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調べる技術・書く技術
調べる技術・書く技術
野村進/講談社
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総合評価

98件)
3.8
21
31
25
7
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    <OPAC>https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/wjDhhU0YMqLdMGrLbMaGM0_Qtsd/description.html

    0
    投稿日: 2025.11.14
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    取材をして本をまとめる人向きの本。調べ物をして、伝わるように書くノウハウのような本を探していたので、思っていたものとは違った。

    0
    投稿日: 2025.02.18
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    おすすめ。 #興味深い #ノンフィクションライター 書評 https://naniwoyomu.com/39332/

    2
    投稿日: 2025.02.13
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    <OPAC> https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/wjDhhU0YMqLdMGrLbMaGM0_Qtsd/description.html

    0
    投稿日: 2024.10.22
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    ■読みやすさ インタビューにおける時系列のおさらい部分は、すらすら読めた。 後半はスピード落ちた ■面白いかどうか 答え合わせ的な意味合いで有難い。 ポッドキャストでもゲストインタビューあるもんね。 ■人生の糧になる なる! ■作家について よく分からない ■本棚に残したいか 残すだろうね

    0
    投稿日: 2023.11.26
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    ノンフィクション記事を書くにあたっての方法論が書かれている。フィクション製作の下調べがわかりたくて読み始めたけど普通に参考になった。のうはう本は実際に方法を真似するのに加えて実際やってる人の基準ラインがうかがえるところがモチベに繋がって良い。 ちょっと古いけど、ノートの写真や情報整理の具体例も上げてくれて親切。

    0
    投稿日: 2023.03.31
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    あくまでノンフィクションの啓発として  ライターの前原政之さんがすすめてゐた。  6章以降は私やだいたいの人とは無縁な話なので、たんなる読み物としてよんだが、技量が高くおもしろかった(紋切型はあるものの)。  むしろ1章から5章までは私の役にも立ちさうだ。あまたの質問を紹介してゐる質問項目の頁など、自己分析にも活用できる。要するに自己インタヴューだ。

    0
    投稿日: 2023.03.30
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    あるテーマを設定し、それについて調べ、人に話を聞き、最後にまとめる技術を詳解するのが本書のねらいである。」という明確なメッセージで始まります。 本書は、デーマを決めて、原稿を書くまでの前段と、ノンフィクションを人物、事件、テーマを3つに分けて、それぞれどう書くかを書くかを示す、後段の2つにわかれています。 巻末に参照したノンフィクション作品が掲載されていてちょっとうれしかったです。 気になったことは以下です。 ■テーマを決める ・何かを書こうとするとき、誰もが一度は立ち止まり、しばし途方に暮れるのは、あらゆるテーマがすでに書き尽くされているのではないかと思えてくることだ。 ・だが、ここで諦めるのは早すぎる。もはや書き尽くされたかに見えるテーマでも、全く新しい輝きを放つ可能性があるからだ。 ・これを書かなければ、死んでも死にきれない。このことを書きさえすれば、いつ死んでもかまわない。そういう切実なテーマがある人は、書き手として幸せである。 ■資料を集める ・取材のとき、絶対に避けたいのは、先方に「こいつは俺のことを何もしらないのだな」とか、「この人、まるで無知じゃないか」と思われることだ。 ・資料収集に対する基本的な姿勢は、「貪欲に、幅広く」である。 ■人に会う ・取材の始めから終わりまでで何が一番大切かと問われたならば、やはり、「誠実さ」と答える ・取材の準備 ①収集した資料にはすべて目を通しておく ②なぜその人物に会いたいのか、会って何を知りたいのかを、もう一度自分に問いかけて、明確な答えを出しておく ③質問を思いつくまま箇条書きにしておく ・取材当日、絶対にしてはいけないのは遅刻である。できれば30分前に、遅くとも15分前に約束の場所についていたい。 ■話を聞く ・まず、この取材の目的を改めて説明する ・インタビューのコツ、相手と同じ大きさの声で話す。 ・インタビューの序盤。初対面の相手の緊張をほぐし、気持ちよく話せるような雰囲気づくりを心掛ける。レコードも、ノートも持ち出すまでに注意をする。 ・インタビューの中盤。原則として、相手が話しているときには、口をはさまない。わからないことがあったら、その場で訊く。沈黙を恐れない。 ・インタビューの終盤。これは訊かないほうがいいのではという質問がある。でも必ず訊くことだ。むろん、相手の気持ちには充分に配慮して、慎重に言葉を選んでだが。 ・ノート:A4の左だけをつかって、メモをとる。右はあけておく。 ■原稿を書く ・原稿のよりどころは、あくまでも、自分の取材ノートである。あなた独自の作品はここからしか生まれない。 ・索引を紙1枚でつくる ・チャートを紙1枚で作る  ■後段:ノンフィクション ・ノンフィクションは、3種。人物、事件、テーマである。 ・テーマは必ず1つに絞る ・ポイントは3つ、構想段階で考えておく。これよりも多くても少なくてもいけない ・ノンフィクションを成功させるには、適切な人物を早くみつけること 目次 プロローグ 第1章 テーマを決める 第2章 資料を集める 第3章 人に会う 第4章 話を聞く 第5章 原稿を書く 第6章 人物を書く 第7章 事件を書く 第8章 体験を書く あとがき 本文で紹介したノンフィクション作品および主な参考文献 ISBN:9784062879408 出版社:講談社 判型:新書 ページ数:254ページ 定価:900円(本体) 発行年月日:2008年04月20日

    8
    投稿日: 2023.02.14
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    1.ラジオパーソナリティになり、事前準備が必要だということを実感しました。ライターは記事で、パーソナリティは放送で伝えることになります。その下積みとして学ぶにはとっておきだと思ったので読むことにしました。 2.ライターとして活躍されてきた著者がどのようなやり方で記事を書いてきたのかを述べています。人に伝えるためには調べることが前提となっていきます。調べ尽くしたことを凝縮し、書くという作業に移していきます。これをするためにはどのような手順を踏めばよいのかがこの本を読んでわかります。 3.色々なことが学べる一冊でしたが、「対人であること」を忘れてはいけないということです。インタビューとなるとどうしても用意してきた原稿を書きがちですが、それではいみがありません。当日、会話を重ねることで新しく出てくる知見があります。それが意外と面白く、良い記事に繋がるのだと思うと、準備が大切なのはもちろんですが、アドリブの楽しさを伝えられるのも大切だと思いました。

    7
    投稿日: 2022.08.01
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    ★巻末のノンフィクション一覧も参考に★この種のノウハウ本は定期的に出ており、たまに読む。インタビュー中の沈黙は恐れずに相手が口を開くまで待つ、ディティールを描く、第三者の目を持つ、など改めて参考になることも。本田勝一「日本語の作文技術」は30年近く前に読んで、修飾語の位置などいまも気にしている部分はある。ノンフィクションに限らず何かをまとめて誰かに伝える最初考え方には、人により細かい手法に違いはあるのだろうが根底は共通していると感じる。

    1
    投稿日: 2022.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    必要なのはチャップリンのステッキ ほかはお馴染みでもひとつ貫くものが独創的 テーマ決定のチェックポイント ・時代を貫く普遍性 ・未来への方向性 ・人間の欲望が色濃く現れている ・映像メディアでは表現が難しい ・第三者が身を乗り出すテーマ 情報収集 ・ネット グーグル最新検索術 ・新聞 moriken.orgでニュースを 袋ファイル ・週刊誌 大宅壮一文庫雑誌記事索引総目録 古書 オークション、高原書店、 本の読み方 ・インタビュー・対談 ・入門書から ・さまざまな角度から複数の本 ・精読(必読書)、通読、拾い読みを選別 ・資料としての本 図書館 ・映像記録と録音記録 映画も ○インタビュー A4ノート80枚 ペン・シャープナー カンを鈍らせないために読む本、原稿を書く前に読むお気に入りの文章 夏目漱石、寺田寅彦、大岡昇平 宇野千代 毎日書く。自分は書ける、と思うことだ。 索引作り B4厚手の白紙 概要はチャートに(2枚の厚紙)

    0
    投稿日: 2021.02.24
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     調べる、書くというと、私などは学術的なものを想像するのですが、この本は、いわゆるノンフィクションの文章を書こう、という方を対象にした本です。  抽象的な理論の展開ではなく、実に具体的に、テーマを決めるには、資料を集めるには、人に話を聞くには、筆者の体験を元に、具体的な方法論が実に詳しく書かれています。  後半は、筆者が実際に取材して書いたノンフィクションが3本紹介されています。この文章が実に面白い。それは、読み物としての面白さでもあり、前半の筆者の主張がどのように生かされているのか、その証というか、具体例としての面白さでもあります。  ノンフィクションというと、ただ真実がそのまま書かれているだけという印象を持っていましたが、今回この本と出会って、書き手の文章力というか、表現が大きなウェイトを占めているなあと改めて考え直しました。  つまり、筆者のフィルターを通して、真実によりリアリティを増して読者に伝える、それは誇張とか嘘ではなく、あくまでも筆者の文章力である、そんなこの筆者のプロとしての誇りが伝わってくる1冊です。

    1
    投稿日: 2020.05.07
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    思っていた以上に、物書きをする人(目指す人)のための内容であった。後半は、自分とは別世界、参考にするというよりは、”こういう世界もあるのか〜”と傍観的に読み進めた。しかしながら、このようにノンフィクションの文章が作られていくという過程を知ることができたことは意義深い。資料の集め方や、人へのインタビューなどは、広くビジネスのシーンでも応用できると思う。

    0
    投稿日: 2020.04.20
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    ざっくり言えば『ノンフィクションを書く人、これから書きたいと思っている人向けのハウツー本』。 でも、私はノンフィクションに限らず、全ての物書きさんが一度は読んでも良いんじゃないかなーと感じた。この“全ての物書きさん”とは小説、ブログ、或いはレポートも含め……ジャンルや媒体は問わず、兎に角何かしらの文章を書いている人のことである。対象に関する資料を集めて整理したり、誰かから話を聞いたり聞き出したり、そうやって集まった情報から必要なものを取捨選択して文章化していく作業って案外やる機会があると思うので。 まあ、全然そんな機会ないわー!という人もいるかもしれないけれど。それでも『書く』ではなく『喋る』機会はあるだろうから。誰かに何かを伝えたい時(特に事実を伝えたい場合)には、本書に記されている心構えやテクニックが役立つのではと思った。 あと単純に、とても読み易い。少しでも興味を持った人は気軽に手に取って読んで欲しいです。

    1
    投稿日: 2019.12.06
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    11/9/1 マインドマップ的読書感想文 ◆7月の終わりにご紹介したこの本が、8月のランキングに食い込んできました。 「物書き」を目指す方なら必読の1冊です!

    0
    投稿日: 2019.05.31
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    著者の他の本をほとんど読まずに、著者の手の内を知る暴挙に出た私...。 正直、他の著作を読んでから手を付ければ良かった、と反省するしかない。文章を書く人も書かない人にも参考になることが満載でした。お腹いっぱい、ごちそうさまでした。

    0
    投稿日: 2019.02.26
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    仕事の参考になればと読んでみたが、これは単なるライティング技術の参考書ではない。事実を追い求めること、それを他者に正確に伝えること、そして正確さの中に自分の思いを込めること、これらの大切さが筆者の経験と多くの名ノンフィクション作品に基づき解説されている。 知の重みをあらためて感じる。

    3
    投稿日: 2019.02.25
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    ここに書いてあることはどんな人にも役立つことばかりである。 この本を簡単に言ってしまうと『ノンフィクションライターになりたい人向けにその方法を著者が詳細に書いたハウツー本』となってしまう。 しかし、ノンフィクションライターになりたいと思っていない人でもここに書いてある、対象に対する調査の方法やそれを発表する方法(話すなり、書くなりいずれでも)はどんな職業の人にとっても非常に役立つことだ。 特に社会人1年生には、仕事の調べ方や進め方、人と会ったときの相手との会話や事前の準備方法など非常に役立つと思う。また、社会人のベテランの人であっても、「ああ、こんなやり方もあるのか」と参考になることも多々ある。 社会人や大学生、高校生などすべての人におすすめ。

    6
    投稿日: 2019.02.04
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    具体的なインタビューまでとインタビュー後のことが載っていて非常に役立ちます。 業界向けの本なので、ノンフィクションを書かない人にはピンと来ないところもありますが(特に後半6〜8章)、前半のまとまりぶりは類書の中でも群を抜いていると思います。

    0
    投稿日: 2018.12.14
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    ジャーナリスト、新聞記者目線での取材の極意・強く伝わる書き方の極意 文中に出てくる「アカネたちの自殺まで」は本文の内容とは別に、すぐに引き込まれてしまう。これが書く技術か・・・ そのテーマを聞いた第三者が身を乗り出してきたか。身を乗り出すくらいの強いテーマでなければ印象には残らない 取材内容は大きな用紙に俯瞰して書け 得ダネは2杯目のハイボールから生まれる ペンシャープナーを持つ

    0
    投稿日: 2018.12.09
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    ・興味ある分野で、ひと月に2〜3冊の読書を3年続けたらその分野でオーソリティになれる ・入門書から出発して徐々にレベルを上げていく ・自分の書いた文章を推敲する時は、必ず声に出して読むこと ・これは訊かないほうがいいのではないかという質問は、必ず訊く ※取材の依頼状と礼状は参考にする!

    0
    投稿日: 2018.11.04
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    ノンフィクションを題材にして、 資料集めから実際に書くまでの プロセスを著者の経験をもとに書かれています。 人物や事件については、何かを書くことは ないと思いますが、体験についての 書き方やデータの集め方などは非常に参考に なりました。 ノンフィクションという分野の書籍はあまり 読んだことがなかったのですが、 本書の一部に抜粋が記載されていて、 それを読んだだけで引き込まれてしまいました。

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    How toノンフィクションの書き方、もしくは、ノンフィクションライターの心得。 米国出張の時差ボケで眠らず、チビチビと読みだしたが、結局面白くなって読了。 直接ライターになる訳ではなくとも、読み物として面白く読めた。 テーマを決める時にには「チャップリンのステッキ」を見つける。 取材の前には手に入るだけの資料にすべて目を通しておく。 ためらいを抱かせるような質問があればどうするか。必ず訊くこと。 90メートルダッシュして残り10メートルを流すか、最後までダッシュするかで大きく違う(輪島功一) 相手の慶弔に敏感であること。 書けないと思う時でも机の前に座る。 など、ライターに限らず、参考になることがたくさん。 [more] (目次) 第1章 テーマを決める 第2章 資料を集める 第3章 人に会う 第4章 話を聞く 第5章 原稿を書く 第6章 人物を書く 第7章 事件を書く 第8章 体験を書く

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先日読んだ本【プリズンブッククラブ】である受刑者が、小説よりもノンフィクションの方が、どういう展開になるのか想像もつかないから面白い、という事を語っていました。 事実は小説よりも奇なり、という事は昔から言われていますが、確かに現実世界にはフィクションを軽〜く乗り越えてしまいそうな出来事というのはたくさんあるんでしょうね。 で、今回読んだ本はベテランのノンフィクションライターの方が自らの仕事の方法を語っている本です。 どんな世界でも仕事のプロの人の話というのは面白いものですが「書く」事に大変興味を持っている自分としては、ふむふむ、なるほど、なるほどと勉強になる事しきりでした。 具体的な取材インタビューの心構えや、ノートの取り方から、筆者自身の比較的短い作品を3つほど掲載し、その取材から書き上がるところまでの経緯を書いてくれていたりもします。 そして一番印象に残ったのは、ノンフィクションとは何か?という事に対する筆者の考え方です。 それはどんなものかというと、世の中にはそれほど知られてはいないが、日々いろんなファインプレイというものがあって、それを見つけて取材し世間の人々に届けるのがノンフィクションライターの仕事だ、という事。 大層な事ではなくとも、例えばそれは重病から立ち直ろうともがいている人であったり、伝統芸能を守り続けようと頑張っている職人さんとか、そうした彼ら彼女らのことを文章として書き、読んでくれた人の心の糧になり、世の中がわずかでも良くなっていく手助けが出来れば良い、という事だそうです。 どんな仕事でも生き方でもそれは通じる考え方ですよね。 やっぱり仕事のプロの言葉を読ませてもらうのはとても気持ち良いものです。 そして、とにかく自分の持ち場から、なんとかしていこう、という前向きな気分にもなれる一冊ですね。 2017/04/20 18:18

    0
    投稿日: 2017.07.04
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    良書、ルポライターである筆者が、ノンフィクション作品を書く際の構想から取材を経て執筆に至るまで、一連のプロセスの「型」について論じた本。作者の専門であるノンフィクション分野を起点にしてはいるが、汎用的な知的生産に生かせる点が多いように感じられた。第1章、第4章、は秀逸。後半の第6~8章では筆者の作品を教材に、何を考えて書いたのか、執筆のプロセスのいわば種明かしがあり、大変参考になった。直感に依って構成や内容が変化し、執筆が進んでいく様が大変印象に残っている。

    0
    投稿日: 2017.05.15
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    ノンフィクション作家がインタビューの仕方や文章の書き方を自分の経験から教えてくれている。 まず、なるほどと思ったのは、なぜチャップリンがあれ程までにインパクトがあったのか!それはステッキの活用であり、もしそれがなかったら普通の喜劇役者と変わらなかったのでは。つまり、そこが差別化のポイントであり、普段の企画にも通じるヒントだと思う。一方で自分は何が出来るのか!も重要だとのこと。これも何をしたいのかと同様に今一度確認することが大切だと思う。 数多くのインタビューをしている経験からか第一印象はあとで振り返ると人物の本質に近いときが多いという言葉を読むと日頃から身だしなみ含めて気をつけないといけないなと思ってしまった。 また、声に出して読むことで文章は肉体化される点は何となく分かる気がする。読むと何か感覚的に引っかかる部分が明らかになり修正が可能になる。 一手間かけることが全てにおいて大きな差となっているような気がする。面倒く下がらず地道にやり続けることが大事だと改めて気づかされた。

    0
    投稿日: 2017.03.24
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    借りたもの。 ノンフィクションライターによる、資料の集め方、取材の仕方、文章の書き方指南本。 著者の具体的な取材方法、それによって書かれた文章も併記されている。 要点を細々と指南している本ではなく、読んだ時の’雰囲気’も含めて学びになる。

    0
    投稿日: 2016.08.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     映像表現と比べて活字表現が優る面を、自覚的に生かすべきだ。一般的に、活字は映像より受けての感情に訴える力が弱い分、想像力の喚起や思考の深化を促すことができる。(p.30) 「自分に関心のある分野でひとかどの人間になりたかったら、一月に2、3冊でいいからその関連の本を読むことだ。それを3年続けたら、その分野ではオーソリティーになれる」(本木昌彦「週刊誌編集長」)(p.51) 「毎日書くのだ。(中略)書けるときに書き、かけないときに休むというのではない。書けない、と思うときにも、机の前に坐るのだ。すると、ついさっきまで、今日は一日もかけない、と思った筈なのに、ほんの少し、行く手が見えるような気がするから不思議である。書くことが大切なのではない。机の前に坐ることが大切なのである。机の前に坐って、ペンを握り、さア書く、と言う姿勢をとることが大切なのである。自分をだますことだ。自分は書ける、と思うことだ」(週刊朝日編『私の文章修業』(宇野千代))(p.129)   事件はすべて、氷山の一角である。水面下への目配りをつねに怠らず、ミクロとマクロの視点を併せ持てば、真空地帯はおのずと立ち現われてくる。マクロを「歴史性」および「世界性」と言い換えてもよい。そこさえ見つかれば、事件ノンフィクションの最初にして最大のハードルは跳び超えたも同然である。(p.222)  テーマを見つけるうえで私が一番役立つと思うのは、一人旅である。日常とは違う風景や人々の中に身を置いてみると、自分の輪郭がくっきりとしてくるものだ。それゆえ、複数ではなく、一人の旅でなければならない。  一ヶ所に留まらず、移動しつづける旅には、自分の中に埋め込まれていて普段は気づかない、時間の感覚を呼び覚ます働きがある。時間をさかのぼることも、時間を先取りすることも、より容易になる。空間的な移動によって、時間的な移動もたやすくなるのである。(p.239)  映画でも、芝居でも、絵画でも、音楽でも、あらゆる表現ジャンルで、まず自分は関心を持ったものにどんどん接していく。それから、自分の関心とは多少はずれていても、世評の高いものに触れてみる。最初は広く浅く、徐々に狭く深く、いずれは広く深く、方向性を変えながら、貪欲に吸収していく。すろと、いつの間にか自分の中に“貯水池”のようなものができあがっているのに気づくだろう。(p.241)

    0
    投稿日: 2016.02.03
  • ハウツー本でなく、人間性を語った本

    一章 テーマを決める 二章 資料を集める 三章 人に会う 四章 話を聞く 五章 原稿を書く 六章 人物を書く 七章 事件を書く 八章 体験を書く 目次だけ見れば、いわゆるハウツー本であるが、 実際は著者が長年の取材生活で感じることを綴られている。 心持ち、特に仕事に真摯に対するということが丁寧に語られる。 この仕事をしていると取材運としか言いようのない出来事に遭遇すると何度も言及されている。 不肖ながら自分も運としか言いようのない仕事に巡り会った経験がある。まだまだ若輩のため一度しか巡り会っていないが。 基本とすることは、人間性を疑われないようにして初めて成立するいう持論には、記者ならずとも、全ての人に必要ではないか、と思う。 取材で会う人達のことは、どのような人であろうと目の前にいる人間であり、取材を終えても交流があったりする。最近の流行りでいう人脈というようなモノ・道具のような表現をしないところに、人と深く関わらなければならない記者の職人魂が宿っていると感じる。 どんな食事にあっても、人との関わりは消すことが出来ない。公私がハッキリと別れることもなかなかあり得ず、仕事においても私事について雑談もしたりする。 だからこそ、社会人として読んでおくべきだと思っています。

    1
    投稿日: 2016.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『調べる技術・書く技術』というタイトルだが、内容は、著者である野村 進さんの生き様だった。  調べる技術・書く技術 >> ノンフィクションライターは、伝えたい、もしくは伝えられるべき事実を持つ他者と、その事実を知りたい、もしくは知るべき読者とを結びつける「仲介者」徹すべきではないか。  人は、知らないことを知ることによって、自分自身を見つめ直し、あるべき姿を模索し始めるのではないだろうか。伝えたい、伝えられるべきことが、より正確な事実に基づいて、知りたい、知るべき読者に伝わることによって、読者はもちろん、その読者が所属する家族、コミュニティ、社会に何らかの良い変化が起こる。そこには、ノンフィクションライター自身が、その事実に立ち向かうことによって、成長し、視点が高まって行く軌跡も不可欠だ。決して楽ではないが、世界を変えて行く原動力に繋がる仕事だと思った。  ノンフィクションライターという仕事は「読者の代わりに現場に入り、五感で感じたことをなるべくそのまま読者に差し出す。」こと。事実を可能な限り正確に記述するためには、取材される側にとって辛いことも聞かなければならない。また、事件の取材では、関係した人の動機を推察するのではなく、事実をありのままに受け止めることによって、より明瞭な真相に近づくこともあるという。雑誌に掲載された記事は、いずれも作品と言ってもよい完成度だった。  「ノンフィクションの書く仕事にとって最大の敵は無関心である。何かに驚いたり何かをおもしろかったりする気持ちこそ、大切だ。」この言葉は、そのまま人生そのものに当てはまると思う。私たちが「生きる」ことを妨げる、最大の敵は無関心である。自分自身に対する無関心、社会に対する無関心。何かを知りたい、何かを知ることによって、自分を知り、自分の行動を変えて行ける、成長して行く、ということが生きることなのだと思うから、  ≪人に会い、話を聞き、文章にする。たくさん読み、たくさん観(み)、たくさん聴く、こんなことを繰り返すうち、知らず知らずに自分が豊かになっている。多少なりとも、ましな人間になっている。≫ どんな仕事にも言えることだと思うが、仕事に真摯に取り組むことによって得られるものは、自分自身を豊かにする経験なのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2015.09.13
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    人物観察におけるポイントが列挙してあり、創作にも応用できそうだった。 とはいえ、全体的にはノンフィクション作家にありがちなインプット・アウトプットの方法論がほとんどで、「またか」という感想を抱かざるを得なかった。 こういう本は著者にとって、もしかすると自伝的な位置づけにあるのかもしれない。

    0
    投稿日: 2015.05.08
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    調べる事・書く事について、技術とマインドの両面から、全く書くことに興味のない自分でもかなり深く理解できる。さらに、「教養人とは?」「良い生き方とは?」ということまで教えてくれる本だった。 学びは3つ。 ①取材・インタビューの方法 これから社会人になるにあたって、私自身多くの人に会って話すという機会が増えてくる。彼らからいかにいい情報を引き出すかという意味では、インタビュー術はとても重要だと感じた。 印象に残ったのは、 A.事前の情報集めの重要性とその方法 「貪欲に、幅広く」情報を集めることで、相手をいらだたせることなく、身を乗り出して話させることが出来る。また、情報集めの方法としての、本からの情報の取り方も参考になった。 B.取材の依頼から取材後のお礼状までのアクション 取材を断られても「いやみのないしつこさ」でしつこく依頼する、というのは一流のノンフィクション作家に作者がなった大きな理由だと感じた。周りを固めて再度お願いすること、足が進まない場所にもエイッと足を踏み入れること、、これはとても大事だと感じた。 また、取材中の質問の仕方は、「遠慮は禁物」「話しやすい環境を作る」という2つの視点が重要だと感じた。聞きたいと思った質問を聞かずじまいだと必ず後悔するからこそ嫌われてでも質問する。また、話しやすい環境を作るため、レコーダーの置き方や服装にも気を付ける、というのは説得力があった。 一度会った相手の事を細かく覚えておく、相手へのお礼状を書くということももう一度取材をするといった時に大切になってくることだろう。 ②テーマ設定の重要さ ・時代を貫く普遍性 ・未来への方向性 ・人間の欲望に関するもの ・テレビじゃ表現できない ・テーマを聞いて第三者が身を乗り出すか 自分の面白かったことを軸に書く、というのはシンプルだが一番大事なことだと感じた。「書かなければならない」という使命感で書いてしまうことも多いが、自分の面白いと感じたものでないと、人も面白いと感じない。 ③嗅覚、好奇心 取材の仕事は悩んで立ち止まってはいけない。まずは体験してみる、入り込んでみるという姿勢がないとこの仕事は出来ないというのは、取材人だけでなく普通の人にもいえることではないか。また、テーマの決定には「一人旅をすること」がお勧めと書いている。「日常とは違うう風景や人々の中に身を置いてみると、自分の輪郭がくっきりとしてくる」からと書いていて、自分が日ごろ持っている感覚を客観化する体験は自分には足りないことだ。 ------------------------------------ 作者のメッセージは、作者も最後に書いているが、「豊かになるとはどういうことか」ということに収れんされる。沢山のものに貪欲に触れて、入り込んで、そうしてたまった「貯水池」があふれ出して表現になる。そうして、他社や世の中から受けて物を返していく、というノンフィクション作家の生き方は、世の人一般に参考になる生き方ではないかと感じた。

    0
    投稿日: 2014.10.30
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    途中から割と読み飛ばしながら読んだ。ノンフィクション作家の仕事とは。って感じ。テーマ決め。取材の仕方。原稿の書き方。など。 ノンフィクション作家の仕事のマニュアルを読んでる感じ。普通の人が読んでもそんなに参考にはならないかな。ノンフィクション作家ってどんな感じで仕事してるんだろう?って気になる人にはいいと思う。

    0
    投稿日: 2014.10.26
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    テーマの決め方から教えていただける執筆虎の巻。 ビートたけし氏とのインタビューの部分が印象に残る。知識はコミュニケーションを得るために重要なことがわかる。

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    投稿日: 2014.09.26
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    図書館で予約してからずいぶんたってから手元に届いたので、 どうしてこれを読もうと思ったのか忘れていて、 読んでいて、なんで自分がこんな内容の本を読んでいるのかと驚いた(笑) ルポライターの心得、といったタイトルの方が違和感がない。 人を取材するノウハウについて考えたことがなかったので、 興味深く読めたかな。

    0
    投稿日: 2014.06.21
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    レポート作成や基礎実験、卒論作成や演習授業の参考に購入。たしか中古。ルポや取材のまとめ方のハウツー本って感じ。すべてがすべて,レポート作成や論文執筆にそのまま活かせるわけではないけれど,取材インタビューの内容の記憶術や人物描写,観察方法などは,臨床のインテーク面接などのトレーニングにも役立ちそう。読んでて損はないかな。

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    投稿日: 2014.03.23
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    取材、執筆のテクニックから、ライターの立ち位置、プロ意識まで。 個人的に印象的な3点は ・取材時は発言内容だけでなく、風景や口調、仕草も記録して材料にする ・「失礼か」とためらうような質問は、訊くこと ・取材ノートを閉じてからの雑談が美味しい 前職の記者時代に、経験から身につけたこと、半信半疑で実践していたこと、欠落していたことを整理できた。

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    投稿日: 2014.02.13
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    インタビューの文章や事件の文章の書き方について説明.インタビューの方法についても具体的に書いてありました.自分にとって使えるかというと,難しいかもしれません.著者の方法ですが,そういうプロの人たちの共通の技術なのかもしれません.

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    投稿日: 2014.01.28
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    著者はノンフィクションライター. 自分で見聞きしたことを文章で人に伝えることを職業としている人が,どのように考えながら調べ・書いているのかについて知ることができる本である. 読んだ限り,ノンフィクションライターといっても仕事内容は,新聞記者にかなり近いようだった.ジャーナリストである. 本書の冒頭. 「あるテーマを設定し,それについて調べ,人に話を聞き,最後にまとめる技術を紹介するのが,本書のねらいである.」 個人的には,第7章 事件を書く が印象に残った.

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    投稿日: 2013.10.26
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    新聞社を志望する就活生は必読です。この本に書いてある調べ方や文章の書き方は、就職する前から練習しておいてください。就職してからの訓練では遅いので、ぜひ早いうちに取り組んでみてください。良書です!

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    投稿日: 2013.10.25
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    ノンフィクションを書くことが大きなテーマとなっている。前半は前準備、情報収集など、どの文章でも共通していることをあげている。後半は例文で、ノンフィクションを書くことって大変だな、と感じた。

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    投稿日: 2013.10.08
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    テーマ決定のチェックポイント ①時代を貫く普遍性を持っているか ②未来への方向性を指し示せるか ③人間の欲望が色国内現されているか ④テレビなどの映像メディアでは表現できないか、もしくは表現不可能に近いか ⑤そのテーマを聞いた第三者が身を乗り出してきたか

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    投稿日: 2013.05.19
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    ノンフィクション・ライターの「調べる」「書く」の方法論が書かれている。 取材申し込みや取材後の礼状の例文,写真付き自家製デスク, ノートの取り方など,かなり実践的である。 第六章,七章,八章の短めのノンフィクションは, 普通に読んで面白い。 本人が書き終えた後,実際に音読しているだけあって, 読みやすい。流れるように読み進めることができる。 ノンフィクション・ライターを志している人は, 得るものが多いだろう。 そうでない人も,普通に読んで楽しめる ――仕事などに応用を利かせることもできるだろう。

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    投稿日: 2013.05.02
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    とても参考になった。特に第2章「資料を集める」第3章「人に会う」は有益な話が詰まっている。後半では著者の文章を使って人物ノンフィクション(市川笑也)、事件ノンフィクション(茨城女子中学生集団飛び降り事件)、体験エッセイ(難病病棟)の例が示されるので説得力がある。

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    投稿日: 2013.04.16
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    26ページ 書きたいけれど食えない。食えるけれど書きたくない。このジレマンをほとんどのノンフィクションライターが抱えている。  ◆ジレマン→ジレンマ

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    投稿日: 2013.03.31
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    全文掲載されている3本のノンフィクション(人物、事件、体験)を何度も読みながら、迫り上がってくるような情景とその余韻に浸った。ノンフィクションに取り組む際のテーマの決め方や姿勢、ノートの取り方まで、精神的・技術的なノウハウをこれでもかと詰まっている。それでも単なるテクニック本ではなく、この本でノンフィクションライターの上質なノンフィクションになっているのは、興味関心を持つところから、取材をし、ノンフィクションを完成させるまでの、野村さん(著者)の一貫して真摯な姿勢が浮き上がってくるからだろう。タイトルにも「調べる技術・書く技術」とあるが、テクニックを十分に学べるだけでなく、調べ、書くことの意味や魅力を感じて自分も「叫ぶ男」(本文144頁参照)になりたい、と強烈に感じさせられる本だった。

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    投稿日: 2012.10.23
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    地元の図書館で読む。興味深い本でした。データ整理の方法を紹介しています。スクラップブック、封筒式を紹介しています。スクラップブックは試しました。これは、簡単です。問題は、活用が困難なことです。必要な資料が、どこにあるのかわからないのです。封筒式も試しました。これは、スクラップブックと比較して、活用しやすいです。ただし、現在は、この方法は使用していません。何故ならば、別の方法を採用しているからです。このブログです。論文、記事の著者、題名、掲載雑誌、入手先をブログにメモします。そして、簡単な感想を付ければ完成です。検索は簡単です。また、物理的スペースも必要ありません。その意味で、非常に便利です。問題は、コメントです。短すぎれば、検索が困難になります。逆に長ければ、続きません。その意味で、適当な長さがあります。さらに、必要不可欠な情報は何なのかを考える必要があります。それにしても、ブログは便利です。

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    投稿日: 2012.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テーマ決定のポイント ①時代を貫く普遍性があるか ②未来への方向性があるか ③人間の欲望が表れているか ④映像メディアでは表現できないか ⑤第三者が身を乗り出してくるか 1)ネット…アスキードットPC編集部編「グーグル最新検索術」   2)新聞…moriken.org 3)週刊誌月刊誌 4)図書館…大宅壮一文庫 山根式袋ファイル/キャビネットデスク 市川笑也 1992年茨城中学生集団自殺 ALS(筋萎縮性側索硬化症)

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    投稿日: 2012.09.10
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    ノンフィクション作家のための文章技術、それ以外の文章にはあまりためにならず。インタビューの仕方や、後半の参考文献が多すぎ。

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    投稿日: 2012.04.16
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    まず、タイトルで大損している気がします。 このタイトルでは、ちょっと賢いコンサルがテクニックについて書いた本みたいで、そういった本に親しんだ経験のある人は、今更(発行は2008ですが)手に取らないでしょうし、そもそも興味ない人はやっぱり手に取らない… なんでこんなタイトルにしたんだろう? もっと泥臭いタイトルにすればよかったのに。 長年ノンフィクションライターをやってきた著者が、蓄積してきた仕事の作法について、後代に伝えるべく、出来る限り具体的に著しています。 取材して書く、ということに全く触れたことのない人間にとっては、まずシンプルな疑問、見ず知らずの人間にどうやって声をかけるのか、といったところから興味が湧きます。 ただ、この本はある特定の職業に関してだけ通用するような内容ではありません。 もっと普遍的。 自立した精神で、プライドを持って仕事に向きあおうとする人全てに響くものがあるのではないでしょうか。 一つ一つの事例は「取材」「ライティング」という専門的な要素ではあるのですが、少し言葉を置き換えて読めば、自身の専門性をどう深めていくのか、キャリアの軸足をどこに置いて展開していくのか、という普遍的なテーマに置き換えることができると思います。 あるジャンルで何かを突き詰めた経験は他でも応用できる、という多くの人が知る経験値そのものだと感じました。 本書の最後で、著者が語る「豊かになる」というということ。 なるほど、仕事とは、キャリアをつくるとは、こういうことだな、と深く納得しました。 そう、仕事って豊かになる手段なのですよね。 ちなみに、本の後半では、著者自身の取材体験記や、既に世に出た文章の一部が事例として出されています。その部分はさすがプロ。本書のテーマをすっかり忘れて引きこまれてしまいました。

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    投稿日: 2012.02.23
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    ノンフィクションライターとしてのノウハウが細かい道具選びから、精神的な面まで書かれてあり。読み応えはあったが終盤の自著の選り抜きについては時間がなく読み切れなかった。 再度借りてもよいかもしれない。

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    投稿日: 2012.01.31
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    真新しい記述もあるが、それ以上にすばらしいのは、ノンフィクション(すなわちほとんどの文章記述の本来あるべき姿の)定番を目指した、だれでも理解が及ぶような基礎的で簡潔な内容である。 ブログが浸透し「意見」は誰でも表明できる世の中だけれど、「事実」を表現できている人は少ない。意見を裏付けるための事実を探しだし、記述するために読んでおきたい一冊。

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    投稿日: 2012.01.06
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    ノンフィクション・ライターの野村進 氏 著。 図書館借用。 似た名前の本に、バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」という名著がありますが、そちらとは関係ありません。 本作には、ノンフィクション作品を書く際の勘所が詰まっています。 一見、ノンフィクションとビジネスシーンは無縁に見えますが、 「着想」を得るためのエッセンス、情報の集め方や取材(インタビュー)の進め方、そしてドキュメンテーションの要といった、基本のところで通ずる内容が多くあります。 『チャップリンのステッキ』(考え方) 『(著者が重宝している)情報ソース』(調べ方) 『口はひとつ、耳はふたつ』(聴き方) 『第3の眼』(聴き方) 『推敲は音読で』(書き方)などなど。 示唆に富んだ内容で、得るものが多い一冊でした。 文庫本なので可搬性にも優れ、行き帰りの電車内で一気に読みました。

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    投稿日: 2011.10.15
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    ノンフィクション作家のハウツー本である。体験に裏打ちされた知恵と、ノンフィクションの取材の仕方の本は少ないという希少性とで、大変興味深いものであった。 ノンフィクションを書くときの絶対不可欠な条件があるという。「これを書かなければ、死んでも死に切れない。」というような切実なテーマは普通の人にはないが、しかしそれなりに突き詰めておく必要があるだろう。幸いにも、特別ノンフィクションではないが、私には三つのテーマがある。ところが、私の悪い癖で、もう30年くらい書く書くといいながら書いていないのが、大学のときの卒論で失敗した中江兆民論と社会人になってすぐに志した加藤周一論である。この15年の間に志した弥生時代を舞台にした小説も閑になったら直ぐ書けけるかというと、この半年の経過がそうではないと言う事を立証した。しばらくまた忙しくなるけど、このくらいが一番創作環境はいいのかもしれない。 直ぐには役に立たないかもしれないが、重要だと思ったところをメモしておこうと思う。 ●テーマ決定のチェックポイント 1、時代を貫く普遍性を持っているか。  海面下の氷山が、まったく思い寄らない場所に、その突端を突き出しており、調べれば調べるほど新たな突端が見つかるようならば、しめたものだ。あなたの選んだテーマは、時代を貫く普遍性を持っているのである。 2、未来への方向性を指し示せるか。 3、人間の欲望が色濃く現れているか。  この視点は新鮮だった。「人間は論理ではなく感情で動く。その感情を突き動かしているのは、煎じ詰めれば欲望である。」 4、TVなどの映像メディアでは表現できないか、もしくは表現不可能に近いか。 5、そのテーマを聞いた第三者が身を乗り出してきたか。…… プロの編集者に一度相談してみるのは必要かもしれない。 ●ともかく動いてみる。……そうだよね、それが私には足りないところだ。 ●情報収集の方法。  資料を得るメディアは、その鮮度の順番から言うと、ネット、テレビおよびラジオ、新聞、週刊誌、月刊誌の順番。一方情報の確度からいうと、単行本と新聞が比較的高く、最下位にはネットが来る。  森健が運営している「moriken.org」で各紙や各メディアのニュースを手軽に読むことが出来る。  新聞をパラパラめくっていて、気がつく情報も多い。検索では分からないこと。  プロの書き手を目指すなら、たとえ一食抜いても本にお金を注ぎ込むべきだ。……プロは目指さないんですけど。でも傾注に値する意見ではある。 ●情報は袋ファイルに入れている。……私も一時期やったことがある。あのときの袋は20年ほど経過した今、もう一度見直す必要があるかも。 ●単行本の読み方。 1、インタビュー集や対談集を手始めに読む。 2、入門書から出発し、徐々にレベルを上げていく。 3、対象となる人物や出来事を様々な角度から論じている複数の本を読む。 4、精読すべき本、通読する本、拾い読みでかまわない本を選別する。……気に入った本は2-3回読む。これもあまり出来てていないなあ。 5、資料としての本は乱暴に扱う。……つまり書き込み等をたくさんしようということ。だから基本的に買わなくてはいけないのだが、貧乏金無し。つらいところではある。この本も図書館で借りた。(だからこんなに詳しくメモしている^^;) ●一次情報の質は作品の質を決める。つまり取材対象の人選は大切である。  住んでいる地域が分かるならば、とりあえず104番で聞いてみる。公表していないならば、じかに現地を訪ねて家を探す。所属する会社や組織が分かっているならば、そこから辿っていける。 ……加藤周一論ならば、矢島翠さんということになる。もしくは、別れたドイツの女性。そして、まだ存命ならば、詩にも出てくる妹さん。 ……けれども、とってもそんな勇気はない。 ●取材の申し込みの例文などやお礼状なども載せていて、いざというときには、もう一度読み返そう。  相手が電話に出たならば、必ず「今お電話よろしいでしょうか」と相手の都合を聞く。「突然お電話差し上げまして、大変申し訳ございません」礼儀は丁寧すぎるぐらいでちょうどいい。「誠実」が最も大切。 他のところでは「原稿をこちらが送稿したのに何の連絡もしてこない編集者の多いことと言ったらない。心配なので電話すると、ちゃんと届いている。」と書いている。 ……私もこれに似た経験がつい最近あった。ある機関紙に原稿をメールで送った。これでいいのかどうなのか気になるので、何回か電話したのであるが、ちようど祝島に行くときと重なっており電波が届かない状況になっていた。そのこともあるから、私のほうからは何度も電話したのである。震災のばたばたしているときと重なっており、いつもすれ違いになっていた。結局機関紙を見ると、ちゃんと原稿が載っていた。電話が通じないのならば、せめてメールで返事するなりしておいて欲しかった。私は三回も電話したのである。彼のほうから、電話がかかったという形跡はなかった。期待していた編集者だけに非常に残念であった。 ●取材を断られたときの食い下がり方が、たくさん載っていて、面白い。 ●ここで肝要なのは、なぜその人物にあいたのか、あって何を知りたいのか、もう一度自分に問いかけて、明確な答を出しておくことだ。 ●取材の事前メモの要点などもここに載っている。質問事項をノート一ページほどにメモしたら、質問の重要度に従って◎や○印をつける。そして、質問事項を大づかみに覚えてしまう。 ●取材当日、絶対にしてはいけないのが、遅刻である。遅くとも15分前、出来れば30分前にいく。遠方ならば一時間前にいくぐらいがちょうどいい。中には入らない。もんの前で待っておく。余裕を持つ持たないでは、先方の印象が全然違う。 ●インタビューの聞き方。 しゃべることの倍を聞くつもりで。「相手と同じ大きさの声で話す」というのは黒田清の弁。  メモをしない方法もある。数字などは小さいメモに書いて、あとは直後にファミリー・レストランに駆け込んで直ちに書く。案外出来るものである。……わたしも短いインタビューで何回かしたことがある。案外出来る。 ●初対面の印象は重要。それこそがその人の本質に近いことがままある。だからその日のうちにノートに出来るだけ詳しく書く。 1、顔つき、体つき。 2、服装、ファッション。相手の靴。 3、表情。とくに目と口の動き。 4、しぐさ、癖。たとえば、腕を組む、こちらの目を正視しない等々。 5、視覚以外の感覚で感じたこと、たとえば、声の調子、握手のときの手の暖かさ、握力の強弱、体臭、香水の匂い。 ●最後にお勧めしたいもの。 活字に限らない。映画でも芝居でも、絵画でも音楽でもあらゆる表現ジャンルでまず自分が関心を持ったものにどんどん接近していく。それから自分の関心と多少はずれていても、世評の高いものに触れてみる。最初は広く浅く、徐々に狭く深く、いずれは広く深く、方向性を変えながら、貪欲に吸収していく。するといつの間にか自分のなかに「貯水池」みたいなものが出来上がっているのに気がつくだろう。 貯水池にだんだん水が溜まっていき、あふれ出たものが、自分のテーマなり、自分の表現なりになる、そういったイメージが私にはあるのだ。

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    投稿日: 2011.10.08
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    インタビュー術の項が最も参考になった。ノンフィクションライターとしてある程度名前の売れている人間でも、取材を断られることもあるのだと。取材準備の心構えや、取材中はどういった行動を取るべきか、どういった行動が望ましいor望ましくないかなど、あらゆる業界の人間へのインタビューの経験談を踏まえて書かれており、大変参考になった。

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    投稿日: 2011.09.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テーマ決めから取材の方法、原稿を書くまでのノウハウが載っています。 特に第三章「人に会う」、第四章「話を聞く」は参考になりました。人にインタビューする際に気をつける事が載っていて、非常に参考になりました。 私は物書きの仕事をしていないので、すぐに役に立つ事があるかはわかりませんが、普段の生活でも話の聞き方という点では役に立つのかな、と思います。

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    投稿日: 2011.08.28
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    チェックさせていただいているブログの多くが高く評価しており、気になって読んでみました。まさに「アウトプット」される人に向けた内容で有り、受け身で出力できていない私には、少し「反省を強いられる」ようにも感じられる内容でした。 テーマ決め→取材→書くまでの工程に沿って、筆者の経験やアドバイスが書かれていますが、受け身(読むがメイン)の私には各所に出てくる著者の取材経緯の部分が非常に印象深く、何とかして実際に掲載された雑誌 等を読んでみたいと思っています。 「ノンフィクション」に対しては、「知らなくて済んだ事を、わざわざ掘り出して世間にさらす。」ような負のイメージがあり、これまで避けて来たところがありました。今回この本を読んだ成果としては、少しはイメージが変わったかとも思える点でしょうか。まずは著者の「コリアン世界の旅」や辺見庸氏の「もの食う人々」から広げて行こうと思い、入手しました。

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    投稿日: 2011.07.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人に会っては、話を聞き、文章を書いていくノンフィクションライター、野村進氏の「調べる技術、書く技術」についてまとめられている実用的な一冊である。前半部では、「テーマ設定」から「資料集め」、「人に会い、インタビューをする」、モノを書いていく仕事の一連のプロセスが紹介されており、「書き上げた文は声に出して読んでみる」といった文章を書いていく際におさえておくべきポイントが凝縮されている。後半部は、「人物」、「事件」、「体験」と原稿を実際に書くにあたって、事例を挙げながら、解説が施されている。読者を惹き付ける事例で紹介されているノンフィクション作品も大変優れているものばかりである。数多くのノンフィクション賞を受賞した、知的生産術とはいかなるものか。ジャーナリスト志望はもちろん、文章で何かを伝えることを仕事としているビジネスパーソンに、一読おすすめしたい一冊となっている。

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    投稿日: 2011.07.17
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    書く為には、思考と行動が不可欠だと再認識させられた。考えなしでは浅くなり、行動なしでは薄くなってしまうものなんだと反省しました。

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    投稿日: 2011.06.29
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    人から話を聞いてそれを記事にするための技術が惜し気もなく公開されています。非常に参考になりました。素晴らしい!

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    投稿日: 2011.05.14
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    論文を書く人には良い入門書になると思う。 書かない人にとっても、文中の雑学や、作者の経験談は社会に生きる上で役立つだろうと感じた。 ちなみにこの本だけじゃなく、色んな人のノンフィクション物、成功経験本を読んで共通して述べてる事。 『とにかく行動、経験しろ』ってことだね。 どんな事でも興味持ったら行動に移してみましょう!経験に勝るものなし。

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    投稿日: 2011.04.03
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    前半は面白い。まぁ当然やんって思う部分もあるけど。 後半は著者が実際に取材し書いた物を転載して、少し解説を加えるスタイルなんだが、そのあたりがちょっと微妙。 あと、犯罪者や自殺者の家族に取材する時は行きにくいけど、えい!とばかりに行こう(足を止めるな、それを乗り越えれば良い記事が書ける)、みたいなクダリは正直イラっとした。

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    投稿日: 2011.02.16
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    東京ブックマップ 図書館ナレッジガイドブック -- これを書ききらなければ死んでも死に切れない、というテーマがあれば幸せ テーマのチェックポイント ・時代を貫く普遍性を持っているか ・未来への方向性を指し示せるか ・人間の欲望が色濃く現れているか ・TVなどの映像メディアでは表現できないか ・そのテーマを聞いた第三者が身を乗り出してきたか ノンフィクションの書き出しの名文の例がすくない。説明が必要なため長いから。 一人旅がテーマ発見に役立つ

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    投稿日: 2011.01.11
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    文章を書く、ということを我流でやってきてしまった私に、 本来「伝える」ことはどういうことなのか、 どうやって始め、ぶつかっていけばいいのかを示してくれた一冊。 読み易く、様々な先人の言葉の引用が印象的。

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    投稿日: 2011.01.10
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    記者あがりの文章は、小気味よく断言型な独特の癖が共通します。 25年余もノンフィクションを書き続ける野村さんともなると、瑣末な文具紹介すらルポ風文章に仕上がります。 誠実なノンフィクションを心掛けるのが、正しい姿勢であるような気にさせてくれます。すがすがしく、よい本です。 だが小市民の私にとり、書いてあることが事実であろうが憶測だろうがヤラセだろうが、実はどれでもよかったりします。 衆愚とはその程度のモンだと思う。 無駄に苦労を背負い込む稼業ですよね、ノンフィクション作家って。

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    投稿日: 2011.01.05
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    [ 内容 ] テーマの選び方、資料収集法、取材の実際から原稿完成まで、丁寧に教える。 これがプロの「知的生産術」だ! [ 目次 ] 第1章 テーマを決める 第2章 資料を集める 第3章 人に会う 第4章 話を聞く 第5章 原稿を書く 第6章 人物を書く 第7章 事件を書く 第8章 体験を書く [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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    投稿日: 2010.11.20
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    実践的な解説がていねいで、多くのことを学んだ。また、著者のプロのノンフィクション作家としての意識の高さや誇りといったものが、随所から感じられ、まったく姿勢をあらためさせられた。

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    投稿日: 2010.11.14
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    文章で何かについてまとめる、ということに対しての指南書なんですけど、なんもなくそれって、普段の仕事の上でも通じるものがあるなと思いました。 いろいろと参考になるし、役立ちそうです。

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    投稿日: 2010.11.06
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    調べる技術・書く技術 野村進 ノンフィクションを書き始め四半世紀を過ぎた著者が、取材を通して自身の仕事「ノンフィクションライター」の手法を標準化できる部分は標準化したほうがよいのでは?と思ったこと、仕事において著者自身が「ベテラン」になり、若手の後輩たちの手法があまりに稚拙で気になったことから、「フォーム」を策定し、伝達しようと考えてまとめたノウハウ本。もともとはインターネット新聞「日刊ベリタ」に連載された著者の連載を加筆・修正を加え新書として発行したものが本書です。 大変正直で、著者が、「職人」であることがよくわかる一冊です。 個人的には、「ジャーナリズムって一方的に偉そうな感じがするのにうそ臭い」と思っていましたが、本書でそのなぞの大半が解決しました。 「本の書き方」 端的に表現してしまえば以上なのですが、その為の方法論とリアリズムは大変参考になります。 プログラマである私にとってとても有効な一冊です。 私自身、何度か本を書く(書こう)とする機会があったのですが、いつも知りきれトンボになっておりました。その理由も解けた気がします。 著者の世界と比較すればIT関連の連載や書籍の執筆など、この本とともに丁寧に進捗すればうまく書けるのではないか?と思えてしまいます。 資料集めから、取材・インタビューまで著者自身が収集から整理まで短納期の間に活字化しなければならないことを考えると、IT関連の入門書であればすべてそろっていますから。(最終的にはソースコードを読めばいい) この本はさまざまな職種の方々に読んでいただけるのではないか?と思います。 むしろ、ジャーナリズムの世界でない方々の方がよいかもしれません。 表題の方法ですが、著作には全く記述はありませんでしたが、ドラッカーの手法と同じです。本質はひとつということでしょうか? 大変参考になった一冊でした。

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    投稿日: 2010.10.15
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    作者がノンフィクションライターだけにとても読みやすかった。 あまり目的もなく読んだが、ライター志望の人には参考になる本だと思う。 参考になったのは、 「捨てる量が多ければ多いほど、作品の質は向上するものだ。」の部分。 今までは、文章でも会話でも伝える情報が多いほど相手の理解度も高まると勝手に思っていた。 これからは、話の輪郭がぼやけてしまわないように伝えることを身につけようと思う。

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    投稿日: 2010.09.22
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    修論作成中なので、何となくタイトルに魅かれて読みました。 文章を書く仕事の人にはすごくいい本だと思う。 ちょこちょこ書いてあるエピソードが面白かったです。 技術面、修論の参考にします。

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    投稿日: 2010.07.17
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    テーマ設定 ・独創性とは、従来のものに自分なりの新たなものを付け加えること。 集中の儀式 ・クラシック音楽を聴く ・呼吸法を行う ・太極拳 ・部屋の掃除をする ・公園を歩く

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    投稿日: 2010.07.08
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    ■インタビューは仮説検証。 「ここで最も肝要なのは、なぜその人物に会いたいのか、会って何を知りたいのかを、もう一度、自分に問いかけて、明確な答えを出しておくことだ」(P68) ○「肝心なのは、どんな相手でも世間話ができること」(P91) ■自分のペン・シャープナーをつくる 「プロの書き手には自分なりの“集中の儀式”を持っている人が多い」(P127) 「Pen-sharpner:文章の勘を鈍らせないために読む本や、原稿を書く前に読むお気に入りの文章」(P128) ■宇野千代の心がけ 「書くことが大切なのではない。机の前に坐るのが大切なのである。机の前に坐って、ペンを握り、さア書くという姿勢をとることが大切なのである。自分をだますことだ。自分は書ける、と思うことだ。」(週刊朝日編『私の文章修業』)(P129) ■ノンフィクション作家本田靖春のアドバイス 「自分は作家だと思わないで、『職人』だと思ったほうがいいですよ。どんな職人でも、一人前になるには最低十年はかかるでしょう。ノンフィクションを書くというのも、年季のいる仕事でね。一人前になるには十五年はかかると覚悟しておいたほうがいいんじゃないかな。毎日の仕事を、職人みたいにコツコツと積み重ねていくことですよ」(P150) ■テーマの見つけ方 「テーマを見つけるうえで私が一番役立つと思うのは、一人旅である。日常とは違う風景や人々の中に身を置いてみると、自分の輪郭がくっきりしてくるものだ。それゆえ複数ではなく、一人の旅でなければならない」(P239) ○「ノンフィクションを書く仕事にとって最大の敵は無関心である」(P240)

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    投稿日: 2010.05.19
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    特にクリエイティブな業種や企画に関わる人にはお勧め! 煮詰まった時に5時間机に向かうか、2時間デスクから離れ好きな事をする。どちらが生産性が高いでしょうか??

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    投稿日: 2010.02.20
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    第一章 テーマを決める 第二章 資料を集める 第三章 人に会う 第四章 話を聞く 第五章 原稿を書く 第六章 人物を書く 第七章 事件を書く 第八章 体験を書く

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    投稿日: 2010.02.03
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    内容紹介 テーマ選び、資料収集法、質問の作り方から、インタビューの実際、原稿執筆のコツまで──第一線のジャーナリストがすべて明かすこれがプロの「知的生産術」だ!【目次】第一章 テーマを決める第二章 資料を集める第三章 人に会う第四章 話を聞く第五章 原稿を書く第六章 人物を書く第七章 事件を書く第八章 体験を書く 目次 第1章 テーマを決める 第2章 資料を集める 第3章 人に会う 第4章 話を聞く 第5章 原稿を書く 第6章 人物を書く 第7章 事件を書く 第8章 体験を書く

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    投稿日: 2010.01.16
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    いつか文章を書く仕事がきたときのため、自分知識を論文にまとめる準備のためにこんな本を読んでみました。 著者はノンフィクション作家の方ですが、ちょっと自分の専門領域とは違うと感じながらも最後まで一気に読みました。 ノンフィクションならではの生々しさもありつつ、資料の集め方やインタビューの方法、文章のまとめ方までが丁寧に書かれています。 被害者にインタビューをしたり、人の裏を探ったり、なんだかやりきれない気にもなりました。 ノンフィクションは無理だな…と正直に思いました。 会計や税務をまじめに研究していこう

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    投稿日: 2010.01.11
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    単なる文章を書くノウハウ本ではありません。書こうとする作業は自分を見つめ直す作業。「自分を豊かにする本」という著者の言葉に納得です。

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    投稿日: 2009.12.15
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    本書に引用されている書籍、全部読みたくなった。すなわち、本書はいい本なのである。優れたノンフィクションは、ハリウッド映画のように、どうやったらこんなものが出来るのか見当もつかないものですが。うむ。

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    投稿日: 2009.11.01
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    著者の事例から、いわゆる「取材」から「原稿書き」までのノウハウを示した本。質的研究の実際を知る上でも役に立つはずだ。情報収集、自らの視座、メタ認知能力etc.様々なものが求められる非常に厳しい世界だ。お気楽にケーススタディをしたいのですという学生に読ませたい1冊。

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    投稿日: 2009.09.16
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    # 自分の書いた文章を読み返すときは、かならず声に出して読むこと。黙読した際には、「このままでよい」と思えた文章でも、声に出してみると、つっかえたり言いよどんだりするものだ。そのときには必ず書き直す。 # 豊かになるとは:人に会い、話を聞き、文章にする。たくさん読み、たくさん観、たくさん聴く。こんな事を繰り返すうち、知らず知らず自分が豊かになっている。多少なりともましな人間になっている。傍目にはどう映ろうとも、自分自身にはそうした実感がある。

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    投稿日: 2009.08.02
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    評価3.0 ノンフィクションを書くための指南書。野球で言うフォームを身に着けるには最適か? 私は物書きではないので。。。 でも他人の文章を食べ物にたとえているのは実践したい  ・必ず声に出して読むこと  ・書き出しに全神経を注げ

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    投稿日: 2009.03.12
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    デビュー四半世紀を迎えたノンフィクション作家によるハウツー本。 ……という体裁だが、内容その他ははっきりいってどうでもよい(質はもちろん保証する)。 第七章「事件を書く」に、『月刊現代』での連載「ニッポンの現場」から転載された、 「五人の少女はなぜ飛び降りたか」をとにかく読むべし。いや、頼むから読んでくれ。 それだけでこの本の、この著者の存在意義があるのだよ。

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    投稿日: 2009.03.11
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     この本はルポライター野村進氏が,ノンフィクション執筆までのテーマの選び方や資料収集法を自らの実体験に基づいて解説したものである。ルポライターの取材先は,主に人物であるが,これを授業や実験,あるいは先行文献に置き換えれば,授業計画にも論文執筆にも通じることがたくさん書かれている。例えば「今(取材)相手と自分とがいる場面を,複数のテレビカメラがさまざまな角度から撮影したらどのように見えるかという意識」を持てと著者は述べる。これは授業で言えば「教室を上から俯瞰してみろ」ということであり,論文で言えば「第三者の視点から客観的に考えろ」ということである。綿密な取材と独自の視点からの問題の抽出によって出来上がったノンフィクションは,それが事実であるだけに,場合によっては小説よりも人の心を打つ。後半に収められた著者自身のノンフィクション「五人の少女はなぜ飛び降りたか」は衝撃的だった。その他に印象に残った言葉から。「あいつらは90mダッシュしてあとの10mは流す。でも俺は100mダッシュしたあとで流す。この10mの差があとで効いてくる(輪島功一)」「書けない,と思うときにも机の前に座るのだ。書くことが大切なのではない。机の前に座ることが大切なのだ(宇野千代)」(菅)

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    投稿日: 2009.01.14
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    インタビューをしたり、ノンフィクションを書くときには役に立つ。普通の文章を書くときには少し役に立つぐらいか・・・。 ●書き尽くされたテーマでも新しい輝きを放つ可能性がある ●チャップリンのステッキを見つける(違う印象) ●取材のときは相手のことを徹底的に調べること ●ある分野で人より秀でたかったら、その分野の本を月に2〜3冊読むこと。3年たてば相当なものになる。 ●質問内容がいろいろ記載 ●約束の時間ちょうどか少し遅れるぐらいがよい ●相手と同じ声の大きさで話す ●ペンシャープナーを見つける(文章を書く前に読むお気に入りの文章) ●書き出しに全神経を集中させる ●調べたことの10分の1か20分の1を文章にする。あれこれ詰め込むとわかりにくい。

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    投稿日: 2009.01.02
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    ノンフィクションが読みたくなる一冊 テーマ設定から資料収集、インタビュー、そして実際に原稿を書くまで細かにノウハウが詰め込まれ ノンフィクション作家に限らず、仕事に対する考え方、実際の取り組みについて大変参考になった 個人的に「チャップリンのステッキ」と「ペン・シャープナー」の説明は目から鱗

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    投稿日: 2008.12.09
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    2008年10月14日読了 書くための具体的な方法について書かれた本。 著者の薦めるBOOKリストは参考になる。

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    投稿日: 2008.10.14
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    久しぶりの新書ですね。 新聞の書評かどこかの書評で、よい批評があったので購入して読んでみました。 筆者が、最近の取材の礼儀や方法に関して問題を感じていて、それらを正すべく 筆者の経験を交えながら、非常に細かい技術的な事がらも含めながら、 テーマ決めから原稿執筆まで、懇切丁寧に書きつづっている内容になっています。 第八章が最終章になっていますが、個人的には第四章まででいいような気がします。 と言ったら、かなり傲慢になってしまいますが、そうではなくて、第四章までで かなりの重要な技術や知見を得られると思います。 特に、第三章の「人に会う」はとても重要で、 1.具体的な取材申し込み方法が記載されている。 2.これまた具体的な質問項目が記載されている。 3.断られた時の対処法も記載されている。 以上の3点が非常に良かったと思います。 全体を通しては、幾分抽象的概念論的な感じの部分もありますが、それを 差し引いても、結構良い内容になっていると個人的には評価しています。 また、タイトルは間違いではなく学生、社会人どちらにも共通して 意味のある内容になっていると思います。 つまり、何かしら書く事を行っている人、調べる事を行っている人全員に向けて 書かれた内容であるという事です。 理系・文系問わずお薦めです。

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    投稿日: 2008.09.30
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    名著!この本との出合いを感謝します。 新書に泣かされるとは思ってませんでした。 ジャーナリストとして培った技術を惜しげもなく 伝えてくれる誠実な本です。

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    投稿日: 2008.08.25
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    ルポルタージュやノンフィクション作品を書く人にとっては、まさに、心に響くメッセージが織り込まれているように思う。 インタビュアーの心得も真摯な気持ちが伝わってくる。 ノンフィクションの手本になるような本という事で例に挙げられている作品も参考になるのではないだろうか。

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    投稿日: 2008.08.03
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    驚いたのはこの新書を書くきっかけが、編集者やインタビュアーの非常識な行為だということ。 「フォーム」の伝達を目的としている新書だけに、具体的に要領よくまとめてある。 著者のスタンスもきちっと描き込まれていて、しかもわかりやすい。 とても参考になった。

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    投稿日: 2008.07.17
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    この本を読んでみて ノンフィクションと小説の違いを まるで理解できていなかったことに 気付かされ赤面。 ノンフィクション入門として、 この本で例に挙げられた本を買いあさるのも吉。 (自分はそうした)

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    投稿日: 2008.07.10
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    6章、7章は、ノンフィクションを書く人向けになるが、 1〜5章はどの人が読んでもなるほどと思うことが多い。 この本は書かれるべき必然性があり、それを意識して書かれているため 密度の濃い本になっている。 引用している文章もここに必要なものが多い。 買います。

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    投稿日: 2008.06.22
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    ノンフィクションを書く上での(きっと)当たり前のことを、わかりやすく読みやすく書いた本。 当たり前のことではあるけれど、「ノンフィクションって、ひとに話を聞いて書くって面白いなー」と再確認した。 装丁も売り方も、最近はやりのビジネス書のように感じられるのが残念だと思う。売るためにはこういった仕掛けが必要なのだろうけれど。ビジネスマンよりは物書きを目指す学生等に読んでもらいたい。

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    投稿日: 2008.06.15
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    ルポライターによるルポライターの為の本。引用が多くなりがちなテーマの中で、著者ならではの自分の作品をうまくつかってルポの極意を書いている。極論を言えば、あくまで著者から見た極意。あとは経験なのだろう。

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    投稿日: 2008.06.12
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    ノンフィクション・ライター向けの本。 3時間で「専門家」になる私の方法の方が、”調べる技術”としてはつかえる感あり。

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    投稿日: 2008.06.06
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    ノンフィクション・ライターとして体得しておくべき技術を、具体的な体験に即して丁寧に紹介しているので、プロの物書きになろうとする人にはとても参考になると思う。 しかし、それ以上に、”仕事”に対しての姿勢ということを深く考えさせられる一冊。あとがきに自らの仕事のポジションについての自己評価や思いを淡々と記しているのだが、 決して欲張らずに粘り強く仕事に立ち向かう著者のスタンスが伺え、それを読むだけでも価値があると思う。お勧めです! ★★★★★:お勧め!これが気に入らなければ、もう結構です ★★★★☆:お勧め!気に入ってくれるとうれしいなあ ★★★☆☆:お勧め!でも趣味が合わない場合もありますから。。。 ★★☆☆☆:お勧め!よろしければいかがですか? ★☆☆☆☆:お勧め!気になったらどうぞ!

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    投稿日: 2008.05.20
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    授業(初年次教育、文章作成)用に読んでみようと思ったのだけど、 内容はノンフィクションを書くための作法で、インタビューの技術など、 自分のために役に立つような内容で、とても興味深かった。

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    投稿日: 2008.05.08