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ロクでなし魔術講師と追想日誌
ロクでなし魔術講師と追想日誌
羊太郎、三嶋くろね/KADOKAWA
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総合評価

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    「生き急ぐロクでなし」 授業中のやりとりは。 普段と変わりない出来事とはいえ、その時々によって扱っているものが違うのだから少しは我慢するのも必要だろうな。 ちゃんと話を聞かなかったのもあるが、紛らわしい言葉などのせいで勘違いしたのだろう。 「迷える白猫と禁忌手記」 探しにきた手記帳に。 素直にならず強がりを言い合うのは勝手だが、そんなに弱みを見せたくないのであれば他の誰かを誘うべきだったろう。 無くした時点で探していれば良かったが、既に最悪な読み手に渡ってるなど想定外だろう。 「魔法講師グレン 無謀編」 絶対に成功させる為。 面倒な作業が盛り沢山ではあるが、簡素化されたものでは絶対に理解しきれないものを作るには十分な作業だったろう。 自分が過去に感じた想いがあるからこそ、倒れるほどの無茶をしてでも手を貸したのだろ。 「魔法講師グレン 虚栄編」 猫を被った授業参観。 普段から真面目にしていないからこそ、肝心な時に指摘されたことを全てやるだけでも違和感が大きく不自然なのだろ。 ここまで親バカも過ぎると、聞いている方が恥ずかしいうえ子供も来て欲しくないだろう。 「空 〜孤独の魔女〜」 一人で虚しく過ごす。 誰でもいい訳ではないうえ、同情でもなく傍にいてくれたからこそ心を許して気楽な時間を過ごしてしまったのだろう。 自分勝手な理由で襲うからこそ、本当の強さを持つ相手に簡単に殺されてしまうのだろう。

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    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱヒロイン力はルミアが圧倒的だけど、システィーナのこのグレンとに似た者通し感良いなぁ。って、図書館で言い合ってる二人とか、何だかんだセリカに学んでた頃の魔術が大好きなグレンとか見ると思った。

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    投稿日: 2025.03.03
  • 本編と比較的似た感じの内容になっている

    ろくでなし魔術講師の短編集になっており、設定としては2巻直後ぐらいの話になっています。短編は5つあり、4つがグレンの講師としての話、1つがセリカとグレンの出会いのような話になっています。 グレンの講師としての話に関しては笑える部分が多くありつつ、講師らしい部分がでるいい話みたいな感じになっています。本編よりも起こる事件が小規模(事件というよりも学園で起こるアクシデントのような形)で、少し笑える部分が多めな感じをイメージしていただければいいかなと思います。また、システィの隠れた趣味が明かされたり、システィの両親が出てきたりなど、本編では明かされていない面などが明かされている点もよかったです。 また、セリカとグレンの出会いに関してはけっこうシリアスで、驚きのある展開になっています。最後の展開に関しては本当に予想しておらず、非常にびっくりさせられましたし、ここからどうつながっていくのだろうと本気で考えさせられて、非常に満足できる内容でした。 全体的に本編に近い感じでできており、本編が楽しめる人なら楽しめそうな感じだと思うので、本編好きな人は是非読んでみてほしいかなと思います。 また、アニメしか見てない人でも楽しめる部分の内容になっているので、アニメが面白かったけど、書籍は読んでないという人も楽しめる話になっているので、是非読んでみて下さい!

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    投稿日: 2017.10.09
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    短編集。本編よりコメディ要素が強い話多めで楽しく読めました。お化けが怖い魔術師ってどうなのさ(笑)システィ母の挿絵が若すぎて姉妹にしか見えない授業参観編はそれぞれの親バカっぷりが微笑ましかった。そんなセリカの過去編では親バカにもなるかなと思えるエピソードで。彼女の力のルーツも本編にはしっかり絡んできそうな設定背景ですね。

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    投稿日: 2016.04.09