
海底二万里 下
ジュール・ヴェルヌ、渋谷豊/KADOKAWA
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総合評価
(2件)4.0
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空想科学小説
下巻になって何だか随分と血生臭い。未開人だの野蛮人だの言ってるけど、当時の西洋人も大概だと思うんだ。それにしても人間というのは学習しない生き物なのだなあ。業が深い…(脳裏に鰻を思い浮かべつつ)。ラストは無理やり風呂敷畳みました!みたいな。明確な決着をつけず、ネモ船長の秘密も殆ど明かされず、その後のノーチラス号の行方も何もかも不透明なまま…解釈を色々と残したという事だろうか。海底の様子、魚たちや海藻の描写は相変わらずで、氷河からの脱出や巨大タコ(なのかイカなのか)との戦いは心躍る。小学生男子にオススメだ。
4投稿日: 2017.01.18
powered by ブクログ上巻に勝る、驚きの旅路が続きます。 前人未踏の海底世界へ、ネモ艦長がアロナックス教授らを導き続けます。 ネモ艦長はあらゆる海を制覇しましたが、それは南極点を除いてのことでした。 知的好奇心と冒険心を原動力に、彼らがそれに挑む姿が目に浮かびました。 しかし終盤になり、ネモ艦長は復讐心をもって行動を開始します。 普段の学者肌の男は、もうそこにはいませんでした。 結末は不透明なものとして有名です。 しかし、それがこの作品の魅力だと思うのです。 科学は自然に抗えないのか、科学は自然を支配するのか。 ノーチラス号の存在は、その問題そのものです。 そして、その科学を我々人類がどのように使うかを表現しているのがネモ艦長なのだと個人的に思っています。 海底二万里は今後も不朽の名作であり続けるでしょう。
0投稿日: 2016.10.06
