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トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と
トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と
山本弘/KADOKAWA
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総合評価

13件)
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    怪獣が災害のように発生するMM9の世界をベースに、描いた外伝的作品 世界各地で発生する怪獣と、それに接した人間の物語 触れ合いあり、人間の愚かさあり

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    怪獣が跋扈するという、少なからず荒唐無稽に思えるストーリーをだな、山本弘という稀代の語り部と、SFが、つまりはSFという手法が、科学的に肉付けされ、理論という鎧を纏い、お伽話のようなレベルから我々の生活のすぐ側の現実に近いところまでにじり寄ってくるというその迫力! これぞまさに空想科学小説の醍醐味そのものではないか! 山本氏の怪獣に対する深い愛情。そして怪獣小説に名を借りながら、実は書きたい、描きたいのはのは人間なのだなあ、などと思うわけで。

    5
    投稿日: 2021.06.27
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    『MM9』シリーズの外伝に位置する作品。 私は怪獣とか巨大ロボットとかの類が苦手なので未読だが、本作はボーイミーツガールなどもあって比較的読みやすいのではないかと思い、まずはこちらから読むことにした。 「生と死のはざまで」 ひどい作品なのでネタバレまで書いてしまおう。 オタクの男の子が怪獣バトルで大活躍なんてありえない展開だと思っていたら、夢オチで少しも楽しめなかった。 「夏と少女と怪獣と」 ボーイミーツガールで一番楽しみにしていた作品。 ロバート・F・ヤングみたいなのを期待したのだが、それと比べると薄味だった。 「怪獣神様」 作られた世界観、という感じがして感動はなかった。 「怪獣無法地帯」 タイトル通り、怪獣を前面に押し出した中編なのであまり期待はしておらず、ページの進みも遅かった。 しかし、他の映画や小説で聞いたことのある要素がいくつかあったものの、怪獣小説としての出来はおそらく一番で、後半は勢いが止まらなかった。 ただ、もともと怪獣小説は趣味ではないということもあってこれ1作で満足してしまったので、『MM9』はおそらく読まない。

    0
    投稿日: 2020.10.07
  • 怪獣神様に感動

    MM9シリーズの1冊という立ち位置の本です。が、MM9本編とは独立していますので、MM9を読んでなくても楽しめます。 「生と死のはざまで」 エっ。そういうオチでくるの?ちょっと意表を突かれました。 「夏と少女と怪獣と」 初恋と、事件と、怪獣のお話です。異世界ものではないけれどラノベ感覚で読めました。 「怪獣神様」 せっない。悲しい。これどうにもならないの?でも最後に勇気と感動をもらいました。4つの話の中で1番です。 「怪獣無法地帯」 キングコングを想起させる怪獣ンボンガが登場します。主人公はンボンガを弟のように思っている少女マリオンなのかな。それともジャングルへ探査に来たチームの紅一点アネットなのかな。ひょっとして怪獣ンボンガかな。読み初めはタイトルの怪獣無法地帯というのは話の舞台となっているジャングのことだと思っていた。読み進んでいくうちに、むしろ文明社会のほうが怪獣無法地帯なのではと思うようになった。この話のあと、アネットがどうするのか気になった。マリオンと怪獣ンボンガと一緒に暮らしたらいいのにと思った。

    0
    投稿日: 2019.05.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    MM9シリーズの番外編。場所(世界各地)も時代設定もバラバラ。怪獣は完全に脇役で、登場する人間たちの意思が熱い。表題作にもなっている第2話は結末がSweet。

    0
    投稿日: 2018.10.01
  • 怪獣物語復活

    MM9から改めて復活です。 今度はショートストーリーです。 でも読みごたえあり。 登場人物の人生と怪獣の出現が絡み合い満足の行く作品です MM9を読んでなくても楽しめます!

    0
    投稿日: 2018.05.17
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    怪獣小説MM9シリーズのスピンオフというか外伝的なものというか。怪獣が日常的に存在する地球での、世界各地での怪獣とヒトの物語を綴った中編集。 ​これまでは基本日本が舞台だったが、タイ、アメリカ、コンゴが舞台で登場する。それぞれの国の「怪獣事情」の違いが面白く、やはり我々の世界との地続きを感じる。 筆者の本をよく読む読者としては、筆者の願望や妄想がダダ漏れているキャラや設定が楽しく、もちろん知らなくてもこの「怪獣人間ドラマ」を楽しめるのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2017.10.19
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    「MM9」の番外編の短編集。 4つのお話の内最初の3つは、アニメ化のために書かれたプロット案がベースになっているという。 なるほど、オチのつけ方(第1話)やミステリーっぽい構成(第2話)や戦争反対の語り口(第3話)は、初期のウルトラQやウルトラマンを思い出させる。 そう思って読んでいたら、第4話の舞台設定はまんまキングコングかターザンといった趣。 そこに東西冷戦をまぶして、文明社会に警鐘を響かせ、宇宙生物の侵略を描くとなれば、これはまたウルトラQ長編版みたいな世界。そんで最後はジャミラじゃないか! 2011年の作品ながら全く昭和のテイストで、私の年代には入り込み易く読み易かった。

    1
    投稿日: 2016.07.27
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    短編4つ収録されていますが、どれもそれぞれの味があって面白いです。 共通点は怪獣と女の子が出てくることぐらいで、同じヒロイックな話しでも、こうも違うものが書けるのかと関心しました。 超越的な存在と、それに抗う者、従う者。怪獣を含めたそれぞそれの人間模様が絶品です。 どれもこれも映画化して欲しい。描写が秀逸で、そのまんま脚本に使えそう。 きっと素晴らしい怪獣映画になると思います。

    0
    投稿日: 2016.06.23
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    色々なパターンの怪獣ストーリーが納められていて、MM9の世界観がよりいっそう広がった気がします。ストーリーもいいけど、やっぱり設定のうまさが光ります。MM9というバックボーンがあるとはいえ、怪獣がいる世界をごく自然に描いていて違和感がない。これはすごいと思う。

    1
    投稿日: 2015.12.18
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    地球に現れるようになった怪獣たちと出会ったヒト。彼らの間に紡がれる物語。ホントはそうだったんだと哀しく、最後はそうなるのねと嬉しく、あぁ神様 神様!と涙を流し、生き残ることは出来たけど静かに泣ける。四つの心に残るお話でした。ゴジラやモスラ、バルタン星人からカネゴンまで日本の怪獣たちにも出会いがきっとあったと思えるから不思議。

    0
    投稿日: 2015.12.17
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    『トワイライト・テールズ 夏と少女と怪獣と』山本 弘 著  角川文庫刊 山本 弘による怪獣小説『MM9』3部作の世界で起こるスピンオフストーリー4編を集めた短編集。正統派な怪獣SF小説として描かれた一作目の『MM9』でみられたハードなドラマ展開から一転、『MM9―invasion―』『MM9―destruction―』に観られるボーイ・ミーツー・ガール、少女と怪獣といったライトノベル寄りのコンセプトを継承するストーリーではあるものの、少年の自立、ミステリー仕立ての冒険譚、疎まれた者の心と神の存在、自然と文明といったシリアスなテーマを「怪獣のいる世界」の中で短編で描き切った秀作ぞろい。 中でも「怪獣神様」は市川森一、「怪獣無法地帯」は上原正三といった60~70年に放送されたウルトラシリーズの重鎮的シナリヲライターによる作品群を彷彿とさせるストーリーは「怪獣特撮作品群」を正当な“ドラマ”として観てきたファンの心に響く出来。

    1
    投稿日: 2015.12.11
  • MM9スピンオフ

    作者が幻となったMM9TVアニメ企画用として用意していた元ネタを使って書いた4つの短編集。 第一話「生と死のはざまで」 第二話「夏と少女と怪獣と」 第三話「怪獣神様」 第四話「怪獣無法地帯」 舞台は現代の日本やタイ、過去のアメリカやアフリカなどすべてばらばらで怪獣がいる世界という設定以外はあまりMM9本編とは関わりがありません。第三話では「気特対」が出てきますがあくまでも脇役。帰マンの「怪獣使いと少年」を意識して書かれたらしく内容はかなりセンチメンタルな話になっております。

    8
    投稿日: 2015.11.26