
総合評価
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powered by ブクログ乃木希典さん、伊地知幸介さん、毎月26日に決まって銃剣突撃を繰り返させて、2万人以上の兵を死傷させたとある。しかもロシアにバレバレだったというのも、たまらないな。
0投稿日: 2025.10.13
powered by ブクログ温泉に行く途中に車窓から橘神社を見て、何気なく調べたところ、軍神 橘中佐を祀った神社とのことだった。日露戦争で活躍されたとの事。司馬遼太郎先生の坂の上の雲を読んではいたが、この名前に聞き覚えがなかったので、改めて読んでみた。橘中佐自体は遼陽会戦の章中で一行だけの記載だったが、改めて司馬先生の淡々とした語り口に触れ、また、その語り口で際立つ先人の苦労に思いを馳せた。 別の機会に橘神社にも寄ってみたい。
0投稿日: 2025.07.21
powered by ブクログ旅順でなかなか苦労していたんだな。 見てきたように描かれる情景に、やはり戦争は いけないと改めて思う。 しかし自分の判断に、何人もの命、 一国の命運が懸かっているなんて、想像するだけでも恐ろしい。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
乃木・伊地知ペアには読んでてもちろん最大級にイライラした。 でも、最大の責任は藩閥政治に拘って乃木を押した山縣有朋にあるのでは?とも思う。それに、Wikipediaによれば、乃木軍への命令系統は曖昧で、混乱が生じたとも。 能力が足りなかった、頭が硬すぎた等確かに一理あるんだろうなと理解したけど、その状態を理解しつつも変えられなかった、そもそもその状態にした組織にも大きな問題があったのでは? 乃木希典は戦争で息子2人亡くし、「国民に申し訳が立つ」みたいなことを言ったらしい。明治帝にも愛されていた。人柄は尊敬される人だったんだろうなと、パパっとググって知り得た少ない情報でも、思う。 でも確かに、203高地から攻めるべきだったよね… 関係ないけど、ゴールデンカムイの登場人物たちは兵卒としてこの旅順で死闘していた(設定)と思うと、勝手に感慨深い。
0投稿日: 2025.06.23
powered by ブクログロシアと日本、双方の思惑が理解でき、リーダーの性格のあり様が戦況に影響を及ぼしていること等、興味深かった。ロシア人の国民性も分かった。 恩田陸さんが、「坂の上の雲」全8巻を丸2日間かけて読破されたことをネット上で知り、作家になる人の意欲はすごいなあと思った。私もゆっくりだけど頑張るゾ!司馬遼太郎さんの文章のリズム感がよく、歴史に疎い私もここまで読めた。途中途中に入る、「余談」も良かった。
14投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ斜め読みになってしまったが、 日露戦争が、進んでいくさまがよくわかる。薩長がまだ関連していたり、戦いの仕方として、桶狭間の戦いなど、出てくるがすごいと思う。
4投稿日: 2024.12.31
powered by ブクログ日露戦争開始。日本海軍はロシア海軍と対峙するが、ロシア海軍は要塞旅順に籠り、バルチック艦隊と合流し日本海軍を撃破する作戦を取る。しかし、本国からウラジオストックへ行け命令が出たり、陸軍からの批判があったりしたことでウィトゲトフは旅順を出ることとなる。そこで東郷率いる日本海軍と戦い日本側は全艦を沈没させることはできなかったもののロシア海軍に大きなダージを与えることとなる。一方陸軍は遼陽、沙河でロシア陸軍と対峙する。少ない砲弾や兵員の中苦戦しながら、またロシア陸軍を率いていたクロパトキンの安全を期し過ぎる性格もあってロシア軍を後退させることに成功する。一方旅順を攻める乃木希典率いる陸軍は無能な参謀伊地知などのせいで多くの兵士を無駄死にさせてしまう。この旅順の攻防は読んでいてイライラするところ。なぜ伊地知はあそこまで頑固になって海軍や児玉ら上層部の案を聞かず正面突破しようとしたのだろうか。彼がいなければあれほどの人数が死ぬことなどなかっただろう。海軍からした203高地を早めに取り相手の海軍にダメージを与えるだけでバルチック艦隊にたいての準備ができるだけなのに。 バルチック艦隊の話も滑稽。ロジェストヴェンスキーがとてつもない臆病者で日本海軍が北海にいるはずもないのに、警戒してましてや一般の漁船を敵と見間違えて攻撃するなんて。
1投稿日: 2024.12.04
powered by ブクログ【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】 第四巻は「黄塵」「遼陽」「旅順総攻撃」など。陸海軍ともに激しい戦いを展開している。しかも少ない兵力で。維新後30余りで大国ロシアと戦争なんて、やはり尋常ではない。 「「旅順」というこの地名は、単に地名や言葉というものを超えて明治日本の存亡にかかわる運命的な語感と内容をもつつようになった(p225)」 第三軍(乃木・伊地知)に対する評価が酷すぎるかなと思いつつ、令和に読み返す「坂の上の雲」。五巻に進もう。
1投稿日: 2024.07.27
powered by ブクログまるまる日露戦争 旅順攻撃とんでもない愚かさ 著者の乃木・伊地知軍に対する辛辣な紹介に当初は過剰だと感じたけど、読み進めると著者が優しく思えるほど苛立ちを覚える 何をしているんだよ全く 技術や能力、数で圧倒的に劣っているにも関わらずスピリチュアル的な、スポ根的なノリで戦争に勝てるわけがない それ以外の海軍、陸軍はようやっとる 記者に対する待遇で日本の株価が暴落し、戦費を稼ぎにくかった話とかロシアの名将クロパトキン1人の動揺によって勝ち戦も逃してしまったりするところがなかなか面白い。
1投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログ坂の上の雲、4巻。 地理がわかってないとなかなか情景が想像出来にくい、日露戦争のど真ん中。 ウラジオストックに逃げる旅順艦隊、追う東郷。1隻たりとも逃してはいけない艦隊の殲滅を目的とする息を詰めるような黄海の戦い。 さらには、陸では遼陽会戦が始まり、これは本当に史実なのか?こんなギリギリの綱渡りで本当に日本がロシアに勝ったという歴史になるんだろうか?と、読みながら何度も思った。 この戦争、日本が優れていたわけでも、ロシアが弱かったわけでもない。 ただどちらともがある所ではわちゃわちゃのぐちゃぐちゃで、ある所では奇跡としか思えないような得体の知れない勢いが突出したり…。 たぶん古今東西の戦争のほとんどは、始まってみてはじめてどちらもが予想外の出来事に振り回されながら、紙一重でどちらかに勝敗が決まるというものなのかもしれないと思った。 こんなもの、始まってしまえば誰もコントロールなんかできない。とんでもない量の変数からなる不確定要素が多すぎる。 それにしてもこれは小説なのかな。 巻を追うごとにそう思ってしまう。 歴史のある一場面を司馬遼太郎と一緒に彼の視線を共有しながら眺めているような気持ちになる。 乃木希典や伊地知幸介に対する感想は、正しい所もあれど、著者のバイアスが多いに掛かっているのだろうとも思う。 彼らは確かに無能ではあったのだろうけど、第三軍への命令系統の不安定さがについて、その背後をちゃんと知らない後世の一読者にとっては、彼のバイアスを鵜呑みにするのも危険な気がした。 さて、遂に旅順要塞を本当にどうにかしないとどうにもならないところまでやってきた。 次回、本格的に203高地を攻める件にはいるのでしょう。 息が詰まる展開…。
1投稿日: 2024.07.12
powered by ブクログ日露戦争、旅順総攻撃まで。いや、本当に乃木大将、伊知地参謀長の二人が世界戦類を見ない糞司令部で、どうしようもないくらいバカだ。上の命令に従わずただ闇雲に数少ない貴重な兵士を犬死にさせただけ。作戦実行日もなんの根拠もなく毎回二十六日とか、ロシア側にもバレてて無能のことこの上ない。コイツらがもう少しまともだったらなぁと、只々呆れ果てました…。乃木のどこが軍神なんだよと、嗤っちまうよwww ただの人間どころかゴミカス以下だ!?(;−_−+ (※後日知人に教えていただきましたが、司馬史観というもので史実とは異なるようです。乃木大将、申し訳ありません…。)
3投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ自分は乃木さんに関する知識をまったく持っていないですが、地名になったり神社まである人が本当にこんなふうに無能だったのかなというのは疑問に思った。乃木さんの他の評価も知ってみたいという思いと、司馬さんの評価の背景(エビデンスが何かということではなく考え方とか感じ方のパーソナリティ)も興味深いなと思った。
2投稿日: 2024.02.29
powered by ブクログ巻全体を通して、組織の上に立ち、統率する立場にある人間の資質とは?について考えさせられる内容でした。 司馬遼太郎がこき下ろす、乃木希典と伊地知幸介という人物。終始モヤモヤしながら読み進めましたが、本作だけでなく、他の書籍も読んで、多角的に二人のことをもっと知りたいと思いました(それでも結果的にモヤモヤで終わるかもしれないけど)。
3投稿日: 2024.02.13
powered by ブクログ▼日露戦争開戦。司馬さんは戦争が好きだ。ちょっと言い方が雑だけれど、司馬さんは戦争の細部や人間臭さが好きであろう。司馬さんは人間の明るさとか賢さとか合理性とか機能性とか合目的性とかが好きだし、そういうリーダーに率いられる人間の集団について、汲めども尽きない興味を持っておられる。▼そういうわけで、機械好きの子供がラジオを解体して仕組みを発見して喜び、そしてまた組み立てるように、司馬さんなりに明治日本と日露戦争を解体して検証しておられる。そして、司馬さんのような意では多くの人が戦争が好きであろう。「ガンダム」だって「銀河英雄伝説」だって「大河ドラマ」だって同じくでしょう。戦争が好きなのは男子が多いと思われる。自分もその意では、好きである。
6投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログ戦争禍において無能な上司の下に配属されることほど悔やまれる事はないとわかる。また派閥に基づく人事も碌でもない。令和の今となってもその悪しき習慣はある。残念すぎる。 無能無策な上に頑迷で、多くの日本兵を殺すことになった乃木という人間の描写が耐えられなかった。が、どうにか読み切った。次号に期待。
7投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログ203高地の戦いを経て佳境に入りつつある日露戦争の描写。その戦争のプロセスが生々しくも、日本に対し残念な描かれ方をしているのも、教育として学んだ以上の戦争の側面を、いつになっても戦争の終わらない現代に生きる自分たちに問われていると感じる。
1投稿日: 2023.09.17
powered by ブクログ日本史としてしか知り得ていなかった日露戦争。 その結果と背景しか知らなかったが、そのプロセスにはここまでも凄惨な生々しい戦争が繰り広げられていたとは。また、その上に自分たちの生活があることをありありと感じさせられる。 日本人として読むべき一冊。
2投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログこの巻の物語の中で乃木将軍を表すことば、エピソード、白襷隊のこと、これらの語られ方から乃木将軍を好まない人がいる理由を少しだけ理解しました。 明治帝に気に入られて、昭和天皇の教育も務められ、乃木坂駅に乃木神社がある。一般的に嫌われる訳以外のことがあるのでしょうね。 私はどちらかと言えば好きな方ですが(^^ゞ
1投稿日: 2023.04.06
powered by ブクログ日露戦争の旅順、203高地の攻略でいよいよ佳境に入る。 今まで、乃木将軍ってとても凄い人だと思ってたんだけど、この本では能無しの馬鹿呼ばわりなんだね。 歴史も政治も見方によっては180度異なるって事だ。 偏った情報に惑わされてはいかんよ。 SNSなんかで、政治関連の情報を書き込んだり、シェアしたり、批判したりしてる人居るけど、あれは如何なもんかねぇ。 そういう人とは、ちょっと距離を置きたい。
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっと四巻読了。これは小説ではないな。戦争ドキュだ。前巻の感想にも書いたけれど、旬を逃したためにやや読書意欲が足りずに読むのが苦痛でもある。これは本のせいではなく読む側の意欲の無さのためだ。 もひとつ。手にしているのは昭和47年印刷の単行本。1ページ上下2段組で、文字が小さくて読みづらいこともストレスではあります。 この巻において終始語られるのは日露双方における上層部のとてつもない愚かさだ。こんな無能な奴らのためにいったい何人の兵卒が郷土を遠く離れた異国の冷たい土の上で血を流し命を落としたことか。恥を知れと言いたい。しかもこの無能な将軍たちは英雄として語り継がれていることに強い憤りを覚えて仕方がない。 そんな中で冷静に戦局を見極めて勇敢に行動する何人かの士官たちにせめてもの慰めを感じながら読み進んでいる。 それにしても個々の軍団の配置数員など細かいところまで詳しく記述がしてあるな。と、こんなところにも関心している。さ、あと2巻だ。
1投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ指揮官たるものの心得 日本軍とロシア軍のそれぞれの指揮官の気性や能力を通して、軍隊を率いるもの、現代においても組織を率いる経営者などに必要なことが学べる。 日本海軍の山本権兵衛、東郷平八郎、陸軍の大山巌や児玉源太郎とロシアのクロパトキンらの対比が面白い。もちろんロシアにも優れた指揮官はおり、クロパトキンも優秀である。だが優秀なだけでは統帥はできない。 ■印象的なシーン ・6艦しかない戦艦のうち2艦を失っても平然としていた東郷平八郎 ・黒木軍の勇猛さ ・この時代から根性突撃主義だった陸軍。勝ってしまったために反省せずそのまま大東亜戦争に突入してしまった →これは高度経済成長期=日露戦争、失われた30年=大東亜戦争と読み替えて、日本企業に当てはめることもできる。。 ・正しく情報を得て、正しく認識しないと判断を誤る→乃木軍 ・情報は常に最前線でとる。情報化社会の今でも変わらない
1投稿日: 2023.01.23
powered by ブクログ薩摩長州ばかりが、大日本帝国の中枢にいたんだなあ〜って読みながら腹が立ってきてしまう。 陸の長州、海の薩摩だって!!
2投稿日: 2023.01.08
powered by ブクログとても面白かった。 ロシアという国がなんとなく分かった気がする。 当時の日本の雰囲気もよく想像できた。
0投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ黄海海戦の緊迫感、遼陽会戦、沙河会戦での際どい戦い。バルチック艦隊のイギリス漁船攻撃。旅順攻略でのあまりに酷い乃木希典、伊佐知幸介の指揮による尋常ではない被害とそれを変えられなかった日本軍。色んなドラマが凝縮された4巻でした。
3投稿日: 2022.03.26
powered by ブクログバルチック艦隊が、日本艦隊を恐れるあまり英国の漁船を日本軍と見誤って襲撃してしまう事件はいたたまれない。 一つの戦争には数えきれない事由、国家的事情や背景などが複雑に絡み合い、勝敗などと言う結果だけでは説明のつかないものなのであると痛感する。
2投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1巻から読んできたが、4巻が一番面白かった。 海軍→黄海海鮮 陸軍→遼陽、沙河、旅順要塞総攻撃 ユダヤ人との繋がり、下瀬火薬、 バルチック艦隊が英国漁船を誤って攻撃した話など、知らなかった事実を知れた。 といっても、戦場は悲惨。 食料や弾薬不足、合理性のない命令、失敗を学ばない総攻撃で何万人の兵が死んでいく。 司馬さんの乃木・伊地知への批判が続く。 これだけ読むと、日露戦争で勝てたのは 日本が強かったから、だけではなく ロシア側が日本をアジアの小国だとなめかかっていたこと、上に立つ者の性格や思慮の浅さや独特な官僚世界の秩序など、かなり運が良かった部分もあるのではないかと感じた。 武力や勢力だけで真っ当にいくと、完全に負けていただろう。 また東郷平八郎、大山巌などの総大将としての在り方は (部下の士気を高め、動揺を決して部下に見せてない、敗北心理を持たせない、など) なるほどと思うところがあった。
1投稿日: 2021.12.22
powered by ブクログ戦いは狂気じみた者しか参戦できないなと思った。チキンゲームに似ていると感じた。 日本の軍事資金の調達方法にユダヤ系が関わっていたことは興味深い。 歴史の予備知識が浅く、理解がし難い。
0投稿日: 2021.11.09
powered by ブクログ大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。 長くかかったことだけを覚えている。 文庫本は実家にあるか、売却した。 そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。 秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はあるが、とにかく二百三高地の長く暗い場面の印象が強い。 読むのにとても時間がかかった。 その後3回目を読んだ。 バルチック艦隊の軌跡など勉強になる点はある。なお現職の同僚が、バルチック艦隊を見つけて通報した者の子孫であることを知った。 いずれまた読んでみようと思う。(2021.9.7) ※売却済み
1投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログ日露戦争 中盤 陸軍→遼陽、沙河、旅順要塞攻撃 海軍→黄海海戦 常にハラハラしながら読んでた。日露戦争って勝利した煌びやかな歴史のみ語られがちだが、そんなに簡単に言い表せるものでもない。 また、組織統率者の重要性、部下に与える影響を教えられた一冊。
3投稿日: 2021.06.20
powered by ブクログ正直1巻読んだときは、なぜこれが人気なの?と思ったけど、日露戦争始まってからが肝だった。小国日本がいかにして組織で大国ロシアに勝利したか、組織を統率する人たちの考え方や行動が勉強になる。経営者はこぞって読むわけだ。 4巻は、
1投稿日: 2021.04.07
powered by ブクログ海軍による黄海での一大決戦から始まり、陸軍の遼陽・沙河・旅順大戦までが記されている。教科書ではほんの数行で説明されてしまう日露戦争の、悲劇的で薄氷を踏む戦いがありありと描かれており、怒り・悲しみと言ったあらゆる感情が胸の内から湧き上がってきた。 司馬の偏見も入ってるとは思うが、それにしても乃木・伊知地コンビは酷い。
2投稿日: 2021.03.14
powered by ブクログ司馬遼太郎による、乃木希典への酷評が続く。 一人の人間からの意見しかわからないが、これを読む限り相当やばい。
1投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ作者は乃木第三軍の司令部対して実に手厳しくその無能さ加減を強調している。 よほど腹に据えかねていたのだろうな。
0投稿日: 2020.10.07
powered by ブクログ日露戦争開戦。 日本・ロシア双方に将軍の器のない人物が指揮を執ってしまい多数の死者を出していく。 戦記なのに少しおかしみを感じてしまうのは不謹慎か。
1投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログユダヤ人と乃木希典を中心に描かれている。 ユダヤ人は迫害された歴史から、迫害にあがらうべく、敵の敵を応援することで自らを守ろうとする。 乃木希典は、優秀な参謀に恵まれないと、全て敗北することを教えてくれる。今の自分の仕事でも思うが、人材配置こそが勝ち戦のための重要なファクターだと思う。 農牧民族の日本には、自然の摂理に従うことを生業としていたことから有能無能がないため、狩猟民族に劣るし、考え方も違うというのはそうだなあと思う。 一小国のロシアが強いのは、軍を持っているからというのはなるほど。軍なくして、強国にはなれない。
2投稿日: 2020.06.25
powered by ブクログいよいよ日露戦争の幕開け。 この巻ではいよいよ司馬さんの日本陸軍への怒りが如実に書かれている。特に旅順を攻めた乃木率いる第三軍の作戦は「無益の殺生」と痛烈に批判。 その描写が何度も何度も繰り返し出てくる。 むしろ、こう書くことによって、「司令部の有能さ」を信じて最後まで勇敢に戦って死んだ方々の無念を少しでも晴らそうとしているかのように感じた。 バルチック艦隊の日本恐怖症や、乃木軍の失敗、日本海軍の早く日本に帰って船の整備をしたいのにできない焦りなど、人間の感情がありありと描かれている。 教科書には「◯◯年、◯◯戦争開始」、「××年、終結」としか書かれていないから、人間味がまるで無い。 これを読むと、そこに「人」がいたことを感じる。
1投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
戦略や戦術の型ができると、それをあたかも宗教者が教条を守るように絶対の原理もしくは方法とし、反復して少しも不思議としない。
0投稿日: 2020.04.28
powered by ブクログ現代でいう、directorとmanagerでは求められる能力が違う。戦争という極限状態において、統率とはなにか、マネージメントとはなにか。人の内面に焦点を当てて描かれている。
1投稿日: 2020.03.01
powered by ブクログ余談の部分のおもしろさが段々とわかってきました。多勢を持って敵を制するのが戦術の基本で、織田信長でも少数による奇襲作戦をやったのは壇ノ浦の戦いだけだったとか。 終盤の乃木軍のところを読んで「馬鹿な大将、敵より怖い」という言葉を思い出しました。
1投稿日: 2019.11.20
powered by ブクログ遂に明治37年2月、日露は先端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国のこの国は・・・。
0投稿日: 2019.09.05
powered by ブクログ乃木希典があまりにも愚かに書かれていて、他の軍人との能力差と、今まで聞いていた人物像と違いすぎて違和感を持ったのでちょっと調べてみると、司馬遼太郎の説は色々言われているらしいことがわかった。歴史解釈歴史研究って(これは歴史小説だけど)、奥が深いなー。
0投稿日: 2019.03.19
powered by ブクログ組織としてのあり方や、成功や失敗から得る教訓は今日にも通ずるものがある。通例の常識に囚われず、本質を捉える技巧は見事だと思う
1投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ遼東半島での死闘、旅順と、その北東(かなり大まか)の遼陽での戦闘。ともに軍力差からの苦戦があるものの、なんとか食い止まる遼陽に比べて、旅順においては全く戦術も戦略もない、乃木希典司令部の戦下手が描かれる。そこには階級ではなく、明らかな間違いがあっても正せない日本人というものを考えさせられる。
0投稿日: 2018.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いよいよ旅順攻略戦。 乃木第三軍への悪評に知らず知らずのうちに引き込まれいて、三軍の司令部を嫌いになっていた。洗脳されている!と気づき、ネットでリサーチすると、同じように感じる人たちがたくさんいて、ここまで引き込ませる創造性と文章に感激した。
0投稿日: 2018.12.08
powered by ブクログ近代戦争を初めて経験する日本は、あらゆる面で後手後手に回ってしまう。 中でも物資不足は、深刻だった。 初めての近代戦争に臨むにあたって見通しが甘かった。 お金が無い中での開戦。 正に綱渡りの戦争であった。 そして、度々、議論がある司馬遼太郎による『乃木希典愚将説』 名将か愚将かは、各個人それぞれに考え方があると思う。 だから、司馬遼太郎が乃木希典は愚将だと思うならそれはそれで、いいのではないだろうか。
1投稿日: 2018.11.07
powered by ブクログいよいよ開戦となった日露戦争。物資,人員,戦力で著しく劣る日本であったが,ますます勢いを増すロシアの極東における帝国主義は日本にとっての国家の存続をも危ぶまれる脅威となっている以上、戦うことしか選択肢は残されていなかった。ただし、緒戦で勝利を重ね、短期決戦で講和にもちこむことしでのみ、戦争に勝つ方法はなかった。長期化すれば、欧州ロシアからシベリア鉄道を経て、極東に際限なく兵員と武器弾薬の補給が 可能なロシアが圧倒的に有利であることは明白であるからである。日本は全兵力をあわせても21万名程度であるに対して、ロシアは100万以上の兵力を擁していた。 ロシアの極東艦隊は旅順港に停泊していたが、入り口が狭くなっている地形を活かし、日本海軍はその外側で待機し、事実上封鎖を行った。一方、陸からも舞台が上陸し緒戦で首尾よくロシア軍を蹴散らした日本陸軍は旅順要塞と奉天の部隊の間に入り両者を分断することに成功する。 本小説で、著者は折に触れてその後の太平洋戦争における日本陸軍の批判を行っているが、日露戦争においてその官僚的体質や火力軽視かつ精神論重視、兵員の少数逐次投入、現場を軽視した机上での作戦立案といった組織的特徴が既にここで現れていたことを痛烈に批判している。その代表として、旅順攻略軍の司令官である乃木希典とその参謀の伊地知を、繰り返しやり玉に挙げ、彼らの無知無策により膨大な数の兵士の人命が失われていったことへの責任を問うている。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ乃木批判ってのもあるけど、同情的になってる面もある。単なる人物批判ってより、なんか今に刺さってる感じ 。
0投稿日: 2018.10.07
powered by ブクログ乃木希典、伊知地幸介が本領発揮。 児玉源太郎が、マネジメント・リーダーシップが何たるかを教えてくれる。
0投稿日: 2018.09.21
powered by ブクログ乃木司令官と伊地知参謀長の無能さをこき下ろすのにかなりの紙幅が割かれている。 ドッガーバンク事件は、国際法で出てくるな。
0投稿日: 2018.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅順攻略における乃木希典と伊地知幸介の愚昧さについて、これでもかというほど書かれている。これが著者の創作によるものなのか、史実なのかはわからない。 ・人間の知恵は勇猛な性格よりも、恐怖心の強い性格から生まれることが多い
0投稿日: 2018.09.01
powered by ブクログ日露戦争における陸戦のターニングポイント、旅順要塞攻略戦。日本軍の中心は乃木将軍とその参謀伊地知幸介コンビ。作者はこの2人を批判しまくること、しまくること。まるで親の仇のようだ。 203高地を攻めなさい、本部をもっと前線に置きなさい、大砲も貸すから使いなさい、兵士は大事にしなさい。といった国内や海軍からの要望を無視して、乃木&伊地知コンビはひたすら旅順要塞に正面突撃を命じては、大量の死傷者を生み出す。いくら小説とはいえ、これほど無能で命令も聞かない指揮官ってアリなのか。 なんだか、ウソみたいな地上戦が繰り広げられる中、ロシア・バルチック艦隊が欧州から出発。大西洋を縦断し、南アフリカ沖を経由して、日本へ向かう。その長旅だけで1小説が創れそうな大冒険劇だ。 そういえば、主人公の秋山兄弟って何やってるんだ?
0投稿日: 2018.08.02
powered by ブクログ有能無能は人間の全人的な価値評価の基準にはならないにせよ、高級軍人の場合は有能であることが絶対の条件であるべきであった。 →これが一番印象に残った言葉
0投稿日: 2018.04.02
powered by ブクログ戦争の悲惨さは、指揮官の能力が決定する。 ビジネスの世界では、いのちこそ取られないが、成否は指揮官の能力で決定する。 たびたび著名人の愛読書にあがる理由が、本巻からわかる気がした。 ただ、明治の先人達のこころを推し測るのは難しい。
0投稿日: 2017.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世の中の状況を常に収集し、冷静な判断をしていく事が重要。成功に慢心せず常に新しい世の中の動向を役立てて行かないと置いていかれる。 日露戦争の中身がこれほどまでの犠牲を払っていた事は知らなかった。歴史の中の一つ一つの出来事に様々な背景がある事を改めて感じた。
0投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログ日露戦争の描写がえぐくなっていく。。。だよね、そう描かないといけないんだよねと。戦争は、悲惨で、とても騎馬戦のようなもんじゃない、体が木っ端みじんになって死んだり、腕や足がもげたり、体が縦に割れて死ぬ、大量の人間が死ぬ世界。それぞれに、親が必ずいて、人によっては、子もいただろうに・・・ 戦艦対戦艦じゃない、大砲の数や火薬の強さでもない、悲惨さ。見ようとしなければ、見なくていい部分が戦争にはあるんだなということがわかる。 そして、旅順攻略において指揮をとった乃木とその参謀に対して、相当の紙幅を使って、これでもかと痛罵している。 色々な立ち位置、見方ができると思うが、指揮系統の混乱、現場から離れた所で指揮、戦術的な検討の不備、相手に予測された定期的な攻撃、多数の死者、戦争の悲惨さへの筆者の怒りが巻末に向けて増していっていることを感じた。 乃木については、wikiなどで調べると違う側面がある事も分かる。多数の死者を出した事への悔恨もあったようだが、自死によって幕を閉じた人生は、否定したい。
1投稿日: 2017.08.29上司の苦悩を感じる
この本を通して、上司の苦悩が垣間見れます。 特に、旅順で苦戦する陸軍の児玉源太郎の苦悩を感じます。 ここに本の良さを感じます。本を通して、色々な立場の人の気持ちを知ることが出来ます。 海軍と陸軍の関係も今の会社組織と変わらない何とも言えない空気が漂ってる事も感じることが出来ます。 また、敗者組織に共通する「官僚化」にも言及しており、 小説としてだけでなく、自己啓発の本としても面白いです。 是非お勧めです。
1投稿日: 2017.05.22
powered by ブクログ日露戦争の勃発から旅順の本格攻略本までを描く本巻。秋山兄弟の出番は少なく、大本営総帥の山県有朋、陸軍総大将、大山巌参謀総長、児玉源太郎次長、一軍大将黒木、二軍大将奥、三軍大将乃木希助四軍大将野津と、それぞれの参謀達のドラマが展開する。 日本の今日独立して先進国となっているのもこの戦争で活躍した武人のおかげだと痛感しながら読み進める。 徹底して描かれる旅順攻略における乃木将軍と参謀、伊地知孝介の作戦のまずさと酷さが際立ち、読んでいて憤り、残酷な描写に気分が悪くなるほど。見る人によっては評価が分かれるとのことだが、作者は少なくとも徹底して悪者扱い。緻密な取材のあとがうかがわれることで説得力があり、史実として受け取りながら次巻以降も読み進めます。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログ歴史に明るくない自分でも名前くらいは知っていた乃木将軍。てっきり優秀な人だと思っていたのに、まさかここまで真逆だったとは。 更には伊知地参謀長の輪をかけた酷さ。 司馬氏は相当許せないようで、何度も何度も繰り返し無能な作戦による悲惨な戦の様子を描いている。 小説とはいえ先人達の尊い命が無為に失われてゆくシーンを延々と読み続けるのはキツいものがありました。
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全編日露戦。黄海海戦、遼陽会戦、旅順攻略戦(未達)、沙河会戦。 其処彼処に後年の日本に悪影響を与えた陸軍への批判が目白押し。小気味いいくらいである。 著者が一番嫌いなのは、恐らく失敗をすることではない。失敗を糧にして工夫し、あるいは思考を巡らせて改善を図る、そういう過程を軽視・無視・実行しない者なのだろう。 旅順攻略軍の伊地知参謀への痛罵がそのことを実によく伝える。 本筋とは全く関係ないが、陸軍長州閥を毛利家の家紋から採って一品会とした点はトリビア。が、旧家意識が強すぎて気持ちが悪い。 そもそも日露戦は薄氷。少なくとも戦術的には勝利ではなかったというのが相応しいと思っていたが、それと同様な印象を著者も持っていたのかなあという印象を強くする。 一方、戦後、これを陸軍の保身と無謬性確保のため、勝利だと喧伝するべく情報介入していき、極限まで行き着いたのが戦前昭和なんだな、と容易に想像しうる叙述だ。 全8巻中の4巻目。
0投稿日: 2017.01.02
powered by ブクログ日本陸軍の大陸上陸から遼陽から奉天への会戦への活動と旅順攻略が綴られている。日本から見た視点、ロシアから見たら日本と、相変わらず細かいところまで描写されているので話の展開はさほど感じられないが、 旅順要塞攻撃の第三軍の活動には日本人としてイライラしてしまった。 こういう司令官体質の人って今でもいるよね。 作戦そのものが日本人を殺す作戦になっているところに、憤りを感じる。
0投稿日: 2016.08.18
powered by ブクログとにかく、乃木&伊地知&バルチック艦隊指揮官の無能さが、これでもかこれでもか、もひとつおまけにこれでもか!、としつこく描きこまれている一巻( ´ ▽ ` )ノ。 人の能力というものは単に知的能力のみならず、個性・環境・経験則などなどが複雑に絡み合って成り立っているのだなあ、と改めて実感させられた……(。・_・。)フーン。 本書のテーマを一言で表せば「無知は罪」( ´ ▽ ` )ノ。 知る努力を怠り、思い込みに囚われ、真実から目を背け続けていると、一体どんな結果を生むか? 旅順にせよ、ドガー何とか(イギリス漁船誤爆)にせよ、まるきりコント( ´ ▽ ` )ノ。後世まで世界中の笑いもの( ´ ▽ ` )ノ。 ……ただし、無為に死んでいく何万という兵卒の命を無視すれば、の話だが……(´ェ`)ン-…。 時代といえば時代なんだろうけど、まるでストームトルーパーというかショッカー戦闘員というか、数合わせのためだけに死んでいく彼らの存在とは……(´;ω;`)。 前巻までのレビューでも書いたように、これが三国志とか国盗り物語みたいな歴史絵巻の時代の話なら、めっぽう面白い戦争小説というだけで済むのだけれど……司馬遼がしつこく述べているように、本書のエピソードの数々がまんま太平洋戦争の下地になっているわけなんだよなあ……(´ェ`)ン-…。北方領土も沖縄基地も、何から何までこの時代に源を発しているという事実……(´ェ`)ン-…。 しかし、よくこれだけの資料が今に至るまで残っていたものだなあ(゚д゚)!。 小便漏らしながら熱弁を振るうくだりとか「ほんまかいな?」と首を傾げつつも、細大漏らさずこれらを収集しまとめ上げた司馬遼の手腕・執念に感服( ´ ▽ ` )ノ。 シリアスな本文内容と百均茶碗の模様並みにのんきな表紙絵とのギャップに苦笑しつつ、5巻へ( ´ ▽ ` )ノ。 2016/07/12
0投稿日: 2016.07.12
powered by ブクログもうはらはらしっぱなしやったー! と書こうと思って←書いてる、思いなおした。 「日露戦争は日本が勝った」って歴史で習ったけど、その背景がどれほどのものやったんか全然知らんと今まで生きてきてしまった。 どんな物事も全てそうなんやろうけど、こんなに悲痛でこんなに不安定な状況があるんやなと、ただただ読み進めるしかなかった。 これは現実で、これだけの人が命を落として、今の日本がある。 どの国もそうなんやろうけど。 うまく感想が書けない… はらはらしたーと思って書いて、そう思って書こうと思った自分に激しく落胆した。
0投稿日: 2016.04.20
powered by ブクログ日露戦争を指揮するため、満州軍総司令長官・大山巌と総参謀長・児玉源太郎が戦地に赴く。 手に汗握る黄海海戦と遼陽会戦の描写。からくも勝利をおさめてほっとしたのもつかの間、旅順要塞の攻略に失敗ばかりの乃木軍にイライラさせられた。大勢の軍人がこんないいかげんな計画で無残に殺されたなんて!
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ悲惨極まりない、日露戦争における陸軍の戦い。 いつまで続くのだろう、と思いながら読み進めています。 何のために戦うのか。 何のために死にに行くのか。 あまりの死者の数に、言葉を失う状況が続きます。 総大将のあり方、どんな人が後ろにいれば、人はクリアな頭で判断し、行動していけるのかについて繰り返し述べられているのが興味深かったです。 陸軍と、海軍の比較。 見えるものの違い。あり方の違い。 比べて見てゆくのもまた、興味深いです。
1投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ日露戦争の真っ只中 遼陽、旅順が主な舞台 秋山兄弟がほとんど登場しない それよりもその時代を追うことがメイン
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ前の巻の時に書いた主人公云々は抜きにして、ただ日露戦争物語として読めば、その現状とか赤裸々に描かれていて、なるほど面白いです。旅順ってそんなに酷かったんですね。まだ同戦争が続いていて、結論は知っているから形としては勝利するんだけど、これで”勝ち”って言われても、なんだかな~、って感じです。
0投稿日: 2015.09.28
powered by ブクログ敗北必死の戦いを背水の陣をもって、外交力も駆使して勝利を拾った、というのが日露戦争と習ってきた。それに間違いはないけれど、その戦況の悲惨さは私の想像を超えていた。戦況のひとつひとつは、後の大戦とあまり変わらない印象すら持った。ただ違うのは、進撃する兵士にしても作戦を考える将校にしても、その決意ということか。
0投稿日: 2015.09.06
powered by ブクログ日露戦争が始まる。これまでは秋山兄弟、正岡子規の人生を味わいながらも、時代背景の解説などどちらかといえば、読みにくい小説の印象もあったが、ここからは一気に筆が走っている感じがします。最初の海戦、旅順港の閉鎖戦、そして旅順要塞の激戦。それぞれの長所、短所を抱えつつ、戦う士官たち。ここからが「坂の上の雲」の醍醐味なんでしょうね。
0投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ満州上陸~旅順攻撃 この程度の頭脳が、旅順の近代要塞を攻めているのである。兵も死ぬであろう。 たくさんの兵隊さんが死んでいって、ホロホロ。。。
0投稿日: 2015.03.18
powered by ブクログ旅順がなかなか落ちなくて、すごくもどかしい。 たくさんの人が亡くなった裏には、藩閥政治があったんだな、とわかった。 また、最期のことしか知らなかった乃木さんのことをいろいろ知ることが出来た。
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログドラマ化で話題を呼んだ伊予松山の場面、正岡子規が出てくるのは3巻までで、4巻以降ラストの8巻までは日露戦争の細かい描写が続きます。 日露戦争の開幕。旅順要塞での乃木希典の苦戦と、いうことを聞かぬ乃木軍の扱いに苦慮する遼陽の満洲軍総司令官大山巌、参謀総長児玉源太郎の葛藤を描いたもの。 大器量の人物として描かれる大山、児玉に対して、無策ゆえに配下を死に追いやる乃木将軍のバカ殿ぶりが繰り返し語られます。 近世中国の知識人が三国志を論じて誰それは張飛だ糜竺だと論じたように、高度成長期のおじさんたちは司馬遼太郎を読んでこのバカ殿は誰それに似ている、など盛り上がったのでしょう。 ○乃木軍司令部は自由に作戦を立てればよかった。たれからも制約されないという、きわめてひろい権限をもたされている点では、統帥上これほどおもしろい軍団はなく、もしこの司令部を天才が運営すれば自由自在に腕がふるえたであろう。 が、凡庸な連中にとっては、自由裁量権というものほど心細いものはなく、 ー乃木軍司令部は孤児だ。 という感じしかもてなかったであろう。乃木希典も伊地知幸介も、この意味では孤児であった。 ○総大将の任務というのは、最低限それであった。人心を統一し、敵に向かって士気を高め、いささかの敗北心理も持たせない、というのが、国家と国民が軍隊統率者に期待し要求しているところの資質であり、行動である。作戦のごときは、ときには参謀まかせでもいい。 「敗けいくさになればわしが指揮をとります」 といったのは日本の全野戦軍の総司令官である大山巌のことばであり、かれの言葉は統帥というものの本質を指し示している。軍隊から集団恐怖や妄想や敗戦心理を取り去るのが、統帥であった。
0投稿日: 2014.11.02
powered by ブクログ黄海海戦から203高地の攻撃開始まで。この巻では、日本軍の迷走ぶりもあれば、ロシア軍のロシア帝政末期の状況を伺いしる事ができます。乃木軍は何故、あんなに203高地で日本人を殺したのか?バルチック艦隊回航の苦難など、日露戦争の不思議な箇所が書かれています。
0投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログ旅順攻撃が中心となる4巻 印象的なのは旅順攻撃の際の日本軍のグダグダっぷり。 旅順の要塞に無策の正面突破を繰り返し、多くの兵士たちを犬死にさせながらも、攻撃方法や作戦を一向に変えようとしない、大将の乃木とその参謀、伊地知の頑迷さ、無策っぷりに呆れかえりました。 そして彼らの更迭案を何度も出しながらそれを実行できない大本営にも読んでいてイライラ。こういう上層部のグダグダや無理解で被害を被るのは現場の人間、この場合は兵士たちなのですが……。太平洋戦争の際もそうですが、いつの時代も日本軍は兵士たちを駒としてしか見ていなかったのかもしれないなあ、と思いました。 ロシア軍も日本海軍に恐れをなして、イギリスの漁船を間違って攻撃してしまうという、とんでもない失態をしてしまう場面が描かれます。 戦争という極度の責任や恐怖がのしかかる局面になると、その人の本当の姿が表れてくると思います。そしてそれが大将だとか将軍だとか、責任のある立場になるとなおさらそうです。 乃木・伊地知やイギリス漁船を攻撃してしまったロジェストヴェンスキー提督は、そうした状況の中で周囲の状況が見えなくなったり、冷静な判断が出来なくなった人間の姿だと思います。その姿は愚かと言ってしまえばそうなのですが、そうした状況下で冷静な判断が出来なくなってしまう人の哀しさ、というものも少し感じてしまいました。 また日露戦争を続ける上での海外からの資金援助に苦労する日本軍の上層部や、人種問題から日本に援助するユダヤ人の存在など日本が対外的にいろいろ動いている姿も印象的でした。 そして資金援助を得るために戦争の結果を海外にアピールしたり、人種問題の存在を実際に肌で感じたりと、日本が海外に出ていく中で新たな価値観にぶつかっていく姿も読んでいて面白かったです。 こういうのは教科書では全然教えてくれないところなので、こういう裏側的なところが読めるのが歴史小説のいいところだよなあ、と改めて思いました。
1投稿日: 2014.09.20
powered by ブクログ乃木将軍率いる第三軍の旅順総攻撃。しかし、東洋のセバストポリと称されるロシア要塞は日清戦争時とは比べものにならない堅牢さを誇っていた。完敗を喫し続ける日本軍にバルチック艦隊出帆の知らせが。国家存亡の危機に名もなき兵士たちが勇敢に散華した。 「旭日!東天に達する時!即ち!名誉ある聯隊旗が!斯く斯くとして敵塁に翻る刻を祝す!全軍突撃!」
0投稿日: 2014.07.31
powered by ブクログ旅順攻略戦の始まりの部分を描いた巻。 日本軍の藩閥主義や陸海軍の対立、現場を見ない軍上層部といった数多くの組織的弊害が、数万人にも及ぶ日本兵の死という形となって、旅順での戦いにおいて展開されていく。 今の日本の組織にも通ずる組織的失敗を見て取れる巻になっており、とても興味深い。
0投稿日: 2014.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
遼陽開戦前から旅順総攻撃直前まで。 綱渡りの戦況が続き、読中は常に緊張感があった。 一番印象に残ったのは、やはり旅順をめぐる第三軍司令部と大本営を中心とした陸軍首脳部とのやりとり。思い通りに動かない一連の経緯にもどかしい思いをせずにはいられなかった。 また、自らの方法論に固執する乃木や伊地知に関する批判は理解できるものの、組織として動く以上は個人の落ち度を指摘して満足するのだけではなく、そのような現状を招くに至った組織全体の課題として捉えるよう意識しないといけないと感じた。
0投稿日: 2014.04.12
powered by ブクログこの巻でちょうど半分終了。 長いんだけど、戦争を語るとは これだけの長さを有するだけのことが行われたということで。 読んでいて思うのは「今の日本がこの状況におかれたら?」 文明開化して、国家ができあがると 国民はこうもしっかりするんですね。 賛否あると思いますが、これだけ取材をしっかりやって 執筆されたのは、相当なご苦労だったと思われます。
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログほとんど日露戦争真っ最中な内容。 主人公の秋山兄弟の活躍はほとんど描かれてなく(時折チラッと出てくるくらい) 代わりに日本とロシアの陸軍・海軍の動きがどうだったかという内容で描かれている。 この戦いですごーく大事な「旅順」が舞台。 しかしまぁ乃木軍のグズグズっぷりに何度腹が立ったことか… あとはやはり時代は明治だからでしょうか 薩摩藩と長州藩の人が中心的役割の軍組織といいますか。 もちろん優れている人もいれば、そうではないラッキーで出世した人もいるということで。 この巻はぜひ世の中のサラリーマンに読んでほしいかも。 有能な指揮官は決して兵を無駄にはせず、逆なら単なる将棋の駒としての扱いということ。 ロシア軍も全くもって同じ。 個人的には高橋是清がグッときたので是清関連の本も漁ってみようかなーと。 海軍はあまりのロシア軍の滑稽さに悲しくなった…かな。もちろん日本軍もだけど。 それにしても、軍本体の総司令部と現場との違いが凄まじい。 東郷平八郎の当時の凄みも分かる文節もあるし、何より戦艦三笠が出てきて嬉しい。 それにしても秋山兄弟、活躍するのまだかしら。。
0投稿日: 2014.02.27
powered by ブクログ坂の上の雲第4段。 旅順にバルチック艦隊。戦史に聞く名が登場。大国相手に、国家成立数十年の日本が如何に戦うのか。 面白いのは、裏で動いている戦費の調達模様が描かれている点である。戦争には人と軍資金がいるのは当然であるが、いつのまにか、国家を総動員するという前提からそれらは無尽蔵にある錯覚に陥っていた。この外交戦の可否が、命運を分ける。 他でも言えるが、精神論の前に、補給線の確保や物資の調達などの現実問題を直視する必要がある。 「物量の不足というこの致命的な欠陥が、人間の精神活動をいかににぶらせるか」
0投稿日: 2014.01.21
powered by ブクログ(2014.01.05読了)(2003.06.14購入) NHKでドラマ化され放映されていたころ読んでしまうつもりだったのですが、第三巻までで挫折してしまいました。 「日中戦争」を読んでいるうちに、やっと続きを読んでしまおうという気になったので、読み始めました。 日露戦争真っ最中なのですが、戦場は中国であり、中国のうちの遼東半島のあたりです。 海軍は、遼東半島の先端旅順の港に停泊しているロシアの軍艦を殲滅しようとしています。ロシアの軍艦は、旅順港に閉じこもっていたのですが、ウラジオストックへ移動せよという命令が出たので、湾から出てきて移動を始めた。 日本の海軍は、これをあやうく取り逃がすところだったが、何とか戦闘に持ち込み、壊滅的な損害を与えることができた。ただ、沈没させることまではできず、一部の軍艦が再び旅順港に戻り、閉じこもってしまった。 乃木将軍のひきいる軍隊は、旅順港を守っているロシアの要塞を落とすように指令を受けて奮戦している。海軍からの要望は、203高地を占領し、そこから旅順港に停泊する軍艦を脅かしてくれればいいというものであった。ロシアの要塞も203高地の守りは最初は、手薄であった。ところが、乃木軍は、要塞を正面から攻めることのみに固執して、死者を増やすのみであり、第4巻が終わってもまだ要塞は落ちていない。 関東軍の主力は、奉天方面へ進撃しているのですが、弾薬が不足しているために思うように進撃できない。日本陸軍とは、精神論優先で、兵隊も消耗品と考えていたようです。 戦争が始まれば、食料・武器・弾薬がどれだけいるのかという計算ができなかったようです。輸送についても、列車と馬車しか頭になく、トラックを輸送に使用するという考えはなかったとか。弾薬の備蓄がわずかしかなく、戦争が始まってすぐ弾薬が底をつき、あわてて弾薬の調達を始めたとか、国内での砲弾生産能力が、一日に300発とか。 大砲が30門あれば、其々10発撃ったら終わり! 海軍は、ちゃんと計算ができる人がいて、弾薬の備蓄がしっかりしてあった。 そうこうしているうちに、バルチック艦隊が、日本海に向かって出航しました。 司令官は、皇帝の寵愛する人物で、バルチック艦隊の日露戦争への参加を提案したために任命された。かなり、臆病な人物だったようで、出航して間もなく、イギリスの漁船を日本軍の船と間違えて、攻撃し、日英同盟を結んでいるイギリスにロシア艦隊の邪魔をする口実を与えます。 バルチック艦隊は、日本海までたどり着けるのでしょうか。 【目次】 黄塵 (黄海海戦) 遼陽 (遼陽会戦) 旅順 沙河 (沙河会戦) 旅順総攻撃 (バルチック艦隊出航) 関連地図 ●海軍の砲弾(58頁) 日本の砲弾は、日清戦争の経験により、まず敵艦を沈めるよりもその戦闘力をうばうことに主眼がおかれているという、世界の海軍常識からいえばふしぎなものであった。ふつう常識では徹甲弾を用いる。ロシア側もそれを用いている。この砲弾は艦に穴をあけ、艦体をつらぬいてなかで爆発するのだが、日本の砲弾は装甲帯をつらぬくかわりに艦上で炸裂し、その下瀬火薬によってそのあたりの艦上構造物を根こそぎに吹っ飛ばすのみか、かならず火災をおこしてしまう。艦が猛火につつまれると、大砲がもはや操作できない。 ●砲弾不足(104頁) 海軍は、あまるぐらいの砲弾を準備してこの戦争に入った。 が、陸軍はそうではなかった。 かれらは近代戦における物量の消耗ということについての想像力にまったく欠けていた。 日本陸軍の伝統的迷信は、戦いは作戦と将士の勇敢さによって勝つということであった。 ●外債の引き受け(168頁) ヤコブ・シフはあっさり、 「その半分をひきうけてあげます」 といってくれたのである。 「われわれユダヤ人は、ロシア帝政のなくなることをつねに祈っている。時たまたま、極東の日本国が、ロシアに対して戦いをはじめた。もしこの戦争で日本がロシアに勝ってくれれば、ロシアにきっと革命がおこるにちがいない。革命は帝政をほうむるであろう。」 ●旅順第一回総攻撃(184頁) この実施によって強いられた日本兵の損害は、わずか六日間の猛攻で死傷一万五千八百人という巨大なものであり、しかも敵にあたえた損害は軽微で、小塁ひとつぬけなかった。 ●作戦担当(186頁) 乃木希典の最大の不幸は、かれの作戦担当者として参謀長伊地知幸介がえらばれたことであった。乃木に選択権があったわけではない。 ●頑固(216頁) 乃木軍の司令部は人間を殺すということ以外に作戦を知らぬようだ、という声が、大本営でも高かった。乃木軍の作戦頭脳の頑固さは、みずからの失敗をつぎの作戦の知恵としてつかうということを知らぬようであった。 「軍司令部はあまりにも後方にいすぎて、この前線の実状を知らない」 ●攻勢の鉄則(256頁) ロシア軍は、敵よりも二倍ないし二倍半の兵力・火力を持つにいたらなければ攻勢に出ないという作戦習性を持っている。これはロシア軍が臆病であるからではない。 敵よりも大いなる兵力を集結して敵を圧倒撃滅するというのは、古今東西を通じ常勝将軍といわれるものが確立し実行してきた鉄則であった。日本の織田信長も、わかいころの桶狭間の奇襲の場合は例外とし、その後はすべて右の方法である。 ●沙河会戦(303頁) 沙河会戦における日本軍の損害(死傷)は20497人にのぼった。約二個師団がまるまる消滅したかっこうである。 ロシア軍の損害は、すさまじい。日本軍のそれの数倍であった。戦場に遺棄した死体だけで13333体で、捕虜は709人である。全損害は六万人以上にのぼった。 ●砲弾製造能力(307頁) おどろくべきことに、陸軍においては東京、大阪の両砲兵工廠の砲弾製造能力が両廠あわせても一日わずか三百発でしかないということであった。三百発というのは、砲兵一個中隊で迅速速射すればわずか七分三十秒で射ちつくすという程度の数量である。 ●秋山真之の反応(370頁) (バルチック艦隊の英国漁船群襲撃事件) 「英国漁船は何バイ(隻)やられた」 という一点にかかっていた。それによってバルチック艦隊の砲戦能力を知りたかったのである。かれは東京の軍令部に対し、あの北海における〝錯覚戦争〟の詳細をしらせてほしいという旨の電報を打った。 ☆関連図書(既読) 「坂の上の雲(一)」司馬遼太郎著、文春文庫、1978.01.25 「坂の上の雲(二)」司馬遼太郎著、文春文庫、1978.01.25 「坂の上の雲(三)」司馬遼太郎著、文春文庫、1978.02.25 「条約改正」井上清著、岩波新書、1955.05.20 「日清戦争-東アジア近代史の転換点-」藤村道生著、岩波新書、1973.12.20 「日清・日露戦争」原田敬一著、岩波新書、2007.02.20 「爆笑問題の戦争論-日本史原論-」爆笑問題著、幻冬舎、2006.07.31 「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」加藤陽子著、朝日出版社、2009.07.30 (2014年1月6日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 明治三十七年二月、日露は戦端を開いた。豊富な兵力を持つ大国に挑んだ、戦費もろくに調達できぬ小国…。少将秋山好古の属する第二軍は遼東半島に上陸した直後から、苦戦の連続であった。また連合艦隊の参謀・少佐真之も堅い砲台群でよろわれた旅順港に潜む敵艦隊に苦慮を重ねる。緒戦から予断を許さない状況が現出した。
0投稿日: 2014.01.06
powered by ブクログ上手くのし上がった無能な上官のヘタレ具合は今も昔も変わらんなと変に憤りを感じながら読み進めていた。読了時の不快感ったら無かったが、でもそれだけ話の中にのめり込みながら読んで居たんだからかなり夢中にさせる内容だったんだろう。
0投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ3巻と比較して、戦況に大きな変化がなかったためか、人間味のある話題が少なかったためかわかりませんが、極端に読むスピードが遅くなりました。6日かかりました。
1投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログ司令官 乃木希典は尊敬する人物だったのに日露戦争でこんなにも無能だったと初めて知った。 参謀長 伊地知幸介はさらに輪をかけた人物。 無能であることをわかりながら交代させない大本営は無責任。 人命の尊厳さを無視している愚かな人々。 絶対服従するしかない兵士にとって上層部がどんな方針をたてるかがいかに大事か。 陸軍は太平洋戦争でも同じ過ちを犯した。 学習していない。
1投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログ旅順要塞、陸海の戦い。 上官の無能のせいで、一瞬で人が大勢死んでいく日本、そしてロシア。戦争物を読むことは避け続けてきたけれど、今、めちゃめちゃ日露戦争に浸っています。夢に見るくらい、戦前の日本軍の描写は胸に焼きついてしまったな。私も児玉さんにすがるような気持ちです。 戦争物は嫌なのに、坂の上の雲を読むきっかけになった中村覚さんがついに登場した。かっこいいというか、バリバリの軍人。旅順で一瞬で死ななくてよかった。今度お墓参りに行こう。
0投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログ明治と言う時代を秋山兄弟と正岡子規の三人を通して描く。 この時代の人々の豪快さ、潔さ、必死さがひしひしと伝わってくる。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ日露戦争における旅順攻囲戦の始まり。 乃木希典将軍と伊地知幸介参謀長の無能さが強調されている。 (ロシア側もかなり無能であるが) 何も考えずに突撃を繰り返す将軍と参謀の愚かさも判るが、士気が下がるからと無能な将軍と参謀を更迭できない大本営も無能ではないか? 思い切って参謀長だけでも交代させれば、これほどの被害にはならなかったと思う。 また、一方で乃木希典将軍は軍神と崇められている部分もある。 この部分は少し作者の偏見が入っているように思われるがどうだろう。
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ旅順における戦いぶりを読んでいると、日本は本当に日露戦争に勝利したのだろうか、と少々不安になってくる。 乃木、伊地知が無能な司令官として描かれているが、それは今だから言えることであって、その時の状況においては、大いに悩み様々な判断を行ったに違いないし、責められるべきは彼らを任命し、任せ続けていた上層部であろう。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログ坂の上の雲4巻は旅順総攻撃編 話には聞いていたけど、乃木希典は無能の極みのように書かれてるねー
0投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログ合言葉は「砲弾がない」 最後のほうは…児玉かわいそうすぎて…。 バルチック艦隊も、喜劇なのか悲劇なのか…。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログ乃木と伊地知の無能っぷりが後半は続いたので読むのが辛かった。戦争ってすごい。「たった300人の死傷者で済んだ」とかいう感覚だからな。人を駒と思わなければ戦争はできないのかもしれない。僕にはわからない。
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログ黄海海戦、遼陽・沙河会戦、本格化する日露戦争。その中でも最大の激戦となる旅順総攻撃の描写が凄惨かつ凄まじい。歴史小説でありながら、下手な戦争映画を凌駕する迫力。無能な上層部と無駄に増えていく死傷者が冷徹に描かれています。
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ四巻。陸軍の乃木大将と伊地知参謀が旅順攻略で何千何万もの兵隊を無駄に死なせてしまったところ。何とも憤りを感じた。 ちなみに小説では、伊地知やその作戦を推し進めた乃木大将がどうしようもない無能のように書かれてるけど、ウィキペディアをみると諸説あるみたい。
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
当時は軍隊、軍人といえどもそれは血税によって組織されているという意識が国民にあり指揮官が無能とあれば国民が批判出来たというような文章がとても印象に残りました。 第二次世界大戦期でもそうであれば戦争犠牲者を幾らか減らすことが出来たような
0投稿日: 2012.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅順攻略は、戦争という命をかけた場でさえも組織というものの難しさを教えてくれる。まして、現代の命をかけないような場で無能者を組織の長に据えることがなんとまかりとおることか。。 比較的近い戦争だったからか組織や人について具体的な描写があって、恐らく現実に近いことだろうから、現代の我々の生活、特に企業の中での考え方にも参考になることが多いと思う。 東郷が射手の名人名手を主砲の砲員にしたという、射撃の才能はうまれつきであり、凡庸なものに訓練をくわえてもたかが知れている、そういう考え方も、それが実際に大きな効果を得たことも、考えさせられることがらだった。
0投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログ乃木将軍の無能さ、 ロシア海軍の無能さ、 失敗から何も学ばない姿が 司馬遼太郎の考察を交えて描かれる。 しかし、その無能な上官でも 兵卒は愚直に戦い死んでいく。 それは日本がロシアに勝てると信じてのことなのだろう。
0投稿日: 2012.07.23
powered by ブクログ乃木って教科書ではほんと英雄的な感じの雰囲気漂う記述だけど ところがどっこい!乃木・伊地知、あんたらないわ~!まじで!! 無能な人特有の頑固さ、ってか頑固な人は無能なのか。 勉強になりました。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログ三人の人物のあとを追う・・・ としたはずだったが??? 子規は既に亡く 秋山兄弟もほとんど出てこない・・・
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログ陸軍の話が中心だった。戦場の狂気がひしひしと伝わってくる。日露戦争はまさにギリギリの戦いで、少しでも間違えば歴史は大きく変わっていたのだと感じる。 日露戦争に限らず、戦争とはそういったギリギリの連続なのかもしれない。児玉源太郎、大山巌、乃木希典…その行動の1つ1つが歴史を変えたかもしれない。そのくらい軍指令部というものは大きな存在なのだろう。
0投稿日: 2012.02.26
powered by ブクログ遼陽から沙河における満州平野での会戦と、旅順での攻防。 海軍では、旅順封鎖と黄海海戦。 満州平野でも旅順でも常に日本軍を悩ませていたのは、兵士と銃弾の数。兵士の予備は2個師団(約2万人弱)であり、銃弾の製造能力は一日あたり300発であったというのだから驚き。一方のロシア軍はシベリア鉄道を通じて100万の兵士を送ってくる。 基本的な日本の戦いは、兵士の血をもっての正面突破であり、そこでは緻密な戦略よりも、兵士の精神力がものをいう。 この思想は、陸軍独特のものである。奇兵隊あがりの山形有朋は保守本流の代表のような人物であり、変化をこのまず政争を好む人物であった。そうした人物が陸軍の元老として君臨していたこともあり、陸軍の基本精神は、戦略よりも精神力に重きをおくものだった。 またもう一つの観点としては、日本人古来の美学がある。一の谷の戦いや、桶狭間の戦いに代表される、少数をもって多数を奇襲によって撃つという戦法が古来から日本人の美学としてある(しかし、古来の名将はそれを常とすることはなく、そうしたものは一回きりで、通常は多数で少数を撃つという戦法をとってはいるが) 民族的バックグラウンドの話。ロシアはスラブ系民族を主とするものであり、元来は狩猟民族である。狩猟民族とは、一定の集団を持って個々の役割を規定し、集団でもって成果を挙げんとするものである。その中では当然個々の役割の適性が問われることになり、自然と有能無能の区別がなされることとなる。 一方の日本は農耕民族である。農業においては、自然に逆らうことなく、勤勉を常として日々を過ごすことが重要であり、そうした社会においては通常、有能無能はあまり問われない。 そうした民族的性質の差が、重要なポジションにおける人材の選び方の巧拙にも通じる部分があるのかもしれない。 事実、日本の人事の最も大きな関心事は藩閥である。 国家制度の腐敗。日本は日露戦争当時、明治維新から30年弱であり、比較的若い国家であった。それに対してロシアはロマノフ王朝となって以来、長い年月を経ており、官僚機構は硬直していた。それは、官僚が何かの意思決定を迫られたとき、その決定事項の是非以上にその決定による自らの処遇を常に先行させて考えてしまうところにある。この当時の日本では、まだ官僚はそこまで硬直しておらず、処遇よりも自らの信念を持って行動する者が比較的多かった。それに対してロシアの官僚は常に皇帝の顔色を伺った(この点には、日本とロシアの君主が持つ権限の大きさの差も影響するかもしれないが) 一方、後の対米開戦の頃には、陸軍組織は硬直しきっており、大多数の大本営の開戦の意見に真っ向から反対できるものはおらず、ほとんどが身の危険を案じて批判しなかった。(余談だが、明治維新から終戦までが約75年、終戦から現在までも約70年、国家制度およびそれに処される人材が腐敗するには十分な時間を既に経ているとも言える。) 柔軟さと鈍感さ。自分に不利な意見や、自分に対する権限を持たない者からのアドバイスは時として拒絶しがちなものであるが、その最たる例が陸軍第三軍における伊地知幸介である。彼の愚行が2万人を超える日本人の無駄な死をもたらしたことは驚愕である。正直、毎月26日に敵へ突撃する(これは相手に完全に読まれていた)理由が、二で割り切れる日だから敵を割くことができるというのはバカとしか言いようがない。(こうした問題の一因には指揮命令系統の不備もあるが、大本営もしくは司令長官は第三軍への命令権をもつべきであった。) 一方の鈍感さという面では、バルチック艦隊のロジェストウェンスキーが挙げられる。長官の最も重要な任務は隊全体に対して士気の向上を図ることである。その中では、多少のことには動じない強靭な精神力がもとめられる。 このような柔軟さと鈍感さという一見相反する2要素を併せ持つことが必要である。 児玉源太郎の葛藤。作戦を決定する際には、リズムがある。一旦旅順に出向いた児玉はその後、満州平野に戻ってもしばらくリズムがもどらず、調子がでなかった。これは現実の何か物事をやる際にも言える。物事に取りかかる際には、リズムを構築するというのは、思っている以上に重要。 また、作戦を2個までは絞れるが、最後の2択となった時には考え抜いても答えは出ないことが多い。そうした時は天に運を祈るのみ。 ここまで読んでみて、現在なぜこれほどまでに乃木希典が有名な人物となっているのかが分からない。 人の士気を上げるには、基本的には褒める、しかし要所において叱ることも時には必要。(彼は自分には非常に厳しい一方、人を叱ることはできなかった。) 柔軟さと鈍感さ(敏感であるためには、当然前提となる知識は必要。彼はそれがないために事態に対して柔軟になれなかった。しかし、そんな中でもかろうじで戦況が崩壊しなかったのは、彼の鈍感さによるところがある。) 今、強く思うことは、自分は勝てる戦がしたい。そのためには事前準備は必ず必要。負け戦には突っ込まない。そして戦につっこんだからには、柔軟さと鈍感さを常に保っていく。
0投稿日: 2012.02.22
powered by ブクログ日露戦争に突入し、いよいよ旅順攻囲戦。 要塞を前に死体の山を築く日本軍。 いくら勇猛果敢な兵士がいても、 それを動かす司令部が敵情把握・柔軟な対応ができなければ 組織として力を発揮できないのがよくわかる戦い。 あとこの物語では各軍の参謀を良くとりあげていますね。
0投稿日: 2012.02.18
