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ヒポクラテスの困惑
ヒポクラテスの困惑
中山七里/祥伝社
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総合評価

88件)
3.5
9
24
48
2
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった。 まさか犯人が殺害された萱場氏の実兄だとは思わなかったが、人の嫉妬や欲望は醜いということを見せつけられたお話だった。 コロナウイルスというテーマも、身近であり臨場感がありました。

    1
    投稿日: 2025.11.08
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    コロナ禍に起こった設定の事件を描いている。まだワクチンが開発され一般に接種されるようになる前,一部の特権階級が金にモノを言わせて闇で流通する非公認ワクチンを密かに手に入れていたという話。あの当時いくら不安だったからと言ってそんな怪しいワクチンに手を出す人間がいただろうか。と考えると,設定にちょっと無理があるようにも思う。それに最近いつも中山七里氏の作品で思うが結末がしょぼい。大したトリックもないし,真犯人もアレだし,ミステリ風味が薄い。

    0
    投稿日: 2025.11.07
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    フィクションなのだけれど、新型コロナウイルスの感染拡大の経緯や、豪華客船の大規模集団感染など現実そのもの。当時の閉塞感を思い出し、あれから月日が経ったことを実感した。 謎の正義感で攻撃的になる人たち。 実世界でも様々な規模で、いつでもどこにでもいる。 キャシー先生の対応がとても良かった。

    10
    投稿日: 2025.10.11
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    KindleのUnlimited で読むことができるシリーズの3作目まで読みました。3作目が今までの中で1番面白く感じました。ストーリーの展開それぞれのキャラクターの持ち味がよく出ていたのかと思います。4冊目も読も求めましたが、ここから有料なので何かの機会で無料になったタイミングで読めればと思います。ありがとうございました。

    10
    投稿日: 2025.09.28
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    シリーズ6作目、コロナが猛威を振るう中、偽ワクチンの毒殺が起こる話。コロナ初期を思い出し、フィクションで終わらせられないリアルさを味わう。あの時勢だからこその雰囲気や非日常的日常が襲い掛かる。そういう時の人間の本性がしんどすぎて踊らされずに生きたい

    2
    投稿日: 2025.09.24
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    ☆3じゃ少ないか… でも4ってなるとちょっとなぁ… って☆の適当な数です( ̄▽ ̄) コロナです! あのニュースにビビりながら見ていた頃 ホント最初の頃の話です。 ◯◯県◯◯人 うわ〜愛知県も増えてきたよ〜。゚(゚´Д`゚)゚。 マスク買いに並んだよね… そんな頃にセレブ界隈でコロナ罹患で死者が… コロナは陽性?でも謎の注射痕が? どうやら未承認のワクチンを手に入れて接種したらしい…金額は一本一千万円⁈ コロナ禍の病院のパニック 中国による細菌ばら撒き説 人々のコロナに対する恐怖と鬱屈が爆発!! 非常にリアルな殺人事件で良かったんだけど 後20ページくらいまで長引く捜査… 解決する?ってところからのバンバンバ〜ンって 犯人逮捕でした(゚-゚*;)(;*゚-゚) 最後が呆気なくて物足りなかった… 教授も出番少ないし…

    39
    投稿日: 2025.09.11
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    2020年4月。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、一人の女性が埼玉県警の古手川を訪ねる。彼女は、オンライン通販の創設者で現代の富豪、そして前日にコロナ感染症で急逝した萱場啓一郎の姪だという。大金を払って秘密裡に未承認ワクチンを接種していた啓一郎がコロナで死ぬはずはない、本当の死因を調べてほしいと頼まれた古手川は、浦和医大法医学教室に解剖を依頼。光崎教授が見出したのは、偽ワクチンによる毒殺の可能性だった――。 ヒポクラテスシリーズももう6作目。おなじみのシリーズとなりましたが、今作も面白かったです。

    10
    投稿日: 2025.09.10
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    たまたま、立て続けにコロナ禍の事を書かれた本を読んでる。あの息苦しかった事を思い出す。閉塞した感じ、やり場のない鬱憤…。いつか昔話になる日が来るんだろうか?

    15
    投稿日: 2025.09.06
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    コロナ禍のころを思い出して気が重くなる一冊。人間の悪意を詰め込んでドロドロに煮詰めたような。誰もが気が立ち、誰もが見えないウイルスに怯えていたあの頃。自分こそが正義だと思いこみ、他者を攻撃する人間の愚かさ。死は平等なのに、それがカネのチカラで期限を伸ばせるならば怒りの矛先はセレブへ向かう。なんという…人間の残酷さ、愚かさだろうか。

    3
    投稿日: 2025.09.02
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    ヒポクラテスシリーズ第6弾 新型コロナの時分か… あの頃は、大変やったな。 親とか入院しても、一切面会禁止!! ただ、テレワークが進んだのは良かったけどね。今もその恩恵に預かってるし! テレワークも人見えんから、最近、ずっとって言うのは、無くなって来てるみたい。 アメリカの大手IT企業も出社日とかあるし。確かに、目を直接見れないから、コミュニケーションは取りにくい。 (隔靴搔痒) 作業内容が決まって、一人で出来る作業は、会社でも家でも一緒やけど。 そんな新型コロナが発生して、まだ、ワクチンがない頃の話。 その中で、セレブと言われるお金持ってる人にだけ、ワクチン提供の話が… まぁ、それ接種したら、砒素で… でも、亡くなった事を悲しむより、お金ある人らが、先にワクチン貰おうとした事に批判が… 気持ちは、分からんでもないけど、やはり悲しい… 偽ワクチンで人を殺めた動機は、ありがちやけど、そこまでお金欲しいんかな? かなり、補助してもらってるのに… 殺された人が、◯◯◯◯TOWNの創業者ってなってるけど、モロ暴露なんやけど、事前に許可貰ってるんかな… ダダダダンみたいに、なるとね… まぁ、おちゃらけの一部って思うし、有名税って思ってくれると個人的には嬉しいけど。 「宿痾って言葉、知ってるかい」 「長い間、治らない病気。コロナ禍のことを言ってるの」 「ウチの班長の受け売りだよ。人類の歴史では何度も感染症に苦しめられてきたけど、その度に人類は打ちってきた。今度の新型コロナにもいずれは人類が勝つに違いない。だから本来、宿痾なんて言葉は死語にするべきだって」 「ポジティブな、いい考え方」 「でも、やっぱり宿痾は存在する。病原菌は死滅しても、人の欲や邪悪さは決して死滅しないんだそうだ」 (文中より) やはり、怖いのは、新型コロナなどの病魔やなく、人か…(−_−;) ちなみに、最近は、ワクチンしてないけど、まだ、コロナになったことないです!!

    100
    投稿日: 2025.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロナ禍と呼ばれる期間がある程度長くなった時、ふと『小説では、この時代がどんなふうに描かれるのだろう。今後はマスクやアルコール消毒やパーテーションが普通に描かれるのかしら』などとぼんやり考えたことを思い出しました。 今は『コロナ明け』と言われることもあるけど、実際はまだ感染してる方もたくさんいますし、医療従事者の方が大変なのも変わってないのに、喉元過ぎればなんとやらな空気な気もします。 薬があったって感染症患者が増えれば大変なのは間違いない話ですもんね。 気をつけつつ、感謝を忘れず、日常を過ごしていかねばと思った次第です。

    3
    投稿日: 2025.08.31
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    シリーズ6作目はコロナ禍のお話。解剖シーンは少なめで物足りない。コロナを扱うのは今更感があるが、読めばおもしろかった。しかしこの作者は難しい言葉を使いたがる。。

    7
    投稿日: 2025.08.29
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    #ヒポクラテスシリーズ 第6弾。 コロナ禍を舞台にした作品。 シリーズの中で1番読みにくかったな もっと解剖シーンが見たいし、 もっと法医学に関するところが読みたいな

    8
    投稿日: 2025.08.24
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    ※ コロナ禍、法医学教室に運び込まれた ご遺体の解剖で明らかにされる死の原因。 1人の死を発端に、社会を巻き込んだ大事件に 発展していく。 たくさんの四字熟語と軽快な描写、 硬と軟、堅と楽の緩急に乗って 流れるように進む物語。

    7
    投稿日: 2025.08.23
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    シリーズ6作目。 テーマが今じゃない感が凄い。 もう2、3年前に出たのかと思ったけど、今年の作品だった。 コロナ禍を扱う作品は、多くなってきたけど、そのピークも今は過ぎたかなと、個人的には思う。 「命の砦」や「機械仕掛けの太陽」みたいに、現場を描いた作品なら、いつ読んでも違和感ないんだけど、この作品は違和感ばかり。 コロナのワクチンがまだ開発されてない時の混乱している頃。 お金に融通が利く、いわゆる上級国民と呼ばれる人たちが違法に手に入れた未承認のワクチンを手に入れ、その薬品を接種したことで、死亡する。 埼玉県警の小手川は浦和医大と協力し、死の真相がヒ素を使った連続殺人であることに気づく。 誰が何の為に、繋がりのない連続殺人を起こしているのか? 今じゃないって書いたけど、今でも時期尚早なのかも。 まだコロナをエンタメとして受け入れる準備が出来てないのかも。 あの未知のウイルスへの恐怖心がマックスだった時をエンタメでは楽しめないかも。 犯人の動機もなんかイマイチで、もちろんどんでん返しもない感じ。

    28
    投稿日: 2025.08.19
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    今回は一冊を通して事件解決しましたが、飽きることなく読めました。光崎教授があまり出てこなかったような… 結局数年経ってもコロナに関しては問題解決されてないですね。

    2
    投稿日: 2025.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヒポクラテスシリーズ6作目。今回は連作短篇ではなく、全体で一人の犯人を追っている。コロナでてんやわんやしている頃の話である。 一代で財をなした実業家が新型コロナウイルスで亡くなる。しかし彼の姪が叔父は決してコロナでは死なない、と古手川に話す。と言うのも、さる筋からまだ流通していないワクチンを購入して、それを打っているからだ、という。この当時はまだワクチンは開発されていなかった。そこで浦和医大の法医学教室で彼を解剖してみると、砒素中毒で亡くなっていることが分かる… 安定の面白さ。パンデミック、ロックダウン、ワクチン陰謀論の数々、これらを経験した後では人の理性とはなんとちっぽけなものか、と感じることだろう。しかしどんなところでも、人の悪意は健在で、周囲が混乱しているからこそ、抜け目なく財をかすめ取る人間が出てくる。火事場泥棒という奴に共通するものだと思う。 段々、光崎教授の出番が少なくなってきているような気がする。本当に解剖の時しかいないような。真琴がしっかりその技術、知識を受け継ぐ時が来るのか?

    4
    投稿日: 2025.08.10
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     ヒポクラテスシリーズ6冊目。 今回はコロナ禍の話しです。  実際にこんな騒動起きなくて良かったと思いつつも、ここまで大ごとじゃなくても実際はあったのかもと思ったり、、、。  今回も面白かったんですが、ヒポクラテスシリーズの他作品ほどには没入出来ず、、、中山七里さん作品の刺激に慣れちゃったのかな?

    13
    投稿日: 2025.08.10
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    シリーズ第6弾。コロナ禍の混乱期、人々の不安に乗じた卑劣な殺人を描く。世の中が正常性を失う中、人々は溜まった鬱屈の吐出口として他者を、行き過ぎた正義で攻撃する。今思えば何もかもが異常で、誰も通常通りではいられなかったのだとわかる。渦中では自分もまともではなかったのだろう。人間には身体的、精神的、経済的休息がすべて必要というのはその通りと思う。

    2
    投稿日: 2025.08.06
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    汚い手を使ってでも、自分の思い通りにしようとするなんて! しかも、世間がピリピリしている時に。惑わされぬよう平常心でありたい。

    2
    投稿日: 2025.08.02
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    ヒポクラテスシリーズ、最新刊! 2020年4月の感染症パンデミックの始まったころの設定。 マスクがない、医療現場は大混乱、ワクチンがまだできない・・・・・そんな世の中を多いに思い出した。 新型コロナ感染で亡くなったはずが、未承認のワクチンを接種していた、が実は毒殺だったかも・・・ いったい犯人は・・・・? 光崎教授は、今回危なかった! でも、真琴とキャシーの大活躍で真相は明らかに。 3件目の事件で犬養隼人刑事が登場! 小手川刑事との素晴らしいタッグだった。

    37
    投稿日: 2025.07.29
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    これでヒポクラテスシリーズの既刊本は読み尽くした。今回は短編ぽくなくてちゃんと長編ぽい構成。しかも、テーマはコロナ。え?いま?と思い単行本の連載年を調べると、2023年だったか、やはりコロナの感染症がおさまって久しいタイミングだった。 すでにかなり昔のように感じるほど、パンデミックは通り過ぎて日常が戻った世界だけど、物語は2020年のまさにパンデミック開始当初の混乱の時期。「密」が回避されたり、ワクチン接種をまつわる論争があったり、マスク争奪があったり…振り返っても異様な世界だったな。もはや懐かしい。 そんな懐かしみに触れられる巻。事件は、コロナでなくなった有名人(ワンマン社長、ユーチューバー、政治家重鎮などなど)が、実は毒物中毒が死因で、かつ同じ死に方をする有名人が相次いだ、というもの。法医学研究室の面々は当初、持ち込まれたご遺体に、コロナを解明できる!と期待を寄せ意気込んで解剖したものの、真相は、偽ワクチンに潜んだ毒による毒殺だった…誰がどうやって?今回も、県警と解剖医がタッグを組んで犯人探しをする。 殺された人たちの違法ワクチンへの関心の寄せ方が、あのころ世の中になんとなく蔓延していた空気感や人の心理を反映してて、いたたまれない。

    19
    投稿日: 2025.07.24
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    コロナ初期を舞台にお金持ちが偽ワクチンを高額で購入し、結果死に至ってしまったというお話。 なんだかあまり法医学教室の出番がなく、好きなシリーズだったので残念。 コロナの閉塞感を書きたかったのでしょうか。まあ確かにコロナよりも人の方が怖い時代でした。

    23
    投稿日: 2025.07.22
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    コロナというと、今ではすっかり「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ですが、2020年の感染拡大時には大騒ぎだったな、と言葉選びは違うかもしれませんが、少し「懐かしい」気持ちになりました。 細かな情報がなくフェイクニュースが広まり、人々の不安に付け込んだ「ワクチン詐欺」に毒物(ヒ素)が混入するという二重三重に人間の醜さが書かれた作品でした。 司法解剖や法医学教室の活躍があまり描かれず、事件そのものがつまらないわけではないのですが、ちょっと物足りない印象もありました。 もう少し、真琴先生と古手川刑事の関係が発展して恋愛要素が出てくると、とも思いますが、はたしてどうなるでしょうか。

    8
    投稿日: 2025.07.19
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    コロナのワクチンがまだまだという時期が舞台のヒポクラテスシリーズ。法医学教室の3人と古手川刑事らの絡みを背景に、ぐいぐいと謎を解く。 やっぱり中山七里は手練れだわ。 全部読めたかなと調べてみたら1冊落としてた。 しばらくしたら読むよ、「ヒポクラテスの悲嘆」。

    11
    投稿日: 2025.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待はずれだった そんなワクチン大金出して買って自分で摂取するなんて、馬鹿すぎてありえないし 犯人に驚きもないし、流し読み

    4
    投稿日: 2025.07.10
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    高額なコロナワクチンを打った人物が亡くなってしまうというお話。 コロナを題材にした作品は数あれど、本作は少し視点が違ったのでそこで俄然興味がわいた。 読み進めやすいが、あっさりとした内容だった。

    6
    投稿日: 2025.07.06
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    シリーズものと知らずに読み始めました。 法医学ミステリー、シリーズの他作品は未読につき解りかねますが、法医学的な要素はそこまで濃くなく、故に専門用語も少ないため、個人的には読みやすかったです。コロナという、時代背景を絡めた設定も含めてすんなりと入ってきました! コロナの時に、こういう事件もあったのかなぁと想像するととても面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    ヒポクラテスシリーズ最新作を読み終えた 毎回パターンを変える作者の手法には感銘だ このシリーズはまだ続くのであろうか 同じ登場人物での事件解決 カエル男は完結したが

    1
    投稿日: 2025.06.28
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    コロナ禍から少し過ぎたからこそ一歩引いて読める作品。 あの時の狂騒は何だったのだろうか、と今でも思う。 今回の作品はコロナに乗じた殺人事件。 でも事件よりコロナ禍の噂やデマに煽情させられた人の方が怖かったしそっちが今回のテーマだと思いました。 2025.6.27 136

    5
    投稿日: 2025.06.27
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    中山七里さんの本の中では残酷な描写が少ないシリーズなので読みやすい 今回はさらにマイルドな感じでするっと読了できた。 登場人物が好きなので、このシリーズは良い。

    0
    投稿日: 2025.06.22
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    コロナ禍で起こりえたかもしれない事件がさっくり展開。犯人や動機は、ありきたりすぎて腑に落ちない感あり。

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    コロナが発症した まだワクチンができていない中未承認ワクチンを高値が買い死亡する人が出た 最初はコロナ感染だと診断名がつき解剖に回り原因はヒ素だと判明 上流階級のみにワクチンが周り市民の反発は解剖した法医学教室 病院に押しかける人で溢れる 未知のウイルスが蔓延し未承認でも高値でそれが手に入る時手を出す人はいる

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    今回はコロナ禍の空気感を思い出させてくれるお話。今となってはもう、懐かしさを覚えてしまいます。まだちょっとしか経ってないのに。

    11
    投稿日: 2025.06.11
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    コロナの現実を思い出されます。 それしか無いのかな。 ミステリーというよりコロナによる世間の動きを観ている気がしました。 殺人事件の現実味がなかったですね。 コロナの現実がミステリーを超えたのかな。

    17
    投稿日: 2025.06.10
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    コロナ禍の内容がてんこ盛りすぎてお腹いっぱいに。閉塞した世の中での事件はげんなりしてしまった。ミステリーの行き着く先もなんだかなぁ。光崎教授の影が薄くて、図書館でかなり予約待ちした作品だっただけに 今回は少し残念だったかな。

    12
    投稿日: 2025.06.07
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    クスッとするところもあるけれど、基本的にもやもやした気持ちが残ってしまう…。実際にありそうでヒトってなんなんだろうって思ってしまう。最後の言葉が特に心に残ります。

    1
    投稿日: 2025.06.03
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    未承認のワクチン接種による殺人事件 コロナ禍で猜疑心の塊となった人々、ネットの大炎上など、まるで実際の事件かのようにリアル 今回は最後の展開が少しバタついて感じられたかな? 医療用語や所見が若干異なったニュアンスで使われていることも少し気になりますが、テンポよく読めたので良しです

    1
    投稿日: 2025.06.01
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    SL 2025.5.29-2025.5.30 コロナ禍を題材にしたミステリ。 読み慣れた中山七里なのでスイスイ読めるけど、今回はわりと後味が良くない。 それに光崎教授の影が薄いのが不満。

    1
    投稿日: 2025.05.30
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    2020年4月コロナが猛威を振るう中、殺人事件が起きた。コロナ罹患を恐れた人間の心理をついた犯罪。怖い、怖い。 コロナ、あの頃を思い出す。実録のような小説。

    1
    投稿日: 2025.05.29
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     新型コロナウイルスが猛威をふるう中、オンライン通販で財を成したが先日コロナで逝去した萱場啓一郎の姪を名乗る人物が、叔父は未承認のワクチンを密かに接種していたのだから、そんなはずはない、死因は別にあると埼玉県警捜査一課を訪れる。対応した古手川和也は困惑するが、解剖してでも死因を探ってほしいと言われ、いつものように浦和医大法医学教室を訪れることになる。  ヒポクラテスシリーズ第6弾。上級国民が金にモノをいわせて誰より先に密かに接種したはいいものの、どうもそのせいで謎の死亡を遂げているという、時事ネタというか、本当にありそうな話に思えるからこわい(^^;数年たった今となっては…だけど、当時はリアルに、ワクチンを誰から打つかとか大問題だったもんなぁ。真犯人はまぁ、今回も想定内だったけど、捜査の過程で古手川が再び犬養とコンビを組むことになったり、埼玉日報の尾上がチョロチョロと動き回っていたりで他シリーズとのつながりもあり、安定して楽しめるシリーズ。光崎教授が狙われたのは驚いた。

    1
    投稿日: 2025.05.25
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    好きなシリーズで、今作は連作短編の旨味が効いている。 光崎教授の活躍が減ってきたのが寂しかった。すっかり古手川刑事が主役の座におさまっている気がする。次作での教授の活躍を期待したい。 それにしても渡瀬班長のゲームマスターみたいな役所はちょっと反則というか、作者が楽をするために配置しているような気がしてきた。

    1
    投稿日: 2025.05.24
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    シリーズ最新作。いつもの図書館では予約が多すぎて読める気がしない。ダメ元で地元の図書館で検索したら、まさかの予約が入ってない!誰も気付いてないのかな? 感染症モノが好きな私にとっては期待値上がる今回のあらすじ。でもやっぱり…普通に殺人事件だった…。うん、当たり前だけどね。あと教授があんま出てこないのが寂しかった。

    17
    投稿日: 2025.05.23
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    怒りは貧乏人に与えられた最後の娯楽なのですよ 犬養、古手川コンビも良い。 犬養は綾野剛さんがやってたから古手川は仲野太賀さんとかどうだろう。みてみたい。 コロナワクチンが出回る前の話し。 セレブ向けにコロナワクチンと偽りそこには毒が入っていた、、 という本当にありそうな話し。 コロナ禍では思考の偏りがかなりあったのは。 自分のことは絶対正しいと思ってる人多い。 マスク警察しかり。 閉塞的なものの見方や考え方、少しでも不特定多数の基準から外れると叩く今の社会、怖い。

    0
    投稿日: 2025.05.22
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    コロナが猛威の中、未承認のコロナワクチンによる殺人事件の発生。被害者はセレブ。遺体を解剖した病院として光崎教授の法医学室にも悪意が向いてしまう。 今回は光崎教授の存在が少し薄くてインパクトに欠けてしまった気がする。コロナ感染のわりにラストになるにつれて内輪的な感じで小さくまとまった感じがした。 でもセレブが大金を出して未承認のワクチンで助かろうとする思考とそれを猛烈に叩くSNSやよくわからない団体など痛い人たちを描くのは相変わらず上手いと思った。(つい毒島さんがどこかで見ている気がしてしまった…)

    0
    投稿日: 2025.05.20
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    命に順番も重みもない お金で命が買えると思うな的な。 何十年後に読んだときに ああ懐かしいなあこんな時代もあったなあって思える 世の中になってればいいなあと 本筋と違う感想だけど

    0
    投稿日: 2025.05.15
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    コロナ禍の法医学教室。 未認可のワクチンをめぐる事件が発生! 犬養さんもでて嬉しい。 緊急事態宣言に出てた頃の閉塞感を思い出すなあ。

    0
    投稿日: 2025.05.12
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    コロナ禍の混乱を思い出しました ウイルスは目に見えないから防ぐことが難しい だからこそ冷静に考えるとありえない情報に翻弄されてしまうのですね 分かりやすく騙されてしまう高額所得者の姿にうーん…とモヤモヤしつつもまぁそうなるかと ボスのちょっとしたピンチにハラハラしつつやっぱりボスはボスですね

    19
    投稿日: 2025.05.11
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    まだワクチンが世に出回る前、未承認のコロナワクチンを高額で買った富豪が不可解な死を遂げていく。その謎に迫る。ラストはあっさりだが、実際にありそうな設定。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロナ禍を背景に未承認の高額なワクチンを利用した殺人。ちょっと動機が薄いというかリアリティがなかったというか… いつも光崎教授の手によって明らかにされる真実にわくわくしていたが今回はそれが少なかったかな。 あの精神的に追い詰められたような日常はもうこりごり。 「病原菌は死滅しても、人の欲や邪悪さは決して死滅しない」は渡瀬さんの言葉。

    23
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロナ禍をテーマにしたヒポクラテスシリーズの第6弾。国全体がヒステリックだったあの頃の状況が上手く描かれており、最終章手前まではコロナ禍の嫌な雰囲気も含めて楽しく読めた。 が、最終章でウェブアーカイブで犯人が使用したと思われるサイトを発見、それにより犯人がDMを送った相手を特定するという謎展開で一気に冷めた。著者はwebページにメールサーバ機能が実装されているとでも思っているのだろうか?ストーリーに関係なければどうでも良い事だが、事件解決の根幹に関わる分野については少しは調べて欲しい。最近の中山七里作品はこの手のミスが多いし、一つの殺人を隠蔽する動機で複数の殺人を犯すというのも使い古されたトリックで今更感が拭えない。

    11
    投稿日: 2025.05.05
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    シリーズ6作目。 コロナ禍初期の未承認ワクチンを手に入れた富裕層への殺人事件。コロナ禍での世の中や医療体制、人々の精神状態が思い出すのもイヤなほど鮮明に思い出せた。もうこんなウィルスは二度と繰り返したくない。

    4
    投稿日: 2025.05.04
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    シリーズ第6作。 コロナ感染が拡がり、まだワクチンが開発されていない中発生した著名人たちの連続死亡事件。 コロナ禍、インターネット起業家の突き抜けた振る舞い、ブロックチェーンなど、盛り込まれた要素は250頁強の小説としては十分すぎる。 4章200ページを読んだところではまだまだ続きそうな感じだったが、50ページほどであたふたと幕引きされてしまった。 惜しげもなくネタを放り込むのは作者の特徴でもあるが、作者が本気を出して書いた4、500ページの作品もまた読んでみたい。(「護られなかった者たちへ」は384ページ)

    0
    投稿日: 2025.04.28
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    法医学シリーズの第6作 新型コロナウィルスが蔓延して猛威を奮う中、とあるセレブがコロナに罹患して亡くなったと診断される。セレブの姪は「おじさんがコロナで死ぬわけない。だってワクチンを打っていたんだから!」と、埼玉警察署に駆け込んだ。未承認のワクチンを接種した彼の死因は何だったのか、未承認ワクチンの裏にある真実に迫るストーリー。 コロナ流行初期にタイムスリップした錯覚を感じられる。人と触れ合ってはいけないかったあの頃の、ピリピリとした張り詰めた空気を思い出させた。 耐え忍び、我慢し続けていると、どこかでガス抜きが必要になってくる。記者・尾上の言い分は真理だとは思うが、そのスイッチの入れ方には品がなく、気分が悪くなる。ここまで下衆でイヤな奴が現れるから、話にアクセントと面白さが産まれるんだと思う。ネズミ、ほんとヤな奴だ。 古手川刑事と真琴の関係が一歩進んだ!と感じられるシーンが増えた。キャシー先生にイジられても、真琴は古手川との関係を否定しなくなった。6話分の話の厚みを感じられて、ニヤニヤしてしまう。一旦、シリーズは最後まで読み終えてしまった。次作に期待したい!待ってます。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    今回はあまり法医学がメインの話ではなかったのでちょっと残念だった。さあこれからが本番だ、次は何が解明されるのかな、と期待していたのだが… やはり法医学教室の3人が活躍する話を望む。

    3
    投稿日: 2025.04.26
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    禍真っ只中の話であるがひどく懐かしい感じがして、あれからもう4年、5年も経っていることに感慨を覚えた。 さて、かいはつコロナワクチン 光崎はあまり登場せず、刑事捜査がメインのため古手川が主役で話は進んでいく。個人的には光崎の活躍をもう少し見たかった。3.5

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    コロナ禍、高額で一般人に抜け駆けてワクチンを手に入れたセレブ。そのワクチンがヒ素で、打った人が亡くなるっていく事件が起こる。犯人さがしもあるけど、コロナ禍、閉塞した環境、ネット社会で現れてる人間の本性が苦い。

    0
    投稿日: 2025.04.22
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    6作目からでも物語に入りやすく、 登場人物の関係性もなんとなく理解でき、とくに真琴と古手川の関係はふふっとしながら読んでしまいました! 読み始めは、コロナ?今?と少し思ってしまいましたが、物語が進むとコロナに見せかけた殺人事件であるということがわかってくる。 完全に終わったわけではないですが、コロナが落ち着いている今だからこそ、物語として楽しく読める作品だなと思いました。

    1
    投稿日: 2025.04.20
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    新型コロナが猛威を振るう世の中、いち早くワクチンの話を聞きつけ我先に手に入れるセレブ達。それのアンプルは亜ヒ酸だった。セレブの萱場啓一郎の死を皮切りに次々と著名人が死んでいく。 大学と警察が協力する感じが、東野作品のガリレオシリーズを想起させる感じだが、とりあえずおもしろく読めた。最後の事件の解決が唐突な気がしたけども。

    0
    投稿日: 2025.04.16
  • シチュエーションは面白いが

    シチュエーションは面白い作品です。ただ、読みやすいものの、得意の「どんでん返し」が今一。 このところ七里作品は、御子柴礼司シリーズのような驚きに比べて、やや物足りなさを感じるのは、私だけでしょうかね

    0
    投稿日: 2025.04.14
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    ワクチンがまだ出来ていない頃のコロナ禍での殺人事件。何かあるとそこに集中攻撃する人たちの偏った正義感が怖かった。どんでん返しありの意外な犯人はいつもながらお見事でした。

    0
    投稿日: 2025.04.12
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    新型コロナウィルスが猛威を振るい、ワクチン接種もまだ行われる見込みがない中、未承認のワクチンを接種したのちにコロナ感染で死亡したという富豪の解剖依頼が入る。その結果わかったのは、送られてきたものがワクチンではなく毒物だということだった。やがて同じ犯人の手によると思える事件も発生し、世間は恐怖と義憤に支配される。 本当に、この犯人は許すまじ。コロナで恐怖心や焦燥感、不安を煽られた人たちに付け込むような犯罪です。しかも実際の被害だけでなく、社会的制裁という意味での被害を受けた人たちも気の毒すぎる……! 冷静に考えれば、そこまで非難されることだとは思わないのですけどねえ。正直このあたりは、犯人よりも世間もが怖いです。現実では幾分ましにはなったとはいえ、こういう風潮が完全になくなることはないのでしょうか。

    0
    投稿日: 2025.04.08
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    ワクチンが出回る前、コロナ禍で人々が混迷していた時期の物語。『病原菌は死滅しても、人の欲や邪悪さは決して死滅しない』古手川の言葉に、今回の犯罪の根源が集約されていた。

    2
    投稿日: 2025.04.07
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    光崎教授の大活躍を期待していたが、登場したのは一瞬だけ、あとは真琴やキャシーあとは古手川刑事おまけに犬養刑事まで登場させて、普通に刑事ものに終わってしまった感じだ、これがヒポクラテスシリーズのコロナものならばあと岬洋介や御手洗弁護士のコロナシリーズも登場しそうだが、最近著者にしてはミステリーとしては凡庸なものが多い気がする。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖い。 コロナウイルスも、違法薬物も、ヒ素も。 だけど人間が怖い。善意を盾にしている人間、欲をその身のうちに隠し持っている人間が怖い。 今回はこれまでの本とテイストが違ってきていても「ヒポクラテス誓い」を芯にしている医療従事者たちは皆、揺るがない。 コロナ禍があまりにも身近な出来事でフィクションと思えない場面も多々あった。

    8
    投稿日: 2025.03.31
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    文章も上手い。一人一人のキャラも立っており、感情移入しやすい。ただし、深みがない。もはやミステリーというよりは、ライトノベルに近い。 ずっとこの作者を追い続けてきた者にとって、作品そのものが軽くなってきているように感じる。

    10
    投稿日: 2025.03.22
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    実感を伴って読むには遅すぎて、「あの時は大変だったよね」と振り返るには早すぎる、なんとも微妙なタイミングだったからか、いまいちしっくりこず。 それに私はあまり、セレブだとか政治家だとかがお金にものを言わせて特別待遇を受けようとも、諦めというか冷めたところがあるからか、感情移入もできなかったかな。 結局ワクチンもなんだったんだか?と思うよね。 私はコロナにいまだになってないし、周りにもなった人がいないせいかピンときていない。 非日常の出来事が起きたときとか誰かを糾弾するときとかに熱くなる人って、一度立ち止まってエビデンスを確認すればいいのにと、これまた冷めた気持ちで見てしまう。 あのエネルギーは本当に怖い。

    1
    投稿日: 2025.03.12
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    コロナ禍真っ只中、コロナに感染したセレブが急逝。未承認のワクチンを秘密裡に売っていて… あの頃の記憶が呼び起こされて、現実にありそうな感じでした。 未承認のワクチンを巡ってのやり取りがリアルでした。 真琴と古手川刑事の関係がもどかしいながらも、タメ口で話せる位に進展したのは嬉しかったです。

    4
    投稿日: 2025.03.11
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    いつもの一話完結じゃなく、ほとんどが古手川パートなのでヒポクラテスシリーズじゃない感じ。 光崎はおろか真琴すら脇役でネズミも犬飼も出てきて中山七里オールスター作品でした。 コロナ禍真っ只中のあの独特な雰囲気を思い出して異様だったなーと懐かしむ感じ。 ネズミの「怒りは貧乏人に与えられた最後の娯楽」は言い得て妙だったなー。

    10
    投稿日: 2025.03.11
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    コロナが蔓延し世界中がパンデミックと化した日本で、秘密裡に未承認ワクチンを接種したセレブが亡くなった。原因はヒ素。未承認のワクチンによる連続する毒殺事件。今作は短編集ではなく長編だった。今までの作品より入り込めなかった。大金をはたいてワクチンを勝った人たちが世間からめちゃめちゃ叩かれまくるんだけど、なんでそんな叩くのか分からん。正規のものじゃないワクチンを大金で買うとか…全然うらやましくも何ともなかったんだけど。

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    コロナ禍の頃を思い出しながら読みました。病気や死までもが平等では無いという可能性を考えさせられた。犬飼さんがでてましたね。それは嬉しいけど光崎教授の出番があまり無かったのが残念です。おまけに怪我してるし。

    7
    投稿日: 2025.03.04
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    コロナ禍に便乗した犯罪を追う中で、人間の弱さを見せつけられる。 なんか、実際にありそうなんだよな。 あの頃の混乱ぶりを知っているので、簡単に想像できてしまう。 この中の話が全く別世界のものとは、どうしても思えなかった。 ただ、そうした記憶が薄れてきているのも事実。 創作物として楽しみながらも、どこか回顧的な気持ちで読んでいた。

    1
    投稿日: 2025.03.03
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    思い出すことが少なくなってきたコロナ禍。罹患しないように過敏になっていたこと、今迄と同じような生活ができるのかなど、先が見えない不安が蔓延していた時期を思い出しました。 ストーリーの展開としては、物足りないように感じました。いつもの大どんでん返しを体験したかった。

    0
    投稿日: 2025.03.02
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    シリーズ第六弾はコロナとワクチンの話でどこか懐かしさすら覚える内容。あぁ、こんなこともあったな…と記憶を蘇らせながら読んだ。どんなに金や人望や地位があっても病気や死は誰にでも平等にもたらされるけど、未開発のワクチンでも命が助かるならと金に物言わせて手に入れる富豪がいたら。強欲な人は結局犠牲になるけどあまり同情はできない。日本人は辛抱する国民性だから、の言葉に何故だか切なくなる。犬養とのコンビも再び見られて気分は上がったけどネズミの言葉は一理あると思えてしまい複雑。欲や邪悪さに効くワクチンがあればいいのに。

    12
    投稿日: 2025.02.28
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    少し前のコロナ渦の時の話。 マスクがなくなったり、人々が疑心暗鬼になったり、当時の様子を思い出した本だった。 本当に医療従事者の方々には頭が下がる…。 どうして人は、集団や無記名になると凶暴化するのか…。 犯人が分かる時はあっさりしていた感じがあったけど、少しずつ古手川刑事と真琴先生の距離が縮んでいるのは読んでいて楽しい。

    6
    投稿日: 2025.02.24
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    コロナ禍が始まった頃、富裕層に連続して未承認の高額ワクチン接種で亡くなる事件が起こる。 いつものヒポクラテスの登場人物たちが事件をする。 定番の設定なので、中山七里ファンとしては及第以上ではあっても、もう少し読み応えがあってほしかった。

    1
    投稿日: 2025.02.11
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    シリーズ六作。コロナの感染爆発が起こる中、その恐怖につけ込み毒を仕込んだ未承認ワクチンによる連続殺人が起こる…。古手川光崎をはじめとするいつもの面々が真実を暴いていく。いつもより展開が冗長であっさり解決、☆は五つだが少し物足りなさも。コロナ禍がずいぶん昔のように思える。

    1
    投稿日: 2025.02.10
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    『死体は嘘を吐かない』でお馴染みのヒポクラテスシリーズ第六弾。 本作の背景は世界を恐怖に陥れたコロナ禍真っ只中の2020年。 コロナに感染したある富豪が急逝。 しかし浦和医大法医学教室・光崎教授の解剖により血液からヒ素が検出される。 YouTuber、国会議員と続く不審死。 富裕層と呼ばれる人達に何が起きているのか。 県警捜査一課・古手川が事件を追う。 蓋を開けてみれば、欲深い人間の汚さが露呈する。 猪突猛進する古手川に待ったを掛ける渡瀬警部、終盤の二転三転から目が離せない。 人間の傲慢さが浮き彫りになる社会派ミステリー。

    9
    投稿日: 2025.02.10
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    好きなシリーズの新刊。これ、本当にコロナ禍の時に出会いたかった本だなあ。事件の真相よりも、ワクチンができるまでの経緯とかのが興味深かった。 無知は困ると情報を得ようとしたけれど、コロナ禍では何の情報が正しいのか分からず、ただただ不安だったなあ。 真琴と古手川の仲も進展しているようで嬉しい。次作も楽しみ。

    21
    投稿日: 2025.02.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    法医学教室シリーズ第6作。 新型コロナウィルス絡みの連続殺人事件。 時事問題であり、論点は多々あるが、ミステリとしては(犯人も)小粒。

    5
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロナを題材にしたミステリーで偽ワクチンを使った毒殺事件という発想はよかったが犯人が順当で面白くなかった。ほかにもコロナ禍を題材にしたミステリーはたくさんあるので読んでみたいと思う。

    1
    投稿日: 2025.02.03
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    コロナの話しは読んでいてジンドイ。古手川さんと真琴先生はなかなか進展しませんね笑 詐欺と殺人、本当にやり方が酷いけど私好みのミステリーじゃなかった。 好きなシリーズだし中山七里も大好きな作家なので次は好みの作品だと嬉しい。

    0
    投稿日: 2025.02.02
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    シリーズ第6弾 ヒポクラテスシリーズでいえば最近の中で一番好きでした。オールスターで戦う感じもあってメンツが豪華。 自分は特別な人間だから助かりたいという人の浅ましさと傲慢さ、そこを刺激する手口。現代の世相を表すような叩いていいと判断した時の群集心理が怖くて虚しい。

    1
    投稿日: 2025.01.31
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    中山作品のヒポクラテスシリーズも6作目。このシリーズほぼほぼハズレがない。本作もコロナ禍で陽性かと思わせての砒素毒殺で、プロット云々よりも科学を圧倒するデマの恐怖を確りと描いている。登場人物もいつものメンツで読み易いが、内容はいつもより重厚で読み応えある。

    0
    投稿日: 2025.01.29
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     シリーズ第3弾ではないことは重々承知の上でのフライングです!その理由は、図書館で貸出中で借りることができなかったこと、この最新作を購入し、今日のこの日に記念としてレビューを残したかったということにつきます!  ヒポクラテスシリーズの最新作であるこの作品は、コロナウィルスによるパンデミックが宣言された2020年4月の設定です。あの頃は、緊急事態宣言とか出されて不要不急の外出が控えていましたよね…。治療法も確かなものはなく、ワクチンの開発が急がれていた時期でした。物語ではその時期の富裕層たちが、未承認のワクチンを入手し接種したにも関わらずコロナ感染したことが明るみになります。一体これはどういうことなのか?遺族の訴えを受けて、古手川刑事が浦和医大法医学教室に解剖を依頼した結果、予想だにしなかった真実が明かされます…。  このシリーズ、面白いっ!ホント好きだなぁ〜!コロナ禍が始まってすぐの描写が、もはや懐かしく感じられました。そして浦和大学法医学教室は変わらずで、光崎教授もキャシー准教授も、主人公の栂野真琴助教授も!!そして埼玉県警の古手川刑事も渡瀬班長も、みんな、愛すべきキャラですよねっ!そして、古手川刑事と栂野真琴の関係に進展があるのかってとこも、読みどころです。あと、犬養隼人刑事もちょこっと登場したりして、また会えてちょっと嬉しくなったりしました。  実は、中山七里さんの講演会に行ってきました!ホント、いろんなお話を聞けて楽しい時間が過ごせました。中山七里さんの著書を講演会に持っていくと、名前を入れてのサインをしていただけるというサービス精神っ!しかも講演中の写真撮影OK!!マジかっ!その中で、この作品にも触れられて、実は以前読んだ解剖の本が記憶に残っていて、それを思い起こして執筆されたんですって!スゴすぎるっ!!そして、サインをいただいたこの本は、私の宝物になりました。もし、私が死んだら棺に入れてもらおうっ!

    69
    投稿日: 2025.01.25
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    話は数年前のコロナ禍の話になっている。 コロナでパニックになっている最中、金持ちが闇のルートで仕入れた未承認ワクチン。しかし、そのワクチンを打ったものが次々に死んでいく。 ワクチンの正体は?そして犯人の目的は? キャシーの毒舌と奇抜な行動が中々良い味を出している。

    24
    投稿日: 2025.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は解剖による新事実発見というシリーズの醍醐味が薄かったように思う。 ただ、中山先生の文章力なのか、扱う社会問題の本質に触れているからなのか、緊張と緩和の繰り返しでページをめくる手は止まらなかった。

    0
    投稿日: 2025.01.23
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    数日前、第1弾の「誓い」を読んで、順番に第2弾に進むか、待ちきれなくて最新刊の第6弾に飛びつくか迷いに迷い、結論としてこの様に第6弾「ヒポクラテスの困惑」を選択するに至った。待ちきれなかった。欲望に負けたのだ。 第6弾はコロナ社会真っ最中。パンデミックになってからワクチン接種開始までの非常に世の中不安定状態の頃の話なので、コロナの脅威が改めて思い出される。今となっては単なる思い出・・・あまい、今シーズンはインフルの猛威プラス一部地域ではダブル感染もある。この時期に本書を出版したのは、作者は改めて感染症の怖さを世に伝えたかったのかもしれない。中山さん、ありがとう。 第6弾を読み終えて、あまり第1弾と変わらないではないか。変わったのは真琴と古手川の距離感が縮まり、誰かが一押しすれば目出度くゴールイン状態になっていること。第1弾の時からこうなるとは思っていたが、それにしても恋の進行が遅すぎやしませんか?一応釘をさしておくが、2人の関係についてはどんでん返しをしないことを作者に望む。監察医朝顔の真似をしちゃいかんよ!一方、古手川の捜査スタイルは昔と変わっていなかった。そんな事では昇進しないぞ!ああ、だったら、順番に第2弾から読んで、スピードが遅すぎる二人の愛の熟成過程を感じ取った方が良かったかな。 犯人当て勝負は・・・負けました。久々に中山作品を読むと、勝った記憶しか残っていないが、本当は負け越している。単に負けを認めたくないだけの話。敗因は口座・暗号資産の操作を過大評価してしまったこと。

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    投稿日: 2025.01.14