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仮面同窓会
仮面同窓会
雫井脩介/幻冬舎
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総合評価

79件)
2.8
2
12
33
25
4
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    個人的には、面白くなりそうな要素があったからこそ少し残念な作品だった。 とにかく主人公の推察パートが長く、しかもこの主人公が特に捜査に長けているわけでもないので終始頓珍漢で、友人や恋人に殺人の容疑をかけられてもどこか呑気。逆に犯人と疑ってかかっている人間からの情報をすんなり飲み込んだり、納得できない行動が多かった。 せめて最後に主人公が気概を見せてくれれば、まだすっきりとした読了感をもてたのかも‥。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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     まさかこんな結末になるとは、とはだいぶ驚いたのが本作。同窓会で、かつて自分たちをしごいてきた教師に復讐しようと企んだ四人組は、拉致暴行の挙句、その場にその教師を捨て置いてくる。そんな教師が何故か全然別の場所で死体として発見される。もしかして自分たちのうちの誰かが……。  たぶんひとによっては怒り出しかねない二重の仕掛け、が本作には施されています。一個目の真相が分かった時のあの言葉には思わず笑ってしまいました。強烈なインパクトを残す秀逸なサスペンスだと思います。いまのところ読んでいる雫井作品の中では一番好きかもしれません。……ただ、作品自体の評価とは関係ないのですが、文庫裏表紙の内容紹介はそこまで触れて大丈夫なのかな、とすこしだけ気になりました。あまり見ずに読んだほうが良いかもしれません。

    0
    投稿日: 2025.06.13
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    高校同窓会で再会した男子四人。かつての体罰を受けた教師への仕返しをしようと計画し、その通り拉致監禁する。しかし教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された…犯人は誰?そして過去に隠された秘密は… 小説を読み始めてから『?』と思った。あれ?このストーリー、知ってるなあと。調べたら2019年にフジテレビの「オトナの土ドラ」で溝端淳平主演でドラマ化されており、たぶん二話くらいまでは見ていたことを思い出した。 小説のラストは救われないエンディングで事件が解決されないまま終わる。しかしドラマのエンディングは一応完結編のような形。僕の性格上、ドラマの方が好みかな。

    3
    投稿日: 2025.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初の同窓会~仮面同窓会の犯行(樫村への復讐)は面白かったけれど、 その後は中だるみ感がかなりあり途中は読むのが苦痛でした…。 主人公のダラダラ悩むシーンが延々と続き、気づいたら結末部分に差し掛かってました。 結末もそこまで意外性がないというか…まあ叙述トリックは面白かったけれどそれを上手く利用出来ていないような気がしました… みさとの何がいいのかわからず、最後の方は読んでてイライラしました。

    0
    投稿日: 2025.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雫井作品を初めて読みました。理由として新たな作者開拓と作品が映像化してたので筆の高い方なのかなと。 裏表紙はミステリーとなってますが後味はホラーに近いです。 評価を1か2で悩みました。客観的には3ですが個人の感想ですから素直に1とします。 理由を以下に書き連ねます。  文章を読む上で誰が話してるのかを推理せねばならないのでイメージしずらく没入しにくいです。殺人がどの様に起こったかより誰の視点で語られるのかはミステリーかなと思います。 少しずつ主人公が見えてくる中、裏表紙で殺人が起こる事が分かりながらも展開が進みません。 残りページが限られる中、怪しい人物や思わぬ登場人物もいますが犯人は驚く程でもありません。 1番の評価が別れるのは最後でしょう。検察側の罪人もそうですが悪が勝つのは、同情、理解出来ないと真相が分かりつつ腑に落ちない結末になります。最後の10ページあたりは無意識に2.3行飛ばしながら読んでました。 本作も同様で気持ちよく犯人を捕まえたいなら読まない方が良いと思います。

    0
    投稿日: 2024.10.28
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    読むのが途中から苦痛になるレベルである。 確かにおおっ、と思わせるような展開もあるが、どれもこれも「さすがに無理では?」と考えてしまった。 かつて自分たちをいじめた教師に復讐をする、というあらすじは面白そうではあるが、面白そう止まりで面白くはなかった。

    0
    投稿日: 2024.01.09
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    昔の出来事を清算して、今の人生を前向きにする為に『仮面同窓会』と称して高校時代の憎き教師をフルボッコにする計画を実施する。 憂晴らし出来て喜んでると『仮面同窓会』の後日、教師が死んでる事が判明。 自分達の中に犯人が居るのではないかと疑心暗鬼になって、あれこれ新事実が出て来るんだけど、なかなか先に進まなくて展開が遅いなあと。 最後に伏線が回収されて驚きもあったし、後味の悪い展開で終わるのも嫌いではなかった。

    0
    投稿日: 2023.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後スッキリしない。 いろいろ納得いかない点がある。美郷の魅力や、美郷にここまでさせる真理の魅力もいまいち納得感ない。 途中面白いだけに、上下巻でもいいから最後スッキリ終わってほしかった。 売却済み。

    0
    投稿日: 2023.11.10
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    冒頭は視点や時代の切り替わりが頻繁に起こり、物語に付いていくのに苦戦した。 しかし、疑問が提示されてから、結末が気になって読み進めることができた。 仮面を被っているのは、、、

    1
    投稿日: 2023.02.17
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    #読了 #仮面同窓会 #読書好きな人と繋がりたい 高校の同窓会で再会した主人公と友人3人は、体罰教師への復讐計画を思いつく、計画通りに実行するのだが、その教師が別の場所で死体となって発見される事件が発生する

    0
    投稿日: 2023.01.31
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    僕の嫌いな内容でした。 が!伏線やそれの回収、話のテンポなど全てが良い物語でした! 特に登場人物の関係性の伏線回収は秀逸で読んでいて爽快とも思いました! 全ての登場人物に繋がりがありその全てに意味があるのはとても良かったと思います♪

    2
    投稿日: 2023.01.25
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    んー、何とも言えない幕切れですね。 何かスッキリしないというか・・・ 私はちょっとついていけなかったです。

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    なんとなく気になって買った一冊。 復讐の話だった ラストの手前まで、この先どうなる?と気になって読み進めてけっこう面白かった。 途中これ怪しいなとか、もしかして犯人は主人公? とか、いやこいつが犯人じゃねとかいろいろ考えた。 犯人は、予想してひとだったが、事件の真相は全く予想外だった。 しかも結構昔の事件まで真実がわかるのはある意味スッキリした。 でもラストが残念 なんか後味悪いし、その後も知りたい。 ミステリー小説でなく復讐小説ととらえて読めばこのラストでもいいのかなと思った小説でした。 このラスト… う〜ん…

    3
    投稿日: 2022.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うまく騙された。どこか違和感のある要素がいくつか散りばめられ、真相がどこに向かうのかが読めなかった。事件の真相は意外なところにあり、洋輔は殺されずに済んだが、どこかやりきれなくモヤモヤした気持ちで読了した。

    0
    投稿日: 2022.11.27
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    うーーん。 のっけから、全然引き込まれてはなくて。半分くらいからようやっと、、、って感じもあるものの、、、全体的にうーーん。 これなんだろうな。 私もすごく思うんだ。作家さんそんなにみんな出だしとか変わらない気がするんだけど、もう最初の1.2ページで、ダメだ。これは止まらないやつだ。 っていう本と。 あー失敗だ。 っていう本。大体。この冒頭で一気に世界にひきづり込まれてしまうのと、長編でじわじわと私の生活に侵食してくるものと、大概二つあって、どちらも面白いことの方が多いんだけど、読んでも読んでも世界に入り込めないどこか他人事のような本は、最後まで、へー。で終わるんだよなぁ。 これが筆力の差なのか、そもそも私があんまりにも忙しくて入り込む隙がなかったのか。 わからないけども。 この著者の本、結構有名で他も読んでるけど、どれもイマイチ入り込めてないので、相性も合わないのかも。と、今一度振り返ってます。

    1
    投稿日: 2022.09.04
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    共犯者的な気持ちで読み進めて、友達の態度に腹たったり、すごく不安になったり、ハラハラさせられた〜! そして、まんまとえぇ!?そこそうだったん?ってなったよね。 騙されたけど〜わかるわけないってかずるいわ〜

    0
    投稿日: 2022.08.29
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    ミステリーなのに、読み進めるにつれてどんどん読みたくなくなる。真相に救いがなさすぎて、どれもこれもエグい…。 叙述トリックというか、完全に読み違えさせられてしまった。そこら辺の描き方は素晴らしかった。 ただもう少し最後、どうにかならんかったな…って悔しさすら感じる。

    1
    投稿日: 2022.08.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夢中になってペラペラ読めた、自分を洋輔の立場に置き換えて読んでたくらいに夢中になってた。高校の頃の恨みって結構長い間続くんだなと思って、人に恨みを買うようなことはしない方がいいなって思わされた。

    0
    投稿日: 2022.08.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤から今後の展開を予想させるような書かれ方がされており、その真相が分かる後半の畳みかけ方が凄い。 事件の真犯人の正体も個人的には意外性があり、しっかりミスリードされていた。真相がわかった後のその人物の書かれ方が非常に不気味であり、何とも言えない終わり方でもあった。

    0
    投稿日: 2022.06.19
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    友達からのおすすめで読んだ。 ミステリーは苦手であんまり読んでなかったけど、この本は読んでよかった。 ラストのどんでん返しは痺れた、まさか、、という感じ

    0
    投稿日: 2022.03.28
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    楽しいはずの高校の同窓会に参加したせいで、とんでもない事態に巻き込まれてしまう。 生活指導の教師への復讐に始まり、事態は当時起こっていた事件が明らかになり、その復讐へと動き始める。 怖いのは復讐とはいえ、その行為への残虐性や冷静な態度… しかも、それが最終的に誰の仕業なのかわからないことで、仲間内には互いを疑うぎこちない雰囲気へと悪化。 2022.2.26

    0
    投稿日: 2022.02.26
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    ハッキリいって読後感が最悪です。人間の仮面を剥がした先の、内なる凶気の連鎖が悲劇を生み誰も報われない内容にヤられました。 ストーリーには違和感ちらほら作者のミスリードに引っかかる事間違いなし!そのミスリードの後の衝撃の事実が次々と明かされる怒涛の展開に目が話せなくなります。 読んだ後同窓会に集まる機会があった時に疑心暗鬼になりそうなトラウマ残る作品でした。 『よいしょー!』の掛け声が頭から離れません。

    0
    投稿日: 2022.02.12
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    火の粉でドキドキして、虚貌ではまった 雫井脩介さん。 インスタで見かけて購入した本。 救いようのないいやミス。 救われない結末。 最近温かい話やハッピーエンドが多かっただけに この感覚久しぶりでした。 人って色々な顔をもっている。 その顔を出さないで 上手く周りとやっていく人々を 描くのが上手なのですよ。雫井さん。 心の奥底にある 傷とか 恨みとか 怒りとか。 理性で抑えているものが 沸々と湧き出る瞬間を。 高校の同級生4人がお互い疑いあって 疑心暗鬼になっていく話。 この部分が一番面白かったー! その設定パターンか と思わせておいて そっち!? みたいなことがちらほら。 もう少しラストにワクワク感があると 最後まで楽しく読めたかなー! あまりにも… やっぱり 次は明るい本かなー笑

    1
    投稿日: 2022.01.30
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    * 仮面同窓会/雫井脩介 読みました。 高校生の頃、生徒指導の教師から厳しく 指導されていた洋輔。 抑圧されて屈折した記憶は卒業後、 何年経っても薄れる事なく身体に澱のように 沈澱し続けていた。 同窓会で何年かぶりに再開した友人達からの 子供じみた良からぬ誘いに加わることになり、 洋輔の日常は一変し様変わりすることになる。 自分が見ていた筈の友人の顔や彼らとの関係は 一体何だったのか? 見えていた事実を疑い、疑心暗鬼は最高潮に。 まさかの大どんでん返しで、正に仮面同窓会。 まんまとシッカリ騙されました。 でも、何か煮え切らない思いが残った読後感でした。

    7
    投稿日: 2021.12.08
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    序盤は二重人格なのか?ストーカー男の正体は?とぞくぞく感があったが、終盤の失速感が非常に残念。連載漫画の打ちきりのような、稚拙さがあった。 雫井さんだったので、期待しすぎたか…

    0
    投稿日: 2021.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半、押し入れから兄が出てきたあたりから急にコミカルな描写が出て来て、狂気じみた違和感がどうにも気持ち悪い。 最後は復讐に燃えたヒーローが登場するのかと思いきや、微妙な感じでみんな狂っていました。

    1
    投稿日: 2021.05.24
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    2016年の文庫創刊20周年投込みチラシ入り。岩田剛典氏が若い。 内容には正直がっかり。 耳鳴りの時点でひょっとしてこうかな?と思ってたら果たして本当にそうなってしまった。 極め付けはラストシーン。確かにある意味で衝撃的ではあったが。 1刷 2021.4.1 修正

    0
    投稿日: 2021.04.17
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    面白かった!相変わらず雫井さんは「誰がなんなの???」ってさせるのがうまい。 他の作品に比べると登場人物のサイコパス感は薄め。

    0
    投稿日: 2021.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    後半の読み手を混乱させるような持って行き方とか、狂気的な表現は面白くて良かったけど、ミステリーあるあるの狭い世界のなかで起こりすぎてる感が否めないのと、経緯やバックグラウンドの詳細はさておき、真理とジョージの2人が事件に絡んでいる事がなんとなく読めてしまったので、読後の満足感としては正直なんとも、、、どんでん返しを狙おうとしてちょっと失敗しちゃったように感じてしまった。ふーん、、、程度かな。。。 もっと若い頃に読んでたら面白いと感じたかもしれない!

    0
    投稿日: 2021.02.28
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    同窓会で語られるのは、思い出と犯罪計画…。かつての体罰教師への仕返しを実行した洋輔ら四人だったが、思わぬ殺人事件に巻き込まれる。衝撃のラストに二度騙される長編ミステリー。 謎がなぞを呼び、主人公が人間不信に陥っていく過程がよかったが、結末と動機にとても違和感がある。"兄えもん"の登場時点でがっかりしてしまった。

    0
    投稿日: 2021.01.21
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    20代の男4人が、高校時代に虐げられた教諭に対して行った復讐をめぐる話。読書を引き込む文章はさすがだが、筋が強引だし、いくら小説とはいえ、リアルじゃなさすぎるだろ、という設定に少しがっかり。

    0
    投稿日: 2021.01.19
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    仮面同窓会、読了。 仕事を中心とし、繰り返しの毎日に希望も持てない洋輔が、かつて密かに想いを寄せていた美郷と偶然に再開したことで物語は進んでいく。 高校の同窓会を経て、高校時代に煮湯を呑まされた教師への復讐が始まっていく。 しかし、事態は思わぬ方向に流れていってしまう。 以前、別の著作の火の粉を読んでいたこともあり、雰囲気を被らせて読んでしまった。 意図せず自然と滲み出る狂気、真相に手が届きそうで決定打がないソワソワ感。 そんなものを楽しく読んでいたが、終盤に差し掛かり突然変わってしまった。 稚拙な表現しかできないが、最後には洋輔への嫌悪感と、読後のモヤモヤしか残らなかった。 洋輔、なんとかならなかったのか。 一喝してやりたくなる。 誰しもどこかで狂っているんだろう。 だが、それで人に依存してしまったり、それで人を支配するのはたちが悪い。 火の粉の時は単純な狂気であり、明らかな悪がいた。 でも、仮面同窓会は、人の醜い部分を切り取ったような印象を受ける。 結局は、やるなら1人でやれ。 これに尽きると思う。

    6
    投稿日: 2020.10.22
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    ドラマを先に見ていた。ドラマもずいぶん突飛な展開だったけれど、小説はそれ以上だった。 「俺」はたぶんあれなんだろうな、とあたりをつけていたのが全然違って、更にまた違って。 ドラマであらすじを知っていたのに面白く騙された。 原作➡️映像が基本だけど、このドラマは配役がとても良かったと思う。カッシーと希一が特に。 原作にはない雛形あきこの教師役も良かった。 ドラマは、そんな終わりかたできる? って感じで、 原作は、なんちゅう終わらせ方すんの? って感じ。

    3
    投稿日: 2020.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初雫井作品。 うーん、、読むんじゃなかったというのが真相が分かった時の正直な感想。読んでいい気分ではないかな。 途中までは面白く、上の兄のくだりは、みごとに騙されてました。緊張感のあるミステリーというより、人間の嫌な部分を見せられた感じ。それも最低な人たちの最低な行いをただ見せられただけって感じ。これがイヤミスっていうのね… 唯一わかるところとすれば、支配してくる人間というのは一定数いて、主人公のような性格はつけいられないようにしなければならないということ。私も主人公側だから気をつけよう。 ラストの賛否が分かれるみたいだけど、鉄の結束の真相がかなり嫌すぎたので、ラストについては別に何も思わずうまくしてたなって思いました。

    0
    投稿日: 2020.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリアスなフーダニット系のミステリーなのかなと思って読んでいたら・・・バカミスでした。 仕掛けが沢山ある事が感じられて、終盤手前まで興味深く読んでいたのに。 点数ほど憤慨したわけでも、詰まらなかったわけでもなかったのだけれど、最後まで読んだ時のしょうも無い気分はなかなか貴重な体験でした。 すっきりするんだかしないんだかも分からないモヤモヤ感があります。 でもバカミスとして嫌いかと言われれば嫌いではない、でも読まなくてもよかったかなと。 どっちなのかと言われても困るのですが、他の人には勧めません。

    3
    投稿日: 2020.06.25
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    全くスッキリしなかった… 色々と裏切られたりどんでん返しな展開だったけれど、狂ってる人が多すぎて。。 登場人物誰にも共感出来なくてイラッとくる場面も多かった。 親友とか言いながら簡単に疑って決めてかかったり、相手の親友と知りながら疑ってると下世話な話をしたり、この登場人物達の友情ってなんなんだろう? イヤミスとも違う、誰も幸せにならない感じ…

    1
    投稿日: 2020.06.04
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    ラストが、えっ!ちょっ!待って!て感じ。うーわー…です。 そして、途中で終わっちゃった感。終わらない地獄。

    0
    投稿日: 2020.03.25
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    うーん… 私には合わず。 やっつけ感を感じてしまう展開とラスト。 雫井さんの著書を初めて読んだだけに、この印象が残ってしまって他の本に手が出ないかも…

    0
    投稿日: 2020.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪しい人が多くて誰がやったんだ?と とても気になる展開だった。 二重人格かと思ったら押し入れにいるのは さすがにえぇ?っなった(笑) 後半もなるほどね、となったのでスッキリ ただ続きがもう少し気になる。

    0
    投稿日: 2019.11.25
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    原作を読む前に、ドラマを見てしまったのが 良くなかったのか… 出てくるキャラの印象が違っていて、読んで ても、違和感だらけ エンディングがまるで違っていたし… 先に原作を読んでいれば、また違う感じ方 だったかも

    1
    投稿日: 2019.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    え、頁もうほとんど残ってないけどどうやって終わるの?まとまる?大丈夫?と思いながら読み終わってしまった。 いやミスだったのかー 叙述トリック。

    1
    投稿日: 2019.07.23
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    高校の同窓会で再会した洋輔ら4人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。 計画通り、拉致し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。 面白かった!! 途中、中だるみもするが、ラストはびっくり! 現在、放送されているドラマはどのように収束させるのか、楽しみ。 小説の舞台はおそらく著者の出身地である愛知県小牧市、登場人物の会話は名古屋弁、名古屋の地名も出てきて、その点も楽しめた。

    0
    投稿日: 2019.06.18
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    面白かった 登場人物はみんな悪人、最後の展開はいまいちで、後味最悪ですが、ストーリ展開は楽しめました。 ほめてるのかけなしてるのかわからない書き方で、ごめんなさい(笑) ストーリとしては、 同窓会で再開した洋輔は、高校時代の体罰教師への仕返しを計画する3人に巻き込まれ、4人で決行することに。 具体的には、刑事事件にならないよう、拉致して、いたずらして怖がらせるというモノ。なんだかんだで目的を達しますが、翌日にその教師が死体で発見されます。 犯人は4人のうちの誰かとしか考えられない。 誰が殺したのか?疑心暗鬼になっていきます。 さらに、洋輔には死んだ兄の声が聞こえる二重人格らしい記述があったりして、兄の人格が殺したのか? さらには、ガールフレンドやそのストーカが事件を知っていたりと、どうなる?っていう展開です。 そして、仲間の一人がさらに殺されます。 いったい、殺人犯は誰なのか? その動機は? で、ミスリードを誘う語り口から、驚愕のラストとなるのですが、このラストの展開の仕方が、かなりいまいちっていうか残念。 登場人物はそんなキャラだったの?ってな感じ。 犯人、そして、全ての真相は意外な展開でしたが、何とも、最後の最後で後味が悪すぎる。 だれも救われない展開、全てが悪人 これが「イヤミス」というモノなのね。 読後感にいやな気持が残る物語です イヤミスが好きな方にはお勧め!

    1
    投稿日: 2019.06.16
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    テレビドラマ化されるということで購入。 読み終わった後、最初に思ったのが「え?ここで終わり?」でした。一応、事件という事件は解決するのですが、また新たなことが起こるのですが、中途半端に終わるので、モヤモヤ感が満載であり、嫌な終わり方でもありました。 途中までは、様々な伏線があったり、この人怪しいなと思わせてくれたり、ミスリードさせるような構成になっていたりと面白かったのですが、全て伏線が回収されるわけでもなく、あっけなく終わりましたので、唐突すぎるという印象でした。後半まで仲間同士の疑い合戦がゆっくりと進行していて、あとページ数少ないけど大丈夫かなと思いましたが、案の定、雑に回収した感があり、消化不良でした。 個人的には刑事の視点からも取りいれてほしかったなという印象でした。テレビドラマでは、どのような感じになるのか楽しみよりも不安が大きく思わせる作品でした。

    0
    投稿日: 2019.04.28
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    同窓会で集まった高校の同級生が酷い指導を受けた元体育教師を拉致しイタズラ程度の復讐をするが、その元体育教師は池で死体で発見される。。。 最初から分かるけど、叙述トリック。叙述トリックにありがちなラストのどんでん返しと言うよりも「それはないやろ」って展開。最後も救われない。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    思いのほか後味が悪すぎる。 読みだしてそうそう、洋輔は二重人格やと思ってたけど、まさか兄だったとは。 なんじゃこの展開は!と思ったら、予想外のラストだった。ビックリではなく、なんや!って感じ。

    0
    投稿日: 2018.10.10
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    仮面、、登場人物全員が仮面をつけている。 ラストは意外だったったけど、もう少し続けても良かったかも~。

    0
    投稿日: 2018.09.04
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    (2018.03.04読了) 長女が「すごく面白かった」と言って貸してくれました。 ミステリーなので先は気になってどんどん読みました。 でも、私にはいまひとつかなぁ… 若者向けの感じです。

    0
    投稿日: 2018.08.26
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    青春の思い出を語り合うだけのはずだった。同窓会で再会した洋輔ら四人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。計画通り暴行し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。犯人は俺達の中にいる!?互いへの不信感が募る中、仲間の一人が殺されて…。

    0
    投稿日: 2018.05.27
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    面白かった。途中で「こいつ怪しいな…」って人物は出てきたけど、洋輔の途中途中の怪しさもあって「え…?え…?」ってなって楽しかった!でも最後はちょっと悲しかったかな……。想像は出来ていたけど。

    2
    投稿日: 2018.01.21
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    良くも悪くもエンターテインメント。 ドラマにしたら安っぽくなりそうな…。 いや、面白いんだけどね。

    0
    投稿日: 2017.12.03
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    高校時代にいじめられた体育教師に復讐しよう―。大人になった主人公たち4人の計画。最初のほう、あまりにもばかばかしくて、「これ最後どうなるんやー」と思ってパラパラ読みとばしてしまった。そしたら教師が殺されてびっくり!これは面白いかも・・・!?と思って最後まで読んだけど、あまりにもラストの後味が悪くて、読む価値なかったなーと思った。うーん。

    0
    投稿日: 2017.11.05
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    「信頼できない語り手」ものは自分は少し苦手なのかもしれないな、と思いながら読み進めていったら、それどころか自分の大嫌いなカタストロフィものだった、読み終わって壁に投げたくなるタイプのやつですごく残念。 文庫背表紙に書いてあるあらすじ(つまりアイデアと舞台立て)がすごく面白そうなだけに、内容があらすじ以下であるという印象。

    0
    投稿日: 2017.10.06
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    同窓会をきっかけに、再会した4人がかつての高校教師に復讐を企てるところから始まるストーリー。 怪しいと思っていた人物がやはり怪しく、謎解き的には少々肩透かしをくらった感じでした。 ちょっと後味が悪い作品でした。

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    投稿日: 2017.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    意外とサクサク読めた。 共犯者4人の疑心暗鬼に陥るくだりでは、もちろん洋輔の二重人格を疑って読み進めていましたが、キレイに裏切ってくれた。 14年前の事故の真相と八真人と希一の関係性は誰が読んでもわかると思う。 真犯人の意外性にも乏しかったけど、ラストの後味の悪さは逆に新鮮だったと思う。 悪事を企てた罰ですね。

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    投稿日: 2017.08.16
  • それぞれの闇が予想以上に深かった。。。

    高校の同窓会で再会した同級生が、 先生に仕返しを目論むところから物語が始まります。 最初は仲間だった者同士がお互いを疑いだし、 みんな結局は仮面をかぶっての友達か、 と思ったら、さらにもう一段階ありました。 (ネタばれするので詳細は控えます) 「仮面同窓会」はこれ以上ない、この作品にぴったりのタイトルです。

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    投稿日: 2017.05.26
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    読み逃していた雫井作品を続々と読んでます。 「犯罪小説家」を前に読んでいて、同じ漢字五文字だったため、もう読んでいたと思い込んでいました。。。 感想は。。。面白かったのですが、後味が・・・。

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    投稿日: 2017.03.11
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    ・・・いわゆる復讐劇は読むのにも、かなりエネルギーがいる。思いがけない登場人物も現れて驚かされもする。疲れているときはなかなか前に進めなかった。

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    投稿日: 2016.11.21
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    初雫井作品。最近よく目にする作家。プロットを組み立てた後にそれをバラバラにして、ストーリーを作っていくのがうまいなぁと思った。 評価低いですね。。読者にも話が見えてこないのに次々に展開ばかり進む伏線とかもどかしさが良かったのに。 こういう本って、帯や作者名ですらネタバレになるよね… 殺人の動機って、怨みよりも焦燥感の方が強いのかなぁと思ったり。

    0
    投稿日: 2016.11.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    洋輔が兄と会話している場面で、「ああ、横山秀夫さんの影踏みみたいな感じかぁ」と思っていました。 ところが、まさかの正体。 思わず笑ってしまいましたよ。 この人が現れた段階で、ずいぶん軽い感じになりましたね。 そして美郷の変わりっぷり。 洋輔、気の毒(笑)

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    投稿日: 2016.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テンポよくどんどん物語が進んで引き込まれていくけど 今回は途中でどうなりそうか分かったなぁ。 でも最後の最後は本当に救いようのない後味が悪い。 途中までは緊迫した雰囲気の中進んでいくけど最後のあの感じはなんだかな~ 兄えもんとかちょっと軽くなっちゃった そして、これで終わり?!終りなの?・・・みたいな

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    投稿日: 2016.11.15
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    後味のいい本ではないかな、確かに。 でも考える。 マインドコントロールは気づかれないうちにコントロールされてるからマインドコントロールなのだ。

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    投稿日: 2016.11.14
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    うーん…。前半の期待が見事に裏切られたのは、驚きだったが…。親友を殺された美郷の復讐にも納得がいかなかったし、兄えもんも要らなかったなあ。出来れば、洋輔の多重人格でシリアスに読みたかった(?)残念。

    0
    投稿日: 2016.11.10
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    最初は展開が読めて、ああこうなるんだろうな、やっぱりな、って感じだったんですが、後半は正にどんでん返しで、どんでん返し好きとしては面白く読めました。が、最後は後味悪いです。

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    投稿日: 2016.11.07
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    グングンと読みやすい作品だが最後の真相とオチがこうなると多少スッキリしない。 部分的に無理なこじ付けの様な所を感じてしまう。

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    投稿日: 2016.10.20
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    雫井脩介は好きな作家だが評価に迷った。後半の急展開も思ったほどの意外性が感じられなかったし、もう少しサスペンス性が欲しかった

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    投稿日: 2016.10.14
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    読みにくかった。 なんでかな? 登場人物の誰にも共感できず、キャラも好きになれなかったし、突然別人キャラが話しだし、唐突さに戸惑いを感じた。 兄の存在ももう少し意味があればよかった。 美郷もいい娘かと思えないまま読みすすみ、結果、なんだかなー。 同級生との付き合いも、体罰教師も、 期待したのに全部がびみょうに残念で最終的に残念なんだ( ̄▽ ̄)

    3
    投稿日: 2016.10.08
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    最終的に、何とも救いのない話であることか。 同窓会で再会した高校の時の四人組が、体罰教師に意趣返しを企てるが、思わぬ展開に。 それぞれが疑心暗鬼になり、「WHO」その解明に、登場人物たちとともに読者をも、惑わせる。 その結果の読後感は・・・

    2
    投稿日: 2016.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〔要旨〕青春の思い出を語り合うだけのはずだった。同窓会で再会した洋輔ら四人は、旧交を温め合ううちに、かつての体罰教師への仕返しを思いつく。計画通り暴行し置き去りにするも、教師はなぜか別の場所で溺死体で発見された。犯人は俺達の中にいる! ?互いへの不信感が募る中、仲間の一人が殺されて……。衝撃のラストに二度騙される長編ミステリー。 ◯良かった点 序盤からあからさまだった洋輔の二重人格疑惑の真相が明らかになった時の驚き。 美郷の役割。 四人の疑心暗鬼になる描写。 ▲イマイチだった点 ・序盤から主人公たちに対する共感が持てなかった。高校時代の体罰をそこまで根に持つのか?後にこの違和感が解消されるような理由付けはあるが、共感出来ないだけにイタズラの犯行に及ぶまでの前半部分を読むのがきつかった。 ・後付け的に洋輔以外の三人の留年などの設定が出てくるのはおかしいと感じた。 ・美郷と譲司の出会い、八真人の過去の弱み〔盗撮、洋輔の兄を突き落とした〕などが終盤一気に明らかになるが、説明的だった。 ・樫村、和康の殺害の犯人は、明らかになるまで分かりはしなかったが、面白みは感じなかった。 =総論 作中に散りばめられた過去の事件と仮面同窓会の参加者それぞれの過去のエピソードなど要素の一つ一つは面白いものに感じる。 それら一つ一つが最終的には関連があると分かるが、何故かしっくりこなかった。 再読ミステリーと銘打っていたが、再読の必要性は感じず、一読で全容は理解できる。作中は終始シリアス展開で暗い印象だったが、終盤から一気にコメディ展開になりなんだかよく分からなくなってしまった。 著者の作品は他にも読んでいるが、今作はオススメしない。

    0
    投稿日: 2016.09.18
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    予想していた結末を作中でさっくりと否定された中盤。 次々と明かされる一連の事件の真相に、頭はこんがらがるばかり。残酷さを越えてコミカルですらある真犯人たちのやりとりに翻弄される洋輔に、はじめて共感を覚えた。 救いのない物語ではない。 過去に囚われて明日も生きていくのは本当に泣きたくなるけど、いつかはどこかで終わりは来る。 だから明日も拳を突き上げ、空に叫ぶのだ。 「よいしょーーー!」

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    投稿日: 2016.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雫井さんの作品は初めて読みましたが、正直合わなかったです。 予想外の展開にこだわりすぎて、上の兄の存在がぞんざいに扱われていたのが頂けませんでした。 もっと綿密な伏線があったら楽しめたかもです。

    1
    投稿日: 2016.09.08
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    余りスッキリしないミステリー。同窓会で再開した洋輔ら四人が、高校時代の体罰教師への仕返しを目論む。少し痛め付けたはずが、何故か他殺死体で発見された体罰教師。一体、誰が… 洋輔の兄の設定が余りにも納得いかないこと、高校時代の出来事に起因する展開も今一つ。雫井脩介にしては珍しい失敗作ではなかろうか。

    2
    投稿日: 2016.09.01
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    「犯人に告ぐ」以来、久々の雫井脩介。 同窓会で再開したかつての仲間達が、体罰教師への仕返しのつもりで決行した拉致暴行から、その教師が死亡し・・・ 仲間達の疑心暗鬼から派生する様々な感情を巧みに交えながら展開して行くのですが・・・落とし所に違和感 ってか、ちょっと無理ありませんか?? 帯書きにつられて読みましたが・・・評価は分かれる?? 私的には・・・少々残念な感じでした。

    0
    投稿日: 2016.08.28
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    (ネタバレあり) 高校時代の生活指導の先生に復讐しようとする前半。短絡的な行動だなと思いつつ、その後先生が殺されたことが判明してからは仲間内での疑心暗鬼が物語の中心になる。 ただ、この小説の核は時折聞こえる兄の声と、俺という一人称の登場人物。多重人格を匂わせつつも後半それを否定する。押入れに同居している設定はビックリ!笑えるレベル。 辻褄があわない部分は、ラストで一気に説明し、後味の悪いラストになだれ込んでいく。 物語の様相の変わりようを受け入れられないまま終わってしまった。面白い!と自信を持って進められないが、心には残った。

    0
    投稿日: 2016.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは。。何とも後味の悪い作品。救いがない。誰も信用できなくなっちゃうよ。作者は何を言いたかったのか。。。 舞台が愛知のようなので、ところどころ会話に名古屋弁(らしい)が出てくるけど、その必要性って?読みづらいだけでした。方言を使ってる作品は好きだけど、これは不要だと思う。

    2
    投稿日: 2016.08.24
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    あらすじを読んでおもしろそうだと思って買ったんですが、喜劇というか奇劇というか、ツッコミどころ満載で当初想像してた面白さとは別の面白さがありました。 とりあえず最初の体罰シーン。「よいしょー!」ってなんなの……売れない芸人の一発ギャグみたい。こんな完全にネタにしかならないようなものを大人になるまで引きずって恨んでる洋輔。それだけ暗い性格なら、そりゃ営業成績も良いわけないですよ。あたしだったら同窓会の良いネタにして笑っちゃうけど。少なくとも引きずることはないですね。 それからラスト30ページは棒読みの役者が揃う舞台を見てる気分でした。でも妙にテンポが良くて面白かったです。この話が映画化されたら演じてる役者はこのシーン楽しいだろうなぁ。ただつまらない映画にはなると思うけど。 読んでる中で唯一印象的だったのが名古屋弁です。東海地方民として普段普通に使ってるんだけど、こうやって紙の上に文章として表現されると何だか汚い言葉遣いだなぁと思ってしまいました。ちょっと気をつけようと思います。ただ、そのおかげで登場人物たちのゲスい雰囲気が良くでてたなぁとは思いました。

    0
    投稿日: 2016.08.20
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    主人公の洋輔が気の毒になった。 慕っていた兄を亡くし、 友達だと思っていた仲間には疑われ、 学生時代に好意を抱いていた女子と恋仲になれたと思っていたら利用されていて。 真実が分かっていくたびに、 虚しさを感じた。

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    投稿日: 2016.08.19
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    まさかこんなに後味の悪い結末を迎えるとは。 心の声は、なかなか良い。 でも、結末がなぁ、救いがなさ過ぎ。

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    投稿日: 2016.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    201608/嫌な終わりといえば嫌な終わりだけど、面白かった。登場人物達が、妙にコミカルに書かれているのがいまいち。ジョージとか兄えもんとか、上滑りで何故そういうキャラ設定…(例えば伊坂だったら多分こういうキャラを違和感なく物語にとけこませると思うけど)。後半の美郷と彼らの会話文もここまでの物語を一気に寒いギャグ形式にしてしまうだけで逆効果では。文庫版背表紙に「二度騙される」って書いてあるのも興ざめ。

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    投稿日: 2016.08.07