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総合評価

17件)
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    うーん…面白いようなそうでもないような…? 同じものを見ていても自分が何を信じるのかで受け止め方が変わってくる。自分だけの正義を振りかざさないように気を付けたいけど…なかなか難しい。 雨が止むまでと思ってファミレスで読書してたら全然止まない。帰れないなぁ。どうしよう…(´;ω;`)

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    投稿日: 2025.04.22
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    最近あった、紅麹事件を思い出す マスコミはどうかすると事実よりも 不安を煽る方向に行きがちだ 麻衣ちゃんはどうなったかな 生卵気をつけないとね

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    投稿日: 2024.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初めて読む作家さん。面白かった!! ミステリーだけどちょっと変わった切り口。社会派? グイグイ読んだ。 結構最後の方まで真相がわからなくて「これはホントに真相が解明されるのか?」と、ちょっと心配になった(笑) でも、久々に深夜になって「もう寝なくちゃ…」と思っても止まらなかった。 「仙川環さん」覚えとこう。 (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)

    0
    投稿日: 2023.10.08
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    食の安全よりも、メディアの情報の正確性を考えさせられる作品。 書かれた文章が全て真実とは限らない。やはり、情報の正確さを判断する能力は大切だと感じた。

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    投稿日: 2022.10.06
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    自然の形で育てた鶏から生まれた卵「極卵」その卵を食べた人から毒素の強い菌が発見された。 すでに何人か亡くなっている。 自然食をこよなく愛する人気カリスマブロガーも購入し息子が感染し生死をさまよう 生産者の環境は調査の結果問題ない。 いったいどこから菌が発生したのか。 昔の鶏を復活させた研究機関が発表したが問題はない。 ジャーナリストは菌の出どころを突き止める。 卵に関する仕事についている為 タイトルを見て購入しました。 今現在、世の中ではコロナを含めていろいろな菌に翻弄されています。 本のような事が絶対怒らないとは言えない。 なかなか身に染みた内容でした。

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    投稿日: 2020.12.01
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    食の安全はもちろんのこと、報道の公平性についても考えさせられる一作でした。私たちが普段目にしている情報や記事は、もしかしたら事実の一部分だけをピックアップして報じているだけに過ぎず、過信してはいけないのだと改めて痛感。 また、実際に自分が見てきたわけではないのに、過ちをおかしたとされる人を「悪」だと決めつけ、「正義の鉄槌」という名のエゴを叩きつけることがいかに残酷で、改善されていくべき悪習か。本作で痛いほどわかりました。

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    投稿日: 2020.05.17
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    江戸時代に飼われていた地鶏「相州地鶏」を研究機関が復活させ、その卵が高値で販売を開始した。 ところが、「極卵」と名付けられたその卵を食べた人たちが次々と中毒症状を起こす。 死者の数も増えていき、メディアは面白おかしく騒ぎたてる。 厳正な検査の結果、飼育をしていた養鶏場には、環境・設備等の問題は何らないことが判明。 いったいなぜ、卵はどこで汚染してしまったのか? マッチポンプ野郎と呼ばれる記者を筆頭に、養鶏場を中毒事件の元凶だと決めつけ、次には研究機関に原因があると糾弾していくメディア。 声高に国による隠ぺいだ、陰謀だと叫ぶ自然食品ネットワークの主催者たち。 本当の原因は何か?国民の安全のためには真相解明を! だが、騒ぎたてる人たちはまったく別のことを考えている。 記事に注目を集めるにはどうすればいいか。 自分たちの要求を通すためにはどうすればいいか。 彼らに利用されていく女性たちにもイラッとした。 自分が同じ立場になったら・・・仕方がないと思う反面、こんなときだからこそ冷静にと思ってしまう。 真実が明らかになったとき、あってはならないことだが、実際にあっても少しもおかしくはない出来事だと思い怖くなった。 本来の目的を見失い利に走ったとき、人はここまで醜くなれるのかと薄ら寒い思いがしてしまった。

    4
    投稿日: 2017.04.07
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    異常な事態の謎がどのようなものか?女性ライターが丁寧に解き明かそうとする物語だが、色々と「最近の様子」に関して考えさせられる内容も多い…お薦めだ!!

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    投稿日: 2016.11.20
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    読みやすく、一気に読める感じの本です。健康志向の私ですが、なかなか陥りやすい人間関係のことなどもうまく描かれています。ありがちな内容ではない話なので、斬新で良かったです。この著者の他の小説も読んでみたいと思いました。

    1
    投稿日: 2016.09.03
  • 自然志向の功罪

    合成された農薬はいけない,というある種信仰の功と罪のはざまで,ある事故をきっかけに翻弄されていく人たち。 途中までは面白かったのですが,最後はちょっと・・・。科学的に説明もされないし・・・。というところが不満でこの評価です。題材は面白いと思うんですけど,ちょっと残念です。

    2
    投稿日: 2016.08.11
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    食に関わるものとして「食品の安全とは何かを鋭くえぐる社会派ミステリー」という惹句には惹かれるものがあって、手に取ってみた。  巷に蔓延っている「食べてはいけない」系のあまり科学的とは言えない、煽るだけ煽って逆に食の安全を脅かしている言説と、モンサントに代表される遺伝子組み換え産業の、生命や自然に対する畏れのなさ、科学的謙虚さのなさ、そしてジャーナリズムの全くジャーナリスティックではない無節操さ。そういう諸々を批判的に、そして単純化してものすごくわかりやすく提示している、ということでは成功している。フィクションだけど、「食の安全をめぐる社会の構図」をおおまかに知るにはいい感じ。生産者だけが、なんの比喩もなく完全に美しいものとして描かれているということに関してはちょっと違和感があるのだけど。

    1
    投稿日: 2016.08.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者自ら「私の最高傑作」とおっしゃっていますが、どうなんでしょう。 この著者は実は初めて。読ませるプロット作りと筆力は高いと感じたが、本書に関していえば、複線の貼り方が上手くない。読者によってはこれだけでネタバレになってしまうが、私の場合はラストがわかってしまって台無しになってしまった。

    0
    投稿日: 2016.07.30
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    近年、とみに注目度が高まっている"食の安全"をテーマとし、そこにジャーナリズムやいわゆるフード左翼の動きなどを絡めて仕上げられている。 篠田節子氏の「ブラックボックス」や相場英雄氏の「震える牛」などを髣髴ともさせる。 サスペンスタッチのエンターテインメントとして、充分に読み易い作品ではあるが、肝心の感染経路やメカニズムに関する科学的背景の書き込みが弱いような印象も受けた。 もう少しコアめな設定をブチ上げて深く掘り下げていった方が、より骨太なものに感じられたかもしれない。

    2
    投稿日: 2016.07.25
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    自然食品店で扱った極上卵による食中毒事件の顛末を描いたミステリー。 初読みの作家。着想は面白いのだが、小説としては余りにも未熟に感じた。

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    投稿日: 2016.04.11
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    吉祥寺にある有名自然食品店で4個1000円で売られていた「極卵」から食中毒事件が発生した。元新聞記者のジャーナリスト瀬島桐子がその真相を探る。高いものは安心で安全であると信じ込む消費者に食品業界で今何が起こっているか、実態を突き詰めていくうちに大企業の思惑が見え隠れする。 実際遺伝子組み換えの技術は私たちの知らないところでどんどん研究が進められていて、認可されればすぐにでも遺伝子組み換え動物を作ることができるところまで達している。 この小説はもちろんノンフィクションであるが、同じようなことが近い将来現実に起こらないとは断言できない。そんな予感さえしてくるため、十分ミステリー感が味わえる作品だった。

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    投稿日: 2016.03.11
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    ハラハラするストーリーでとても面白かったが、真犯人が意外すぎたのと、真犯人への深堀がり(動機、具体的な行動、発言など)がもっとあると良かったかなと思った。

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    投稿日: 2016.03.04
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    今や食の安全に関する国民の関心はかなりの物。 添加物や遺伝子組み換えに関して監視の目はとても重要なのだが、ではそのために私達が必要とする正しい情報はどのように得られるのか。 インターネット全盛の今、声高に危険をあおる情報はともすると広く影響されがちだがそれが信頼するに値する物かどうか判断するにはこちら側もかなり勉強しなければ振り回されてしまう。 食の安全に関する国民の危機感を必要以上に煽り、利益を得ようとしたなら食の安全に関するもう一つの問題となるのか。

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    投稿日: 2016.02.13