乱するかのような、宮殿の豪華絢爛差を惣領冬実は緻密に描写する。 巻末には史実のフランス革命前の人物相関図、宮廷文化についてのコラムも掲載。 実際の肖像画も載っていて惣領冬実の絵と比較出来て面白いが、モノトーンなのが残念…… 乃木坂太郎『第3のギデオン』( https://booklog.jp/item/1/4091872972 )も思い出した。

    0
    投稿日: 2022.07.20
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    フランス革命でギロチンに消えた王妃マリー・アントワネット。彼女の生涯を描いてくれるのか、と期待して読みだしただけに、終わってしまうのかと拍子抜け。 そもそもの企画趣旨をこちらが理解していないので、そういうことになるんですね。すみません。露伴センセがルーブル行ったり、イヤミがフィクサーだったりするのと同じような企画なんですね。 後の悲劇を思うと、ここで描かれている日常がどれだけ貴重で大切な日々だったのか。

    0
    投稿日: 2019.03.27
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    ヴェルサイユ宮殿美術館 国有地公団 「この企画は、取材や資料提供全面的に協力し、衣装、建築、王宮儀礼などのすべてを監修した史上初の漫画作品です」 巻末にちらっと説明されてるこの部分を読んで、本作品の細部にそこかしこにいたる表現や空気感の素晴らしさの理由が分かりました! ヴェルサイユ宮殿美術館のロゴマークも許可され使用されているそんな心配りが、なんとも嬉しくなる瞬間。 そんなことすら誰も読みそうにない気付きそうもないところにサラッと書かれているのがさらに気品を感じました。

    0
    投稿日: 2018.08.12
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    イケメンっぽいルイ16世が気になって読んだが、こんなルイ、惚れてしまうべ!(最近ルイ16世が好き) マリーも本当にこんな感じだったら可愛い。 確か、マリー展とのコラボ企画?なんかだよねこの漫画。 マリー擁護漫画だと思うけど、マリーがそんなに好きじゃない私でも楽しく読めた。この漫画のルイとマリー、本当可愛すぎよ……。 でも、フェルゼンの一件を考えると、この漫画のようにマリーがルイ好き好きだったとはあまり思えないんだよなぁ。 本当にこの漫画みたいだったら可愛くてかつ悲劇のカップルだと思うけど。 テレジア母さんが実は口うるさくて怖いっていうのはなんかわかるわ。そして、フランツ兄さんの、二番目の妃について突っ込まれた時の顔が最高(笑) 惣領さんの絵がめちゃくちゃ綺麗で、マリーの時代にすごくあってると思う。できれば革命の頃まで見たかったけど、無理だね(笑)

    3
    投稿日: 2018.06.17
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    ベル薔薇の前半部分とだいぶかぶる内容で、目新しさとかはそんなになかったです。ただ、さすがの描き込みぶりで、美しさとかは圧倒的にこっち。華やかなりし頃の部分だけで完結しているので、くいたりなさは当然残るけど、読後感が悪くないって意味ではこれもアリなのかも。機会があればここからの物語も読んでみたいですけどね。

    0
    投稿日: 2017.07.24
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    ルイ16世が美化されていて、結構笑える。話はまだ始まったばかり。でも、なんか面白くなりそうもない予感がする。

    0
    投稿日: 2017.02.10
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    「チェーザレ」があるし、こっちに移行されても困る。 とはいえ、ルイ16世とマリー・アントワネットをここまで丁寧かつ魅力的に描いた作品も少なく、ここで終わりは殺生な話だ。 続きが読みたい!

    1
    投稿日: 2017.01.09
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    あれ?これって続刊ある?って何度も背表紙や奥付を確認してしまった。 1冊だけでの読みきりなんですね。 もっと読みたかった。

    0
    投稿日: 2016.12.25
  • ヴェルサイユ宮殿が監修したアントワネットの美しき世界

    なんと繊細で美しい絵なのかと、読みながら時おりため息が出ます。 それもそのはず。フランスの出版社グレナ社と共同企画で出版された本書は、ヴェルサイユ宮殿美術館国有地公団が取材や資料提供に全面的に協力し、意匠、建築、王宮儀礼に渡るまで全面的に監修した市場はじめてのマンガ作品。 ロココ時代の絢爛豪華な衣装やインテリア、庭園を見せるための止絵の構図の素晴らしさ、そして微に入り細に入ったディティール表現は、マンガという枠を超えた資料性すらも持ちうるほどかもしれません。 人物を描く時、セリフに集中すべき箇所は背景を大胆に省き、描くべき人間と文化の混在もコントラストも丁寧に描き分けています。巻末には細かな人物紹介や歴史解説等もあり、勉強として読んでもとても役立つでしょう。

    9
    投稿日: 2016.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1冊でおもしろいマンガがよみたいなぁと思っていた。 書店でヴェルサイユ宮殿監修という帯にひかれたし、惣領冬実さんが絵を描いていて美しいことうけあいなので、購入した。 マリー・アントワネットとルイ・オーギュストの恋愛物語。 マンガなのに荘厳。(失礼な言い方かもしれないけれど) 伝記『マリー・アントワネット』やマンガ『ベルサイユのばら』、映画『マリー・アントワネット』、どれとも違う。 悲劇的な最期は描かず、プチ・トリアノンから始まり、マリーとオーギュストの心が通うまでを描いている。 嫌味にならない程度に、周りの人や出来事を丁寧に辿っていて、心地よいまま読み終えられる。 最期の特集もおもしろかった。

    0
    投稿日: 2016.12.14
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    頁の隅々まで美しい一冊でした。 建物の豪華な装飾や衣装のレースなど とにかくうっとりしてしまう美しさ。 それらに負けない マリーアントワネットの可愛らしさ、 魅力的な姿が見事に描かれています。 一国の王妃といっても、1人の少女。 不思議に思ったり疑問に思うことを するっと口にしてしまうあたり、 特殊な立場ではあっても、人として 心を動かされたりするのは同じなのだなと、 改めて感じました。

    0
    投稿日: 2016.12.13
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    週刊文春によると、今年はマリー・アントワネットブームなのだそうである。それに便乗(?)して企画された本作品は、なんと、史上初めてヴェルサイユ宮殿が監修しているという。マリー・アントワネットに関してはこれまで様々な悪評が付きまとってきたが、最近の研究により、それらの悪評のほとんどは後世に創作された嘘であることが明らかにされている。本作品では、その点も踏まえて、ルイ・オーギュスト(のちのルイ16世)に嫁いだ当初のエピソードが丁寧に描かれているが、その後の波乱万丈の人生にまったく触れられていないのは中途半端な印象が残った。

    0
    投稿日: 2016.11.16
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    なんだろう、この中途半端感。で?それで?そこからは?ってツッコミいれつつ、巻数入ってないからチェックしたけど無し。ここで終わりなのね。

    0
    投稿日: 2016.11.15
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    とても美麗な画面。 マリー・アントワネットについてはかの有名な台詞と革命、処刑…という程度の知識しかなかったので、下手な先入観を持たずに読み進めることができました。14歳でフランスに嫁いだオーストリアの皇女。心情描写がリアルで感情移入しやすいですね。 「え!?これで終わり!?」という感じの幕引きでもっと続きが読みたいのですが…。彼女の一生を追ってみたかったので少し拍子抜けしてしまいました。 それにしてもヴェルサイユ宮殿監修ってすごい。(字面が)

    0
    投稿日: 2016.11.01
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    あまりにも素敵な表紙に一目ぼれ。 そして、マリーアントワネット姫のなんとも魅力的なこと! 目まぐるしくかわる周りに戸惑いながらも 自身で考え、伝え、成長していくさまに 共感して、時々見せる少女らしい振る舞いに 憧れ、読み終えた時は自然に微笑んでいました。 素敵な一冊でした。

    0
    投稿日: 2016.10.18
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    史上初!ヴェルサイユ宮殿監修って、、、 マリーアントワネットとルイ16世は アニメにもなった「ベルサイユのばら」のイメージが強いけど 人柄、姿形、全然違うんだな オーストラリアからフランスに嫁いできた時の様子は なんだか切ないなと思った

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    投稿日: 2016.10.03
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    カバーだけで買ってしまった1巻。まだ、始まったばかりの物語ですが、とにかく惣領冬実さんの絵が美しい。絵が美しいだけの人ではないので、鍵になるシーンが決まってる。続きが楽しみ。

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    投稿日: 2016.09.29
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    ベルばらが自分の中でフランス革命の既定路線としてあるので、結構視点がひっくり返る。 基本的には二人(マリー・アントワネットとルイ16世)の出会いのエピソードに重きを置いていて、革命に至る伏線が描かれているという感じ。 連載期間が短かったこともありちょっと物足りないので、チェーザレが終わったらぜひ続きを!と思うが、一体いつになるやら。。。 『マリー・アントワネットの嘘』を副読本的に読むと、ちょっと補完できそう。

    0
    投稿日: 2016.09.24