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そして、アメリカは消える
そして、アメリカは消える
落合信彦/小学館
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総合評価

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    ゴルバチョフはロシア人には血的すぎた。例えば工場で働く男性はウォッカを飲んでいたが、ゴルバチョフは生産性が落ちるとして、それをストップさせた。労働shあは怒り狂った。仕事場における唯一の楽しみだったから。そもそも休憩時間にウォッカを飲むなんて普通の国では考えられないことだが。 AIIBは中国の内部で資金が使われている。

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    投稿日: 2017.06.25
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    高校生の頃から大いに影響を受けた、落合信彦の本を久しぶりに読んだ。 彼の主張であるところの出発点、光り輝いていた、ケネデイ時代とその影、その後について復習する感じで読み進めた。改めて読んでも目新しいことはなかったが、覇権国アメリカの光り輝いていた部分の劣化、それがオバマ時代でピークになり、その結果がトランプ、クリントン選挙を生み出した。その後の希望は何もないと、非常に暗いトーンに終始したのが印象的である。 実際トランプ政権になって以降、ロクデモナイ方向に世の中が向かっているのをひしひしと感じるのだが、落合氏をして、移民がここ近年極端に増えた結果、アメリカが劣化しているとの視点にも、愕然とするものがあった。国家のもつダイナミズム、ダイバーシティと、その影、というところをひしひしと感じさせられる。

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    投稿日: 2017.04.22
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    偉大な政治家がいなくなりアメリカのような大国が衰退していくという。政治面や軍事面ではある程度は当たっているのかもしれないが経済面では別の展開をしているわけで、むしろそちらの方が影響は大きいのではないか。本著ではその経済的な角度からの視点がやや弱い気がしたのでバランスを欠いているかもしれない。 それはそれとして相変わらず挑戦的で奇抜な論調は健在で楽しめた。

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    投稿日: 2017.03.21
  • 国際政治は、国の生き残りをかけた国家間の死闘なのであろうか。

    国際ジャーナリスト落合信彦氏による書き下ろし。タイトルからアメリカの今後の展望がメインテーマかと思ったが、そこは、やはり落合信彦氏であった。ライフワークである、ケネディ大統領時代におけるアメリカの考察、キューバ危機、落合信彦氏のいつかどこかで読んだ記憶がある様な、いわゆるダイジェスト版か。最後に、ジュリアスシーザー(ユリウスカエサル)からの古代ローマ通史では、古代と現代の政治及び政治家の比較がなされるが、落合信彦氏の今までの書籍を読んできた者としては、いきなりの古代ローマ通史は、少し驚いた。最後は、西ローマ帝国が滅んだ背景と現代政治に変わりはないと言う意味もあるのであろうと思われる。貧しく将来の展望も持てない国民がいるのに、他国にじゃぶじゃぶ援助金を出すのはおかしい等、普段日本人であれば一度は思うであろう事もオブラートにもくるまず正にストレート。落合信彦氏のメッセージが込められた一冊であると言える。読後感は、文章がストレートなので面白かった。

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    投稿日: 2017.02.27