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しずかな日々
しずかな日々
椰月美智子/講談社
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総合評価

244件)
4.2
82
99
41
2
0
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    物静かな小学生がある同級生との出会いで内面から劇的に変わっていき、とても充実した夏休みが描かれている。 同級生と出会うまでは知らなかったたくさんの楽しい経験。それを心の底から楽しむ少年の内面が丁寧に描かれている。 一時期だけでも心の友と言えるような親友がいるということはとても良いことなんだろうと思う。 自分も小学生に戻ってこんな日々を過ごしてみたいとも思った。 入試にでる本として帯に書いてあったけど、実際にでてもおかしくないと思うくらい、読みやすく移入してしまった。 小学生の色々な複雑な気持ちがそのまま描かれているとかんじた。 自分は小学生の頃はもっとなにも考えてなかったなぁ。

    1
    投稿日: 2016.08.31
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    「しずかな日々」――とはいえ少年光輝にとってはとても重要な、世界を私にいわせれば劇的に広げた日々。 麦茶、セミの声、土のにおい。 やさしい言葉で、一文、一文、ていねいに書かれてあるという印象。 ひょっとしたらタイトルから退屈な本というイメージをもたれてる方もあるかもしれないけれど、おとなも子どもスルスルページが進みそう! 特に引っ越しが決まってからの、自分にとっての悪い状況に慣らしてしまおうとする防衛の仕方や、グッピーに対するトゲトゲした思い、椎野先生に問われて先にあふれでた感情でいっぱいいっぱいになってしまう様子などは、まさに「だよねえ…」 思い当たること大ありで、私にとってはすっと、とても自然に心になじむ一節だった。 初めて出会った作家さん。これから読む他の作品にも期待。

    1
    投稿日: 2016.08.15
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    小学5年生の一夏が美しく描かれており、大人になったからこそ感じる懐かしさ、切なさ、ノスタルジーが詰まっている。読んでいて夏の匂いや太陽の眩しさが感じられる傑作だと思う。

    1
    投稿日: 2016.08.13
  • ノスタルジックが波のように

     5年生になった少年が、一人の友達に出会うことによって、引きこもりがちであった日々から少しづつ抜け出し、暖かい場所に漕ぎ出す、まさにその瞬間を切り取った一冊。わずか1学期から夏休みにかけての話。(幼い)世界が変わる瞬間って、ある人にはあるのだなって感じます。自分もありました。  少年の一人称で語られますが、ところどころに作者の大人目線が感じるのと、典型的な日本の田舎の原風景をつくりすぎのようにも思います。お母さんのエピソードも本当に必要なのか疑問。ノスタルジックな内容は映像の方が向くかもしれません。

    13
    投稿日: 2016.07.08
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    心の動きを丁寧に掬い取る点でキャサリン・マンスフィールドの雰囲気に似ていると思った。あと映画「スタンド・バイ・ミー」を思い出した。 少年だけが持つ自由闊達であっけからんとした友情を夏休みという濃密な中に描いている。 この頃の思い出はいつまでも忘れない大切な宝物なんだと再認識した。

    1
    投稿日: 2016.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんというか、すごく幸せな読書でした。椰月さんありがとう!と言いたい。 少年の夏休みの話で、特別珍しいことがあるわけじゃないんだけど、瑞々しくて活き活きとしていて、ちょっと不穏な空気もあるけど子供たちが本当に素直でかわいくて。最後の一文もすばらしいと思いました。 この押野くんもそうだけど、子どもって宇宙について想いを馳せるものなのかな。私はそんな難しいこと全然考えてなかった気がする。ペンギンハイウェイのウチダくんを思い出した。

    1
    投稿日: 2016.05.05
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    本屋でたまたま手に取り読みました。 光輝少年の一夏の物語り。引っ込み思案な光輝は、いつもひとりぼっち。5年生になって初めて友人と呼べる押野と出会う。おじいさんと暮らす古い家の庭に水をまいた時の土の匂い、縁側で食べるスイカ、蝉の声。誰もの心の風景が、この本の中に詰まってます。光輝にとって、人生のターニングポイントになった5年生の夏休み。私の人生のターニングポイントはいつだったのかな?

    1
    投稿日: 2016.04.30
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    自分からは決して手に取らない本、だな。 最初、ちょっと入り込み難かったし。 途中からは、ずんずんイケたけどw おじいさんがイイ。 「人生は劇的ではない」まさに。 静かな日々、いいなぁ。 いい本に出会えてよかった♪

    1
    投稿日: 2016.04.15
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    THE昭和って感じで、例えば東京から田舎に引っ越して来た少年が、、、と、よくある感じのテーマではある。母と住んでいた引っ込み思案の男の子が祖父の家に預けられるほんの少し前から話が始まります。全体的に懐かしさが漂う感じでのんびり読めますが、そういや子供って実は大人以上に色々考えてるもんだったなぁと、という側面からも童心に帰ることが出来た。面白い。

    2
    投稿日: 2016.02.13
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    軽く読めて、田舎や小学校の夏休みが 懐かしくなるような作品。 幼い頃は幼いなりに冒険してたんだろうなと 思います。 それに比べて今はどうなんだろうなんて 考えてしまいました。 題名だけでなく 心の中までしずかになる、日本文学って 感じです。 日本家屋に住みたいよ〜。

    0
    投稿日: 2016.02.11
  • 読み終わった後、耳に響くのは陽水のあのメロディー

     藤子不二雄A原作の映画「少年時代」の様な過酷な時代を描いているわけでも、「スタンドバイミー」の様なドラマチックな冒険譚を描いているわけでもありません。でも、誰にでもある「少年時代」をみごとな筆致で綴った感動作です。  児童文学で終わらすにはもったいない作品で、流石は「大人も子どもも共有できる優れた作品」に与えられるという坪田譲治文学賞も受賞した作品なのであります。たぶん、今、少年時代を生きている人よりも、かつて少年少女だった人が読んだ方が、思うところが沢山あるのではないでしょうか。  文中にも出てきますが、人生は決して劇的なモノではありません。それでも、なぜか鮮明に覚えている、取るに足らない様な記憶、たとえば、夏の水まき、土の香り、自転車で初めて遠乗りした記憶。そんなものが鮮やかに蘇ってきます。なんで、こんなことはっきりと覚えているのかな、ということが、きっと誰にでもあるのではないでしょうか。  小説はある少年の小学校5年生の頃を中心に、懐古するスタイルで書かれていますが、彼にとっては人生のターニングポイントに匹敵する時代だったんですね。ラストの一文が光りますよ。「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。」  まさに、タイトル通り、しずかな感動を呼ぶ傑作でありました。

    6
    投稿日: 2016.02.01
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    久しぶりに新しい児童文学に出会って最高に贅沢な気分になった。読んでいる間、「天使で大地はいっぱいだ」を思い出した。サブが、キリコが、ゴンさんがいまの時代に蘇ったように錯覚した。「天使で〜」が好き過ぎてる偏考かもしれないけど、とにかく素晴らしかった。

    1
    投稿日: 2015.11.27
  • しずかな日々

    すごく良かったです。 声を上げて笑い、また泣きました。 子供たちの関係も、周りの大人たちも、温かい。 誰かと一緒にいることの楽しさ、世界が広がる感じ、温かさ。早起きして、掃除して、ご飯を食べる、ご先祖様に手を合わせる、普通の生活の大切さ。 今が変わらず続いていくように思っているけれど、良くも悪くも変わっていく。でも記憶や思い出が、この先の人生に勇気をくれる。 温かく、少し切ない気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2015.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『夏の庭』や『西の魔女が死んだ』系統なのでエピローグで大切な人の喪失を味わうのかなと思ったけど、そこまで劇的なことは起こらなかった。つまり人は死ななかった。良かった。 引っ込み思案で孤独だった少年のきらきらと輝くひと夏の想いでを一緒に追体験できるようなお話。 最近人が死ぬ話ばかり読んでたので心が洗われました。

    1
    投稿日: 2015.11.05
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    痛恨のやっちまった買いです。家にありました。うううう。これをやるからぁ!!!!! 蔵書目録を作っておいたのにぃ!!!!!!!

    1
    投稿日: 2015.10.24
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    母親とふたりで暮らす少年が、母親の仕事の都合で祖父のもとに預けられる。 やっとできた友達、ぶっきらぼうな祖父、そんなひとたちと過ごした思い出を丁寧に思い出す物語。 ドキドキするような冒険や、涙なくしては読めないといった感動や、大きな事件も起こらない、何ということのない毎日。 それでいて特別な日々。 少年の心の動きがとてもよく伝わる。 穏やかな暮らしを読んでいくと、読者の気持ちも穏やかになる。 おじいさんのぬか漬けやスイカをかじった記憶。 友達と野球をした楽しさ。 縁側でのんびり過ごしたときの陽射し。 読者それぞれが持つ思い出も呼び起こさせる。 ちょっとイライラしていたときに読んだので、おかげで心が平らかになった気がした。

    1
    投稿日: 2015.10.20
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    目立たない控えめな光輝少年が、ある切っ掛けで祖父の家で過ごす事になったひと夏の物語です。 たまたま手に取った本でしたが「るり姉」の作者だったのですね。淡々とした雰囲気は同じなのですがこちらの方が100倍素晴らしいです。 光輝少年は運動も勉強も得意ではなく、クラスでも全く目立たない小学校4年生の男の子。母と二人で慎ましやかに暮らしていました。 クラス替えで後ろの席になった押野君は、初めて出来た友達で、剽軽で心が広くてやんちゃで、光輝君の少年らしい喜びを全て引き出してくれる最高の友達です。 初めて付けられたあだ名で、くすぐったいような恥ずかしいような喜びを味わったり、空き地での草野球でバットにもミットにもボールが触れない位へたくそなのに、とてもとても楽しかったり、初めての飼育委員でグッピーの世話をしたりと、とても充実した日々を送っていました。 そんな中で母親の仕事の都合で引っ越しを余儀なくされるが、転校したくないと主張する光輝少年は、4年前に1度だけ会った祖父の家で暮らす事となります。 祖父の家は築100年は経つ大きな木造で、柱や床は黒光りし、風通しが良くて夏でもとても気持ちが良い。 そんな古い家で、ひたすら少年らしくラジオ体操に行き、家の手伝いををし、おじいさんの作った大きなおにぎりを食べ、プールで大騒ぎして怒られ、友達が家に遊びに来てまた大騒ぎする。すいかを食べて種を飛ばし、遠くに見えた工場に親友と探検に向かう。 とてもとても懐かしく、胸が痛むような情感が胸に突き上げます。 何も大事件は起こらずに淡々と夏休みは過ぎて行きます。 ページが少なくなっていく毎に僕の失われた夏休みも終わりに近づいて行きます。そう、彼の目線で僕も少年になってしまっていたのでした。この本を読むことで、僕は僕の中の夏休みの物語を掘り起こして読み返していた事に気が付きました。 お恥ずかしながら電車の中で涙が出てしまって困りました。 とてもとても素敵な本でした。児童文学の賞を取ったようですが、これは子供では逆にピンと来ないような気がしました。大人こそ読んで欲しい本です。湯本 香樹実さんの「夏の庭」が好きな人におすすめです。

    1
    投稿日: 2015.09.21
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    人生は劇的ではない。 その言葉通り、主人公の少年時代のある夏休みを静かに、そして優しくつづった物語。 なんてことはないストーリーだが、かけがえのない時間。 それが読んでいて伝わってくる。自分の昔の記憶を呼び起こしてくれる。昔に戻りたくなる

    1
    投稿日: 2015.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんてことはない日々の連続が今の自分に続いている。 幸せ。何も大きな事件は起きないのに(小学生にとっては大事件かもしれないけど)、最後まで引きつけて離さない話。主人公は小学5年生の枝田光輝。父親は不在。彼の一人称で小学5年生の夏休みを中心とした「あの頃」の話。小学5年生になり、新しい友人・押野と出会う。そこから少しずつ変わっていく「えだいち」。新しい仕事を始める(何やら新興宗教?)母親と離れ、祖父と二人で暮らし始めた日々。 主人公の成長が愛おしい。何かをきっかけに、少年は目を見張るほどに成長していく。ひねた「大人」になるのではなく、「子ども」を脱していく。それは、新たな世界を得たことも、自分の気持ちを言えるようになるということも、母との距離も、祖父の家で与えられた役割も、すべてが関わっている。この話は大人になった主人公が、過去を振り返っているが、このように「あれが自分の大人の一歩だった」と振り返る時期が誰にでもあると思う。それが、このような愛おしい記憶であるならば、幸せだろう。 かつて子どもだった人にも、これから大人になろうという人にも、優しい話。

    2
    投稿日: 2015.07.08
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    少年時代の回顧録。 いやそんな堅苦しいものではなく、小学校5年生の男の子の一夏の思い出。 小学5年生の話なのに『しずかな日々』と言うタイトルにちょっと引っかかりつつも読み進めると納得。しずか。 いくらでも劇的に出来そうなのにしずか。タイトルに偽りなし。 序盤はどうして今まで友達がいなかったのか、劇的な理由でも出てくるのではないかと思うような感覚になるけど出て来ない。何故ならしずかな日々だから。 初めて友達と呼べる存在が出来る事。あだ名で呼び合えたり決して上手くはない野球をしたり、お家に遊びに行ったり。そんな場面が可愛らしく愛おしい。 酸っぱい梅干しの入った大きなおにぎり。 ご馳走だね。

    1
    投稿日: 2015.06.19
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    いい本に出会ったと思う。 朝早く目覚め、窓をあけ若葉の風を招きいれ、さて何をしようかと思った時に、積んである未読の本の一番上にあったこの本に目がとまった。 人生は劇的ではないと思う。今の自分というのは、これまでの過去をひっくるめた結果なのだ。いろんなことがあって、これからもあるだろうけど、どんなことでも静かに受け入れていくのが人生で日常だ。 生かされていることに感謝しなければ…。

    1
    投稿日: 2015.06.18
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    小学五年生でいい友に出逢い、かけがえのない少年時代を過ごすことができたとても良い話だったと思う。少年時代に出逢ったいい友達って大人になっても不思議と縁が切れず続くんだよなぁと思わす思ってしまった。ラストの友の自由研究、とても良かったと思う。願わくば、登場人物が大人になった話しも続編で書きて欲しいなぁと思った。

    1
    投稿日: 2015.05.15
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    何度読み直しても その都度 あたらしい発見があったり その都度 あたらしい感動があったり することでしょう 最終章の 登場人物たちの 「その後」が たまらなく 素敵ですね そう あの名作 「アメリカン・グラフィティ」 の 感動を再現してくれました もちろん ずっと 始めから読み進めてきた人だけに 贈られる プレゼント ですね

    1
    投稿日: 2015.04.23
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    小学生の時に読んでから、存在さえもずっと忘れていた。 ある時ふと思い出し、再読。 その時初めて、この本の一部が、自分の考え方の根底部分にあったことを知った。 意識しないところで、私に影響を与えていたこの作品。今はとても大切な一冊です。 忘れた頃にもう一度読みたい。

    1
    投稿日: 2015.02.08
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    「ぼく」の小学5年生の時の物語。母親との二人暮らしから祖父との二人暮らしとなった年。押野という友との出会いはぼくの今までの生活を一変させた。それから祖父の存在。ぼくがちょっとずつ力強くなっていく。頑張れ!と応援しながら読んだ。それでも全編哀しみが漂っているように感じた。

    1
    投稿日: 2015.01.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心に残る、いい物語。 少年とおじいさんの ある夏の なんてことない 穏やかな日々の物語なんだけど、 ここまで深く感動するとは、正直 予想外。 いい本に出会えて、よかった~と思える 子供にも、大人にも、すすめたくなる一冊です。

    1
    投稿日: 2015.01.03
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    久しぶりに良作に出会った。 戻りたい場所というのは、簡単には見つからない。 その「思い出すと一瞬」の日々が、詰め込まれた一冊。

    1
    投稿日: 2014.12.27
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    自分の夏休みの風景を懐かしく思い出す事ができた。 淡々と描かれていて、それが心地よかった。映画化されないかしらー。

    1
    投稿日: 2014.11.26
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    夏休みって大人になった今でもウキウキする。 それって、小学校時代の記憶だったり思いでだったりするわけで、懐かしい思い出なんだけど鮮明に記憶されてるのは小学校の夏休み。 ラジオ体操やカブトムシや花火、度胸だめし。 この本の中でも一番気に入っているのは、押野が泊まりにきて二人で夜語りあい、夜空を見上げる。昼間言えなかったことも、夜の闇にまぎれてしまうと許されるような気がする。とえだいちが感じる一瞬。 野間児童文学賞、坪田譲治文学賞のダブル受賞の感動作に納得。

    2
    投稿日: 2014.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    うーん。いい話だったけど、思っていたのとは違いました。夏休みという前提があったから仕方ないんだけど、個人的にはもっと踏み込んだ、例えばおじいさんの死とか、お母さんとのわだかまりだとかまでを書いて欲しかった。そこまでを書いて主人公の成長としてほしかったです。 工場での体験とその作文が本当に良かったと思います。

    1
    投稿日: 2014.11.16
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    男の子+おじいさんバージョンの『西の魔女』という印象。小学五年生の夏休み、母子家庭で引っ込み思案の主人公えだいちは初めてできた友達と離れたくなくて、新しい仕事のために引っ越すと言う母親と離れておじいさんの家で暮らすようになる。大人になった主人公の回想という形。タイトル通り、これといって大きな盛り上がりのない淡々としたおはなしなのに、思わず涙ぐんでしまう場面がいくつもあった。自分の意志や力で変えられるものとそうでないものがあり、大切に思っても通り過ぎてしまうものがあり、それでも大切なものはずっと胸の中にある、というのがテーマかな。

    1
    投稿日: 2014.09.17
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    いい話だったなぁ。 何度か目頭が熱くなるトコがあった。 4年生の息子に薦めたけど、彼が何を感じるのか楽しみです。

    1
    投稿日: 2014.09.06
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    小学5年、これぞ夏!大人にこそ薦めたい作品でした。 いやー。これはよかったです。大切にしたい一冊に出会えました。

    1
    投稿日: 2014.07.25
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    「2014年司書大賞」候補作品。 おじいさんと孫(小五男子、主人公)のひと夏の物語を、主人公が回想。 「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく」

    1
    投稿日: 2014.07.20
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    去年の冬に読んで、夏に読めばよかったと後悔した、 けれど夏に思いを馳せる物語なのだから別にいつ読んでもいいかと納得した。 誰しも一度はあこがれる、田舎の生活。 初めて親元を離れて過ごす夏休み。 すべてが用意されているわけではないからこそ、 自分で作り出す喜びもある。 ここにある些細な幸せは、とても濃厚な味がする。 彼と同じではないけれど、 いつか自分が過ごしたあの夏休みは、 彼と同じようにまだ胸の中にずっとあるんだ。

    1
    投稿日: 2014.07.08
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    これはまた「分類が難しいシリーズ」(^ ^; 勉強もスポーツもダメで、友達がいない 小学5年生の男の子が主人公。 構成としては、大人になった主人公が、 5年生の夏休みを振り返っている、という体裁。 「あらすじ」だけで語ってしまうと... 母子家庭に育った主人公が、 母の転職に伴い引越をすることになったが、 初めてできた友達と別れるのがいやで 転校しないですむよう祖父の家で暮らすことにする。 その祖父の家での日々をつづる...という、これだけ(^ ^; 大きな事件が起こるわけではない。 主人公が目覚ましい成長を見せるわけでもない。 かと言って、単なる「脳天気なガキの暮らし」でもない。 子供なら誰もが持っている「不安」というものが、 日々の「わくわく」「どきどき」の伏流水として 見え隠れしながら常に流れているのを感じ取れる。 主人公と一緒に暮らす祖父がまたいい(^ ^ 無愛想でぶっきらぼうで、それでいて愛情豊かで。 主人公の友達から「世界一うまい」と言われる 漬け物を毎日漬けていて(^ ^ 「祖父の家」がまたあこがれるほど「いい」(^ ^ 何度も象徴的に舞台となる「縁側」や、 庭の木も草も、柱も畳もいい味出してる(^ ^ 最後まで読んでも、何が起きるわけでもない。 唯一、離れて暮らす母親がちょっと変なくらい(^ ^; エピローグの主人公の言葉が、またいい(^ ^ 何がある訳ではなくても、人生を、暮らしを 愛おしく思えるようになる、そんな一冊です(^ ^

    1
    投稿日: 2014.06.23
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    読み進めていくうちに、まだ子供だった頃の気持ちや見えていた夏の景色がよみがえってきました。 どの年代の人にも読んでもらいたい本です。 大切な1冊になりました。

    1
    投稿日: 2014.06.18
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    友達もいなくて勉強も運動もからっきし、小学五年生の男の子である主人公の夏の記憶。 ターニングポイントとなる友人との出会い、母親と離れての祖父との暮らし。 「夏の庭」を思い出した。 繊細でみずみずしくてすこやかで泣きたくなるほどやさしい。 なつやすみ、ってなんてすてきなんでしょう。って思い出せる小説でした。

    2
    投稿日: 2014.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々の小説。児童文学。 じっくり読んだ。描写が丁寧だ。 作品の雰囲気が落ち着いている。 しかし、とても生き生きと感じられる。 とはみんな書いていることだけど、 わたしも本当にそう感じたから書く。 彼と、彼の母親との関係には、思わずひやっとしてしまう。 わたしは五年生のころ、何していただろうなぁ。

    1
    投稿日: 2014.04.06
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    いきなりではなく、しずかに小学生時代に戻してくれる。暑さに変わりはないのだろうが、最近の夏の酷暑と違う、柔かな眩しい光が迸る。確かにあの頃の空気は濃かったなぁ♪。北上さんの解説が、おじいさん同様にこれまた渋い!。

    1
    投稿日: 2014.03.26
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    ☆4.5 とても良かったです。しずかな日々の名の通り、穏やかで平和なのに、暇とかつまらないとかそんな事は全くないキラキラとした毎日。 土に染み込む水の匂いとか、漬物の歯ごたえとか、縁側の涼しげな感じとか本当にえだいちの5年生の夏に飛び込める。 最後は全てがまとまっていて社会人のえだいちの言葉がまた、良かった。 今の自分というのは、これまでの過去を全部ひっくるめた自分なのだ。 これにはすごく共感した。 別の方法をとっていたら、とか、 あの時こうだったら、とか、 色々考えたりするけれど 結局「もし」なんてものは無くて 自分は自分である他の可能性なんて0なんだと、そう私も考えたりするからだ。 この田舎の世界観が好きでした。 自然の匂いとか夏の日差しとか2人で行く自転車 のちょっとした冒険とか…。 またいつか、えだいちの夏に飛び込もうと思う。

    2
    投稿日: 2014.03.19
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    宝物みたいな、あの夏の日々。 地味で内向的な小学五年生の「ぼく」。明るくクラスの人気者の押野と出会い、彼に引っ張られるようにして、「ぼく」の世界は少しずつ変わっていく。 縁側でスイカを食べたり、空き地で野球をしたり、自転車で小さな冒険をしたり。そこにあるのは本当に何てことない日常なのだけど、それがとても活き活きと伸びやかに描かれているのが、すごく良い。 小学生の夏休みは、こんなにもキラキラしてるんだなぁ。 押野がとにかく気持ちの良い奴で、どんな物事も明るく笑いに変えてしまえる彼の前向きさはすごい。彼以外の登場人物一人一人にも隙がなくて、口数は少ないけど優しいおじいさんも、どこか茶目っ気がある押野のお姉さんも、皆いい味出してて好感が持てる。 人生は劇的ではない。でも、だからこそ素晴らしい。

    2
    投稿日: 2014.03.15
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    大人の児童文学 という紹介を受けて読んでみた。 母との孤立した生活から 突如として生まれた祖父と友だちとの関係。 内面で様々な感情を抱えながら 表面上はタイトル通りしずかな日々を送っています。 学教教材として扱われることも多いとのこと。 子供たちに触れて欲しいとは思うけど、 決して押しつけて欲しくはない作品。 好きなときに読み、 好きなように感じるからこそ 読書は楽しいのだ。

    2
    投稿日: 2014.03.09
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    小5のえだいちのひと夏。 ひかえめで仲のいい友だちなんかいなかったのに、5年生になって人生がガラッと変化する。 グッピーの世話、おじいちゃんの漬物、縁側、雨戸の音…昭和な雰囲気満載!

    1
    投稿日: 2014.01.04
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    内気な少年が、祖父の家で過ごすした夏休みの友人との交流を描く。 淡々と物語は進み、ちょっと昭和ノスタルジー。 中学生になってしまった娘に、小学生のうちに読ませたかったと思う。 そして、テレビもなくゲームもないが充実した時間を過ごす主人公たちの姿に、こんな時間を我が子にプレゼントしたかったと思う。 エピローグでまだ結婚していらしい後年の主人公に、小学生の思い出にいつまでも浸っている場合ではないぞ。と思わず突っ込んでしまった・・・。

    1
    投稿日: 2013.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    運動ベタの小学五年生の、ひと夏の日常が描かれたお話…なんて書いてしまうと、何の変哲もない印象ですが、不思議と印象に残るお話でした。 あとがきではノスタルジックな話ではないと書かれていましたが、自分の幼い頃とリンクするエピソードが多くあって、否が応でも郷愁にかられます。決定的だったのはツクツクボウシの鳴き声「もういいよ…」の下りですかね。全く同じこと言ってたのを思い出して、電車の中で読んでいたのですが思わず吹き出してしまいました。 エピローグでも言及されていましたが、劇的ではない話だけど、読み進めるに従って心にじんわりとしみ込んでくる味わいがとても心地よい作品でした。

    1
    投稿日: 2013.12.08
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    おとなへの扉を開きはじめた少年の物語 ぼくは5年生。母さんとふたり暮らし。一緒のクラスになった押野のおかげで、ぼくの毎日は一気に色づいた。 --------------- 消極的な小学生の男の子が、 友達を作り、おじいちゃんの家にすみ、生活を満喫し、大人になっていく物語。 淡々と進みながらも、その生活風景が目に浮かび、 穏やかな映画を見ているような気分。 小学生の男子が小学生らしく描かれていて、読んでいてほほえましい。 厳格なおじいちゃんも魅力的だし、家も魅力的。 装丁もとても好みで、購入したいくらい好みの1冊。

    1
    投稿日: 2013.11.11
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    久々に星を5つ。 美しい文章で、特別なことが起きるわけでもない「しずかな日々」を描いている。 ここに描かれている小さなエピソードたちは、その本人にとっては特別なことであり、読者にも何かしらあるであろうそういう小さな思い出を呼び起こさせるような作品。 読み終わるのが惜しい気持ちになった。 いま5年生である娘がもう少し大きくなったならこの作品をぜひ紹介したい。

    2
    投稿日: 2013.10.30
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    幽霊みたいな存在だった主人公。5年生になって押野と出会い、転校など考えられなくなるほど、学校が楽しくなっていた。 そこに、母の仕事の都合で、引っ越しの話が持ち上がる。どうしても転校したくない主人公は、祖父の家から学校に通うことにした。 始めはぎくしゃくしていたおじいさんとの関係も少しずつほぐれ、おじいさんの家が自分の帰る場所になっていく。 おじいさんの作った分厚いおにぎり。ひんやりとした柱。縁側。畳のい草の匂い。夏休み。蝉の声。赤い果肉の種まで瑞々しいスイカ。 そこに馴染んでいく主人公の様子が、とても細やかに描かれている。ただただ静かに、ちょっとした冒険もありながら。 お母さんとの関係は心をざらつかせるけど、それもアクセントになって「いいお話だったね」と通り過ぎるような物語にならない。 ブクログで出会った一冊。大事にしたい本のひとつになった。

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    投稿日: 2013.10.20
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    小学生3.4年でも読めるな~ 似たような作品ある。「夏の庭」。 小学生なら、「夏の庭」のほうが楽しいかも。

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    投稿日: 2013.09.30
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    昨今、いじめ問題が世間を賑わせてますが、一つ間違えばこの5年生の主人公はいじめられっ子になりそうなタイプ。でもこの物語のように、出会った友人に恵まれて人生のターニングポイントと確信できる日々を過ごせたのは僥倖と言えましょう。読んでいるこちらまでもが彼らと同じ場所にいるような気分を味わえました。主人公と母親の関係が(母親の仕事・行動も含めて)今ひとつスッキリしませんでしたが、清々しい物語でした。

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    投稿日: 2013.09.19
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    カンタベリ物語の下巻を読もうかと思ったが、何となく現代のものが読みたくなったのでこれを手に取った。 いつも通りタイトルだけで買った作品。 私が思春期を振り返る時、一番鮮やかに浮かぶのは夏の記憶だ。時代が小学校でも中学校でもそれは変わらない。多分、夏という季節の印象がそのまま、実際以上にきらめいて見える過去の印象に重なるからだろう。 この本の内容をひと言でまとめるなら、少年のある年の夏の思い出。ただそんな概要だけではこの作品の魅力は言い表せない。 ラジオ体操、スイカ、自転車での遠出、プール。 何でもない、しかし思い出すと眩く映る夏の風景を、細やかな筆致で丁寧に描きだしている。 そんな内容なのに、文章が懐古的でないのがよかった。子供の視点で描いているから、分からないものは分からないままになっているのも好きだったな。 また同著者の別作品も読んでみようと思う。

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    投稿日: 2013.09.09
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    夏らしいことをしなかったので、夏を感じる本を読みたくなり、 ブクログ談話室の夏に読みたくなる一冊を見て回り、 虹色ほたると迷ったけど、1週間で読めそうなこっちを選択。 水まきしてはしゃいだり、自転車を走らせて探検に行ったり、 友達が泊まりに来たり、西瓜を食べたり、麦茶を飲んだりと言った 小学生にとって当たり前の日常が淡々と続いていく。 最後の主人公の言葉に自分を肯定してもらえた気分。 児童小説だけど、挫折を知った大人にもおすすめ。

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    投稿日: 2013.08.31
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    実景を背にした二台の自転車が置かれた『広っぱ』ジオラマ写真をジャケットにしたセンスに激しく魅かれて購入。主人公が自らの人生において一つのターニングポイントとなった「小学校5年生の夏休み」を淡々と綴る回想録にあって筆者の客観的な描写力は読む者自身が『パラレルワールド』で経験して来たかのようなリアルな生活感が不思議であり心地よい。最後の一行で表題の意味が理解できた瞬間、何とも言えないホッコリとした読了感に包まれ、そして改めてジャケットデザインの「趣旨」に敬服。現実に疲れ、心がささくれた時の「処方箋」的な一冊。

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    投稿日: 2013.08.31
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    表紙をみて一目ぼれした作品。子供のころ、小学校5年生の夏休みを大人になった僕が回想する。人と上手く接することのできなかった自分が、友達のおかげでたくましく成長していく姿はとてもほほえましい。その一方で家族への漠然とした不安が膨れていくような姿はとても切なかったです。

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    投稿日: 2013.08.19
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    『西の魔女が死んだ』に続いて読みました。 どちらも、おじいちゃんおばあちゃんと孫の話で、 二人で過ごす日々が、孫をたくましくしていく様子が描かれている。 大げさなことなんて何もなくて、 ていねいな暮らしと 絶対的な愛情を知れば、 人って強くいられるんだな、 と思わされた。 しずかな強さのタネをくれる本です。

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    投稿日: 2013.08.19
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    少年とおじいさんの距離感がとても良かった。優しいだけでなく、母親の「毒」が効いていて、引き締まっている。何となくアルプスの少女ハイジとおんじを思い出してしまった。

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    投稿日: 2013.08.12
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    夏休みに毎年読みたい本です。 いつかきっと再読します。 今の小学生に体験して欲しいこと、見て欲しい景色、味わってもらいたい味などが、きらきら輝く宝石のように散りばめられています。 大人が読むと、時間を遡って「40日間の夏休み」を追体験できます。 でも、決して夢物語ではありません。いいことばかりではなく、 逃げ出したくなるような現実もしっかりと描かれています。 「だれもが子どもの頃にあたりまえに過ごした安心できる時間。そんな時がぼくにもあったんだ、という自信が、きっとこれから先のぼくを勇気づけてくれるはずだ。」 「ぼくらは日々なにかしらの選択をして生きている。」 「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。」

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    投稿日: 2013.08.08
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    初の椰月美智子作品です。 ドツボでした。 作品からにじみ出るやわらかい雰囲気とか、文章の感じとか、お話の流れとか、好きだー!!って思いながら読んでました。 おじいさんの家で暮らし始めるところからが話のメインになると思うんですけど、そこに行くまでの話もとても好きです。 押野のキャラがとてもいいし、三丁目の公園は優しくて、転校したくないって泣いてしまうところは、読んでいてじわっときました。 おじいさんと暮らし始めてからの話も素敵でした。 特に押野のロボット工場の話とか。こういう、些細だけど子供にとっては大きな出来事がきっかけで、僕らは成長してきたんだよなあって思うと、さびしいようなあたたかいような気持ちになりました。 ラストもよかったとは思うんですけど、一気に大人になってしまったので、ちょっとさびしかったです。 この作者の他の作品も読んでみたいと思いました。

    4
    投稿日: 2013.07.07
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    読み終わったあと、胸がきゅうんとして少し泣いた。 もう戻れない、苦しいほど眩しくて暑くて無我夢中だったあの頃、小学生だった私はどこかでこのキラキラの終わりを予感してたようなきがする。 あの頃には戻れないけど、このキラキラは確かに自分の中に息づいて、今の自分を形作っている。 そんなことをふと思った。

    3
    投稿日: 2013.06.25
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    温かく心にしみる話。 えだいち、押野、おじいさん… ノスタルジーだけじゃない。みなそれぞれの人生を生きていく。 エネルギーや勇気をもらえる本。

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    投稿日: 2013.03.16
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    外国の児童文学を翻訳したような書き方だなと思っていたら塾や小学校でも使われているとか。 私が今になって「あったあったこんなこと!」と思い出す子どもの頃の気持ちを今の子どもが読むとどう感じるんだろう。 子どもの感想を聞いてみたい。

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    投稿日: 2013.02.20
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    本当に素晴らしい本でした。 せつなくて、胸がずっと疼いて。 絶対に戻らない、戻ってきてはくれない楽しく幸せだった 子供だったあの頃。 そんな大切な日々にしっとりと戻らせてくれる。 そんな、大切な1冊。

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    投稿日: 2013.01.26
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    小学生のぼくのひと夏を描いた物語。児童文学くくりらしい。 どうやら中学受験頻出図書らしい。 読んでから知ったが、納得。 個人的にこういうジャンルが好きじゃないからふうんって感じで終わった。 とっても栄養豊富な作品だとはよくわかるけど、 私にそれを消化する器官はないのか。もしくはコンディションが合っていなかったようだ。

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    投稿日: 2013.01.08
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    大人になった“僕”が振り返る人生のターニングポイントになった小学生の時の出会いとそれからの日々。 なんでもないような日常が温かくて胸に沁みる。

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    投稿日: 2012.12.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    80点。本来なら100点に近い作品なはずです。でも、わたしは最後の文章が、児童書としてはそれまでの世界観と読み手の気持ちをぶち壊すのでは?と思いこの点数にしました。 小学5年生のえだいちは母と二人暮らし。野球をきっかけにクラスの人気者の押野と仲良くなり、それまで地味だった彼の学校生活は輝きはじめる。ところが、母の都合で転校しなければならないことに。恩師の尽力もあって、祖父と暮らすことにより、転校を回避することができる。えだいちは祖父の家で友達に囲まれ最高の夏休みを過ごす。 えだいちの過ごす夏休みが理想というか、ノスタルジーから大人になって思い浮かべる最高の夏休みのシチュエーションのてんこ盛りです。祖父や友人と一緒に縁側で食べる漬物とお茶、スイカ、プール、ラジオ体操、線香花火。 そんなしずかで幸福な日々にも、宗教や占いに傾倒する母や、秘密のロボット工場へ探検しに行った時に味わう失望などの不安要素が効いていて、その幸せをより浮き立たせています。 この本は少年の母との決別と成長を描いた本でもあるのです。 野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞のダブル受賞作品で、塾の試験問題や、中学入試問題として使われることも多いのだとか。 個人的には最後の文章で水をかけられたような気分になり、怒りさえ覚えた作品でした。

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    投稿日: 2012.10.28
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    クラスでも目立たない存在の「えだいち」は母親とふたり暮らし。いつも寂しげだったが5年生になりクラスメイトの「押野」と出会うこと、おじいさんの家で暮らし始めることで、これまでとは違う毎日を送ることとなる。何にもない普通の毎日だけど、暮らしぶりが丁寧で温かみがあり、えだいちにとってはかけがいのない毎日となる。えだいちの夏休みを一緒に体験したような気持ちになる。文末の『でも結局、今の自分というのは、これまでの過去を全部ひっくるめた結果なのだ』が響いた。 ・作品紹介 おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。ぼくは時おり、あの頃のことを丁寧に思い出す。ぼくはいつだって戻ることができる。あの、はじまりの夏に―。おとなになってゆく少年の姿をやさしくすこやかに描きあげ、野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞した感動作

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    投稿日: 2012.10.12
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    いい。とてもいいです。 心じんわり。匂いとかてざわりとか、温度とかが伝わって来るかんじ。 子供の頃の夏休みって、宝物みたいだよね。すぐおもいだせる。

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    投稿日: 2012.09.26
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    うーん、夏休みのイデア、みたいな話。理想、悪く言えばステレオタイプ。書いててそう思わなかったのだろうか。それでもこれを書いた、のであれば、一度その背後にどんな感情があったのか知りたい。

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    投稿日: 2012.09.15
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    書店でみかけてもぱっと目につくようなタイトルじゃない。 でも何故か気になって買って、読んでみたら私の人生の中で大切な一冊になった。 この物語は、変哲もない(いや、人よりも臆病で平凡すぎる)少年のある夏休みの話である。 母親のなんらかの理由により、無口で一見怖そうな「おじいさん」の大きな大きな田舎の古い家に引き取られた少年が、新しい学校や豊かな自然、おじいさんとの生活を通して、心の美しい変化を描いていく。 何をしても駄目で、勉強もスポーツも上手くできないけれど、それでも友人たちと少しずつ友情を深め、成長し、穏やかで優しい日々を過ごしていく。 タイトル通り、明確な起承転結は何もない。 本当に、ある少年のある夏の出来事をなぞっている作品である。 しかし、その単純に見えるストーリーの中に、心にぐっとくる台詞や、どこか懐かしい情景、切ない感情が散りばめられて、決してあっさりと読み流してしまう内容ではない。 ラストには少年の母親の謎がちらりと垣間見えるが、彼の母親がいったいどういった人物で、今何をしているのか、どうして彼が母親と離れて暮らすことを決めたのか、彼が母親を本当はどう思っているのか、などは結局のところはっきりとは書かれていない。 全体に、少年の母親、つまりシリアスな問題のことはそっちのけで、美しい自然や懐かしい日本の姿が押し出されている感がある。 わざと語りたくない、ような。 けれど、それが納得できるくらいには、途中途中で様々な考えさせられる言葉がたくさんあるから、その答えは読者が自由に解釈していいと思える。 そしてある意味穏やかにぼんやりと過ごしているように思える少年も「あるがままを受け入れる」ということで、確実に強い人間になっていることがわかる。 ラストは大人に成長し、サラリーマンとして平凡な日々を続けている彼が締めくくるが、その最後の台詞がなによりも良い。 「人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく」 辛いこと、苦しいこと、楽しいこと、嬉しいこと。 そういうことを全部ひっくるめて捨てないようにしながら、それでも生きていこうとする強さと、そして物事に対する愛情が感じられる。

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    投稿日: 2012.09.09
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    父が病気がちで入院生活を繰り返していた頃、母親はパートに出かけるようになり、僕の家がたまり場であった。あの頃、家に遊びにきていた奴らは今、どうしているんだろうか。悪い事をするでもなく、放課後遊んでた。中学校で部活動が違い、離れていったり、高校が違いお互いに合うこともなくなった。もしもって考える事なんて人生のずっと後になってからで、こう生きる事があたり前だった。 大人になり「しずかな日々」が嫌だと感じ、悩んでいた日々もある。 年月を重ね、どうやらわたしも静かな日々を取り戻せそう。 心がそこに収まっていく日。そのひとつのターニングポイントになる 小説でした。

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    投稿日: 2012.08.12
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    夢中で読みました。最後のほうで、「それっきり押野には会ってない年賀状は毎年届く・・・」とあり涙が出そうでした。 なにがこんなに心を震わせたのか、とにかく僕の5年生の夏休みは輝いていて、まぶしいほどです。 おじいさんの漬物が食べたい・・・ぬか漬けを作ろうかと思ったほどです。 とにかくすごく感動しました。

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    投稿日: 2012.07.27
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    夏を感じたいと思ったので本書を手に取った。 主人公が小学五年夏休みを回想した話。 小学五年は個人的にも記憶に残る年だった事もあり、 奥底に押しやられた記憶の断片を掘り起こしてくれた。 小学五年の何気ない日常。 知りすぎた大人には分からない、子供から見る広い世界。 大人にとれば取るに足らないことかも知れないが、 子供は子供の社会で立派に、必死に生きている。 久々に童心に戻ることが出来た。 子供の話は良い。 大人の話のように話が飛躍しない。 些細な出来事、単純な感情しか書かれていない。 しかしその明快で無垢な心こそ大人が帰る心の桃源郷だと思う。 熱い夏の爽快な清涼剤となった。

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    投稿日: 2012.07.23
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    この本を読んで「縁側」というものに対しての憧れが人生で最高潮になった。 小学5年生にしては、とても劇的で慌ただしい人生を送っているはずの主人公は、はじめて自分の意志を貫いて”しずかな日々”を過ごす。 一緒にいて、とても楽しい人達と一緒に。 自分が小学生だったときを、ふと思い出して、何が好きだったっけな?と思い、ずっと絵を描いていたなと思い出した。 ふと、メモ用紙に絵を描くと、次々にいろいろなことを考え出した。 そして、練習していないのに、あのときの描き方から少し進化していたような気がした。 図書館で描いたその絵は誰か他の人にも見て欲しいなと思い、机の上に残して席を立った。 人生は劇的ではない。 でも、日々何かをして、自分なりにどうするかを選んで生きていく。その繰り返し、その結果が自分だ。 その選択が、いつも最良なものになるように、今日もなるだけがんばったり、自分らしいと思えることをして生きていったりすることにしよう。

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    投稿日: 2012.07.17
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    この手の少年時代の回顧作品というのは 多々あるだろうけど、この本は素晴らしいと思う。 夢や希望をこれみよがしに表現している児童文学は苦手だが この本はそうではない。 人生は劇的ではない。と言い切っているのだ。 今の子供たちに読んで欲しい1冊だ。 子供なのにすべてを悟ってしまっているかのような少年、えだいち。 不幸な状況を受け入れながらも淡々と生きている姿は清々しささえ覚える。 そして、素晴らしい人との出会い。 彼が出会う人は、誰もがみんな魅力的で 彼の人生はその人たちとつながることで輝きを手に入れることができた。 もちろん、それは彼自身のチカラで手にれたものでもある。 田舎の縁側での昼寝、水遊び、 スイカの種を飛ばしたり、知らない街まで自転車で行ったり、 お風呂でふざけたり、誰もが思い当たる子供時代のささやかな思い出は 大人になってもキラキラとしている。 その臨場感を大人になった今味わえたことだけでも、得した気分になれた。 「人生とは劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。」 いいフレーズだ。

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    投稿日: 2012.06.27
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    私の今までの人生も、いろいろなことがあったけど、振り返ってみれば、それもあたたかい、しずかな日々で、それが今の私を形作っているんだなぁ。 これから先も、いろいろなことがあると思うけど、たくさんのことを感じながら、毎日を丁寧に生きていきたいなと思った。

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    投稿日: 2012.06.20
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    「しずかな日々」椰月美智子 青春回想小説。縁側と土とみどりと空の色。 第45回野間児童文芸賞、第23回坪田譲治文学賞受賞。 イイです、とてもイイ。良作、傑作。 小学5年生の夏休みの小説。 夏休みの物語なんてたくさんあって、手垢のついたような描写もいくらでもあるんだけど、 そんな中で読み終えて印象的だったのは、タイトルの通り「静かな回想」、ということ。 光輝少年は小学生ながらに人生のターニングポイントにおかれて、回想している〈今〉に至るまでのベースとなるおじいさんの家に住むことになって、友達・人とのつながりをみずみずしく経験していって… それらがすべて、最後の2ページでの"人生は劇的ではない。ぼくはこれからも生きていく。"に通底する人生観に繋がっている。 唸ります。でも読みながら自然と頬が緩んできてしまう。 タイトルの「しずかな日々」っていうのは、物語の主軸の夏休みの日々を言っているのではなくて、それを回想している〈今〉の日々、ひっくるめて僕らが生きていくことそのものが、そのときどきのドラマはあるけど、人生はドラマティックではない。そう感じました。 作中で夜空を見上げながら、押野にパラレルワールド、並行宇宙を語らせる。あくまでも小学生の『すっげえー!』のエピソードだけど、主題に通じるものがあるんじゃないかな。 その達観した視点が文章にあらわされていて、うまいです。 将来畳と縁側のある家に住みたくなる一冊。(4)

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    投稿日: 2012.06.13
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    湯本 香樹実さんの「夏の庭」の読後感と似た"懐かしくて、温かい"ものを感じる。 自分にも息子がいるが、少年時代に色々なことを感じてほしいなと思う。 親としての関わり方も真剣に考えないといけないなあということも考えさせられる(「干渉しない」・「実験させてみる」・「小さな冒険や出来事の中から自信をつけてやる」等)。

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    投稿日: 2012.06.11
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    確か中学生の頃、自分にとっての「普通」は今ある自分であって、他の道を歩いている自分は想像できない、と思ったことがあります。自分にとっての「普通」が自分を作り上げているんだな、と。 ある小学生の、ある年の夏休みの話です。小学5年生。大人を無条件に信頼できたギリギリ最後の頃でしょうか。家族は母親だけ、閉じた生活を送ってきた少年でしたが、初めて友達ができ、母親の仕事の都合でほとんど会ったこともない祖父と暮らすことに。「だれかと一緒にいるっていうのは、こんなに楽しい」と知った、光輝くような夏の思い出。「人生は劇的ではない」と大人になった少年は言います。過去をひっくるめて、起きたことや起こることを静かに受け入れて生きていく。タイトルの「しずかな日々」はそのまんま人生でもあるのです。 穏やかな波にのっていたらそのリズムがしばらく体に残って消えないような、余韻の残る一冊です。

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    投稿日: 2012.05.30
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    小さな頃のいろんなことを思い出す。うまくいかないことの方が多くて、それをひとつずつゆっくりと時間をかけて受け入れていたことを思い出す。

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    投稿日: 2012.05.17
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    最後の2文にもあるように、決して劇的でな話ではない。タイトル通りしずかな日々のこと。どこにでもあるような夏休みに見えるけれど、少年にとっては大切な夏休み。 しずかだけど自分が誇れる、思い出してほほえむことができる日々があれば、人生は劇的じゃなくてもたのしいんだと思わせてくれた。 なんだかよくわからないけどじーんときてしまった。

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    投稿日: 2012.05.14
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    胸の奥深くにしみいるような本だった。主人公が、少年時代をしずかに回想する。彼の人生のターニングポイントは、5年生の夏だった。小学校高学年から大人まで。

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    投稿日: 2012.05.08
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    「しずかな日々」というタイトルとはうらはらに、 毎日が刺激的で、発見であふれ、一日が終わる頃には 少しだけ大人に近づいていることが誇らしげに感じられる 小学生である主人公の特別な、貴重な時間。 小学生の頃、精一杯、がむしゃらに生きていた時間がある、という人は 多いのではないでしょうか。 そんな時間も、振り返ってみれば、弾け飛ぶようなエネルギーにあふれた時間であっても、 他と同じように、その時間があるから今の自分がいる、と受け入れる対象にすぎない。 「人生は劇的ではない」から。 どんな過去も日常のひとコマ。 人生を劇的にかえるようなものではない「しずかな日々」。 そういえる主人公の「今」はきっと幸せなのだろうと思う。 転校や友達とのケンカもあった懐かしい日々を思い出すけども、 感傷におぼれるものとしてではなく、幸せな記憶として甦らせてくれる、 夏の暑さと匂いを感じるセピア色の世界に浸れました。

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    投稿日: 2012.05.02
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    淡々と綴られているのがいい!それと書き込まれすぎてないのもいい!大人になると、これ見よがしの演出とかセリフまわしでは逆に萎えちゃいますからね!

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    投稿日: 2012.04.21
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    タイトルの「しずかな」というのはそういう意味か、と。なんて深く強くしずかな、夢のような日々だろう。自分の子供の頃を思い出し、ひとしきり懐かしさに震えた。あいにくおじいさんはいなかったけど、友達と過ごした日々は確かに楽しかったと思う。 素晴らしい作品だった。

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    投稿日: 2012.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大きなイベントが起こるわけではない。少年の日々をぼんやりあたたかい薄い明りのなかで思い出す、優しい話。 少年の日々の回顧録で終わらせない、技術は素晴らしいし、本の中の登場人物がみんな「幸せになればいいな」と思った

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    投稿日: 2012.04.01
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    タイトル通りしずかな日々な内容でした。が、凄く描写がしっかりしていて、まるで作者が実際に過ごした日々をリアルに描いているのかと思うほど吸い込まれました。実写化したら凄くいいんだろうなぁ。観てみたい。

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    投稿日: 2012.03.06
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    自分が五年生だった頃と重なるような物語。懐かしさと切なさが交錯するような不思議な感覚。夏の陽射しと縁側、線香花火、麦茶、野球、プール、自転車の遠乗り…。仲間と飛ばす西瓜の種、少年達が大人になる一歩手前の夏休み。物語は静かに過ぎ、やがてそれぞれの道を進む。日常的な風景をたんたんと描いているのにワクワクする感覚がとても良かった。ただ、お母さんのことだけは、なんとも現実感がなくて感情移入ができなかったのが残念だった。

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    投稿日: 2012.02.19
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    一日一日が宝物。 そんなノスタルジーあふれる物語。 特別な出来事などなく、二度と戻ることもできないけれど、 キラキラと眩しい思い出がちりばめられている時間。 その日々があるから、自分はこれからも生きていけるのだと思うことができる、静かで強い物語だった。 胸にじんとくる、静かな感動。

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    投稿日: 2012.02.14
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    特にドラマチックな展開はありません。でも、ある小学5年生の夏がくっきりと描かれています。友だちからもらう温もり、おじいさんとの生活からもらう凛とした暮らし、そして成長する少年。

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    投稿日: 2012.02.12
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    これ、実写化してほしいなあー! すごく良かった。 主人公が小学生なので、娘にもぜひ読ませたい。

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    投稿日: 2012.01.30
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    五年生のときに出会った友達や おじいさんと2人で暮らすことによって 少年が精神的に成長していく様子が しみじみと伝わってきてよかった。

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    投稿日: 2012.01.26
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    主人公が人生のターニングポイントである小学5年生の夏を回想するつくり。ターニングポイントとあるけど劇的ではない。おじいちゃんの家、少年たちの会話、受け入れ難い現実、それぞれの描写が新鮮だった。少年たちの無邪気なシーンも沢山あるけど、内気な主人公えだいち少年の語りによって全体的に穏やか読む感覚。描写や言い回しに子供らしさが混じってて面白い。えだいちとその友人押野の達観した部分に何かやられた・・・!どきどきわくわくじゃなくて、その世界にじわじわ浸透していく感じ。これはいいな、と思った。児童書だと思えない。

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    投稿日: 2012.01.17
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    心が洗われるような素敵な物語です。 主人公の枝田光輝は、 母親と二人で暮らす目立たなくておとなしい小学5年生。 目立たなすぎて一日中だれとも話さないで終わる日もあるぐらいだった。 そんな光輝が5年生になった時、 学校でも評判の明るくて元気な人気者の押野と同じクラスになる。 押野に声をかけられて友達になった光輝は、 今までと違いグングンと世界が広がり徐々に友達の輪も広がって行く。 その夏、母親の仕事の関係で、 光輝は今までほとんど会ったことのなかった祖父と二人で暮らすことになる。 おじいさんとの暮らしの中で、 光輝はいろいろな事を知り、感じ、学んでいく。 ひと夏の生活を通じて笑い、驚き、悲しむ光輝は確実に成長していった。 こうやってあらすじを書くと、 私の拙い文章ではこの作品の素晴らしさが伝わらないだろうなと思ってしまいます。 それほど読み終わった後に胸にジワッと残るものがありました。 それは決して感動で涙が出そうになるような感覚ではなく、 主人公の想いに共感して考え込んでしまうというような感覚でもなく、 ただただ静かに心の中が浄化されていくような、 そんな静かな感動を味わえる作品だと思います。 本を読む時には私はわりとシチュエーションを気にするほうですが、 この本を読むときには出来れば静かな場所が良いと思います。 週末の昼下がりにくつろぎながら静かにこの本を広げる。 好みの飲み物を用意して座る場所はゆったりとしたソファー。 そんな感じでしょうか。 この本を紹介してくださったのは、 むすこが通う小学校の図書室の先生。 A先生がご紹介してくださる本はとても素晴らしい物語ばかりで、 今回も素敵な物語を紹介してくださったことに心から感謝しています。 大人が読んでももちろん素晴らしいと感じる一冊ですが、 子どもにもぜひ読ませてみたいと思えるような物語です。

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    投稿日: 2011.12.30
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    おじいさんとぼくの絆。 それは目に見えなくても、しっかりとぼくを支えてくれているんだと思いました。

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    投稿日: 2011.12.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ゆったりとした本。 小学生の、何気ないけどそれでも大切な日々を詰め込んだ本。 郷愁的な気持ちになる。 が、刺激が欲しい場合は向かない。

    1
    投稿日: 2011.12.05
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    ほのぼの。 ぼくがどんどん明るく成長していく。 押野はすごくいい人。 こんな友達がいたら幸せだろうなぁと思いました。

    1
    投稿日: 2011.12.04
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    小学5年生。えだいち少年の夏休み。 誰にでも当たり前にあった日々が、大人になってふりかえるととても輝いてみえる。なんてことはない日常を丁寧な文章で綴られている。 心温まる懐かしくなる本。

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    投稿日: 2011.11.15
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    小学校5年生の男の子の初めてできた友達と、おじいさんとの日々を描いた物語。 感動した本ほど、そのよさをうまく言葉に表せそうになくて、感想が書きにくい。何を書いても、うまく表現できた気がしないのだ。 ぜひ、読んで感じてほしい。

    1
    投稿日: 2011.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんという、丁寧な筆致なんだろう。 描かれている題材は、とてもとても当たり前の光景であり、物語中、ひとつも派手だったり、ショッキングだったりするシーンは登場しない。 それなのに、一行たりとも読み飛ばせない。それどころか、行間すら味わいがある。 ちょっと褒めすぎかも知れませんが、とにかく、このヒトの文章には何かがあります。 文章がめちゃくちゃですが、こんな読後感は、本当に初めてです。凄く、心が暖かくなる、そんな作品でした。 主人公は、運動も勉強も出来ず、ぱっとしない小学校5年生の少年。 母子家庭で育った彼は、自分の家庭環境に引け目を感じ、友達も作れず、母と二人の世界に埋没していたが、5年生になり、初めて友達ができ、急速に世界が広がります。 そんな頃、母親が怪しげな女性とともに新しい仕事をはじめるから、転居・転校すると聞かされ、猛烈に反対。担任の先生も巻き込んだ話し合いの結果、それまで全く接触のなかった祖父の家に住み、学校に通うことになる。 と、ここまでがプロローグ。 メインストーリーは、主人公、祖父、そして友達が織り成す、夏休みの日々。 朝早くおじいちゃんが立て付けの悪い雨戸を開ける音で目が覚め、大きなおにぎりを食べ、ラジオ体操に行って、縁側の雑巾がけをし、庭に水をまき、学校のプールに行き、空き地で野球をする。そんな毎日。 たまに、事件があるとすれば、友達と二人で自転車を飛ばして海辺の工場に探検にいく、お好み焼きの食材を買いに行ったスーパーで、自分と暮らしていた頃とは全く違ってしまっている母と出会うこと、ぐらい。 そんな夏休みを過ごす中で少しずつ、あるいは劇的に心を成長させていく主人公の心象風景を、丁寧に、本当に丁寧に描写していきます。 そこには、なんともいえない、いい匂いと肌触りと、優しいまなざしがあるんです。 こんな作品は、いままで出会ったことがありませんでした。 いろいろ賞を受賞している作品のようですが、ホントに、すばらしい作品でした。 今年、一番のヒット。 めちゃめちゃお勧めです。

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    投稿日: 2011.09.30