
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても好きな作品。 視点がよく変わり時系列もバラバラですが、読み終わった後に綺麗に頭の中で繋がるのでとても読み応えがありました。 スカッとした終わり方ではないですが、それも物語に合っているなと思います。
0投稿日: 2025.09.15
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復讐のために人生を費やしてる切ない感じが、個人的には好き。 レイちゃんと僕の関係性は好き。 一馬とはどういう経緯でこういう関係性になったのかは謎。 表題作より「春の遺書」が一番好きかもしれない。 表題作も他2作も、よくよく考えたら全て「幽霊」が出てくるんだ。 短編2作はいいのだけど、表題作の亡霊が出てくる流れは必要だったのかな?と思ってしまった。
0投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
視点が変わりながら真実が少しずつ明るみになる感じが面白かった。 ただ、どういう流れで一馬と仲良くなって彼が共犯者となってる?とか レイちゃんから誠に近付いてきたのは何か思ってて?とか もしかしたら伏線として含められてるのかもだけど、読み解けない部分があってもう少し深掘りされてたらスッキリしたのかなぁって思った スッキリしない終わり方もアリなんだけど…なんか微妙に小出しにされた情報があるから回収されるのかな?って期待しちゃったり
0投稿日: 2025.04.03
powered by ブクログ☆3.9 一人称の使い分け(おれと僕) おれと僕は一体この物語に出てくる誰なんやって考えながら読むのか楽しかった! 分かった時の怖さ、なんでなんやろって思ってたのが分かった時の納得、どれもよき!!
1投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ当時読んだ時は結構面白かった記憶がある 最初の方はホラー要素が強く、冬の寒い雰囲気が文章から伝わってきて独特な世界観を楽しめる
1投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ表題作のやるせなさと切なさがなんとなくすきで再読。展開が二転三転するとか、重厚な謎が解かれるとか、予想外の結末が待ち受けているとか、そういうのがあるわけではなくてむしろさらっと読めるんだけど、そのあっさりさと物語の結末がいい具合に噛み合っている気がしてしまう。結局タイトルがすべてで、君が僕のやさしい弱みになっていたんだよなあって思うとしょんぼりするし、ほっとする。表題作含めてお話が3つ収録されているけれど、やっぱり表題作がすきかな。
5投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ#92奈良県立図書情報館ビブリオバトル「仮面」で紹介された本です。 2018.7.21 https://www.library.pref.nara.jp/event/2710
0投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ特別悪くもなく,普通に良かったです.特に「春の遺言」が心にぐっときました.ただただ残念だったのは,裏表紙のあおりが過剰すぎたせいで,本編へのハードルが高くなったことです.読み終わったとき,こんなものかと思ってしまいました.
0投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ表題作は文句なしによかった Aさん もまぁ良い 春の遺書 祖父の病死と祖父の弟の自死 祖父の遺品の謎 祖父の弟の自死の理由 若気の至りとはいえ、理解に苦しむ この作品がいいと言っている人たち ここんところ解って言ってます?私はムリ
0投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログ書き方が面白い?パラパラっと読んだけど正直、あれ終わっちゃった?という感じだった。後の2つは夜に読んだからか怖かった。
0投稿日: 2024.07.04
powered by ブクログミステリーツアーに参加し、連続猟奇殺人を目の当たりにした「おれ」。周囲でお葬式が相次いでいる「僕」。二人の少年の独白がだんだんと結びついてく。 読後、何とも言えない切なさが残る。ただただ幸せになってほしい。
0投稿日: 2024.03.17
powered by ブクログ評価低めの小説ですが、私はそんなに嫌いではなかった。 短い割に視点もコロコロ変わるしちょっと読みづらさはあるので上級者向けかなー?
1投稿日: 2023.12.28
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僕と君は誰なのか? という煽り文から気になって読み進めたのですが、途中から僕も君も分かってしまい…もう一捻り欲しいなというのが正直な感想です。 こんなに大量に人を殺して捕まらないのか? 性別が変わってるのはなぜ?(事件の真相を暴かれたくない清瀬のデマ?)など、深く考えれば考えるほどわからなくなってしまいました。 ただ、「Aさん」と「春の遺書」はどちらも面白く綺麗にまとまっていると感じたので星3です。
0投稿日: 2023.08.27
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表題『僕は君を殺せない』と、短編『Aさん』、『春の遺書』の 2編から成る。 『僕は君を殺せない』は、帯で二度読み必至とかなり推されていたが正直それ程でもなかった。 「僕」と「俺」がそれぞれ誰なのか、がポイントなんだろうけど、「うーん」って感じだった。 レイちゃん切ない。 『Aさん』はホラー寄り。 『春の遺書』は切ない感じで良かった。
0投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ10代〜20代に圧倒的支持!って、もう過ぎちゃたからなぁ。 と思いつつ読んでみる。 表題作だけかと思ったら3編あるのね。 それぞれが、怖い印象。 まぁ、ホラーミステリー的なジャンルになるだろうからね。 二度読み必至!とあったけど、ある意味二度読まないと分からないかも。 『俺』と『僕』に着目して再度読んだら色々分かるのかな。
1投稿日: 2023.07.06
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クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加することになった『おれ』。携帯もつながらない山中の屋敷に男女十数人が集められ、気づいたときには籠の鳥。順々に殺されていく。『おれ』は必死に逃げ出すが……。 クラスメートのちょっと風変わりな女の子、レイちゃんと半同棲している『僕』。レイちゃんは、廃遊園地にまつわる怖い話をよく聞きたがります。最近、『僕』の周囲では葬式が相次いでいます。今度は大奥様が死にました。 一見、接点のないように見える二人の少年の独白――。 誰も想像しない驚愕のラストへ……! 二度読み必死!! 新感覚ミステリー! 人に薦められて読んでみた。薦められたときは、どうせ二重人格とかそんかんじでしょって思いながら読んでいった。 そして、「俺」が体験したミステリーツアー。まるで、兇人邸の殺人を少し思わせるような廃墟となった遊園地と館。次々に起こる事件。怖すぎる。 そして、「僕」と半同棲しているレイちゃん。もうなんでこんな我儘で自分勝手な女と付き合っているのだろうかと思いながら読んでいた。「僕」の唯一の友人の一馬のことが嫌い。 しかし、「俺」が体験した事件と「僕」の周辺で起こるお葬式。これが繋がったときは少し悲しかった。あんな我儘で自分勝手な女でも、「僕」にとっては唯一安心できるところだったんだな。誰かの感想でもあったけど、迎えに来て欲しかった。 2023.6.3 読了
0投稿日: 2023.06.03
powered by ブクログ私はこの小説面白いと思わなかった。帯に惑わされて買ったから期待度が高かった。叙述トリックでもなく、展開が予想できる。そして、物語が淡々と進むからアッサリした印象。短編集は話が繋がってると思ったら、繋がってなくて意味が分からない話でした。
1投稿日: 2023.01.30
powered by ブクログ「僕は君を殺せない」というお話の他に短編の小説が2編入ってた。本を読み慣れてないからかもしれないけど、中盤あたりまで話が飛んでよく分からなかった。だけど、徐々に明らかになる話の展開にドキドキした。
0投稿日: 2022.11.03
powered by ブクログ最後の「春の遺書」好きです。 とても切ない、哀しい物語だったけど。 生きていてほしかったな。 どうか、兄弟妹一緒に幸せでいられますように。 「僕は君を殺せない」 迎えに来てほしかったな。
2投稿日: 2022.10.19
powered by ブクログ何年か経ってからの2回目 1回目に読んだ時より色々把握したり 気づくこと多かったけど、 やっぱり一馬がよくわからないことと レイちゃんのことももっとかいてほしかった あと、残り二つも続いてるもんだと思ってて Aさんの途中で別の話だと思い出したけど、 途中までなんの繋がりだったっけって すごい考えながら読んじゃいました 最後の話はすごく好きな話だなあと思いました 悲しすぎるけれども
0投稿日: 2022.08.29
powered by ブクログ文体にやや稚拙なところがありますが、面白かったです。カッチカチの本格ミステリや文学を好む人はあまり好きではないかも。でもライトノベル系が好きな人には刺さると思います。この空気感の作品はなかなかないので、求めている人は「これだ!」となると思います。ほの暗いけど変にエキセントリックにはならない。ハッピーエンドは面白くないけどバッドエンドを望んでいるわけじゃない。そういう人におすすめです。
0投稿日: 2022.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
想定外だったのは、これが短編集で、かつ連作ではなかった点。最初の話が終わった後、次の作品でどういう風に何を回収するのかと思いながら読んだけど、腑に落ちないまま終わっていく。 メインとなる作品について、思った以上にどんでん返しがなくて、拍子抜けをした。だからこそ連作だと思ったんだけども。この作者の別作品を読んで、作風を感じつつ、忘れた頃に読んでみるとまた何か違うかもしれない。
1投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルに引かれて買った本です。 本編は〝僕〟と〝おれ〟の2人が語り部で進んでいくのですが、最後まで〝おれ〟が誰なのか全然わからなくて消化不良。 レイさんが生きてたのは嬉しいけどやっぱり消化不良…。一馬がなんで協力してくれていたのかも、いまいちよく分かりませんでした。 他二篇も本編とは関わりない作品です。でも面白かった( ˙꒳˙ ) 春の遺言が切なすぎました。 二度読み必至と後ろに書いてありますが二度読みは多分しないかな。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ【読み終わって感じたこと】 うーん、どの登場人物もちゃんと好きになれなかった。最後の終わり方も悲しかった。ただ、誠が本当にどうしようもなくレイを愛していたんだなということはわかった。そこだけが、じんわりと私の心に染み込んできた。 【印象に残ったシーン】 最期、誠がレイを思うシーン。父親の呪いに縛られて生きてきた誠が、とても哀れだと思った。もしも、誠がレイと違う形で会えていたら。そう考えずにはいられなかった。
0投稿日: 2022.03.20
powered by ブクログ2022/03/18 表紙がきれいで手に取った。短編作。「おれ」と「僕」の物語。まだまだページ残っとるのに割と終盤っぽい?とか思ってたら終わってしまった。もう少し「おれ」の話してほしかったな。
0投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログ帯やあらすじに騙された。 "二度読み必至、新感覚ミステリー" "問題:だれが「僕」で、だれが「君」でしょう?" なんて書いてあるからレビューが低いんだろうな、と。 改題、改稿前は『亡霊』。 その名の通り、ミステリーというよりはホラー。 続く短編の「Aさん」も怖いし不気味だし、私には合いませんでしたごめんなさい…。 「春の遺書」はまだ温かみがあってよかった。
1投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ表題作は父親の自殺シーンからはじまる。 性表現あり、暴力、殺害シーンあり。 ほかの短編も、死体を解体する描写あり。 グロ系のホラー。 さも叙述トリックミステリーのように帯で煽られていますが、ミステリー的な楽しさもあまりなかった。残念。 学校における内容ではないです。
0投稿日: 2022.01.26
powered by ブクログ夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!(e-honより)
0投稿日: 2022.01.17
powered by ブクログ表題作「僕は君を殺せない」 二人の語り手で物語が展開します。 友人の代理で参加したミステリーツアーで猟奇連続殺人に巻き込まれて逃げてきた人物と、 女子高生と半同棲する男子高校生と。 この二人がつながっていきます。 猟奇連続殺人のスリルは勢いがあって、ひきつけられました。 一方で、女子高生に尻に敷かれている男子高校生の屁理屈めいた語り口もおもしろく、どんどん読み進めました。 ただ、物語の種明かしがされるにつれ複雑な話になっていって(途中で読む期間があいてしまったからかもしれないけど)設定がややわかりにくかった…というのと、後になるほど勢いが削がれてしまったのが残念。なんだか最後はいい話になっちゃったし。でもラストの雪の場面は泣けました。せつない。 主人公の行動の変化の動機が弱かったかな。出だしがおもしろかっただけに、伏線回収が尻すぼみな印象。 併録されていた「Aさん」 こちらはホラーじみたお話で、Aさんと主人公はどんなふうにつながっていくの…?とドキドキハラハラするような展開で、ついページを繰る手がとまりませんでした。が、こちらも尻すぼみだったかな。冒頭とラストのつながり方はおもしろかったけど、主人公はいったいどうしちゃったんだい?というのがわからずスッキリしない終わり方。私の読みが足りていないんでしょうか。 併録「春の遺書」 三作の中で一番こちらが好きです。話の内容自体はさほど斬新ではないものの、情景が美しく、せつない世界観に浸れました。 余談。 表題作から、勝手にボーイズラブだと思いこんで読みましたが、違った(笑)僕と君っていうから、てっきり…(笑)でも、まぁまぁおもしろく読めました。
1投稿日: 2022.01.12
powered by ブクログ誰視点なのかを表すために口調を変えて書かれているのですが、文章が少々読みづらかったです…。 あんまりびっくりはなかったな…。 表題の後にある短編も繋がっているものだと思って読んでいたので、最後のページに来て「え?!?!」ってなりました。
0投稿日: 2021.12.12
powered by ブクログわたしは好きなんですけど、レビューが低いことにびっくりしました。ただ、帯に書いてあるような売り文句で売る本ではないかなと。じっくり読んで、何ヶ月後かにふと思い出す。そんな読み方がこの本には合ってる気がします。
1投稿日: 2021.10.08
powered by ブクログレビューが低いのは、きっと、裏表紙やネットで説明文に書かれている「二度読み必至」とか、誰が僕で誰が君、みたいな文言のせいで、期待度が上げられているせいかな…。 表題は、ミステリーというよりは、サスペンス。独白調なので最初はとても読みにくいが、でも先が気になって勢いがつき、早めの読了。 割と先が読めてしまうので、それほど驚きも…二度読みの必要もないかなとは思うが、結末に特に不満はない。 表題以外の作品が入っているとは知らずに読んだので、短編二作に若干の戸惑い。どうりで表題、残りページ数のわりに締めくくりが早かったはずだと納得。 表題とは全く関係ないけど、読みやすかったし嫌いじゃない。二作のうち先の方がホラー寄りのサスペンス。あとの方はちょっと悲しいミステリー。
6投稿日: 2021.09.19
powered by ブクログあらすじに期待しすぎてしまった、拍子抜け 短編の「春の遺書」が1番よかった おじいさんの「生きてほしい」という想いは伝わってなかったんかな
0投稿日: 2021.09.12
powered by ブクログ前半のハラハラドキドキな期待を綺麗に裏切ってくれた。 言葉の選び方や場面毎の繋ぎはすごくいいのに、全体を通すと結局なにが言いたいか全く分からない。 惜しいって言葉よりももっと惜しすぎる。 頭で読んでしまって心で読めなかった。
0投稿日: 2021.09.02
powered by ブクログだれが「僕」で、だれが「君」でしょう? 友人の代わりに参加したミステリーツアーで連続殺人に巻き込まれてしまった「おれ」と、ここ最近葬式がつづいている「僕」。 廃墟となった遊園地にひそむ、女の子の霊の噂。 「おれ」と「僕」が交互に語りながら、徐々に隠されていた過去が明らかになる。 最後は切ないけれど、温かみのある終わり方でした 後ろに収録されていた短編「Aさん」、オチが綺麗にゾッとする感じでよかったな。
0投稿日: 2021.08.07
powered by ブクログこの作品って、サブタイトルの3つの話は繋がってないよね⋯⋯? 全体的に淡々とした雰囲気で書かれていて、各作品の内容もそれにマッチしていたので統一感のある綺麗な1冊だった。 最後の「春の遺書」が一番好きかな。悲しくて。飲み込んだ紙の内容がたまらない。 「Aさん」はうっすら怖くてよかった。詳細が読みたい。 表題作はそんなに⋯⋯。どんでん返しの作品だけど、想像のつく結末。もう一度読みたいとは思えなかった。
0投稿日: 2021.08.03
powered by ブクログタイトルと裏表紙に惹かれて手に取りました。 読み進めやすかったですが個人的には2度読み必須ではないかなと。終わり方があっさりしてたので短編集気づかず残りの2編も読みました。
0投稿日: 2021.05.05
powered by ブクログ読むのしんどかったしノベルは詰めもネタも甘い、ってめっちゃ貶してる。オチがなくてぼかしすぎ!よくわかんなかった。
0投稿日: 2021.04.17
powered by ブクログ表紙とタイトルに惹かれました。 「僕」と「おれ」 全く繋がりのなさそうな二人の視点から 物語が語られて、意外なところで結びつく。 少しずつ真相に迫っていく過程が 自分的にはかなり怖かった。 殺人鬼が、すぐ目の前にいる状況 考えただけで冷やっとする。 ただ、二度読み必至といわれるほどの 感覚はなかったなぁ ですます調の語りが恐怖を煽ってきた
0投稿日: 2021.03.02
powered by ブクログ中学生の時に、図書館で借りた本 好き嫌いがすごく分かれそうな作品です。 自分はすごく好きで、何度も読み返すために購入しました! 短編のAさんが大好きでした
0投稿日: 2021.02.13
powered by ブクログ一人称が「僕」と「おれ」の2人から交互語られる物語。最初は難しかったけど読んでいるうちにまさか、、と少しずつ分かった。色んな名前が出てくるので人間関係の図が1番分かりにくかった。 君と僕とおれは一回読めばすぐにわかった。 イニシエーションラブのミステリーホラーバージョンみたいな感じだった。 感想見てると怖くなって後半の短編2つは読めませんでした。
0投稿日: 2021.02.10
powered by ブクログ"寂しさは自己を失わせます。" "呪いが人を殺すなんて、馬鹿馬鹿しいにも程があります。死んでから誰かを殺そうだなんて、死んだあとの自分に無茶振りしすぎではありませんか。 他者を殺めるためには、自分は生き続けなければなりません。" "化け物退治には大義名分が必要です。" なんだか呆気なく終わったイメージ。しかも短編集だった。 二度読み必至!と書いてあるがそこまではならない。 ただ、次の展開はどうなると思わせる文章の使い方と、雪の描写は良いと思った。
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログこんな本、読まなくて良いですよ。 そんな事、口が裂けても言えません。もちろん。 ただ言えるのは、この本に興味を持っている のならば、優先度は低いものですよ、という事。 表題作はあまりに面白そうな宣伝をされていますものですから、ハードルを上げるのも無理はないですよ。 誰だってそうです。 文章も何か読みにくさみたいなものを感じますし、何が起こってるのかも把握出来ません。 本来であれば星2つで十分な内容だと僕は考えるのですが、短編2作が表題作と比べると個人的には好みであったので、星を1つ足したんです。 肩透かしをくらいたい方はオススメかなぁ、なんて 思う今日この頃です。
1投稿日: 2021.01.02
powered by ブクログ表題作含む3作品収録 二度読み必至とあったが、まぁ人間関係が いまいちわかりにくくて読み返す感じかなぁ 2作目もそれなりに楽しめました
0投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ初読みの作家さん。 題材と裏表紙の紹介文に惹かれて読んでみたけど。 読み進めても展開がつかめず、分からないまま終わってしまったって感じ。 内容的にはサスペンス&ホラーといったところでしょうか。 ちょっと自分には合わなかったかな。
7投稿日: 2020.11.28
powered by ブクログ読みやすかった! 面白かった! でもちょっともう1回読まないと 難しい? 残りページめっちゃあるから まだ何かあるんか?と思ったら すぐ終わってしまって焦る
1投稿日: 2020.11.18
powered by ブクログミステリーが好きなのでタイトルに惹かれて購入。 いざ読むと…ホラー? 一文が短いので読みやすいほうではあったかな。 短時間でサクサク読めます。
0投稿日: 2020.11.10
powered by ブクログ何人か書かれてますが「二度読み必須」ではない、というかその煽りが若干のネタバレというか。 生々しい表現が多くて背筋にきます。 ラストは驚愕というよりは、まあそうなるわな…ってところじゃないでしょうか。 キレイな表現が多くて切ない作品でした。
1投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログすごく面白かったです!何度もページを往復しました。途中からオタク的な感想で申し訳ないですけど僕と君がエモかったです。
0投稿日: 2020.07.06
powered by ブクログバイト先の後輩に教えてもらって読んだ作品。1日で読み切れた。 その子がお勧めする話だから優しそうな話かと思ったら人を殺す殺すでゆなへのギャップが強まった(笑) 誰が僕で誰が君なのか、それを考えながら読めて、大掛かりな過ぎないトリックにゆるい気持ちで読めた。 2人の男の子の視点によって書かれている。一人称が僕と俺の2人。僕側の書き方が好きだった。少し物事を俯瞰していて、自分を大きく見積もらず、受け身で少し捻くれてるような感じが、喋り方や「」にならない男の子の考えなども話し方は優しいがすこし捻くれているような感じが好きだった。 伊坂幸太郎のアヒルと鴨のコインロッカーでも、感じた感覚だった。落ち着いた主人公が好きなのかなと思った。
0投稿日: 2020.05.04
powered by ブクログ本書は表題作を含む短編集です。物語の内容はそれぞれ異なります。 個人的に一番好きだったのは表題作です。主人公の淡々と語る落ち着いた口調が好ましく感じました。また、賛否両論ありますが、どこか憂いを帯びた結末も好みでした。恐らく世間的に最も好印象なのは最後の短編作だと思います。 内容は良いのですが、全体的に少し伏線の回収が粗く感じました。
0投稿日: 2020.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
終わりがすっきりしないというか説明不足? 私の読解力が無いだけかもしれないけどもう少し秋津は結局何?
0投稿日: 2020.05.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一人は何の変哲もない日常を語り、もう一人は突然巻き込まれた恐怖の怪奇殺人について語る。 一見何の関係もないように見える両者が最後に繋がり、物語のラストへと繋がるように書かれている。この手の書き方には『彼女は存在しない』で免疫がついたので予想できた。 表題作は途中でほぼ種明かしされて、それ以降は大どんでん返しが来るのかとワクワクしながら読んでいたが、謎らしい謎はないので物足りなさを感じた。あまりにも何のひねりもない展開に、「これ、気付いてない自分が阿呆なのか?」「きっと残りの二作がアフターストーリーになっていて、謎が明らかになるのだろう」と思ったくらい。 処刑場に居た他の人たちはどうなったのだろう、清瀬兄弟はどうして処刑場で死ななかったのか、書かれていないことが多いなという印象。他にも色々と説明が足りない部分が多く、全体的に曖昧でふわっとしているように感じた。 なぜ「僕」が殺せなかったというところにオチを持って来るべきタイトルなのに、ここにも納得いく説明やドラマがなく、この手の作品なら驚ける結末じゃないと面白くないと思った。 一方、「僕」が殺人犯と分かっていく過程は良いと思った。 あまりにもさらっと進んでいくものだから、却ってそれがサイコパスっぽくて不気味だったのと、僕の口調が穏やかで、殺人鬼とのギャップが良かった。 読み終えた後、改めて表紙を見たとき、表紙の赤は血ではなくてレイのリボンだったのかと気付き、とても美しい表紙だと思った。 一番好きだった話は『Aさん』 過去と現在の繋がりが上手いホラー。 子供の頃の変わった近所の人の思い出話かと思ったら…という展開は好み。最後の一行の素晴らしい。湊かなえさんぽかった。
0投稿日: 2020.04.29
powered by ブクログこの作品があまり良い評価でない最大の原因は煽り文で内容を誇張しすぎたからではないかな。 「二度読み必至」「驚愕のラスト」と謳うからには何かドンデン返しがあるのかと思いきや何もなし。 あれ、何か見落としたかな、、その意味においては二度読み必至。 猟奇殺人犯でも殺せないほどの愛を描きたかったのかなと思うけれど、それもイマイチ伝わってこない。 登場人物一人一人にあまりフォーカスを当てていないからだと思う。淡々と物語が進んでいくなーといった感じ。(それが狙いなのかもしれないけど) 「僕は君を殺せない」、問いにするほどのことでもなく一目瞭然。(ここに「おれ」が含まれるかは保留。) 表現力も少し稚拙な部分があるので荒削りで無闇にグロテスクで不快に感じた。 レイちゃんがすごく面白い女性だったのでそこは読んでいて楽しかった! 短編のAさん、春の遺書も本編よりは好きだったけど、やはりインパクトがなく薄い印象。
0投稿日: 2020.04.07
powered by ブクログ初めましての作家さん。 「誰も想像しない驚愕のラスト」「三浦しをん絶賛!」 「二度読み必至」という帯の文言に踊らされました。 期待度大で読んだのに、驚愕はしなかった。 ってことで、本の帯や背表紙を無視して読む事をお勧めします。 更に、3篇に分かれているのかとおもいきや、別の作品。 3本の短編集でした。 他の2作品は、ホラー系でしょう。 春の遺書は切なかったです。
0投稿日: 2020.03.01
powered by ブクログこわい。 想像力がとてつもなく働く。 最後は少し ? が残るけどそれがしっくりくる。 ミステリーは最後まで引き込まれて続けるところに 良さがある。
0投稿日: 2020.02.20
powered by ブクログいや、短編集やったんかい。 本のタイトルになってる「君は僕を殺せない」は、ミステリーとしてはかなり微妙。ロジカルな驚きはほとんどない。 ただ、ビックリするくらい読みやすい。丁寧で、一文一文が短いからかな? いい意味で透明な文章って、そんな感じ。 その文章が醸し出す雰囲気が凄く心地よかった。 個人的には抱き合わせで載ってる「Aさん」と「春の遺書」の方が断然面白かったかなー。 ちょっとしたミステリー要素をアテにして、雰囲気を楽しむような本だな、って感想。
2投稿日: 2020.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
積読になっていた間に自分の中で勝手に期待値が上がって(上がりすぎて)いた。 誰も想像しない驚愕のラストへ...!二度読み必死‼︎新感覚ミステリー!って言われたら否が応でも...ね? 本書は三遍の物語で構成されていた。 先ずは「僕は君を殺さない」だが、結局のところ僕は誰だ?の謎解きだったのかな? それにしても、タイトルとは真逆で殺しすぎな気が^^; あっ、でも確かに1人殺してないよね。 2作目は「Aさん」だが、25P程度の短編でサクッと読み終えた。 特筆して何かが私の中に残ったわけでもない。 ラストは「春の遺書」最後に読んだという単純な理由かも知れないが、個人的には本書の中では1番好きかな。 ただ、全体的に登場人物の関係性が複雑で、物語の締めくくりも個人的には少し物足りない。 期待値を上げすぎたお前が悪いと言われればそれまでですが... その分、評価としては⭐︎2つ。 説明 内容紹介 クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加することになった『おれ』。携帯もつながらない山中の屋敷に男女十数人が集められ、気づいたときには籠の鳥。順々に殺されていく。『おれ』は必死に逃げ出すが……。 クラスメートのちょっと風変わりな女の子、レイちゃんと半同棲している『僕』。レイちゃんは、廃遊園地にまつわる怖い話をよく聞きたがります。最近、『僕』の周囲では葬式が相次いでいます。今度は大奥様が死にました。 一見、接点のないように見える二人の少年の独白――。 誰も想像しない驚愕のラストへ……! 二度読み必死!! 新感覚ミステリー! 内容(「BOOK」データベースより) 夏、クラスメートの代わりにミステリーツアーに参加し、最悪の連続猟奇殺人を目の当たりにした『おれ』。最近、周囲で葬式が相次いでいる『僕』。―一見、接点のないように見える二人の少年の独白は、思いがけない点で結びつく…!!すべての始まりは、廃遊園地にただよう、幼女の霊の噂…?誰も想像しない驚愕のラストへ。二度読み必至、新感覚ミステリー!!
0投稿日: 2019.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏 夏休み、友人の代理でミステリーツアーに参加したおれ。 参加する人が次々と処刑されていく。こっそりと抜け出したおれは、車に乗せてくれた男に差し出されたおにぎりを食べた。 男は聞く、「美味しい?」と。その後意識を失い、駅で目覚めた。妹と映っている写真を盗まれて。 彼女のレイにねだられて、僕は地元の風月村の怪談を話す。 お化け屋敷に遊びに来た女の子の母親が、差し替えられたナイフで娘をかばって死んでしまう。残された娘の亡霊は、いまもその遊園地をさまよっている。 春川家5人を毒入りスープで殺し、泥まみれに。 使用人は爪を剥ぎスケキヨ腐乱死体に。 麻野はやけどさせ洋式便器に。 ダンテの神曲になぞらえて。 秋 ミステリーツアーから生還したおれは、残りのひとが気になっていた。偶然にも地元で有名な家だったので、様子を探る。 清瀬宗次が精神科に入院していると知り会いにいくと、病室の中からあの日車で聞いた声がした、「美味しい?」。 逃げ出したおれは、後日宗次が投身自殺をしたことと、ツアーを紹介した友人が行方不明になっていることを聞く。 宗治の葬式後、清瀬秀一を監禁する僕。 ログハウスに火をつけた。 冬、僕が日沙子おばさんのもとを訪ねた日、日沙子おばさんが大奥様の首を折って殺した後、薬を飲んで自殺を謀った。 ドアノブにくくりつけたタオルで死んでいた父。 母を殺した僕の罪を被る遺書と、残された殺人リスト。 母の不倫相手であり、あの日僕をレイプした麻野と、麻野の娘、その後引き取られたが、ろくな食事を取らせなかった春川家、家庭内暴力や陰湿な虐めの対象とした清瀬家の兄弟、父を迫害した清瀬家や親族の名前。 いまも生きているのは、麻野の娘レイだけになった。 協力者の一馬が煽る。 殺したくなくなっちゃった? ログハウスの火事を目撃したおれは、取り壊しの前に手を合わせにいった。そこでミステリーツアーで出会った清瀬誠に会う。 差し出されたパンを食べていると尋ねられた、「美味しい?」と。 償いとして秘密を、 お願いとしてお金を。 卒業 レイを風月村へと連れていく。 冷凍庫の中で、化け物を退治してくると告げる。 待ってると答えるレイ。 そとから鍵をかけ、一馬とともに湖を散歩する。 掘っておいた穴に、一馬を動けないようにして埋める。 僕は、湖へと進み、氷を踏み割る。 ユダ、ブルータス、カルシスは、氷漬け。 罪は、裏切り。 誠に頼まれたお願いを、おれは果たした。 霜取りモードだった冷凍庫から、レイを助け出した。 親からの虐待で2歳の頃から眠ったままの妹の治療費を出してくれる代わりに、いまもレイと、レイと誠の娘、そして日沙子の様子を見ている。 ツアーから逃げた男を捕まえた時、心底驚いた。人違いだっただけでなく、僕は彼をずっと知っていたから。 自分を顧みず大切な人を助ける人の存在が、無性に嬉しかった。憧れた。ひとりぼっちだったあの頃の僕は、彼の存在に救われた。 読んでる最中はどきどきしたし興奮した。 読後感はモヤモヤ。一馬なぞだ。 亡霊のくだりとか。 無駄な設定や広げたままの風呂敷感。 Aさん 春の遺書 続きだとおもって混乱した。 春の遺書はすき。
1投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログミステリーツアーに参加し、猟奇的な連続殺人に巻き込まれた「おれ」 周りで葬儀が続いている「僕」 地元の遊園地に伝わる怪談話。 だれが「僕」でだれが「君」なのか。 語り手が一人ではないのに名前が出てこないので、誰が誰だかわからず序盤は混乱しましたが、途中で一本の線につながる瞬間があり。 全体像が見えてくると、グロいイメージが少し変わって見えてきて。 中盤でタイトルの意味が読めたのが少し残念でしたが、最後はなんだかほっこりしました。
2投稿日: 2019.07.04
powered by ブクログ読了してすぐに「二度読みしたい!」とはならないけど、いつか読み返したいなと感じる本。 『僕は君を殺せない』の最後の雪の場面はリアルで凄く好き。なんならあの場面だけエンドレスする。えげつないのが苦手な人には勧められないけど、切なくて少し拙い思いがしっかり伝わってくる本だった。読み終わった後の、どうにもできない感じ、昇華できない感じが堪らない。 表紙絵も好きだからこれはずっと持ち続ける本だろうな。
4投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
偶然、高額バイトに参加した”俺”はそこで不可解な殺人現場を目撃する。逃走成功後、思わぬ所で”僕”と再会する。
1投稿日: 2019.05.12
powered by ブクログ1冊かと思ったら3話の短編集でした。 ・僕は君を殺せない ・Aさん ・春の遺書 まず表題作ですが、 まず文章が稚拙。 人物の書き分けが不自然なですます調でしゃべる僕と 普通の口調でしゃべる俺。 もうちょっと書き分けに工夫がほしいところ。 それでもストーリーがとびぬけて面白かったら それも気にないかもしれないけど、 肝心のストーリーもすでによくあるパターンで二度読み必死では全くないし、 途中で想像出来てしまう。 唯一よかったのは空気感かなぁ。 物語の雰囲気は悪くなかった。 「Aさん」については、 こちらのほうがよほどよかったです。 これも特に目新しくはなくあぁなるほどねという感じで 最後に驚きも何もないんですが、 よほど話がまとまっていていい出来だと思います。 題材的には小川洋子さんの作品にありそうな感じ。 私は好きですねー。 ただもうちょっといいタイトルつけてほしかったです(笑) 最後の「春の遺書」。 これが一番短い話なんですが、 この三作の中では一番いい出来。 話もよかったし、文章の稚拙さは否めないけどそれでも 表題作のような無理も不自然さもなかったですよ(笑) という訳で、 表題作だけなら☆2つですが、 後の二作が悪くなかったので☆3つ。 全体的に嫌いではなかったので もう一冊ぐらい様子見で読んでみようかなと思います。
0投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ何に惹かれて当時の私はこの本を買ったのかわからない。片付けをしていて部屋に落ちていた数冊の積読本と一緒にフリマアプリに出品してこの本が売れたのをきっかけにせっかく買ったのにまだ一度も読んだことがないのは勿体ないという思いと意地で最後まで読み切った。後味の悪い薄気味悪さだけが残った。手元に置いておきたくないのではやく発送する。
0投稿日: 2019.01.30
powered by ブクログ代理で参加したツアーで殺され掛けたおれと父の殺人リストに従う殺人鬼の僕が一人称形式で交互に語る表題作は、文体が違うことで区別し易い所が良い。でも二度読み以前によくわからなかった。短編の実は殺していた「Aさん」も盛り上がれず、祖父の弟の幽霊の事情が切ない「春の遺書」がすっきり纏まっていて一番良かった。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ文章は少し拙いけど、 表紙のloundrawさんパワーで、頭に浮かんでくる場面が綺麗だったので、読後感がよかった。
2投稿日: 2018.08.16
powered by ブクログ筆者デビュー作。「復讐」の物語。2人の主人公の視点から、交互に物語が進展する。じわじわと物語の全容が明らかにそして――哀しい結末へ。テンポよく一人称の視点で語られ、まるで映画を見ているかのように読み進められる。ただ、帯文に「二度読み必至」とあるが、「イニシエーション・ラブ」のような叙述トリックを期待して読むと、肩透かしを食らった気分になる。帯がなければ手に取ることはなかったかもしれないが、帯の煽り文と内容のミスマッチによって読後の高揚感が半減しているので、この帯を書いた人の業は深い。
0投稿日: 2018.07.22
powered by ブクログ僕、君、おれのつながりは。 一度読んだ後、「?」となってもう一度読み返した。全部の人間関係をつかむのがなかなか難しかった。一気読み推奨。いい話、とは思わないけど、すごい話。
0投稿日: 2018.01.28
powered by ブクログ中編が1本と、短編が2本。 どれも少し寂しい余韻を残すような作品でした。 表題作は事件に巻き込まれる「俺」と、彼女と日常生活を送る「僕」二人の視点で交互に話が進む。 親友の性格をもう少し掘り下げてくれるとより面白かったかも。 タイトル通りの話です。
0投稿日: 2017.11.07
powered by ブクログぞわぞわしました。 終わりまで気味の悪さが立ち込めてました。 表題作、2作目は気味が悪い、怖い話でした。 夜には読みたくないような…(笑) 3作目は物悲しいお話でした。 怖いもの見たさか、気味悪いのが解消されたくてか 続きが気になってどんどん読み進みました。 謎(?)が解けてスッキリするか、と言われると微妙ですが 後味悪すぎる、ってこともない、のかな? コワ面白かったです。
0投稿日: 2017.09.26
powered by ブクログミステリーツアー、思い出、人の遺書。 よくあるミステリーかと思ったら、そういう裏が!? に。 語られている時間が、一体どこなのか。 分かる所あり、後で分かる所あり、騙された所あり。 まぁ因果応報、という事で終了する内容です。 大人になった自分が、子供の頃の自分を 思い出しつつ語っているのが2話目。 淡々と思い出が語られているな~という状態でしたが まさかの到着地点。 一切その描写なかった! と言いたくなる最期でした。 この並びで最後の話は、平凡、というか まだ救いがある、という内容でした。 いや、なぜ自殺したのか、という事についてはあれですが。 引きとめ方が凄すぎると言うべきか それで頑張るのが凄いと言うべきか。 生きる条件をつければよかったのでは? と 思った内容でした。
0投稿日: 2017.09.25
powered by ブクログ二度読みって書いてあったけど、ストーリーの面白さにではなく文章の理解不能さに二度読みしたい感じ。読んでないけど。なんやら設定をこちょこちょやりすぎてて、頭が疲れた。何より名前わかんない方の文章が、「を」が抜けすぎてて読みづらい。高校生ってそんな稚拙な言い回しだったっけ?って感じ。誠の方の文章もオタクっぽいというか、いわゆる普通の文章読み慣れてる身としては読みづらかった……。展開読めちゃうし、この感じだともういいかな。
0投稿日: 2017.09.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと装画に助けられた小説。 着想はそこまで悪くないけど筆力が追いついていないので読むのが辛かった。 表題作「僕は君を殺せない」は読者に「レイ」を好きになってもらいたかったんだろうな、というのは伝わるが主人公の語りが邪魔すぎる。主人公がなぜそこまでレイに惹かれたのかもわからないし「殺せない」理由もわからなかった。内容としては混在する複数の事件と二人の語り手を持て余した印象。 「Aさん」はオチがわかりにくい。 「春の遺書」はこの中ではよかった。弟を生かしたかった兄と恋人と死にたかった弟、兄を憎めなかった弟。と筋はいいのだが、ただ日記を読んだ部下にかい摘んで話してもらうのは情緒がない。春の夜の〜はもう少しぼやかしても伝わる。 キャラクターの性格をそのまま気難しい、キャラクター同士に信頼関係があるとそのまま書くのではなく、エピソードや描写で読者に伝えるのが小説ではないのか…?と悩んだ。 全体的に2時間ドラマのような小説だった。
0投稿日: 2017.09.07
powered by ブクログどんなトリックが仕掛けられてるんだろうと期待して読んだらトリックなんて何一つなかった。 殺人も知らないうちに終わってるし動機もいまいち。 人物像が掘り下げられてないから所々疑問も残る。 途中から違う話が始まって、なるほどここから何かどんでん返しがあるのか!と思ってたら全く関係ないただの短編で違う意味でびっくり。 語りで進む小説は個人的には好きだしどこか切ないようなシーンもあったりで雰囲気はいいのになんだかもったいない。 もっと場面や人物を膨らませて一冊の長編にした方が良かったんじゃないかな。
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログだれが「僕」で、だれが「君」でしょう この煽りにつられて手に取ったが、正直、ちょっと納得のいかない答えだった。 「僕」が「君」を殺せない理由が、いまいちぴんとこないし、言うほど新感覚でもなかったし… ストーリー性としては、標題は「うーん?」という感じだった。 でも、語りは、とてもいい。 脈絡だった丁寧な語り口なのに、どこか「ここではない何か」を見つめているような、そんな揺蕩うような文調が不思議な雰囲気を作り出していて、引き込まれるままに一気読みしてしまった。 個人的には、最後の短編「春の遺書」が、少し綺麗な話すぎるけど、冒頭の寂しい怖さを壊さない最後で、一番好きだなぁ…
0投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会社の後輩が「二度読み必至!イニシエーションラブみたいな感じです!」と貸してくれた。 「いきなりネタバレか!」と笑いながら有難く借り受け取り、何気なくひっくり返すと裏表紙には「だれが僕でだれが君でしょう」の煽り文句が。これは面白そうだ。 君は誰で僕は誰なのか…はやる気持ちを抑えながら読み進め、第一章の「僕は君を殺せない(以下、僕君)」を読み終え、続けて第二章「Aさん」に入る。 しばらく読み進めているとどうも違和感を感じる。なかなか「僕君」と繋がらないのだ。前フリにしては長すぎる。…もしや「僕君」はさっきので終わりなのか?! 不安になってしまったので一旦「Aさん」を中断してパラパラと「僕君」を読み直してみる。やはりまだ多くの伏線が回収されていない。謎も明らかになっていない。 良かった、やはりまだ「僕君」は終わっていないのだ。今はまだ一見なんの繋がりもない「Aさん」だけど、このあと巧妙に僕君と繋がっていくのだろう。 登場人物がリンクしていくのか、それとも場所か。どのように話が繋がり、展開していくのだろうか。あれこれ考えながらページをめくり続けた。 結局「Aさん」と「僕君」は別の話だった。 まさかあれで終わりとは…。 二度読み必至ってそういう意味なの?
2投稿日: 2017.07.07
powered by ブクログ長編だと思って買ったので、短編が三つ入っていて驚いた。 驚愕のラストではなかった。 読んでいけばいろいろ察せるが、その文章が読みづらいのでがんばって。 春の遺書はまあまあ好き。
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログなんていうのか… 思っていたよりも、ホラーでグロくてなんとも…。 最後の話は哀しい物語で、他の2作より軽めでよかったけど、あんまり好む作品ではなかっあ。
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログ長編だと思って読んでた! 最初の方は誰が誰なのか分からず、戸惑いながら読んでいたが、最後は面白かった。何かちょっと物足りない気持ちになったのは、なんでだろ?キャッチコピーに負けてるのは否めない。
0投稿日: 2017.06.13
powered by ブクログ短編3つ収録の小説。 タイトルとなっている短編が一番よくわからなかった。。 オレって誰やねん。。
0投稿日: 2017.06.12
powered by ブクログタイトルとオビにつられて購読。 …うん、普通。期待ほどではなかったし、読み返したいというようなこともなく。でも「僕」の語りは好きでした。 表題以外の2作はあまり。
0投稿日: 2017.06.05
powered by ブクログ長編小説かと思いきや、三編からなる短編集だった。 表題作『僕は君を殺せない』が個人的にはいちばん良かったし、この話をもっと膨らませたらこれだけで一冊に出来たんじゃないかなとも思う。 父の残した殺害リストの通りに忠実に殺人を犯していく「僕」。作中で、さらっと実は母親を殺したのは自分であり、父親がその罪をかぶって自殺したことが描かれているが、それ以外に父の意思を引き継いで殺人を犯す動機が見当たらない気がした。 他にも清瀬の家で「僕」がどんな目にあっていたのか、一馬とはどのように共犯関係になったのか、「オレ」との結びつき、レイとの出会いなどもっと読んでみたいと思うところが多々あった。 だが、レイと誠の関係は特にラストシーンなど切ないけれど素敵だと感じた。独特の文体や世界観に惹かれ、これ以降の作品も読んでみたいと感じた。
0投稿日: 2017.05.25
powered by ブクログそもそも実家に帰省した時に、私の机にぽんと置かれていたものを勝手に持ち帰ったのがきっかけだったため、あまり気乗りがせず、結果読了まで数か月を要してしまった。 意外だったのは、実はこれ3作の短編集。表題の『僕は君を殺せない』がメインで、ページの8割を占めているのだが、その後、『Aさん』と『春の遺書』という短編が収録されている。残ページを意識しながら読み進めていると、「ここからもうひと捻りあるのかな?」というところで唐突に終わった感じがしてしまうので、注意が必要だ。はじめから「ここまでがメインのやつね」と、ドッグイヤーでもつけておいたほうが良い。 『僕は君を殺せない』 一見接点のない二人の少年の独白が交互につづられる。片方はぶっきらぼうな物言いをし、もう片方は変に丁寧な言葉遣いなので、どちらが喋っているのかはわかりやすく、ストレスなく読み進められる。 一人目の語り手、友人の代理でミステリーツアーに参加することになった「おれ」は、そこで連続猟奇殺人を目の当たりにする。犯人が近くにいるかもしれない恐怖、次殺されるのは自分かもしれない恐怖の中、一人なんとか現場を抜け出し逃げるが、犯人と思われる男に見つかってしまう。……なのに次に気づいた時には解放されていた。なぜ犯人は自分を見逃したのか。 二人目の語り手「僕」は、最近周囲で葬式が相次いでいる少年。美人で料理上手、且つ強気で気性が激しい同級生の女の子が、頻繁に「僕」の家に勝手に上がりこみ泊まっていくという、ラノベっぽいうらやま設定。 猟奇殺人はなぜ起きたのか。タイトルの「僕」と「君」とは誰なのか。語り手の「おれ」と「僕」の接点は?読み進めるごとに少しずつ見えてくる事実に、背筋が凍る。 この作品は「集英社オレンジ文庫」。わたしには全く縁のないレーベルなので知らなかったのだけど、ラノベメインの文庫群らしい。『ダメな私に恋してください』や『オオカミ少女と黒王子(映画ノベライズ)』なんかも出ており、乙女好みのかわいらしい書籍が多い印象。 それを鑑みると、本作品は集英社オレンジ文庫の中で異色の作品なんじゃないだろうか。なにせ殺人描写がえげつない。爪をはいだり、ナイフで抉ったり、ウジがわいたり。(ちなみに、収録された2作目の『Aさん』も同様に人殺しモノである。) ただ、凄惨な殺人表現があるからこそ、クライマックスはあんなにも切なくて静謐で、無音のすごみのようなものがでているのだろう。長谷川夕さんはこの作品がデビュー作なのだが、次回作も読んでみたいなと思う。 収録された3作目の『春の遺書』が、わたしは一番すきだった。祖父から亡くなる直前に遺言で遺品を譲り受けた少女のもとへ、祖父の後を追うように自死した祖父の弟が幽霊となって現れるようになる。なぜ祖父の弟は毎夜少女のもとへ現れるのか。彼ら兄弟の秘密を探る物語。 温かいラストはやはりほっとする。 『僕は君を殺せない』と『Aさん』はひとりで夜読み進めるのが困難なくらい怖かったけれど、『春の遺書』は哀しいながらも心が温かくなる読後だったので、3番目に持ってきてくれてよかったな。
4投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログうーん、、、無。 帯に書いてある通り、 読み返したくなった。 だってよく分からなかったから。 読み返したら書いてあるの?? 謎が謎のまま終わった、、、。 父親の遺志を継いだ復讐。 らしいけど違うよね? 途中から自分の意志での復讐にすり替わっている。 文章は簡単なのに、いったりきたり、コロコロ変わる描写がとっても読みにくくて疲れた。 どんでん返しあったのかな? もやーんとしている。
2投稿日: 2017.04.29
powered by ブクログ高額な報酬につられ〝おれ〟は友人の代わりにミステリーツアーへ参加することになった。 出口のない屋敷の中で人が死んで行く…。 恨みだけでここまでするんだ。 土曜の9時からあるよな、ジャニーズを主人公にしたよなドラマ的ストーリー。 救いようのない哀しい話しだけど、一縷の救いを…僕は君を殺せない。 軽く読めたし、そこそこ満足。
1投稿日: 2017.04.25
powered by ブクログ短編集。 ・「僕は君を殺せない」 何と言うか、不思議な物語だった。 視点が次々と変わり、そのたびに物語の断片が増えていく。 表記で視点が変わったことはわかるけれど、途中までいったい誰の視点なのかはわからない。 時間軸もそのたびに変わり、ある程度考えながら読まないと混乱して物語の世界に入りこめない。 それでも、何か引きつけられるものがある物語だった。 「二度読み必至」と大仰にかまえることなく、読み終わって結末を知ってから何箇所か読み直したくなる。 すべてを知ってから読み直すと、腑に落ちる箇所をいくつも見つけることができた。 「レイ」のキャラクターもいい。 ずっと一貫している彼女のキャラクターだが、最後の最後で印象が一変する。 けっして飛びぬけて上手い物語だとは思わないけれど、雰囲気のある好きな物語だった。 残念だったのは表題作である「僕は君を殺せない」と他の収録作品のレベルが違いすぎたことだ。 文庫化するためには他の作品も必要だったのかもしれないけれど・・・。 独特の空気感に満ちている物語をまた書いてほしいと思う。
4投稿日: 2017.04.17
powered by ブクログ煽りに騙されたパターン。 二度読み必須とか書くから、こっちはそれを期待しちゃうじゃない。 ぜーんぜんそういうのじゃないんだもの。 読み終わってぽかーーーん。で?って感じ。 中味も弱い。動機づけや伏線らしきものが中途半端。宙ぶらりん。 人物像が最後まで見えてこなかった。
0投稿日: 2017.04.14
powered by ブクログ文章の書き方が独特ですね。話があっちこっち行くのは他の作者さんでもありますが繋がりが最初は分からなくて繋がってもそれが?と、なかなか難しかったかも。きっとそのうち僕とオレが交差するんだろうとは思ってましたが...2人の関係がわからずじまい。僕はオレのこと知ってたけどそんなに人生に影響するようなことだったのかなと。帯に二度読み必須とありました。二度読みしたらこのモヤモヤは解消されるのでしょうか...とりあえず当分はいいかな。三部作かと思いましたがあとの二部は全く違うお話でした。驚愕のラストとも思えずスッキリはできなかったです。私の読解力不足かもしれません。 h29.3.26
0投稿日: 2017.03.26
powered by ブクログ若い人に人気らしい。 なぜ二度読み必至なのか良くわからなかった。 この本が好きな人は乙一を読むと良いと思う。
0投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログ二度読みはしなくても理解できた。 最近良く引き当ててしまう、 オチが二重人格でした、とか記憶喪失期間でした、 ではなかっただけ良かった笑 最後の「春の遺書」が良い
3投稿日: 2017.03.05
powered by ブクログ一人称の口語文やバラバラの時系列がとても読みにくく拙い印象。三浦しをん絶賛?二度読み必至!?本当かしら…と思ってしまった。ミステリーとしても微妙。悲しい過去を持つ登場人物たちの切ない物語なので、無理にややこしい構成にする必要はなかったのでは。湊かなえに憧れて無理してる感じ(辛辣ごめん)。表題作よりも短編の『春の遺書』が良かったです。あまりこねくり回さずシンプルに描いていて、良心的な落としどころが胸を打ちました。物語は良いので今後は期待します。
0投稿日: 2017.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うん、いまいち意味不明。最後まで二度読みすることはなかった。なんか、最初の方に出てきた僕とおれ。一人称での会話みたいな言葉。すごく読みづらく、なんとなく二人が繋がっていくのだろうなあという予感がした。 ただし、それがどんでん返しでもなんでもなかったから、ちょっと面白味も半減。それに復讐計画も曖昧で動機も薄いし。ミステリーというよりはホラーっぽいがあまり恐怖もわいてこない・・。 と、さんざんけなしてしまったが、短編の「Aさん」「春の遺書」が良かっただけに、ちょっとタイトル作はもうひとつだったのではないかと思う。
0投稿日: 2017.02.23
powered by ブクログみなさん同様、踊らされました。 叙述トリック的なものかと思いきや、別にそんな様子もなく。新感覚?どこが? で表題作だけ読んでやめました。 出版社が上手くやった、と思いますが作者からしてみると辛いかもなぁ。 2017.1.25
0投稿日: 2017.01.24
powered by ブクログ読み終わって、?…だった 帯に「2度読み必至」とあったが、違う意味で2回読まないとなぁと思った つまりは、残念な感じ 同時収録の2作品もイマイチ
0投稿日: 2017.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
裏表紙や書店POPから「どんでん返しがあるミステリなんだな」と思って読んだのだけど、違った。 煽り文句のイメージとあまりに違い過ぎて、何か読み飛ばしてしまっているのか?と読み返す。他の人のレビューを見て同じように思った人が多かったと知る…。 じめっとした雰囲気があって、サイコホラーとして読めばおもしろかったのではないかと思う。
0投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
帯に『二度読み必至!!だれが「僕」で、だれが「君」でしょう?』とあれば、叙述トリックか?と思いますよね。当然そのつもりで読むわけです。 全体の7割が終了して『Aさん』というタイトルの話に移ります。最初の7割である『君は僕を殺せない』で、私の中ではだれが「僕」でだれが「君」は分かっているし、二度読みしなくてもトリックも結末もまあこんなもんだろうと把握しているので『Aさん』で驚愕のどんでん返しか?と思っていたら違う話でした。そして最後の1.5割ほどある『春の遺書』こちらも違う話でした。 ネット上の書評を調べると、同じように続きもの3編と思って読んだ方多数。帯で買ったようなものなので、そういった意味では出版社の戦略は成功しているといえよう。
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ「三浦しをん絶賛!二度読み必至」の帯に惹かれて購入。二度読みなどいらない。帯詐欺。売るのも癪で、捨てました。
0投稿日: 2016.12.19
powered by ブクログタイトルも帯も作品にあんまり合ってないかな。 亡霊のままの方が作品に合ってる。 (ただこの、僕は〜というタイトルだからこそ、てのもあるんだろうけど さらっと淡々と、読み終わった。 タイトルや帯やあらすじが違っていれば、もっと純粋に楽しむことが出来たかもしれない。
0投稿日: 2016.11.03
powered by ブクログぞっとする。怖い。何度も読むのをやめようかと思った。でもそれだけじゃなくて、もっと色々な、何かがこのお話にはある。二度読み必須、なんて帯には書かれていたけれど、本当にその通りで1度読んだだけではこのお話を語るのには物足りないのだと思う。独特な語り口調にも引き込まれ、話に吸い寄せられるように読みきった1冊だった。
0投稿日: 2016.10.24
powered by ブクログはぁぁぁぁぁ…。 予約本が全く回ってこない為に、図書館派の私が数年ぶりに買った小説がこれだよ。金返せよ。帯書いた奴出てこいよ。 罵りとため息しか出てこない。 このお話のどこに「どんでん」があって いつ「返された」のかが全く解らない。 これも『ミステリ』に分類されるたぁ、『ミステリ』の懐の深さったらないな。 びっちゃびちゃのティッシュを靴の中に入れられたような文章も好きになれない。キモい。 1話目読んだ後、もしか連作で2話目でどんでん返し来るのか?と思いきや まったく関係のないお話…。 このべしょべしょの文章を頑張って何ページも読んだのによぅ。しくしく。 そんな訳で3話目を読む活力は湧いてこなかった。 ポリシーに反することはよほどの覚悟がなければ慎まねば。 という教訓を得ただけの本。
0投稿日: 2016.10.24
