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御不浄バトル
御不浄バトル
羽田圭介/集英社
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総合評価

39件)
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    トイレでの描写は面白い。高い教材を売りつける悪徳企業の経理が会社を会社都合で辞めるために証拠作りを行う。色々と伏線的なものがあり、同じく掲載されている短編で伏線回収かと思ったが、特にそれもなく期待はずれ?

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    中編と短編の2作品からなる。 表題で中編の御不浄バトルの主な舞台は、トイレの個室と職場。 主人公は、仕事に向かう途中で必ずトイレの個室で大便をすることが、 日常となっていた。 職場は、新卒で就職したが、とんでもない悪徳企業であった。 大卒ということもあって、悪徳業務ではない事務として採用されていた。 しかし、その悪徳業務に携わらざるを得なくなり、仕事を辞めるために翻弄する。 短編のほうは、ヤング男性向けファッション雑誌を出版している零細出版社に 務める社員と部下やバイトとのやり取りを描いた作品。 御不浄バトルでのトイレシーンがどうしても受け入れられない人も いるかもしれないし、受け入れられればギャグ要素もあり、楽しく 読めるのではないでしょうか。主人公がトイレでいろいろと画策し、 ストレスを発散し、当時からあった言葉か定かではないですが、トイレ飯を 行ったりと、ある意味ぶっ飛んでいて不快な気持ちもありつつ、慣れれば 楽しめる場面として読めた。

    3
    投稿日: 2024.05.13
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    トイレ(うんこ)という、表立って取り上げられることが少ない、しかしながら人々にとって極めて身近なテーマがタイトルになっている本作では、生活リズムの中で多くの人がすれちがう「公共の場所にあるトイレ」がキーポイントになっています。 会話をするわけでもなく、どこの誰か、何をしている日とかも知らないけれど、毎朝のトイレで顔を合わせたり、隣り合う個室で時間を共有する他人との時間や、職場のトイレでの一幕など、物語の要所要所ででてくるトイレでの過ごし方の描写は、生々しくリアルです。 ブラック企業で働く主人公を描いた「御不浄バトル」とそのスピンオフ作品である「荒野のサクセス」が収録されています。 たしかに、「きっとこういう人はいるよね」という感想は抱きますが、読み終えて爽快かと問われると少し悩みます。 社会で(あるいは会社で)自分の仕事に自信が持てない若手の悩みを描いているようにも感じましたし、作者の「らしさ」が良く出ている作品であるようにも感じました。

    6
    投稿日: 2023.08.14
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    羽田圭介、初読み。 文章も読みやすくて面白かった。 えっ、これで終わり?って感じで、話がプツッと途切れるように終わるところもなんだか不思議なあと味を残して良かった。 ただ便所飯だけは、共感できず・・・でした。

    12
    投稿日: 2023.06.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    トイレを舞台にしているというのが、斬新で面白かったです。ただ単にトイレの争奪戦だけでなく、休息の場としてのトイレの面も見せてくれて新鮮でした。トイレという一瞬の場でも個々の人の人間性が垣間見えるのが興味深いですね!段々と変態じみたトイレの使い方になっていくのはご愛嬌…ですかね笑

    0
    投稿日: 2023.05.11
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    羽田圭介によるブラック企業小説でありトイレ小説でもある本作。 社会人にとってトイレとはある種の憩いの場である。労働時間であろうとそこにいる時は労働から逃れることが可能となるのだ。 本作で主人公は高額な教育商材を売り捌く悪徳企業に経理として勤めている。パワハラをそれなりに横行している社内には「言い訳禁止、結果史上」なんて標語も貼られるようなブラックっぷりだ。 ブラック企業という概念は本作発表当時まだ生まれて間もない、もしくは生まれてないような時代だったようが、この社会的なテーマを作品に混ぜ込んでいる羽田圭介の着眼点は流石である。 羽田圭介の作品の特徴といえばやはり肉体的表現にあると思える。言葉選びとしても遠回りなものを選ばず大便の排出描写を入れたり、女性に対する欲情のうごめきをそのまま描き出したりもする。こういったものは一部の層からは気持ちが悪いなどと思われるであろう要素であるが、直接的な肉体の表現というのもは人間自身の最も根源的な感覚を呼び戻させ、純文学としての人を描く素直さの表れの一つとも言えよう。

    0
    投稿日: 2023.04.15
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    「ブラック企業」という言葉が話題になる5年前に刊行されていたことに驚き。 当時あまり売れなかったというのは、時代の先を行きすぎてたのかもしれませんね。 今ならば、すっと入ってくるというか、良くも悪くもブラック企業が想像しやすい。 ブラック企業の中にも日常があって、生活があって、なんかしんどくなりました。 トイレが憩いの場所というのは、多かれ少なかれあるのではないかなと。 会社員だと、一人きりになれる場所って、なかなか作れなかったりしますよね。 ただ、ここまでしっかりトイレ時間を描いてる作品はないんじゃないかなと。 かなりリアルなので、お食事に影響しない時間に読むことをおすすめします。 解説は、古市憲寿さんです。 羽田さんの他の作品にも触れられていて読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2023.02.23
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    【御不浄バトル】 不安から逃れるように、壁に守られる僅かな空間をいかに死守するか。 隣に誰かいるという、スリル。 待ってる人がいるという焦燥感。 そんな狭い空間と、会社のストレスが交じり合う。 最早、性癖。 周りの異常性を訴える人間は、既に異常なのだ。 【荒野のサクセス】 近くにいたトイレのあいつが、こんなやつだったなんて。 なんか、読んでると悲しい。 果たしてサクセスなんだろうか。 空回りの虚しさが、寒くさせる。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    けっこう感想が二分してるけど、私は好きだった。 特に御不浄バトルの話が、主人公にやや共感できる。初めての社会生活と、今までの自分の人格とで、どこか矛盾や鬱屈とした精神抱えるよなあって理解できる。 私が主人公と同い年くらいなのもあるんだろうけど、2010年よりも今の方が主人公の性質を理解できる人が増えてる気がするな。 解説でも言われていたけど、ブラック企業の社会問題も大きく声が上がる3年前にこの小説が刊行されたとのこと。たぶん早すぎたんじゃないかな。今の若者の方が絶対に共感できると思う。 あと、いかんせんトイレの描写が多くて、しかもやたら詳細に書いてくれている。小説にこういったものが描かれることに品がないとは考えてなかったな。逆に品のある小説ってのもあるんかよく分からないけど、要はみんな生理的に嫌なんだな。人のトイレが。 なんかトレインスポッティングを思い出しました。 あとトイレでダッチワイフとかのイカれた雰囲気が、頽廃的で良かった。主人公は悪徳な会社を、自分の社会保障のためにも狡猾に辞めたい。そのメンタリティとイカれた行動があっているような気がした。

    0
    投稿日: 2022.09.16
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    羽田さんは、前から興味があり、初めて作品を読んだ。良く言えば、超現代風。悪く言えば、下品。正直、あまり好きな作品ではない。 御不浄バトル 荒谷のサクセス

    1
    投稿日: 2021.10.23
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    僕が入社したのは、悪徳ブラック企業!?過酷な労働と精神的負担で営業部員は半年で辞めていく中、事務職の僕は無難に仕事をこなし二年目に。唯一の楽しみは、会社や駅のトイレでくつろぐこと。素性不明なトイレ常連メンバーたちと静かな個室争奪戦を毎日繰り広げる。しかし、ある電話がきっかけで、日常が一気に崩れ出す。限界に達した僕は、退職を決意するが…。

    0
    投稿日: 2021.01.27
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    ブラック会社に勤める主人公の安らぎ場所はトイレ。 トイレの順番争奪戦かと思ったのですが 普通に主人公がトイレに入って仕事して…な トイレの描写が多い小説でした。 こんな会社に勤めたくないな、というのが本音ですが 確かに、仕事をやめると大変です。 躊躇していると、大変な事になったりするわけですが。 職場でもトイレ、と思っていたら、そこでの食事。 驚いていれば、芳香剤を勝手に変えたり 色々持込んでみたり、とすごい方向に。 会社に便秘用のお茶までふるまっているのが 用意周到というか何というか。 無事、仕事辞められる事を願います。

    1
    投稿日: 2020.11.17
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    羽田さん2作目だけど、「あっここで終わるんだ...」ってなるのが結構好きだなぁ。あと、第3者視点が除かれていて、徹底的に主人公からの目線で世界観が成り立っているから、自分の中にも主人公の黒い部分が伝染してきそうでぞわぞわする.....。 私にとってもトイレの空間は特別なものなので、トイレでいろいろ考えちゃうの分かるな〜。 解説古市さんだったんだ!2人の関係性が気になる..。

    0
    投稿日: 2020.03.10
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    それなりにテンポよく読めて面白かったんだけどトイレで飯食う描写はちょっと受けつけられなかった。 しかもウンコした後じゃ臭いが残ってて飯どころじゃないだろ。まぁトイレが落ち着ける空間だってのは共感できるんだけど。 話全体としては面白かったんだけどトイレに拘らなくても良かったんじゃないかと思った。

    0
    投稿日: 2020.02.04
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    羽田圭介の小説が読んでみたくて。 感想としては…なんだろう??ブラック企業に新卒で入ってしまった男性の苦悩(社会問題)をテーマとしている点は良かったが、それが度々出てくるトイレシーンと自分の中でうまくマッチしなかった。 書きっぱなしで終わったような印象なので、特に心に響かなかった。彼の他の作品に期待!

    0
    投稿日: 2018.07.17
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    自分が思っていた「ブラック企業」とイメージが合わない・・・ 思ったほどトイレ感もなく、「ナンダカナァ」という感じ。 ただ、不思議な疾走感があって、 「ナンダカナァ」と思いつつも一気に読めてしまった。

    0
    投稿日: 2018.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事細かに描写される男子便所の様子にゲンナリする。主人公の気持ちとシンクロしてる…のかな? 見たくないものを見せられているという点で。 そうだとしても生理的に無理。

    1
    投稿日: 2017.07.08
  • なんとも・・・

    いつこれを読むのかは難しいですね・・・一日の中で。 食事中に読むもんじゃないし,夜寝る前でもない・・・。 やっとのことで就職した企業がブラックだったっていう内容を絡めて話しが進行していきます。実験的作品

    0
    投稿日: 2017.05.21
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    この方の警察モノが面白かったので、こちらにも手を出してみた。ただ、大学生が就活する話(タイトル忘れた)はぶっちゃけ面白くなかったので、芥川賞を取るまでは色々あるよなぁ…という気持ちであまり期待せずに読み始めた。 トイレの描写がやたらとリアル。御不浄バトルだしな。時にはダッチワイフまで。ブラック企業はさておき、それはどうなの…?? 思ってたほど波乱万丈ではなかったけど、それなりに面白かった。

    0
    投稿日: 2017.05.04
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    冒頭シーンはタイトル通り、御不浄すなわちトイレに走るシーンから。 教育機関専門の広告代理店だと聞かされて主人公の渡辺丈志が入社したのは、こども向けのペランペランの教材を150万円を超える金額で売りつけるブラック企業。誰もが半年と持たないなか、なぜか丈志は2年目に突入。同社としては前代未聞の大卒で経理部に回されたおかげで、嘘八百並べて教材を売りつける営業職に就かなくて済んだからだ。言い訳禁止、結果至上主義の会社にあって、丈志が憩いをおぼえるのはもはやトイレの個室の中のみ。 丈志のトイレ内での挙動を事細かに聞かされます。面白いっちゃ面白いけど、下ネタで笑いを取るのは卑怯といえば卑怯。う○こネタだらけの上に、個室内で風船タイプのダッチワイフを取り出し、ヤっちゃう様子も。他のレビューサイトでやたら評価が高いのですが、アンマリな話じゃないかと私は思います。 いちばん気になったのは、トイレよりも何よりも、「ガンズアンドローゼズあるある」なんですけど。いったいどんなあるあるが出てくるのか、ものすごく知りたい。

    0
    投稿日: 2017.04.27
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    ブラック会社に入社した主人公がトイレで食事をする(通称便所飯)、というテーマに惹かれて読んだが、なんとも汚い画の描写が多く、読み終わった後には不快感ばかり残って実に後味が悪かった。

    1
    投稿日: 2017.03.04
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    ストーリーは好きなんだけど、トイレの描写が続くとだんだん嫌悪感が。(笑) こういう会社、見極めるのって難しいな。

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    投稿日: 2017.01.29
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     『御不浄バトル』はわりと好きかも、ストーリーの中でトイレのシーンが必ずしも必要かといえばいらないような・・・しかし、題名が『御不浄・・・』ってことは著者はトイレ描写がこの作品の肝であるといってるわけである。このトイレシーンの好き嫌いが評価の分かれ目なのかな。

    0
    投稿日: 2016.12.31
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    入社した会社は、高額で小学生用の勉強教材を売りつける ブラック企業。 なんとか「会社都合」で退社することをたくらむ24歳の青年 毎朝の駅ビルトイレ争奪戦 恋人とのセックス そして排泄、排泄、排泄・・・ 読みやすいが、ペラペラな印象 そして何よりトイレで食事するというのが生理的に無理 芥川賞を取った作品は面白かったのになぁ

    0
    投稿日: 2016.11.17
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    「*」 なぜ初の羽田圭介にこの本を選んだんだ自分! と思いながら読了。 就業中の個室が落ち着くというのは共感できるが、あんなものやこんなものは普通持ち込まんだろう…ある意味伏線になってる部分もあるが。 とりあえず、カレーやなめこの味噌汁を食べながら読むのはオススメしない。

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    投稿日: 2016.10.27
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    初めての羽田さん本。 ご飯食べながら読む本ではないです。 が、トイレにこだわる感じは凄く伝わってきました。 ブラック会社とかトイレとか小賢しさとか。なんか、『解る』感じの話でした。 スッキリはしないですが面白いとは思いました。 男の子が書いた本だなあ、と思いました。

    0
    投稿日: 2016.09.03
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    初羽田圭介さん。 表題作は、話の筋とか目のつけどころはいいと思ったけどいまいち。 読後感もすっきりさっぱりではない。 終わり方として先を匂わせるぐらいなので仕方ないけど。 『荒野のサクセス』も、終わり方があまりに唐突でページめくって解説見た時「えっ」と声に出して驚いてしまった笑 あと作品の感想ではないけど、活字は大きいんだけどすごく目が運びづらくて読みにくかったのは文字間とか文字の大きさ、フォントのせい?

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    投稿日: 2016.08.03
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    悪質な教育教材販売のブラック会社に勤めている主人公が、何とか会社都合での辞職にこぎつけようと、裏で奮闘する話。 不正の証拠を集めたりと動いていきますが、正義感からという感じがなく、あくまで自分の為というのが逆に清々しい。 タイトルの通り、ブラック会社の中で疲弊した主人公がトイレに癒しを求め拠点とする為、異様にトイレの中のシーンが多い。 人と離れて遮断された空間が落ち着くというのはわかる気がするが、ご飯を食べるシーンは少し引いてしまった…。 うーん、読んでいて気持ちが良くはないが、話の筋はそこそこ面白かった。

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    投稿日: 2016.07.31
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    #読了。 大学卒業後、新卒で入社したのは高額な教材を売りつける悪徳会社。経理への配属だったので、当初は半ば傍観者だったが、だんだんと風当たりが強くなり、会社都合退職を狙うが。。。 彼が精神的に落ち着く癒しの場所がトイレ、朝は駅のトイレ争い・・・トイレでの描写がこれでもかと出てくるが、なんとなく笑ってしまう。ブラック企業からの脱出を狙う先の話より、次はどこのトイレ、トイレで何をするのかの方に、期待が向いてしまった。

    0
    投稿日: 2016.07.27
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    意外にも初の羽田さん作品です。読メで見かけて「どれどれ?」的なノリで手に取りましたが、う~ん・・・、何とも言えない作風ですね~。好き、嫌いでは分けれないスタイルかなと。合う人は合うし、合わない人はホント、合わないのかなという気がします。じゃあ、私はというと本作だけではなんとも判断しがたいですね。キライではないけど、次々と他の作品も読んでみたくなる作家さんかと聞かれると、正直自分の中では読むべき優先順位が高い方には位置しないかなと。どこかブラックユーモアみたいのがあるかと期待しましたが、残念ながら・・・です。

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    投稿日: 2016.02.23
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    トイレの描写がこれでもかと出てきますが、何気ない日常を、ものすごく深く掘り下げられていて、不思議な感じがずっと続きます。 でも、最後にあるカメラマンの笑顔が、世の中捨てたもんじゃないと、みんなを応援してくれてるようでした。

    0
    投稿日: 2016.02.17
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    初めて買った羽田氏の本。 会社内でのこと、それを御不浄という場所を絡めて上手く描かれている、という印象。 すごく読みやすい。 他の作品もぜひ読みたい。

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    投稿日: 2016.02.15
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201602/article_1.html

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    投稿日: 2016.02.04
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    ◎静かに繰り広げられるバトルが日本の縮図。 御不浄=トイレ。 トイレの中で行われるバトルを中心に据え、主人公渡辺が過ごす街が描かれている。 渡辺が勤めるのは電信教育センターという、教材を高く買わせるいわば悪徳ブラック企業。営業職ではなく事務職として新卒で入社した。 とにかく、トイレで過ごせるあの時間が何とも言えないのだ。とはいえ、朝のトイレは戦争だ。ちょっと遅ければすぐ他の人が使ってしまう。 会社のトイレも天国のように感じる。横で聞いていると息の詰まるような、電話での指導。その裏には何人の母親たちが泣かされてきただろう。耐え切れず逃げ込む先はトイレだ。 それでも嫌になった渡辺は、元同僚(だったらしい)山城に声をかけられ、後輩の直樹からもアドバイスもあり会社都合で辞められるような証拠を集め始める。すると・・・ 渡辺の抱える悩みはまさに日本の縮図。思わず入った会社がブラック、同僚ともまともに話せないからトイレにこもる。古市氏も解説で言っているように便所飯という言葉が近年流行っていることを先駆けで書いたような小説だ。 そういう意味では社会の動きに敏感な羽田氏がまっすぐにぶつけた小説だと感じる。(羽田氏の特徴でもある気がするが)出てくる性描写がやや生々しく、でも若者らしいと言えばらしい感覚がある。

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    投稿日: 2016.01.17
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    又吉さんと一緒に芥川賞を受賞した作家さん、ということで名前を覚えて、テレビでたくさんおみかけするようになり、そのおもしろさにひかれて「本が読んでみたい!」と購入。 こんな感じの文章書くんだ~と新鮮でした。 しかしトイレ。 ビロウな話で恐縮ですが、私は自宅か実家、または旅行に行ってたらそこのホテルとかでしか大きい方はしません。 学校とか会社でもしたことない。 なので駅の(この場合駅ビルのだけど)トイレでなんてもってのほか。 朝トイレに並んでる人って本当にこんなにたくさんいるの? なんで家でしてこない!? と不思議でした。 この主人公はトイレでご飯も食べてる。 絶対無理。 アメとかガムとかだって微妙なのに。 こんな私なので、話は割とおもしろかったのですが、トイレの描写が受け付けませんでした……。

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    投稿日: 2016.01.14
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    最近、羽田圭介さんに注目していたけれども、本は初めて読んだ。なんというか、先にいろんなテレビ番組でご本人を見てから読んでいるからか、主人公と羽田さんがすごくリンクする、、。この人の思想を文字化するとこんなかんじなのかと。 本は、毎朝駅のトイレの個室に入ることを日課としている主人公の、トイレの描写と、勤務先のブラック企業と彼女などの話。(テレビでみるかぎりでしか知らないが)羽田さん系統の変人が書かれていておもしろかった。まったく読みづらさはなかった。

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    投稿日: 2016.01.08
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    テンポよく描かれる男子トイレの描写。 ここまで詳細にトイレ内の出来事を描写した小説はないであろう。 しかし、トイレ内の人間観察がテーマではなく、あくまでブラック企業で働く主人公の下剋上がメインで描かれています。 読んだ後、なんだか自分もお気に入りのトイレを見つけたくなるような、そんなトイレ小説です。

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    投稿日: 2016.01.04
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    あらすじ(背表紙より) 僕が入社したのは、悪徳ブラック企業!?過酷な労働と精神的負担で営業部員は半年で辞めていく中、事務職の僕は無難に仕事をこなし二年目に。唯一の楽しみは、会社や駅のトイレでくつろぐこと。素性不明なトイレ常連メンバーたちと静かな個室争奪戦を毎日繰り広げる。しかし、ある電話がきっかけで、日常が一気に崩れ出す。限界に達した僕は、退職を決意するが…。芥川賞作家の話題作。

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    投稿日: 2015.11.28
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    帯文:”「僕の会社はブラック企業……。」闘いの舞台はオフィスと「個室」!?” 目次:御不浄バトル、荒野のサクセス、解説 古市憲寿

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    投稿日: 2015.11.18