いまだに現在進行中の日本の「失われた２０年」だが、そのデフレ不況脱却の処方せんになるのが本書だ。 読んでいくと東京圏一極集中の危うさや、高速道路などのインフラが不足していて発展できない地方ののもどかしさが良く理解できる。 現代日本の問題である人口減や需要不足は地方の発展によって解決できるという。高速道路や高速新幹線等のインフラに投資することによって地方がそれこそ力強く創生されることができる。 相変わらず理路整然として読みやすい三橋氏の本だが、より多くの人に読んでもらいたい。そして未来に期待できる日本に作り直していきたいと思った。

他の地方創生の失敗から学ぶ書籍とはまた異なったアプローチの本。 ロジスティクスの発展、生産性革命こそが日本を救うとかそんな感じ。読んでいて一理あると思った。 正直、将来どの道を選べば正解かは分からないので、この知識も重要だと思う。