
総合評価
(86件)| 33 | ||
| 28 | ||
| 7 | ||
| 1 | ||
| 1 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほのぼの。お城とか出てくる話が好きだけど、そこよりもキャラがみんないいのと展開とか言い回しが独特な気がして好きだった。 最後ルクマンとオドンチメグの手のカットで月日が流れたシーンは涙が止まらなくて、こんな幸せな日々の中何年も過ごせることがとんでもなく羨ましくて素敵だと思った。
0投稿日: 2025.06.07
powered by ブクログ[引用]お嬢さんは 二度と 置いていかない(p.254)[内容]仲の悪い二国、国力はあるが水のないA国と水だけは豊富だが国力のないB国は最も美しい娘と最も賢い青年を交換することになったが互いに犬と猫を送った。贈られたA国の姫サーラとB国の青年ナランバルヤは偶然親しくなって、水路の建築そして国交の樹立をめざすラブラブなコミックス。[感想]主人公二人の性格がいい。ちょっとお気楽やけどまっすぐでボケてるところもあり。全編おっとりでいってほしかった気もするけど。 ■簡単な単語集 【アジーズ】A国の名建築家。どこぞの有名建築家に似ている。 【オドゥニ・オルドゥ】B国の族長。A国の国力を見誤って戦争しようと考えている。 【オドンチメグ】「星の輝き」という意味。A国からB国に送られた猫。「一番美しい娘を嫁に」という条件にある意味叶っているのかもね。 【建築】アジーズの《建築っなにかね》という質問にナランバルヤは《人が集まる場所です》と答えた。(p.193) 【サーラ】A国の百番目くらいの姫。国境付近でばあやとともに暮らしている。B国の一番賢い若者を婿として送られた。 【サラディーン】ムーンライト・サラディーン。レオポルディーネに可愛がられている青年。姫たちの愛人。左大臣。歌って踊れてトークもできるA国唯一のイケメン俳優。 【ジャウハラ】A国の知識人。囚われていたマッチョ。 【族長】→オドゥニ・オルドゥ 【ナランバルヤ】B国の図書館長の息子。国境付近で学者として暮らしている。A国の一番美しい娘を嫁として送られた。 【パウラ】ピリパッパの取り巻きだったがナランバルヤの応援をすることになる。 【ピリパッパ】A国の大祈祷師。おそらく姫たちと仲が悪い。 【ライララ】A国の謎の人物。暗殺者のようだ。姫たちについている。 【ラスタバン三世】A国の王。サーラの父。 【ルクマン】B国からA国に送られた犬。「一番賢い若者を婿に」という条件にある意味叶っているのかもね。 【レオポルディーネ】A国の姫。一番年上の姫? 《レオポルディーネは 意地悪考えてるときが 一番 魅力的だね》。けっこう国際情勢にくわしいようだ。
3投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログアニメ映画化して児童書版も出ています。 賢くて勇気があって食べることが大好きで少しぽっちゃり体型のお姫様に注目。自分と似た体型のお姫様の活躍に勇気をもらえる子どももいるはず。 (作品の中に多様なキャラクター表象を増やそうとする取り組みを「リプレゼンテーション」といいます) また、この国の知識階級の男たちはみんな身体を鍛えているんだ、と、古代ギリシャの「理想の男」の価値観に則ったキャラクター造形にも注目。 賢いキャラ=眼鏡で細身体型で……というステレオタイプイメージをくすぐっていて、興味深いです。 お姫様の恋の相手のキャラクター造形にも注目。
0投稿日: 2024.08.20素敵な話
映画を見てこの原作も購入しました、どちらも素晴らしい。 万人に薦めたい素敵な話です。
0投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長い壮大な物語を読んだような読後感、そして、作品全体を通して感じるほんわかした柔らかい雰囲気に満ちた世界観。 いろんな愛が紡がれていく過程と、そこから生まれた愛が後世へ受け継がれていく回想。 大団円を迎える、まさに物語らしい温度感ある作品でした。 謙虚さと気品をもったサーラと陽気さと叡智をもったナランバヤルから、容姿ではなく内側にある魅力の尊さについて改めて考えさせられました。
0投稿日: 2024.02.17
powered by ブクログ岩本ナオ先生の独特のテンポと間と ほのぼの描写と絵柄が大好きです。 だからこそ街でうわさの天狗の子みたいな ファンタジー要素を日常に落とし込む話の方が 個人的には好きなので、 この物語は一度読んでお腹いっぱいになり、 手離してしまいました。 でもやっぱり可愛いです。
0投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ些細なこと(犬のう〇〇の片付け)でもすぐ戦争騒ぎになる仲の悪い隣国、A国とB国。神様はそんな両国を憂い、A国はいちばん美しい娘をB国に嫁がせ、B国はいちばん賢い青年をA国に婿にやるようお告げを下します。 A国の王女サーラとB国の技術師ナランバヤルはそんな最中で偶然出会います。 ふんわりした御伽噺のようで、スリリングな展開があり、笑いあり、胸熱ロマンスありで、とても充実した濃い物語でした。 サーラが美少女ではなく、ナランバヤルがイケメンでないのがむしろこの物語にはピッタリで、とてもピュアで好感が持てます。 アニメ版も見てみたいですね。
1投稿日: 2023.05.31
powered by ブクログ映画を観て、好きだったので、原作買ってみた。内容も、セリフまわしもほとんどそのまま。ただ、背景の描き込みがまるで違う。映画は凄かった。それに、音楽がピタリとハマっていて、 エヴァン・コールの良さを再確認。サントラも買ってしまった。観てない方は、少女マンガもイケるなら、是非観て欲しい。 他の岩本ナオの作品を買ってもいいかなと思うくらいには、原作も面白かった。
2投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画の予告を観て興味を持ち、調べたら全一巻ということだったので早速読んだ。また、読んだ後で『このマンガがすごい!2017』オンナ編1位を受賞していることを知り、得した気分。 国同士のいさかいのなりゆきから、お互いに配偶者のフリをする羽目になった2人が惹かれ合い距離を縮めていく過程やすれちがいがかわいらしい。(なぜかナランバヤルは江戸っ子のような話し方なのが不思議だった) 冒頭からおとぎばなしのようなテイストではあるが(あの魔法のステッキを持った神様は一体!?)、長年いがみ合う国同士のいさかいを、戦争ではなく国交を開いて水路を作ることを目標におさめていくところがよかった。 一回目に読んだ時は先を急ぎすぎて展開やセリフについていけないところもあったが、二回目はじっくりと読んでストーリーやセリフを堪能することができた。全体的にかわいらしい絵柄の中、一人異彩を放つあの建築家のモデルは安藤忠雄!?
1投稿日: 2023.02.20
powered by ブクログ映画→原作。 原作はやはり安定の読み応え。映画と違いを比べながら読むのも面白かった!スペシャル版にして正解!
0投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログアニメ映画化って聞いて、そういえば持ってたな、と思い再読。 初見は評判良い作品ってきいたので買ってみたんだけど、感動!とまではいかなかったという印象だった。 話はキレイにまとまってるし、独特の世界観と絵柄はハマる人にはハマるのかも。 ただマロニエの時もそうだったけど、この作家さんの作品は二度三度読み返してじわっと面白さがわかってくるのかも。私の読解力のせいかもだけど。 アニメはちょっと面白そうに見えた。
0投稿日: 2023.01.28
powered by ブクログ金の国 水の国 (フラワーコミックスアルファスペシャル) 著作者:岩本ナオ 発行者:小学館 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 facecollabo home Booklog https://facecollabo.jimdofree.com/ 賀来賢二さん、浜辺美波さんが声優に努めて、アニメ映画化! 公開日:2023年1月27日(金)〜 公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/kinnokuni-mizunokuni-movie/ Twitter:https://twitter.com/kinmizu_movie
2投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログマロニエ王国がとても素敵な漫画だったので購入しました。こちらも素晴らしい。 とても読み応えのあるお話でした。仲の悪い二つの国の緊迫した情勢なのに全編優しい雰囲気なのは主役のお姫様の人柄かな。ワンコとニャンコがすごくかわいいです。本当に絵が綺麗。 表紙と帯の色合いと紙質が好きです。分厚さも好き~!
0投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログライララさんいいキャラしすぎでは? 2人の優しさにキュンキュンする。 最後の奥さんはいなくて猫だとわかった時のお嬢さんの表情とセリフすごく可愛い。 見た目では美しくはないかもしれないけど間違いなく心が美しい人だと思った。
1投稿日: 2022.06.12
powered by ブクログあまり好きではない。ゆったり A国[金の国]とB国[水の国]のおはなし。AとBは仲が悪く、仲裁人が、Aから綺麗な娘をBにおくるBから一番賢い男を送ることになっていたが、、偶然出会ったふたりがおりなす
0投稿日: 2022.03.17
powered by ブクログ『このマンガがすごい!2017 オンナ編1位』というのをみて、読んでみた。軽快にさくっと読み進められ、読み終わったあとはほんわか心が温かくなる素敵な物語だった。キャラも良い。いつまでも家に置いてあり、なんとなくたまに読み返してしまう。
0投稿日: 2022.02.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
吉本ばななさんが、自身の本の中で次のように褒めておられました。 『これはすごいなと思ったんですよ。男女の一つの理想形が描かれていて、女の人が思い描く男性の理想形でもあるし、男の人の想い描く女性の理想形でもあるし、・・・』 わたしも素敵な二人だと想いました。 『「人間はどういう人と一緒になったら幸せだと思うか」と質問されてお婿さんはこう答えるんです。「死んだ母が言っていたことだけど、結婚は楽しいことだけじゃない。苦しんだり掻きむしられるようなつらいこともいろいろあって、時間をかけてだんだん、かけがえのない何かに変わっていく。それが結婚ということだから、結婚相手は、あなたのことを自分の家族かそれ以上に大切にしてくれる人を選びなさい。例えば、このたった1枚残ったクッキーを、さっと食べちゃえる人とは一緒にならないほうがいい。というわけで、どうぞ」って言って、お姫様にクッキーをくれるんですよ。』 とても長い引用になりましたが、吉本ばななさんのこの文章を読んで、『金の国水の国』に興味を持ち取り寄せて読みました。 そして、この場面で、やはり感動しました。 他にも素敵なシーンやセリフが色々あり、大満足でした。
1投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログほぼ無料クーポンがあったので1巻完結で探して読んだのですが、2回読んで本当に良い話だなぁ~と実感しました。 メインのふたりもとてもよいけど、イケメン左大臣といじわるお姉様がよいね。
0投稿日: 2022.01.05
powered by ブクログ表紙に惹かれて。 内容は普通。 ナランバヤルが人柄が良いのは分かるが、もう少し品が良ければなと思いながら読んだ。
0投稿日: 2021.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。大好きな漫画です。 2017年このマンガがすごい!のオンナ編で第1位に輝いたマンガ。 第6話のサーラが「いつでも難しい方の道を選んで下さい。」という言葉があり、とても胸に響いた言葉です。 ラストシーンも何年後と書くのではなく、動物の足の大きさで時を経つのを表していたり、「好き」と言わなくても気持ちが通じあったとわかる言い回しがされていたりと読み手に想像させるのが上手だなと思います。もちろん絵もキレイ。ずっと手元に置いておきたいマンガです。
0投稿日: 2021.08.24
powered by ブクログなにこれおもろ〜!というかめっちゃ綺麗でした〜! 中世ヨーロッパっぽい雰囲気と、2つの国の対立とか政治とかを扱ってるのに、柔らかい空気感がずっとあるのがすごく素敵でした〜。
1投稿日: 2021.07.27
powered by ブクログやっぱり岩本ナオ先生のセリフまわしも雰囲気も全部最高で大好きだーー! ナランバヤルさんのあっし口調がとても好きです。 あとライララさんとかずるいキャラばかり…。
1投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログ読了:2017/8/8 ほんわかして、優しい人に触れたくなる漫画。 ナランバヤルのお父さんのセリフ。この辺Web広告で見て読んでみたいと思ったのだった。 「結婚して他人と家族になるということは、夢物語ではない 我慢することや悲しいことは、波みたいに押し寄せてきて 最初に感じた愛や恋は、月日と共にどんどんすり減って、違う何かに変わっていく だから君は、その時の美しさよりも、一瞬の楽しさよりも 自分の親兄弟と同じか、それ以上に自分を大切にしてくれる人を探しなさい」
0投稿日: 2021.05.13
powered by ブクログお伽噺のような2つの国の男女の話。 2人の愛が2つの国を結ぶ。 ダイナミックな話なのか、こじんまりとした話なのか、少しどっちつかずの印象。 このボリューム感であれば、もっと密室的な感じでもよかったかも知れません。 絵、世界観は、やはりオリジナリティ高し。
11投稿日: 2021.04.05
powered by ブクログぽっちゃりの姫と設計士の青年のロマンスが成立する少女漫画、そこがいいのかもしれない。殺伐とした権力闘争も含んでいるのに、全体としてふわっとした感じになる不思議さがある。 天空城を見上げるシーンはきっと作者が楽しんで書いているんだろうな。
0投稿日: 2021.01.25
powered by ブクログ漫画大賞2017で2位に選ばれたことで、この本を知り読んでみました。 内容は、敵対関係にある2国の男性技術者と末端王女の恋物語と2人を起因とした国の変化。 まるで昔のおとぎ話を、読んでるかのような気持ちになれる漫画でした。 少女漫画だと思いますが、おとぎ話のようなラブストーリーは男の私でも楽しめました。 2巻3巻と続く漫画かと思って読んでいましたが、1巻完結なんですね1冊に上手くまとまっている漫画だと思います。
0投稿日: 2020.07.20
powered by ブクログほんわかおとぎ話ファンタジー…なんだけど、考えさせられる要素がたくさんある物語。1巻完結。 仲の悪い2つの国が、折り合いをつけるために、それぞれ「一番美しい娘を嫁に送る」「一番賢い青年を婿として送る」という条件を神様から申し付けられちゃうところから始まる物語。選ばれたのは、それほど美しくない姫と、賢いけど貧乏な青年。その2人が、互いの国の内情を少しずつ知っていき、いろいろな人達を巻き込んで、2つの国の王様たちの心を動かしていく…。 美男美女じゃないのに、いや、美男美女じゃないからこそ、なんだかほんわかと楽しめるお話でした。 今日1日で、何冊の感想を書いてるんだよ!って感じですが、いやいや、どれも今日1日で読ませていただきました(フラジャイル16、うちの旦那が甘ちゃんで、金の国水の国)。 この「金の国水の国」は、美容室においてあって、カラーしてもらっている間にざっと読んじゃいました。読み終わったんだけど、いやいやもっとじっくり読みたい!と、家に帰ってから電子書籍でポチッと購入。もう一度読み返します。 この方の、他の漫画も読もうかなー。
1投稿日: 2019.10.24
powered by ブクログ『このマンガがすごい!』で知って手に取った一冊。 何とも優しい雰囲気に満ちたファンタジーです。 自分の持っている力を人の幸せ・喜びのために使うこと、 人を優しく誠意を持って受け止めること、 そんな「簡単だけど難しいこと」の大事さがふわふわと伝わります(^^)。
3投稿日: 2019.05.31
powered by ブクログ恋仲の2人だけで世界が閉じてなくて、周囲の人々も物語の中で生きていて、完全な悪人もいなくて、すごくいいなぁと思った。
4投稿日: 2018.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
偶然に出会った男女の恋物語。 偶然の定義が難しいですが。 作者買いです。 いろいろ荒い部分というか説明が足りない部分もあると思うのですが、この作者の漫画って、ぐっと来るところがあって好きです。 むしろ説明が足りないところを雰囲気で読もうとするから良いのかも。 最後は何年後なのかな。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こういう話好き。政治劇なので、もっときな臭い動きになるんじゃないかと思っていた。実際には、心情描写が濃厚ながら、さわやかな作品だった。 読み終わった時、もう終わってしまったという感じがしてさびしかった。
1投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こちらはクリスマスに友達からプレゼントで頂いた本の1冊です。 何かとつまらない事で敵対する2つの国に、神様が仲裁に入って友好を結ばせる為に国で一番美しい娘と、国で一番賢い男を送りあって縁談をさせるんだけど、それさえも嫌がらせをしようとする国の思惑に振りまわされるお姫様と若者の物語です。 ぽっちゃりとしたお姫様のおおらかで優しい人柄と、不器用そうで実はかなり頼りになる若者の技術者のやりとりが心を和ませてくれる素敵な話しでした。 最初は意地悪だなぁと思ってた姉や、左大臣、悪事を企む右大臣の手下も実は国を思ういい人で、最後まで気持ち良く読み終える事が出来た物語でした。
0投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログ国交断絶中の二国間の嫁入り婿入り物語。二人の関係が国交にも直結して、人柄の良さと芯の強さで困難を切り拓いてゆくさまが気持ちよかった。 コマ割りちょっとおかしかったけど……。
0投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログサーラさんとナランバヤルさんの人の良さみたいなのが伝わってきて、その二人の気持ちの動きもわかるからすごく感動してしまった。
0投稿日: 2018.07.27
powered by ブクログちょっとスリリングでとっても優しいお話でした。 キャラクターも好きになれる人ばかりだしお話もしっかりしていてあっという間に読めてしまいました。 特にナランバヤルとサーラが好きです。 どっちも誠実で優しくてゆっくりカップルになっていく過程もよかった。 「結婚相手にお茶の時間に最後に残ったビスケットを黙って食べる人を選んではダメだ」という言葉はお気に入りです。 読んでみてムーンライトさんとお姉さまたちが意外と話のわかるいいひとだったのが驚きです。 シンデレラの意地悪三姉妹かと思ってました(笑)
0投稿日: 2018.06.21
powered by ブクログやっぱり岩本ナオさんの作品はホッコリして、涙して、キャラクター全員に愛着わきますね。 言葉にしちゃうととても簡単だけど、こんなにお互いのことを考えて、行動できるって凄いことだなって思います。 あと、ナランバヤルのパパのお嫁さんの選び方の考えはステキでした。
1投稿日: 2018.04.20
powered by ブクログ絵柄がほっこり、キャラも憎めないし、ストーリーを大袈裟にしなくてもこれだけいい作品として描けるなんて読んで良かった。
1投稿日: 2018.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感じの良さが作品全体から滲み出てる。 どのキャラもなんか憎めない。 ぽっちゃりヒロインが本当に可愛いです。 設定に凝らなくても、衝撃の展開がなくてもこの作者の作品は面白い。 信頼している漫画家の一人です。
0投稿日: 2018.01.14
powered by ブクログ癒やされる。ちょっと素敵な恋愛を絡めたシンデレラストーリー。ぽっちゃり食いしん坊マイペースのお姫さまが、犬と結婚。そして、舌先三寸機知に富んだ青年は猫と結婚する。口だけだった青年はお姫さまと出会ったきっかけから国を変えようと奮闘し、引っ込み思案だったお姫さまも成長していく。ちょっと泣けるのよ。そして、再び二人が手を取り合うとき、国の未来も動かす。ステキ。これ1巻終わってしまったのが残念。
0投稿日: 2017.12.17涙がとまらない
主人公のお姫様と青年二人はもちろんのこと、イジワルなお姉さまたちや、女たらしのイケメン左大臣、プロレス選手系頭脳集団やオネエ系族長と魅力的な登場人物たちがいっぱい。二人の恋物語や両国の問題などハラハラドキドキしながらも、くすっと笑うような要素も含んでいて何度読んでも飽きません。(そして毎回泣く) 個人的な推しはライララさんです。一瞬の笑顔にずきゅんときました。 イギリスのカリカチュアのような絵も素敵ですが、全編カラーでみてみたいです。アニメ化しないかなぁ…
3投稿日: 2017.10.27
powered by ブクログ帯に「漫画大賞」とか書かれてたのでへぇ~と購入。面白かった。色々とツッコミを入れたいような気もするけどそんな細かいことは良いんだよ!という勢いで読んで、主人公カップル可愛いなぁとほんわかしました。中々カワイイお話でした。 そして猫と犬が可愛い。 ホモっぽい族長さんとか脇役も魅力的で良い感じ。もう少し長く読みたいような気もするけど一巻で綺麗にまとめてくれてあったので手に取りやすいなぁと思いました。 それにしても自分はこの頃保守的になった訳でもないのだけれども新規の漫画家さんの作品とか手に取りずらい感じがあり、購入するのも昔知っていた作家さんばかり…という状況だったのですが漫画読んでる人はきちんとオールマイティに読んでいるんだな、なんて思いました。あ、でも町で~天狗の子ってのはタイトルだけは聞いた事あるな… 今度読んでみようかな、なんて思いました。
0投稿日: 2017.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごくいい話だったー!! 仲の悪い隣国のA国とB国。A国は国で1番美しい娘を、B国は国で1番賢い青年をそれぞれ差し出すことを神様から言われた。A国の末端の姫サーラのところに、B国から送られてきた青年は犬の子、B国の田舎の青年ナランバヤルのとこに来たA国の娘は猫の子だった。サーラはある日、お姉様方から『B国から来た婿殿を見にくる』と言われ、困っていたときに出会ったナランバヤルに婿の振りをしてもらうことになり… もう本当にいい話!サーラもナランバヤルもいい人だし、お互いのことが好きなんだなーと思うし、ちょっとキュンキュンする!初めて会ったときから、ナランバヤルはサーラのことが好きだったんだなーあと、最初からA国で仕事する気満々のナランバヤルが憎めないてもあるし、サーラは少しおっとりしすぎて心配だけど、本当は強い女性なんだな。 あー本当にいい話だった。読めて良かった! 2017.8.27 読了
0投稿日: 2017.08.27
powered by ブクログ岩本ナオが贈る、おとぎ嫁婿ものがたり 昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。 毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、 とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい 慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。 A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい――― そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!? 「町でうわさの天狗の子」の岩本ナオが292Pのボリュームで贈る、おとぎ嫁婿ものがたり。 【編集担当からのおすすめ情報】 ときめきが止まらない小学館漫画賞受賞作「町でうわさの天狗の子」から2年半。 岩本ナオ先生の待望の新作がついに登場です! 舞台はどこかにある二つの国。 敵対するA国とB国のお姫様と青年が偶然出会い――!? 通常コミックの1.5倍、292ページのボリュームで、岩本ワールドをぜひお楽しみください!
0投稿日: 2017.08.04
powered by ブクログ敵対するA国とB国が、友好のために、(神様の言いつけということで)、国で1番美しい娘と、国で1番賢い若者を送りあって縁組をすることになった。しかし、実際に贈られたのは犬と猫だった。一方、贈られたA国の姫サーラは、B国の賢い若者と偶然出会い、結果的に、交易で富んでいるが水が枯れそうなA国と、貧しいが自然豊富なB国の友好の架け橋になるという、「おとぎ話」である。 今年の漫画大賞第二位、一巻だけの本ということもあり本屋に益が多いというわけではない。それでも本屋さんたちに選ばれたのは、作品的にこれが1番まとまっていたからに他ならないからだったのだろう。 インド、イラク等々を彷彿させる絵作り、細かい所まで妥協しない画力、キャラ立ちの確かさ、テーマの健全さで、確かに他を圧倒していると私も思う。 しかし、話はあまり突飛なものではない。この作者の他の作品もみて見ないと、評価はなんとも言えないと思った。 2017年7月21日読了
8投稿日: 2017.07.28
powered by ブクログ主人公達の行き違いや問題のバランスがとても良く、絵柄もほのぼのしてて取っ付きやすい。 面白いです。 この作者の他の漫画もチェックしてみよう。
0投稿日: 2017.07.13
powered by ブクログお茶の時間に最後に残ったビスケットを何も言わずに食べちゃう人と結婚しちゃだめ というわけでどうぞお嬢さん
0投稿日: 2017.06.06
powered by ブクログ読後感は一言。ほんわか。 終盤につれ、ナランバヤルさんがどんどんカッコ良くなっていくし、お嬢様の性格の良さったら。 薄汚れた自分を再確認。たまにはこういうマンガもいい。
1投稿日: 2017.05.22
powered by ブクログ今週は「王女様」をテーマに作品をチョイス。 今日チョイスしたこの作品は「町でうわさの天狗の子」の連載が完了して次のコミックを待ちわびてたファンにはうれしい岩本先生のちょっと分厚い1巻完結作品。 このお話しも、恋とドラマもしっかり読ませてくれます。 そして、せつない恋心と強い気持ちでもって立ち向かう女の子、だんだん恋心を自覚してくる、頼りになる男の子、脇の人たちにもしっかりとドラマがあるとこなんかが健在です。 今回は舞台が異国で国の名前はA国、B国と簡単なんですが、人の名前はイスラムチックです。 主人公のひとりがA国の王女様です。この王女様もとても魅力的な人ですが、わたしはこの王女様のお姉さん(だからやっぱり王女様)もステキな人だと思いました。 個人的にはライララさんが好きですが。 岩本先生のお話しにはつい引き込まれる何かがあります。絶妙な緩急の付け具合だったり、脇の人たちにもしっかりドラマが書かれているところだったり、色々あるんだと思います。 だから今回、このお話しが一冊で完結してるのはとてもありがたいです。「天狗の子」の時は続きが気になって仕方ない思いをしましたので…(^_^;) ちなみに、家人に読ませたら、面白いからつい一気に読んじゃうんだけど、絵がちょっと書込みすぎで疲れる(^_^;)と言われました。 このマンガがすごい2017年のオンナ編で第1位にもなってますが、納得の選出です。 岩本先生、やはり異国を舞台に新しい連載が始まってるそうです。今回は登場人物も多く、天狗の子のように長期連載になりそうな気配が。 …完結してから一気読みの方がいいかなぁ…(^_^;) 【効能】女の子が頑張る話、恋愛ものが好きな人、かっこいい男ってどんなもんか悩んでる人に効果があります。 【副作用】天狗の子を読んでない人は、よみたくなります。(全巻セット購入をお勧めします)
0投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログ結婚して他人と家族になるということは 夢物語ではない 我慢することや 悲しいことは 波みたいに押しよせて 最初に感じた愛や恋は 月日と共にどんどんすりへって 違う何かに変わっていく だから君はそのときの美しさよりも 一瞬の楽しさよりも 自分の親兄弟と同じか それ以上に 自分を大切にしてくれる人を 探しなさい と
0投稿日: 2017.04.25
powered by ブクログ表紙買いして大正解だった、爽やかで心温まるファンタジー漫画。 1冊の中にラブストーリーや心理戦、アクション、 ギャグがアラベスク模様のようにきっちりとバランス良く詰め込まれて しかもストーリーも大変綺麗にまとまっていました。 表紙の二人がお互いを優しく思いやりながら、2国の 運命のために行動する姿には、心がキュンキュン来ます。
0投稿日: 2017.04.25
powered by ブクログこのマンガ1位ってことで。絵が残念だけど、内容は良かったです。引っ張ろうと思えば引っ張れるであろう題材を、一冊に纏めてしまったのも潔くて見事です。最後が駆け足になってしまって、ハッピーエンドに結びついた根拠が少し弱いとは思えてしまいましたが。
0投稿日: 2017.04.16おとぎ話の体はとりつつ人の心の描き方はリアル。
おとぎ話の体をとってはいるものの、 描き出している人間の姿は、リアルでちょっとこわい。 けれど、美しいもの、平和なものをのぞむ、希望を捨ててはいけない。 穏やかだけれども、そんな強いメッセージ性もある作品だと思います。
4投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログ絵は全く好きじゃないけど、作りこまれた作品の 世界観は見事 コマ割りが独特で、時々どっちが先が迷う
0投稿日: 2017.04.10
powered by ブクログ童話的でありながら漫画らしくコミカルでもあってとてもいい漫画でした。 優しい気持ちになれる漫画。 ナランバヤルがどんどんかっこよくなっていくのもいい!
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログ「争いの絶えない2つの国を仲裁する為、神様は言いました。 『A国は国で1番美しい娘をB国に嫁にやり、B国は国で1番賢い若者をA国に婿にやりなさい』 隣の国から伴侶が来るのを待っていたA国の女性とB国の男性がひょんな事から出会い、、、?」 少女漫画というよりは、童話やおとぎ話のようなお話。 2人がお互いを想い合う言葉と気持ちが丁寧に描かれている所と、ペット相手にも優しい言葉使いな所が素敵。悪人(悪役)が居ないので「毒のない作品はつまらない」派には退屈かもしれない。どのキャラクターも良い所があるけれど、私は特にライララさんが好き。 最後のナランバヤルの長ゼリフのシーンは「さすが自分で『口だけは達者』って言うだけあるなー!上手いこと説得したなー!」と思った(笑)
0投稿日: 2017.04.03
powered by ブクログ前々から本屋で気になっていたのですが、ようやく購入しました。 とにかくいい!絵も登場人物もストーリー展開も。こんなおとぎ話を描いた岩本さんはすごいなあ。買ってよかった一冊です。
0投稿日: 2017.02.20
powered by ブクログ表紙と一話の試し読みで気に入り購入。1巻で終わりなのがもったいない、もっと読んでいたかった。主人公の二人がすごく好き。ナランバヤルさんカッコよすぎ。 お話はユーモアを交えて、駆け抜けていく感じ。色々と疑問なところはあったけど(王女様 の意図とか、なんでぽっと出の人が左大臣になれたのかなど…)、気にならなかった。 大判で読みたいなーと思った。
0投稿日: 2017.02.19
powered by ブクログ「少女マンガ」を久しぶりに読んだ気がするけど、おとぎ話の優しさで心が洗われる……。 サーラとナランバヤルの心の真っ直ぐさが心地よくて、穏やかな気持ちで読めた。 レオポルディーネやムーンライト、A国王なんかも魅力的で彼らのことをもっと知りたいと思ってしまうけど、きれいにまとまってるから蛇足かもな。
2投稿日: 2017.02.12
powered by ブクログ設定を見ればハッピーエンドになるのはわかるけど、良い裏切りと爽快感があって素敵な話だった。 一冊で映画一本分くらいの内容をおさめてるのもすごい。
0投稿日: 2017.02.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり、B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!?(Amazon紹介より) すごくキレイな物語でした。漫画というより絵本という感じ。相手のことを誠実に思うことの大切さを教えてくれます。
0投稿日: 2017.02.06
powered by ブクログ設定から展開が読めてしまいあまり意外性がなかったような 安藤忠雄が建築とは、と問いかけ安藤らしい回答がなされているとこが面白い
0投稿日: 2017.02.06読んでいるうちに心の美しい人になりたくなる
トーン使いが控え目で、線が丁寧で、絵本か児童文学をコミカライズしたような雰囲気。 全体的なストーリーもお伽話のようなファンタジーのような雰囲気…と思わせつつ、ちょいちょいシュール(?)なコマやくすっとくる台詞を挟んでくるのがまた良い。 おとなのためのお伽話という感じ。 また、内容と作画のバランスが私にはとても良く感じられた。見開きのページのいくつかは是非カラーで見たいとも思った。 間延びせず、とても綺麗に纏まっていて、読み終わった後「あぁ…よかった…!」と幸せな気持ちになれた。 サーラは可愛いし、ナランバヤルも素敵だが、本編にはほかにも心を惹きつけるキャラクタが登場するので、試し読みで「良いかも」と思った方は是非最後まで読んで欲しい。
6投稿日: 2017.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
敵対する国同士の姫と青年が出会って、国交を開かせるお話。 一応悪者っていうかダメな偉い人はは居るんだけど、実は誰もそんな酷い人ばっかりじゃなかったんだよっていう、〆かたになっているので、安心して読めました。
0投稿日: 2017.02.02
powered by ブクログ最高に良い漫画だった。誰も傷つかないのもいい。主人公たちが漫画あるあるの美男美女でないところもいい(でも読んでくうちにどんどん美男美女に見えてくる)。最後、語り過ぎないのもいい。読む度に、この場面ってもしかしてこういう意図があるのかも?こういう意味なのかも?新しい発見があり、味わい深い。何度も読み返して幸せをもらっている。
1投稿日: 2017.01.28金の国 水の国
人の醜い部分が全く出てこない訳ではないのです、嫉妬や諦めや愚かさもあちこちに見られます。 でも、偏見を持たずに人を見る事や大切な人(国)を想う事。その人の為に自分が出来る事を愚直に頑張る事。ある意味漫画の主人公にならないような人たちの物語かもしれません。でも読み終わるとその人たちが輝いて見える気がするのです。 いろんな人がふんわり幸せになるのを一緒に感じられるお話だと思います
3投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Twitter で流れてきた漫画。 自分の場合、評価されてる漫画ってあんまり面白いって思わないことが多い。 この漫画のように「この漫画が凄い」みたいな金が絡みそうな評価だけじゃなく、いわゆる口コミにおいても。 でも、開始5ページくらいで続きが気になる内容だった。 後半の展開が急ぎすぎてるのと、和解後~最後の未来の話の間の話も読んでみたかったって点で物足りない感がある。 数日しか接点がない二人が相思相愛になる過程も「え?いつの間に?」って感じだしね。 どっちの国王もカスだなぁ。 神に仲裁されての婿・嫁の派遣なのに。 完全に神様が舐められてるワケだけど、にも関わらず主戦派であるA国の右大臣が祈祷師っていうのがカオス。 だれが神のお告げを受けたんだろうか。 右大臣とは別の、しかも戦争を停止させるくらいの影響力がある宗教団体が存在しているのだろうか? てか、仲裁してくる神がいるのに雨乞いが届かないとか、よくわからない世界ではあるね。 そもそも、本当に神が存在する世界なんだろうか? 状況的に教会勢力が「いることにしている」可能性の方が高いかな? そんなに仲が悪いのに、なんで国境に壁を造らないんだろう? 国境警備とかしてるワケでもないし、しかも歩いて行けちゃう距離に隣の村があるとか。 それなのに隣国の情報に疎いのもどうなんだろう。 と、舞台設定はよくわからない部分が多いんだけど、登場人物が非常に魅力的。 どいつもこいつも思惑があって考えて行動してる。 特に第一王女が素敵。 単なるイジワル姉君かと思わせておいて、実は権力欲かと思わせておいて、本当は自国に誇りを持ってて将来のために適切な行動ができるとか。 左大臣もイケメンで権力があって国のことを考えてて数十年先の将来を見据えた話ができるとか、どんだけ有能なんだよ。 結局、右大臣は辞めたのだろうか? 酷い偏頭痛持ちの国王って曹操と華陀を連想させるので右大臣は殺されちゃうんかな?って思ったけど、どうなんだろう。 右大臣としては面白くない方向に進んでるから、そのうち国王と仲違いする可能性もなくはないし。
1投稿日: 2017.01.26
powered by ブクログまるで昔見たような塗り絵のような構図のイラストが素敵。昔々、水の豊かな貧しい国と、金の豊富な豊かな国がありました。隣り合う二つの国はいつも戦争をしていましたが、それを見かねた神様は金の国には誰よりも美しい娘を、水の国には誰よりも賢い男を互いの国に差し出すよう命じました。この物語は、その「美しき娘」と「賢き男」が出会う物語。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログディズニー系?いや、どちらかと言えばジブリ系かな……読んで良かった、とほっこりする作品でした。映画っぽい作品です。
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログこの感動は久しぶりだ。壮大な映画を一本見終わったような気分。読み終わってからちょっと泣きたくなった。サーラ姫とナランダヤルの芯の一本通った凛々しさ、心の美しさに心奪われた。お城や背景の書き込みも素晴らしい。こういう感動に出会いたくて、私は日々マンガを読み耽っている。
0投稿日: 2017.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「このマンガがすごい!2017」のオンナ編第1位。 ぱっとしない容姿だけど、大事なことはちゃんとわかってる主人公二人。心がまっすぐで、見ていて気持ちがいい。すれ違っても思いあってる姿にきゅん!サーラがこらえきれずに涙するとことか、ラストのシーンとか何度かうるうるした。読後が爽やかな、読んでよかった作品!
0投稿日: 2017.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
じわじわきた! よかった! A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやり B国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい、と神様に諭されたのに、犬や猫を差し出すツカミがうまい(これによって「大人の寓話」と宣言している物語構成もうまい)。 キャラがいい。愛人として王女に取り入っているだけと思っていた左大臣が切れ者で、どんどん政治家に変わっていくところとか、王女様が国を守る使命を胸に秘めているところとか。あと、ライララさんカッコイイ! 国の情勢とか、それぞれの理想とか絡み合いつつも、やっぱり山場は胸キュンな台詞でキメるあたり、わかってらっしゃる!
1投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「このマンガがすごい!2017」オンナ編1位、おめでとうございますvv 最初読んだときはピンとこなかったけど、読み返していくとじわじわくる感じ(笑)。 すごく綿密にストーリーが構成されていると思う。うまくいきすぎ・・・という感じがしないでもないけど、ほんわかとする、とても幸せなファンタジーだなーと思いました。
0投稿日: 2016.12.28
powered by ブクログ「このマンガがすごい!2017」のオンナ編第1位に選ばれた作品ということで、初めて岩本ナオさんのマンガを購入し、読んでみた。 でも、発売された時から気にはなっていた作品だった。 何故なら、なんだかとっても分厚かったからー。 そして、そこはかとなく「面白そうなにおい」はしてたから。 お話はほのぼのとしたおとぎ話のような雰囲気、絵は少女マンガっぽくないシンプルな感じ、ヒロインはぽっちゃり、ヒロインの相手役は愛嬌のある顔立ちながらも非イケメン、どっかでみたことがあるようなお名前やお顔の個性が濃いキャラたち、見開きでどどーんかつ映像チックで繊細なコマ割りの鮮やかさ。 なんだこのマンガ。 新鮮でワクワクした。クセのある登場人物たちの活き活きとしたそれぞれの活躍っぷりが、お見事。 面白かった!!もっと続きが読みたい。 このお話の世界に浸っていたい。
0投稿日: 2016.12.21
powered by ブクログ「町でうわさの天狗の子」以来に読んだ岩本ナオさんの作品。相変わらず不思議な世界観と、絶妙に入れてくるイマドキっぽいセンスが良い。シンプルな絵なのに各キャラが魅力的で、イケメンがちゃんとイケメンに見えるっていうのもすごい。主人公2人ホントにチャーミングで、幸せになってくれて嬉しい。
0投稿日: 2016.12.13
powered by ブクログわかりあえない人同士というのがある、というのが僕の基本的考えだ。 (わかりあうという概念がないというか) 本書はそれに真っ向から立ち向かってくる。絵柄にこそハード感はないが、設定は大変ハードである。だが主役の二人はそのハードな世界において、何故か明るく優しい。そういう人が架け橋になるお話。 僕のような諦め派が周囲にいるからこそ、こういう人たちが輝くのかもしれない、などと自己肯定をしてみる。 さて、ネタバレ。猫が出てくる。主役ではないが重要な役割を持たされている。この猫が最後は本当に幸せそうである。それなら十分だ、と思った。
0投稿日: 2016.11.02しあわせについて
読むと幸せになれる気がします。サーラ姫の優しさが心にしみてきます。
2投稿日: 2016.10.17
powered by ブクログぽっちゃりヒロインに、もさもさヒーロー。 美男美女もすぐそばに登場する中で、ふたりがこんなに生き生きと魅力をたたえて見えるというのが、いい。 このお話のように、目的を達成する一歩手前で幕引きになる形が以前は少し苦手だった。 ゴールには行かないの?!というモヤモヤ感が残ってしまうので。 でも最近、「達成することはほぼ確実、ということが分かった瞬間が一番盛り上がる」というのもアリなんだな〜と思い始めている。ゴール=物語のクライマックス、とは限らないんだな〜と。 その点でも魅力あるストーリー運びで良かった。
6投稿日: 2016.09.24
powered by ブクログ1冊完結ですが292ページでたっぷりのボリューム。ほんわかしている主人公たちやキャラのつよい魅力的な登場人物たち。異国の世界観。読み終えた時の読後感がとても良かったです。
0投稿日: 2016.09.20
powered by ブクログ期待しすぎてたのかもしれない。いい話なんだけど、何か物足りないかな。そしてあのとってつけたようなヒゲ(実際付け髭だけど)が受け付けなかった(^_^;) サーラはいい子だし、ナランバヤルもいいのよ。なのに個人的に何が足りなかったんだろう?
0投稿日: 2016.09.11
powered by ブクログ読み終えた後、心が温かくなった。登場人物はみんな個性的で1冊で完結する割りにはたくさん登場しますが(笑)背景や建築物などが細かく丁寧に描かれていて異国情緒溢れる感じのファンタジー。ユーモアさがある中にも政変や戦などピリっとした辛味もあり、きちんと恋愛も描いてくれてて大変満足した内容でした。
0投稿日: 2016.09.07
powered by ブクログファンタジーというか、寓話というか、架空の国、時代を舞台にした物語。 魅力的な登場人物、魅力的な言葉、魅力的なシーンにあふれた、素朴かつロマンチックな物語。 「町でうわさの天狗の子」と「雨無村役場・・・」がとても良くて、この作品にもこの作者さんの持ち味が出てるなって思って、また何回も読み直して、じわじわと愛着が増して行くような気がします。 一巻で終わる割に登場人物が多いので、脇の脇までは魅力が出ていない気がしますが、主人公のサーラのけなげさ、ナランバヤルのかっこよさ、イケメン左大臣の、若くてイケメンなのにいい意味でしたたかな感じとか、すごく良かったです。 この異国情緒とか、物語の素朴さとか、ああ、昔話の時代の良さですね~。
1投稿日: 2016.09.06
powered by ブクログうわぁ、あったかくっていいなあ。幸せってこういう事。平和ってこういう事。(隅っこで犬とネコが初対面から仲良しなのもウレシイ)意地悪3姉さんだとばかり想像してたらそうでもないし、顔だけで取り入った左大臣とばかり侮ってたら全然違うし、このストーリーは、おとぎ話のテンプレートを外してくれたの。ライララの黒ずくめの服の下はどんなんだろう?小粒でもピリッと効いたキャラだよね。
2投稿日: 2016.08.03
powered by ブクログうわーーん!面白かった!!! オドンチメグの名前の所で私も落ちた。 重くなく軽くなく少女漫画なのに読み応えがしっかりあって1巻なのにすごい満足でした。 しかし岩本先生の台詞もなく、派手ではない絵だけで読ませるモノローグや引きコマが本当に好き。構図が素晴らしいのかな?台詞も素晴らしいし、次回作が楽しみだなぁ。
0投稿日: 2016.07.26
powered by ブクログなかなか良いお話でした。 ロマンス、アクション、ユーモア、若干のはかりごと。全てが適度に配合されててバランスが良いなー。安心して読める。 少女漫画あまり得意じゃないけど、こう言う感じならばけっこう好き。 コマ割りが若干読みにくいとこがあったのは、私が漫画慣れしていないからか。
0投稿日: 2016.07.17
powered by ブクログ岩本ナオ先生の2年ぶりのコミックス!セリフまわしとか空気感とか岩本先生らしく、たまらないです…!!!
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ優しいいい話でした…敵対する国同士の姫と王子が出会い、お互いを想いあう姿に涙が出た。ユーモアもふんだんに入っていて、全体的に温かい!最後はそしてみんな幸せに暮らしました、という言葉が似合いそう。読後の幸福感がすばらしかったです。
0投稿日: 2016.07.08
