
総合評価
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powered by ブクログこれは、トンでもないマンガだと思いました。実に、21世紀的な「欲望」の描き方と言っていいのではないでしょうか。「欲望充足」がホラーにしかならない現代の結末を、堀尾省太さんは、どんなふうに描くつもりなのでしょうね。 意味不明の感想をブログに書きました。読んでいただければ嬉しい。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202011120000/
0投稿日: 2020.12.04
powered by ブクログ絵柄は怖いし普段は読まないが、設定が作り込まれてるし、引き込まれる。展開がすごくテンポ良く飽きない、きになる。
0投稿日: 2020.02.23
powered by ブクログ鄙びた離島の日常が異分子によって侵略されていく。 ホラーなのか伝奇なのかオカルトなのか、なんともジャンル分けが難しいボーダレスな面白さ。特筆すべきはやはりフクノカミの得体の知れぬ不気味さ。見た目は七福神にいそうなでっかい赤ん坊なのだが、常に細目で笑顔なのが抜群の気味悪さ。 三巻の例のシーンはトラウマ級の衝撃間違いなし、久しぶりに漫画で鳥肌が立った。それ位生理的嫌悪を催す。 そしておばあちゃんの変貌も恐るべし。最初は孫想いのどこにでもいる祖母だったのが、だんだんとフクノカミに感化され、島の経済を回す欲の権化となっていく。 フクノカミのご利益にあやかろうと群がる住民の確執と軋轢、悲喜こもごもが薄ら寒い。 平和な日常が異物の侵入によって軋み始め、平凡な人々が狂い始める様子が、琉花の片想いと同時進行で描かれていく。 個人的にはドラマ化したら面白そうだと思った。
2投稿日: 2019.08.21
powered by ブクログ表紙に惚れて、買って読んでみた。 描写が先ず良いし、なによりこの奇妙さが最&高!!に面白い。 2巻は絶対に買おう。
0投稿日: 2019.05.02
powered by ブクログ民俗だ!オカルトだ!!やったー、好きなやつ!!! 方言の心地よさとけして薄暗くない(しかし淀んでいないわけではない)田舎が好ましい、そしてこの平和な田舎がどうなってしまうのかという不安。 田舎育ち的に黒蓮先生たちの田舎のステレオタイプ打ち砕かれるところはけっこう楽しかった
0投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何と言うかとんでもない作品を読んでしまった気分だ…… 異形の存在に少しずつ日常が侵食されていく筋書きの作品なんて幾つも有るけれど、本作はそれらとは少し違うような気がする。 主人公の琉花がフクノカミを目覚めさせたことで始まる怪奇現象。と言っても第一巻で描かれるのはホラー漫画のような恐ろしい展開が連続するわけではなく、フクノカミの見た目に目を瞑ればどこかコメディ要素すら感じられてしまうライトな描写が殆ど だから次はどんな怪現象が起こってしまうのかとワクワクしてしまう むしろ本作では琉花がフクノカミを利用して自分の恋心をどのように成就させていくかが気になってしまう
0投稿日: 2018.04.07
powered by ブクログペタペタフクノカミで運気があがっていく関係者。これからどういう展開になるのか。また面白いとも面白くないとも言えない。とりあえず絵はうまいのでもう少しフォロー。
0投稿日: 2017.05.07
powered by ブクログなんだかシュールで怖いキャラクターに気になる展開。 今後の展開がまだ読めないが、引き込まれる構成。
0投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ刻刻も不思議な雰囲気だったけど、それ以上に変な雰囲気が漂っている。1巻は、主人公の女の子の恋愛模様がすごく上手く描かれていて、それとは別に本筋の怪しい福の神が日常を徐々に壊していく重層的な展開を上手く成立させている。なんというか、うまいなぁ。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログいやー面白い ジャンルとしては怪奇モノなんだろうけど、この1冊の中に様々なジャンルが詰まってる まずネームがいい、小気味よい台詞回し、表情、描写 島民のやり取りもそうだし、女子中学生の恋愛観や挙動もまたリアル 何より非日常と日常のバランスが絶妙で、これは没入しちゃうよねといった塩梅 「この島にーアニメイト建ちますか」 おかしな事が色々起こるけど、主人公にとって一番大事なのは好きな子の転校ってとこが最高
1投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログこういう、出てくる人の醜態が晒されそうな感じがかなり苦手。「あかんて、あかんて!!もぅー!」ってハラハラして読んでられへん。
0投稿日: 2016.09.26”人間の欲望を叶える存在。私たちはそれを、「神」とも「悪魔」とも呼ぶ。”
デビュー作とは思えない凝った世界観で描かれた『刻刻』が衝撃だった堀尾省太の二作目。 これも1巻を読む限り、また快作の予感漂うおもしろさ。 舞台は尾道近くの小さな島、寧島。主人公の中学生、早坂瑠花は都会からひとり伯母がいる島に来た女の子。 好きな同級生はマンガに夢中。高校進学はアニメイトのある大阪に行くという…。 ある日、瑠花は海でぬめぬめした不思議な(気持ち悪い)置物を拾う。 それを洗って空いている祠に収めて何をするかと思えば、 「でっかいアニメイトができること」を願うのだ。 すると、その置物はなんと、小さな人間サイズになって現れた。 島の人には普通のおじさんに見えるというそれは、福の神なのか、悪魔の使いなのか…。 ”人間の欲望を叶える存在。私たちはそれを、「神」とも「悪魔」とも呼ぶ。” というコピーが、まさにこの話しを表している。 小さなおじさんの置物は、福を呼び込んできているようなのだが…。 神/悪魔が日常に侵入、介在するが誰もそれに気づかない。 幸福だと信じて願っていたことが叶い始めた時、何かが変わっていく。 際限なく増えていく人の欲望のありか。 一体どんな展開が待っているのか、気になって仕方ない。
1投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログ★が足らない。29個はいる。これは絶対、面白くなる。1巻で詰まっている含有量は計り知れない。チャリかごシーンにのけ反り、リボーンするばあちゃんの禍々しさはゾワワするし、郷土料理は丁寧に解説されているし、主人公がカワイイ。とにかくとにかくとにかく、期待しまくり。
0投稿日: 2016.08.07
