
総合評価
(216件)| 58 | ||
| 82 | ||
| 47 | ||
| 8 | ||
| 1 |
powered by ブクログ一巻に続き二巻も難しいところは流し読みで大まかなあらすじだけ理解。正岡子規にフォーカスする章が一番読みやすい。
0投稿日: 2026.01.09
powered by ブクログ文学の才能を余すことなく発揮している子規だけれど、軍事への憧れ、それに従事する真之を羨ましく思い、自己憐憫に浸る姿。一方、文学への想いに蓋をし、自分の適正を見極め、そして発端は生活のため軍事へ邁進する真之。才能ある2人でも、互いに無いものねだり、隣の芝は青い、というような想いを持つ姿には親近感を持つなぁ。子規は病気が進行していく中なのだから、余計に他に目がいきがちなのも当然だろう。 真之の、頭脳が考えた目的を最後実施するのは性格である。その性格をつくらねばならない、という考えは、いざという時に弱腰になりやすい、人間の弱さを受け入れた上で、厳しい戦場で目的を遂行する覚悟を感じる。 どこまでもシンプルで、実直な兄の好古は、武士の姿。 列強国が東アジアをも牛耳ろうといよいよ情勢が激しくなりつつある中、日本、そして子規、秋山兄弟がどのような運命を辿るのか。
0投稿日: 2025.11.07
powered by ブクログ開戦までの緊張感。海外の技術や文化に触れる真之達の高揚感。それを羨む子規のもどかしさ。それを句にして大きくなっていく姿と闘病。 みんながみんな切磋琢磨してる感じがしてら面白い。 国家同士の思惑や策略が入り混じって世界は戦争、侵略ブームだったのかなと感じさせられる。 まだまだ序盤。これからも気になる。
10投稿日: 2025.10.10
powered by ブクログ日清戦争編、かな。 それぞれの頭角を表しはじめた。 あまりに文章が淡々と書かれているためか感情が入ってこないが、そんなものなんだろうか。。 175冊目読了。
1投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログ真之と子規の友情、絆にグッとくるものがあった。命短い子規の覚悟を見ると医療の力で生き延びる現代との違いを考えさせられる。舞台がどんどん海外へと広がっていくのも面白い!
0投稿日: 2025.08.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸時代の鎖国政策により、欧米に比べれば稀にみる平和が300年続いた日本。 列強の植民地政策に依り、いよいよ日本も安穏としては居られなくなり、明治という時代が幕を開いた。 遅ればせながら西洋の物まねで、急速に近代化のピッチを上げた明治時代の日本。 巻頭は、このような背景から、いかに日清戦争が起こったかを解り安く解説している。 西洋の列強は後進国のアジアの国々を帝国主義という名のもとに支配下に置くことに、その食指を伸ばしていた。 列強はシナをその支配下に置くことを熱望していた。しかし、「眠れる獅子」と言われる清国を刺激するのは躊躇われた。 しかし、日清戦争により、その弱さを露呈した清国に列強は群がった。 特に、イギリスとロシアはその食指を清国に動かした。 「清国の次に犯されるのは日本だ」と明治政府は危機感を抱いた。特にロシアは日本の侵略を計っていた。 江戸時代末期に、ロシアは幕府をないがしろにして、対馬藩に交渉し、その領地を租借するという名目のもと、軍艦を対馬に停泊し停泊地付近で略奪暴行を行った。 しかし、駐日英国公使がその艦隊勢力を背景にロシア側へ抗議し、ロシアの軍艦は去った。 あやうく対馬はロシアの領地になることを免れた。 明治になり、遅ればせながら列強の仲間入りをした日本。つい先日までチョンまげを結い、そのスネで歩いていた日本人を「猿」と西欧列強は馬鹿にしていた。 大いなる危機感を抱いた明治政府はその貧弱な財政にも関わらず、最新の軍艦二隻をイギリスに発注した。 明治時代の日本には軍艦の製造能力が無かった。「猿まね」と列強から揶揄された。しかし、帝国主義の領土侵略の恐怖から逃れるために、明治の日本は躍起に成っていた。 満州を占領した帝政ロシアは、いよいよその食指を日本へ動かし始めた。 この時代の帝国主義の侵略の嵐は何でもありだったのだろう。 現代においても、他国への侵略戦争は絶えない。 何百年経っても、人間の本質は変わらない。 次巻は、日清戦争が終わって、十年の月日が経ち、日露戦争へ突入する。
0投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ日清戦争が起こり、当時の日本が戦争に挑むときの様子、緊迫感がビシビシ伝わってきた。 この2巻では、正岡子規が俳句の世界に大きな影響を与えていくところが描かれている。 病に侵されながら、血を吐きながら、研究に没頭する姿を感じて、自分の仕事に対する姿勢はどうかと振り返って読んでいた。 また秋山真之の言葉も印象的だった。 秋山真之が言う 「経験は必要だが、それによって智恵と同じだけ固定概念が染み付いてしまう。素人は新鮮な発想を取り入れて、時に玄人を負かしてしまう」 というような考え方が、今も通ずることだと感じる。 今、自分は会社内で新事業を始めようとしている。 素人は武器かもしれない。 日本の文明化がここから始まっていくんだ、という気配に満ちた2巻。 この先が楽しみ。
2投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログ日清戦争から、子規の病床、そして甲午農民戦争が勃発し日露戦争手前の緊迫した時代へと入っていく。 真之は留学中に見た米西戦争で、後の日露戦争での封じ込め作戦に繋がっていく。真之は沢山の本を読んだり、起きた事象を分析し、物事の要点を抑えて不要な部分は捨てる。こういう人が戦略を組み立てられるのだな、と実感できるエピソードが節々にある。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ試験で仕方なく覚えた、歴史上の人物や事柄が、司馬遼太郎さんの手にかかると、生き生きと動き出してくるから不思議。 正岡子規が数学好きとのこと、初めて知った。源氏物語をよく読み込んでいたことも。源氏の写生力を絶賛していた。「読みさして月が出るなり須磨の巻」の句が記されていた。正岡子規は若くして亡くなったけれど、ホントすごい人だ。と同時に、司馬遼太郎さんも、小説にするまでの研究たるや、ものすごく大変だったと思う。 秋山兄弟や、正岡子規の自分の心情にまっすぐ生きる姿、情熱、カッコいい! 当時の、ロシアについての理解も深まってきたので、次巻も楽しみ。現在のロシアについて、思いを馳せられることができるのもいい。
13投稿日: 2025.02.27
powered by ブクログ正岡子規が俳人として名を成していく姿と病に蝕まれていく姿の対比が切ない。 正岡子規の言葉 「悟りをひらいたり念仏をとなえたりしているひまはない」 日露戦争の最前線にいた秋山真之は正岡子規より死に近かったのだと思う。 戦争は、『戦争をしない』という選択がなくなって、誰もその流れに逆らえない状態で始まる。 『戦争をしない』は、人類にとっては難しいのかも。 今後の秋山真之のメンタルの変化が気になる。
28投稿日: 2024.12.29
powered by ブクログついに日清戦争が勃発する。甲午農民戦争を機に清と戦争を始めるが当時の清の軍人たちは漢民族ではない国主たちに対しての怠慢などにより日本は勝つこととなる。この時秋山好古は騎兵隊を率いて旅順に侵攻するも負けてしまうが海軍の活躍などもあり旅順要塞を落とす。弟の真之は海軍として参加するも、主力艦には乗っておらず黄海海戦、威海衛戦には参加しなかった。その後真之はアメリカへと行き海戦について研究しまた米西戦争でのアメリカ海軍のやり方を学ぶ。その後北清事変を機に日本および西洋諸国が清へと軍を派遣して好古はその駐在軍を指揮することとなる。 時を同じくして正岡子規は短歌、俳句について持論をホトトギスで論じ紀貫之らの歌を批判するなど過激な評論をすることで内外から批判を受けることとなるが病身を奮い立たせ我が道を歩む。 帝国主義の恐ろしさが随所に現れていて西欧諸国の狡賢さには恐怖を感じる。自分の領土を広げることに邁進する国たちが近くに来たらそりゃあ近代化して抵抗したくわなるわな。
0投稿日: 2024.11.28
powered by ブクログロシアが、今のロシアと重なる。日本もではあるが… 真之の賢さ、先を読む力、大局をみる力、そして友を思いやる心、…ただただ感服。
7投稿日: 2024.11.19
powered by ブクログ【30年ぶりに読む「坂の上の雲」】 第二巻は「日清戦争」「米西戦争」「子規庵」など。好古・真之の秋山兄弟と正岡子規の人生がダイナミックに展開し始めた。“これは小説だそ…”と言い聞かせ、司馬史観を念頭に置いても、もうひとりの主人公というべき明治日本が若々しくて魅力的だ。令和に読み返す「坂の上の雲」。3巻に進もう。
1投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ坂の上の雲、2巻読了。 物語は、日清戦争へ。 もともと史実に基づいた小説ではあるのだが、この巻に至っては、小説のドラマ性よりも史実のノンフィクション味が1巻に比べても強かった。 その分、めちゃくちゃここら辺あたりの歴史の勉強になる。 秋山兄弟や正岡子規が主人公であるには変わらないけど、日清戦争の章で印象的なのは小村寿太郎のキャラクター。 名前は知っていたけど、こういう人だったのか…。 本人の言動、周りの人たちの評価や評判、ささいなエピソードが丁寧に綴られていて、彼のキャラクターを多面的に見せてくれる。面白い。 また米西戦争の章も、わたしはCOTEN RADIO…特に日露戦争回のヘビーリスナーなので、この戦争がどのように後の対ロシア戦に影響があったのかもよくわかったし、この2つの戦争の類似性が面白くて夢中で読んだ。 それにしてもこの時代、観戦武官(他国の戦争を文字通り観戦する外国の軍人)なんていたんだね。 戦争の意味合いが、今の感覚とはちょっと違うのかもしれない。 翻ってロシア。 ニコライ2世の人となりについても、COTEN RADIOで持っていた印象とはずいぶん違う。 ウィッテの、事実を見極める有能さについての認識はより高くなった。 まあそんなこんなで、主人公たち以外の色んな人物の多面性に気付かされるとともに、今回も歴史認識が新たになる瞬間、新たに知識を得られる内容がたくさんあり…、 あーもう、めっちゃ面白い! 長丁場の読書になるのがむしろ嬉しいとさえ思う。 3巻も楽しみだ。
2投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログ日清戦争の実情が面白すぎる とことんだらしない清国軍とやる気に満ちている日本 好古は天津の司令官になった 真之はイギリスやアメリカに留学に行き、米西戦争などから「戦術と戦略」を学ぶ。これが日露戦争で大いに役立ったと言われているらしい。 子規は尚、病床。悪化の一歩を辿る。日清戦争の記者になれて大喜び。「日本」よりも「ホトトギス」が売れだし、界隈では有名な作家となる。
1投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログ明治時代など、学生のときに大雑把にしか学んでこなかったから大変勉強になる。秋山兄弟を通し、戦争面から時代を見、子規からは文化を見るという。この時代の空気感を少しでも感じたいものだ。
4投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ自分は子規と比べるまでもなく凡庸な人だけど、幼なじみが出世して社会で影響力を増していく中で自分が燻っていることの悔しさとかこれでいいのかという気持ちはちょっとわかる。
2投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ▼2巻は好古・真之・子規を追いつつ、日清戦争勃発。▼結局、秋山兄弟は貧乏のために軍人になる。正岡子規は貧乏とは言えない。なので軍人にはならぬ。単に出世を目指すが落ちこぼれて文学を目指す。その際に「"初めて世代"は良いなあ。大したことなくても世に出れた」と、嘆き羨む。これはほぼ、「西洋化」の第一世代か。▼結局、正岡子規は、アメリカ開拓時代終盤の移民者が必死に空き土地を探すかのように、自分の居場所を探して俳句・短歌の文学評論にたどり着く。▼このあたりの心情は、デジタル化という現今の変化でも、似たようなことがあるんだろうなあ。
5投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログロシアの成り立ち、ロシアに関連する人の説明がメインでした。日露戦争がなぜおこったのか背景が丁寧に説明されている。 一転正岡子規の章は松山のお国言葉なども交じりあたたかい気持ちになった。
6投稿日: 2023.09.21
powered by ブクログ日清戦争の描写に臨場感があり、三人の登場人物に感情移入しながら読める。戦争の渦中において三者それぞれの役割やその中で感情の機微を感じ取ることができ、且つ日本史を学ぶうえで転機となる戦争を日本の勝因、清の敗因を冷静な切り口で分析されていて読み応えがある。
2投稿日: 2023.09.09
powered by ブクログ日清戦争は、老朽しきった秩序の清国と新生したばかりの秩序の日本とのあいだにおこなわれた大規模実験のような性格を持つとのこと。 小学生か中学生の時、上記のような背景には触れず、「日本が勝利し、下関条約で台湾、遼東半島などを割譲された云々」みたいなことを淡々と話されたくらいでした。
1投稿日: 2023.07.16
powered by ブクログ感想 それぞれの置かれた環境で生きる道を確立させていく様子が描かれていた。覚悟を持って進み出した感じ。秋山真之の絶えず吸収していくところ、要点を捉えて本質を見抜こうとするところなど、学ぶべきポイントであった。
0投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ話は日露戦争に突入する直前まで。 ファンの方にとっては申し訳ないが、私はぜんぜんおもろない。 おもろないので、ぜんぜん進まない。 こんな調子で、全8巻、読み終えることができるんだろうか。 書かれている事はすべて事実らしいので、日本の近代史、主に日露戦争について知っておかにゃあいかんだろうと勉強のために読んでるようなもんです。
0投稿日: 2023.03.30
powered by ブクログ世界のうねり、日本の断捨離 ◻︎感想 個人ドラマ、心情を通して近代国家の観念や盛衰を体感できる。だから司馬遼太郎氏の歴史小説はここまで有名になったのだろうとよくわかる。 近代以前の歴史や民族性にも触れながら、欧州国家や米露の成り立ち、清の現状が描かれており、その中で日本という国家がどういう意思決定をして、その中で躍動した日本人が居たわけである。秋山好古、真之、正岡子規に加え小村寿太郎なども加わる。 ・思い切った西洋化はなぜ必要だったのか? 藩→県ではなく藩→国家、日本人(勝海舟の貢献が大きい)への転換期、帝国主義は必然だったのか ・秋山好古、真之の戦術家としての成長 企業人としても学ぶことが大きい(再)。戦略あってこその戦術だが、戦術を軽視してはいけないことがよくわかるし、戦術家になるということは多くの学びが(特に情報が不足していた120年前の時代は)必要なのだとわかる ・気の大切さ、ひいては観 頭脳明晰かどうかより、持って生まれた(後天的でも可?)性格が重要という描写が多い。好古の騎馬も真之の戦術実行もそうで、ロシアの皇帝にも使われている(父アレクサンドル3世と子ニコライ2世の比較)。 これは経営者は学歴よりも「観」が大切と説くことと、一致するわけではないものの、考え方としては近いのではないだろうか。後天的に勉強=studyによって鍛えるのではなく、経験によって観を鍛えさせることが大切であり、観がどれだけ磨かれるかはもはや生い立ちにまで遡る必要があるというのと、性格に帰結を求めるのは似ていると思える
3投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ明治時代に興味がなかったせいで、時折出てくる偉人の名前が分からず、Googleで検索しながら読み進めた。 いつもの倍の時間がかかったが、更に先が気になる。
1投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ日清戦争から義和団事件まで。 教科書の行間に埋もれた詳細な情景や外国視点での情報が豊富で文も読みやすい。
1投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログとても面白かった。 ロシアという国がなんとなく分かった気がする。 当時の日本の雰囲気もよく想像できた。
0投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログ秋山兄弟の境涯と、正岡子規のそれとを対比させて読んでいました。登場人物の人間味が、前作よりも強烈に感じられます。次巻の展開が楽しみです!
1投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログ日清戦争勃発。真之の純粋、真面目な勤勉姿勢や正岡子規の死を意識した中での俳句への情熱。今とあまり変わらないロシアの思想、時代の世相を表した街の雰囲気。躍動的な時代を感じます。
3投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログ正岡子規の従軍について触れられた章では夏目漱石が登場したり、同郷の真之とのやり取りに触れられて良かった。 真之の渡米の様子はその尋常ではない勤勉さに感心する。戦争と言うものが、真之始め様々な人間によって行われ、当たり前の事ですが、全ては人間の手によってその命運も分かれると言うことを痛感する。
1投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ続編。日清戦争〜日露戦争前まで。世界情勢の把握。どちらかと言うと真之の視点が多め。真之の海軍での成長をメキメキと感じた。真之の得意な効率の良さ、瞬時に物事の根幹を読み取る能力を参考にしたい。
1投稿日: 2021.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「たとえば、軍艦というものはいちど海洋航海に出て帰ってくると、船底にかきがらがいっぱいくっついて船あしがうんと落ちる。 人間もおなじで、経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵のとおなじ分量だけのかきがらが頭につく。 智恵だけとってかきがらを捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればなるほどこれができぬ。」 「人間だけではない。国も古びる、海軍も古びる。かきがらだらけになる。」 「山本権兵衛という海軍省の大番頭は、かきがらというものを知っている。日清戦争をはじめるにあたって、戊辰以来の元勲的な海軍幹部のほとんどを首切ってしまった。この大整理は海軍のかきがら落しじゃ。(中略)おかげで日本海軍の船あしは機敏で清国戦隊をどんどん沈めた」 秋山真之・正岡子規の会話より。 海軍や和歌の世界をひっくり返そうとするときの会話がすごく心に残った。
2投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログ大学2年または3年の時、同期から「読んだこともないの?」と言われてくやしくて読んだ。 長くかかったことだけを覚えている。 文庫本は実家にあるか、売却した。 そして2009年のNHKドラマの数年前にまた入手して読んだ。 秋山好古・真之、正岡子規について、初期など部分的に爽快感はあるが、とにかく二百三高地の長く暗い場面の印象が強い。 読むのにとても時間がかかった。 その後3回目を読んだ。 バルチック艦隊の軌跡など勉強になる点はある。なお現職の同僚が、バルチック艦隊を見つけて通報した者の子孫であることを知った。 いずれまた読んでみようと思う。(2021.9.7) ※売却済み
1投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ついに日清戦争勃発。 開国から30年ほどしか経っていない日本がなぜ中国やロシアに勝つことができたのか。 それは新興国であり勢いに乗った日本独特の時代の空気感だったんだろうなと。 その渦中にいた若者は、学ぶこと=自分が国を作っていくということにつながることをよく理解していて、 ある意味恵まれた時代でだったのだろうなと思う。 正岡子規や秋山兄弟の思想にも学ぶべきことが多々あった。 今はこの時代のようにシンプルな時代ではないけれど、自分の考えを持ちそれを論じるということは力強く生きるために必要なことと思う。 秋山真之の長旅を続ければ続けるほど船に付着していく牡蠣が戦闘力を弱める、古いものはしっかり管理して都度クリーンにせねばならない 正岡子規の要は運用である(誰がやり始めたかではなく誰が使ったか) マハンの真似するだけでなく原理原則を学ぶことが重要 など学びあり
0投稿日: 2021.02.18
powered by ブクログ・子規、好古、真之が人生の目的に向かって猛進。 生命を賭す程のエネルギーを注いで行動する人がこの時代には多く、それが明治維新前から始まる急速な日本の発展を支えたと思う。 ・清国をめぐる帝国主義の動き、列強から全く相手にされていなかった日本が存在感を出していく。 ・経験する事は大事。しかし経験によって知識、知恵だけでなく、固定概念(牡蠣殻)もついてくる。 上手にこれをはたき落としていかないと、頭が固くなってしまう。
0投稿日: 2020.11.14
powered by ブクログ明治維新から数年で、諸外国と肩を並べられたのはなぜだろう? 今同じことを成し遂げるだけのエネルギーは存在するだろうか。
0投稿日: 2020.10.26
powered by ブクログ好古、真之、子規。 それぞれが猛烈なスピードで成熟していく様がとても面白い。 3人に共通しているのは、物質的に不自由な環境下で、精神的に充実しているということ。 自身の目標を明確にし、覚悟を持ってその達成に邁進している姿は、率直に言って妬ましい。 覚悟の裏にあるのは責任感。 前巻では功名心に猛っていた3人の変わり様も鮮やか。
2投稿日: 2020.09.21
powered by ブクログこの明治の時代に、主に清国を中心に各国がどのように応対していたのかがとてもよくわかった。司馬遼太郎は本当によく調べあげていて驚愕する。、
1投稿日: 2020.07.13
powered by ブクログ生き方みたいなものが学べる巻だった。 遊ばずに本をお読みや。本を読むのにさほどお金は要らんものぞな。 結婚をすれば家庭の雑事にやずらわされ、研究が疎かになり、物事を生み出す精神がぼやける。 戦いに勝つには、過去の功労や藩閥のお陰で階級を与えられている人を整理する必要がある。 また、かきがらも一掃する。新しい知識で入れ替える。 知識は半年ほどで得て、その後は得た知識を分解し、自分で自分なりの原理原則を打ち立てる。自分で立てた原理原則のみが応用の効くもの。 エナジーの一つは恐怖だ。外国から侵されるかもしれなぬというが、明治維新を起こした。 本は道具。乱読して、一冊につき、数行とか数頁を覚え、あとは捨てる。
0投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログ坂の上シリーズ10年以上ぶりの3巡目は、ブックオフのネット販売の在庫の都合による2巻スタートのランダム読みとなった。何回読んでも読むたびに新鮮な気付きを貰える作品。
1投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログ相変わらずの長さと研究量の膨大さ。 戦争が始まるといよいよ年号の順序が覚えられなくなるのでメモを取りながら読んだ。 この小説は大きく3つの内容に分けられると思う。 ①好古、真之の時系列を追いつつ彼らの心情を見る ②その当時の歴史的背景を資料をもとにまとめる ③子規の物語 一巻はまだ①が多かったものの、二巻になってくると ②が激烈に増えて、いよいよ世界史の教科書を読んでいる気分になってくる。 だから②の部分は遅々として進まず、我ながら読書に時間をかけてしまっていることを感じる一方で、 ③は突然登場人物の物悲しさ、鬱屈さを描いていて、 一瞬で読み進めてしまう。こういうところが司馬さんの本らしい。 読む内にこれは名言!と思われるフレーズに出会ったので書き留めておこうと思う。 ▼239ページ 1897年、真之がアルフレッド・セイヤー・マハン大佐から学んだこと。 「得た知識を分解し、自分で編成し直し、自分で自分なりの原理原則を打ち立てることです。自分でたてた原理原則のみが応用のきくものであり、他人から学んだだけではつまりません。」 ▼324ページ 真之が子規に海軍のあるべき姿を論じるシーン 「軍艦というものはいちど遠洋航海に出て帰ってくると、船底にかきがらがいっぱいくっついて船あしがうんとおちる。人間も同じで、経験は必要じゃが、経験によってふえる智恵とおなじ分量だけのかきがらが頭につく。智絵だけ採ってかきがらを捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればなるほどこれができぬ。」
1投稿日: 2020.05.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
海軍とはこう、艦隊とはこう、作戦とはこう、という固定観念(かきがら)がついてくる。おそのしいのは固定観念そのものではなく、固定観念が付いていることも知らず平気で指令室や艦長室の柔らかいイスにどっかりとすわりこんでいることじゃ
0投稿日: 2020.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第二巻を文庫本で読もうと思ったら、最初の3つの章「日清戦争」「根岸」「威海衛」は、すでに前回読んだ内容だった。単行本(ハードカバー)と文庫本では、一巻に収められている章の数が異なっていたんだな。 そういうわけで、続き、「須磨の灯」の章から「渡米」「米西戦争」「子規庵」「列強」の章を文庫本第2巻で読み進めた。この後は文庫で行こう。 新聞社に勤める正岡子規は、従軍記者を強く希望していた。そして念願かない従軍することが決定したのは、なんと日清戦争の決着の前後だった。彼が出発したときには、条約談判のために、李鴻章が下関に来ていた。 日清戦争では、おおかたの予想を覆し、大日本帝国の勝利となり、子規はほぼ一か月で帰国。従軍は、「こどものあそびのようなものだった」と表現されている。 それでも、彼はそれに救われたのではないか。帰国途上の船上で血痰を吐き、下船と同時に神戸病院に担ぎ込まれている。入院中には、そのころ京都にいた後輩の高浜虚子が見舞いに出向いていたようだ。そして、結局、須磨保養院から、故郷の松山に帰ることとなる。 そのタイミングが絶妙というか、帰ったころに大学時代の学友、夏目漱石が松山中学の英語の教師として赴任してきており、子規はその漱石の下宿に転がり込む。こんんな今にも死にそうな結核患者の子規と一緒に暮らしてよいものだろうか? 乗り込む方も乗り込む方なら、受け入れるほうも受け入れるほうだ。しかし、現実、それは成立し、しかも子規は、他人の下宿で活発に俳句作りの活動をする。この熱意は、病をも凌駕するのだろうか。 このころ、秋山好古は妻帯、そして弟の真之は、明治30年6月26日、米国留学の発令を受ける。日清戦争時にも出撃していたが、この渡米で彼はさらに海軍軍人としての資質を高めていくことになる。 ワシントンの日本公使館に勤務し、自ら、戦略・戦術の研究を決意するが、折よく、キューバをめぐって米西(アメリカースペイン)戦争が勃発し、彼は日本における観戦武官に任命される。この時真之が書いたレポートは優れもので、「的確な事実分析と創見に満ちた報告書」と評され、この実績で後のバルチック艦隊との交戦時の参謀に起用されるのである。 一方、子規。再び、陸羯南の新聞社「日本」に戻り、住居も根岸に移る。この根岸の家賃は月5円だったらしい。米屋への支払いは4円。そこへきて、菓子屋への支払いは1円50銭を下らなかったという。死にそうな結核を患いながら、菓子をバクバク食って短歌や俳句の創作活動をする男。まったく変わった人物だ。ある意味自由人だ。 そして、このころの子規の文筆活動が最も凄まじかったようである。量的な凄まじさもさることながら、その質というか、熱というか、それが凄まじかったようだ。 この時に「歌よみに与ふる書」というのを書いているが(今も青空文庫などで読めるが)、その舌鋒は強烈である。既成歌壇を滅多切りだ。歯に衣着せぬストレートな批評。「紀貫之はど下手だ」などと単刀直入に切り込んでいる。 おそらく、自分の残すべきものへの思いと、自分に残された時間とを意識し、自身の信念を100%ぶつけたのだろう。 当然のごとく、彼に対する反発も高まるが、まったく動じる所なし。反対にすべてを論駁していく。 最後の「列強」の章では、日露戦争の前段の模様が描かれている。帝国主義により、英仏に追い付けとアメリカ、そしてロシアの領土拡大意識が高まってくる。 日清戦争で、それまで巨獣と意識されていた清国が、死亡寸前の巨獣と化し、周囲の食肉獣(=列強)がその肉を狙いだした。 日清戦争での日本の戦利品の一つである遼東半島にロシアが目を付けた。南下政策の妨げとなる日本の遼東半島進出。ロシアは仏独を巻き込んで、「遼東半島を清国へ返還せよ」と干渉してくる。三国干渉である。 ついには、その遼東半島や満州を勝手にロシアが略奪していくのである。奪ったもの勝ちの帝国主義。 不凍港を獲得するために南下政策を実行し、シベリア鉄道を完成させた鋼鉄の意思の人・アレクサンドル三世は、満州と朝鮮を除く大陸を制覇した。それを受け継いだのがニコライ二世。性格は父の真逆らしい。 そのニコライ二世には、皇子の時に日本を訪れた際に、日本人の巡査から問答無用で切りつけられ大けがを負ったという経緯がある。明らかに日本人も外国から侵略されるという思想の異常性に侵されつつあった。彼は日本人を「猿」と呼んだ。 そのニコライ二世が、日露戦争の開戦にかかわりがあるのは当然すぎるかもしれない。 秋山真之は、子規のことをこう言った。 「升さんは、俳句と短歌というものの既成概念をひっくりかえそうとしている」 そう語る真之も海軍の既成概念をひっくり返そうとしていた。 歌壇革命と、日露の関係は、第三巻でどう展開していくのか楽しみだ。
12投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログ日清戦争のくだりは、ちょっと頭の中で想像するのが難しかったのですが、巻末の地図を見ながら読むともっと分かったかもしれません(読み終わる頃に巻末の地図に気づきました^^;)。 個人的には真之が戦術の研究をするあたり、子規が文学界を痛烈に批判し始める辺りがおもしろかったです。
1投稿日: 2019.09.14
powered by ブクログ”海外旅行中に読み始め。ようやく面白さがわかってきた。 --- T: P: O: --- <読書メモ>”
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログ人間の頭に上下などはない。要点を掴むという能力と、不要不急のものは切り捨てるという大胆さだけが問題だ。
1投稿日: 2019.08.02
powered by ブクログ維新からわずか20数年のこの国では、朝鮮を巡って大国「清」と交戦状態に。陸軍・海軍の秋山兄弟のそれぞれの想い、そして近代俳句・短歌を確立しようとの思いを強くする正岡子規。日清戦争後、日露戦争前のこの小国の姿。
0投稿日: 2019.07.26
powered by ブクログ歴史の勉強にもなるし小説としても面白い。関心があるとここまで情報を突き詰められるものかと、人間の底力まで感じてしまうスケール感がある
2投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ日清戦争ころの内容。 日本という国の青春を描いている。 貧乏で欧米には後れを取っているが 日本人の気概をもって追いつこうとする姿を 生き生きと描いている。 日清戦争~三国干渉あたりまでの時代。 明治維新後25年で清国に勝つとは 日本の成長は驚嘆に値すると思う。 特に印象に残った部分は 子規は俳句・短歌の真之は海軍の作戦の既成概念をひっくり返したいと語っている部分だ。 真之は固定観念(かきがら)が頭にはすぐついてしまい、古くなる。玄人が素人に負けることは多々あるんだ。 日本も清国に勝った固定観念に縛られることに危惧を感じているんだろう。 ユニクロの柳井社長も「成功体験は捨て去れ」と本を書いている。 私も、常に今を大事にし進化していく人間を目指していきたい。
1投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ日清戦争ついに開戦! 感じたこと。 3人の主人公の目線で描かれるストーリーと高い視点で目線で描かれるストーリーと自分がその場にいるような視点の3つの視点から描かれている気がした。 情報量は多いはずなのに、自分がタイムスリップしてその場にいるような感覚。 司馬遼太郎の情報の集め方にも驚いた。どうしたらこれだけの情報が集められるのかな。 キューバやロシアの歴史なんかも調べてみたい。 歴史は常に勝者の視点でしかないけど、それ以前までいとまれた人々の暮らしや思想が表の歴史からは感じれらないから。知らないことが多すぎてワクワクする。
0投稿日: 2018.11.30
powered by ブクログ秋山兄弟の目で、日清戦争を。 正岡子規の目で、国内情勢を描く。 世界各国の思惑が渦巻く中で日本海軍がより、成長してゆく。 日露戦争へ向けて日露両国の緊迫感が続いてゆく。 各国が領土を広げる中で、近代国家としての日本が目指すものとは何なのか。 徐々に日本という国を世界に主張してゆく。
0投稿日: 2018.10.30
powered by ブクログ日清戦争が勃発、黄海開戦にて清国海軍を日本海軍が粉砕する。満州族に支配される清国軍において、漢民族の士気は低く、熟練度も戦術も日本軍とは比較にならないほど脆弱であった。 その結果、清国より賠償金と遼東半島を獲得したが、独仏露によるいわゆる三国干渉によって、その返還を余儀なくされる。列強の中での後進国である、ドイツとロシアは、帝国主義のやり方が露骨であった。直後、独は青島を占領し、露も遼東半島を支配下に置く。中国での利権と存在をますます拡大していくロシアの脅威がますます増加していく。 秋山好古は、多恵と結婚する。正岡子規は、喀血し、病状は末期を迎える。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ3人の主人公の活躍が始まる。 日清戦争を描くが、まだ盛り上がりはない。 この物語の最大の敵役であるロシアの帝国主義の脅威がちらついていく中で、主人公らはそれぞれその道の第一線へと躍り出て行く。
0投稿日: 2018.08.21
powered by ブクログ昔の人がいかに勤勉で、真似をして、追いつけ追い越せでやってきたのかがわかる。 海外にも勝負してた。
0投稿日: 2018.07.24
powered by ブクログ・西洋の帝国主義は年季を経ることで、かつては強盗であったものが商人のすがたをとり、時に変幻してヒューマニズムのすがたをさえ仮装するまでに熟していた ・派閥抗争は老朽した組織の特徴、敵よりも味方の中の他派閥をはるかに憎む ・文明が段階的に発展していく中で、気質や能力がその段階にぴったりとあった民族がその時代の覇権をとる ・軍艦は遠洋航海に出て帰ってくると、船底に牡蠣殻が付いて船足が遅くなる、経験は必要だが、経験によって増える知恵と同じ分量の牡蠣殻(固定概念)が頭に付く
0投稿日: 2018.07.14
powered by ブクログ第1巻で秋山兄弟と正岡子規の名もなき時代が終わって、第2巻。 秋山好古は陸軍騎兵の育成に一生を捧げると決心、秋山真之は海軍の天才戦術家として開花、正岡子規は病に冒されながら雑誌「ホトトギス」で人気作家となる。3者3様の明確なキャラが確立したが、この2巻のさらなる面白さはこの3人がほとんど登場しないことだ。 彼らの活躍とは別に日清戦争、米西戦争(アメリカ対スペイン)、欧州諸国の動きが同時進行。そんな激動の時代に3人は間接的に関わりながら、成長する。司馬先生の歴史描写は詳細で読み応えがあるが、あくまでも司馬遼太郎の小説だ。史実だと誤解することは厳禁だ。 というわけで、眠れる獅子と呼ばれた清国との戦争で勝利し、日本が世界各国からマークされる存在に台頭したところで、次巻へ続く。
0投稿日: 2018.06.27
powered by ブクログ二巻目、日清戦争を中心に描かれる。それにしても、日清戦争以外にも、米西戦争についても記載されており、興味深いところに、スペインの凋落についても筆者自身と、真之を通して考察しているところである。その合間を拭うように、子規が描かれるが、まだ生命の咆哮より、むしろ陽気さすらも感じてしまった。
0投稿日: 2018.01.07
powered by ブクログ【あらすじ】 戦争が勃発した…。 世界を吹き荒れる帝国主義の嵐は、維新からわずか二十数年の小国を根底からゆさぶり、日本は朝鮮をめぐって大国「清」と交戦状態に突入する。 陸軍少佐秋山好古は騎兵を率い、海軍少尉真之も洋上に出撃した。 一方正岡子規は胸を病みながらも近代短歌・俳句を確立しようと、旧弊な勢力との対決を決意する 【内容まとめ】 1.日清戦争の詳細と、日露戦争勃発までの経路 2.現在軽視している中国は、日清戦争まではむしろ敬うべき存在であった 3. 【感想】 うーん・・・ 世界史、特にヨーロッパ史を見直す必要がある。 何故こんなにも栄えているのか、いつから差がついたのかが単純に興味有り。 内容の感想として、主人公は好古・真之・正岡のみではなく、この時代のあらゆる人物に焦点が当てられている。 「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」と異なり、東郷平八郎、伊藤博文などなど、明治時代の多数の人物にスポットが当てられる だからなのか、話の脱線はえげつないほど多く、読むのに時間がかかってしまう・・・ 好古や真之が一向に出てこない。笑 まぁこの方がより深くこの時代の事について詳しく分かり勉強になるが、もっと短縮できるのでは?と読んでて少し疲れてしまう。 【引用】 p27 ・日清戦争とは、なにか? 「日清戦争は、天皇制日本の帝国主義による最初の植民地獲得戦争である。」 あるいは、 「朝鮮と中国に対し、長期に準備された天皇制国家の侵略政策の結末である。」 また、好古・真之コンビの成長が著しすぎてついて行けない。 好古はまだ分かるが、真之こんなにヤバかったっけ? カッコイイけど、それまでの経緯が分からない。 昔からこんなに凄かったっけ?いつこんなに成長したの?と、疑問に思う。 とまぁツッコミどころは満載だが、単純に物語としては面白い!! 日露戦争終結まであと6巻、物語の脱線具合も非常に見所ですな! p41 ・小村寿太郎 中国赴任の外交官 国外からはねずみ公使と軽視されていた。、 中国を深く観察し、分析したことで日清戦争勝利の大きな立役者となった。 p96 軍人になると、国家は彼にヨーロッパ風の騎兵の育成者として期待し、彼もそのような自分であるべく努力した。 彼は自己教育の結果、「豪傑」になったのであろう。 戦に勝つについてのあらゆる努力を惜しまなかったが、しかし彼自身の個人動作としてその右手で血刀を振るい、敵の肉を刺し、骨を断つようなことはひそかに避けようとしていたのではないか。 勇気あるいは固有のものではなく、彼の自己教育の所産であったように思われる。 p104 好古「戦は、たれにとっても怖い」 「そういう自然の怯えを押さえつけて悠々と仕事をさせてゆくものは義務感だけであり、この義務感こそ人間が動物とは異なる高貴な点だ。」 p164 清国を破った後の、伊東による清国への明治維新のすすめ 清国 丁汝昌の降伏時の人民・兵への配慮 昔の戦争の終わり方 毒殺した丁汝昌への敬意 p230~ ・真之の考え方 物事の要点が何かを考える 不要不急のものは切り捨てるという大胆さ 得た知識を分解して自分で編成し直し、自分なりの原理原則を打ち立てる。 p396 『俺の一生の主眼はひとつだ』 好古は、自分の人生は簡単明瞭でありたいと思っている。
9投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ日清戦争が終わった。正岡子規も他界した。日英同盟も結んだ。日露戦争がもうすぐ開戦しそうだがまだ二巻を終えたばかり。
0投稿日: 2017.10.17
powered by ブクログ日清戦争、正岡子規の、真之さねゆきとマハン 日本とは悲痛な国よ〜で始まる真之の感想。国力は農業以外に大した産業を持っていないのに、超一流の軍艦を揃えたがると、そして、その原動力の一つは、恐怖、外国から侵されるかも知れぬという恐怖が明治維新をおこし〜 は、今でも日本人の根底にあるのだろうなと思う。
1投稿日: 2017.07.31秋山兄弟の努力に脱帽
(1)からの引き続きで 松山出身の歌人正岡子規と 軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に 物語は進んでいます. やはり、率直な感想として 「この本の登場人物はよく勉強しているなー」 と感じます 本を読みながら 「もっと勉強しないと!!」 と再認識します。 特に、彼らは勉強するために 英語・フランス語・ドイツ語の本を使います。 彼らの環境と比べるとどれだけ恵まれた環境か 再認識させられました。 今の環境に不満を持たず、努力する事を忘れない。 そんな初心を思い出させてくれる本です。 是非お勧めです!!
1投稿日: 2017.05.09
powered by ブクログ第2巻読了。 戦争の描写が中心の巻で、第三者の視点から事象を淡々と綴っているだけのようなのに、何だろうこの面白さは。 各国の軍隊や軍人、政治家の行動に、現代における国民性と通じる個性が明確に現れているからなのか。それは司馬氏が意図して強調している点であり、謂わば作文の技術なのか。
0投稿日: 2017.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全8巻中の第2巻。 著者から見た、多くの当該時代人の評伝が集積したような作品という印象もある本作。 やはり正岡子規の著者評がなかなか。あるいは真之評も。 ともかく、史料を徹底的に漁り、そこから重要点を帰納的に抽出する2人のように読めるが、著者自身の長所を投影した感じがしないではない。 一方、著者評如何の解読が難しい小村寿太郎だが、本書から受ける印象をそのまま言えば、正直、鼻持ちならない人物だったんだなという感じ。 日清戦争から真之の米国赴任期まで。 ところで、同じ日清戦争を描いていても、陳舜臣が描いた日清戦争の小説「江は流れる」と、本作とではかなり趣きが違うのは確かだ。 「江は流れる」であれほど活躍した袁世凱のえの字も出てこないのは、視点の違いが如実に表れてなるほどの感。
0投稿日: 2017.01.02
powered by ブクログ少し急ぎ目で読んでも、かなり時間がかかった。日清戰争、日露戰争に向かう過程を「ふんふん」と読んで堪能したつもりでいるが、いざ読み終わってみるとなんだかわからなくなっている。色んな国の思惑があり、同じ国の中でも色んな人がいて、おそらく忠実に描いているだけに複雑。著者も日清戰争の理由について触れるとき「歴史科学は善玉と悪玉に分けようとする性質があるが、歴史にそのような区分をつけると見誤る」というような趣旨の事を言っていて、その通りだなと思う。
1投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログ日本史の中でも、あまり興味なかった、日清戰争〜北清事変。真之の米国調査中に発生する米西戰争。帝国主義真っ盛りの欧米列強国から見たアジア、アメリカ。また、ロシアの極東侵略。何故日本がロシアと戦うことになったのか… 正岡子規の病床でのホトトギスの執筆。病状悪化。写生主義を貫くその精神が人を集めるのか… 好古の人生哲学に共感。
1投稿日: 2016.08.11
powered by ブクログ日露戦争へ、どうして日本という小国がロシアと戦争をすることになったのか、初めて理解できた。 そして、正岡子規=ホトトギス、野球と意味のない覚え方をしていたものを正岡子規という人間を深く知ることが出来た。 この時代に正岡子規は肺病と戦いながら懸命に生きた。死と向かい合いながら生きて、死んだ。 しかし、ロシアは、今もそうだけど、信用出来ないね。
0投稿日: 2016.06.21
powered by ブクログ日本人すごい。 日本人は努力する、日本人は頭がいい と外国におるとよくいわれる。 世界中に日本車の車や電子機器がいっぱい出回っとるのが所以やと思う。 でも、そこに行きつくまでには日本人の民族性があったからこそやとすごく感じさせられた。 そこまで作り上げてきた日本人に対して、本当に敬意を感じる。 それを伝えてくれる司馬遼太郎にも敬意を感じまくっている。
1投稿日: 2016.04.13
powered by ブクログ日清戦争が勃発。兄・好古は陸軍騎兵少佐として、弟・真之は海軍少尉として従軍する。兄弟がそれぞれ頭角を現すいっぽう、病に苦しむ子規は短歌と俳句の世界で名を成していく。 日清戦争のあらましや当時の国際情勢などが、わかりやすく記述されている。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログこの章の最後にある 司馬遼太郎の言葉に「日露戦争に勝って、舞い上がった気持ちが、昭和の戦争につながり原爆を落とされてしまったかも知れない。」 という意味が少しだけ理解できました。 この戦争は英雄達というが、市民の実情が描かれていないので、実際はかなりひもじい時期が長く続いたのではとも著書を読んで思う所です。
2投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ2巻は、3人がそれぞれの道を見つけて歩き出すといったところ。 ただ、1巻ほどこの物語の主人公達が出てこないので少し寂しい。最後の章とか、ほとんど出て来ないし。。。。。 でも引き続き、3巻を読み進めて行く予定。ここまできたら時間かかっても最後まで行くしかないっしょ。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログ秋山真之がアメリカとスペインの戦争を「見学」し、さらにスペイン敗因を相手方に聞いたり、被弾状況を子細に確認したり、というところが興味深かったです。 アメリカも、スペインも、実にあっさりとしているといいますか、将来敵になるかもしれない相手と率直な戦術論を交わすというのがおもしろかったです。 敵、味方を超えて、軍人として分かり合えること、通じ合えることがあるというのがおもしろい、といいますか。 続きもとても楽しみです。
1投稿日: 2015.10.29
powered by ブクログ日清戦争、米西戦争、北清事変と大きな戦いが出てきて、 いよいよ日露開戦に向かって進んできていた。 日清戦争も米西戦争も、 勝った側は、時代に合った新しいシステムを取り入れていて、 負けた側は、因習や腐敗した政治のしがらみによって何もできないまま敗れていった様に描かれていると感じた。
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真之は戦略戦術の天才といわれた。が、ひょっとすると天才ではないかもしれない。そのことは、かれ自身が知り抜いていたし、第一、明治海軍に天才などついに居なかった。まず真之の特徴は、その発想法にあるらしい。その発想法は、物事の要点はなにかということを考える。要点の発想法は過去のあらゆる型を見たり聞いたり調べることであった。かれの海軍兵学校時代、その期末試験はすべてこの方法で通過したことはすでにのべた。教えられた多くの事項をひとわたり調べ、ついでその順序を考え、さらにそれに出題教官の出題癖を加味し、あまり重要でないか、もしくは不必要な事項は大胆にきりすてた。精力と時間を要点にそそいだ。真之が卒業のとき「これが過去五年間の海軍兵学校の試験の問題集だ」といって同郷の後輩竹内重利にゆずりわたしたということはすでにのべた。このとき同座した同級の森山慶三郎に「人間の頭に上下などはない。要点をつかむ能力と、不要不急のものはきりすてるという大胆さだけが問題だ」と言い、それをさらに説明して、「従って物事ができる、できぬというのは頭ではなく性格の問題だ」ともいった。
0投稿日: 2015.09.19
powered by ブクログ秋の気配も強まってきて、過ごしやすい夜長に読書三昧、といきたいところ。だけど、いきなり本作でひっかかってしまった。眠気のほうが勝ってしまうという、自分の根性のなさに一番の原因があるのだろうけど、入れ込めなさがどうしようもなかった。”竜馬がゆく”のときは、徹頭徹尾そんなことはなかったのだけど、こちらはここにきて、自分的に結構トーンダウン。あの海賊漫画はとてつもなく好きなんだけど、船同士が戦う海戦はどうも好きになれず、戦争も基本的には機械同士のやり合いだからのめり込めず。もっと”生の人”が感じられるからこそ戦国時代が大好きで、幕末まではまだその名残が大きいから、そこまではありだと思えたんでしょうね。
0投稿日: 2015.09.10
powered by ブクログ歴史として学ぶ日清戦争ってあの絵(漁夫の利的なやつ)くらいしか覚えていないけれど、やはり当時の一般市民の感覚では清に勝ったというニュースへの歓喜と民族的な誇りは相当なものだったろう…、と改めて感じた。その一方で『日本はつらい国』という好古の言葉がずしんと響く。明治日本、その後の軍国主義への片鱗は垣間見えはするが、やはり外交力を筆頭にまだまだ優秀な人材が活躍出来ていたのだな、と感じた。
0投稿日: 2015.09.06
powered by ブクログ日清戦争、米西戦争(アメリカ-スペイン)と時代は進む 好古はフランス、ドイツ、清国へ 真之はアメリカで米西戦争を観戦 子規は病状悪化 なぜ日清戦争が起きたか?を周辺国の情勢から解説していくから、そろそろ読み疲れてきた
0投稿日: 2015.08.13
powered by ブクログ第2巻は日清戦争と、ロシアのアジア進出という時代背景にて。騎兵隊を整備しつつ頭角を現す好古。米国赴任中に米西戦争を実体験し、貴重な教訓を得る真之。子規の病気は進むが、俳句、短歌の世界で激烈な闘いを繰り広げる。3者3様だが、みな精いっぱい生きている。 日本はこの時期、新興国。制度が古くなった大国、清に対して、新興国らしい柔軟な対応で勝利する。こういう、国として若々しい時期も当然のことながらあったのだな、ということが新鮮。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログ小説というより、フィクション色のつよい歴史書といった感じである。たまにふふっと笑えるようなあけすけな描写があり、面白い。読むのに区切りをつけやすい構成になっているのに、読み始めると止まらなくなる。複雑な歴史上の関係もさらりと読ませてしまうあたりがすごい。
0投稿日: 2015.03.23
powered by ブクログ日清戦争から、正岡子規の病状悪化、日露戦争突入前のロシア情勢まで。 このころの日本って、全然面白くないって思ってたけど、 そりゃ、1894年日清戦争、下関条約。1905年日露戦争、ポーツマス条約。って面白い分けないじゃんね。 特に印象に残ったのは、正岡子規と、陸羯南の、「日本」が売れないってあたりのところ。 正岡子規のまわりには、自分の志をよく理解してくれ人や、言葉や態度で表さなくても、気持伝わる友達がいてうらやましいね。 君を送りて思うふことあり蚊帳に泣く 涙出るわ。 s
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログこの巻は、病床の子規の事を鮮明に書いてあった。また、その次に真之の事だ。 日清戦争の後、日露戦争へ向かって行く気配が感じられる。また、子規の心情や生活ぶりも伺えました。現代の勉強方法で、歴史と国語はこう言う風に勉強していけばいいのにと、今更ながら思う。時代背景と一緒に学べば、もっと興味を持ったのではないかと、昔を思い出してしまった。 好古の話は、あまり出てこないが、先に述べた2人のそれぞれの過ごし方が鮮明に書かれ、どちらの人物にも、感情が入っていきやすいと思いました。
0投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログ私は背が低いので、小村寿太郎に共感した。 小さい体で外国人たちと渡り合ったのは、とてもすごいと思う。
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ陸軍の秋山好古、海軍の秋山真之、そして病床の詩人正岡子規を中心に明治の空気を描き出す群像劇。 学費の問題から大学予備門を中退し、無料で学べる海軍兵学校に入った真之。軍人としてのキャリアをつみながらも、その根底にある学者の魂ははたらき続ける。 ○戦術というものは、目的と方法をたて、実施を決心した以上、それについてためらってはならないということが古今東西のその道の鉄則のひとつであり、そのように鉄則とされていながら戦場という苛烈で複雑な状況下にあっては、容易にそのことがまもれない。真之はそれを工夫した。平素の心がけにあるとおもった。 ○まず真之の特徴は、その発想法にあるらしい。その発想法は、物事の要点は何かということを考える。 要点の発見法は、過去のあらゆる型を見たり聞いたり調べることであった。かれの海軍兵学校時代、その期末試験はすべてこの方法で通過したことはすでに述べた。教えられた多くの事項をひとわたり調べ、ついでその重要度の順序を考え、さらにそれを出題教官の出題癖を加味し、あまり重要でないか、もしくは不必要な事項は大胆に切り捨てた。精力と時間を要点にそそいだ。
0投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本作の戦争シーンはあまり好きではないのだが。 このシリーズは単なる戯作にとどまらず、当時の世界情勢を知る資料としても、風俗を量る手がかりとしても重要。かなりの下調べをしたものと思われるリアリティがある。 日清戦争下での秋山兄弟。子規は新聞記者になって禄を得るも、近代俳句の確立に奮闘。
0投稿日: 2014.10.12
powered by ブクログ大国「清」に大勝利。しかし、世界はその勝利を許さなかった。ロシア、ドイツ、フランスという「超」大国の圧力に屈服し、遼東半島を返還してしまう。その弱小国日本が10年後、ロシア相手に宣戦するとは誰が想像しただろう。この10年間、ロシア南下の恐怖と屈辱にまみれた日本は、極端に言えば飲まず食わずで対露戦に備えることとなる。
0投稿日: 2014.08.01
powered by ブクログ日清戦争、そして日露戦争直前期の時代となる二巻。 歴史考証の部分が本の半分近くを占めているので、その点は読んでいてちょっとしんどかったです……。日本のことだけでなく、西南戦争やロシアの民族性、日清戦争の戦術のかなり細かい部分にも触れているのはすごいとは思うのですが、ぶっちゃけそこまで細かく書かなくても…、と思わなくもなくて……。 そちらに話が持って行かれているので、秋山兄弟や子規のエピソードが飛び飛びになってしまい、イマイチ彼らに感情移入しにくく感じました。 子規の死が近づいてきている描写もあり、彼が最期をどう迎えるのか、日露の対決が近づく中、そうしたところも気になります。
0投稿日: 2014.05.21
powered by ブクログ中国メチャクチャされてますやん。 ロシア強行すぎ。今と変わらん笑 ナショナリズムって大事なんやね。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日清戦争開始前~北清事変まで。 正直、話が壮大でどこから感想を綴れば良いのか解らなかった。しかし決して助長では無く、全く飽きずに引き込まれる点が改めて凄い作成だと思った。 メモ… 真之「人の頭に上下などない。要点をつかむという能力と、不要不急のものを切り捨てるという大胆さだけが問題」 要点の発見法 →過去のあらゆる型を見たり聞いたり調べ、重要度を考えた後、不必要な点を切り捨てる 真之「人の頭はどんどん古くなり、固定観念がまとわりつく。一番怖いのは固定観念に気付かずに権力のある位置に居ること。」
0投稿日: 2014.04.12
powered by ブクログドラマが始まる前に、 さっさと読み終えてたかったのに、集中力と理解力が乏しいので いまいち読み進めないでいる。 子規がかっこいい。 戦時色が強くなっていく物語の中で 子規が出てくると、ホッとする。 ホッとするけど、当人は病なので 実際はハラハラなんだけど。 文中に余談が多いけど、それはそれでおもしろい。
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
史実にもとづきながらも登場人物のやりとりに人間味を感じる。また、とても開花期の日本の外交や内交の様子を知ることができる。当時の人間の世の中の見方も分かり、良書。
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ230ページ 要点の発見法は、過去のあらゆる型を見たり聞いたり調べることであった。かれの海軍兵学校時代、その期末試験はすべてこの方法で通過したことはすでにのべた。教えられた多くの事項をひとわたり調べ、ついでその重要度の順序を考え、さらにそれに出題教官の出題癖を加味し、あまり重要ではないか、もしくは不必要な事項は大胆にきりすてた。精力と時間を要点にそそいだ。
0投稿日: 2014.03.15
powered by ブクログ日清戦争での戦いから日露戦争へ突入するまでのくだり。 秋山兄弟の生活・軍人としての変化が分かりやすく そして正岡子規がどんどん弱っていく姿が儚い。 けど、それでも正岡子規。 吐血しながらでもすごいやる気 これはまぢでびっくりした。 サラッと日清戦争が終わり いよいよ日露戦争へと。 日本の開国から文明化・近代化への道のりと 中国人もそうだけどロシア人が なぜ日露戦争まで行き着くことになったのかを 分かりやすく説明してある。 秋山兄弟では好古より、真之の登場が多く 登場のアメリカは まだまだ海軍としては最先端ではなかったということ。 今まで知らないことだらけで、あぁ!なるほど! と頷ける第2巻。
0投稿日: 2014.01.23
powered by ブクログ坂の上の雲第2段。 日清戦争から日露戦争へのくだり。艦隊戦をメインとする戦闘描写が面白い。また、主たる3人の三様の立身にも心躍る。 本巻は、戦闘艦の戦略戦術スペシャリストへの道を進む秋山弟、真之と、病床に伏せながらも文芸の道で名を轟かせる正岡子規のお話。古きを破るは、若き執念の魂か。 道に迷っていた子規だが、死を意識した彼にそんな暇は皆無。真之を送り出す俳句は、一見女々しくも思えるが、それは、並々ならぬ情熱で文芸の常識を覆し、生きようとする彼の男気が満ちていた。 「君を送りて思ふことあり蚊帳に泣く」
0投稿日: 2014.01.10
powered by ブクログ明治の人々のガッツというか、「やるからには日本一にならなければならない」という気概に胸を打たれた。正岡子規は病床でも精力的に仕事をしたという。見習わなければならないと思った。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ日清戦争の描写は細かく、丁寧ですが なかなか頭に入ってこない… 想像力の欠如を痛感… 正岡子規の場面のほうが好きです。 従来の短歌に対する厳しい批評とか。 かっこいいですね。
0投稿日: 2013.12.09
powered by ブクログ230ページ 要点の発見法は、過去のあらゆる型を見たり聞いたり調べることであった。かれの海軍兵学校時代、その期末試験はすべてこの方法で通過したことはすでにのべた。教えられた多くの事項をひとわたり調べ、ついでその重要度の順序を考え、さらにそれに出題教官の出題癖を加味し、あまり重要ではないか、もしくは不必要な事項は大胆にきりすてた。精力と時間を要点に注いだ。 238ページ 「…実例をひきだして徹底的にしらべることである。近世や近代だけでなく古代もやるほうがいい。」…「…すぐれたものはことごとく読むことである。…」…「その他、雑多の記録も読む必要がある」…ーーーそれから得た知識を分解し、自分で編成しなおし、自分で自分なりの原理原則をうちたてることです。自分でたてた原理原則のみが応用がきくものであり、他人から学んだだけではつとまりません。
0投稿日: 2013.11.01
powered by ブクログビジネスマンがこの本を好む理由がわかった気がしました。 とはいえ、わたしがマーカーでチェックした箇所は話の本流ではない正岡子規さんのセリフばかり。正岡子規さんのページは読み飛ばしがちであったにもかかわらずです。いいこと言ってました☆
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ読了。 秋山好古はやっぱり素敵。 正岡子規と真之、夏目漱石のやり取りが面白くてずっと読んでいたかった。
0投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログ1巻よりのめりこみます! 日清戦争から日露戦争に突入する一歩手前のお話。 う~ん。興味深い! 史実を語りながらも、エピソードに溢れ 学ぶべきシーンや語録がけっこうあり 「なるほど!」と 思ってしまった。 もちろん淡々としながらも歴史を表現する作者にもあっぱれです。 本・文献の利用の意味、分析、要領、自分の頭を使う いろいろな国が繁栄・崩壊した理由分析と傾向 戦略、経験と知識(かきがらというなのカス)が邪魔になる など 2巻は、読み応え+重ねて読み込んで行きたい逸品ですね!
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ明治と言う時代を秋山兄弟と正岡子規の三人を通して描く。 この時代の人々の豪快さ、潔さ、必死さがひしひしと伝わってくる。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ日清戦争が中心であるが、その描写は意外と少ない。 あまり、秋山兄弟が活躍しなかったからだろうか。 日露戦争に向けての今後の盛り上がりに期待。
0投稿日: 2013.07.17
