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海難1890
海難1890
小松江里子、豊田美加、井上隆/小学館
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総合評価

8件)
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    1890年9月16日和歌山県大島沖のトルコ海軍エルトゥールル号の遭難事故と、1985年3月イランのテヘランからのトルコ航空機による邦人脱出劇は、涙なくては読めない史実。 トルコと日本の友好が、続きますように。

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    投稿日: 2022.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1890年トルコのオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が和歌山県串本沖で嵐の中岩礁に乗り上げ、沈没。 600名余りの乗組員が海へ投げ出された。貧しい村人たちは命を顧みず懸命の救助を行ったことで69名が無事祖国トルコへ帰還した。 1985年イラン・イラク戦争に伴いフセインはイラン領空の無差別攻撃を宣言 各国は自国民の救出に動くが、日本は救助機を飛ばさなかった。絶望かと思われたがトルコ

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    投稿日: 2021.09.20
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    2015年12月に本邦で公開された映画が、2016年6月に東映ビデオから発売された。本編は132分の長編。映画の公開は、オスマン帝国の軍艦エルトゥールル号の海難事故から125年目の節目となっている。  1890(明治23)年、親善使節団として日本を訪れたオスマン帝国の軍艦エルトゥールル号が、明治天皇への表敬を果たしての帰途、熊野灘で暴風雨に遭遇し串本町大島の樫野崎灯台付近で座礁大破した。オスマン・パシャ司令官以下将兵ら500人以上が命を落とした。串本の地元住民が救助に乗り出し、69人の乗組員を母国へ生還させた。時を経て1985年、イラン・イラク戦争中、日本政府は戦時状況を理由にテヘラン在留邦人の救出を断念したが、トルコ政府はテヘランに彼らのために救援機を派遣した。これらの感動的な親交の物語が日本/トルコ両国合作映画として製作されたもので、公開当時話題を集めた。  映画では船のシーンが多く、ストーリーを追わなくても映画が楽しめる。トルコ出航時のセレモニーや船上の様子、また、嵐に遭遇している船や操船の様子などが興味深い。撮影にあたり、船のセットはトルコにて設営されている。屋外セットでは、船員の日常風景、また屋内セットでは、甲板の嵐の再現、また機関室のセットでは座礁時が再現されている  この映画で使われた模型については、2016年10月9日付けのブログ「トルコ軍艦エルトゥールル号の模型、本州最南端・串本町を訪れる」をご参照ください。

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    投稿日: 2018.02.18
  • 半端ない内容の薄さ

    さすがの小松クオリティでした。山ナシ落ちナシ意味ナシでテンポよく話が進みます。 時間の無駄になるので、関わらないことをおすすめします。

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    投稿日: 2017.03.19
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    他の物語でも 海難事故による漁師さんの真心を綴った内容があったが、その舞台は伊豆だった。 日本に真心は広がっていたのでしょう

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    投稿日: 2016.03.13
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    [2015年日本・トルコ合作、劇場鑑賞]<ユナイテッド・シネマ札幌>  遭難者に対する献身的な救助、負傷者に対する我が身を省みないホスピタリティ、これは太古の昔から自然の脅威に対峙してきて身についた日本人の本質なのだろう。テヘラン救出で日本人を優先させる決断をしたトルコ人の友好心はエルトゥールル号遭難事故をずっと語り継いで恩義を忘れなかったために違いない(トルコの教科書掲載の話は出てこなかったが・・)。一方で自国民救助のために手を打てなかった日本政府はひどすぎる!(当時の総理大臣は中曽根康弘、2006年1月、小泉首相はトルコ公式訪問の事前説明で、トルコ航空によるテヘラン在留邦人救出事件の話を聞いて感激、テヘランで、トルコ航空の元総裁、元パイロット、元乗務員たち11名の叙勲を行なった。)

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    投稿日: 2016.01.15
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    映画『海難1890』のノベライズ。 映画では描かれていない一幕や背景も書かれている。 エルトゥールル号事件及びトルコ航空による日本人救出の背景を少しだけ掘り下げて知ることができる。 ただ、出版に当たってきちんと校閲したのか、一つだけ疑問に思う箇所がある。 第三章で、ハルが田村の呼び掛けに「はい」と返事していることに、あれ?と思ってしまう。 第二版以降では訂正されるのだろうか?

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    投稿日: 2016.01.03
  • 思いやる気持ち

    『エルトゥールル号の奇跡』 遠い昔トルコから日本へ来た船が遭難して日本人が トルコの人を救った、という話があるのは聞いた事がありました。 それが、トルコで教科書になっているといことも、 聞いたことがあります。 しかし、それをこういう風に小説として読んでみることで 頭の中に染み込んでくることがあります。 多くの国がお互いの国を思いやる気持ちを持てば良いのに と思えてなりません。

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    投稿日: 2015.12.04