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傷だらけのカミーユ
傷だらけのカミーユ
ピエール・ルメートル、橘明美/文藝春秋
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総合評価

191件)
3.9
33
93
48
2
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私は感情の暴走に支配された物語やキャラクターが苦手なので、三部作の中では本作が一番合わなかった。結末も前作、前々作に比べると、意外性が弱いように感じた(前作が良すぎるだけのような気もするが)。 それでも、どの作品も共通して結末にリアリティさがあるというか……変に物語じみていなくて、どこかやるせなさを感じるところが魅力的だと思った。 あと単純にアルマンが居ないのは解せないᐡ т · т ᐡ

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    ドゥドゥーシュの登場が前2作品に比べて多めで、猫好きの私は非常にハッピー。 が、全然ハッピーな内容ではなく、ヴェルーヴェン警部には同情しかしない。 アレックスやイレーヌと比べたら平和かつ平坦だと思うが、それでも何かと胸糞である。

    1
    投稿日: 2025.10.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推しお亡くなりになっとるやないの!!!! わ、わ、わたしだって何か頼むならアルマンにお願いしたかったよ!!!

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作でちらっと出てきたアンヌが大変な目に。またしてもカミーユの大事な人が…と同情するが、あまりにも次から次に下手を打つのでひたすらストレスフルだった。 先が読めなくてハラハラはするが、これまでのような驚きの展開というほどではなくて、少々物足りない。 しかもその後どうなったのか気になる終わり方ですっきりしなかった。 カミーユは優秀な刑事ではあるんだろうけど、よくよく考えるとシリーズ通して結局一度も殺人を未然に防げてはいないのよね。3作とも面白かったけど、最後くらいは勧善懲悪にしてほしかった。 強盗はすべて仕組まれた展開だったわけだけど、万年筆のインクが漏れて云々は結局なんだったの?予約した時計を取りに行く筋書きだったのに。その前に公衆トイレで遭遇したのは本当に偶然だったってこと? 出会いからの時系列がなんかおかしいなと思っていたら巻末に訳注があってやっぱり。 それにしてもアルマン…。上司も変わってしまい、あの魅力的なチームワークが見れなかったのはとても残念だった。 ルイは唯一の癒やしだったから、最後まで変わらずいてくれて本当に安心した。ルイまで実は…とかだったら立ち直れなかったと思う。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    ヴェルーヴェン警部の三部作の最後、何故か女性への虐待が多く描かれることが不快ではあるが、今作も面白かった。 一二作目同様に物語の途中から大きく話の見え方が変わり、今作は特に悲しい展開に思えた。 ヴェルーヴェン、ルイの振る舞いが心地よいので、中編のわが母なるロージーも読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ここ最近、カミーユ警部シリーズに夢中になっている。今回もはらはらしながら読んだ。 他2作に比べたら意外性は少なかったけど、序盤にいきなりアルマンが亡くなったことがさらっと出てきて一番驚いた!

    7
    投稿日: 2025.07.10
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    さすがピエール・ルメートル、ヴェルーベン警部3部作の3作目である本書も抜群に面白いストーリーだった。特に3日目からの展開は一気読み必至。未読の人はぜひ「悲しみのイレーヌ」→「その女アレックス」→「傷だらけのカミーユ」の順番で読んでみることを強く勧めます。

    1
    投稿日: 2025.07.06
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    ヴェルーヴェン警部三部作の完結編。 カミーユは一作目で最愛の妻を失い、二作目ではなんとか職務に復帰し、今作ではアンヌという恋人を作れるまでに回復している。 そのアンヌが武装強盗に巻き込まれて瀕死の重傷を負うところから始まるが、数日前に親友のアルマンも病死しており、冒頭からすでに傷だらけのカミーユ。 その後も執拗にアンヌの命を狙う強盗犯を追うカミーユだが、アンヌを守るために過去の傷をえぐることにもなったりと、とにかくカミーユが不憫で仕方がない。 作者には人の心とかないのか!と言いたくなるくらい傷だらけ… 今作でも巧みなミスリードで読者を驚かせてくれたし、一作目の因縁にもケリがつけられたと言える内容で読み応えがあった!完結編とあるけど、その後のカミーユについて気になるし、せめて心穏やかに暮らせるようになってほしいな…

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    カミーユ警部シリーズ三部作読了。 一作目のあの人が二作目であまり出てこなくて結局どうなった?と思っていたら、今回で回収されてよかった。 カミーユには幸せになってほしいと思っているけど母親の呪いが強すぎて、これもある種のマザコンの形かな。

    1
    投稿日: 2025.04.08
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    2025年3月30日、グラビティで私の本に関する投稿にいいねしてくれたグラ友「生タマゴ」さんが話題にしてた。「昨夜は、秩父、和銅温泉のお世話になりました!!鉱泉かな、効きましたわ、これ!肝心の読書?カミーユシリーズも佳境に入りました〇」→カミーユシリーズ初めて知ったが調べたらこれが3番目(完結)らしい。

    0
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中まではやっぱり『その女、アレックス』には面白さが勝てないな~と思っていたけれど、3日目から、あれ、予想外の展開になってきたぞってなってきて、マレヴァル出てきてえー!ってなっておわった。 3部作通してカミーユがかわいそう。私だったら鬱から立ち直れないと思う。

    3
    投稿日: 2025.03.18
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    なんだかなあ〜。 悲しい結末。 そりゃねえよっていう。 最後にどんでん返しが待っていた。 愛人が酷く暴行されて、怒りに燃えて捜査に当たる刑事。 越権行為で身の破滅寸前。 でもそこには重大な秘密が… 後味悪かったなぁ。 面白かったけども。

    0
    投稿日: 2025.02.22
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    三部作完結編。 イレーヌを失った悲しみを幾分か克服できたのか、 アンヌという恋人が出来たカミーユ。 でも冒頭からそのアンヌが宝石強盗に襲われ重傷を負う。 周囲に恋人だと言えないまま事件をひとりで解決しようとするカミーユだったが。。 最初の段階で引っかかる部分があり、 あ、これはミスリードさせようとしてるなと感じた。 中盤で犯人が確定し、あとはカミーユがどのように事件の幕を引くのかだけが気になり読み終えた。 なのでどんでん返しもなく、意外性もなく終了。 三部作としてはちょっと尻すぼみな感じだなぁ、と感想を書こうとしたら… なんとスピンオフ的な一冊が出版されている! 相棒はいつもスマートでおしゃれで完璧な男ルイと 猫のドゥドゥーシュ。 これは読まねば!

    25
    投稿日: 2024.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とうとう読み終わっちゃった………… 1巻2巻ほどの苛烈さはないけど、じわじわと首を絞められているような閉塞感が常にあった。そして寂しい読了感だった。 開始早々前作で好感度爆上がりのアルマンが故人になってて思わず本置いちゃった。悲しい……。 黒幕は正直登場人物紹介でマレヴァル出てきた時点で察してたけど、彼も彼で憎みきれない人だったなあ。 逆恨みに違いない憎悪を燃やしながら、それでも『おれはこいつが本当に好きだった』の一文があるのがつらい。この本の中で一番好きな文かもしれない。カミーユが憎しみと一緒に彼に対する親愛を失ってないのがまた……。 ルイもやってきて輝かしい時期のヴェルーヴェン班を思い出させる面子が揃うけれど、もうアルマンはこの世にいないしマレヴァルは罪人に堕ちたし、カミーユも警官人生は風前の灯で、ただひとり残ったルイがかわいそう。親友を助けさせてもらえなかったル・グエンも。 ルイとカミーユは「すぐ戻ってきます」って別れたのが最後になってしまうんだろうか。 アンヌとの最後の会話と誰もいないアトリエへの帰還が物悲しい。 いてほしいけど絶対にいてほしくなかった、みたいな感じが……。 母のアトリエで母への複雑な思いに蹴りをつけた後に、亡き妻に関する悪夢に区切りをつけたんだなぁ。 カミーユの今後が心配。世を儚んだりしないかな……。もうこれ以上傷つくことがありませんように。 ただただひたすら寂しい終わりだった。 2.5巻も買ったので余韻を噛み締めながら在りし日のヴェルーヴェン班の話も読む。

    1
    投稿日: 2024.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ3作目にして最終章。 前作のアレックスが良すぎて平坦でつまらないなぁと感じたが、終わってみたら良くまとまった良作。 3作通して壮絶な人生を送るカミーユ。 彼の過去があるのでどんどん暴走し深みにはまって一人ぼっちになっていく姿は悲しいものがあった。 頼れなかったしね。 何も信じられなくなるまさに題名通りの傷だらけのカミーユ。 結局のところ母ちゃんに収まるのか。

    18
    投稿日: 2024.11.09
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    よくもこんなに登場人物を容赦なくひどい目に遭わせられるものだと思う。 犯人の動機が、その暴力や犯罪の苛烈さに到底見合わないんですけど。 暴力がトゥーマッチなところは減点かな、とはいえさすがに超ベストセラーシリーズ。めちゃくちゃ面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.08.25
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    3部作の最終作。 カミーユってこんなにカッコよかった? 強く堂々と優秀な仕事っぷりを発揮するカミーユ。 今作も難事件を担当し、解決に向けて動き回るのだが、ホント傷だらけ、特徴的な体型を想像するといたたまれない。 シリーズならでは、前作、前々作からの登場人物たちの関係から、 悲しみ〜アレックス〜傷だらけ と順番を守って読むのがベスト。

    41
    投稿日: 2024.08.17
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    ヴェルーヴェン警部3部作読み切りました。 猟奇的かつ残酷な描写多数で心臓に悪い。 でも予想外のストーリーとハラハラする展開の連続なので、読むの中断したくないくらい面白いんだよねえ。 ただ、今回は容赦が無かったというか…ホント“痛み”と“悲しみ”しか残らなかった。 作品としてはめちゃくちゃ面白いけど、やっぱこれは堪えるな。

    7
    投稿日: 2024.08.08
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    アレックスを読了後、こちらが先だったのかととりあえず読んでみたら…。 アレックスを凌ぐ(上回る)残酷な描写と、ヴェルーヴェンにすでに親しみを覚えてしまっていて、アレックスで結末を知っているのに、どうにかどうにかと思いつつ読み進めた。 1章がやたらに長いな…と、2章に入って顎が外れるかと思うほどの…。え? そこからの疾走感と、頭の混乱と、なんとなく犯人はわかっていたけどそれどころじゃない。 答え合わせに何度もページを手繰ることになった。

    1
    投稿日: 2024.06.09
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    カミーユは、いつになったら落ち着けるの? これ以上カミーユに悲劇がおきるの? 傷だらけって!? 3部作の3作目。 今回の暴力シーンは、よく生きていられたなと思った。 ずっとアンヌの怪我の様子が描かれていたから余計に生々しく痛々しかった。 カミーユに安らぎを。

    1
    投稿日: 2024.05.19
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    なぜだか早い段階で犯人がわかってしまったのは残念だが、自分のディテクティブスキルがあがったということでよしとしよう。

    0
    投稿日: 2024.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヴェルーヴェン3部作の最後、これまたあきれるほどの忘れっぷりで我ながら驚いた。それにしても再読して作品の魅力が倍増したように思う。ルメートルの他の長編も久々に挑戦してみようか。

    5
    投稿日: 2024.01.21
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    ヴェルーヴェン三部作コンプリート。……なんだけど、残念なことに前作たちを凌ぐ衝撃がなかった。 妻イレーヌを殺されて五年、ようやく立ち直ったカミーユに新たな出会いが訪れる。そのアンヌが強盗事件に巻き込まれて重症を負う。愛する人を二度と亡くしたくない想いから、職場にはアンヌのことを隠し、私情に駆られて逸脱した捜査をするカミーユ。その行動がカミーユ自身を危機に追い込んでいく中、アンヌを執拗に狙う犯人の目的とはーー 犯人がアンヌを執拗に襲撃するのは顔を見られたからと思っていたのが、その裏に驚きの目的があって、カミーユはまんまとやつの狙い通り行動することになる。それがわかってきた頃には読むのは止まらなくなるのだが、前作たちのような緻密な伏線はなく(なかったよね?)、特に犯人の正体には後出しジャンケン感が否めない。まあ、でも、全ては作中でカミーユが言うように「おれ自身の問題がこの事件になったんだ」の通りである。そしてカミーユはしっかりと自分でけりをつける。なので一応のカタルシスはあるが、何もかも奪われたカミーユがイレーヌとの想い出の詰まった(しかし死亡場所でもある)アトリエのある家に帰るラストはとても重たかった。もう立ち直れないんじゃないか、この人は。冗談じゃなくルイを養子にして、そばにいてもらえ(笑)。 あいかわらず映像が目に見えるような描写力なので、一度波に乗ってしまえば読み進めるんだけど、面白かったかというと微妙。でも読み終わってみれば重厚なノワールにも思える。ただ、地の文(カミーユ視線)と一人称(犯人視線)が頻繁に交代するのは慣れるまで辛い。編集が字体を変えるとかわかりやすくして欲しかった。海外小説読み慣れた自分でも混乱したので、これを初海外小説に選ぶ(人はいないと思うが)とまず挫折する気がする。

    6
    投稿日: 2024.01.09
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    フランス版ジョン・マクレーン(?)と言ってもいい位不運な主人公のカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作完結編。 シリーズの中では、一番残虐なシーンが少ない作品でしたが、面白さも比例するような感じに思われます❗最後に意外などんでん返しがあるものの、個人的にはシリーズ中で一番つまらない作品でした❗ このシリーズは、全体的に残虐で、読んでいて気持ちが憂鬱になりがちになりますが、先の展開が気になって、不思議と最後まで読んでしまう、魅力のある作品です♫

    10
    投稿日: 2024.01.08
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    昨夜、一気に本1冊読み上げました。 ピエール・ルメートル「傷だらけのカミーユ」(文春文庫)。 身長145センチの警部が主人公で、シリーズ第3作です。 面白いですよ~!!! でも、今日お話したいのはこの本の中にある1つのフレーズです。 『想像力のない人間はえてして形式にこだわる』 何かうう~んとうなずかされてしまいます。 所で、この所寒くて自ら外に出る機会も減り、 かててくわえて内務大臣の司令であちこち御用達に翻弄されています。 で、私の実感、『能力のない人ほど惰性に流される』、ジャンジャン!

    1
    投稿日: 2023.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作完結編。つらいけど面白かったです。 カミーユ、こんな仕打ち(?)受けるほどの事したっけ、という思いが拭えません。今回の真犯人も逆恨みだろう……「えっ貴方なの!?」ってとてもびっくりした。 アルマンが食道癌で退場したのも悲しいし、ヴェルーヴェン班もうルイしかいない。カミーユもいなくなるんだろうし……ル・グエンが上司のままなら違ったかもだけど、彼は昇進したからカミーユの上司はミシャールっていうわからない人になってる。 北欧の警察小説の上司、だいたいこういうわからない人だからそういう風土なのかな。特捜部Qもそうだ。 カミーユの傷だらけの暴走に心を痛めながらも、ちゃんと真犯人に突き当たるのは有能です。 自分自身もよく分かってないから、と相談せず暴走してるのも、周囲のルイやル・グエンにとってはつらいな。イレーヌの事件で部下だったアルヴァンの酷い裏切りに会ったのも尾を引いてるんだろうけど、残った仲間との結束を固めてたら…と思うのももう遅い。不器用。 ヴェルーヴェン警部シリーズ、3作とも凄惨な事件でした。それでも3作は寂しいな。カミーユの人生、報われてほしい。

    5
    投稿日: 2023.12.02
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    必ず順番に読むべき作品。 アレックスが強烈すぎて、次がつまらなかったら、、、と思いなかなか読めなかった。 続きが読みたい気もするけど、ここで完結は正解かも。 表紙がどれも怖い。

    1
    投稿日: 2023.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三部作の三作目。 一作目は脳がざわざわし、二作目は爽快感、三作目はなんとも言えぬ複雑な感情を抱いた。 翻訳者の匙加減もあると思うが、海外の作品としてはかなり読みやすい。作者が心情や状態について本当に小説らしく紡いでるのもあると思う。 冒頭でアルマンの葬儀で死んだことに衝撃だったが、今作の犯人はマレヴァルだったことだ。 登場人物一覧にいるマレヴァルに疑問は感じたがこんなにしっかり絡んでいたとは。 タイトル通り傷だらけのカミーユで終わってしまった。 三部作全てどんでん返し的な要素満載で楽しめたので今作で簡潔なのが寂しい。 個人的にはシリーズ物としてカミーユ、ルイ、ル・グエンの物語をもっと知りたかったし、可能であればアルマンやマレヴァルといった彼らが解決してきた難事件を教えて欲しい。かった。

    1
    投稿日: 2023.08.18
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    フランスの作家ピエール・ルメートルの長篇ミステリ作品『傷だらけのカミーユ(原題:Sacrifices)』を読みました。 ここのところフランスの作家の作品が続いています… ピエール・ルメートルの作品は6年前に読んだ『悲しみのイレーヌ』以来なので久し振りですね。 -----story------------- 『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。 『その女アレックス』に続き、イギリス推理作家協会賞の2015年度インターナショナル・ダガー賞を受賞。 アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。 警察からカミーユに電話がかかってくる。 アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。 カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。 しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。 カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。 シリーズ累計100万部突破。 2016年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位。 解説・池上冬樹 ----------------------- 2012年(平成24年)に刊行された、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の第3作(完結編)にあたる作品です。 カミーユ警部の恋人アンヌが強盗に襲われ、瀕死の重傷を負った… 一命をとりとめた彼女を執拗に狙う犯人、、、 もう二度と愛する者を失いたくない… カミーユは彼女との関係を隠し、残忍な強盗の正体を追う。 『悲しみのイレーヌ』、『その女アレックス』の三部作完結編… イギリス推理作家協会賞受賞、痛みと悲しみの傑作ミステリ。 カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の完結編… 面白かったー これが最終話というのが惜しいですね。 イレーヌを失ってから5年、もはや女性など必要ないと思っていた矢先に、奇跡のような出会いをする。その相手こそアンヌだった… そのアンヌが宝石強盗に遭遇し、強盗たちから暴行を受け、瀕死の重傷を負う、、、 アンヌの状態を見て、犯人逮捕に燃えるカミーユは、アンヌとの関係性を周囲に打ち明けないまま捜査を始める… 襲撃されたアンヌへの思い、事件の追及、犯人に狙われるアンヌの警護、さらに刑事としても窮地にたたされたカミーユの絶望的状況。 そして「三日目」からの驚きの展開… 物語は、カミーユの三人称と「おれ」の一人称の視点で交互に語られていくが、読者には「おれ」が何者なのかが「三日目」でわかる仕掛け、、、 この「三日目」から急変する展開… それまでの風景が一気に違う表情を見せて、事件の構図そのものが全く別の顔になるんですよねー 巧くできていましたね。 禿げ頭で身長145cmの小男・カミーユが心をボロボロにしながら、意外な真犯人を追い詰めていく姿がカッコ良かったなー 彼を支えるルイも、相変わらずクールでカッコ良かったー 中毒性のあるシリーズですね… もっともっと読みたいシリーズなので、完結してしまったのは残念です。

    1
    投稿日: 2023.08.12
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    カミーユに危機、再び。彼はこの窮地を切り抜けられるか。 圧倒的なスピード感が凄まじい。警察小説+ノワール小説+犯罪小説といったところでツイストに次ぐツイストが描かれている。視点の切り替えが鮮やかで頁をめくる手を止めさせてくれない。しかし暴力描写にしても展開にしても容赦のない展開ですっかり参ってしまった。

    1
    投稿日: 2023.07.01
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    カミーユの哀愁がすごいです……。もう勘弁してやってってなりました。でもその哀愁や展開が面白いシリーズなのでついつい読んじゃいます。

    3
    投稿日: 2023.06.19
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    いつか読もうと思ってずっと積読になっていた本作。 前作(悲しみのイレーヌ、その女アレックス)からの流れも引き継いでいるので、所々前作のあらすじをググりながらではあったものの、テンポがよく楽しめました! しかし、主人公が気の毒すぎる...。 途中、主人公が可哀想すぎて心が折れそうになりました。 わが母なるロージーも買ってみたので、そちらでは少しでも主人公が救われることを祈ってます(期待は裏切られるに違いないとは分かっていつつ...)

    2
    投稿日: 2023.06.05
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    カミーユが今作でものっぴきならない状況に巻き込まれながらも、真実へと向き合い続ける精神力に感服した。 そこにある真実がまた、予想していたものよりさらに切なく、胸が締め付けられた。 登場人物の視点の切り替えが細やかにされていて、読んでいて飽きがこなかった。

    3
    投稿日: 2023.05.28
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    カミーユ3部作の最後の作品。イレーヌが殺されてしまってから出会ったアンヌが強盗に襲われるところから話が始まる。前作のアレックスのときにも思ったのだが、ルメートルの描写はすごく読んでいて痛い。顔をついしかめてしまうような痛い描写が多く、この作品も例外では無い。しかし、起こること全てがラストに繋がる伏線として重要であり、読後は納得した部分ともう一度頭から読み直そうと思う部分とがある。3部作と言いながら実はカミーユの出てくる中編があるようなのでそちらも読みたいと思う

    2
    投稿日: 2023.04.16
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    カミーユ・ヴェルーヴェンシリーズ三部作のうちの三部作目もとい完結編 これを読むにはまず一作目の「悲しみのイレーヌ」を読んでからこちらを読むことを強く推奨 この三部作の中では特に推理要素が強いと感じた あれがこれに繋がるなんて予想もしてなかった この三部作が合わさって一つの作品であるかのように感じた スッキリするラストとは言い難いがこのシリーズを読み切ったあとの余韻的には色々と去来するものがあった どれか読むではなく三つとも読むことをオススメ

    2
    投稿日: 2023.01.26
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    ヴェルーヴェンシリーズ3部作の完結編。 シリーズ得意の凝った仕掛けは抑えめではあるものの健在で、少し強引な展開だと思っていた所にも理由があるし、読み返すとさりげない工夫がされていたりして感心する。 完結編らしいストーリーで面白かった。

    1
    投稿日: 2022.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「カミーユ警部」シリーズ、第3作目にして最終作。その他、中編はあるものの、時系列としても本作が最終章であるようだ。 傷つき続け、すべてを失ったカミーユが、再び何もかもを失う物語。それでも残ったものはある、と言いたいけれど、物語が終わっても生きていくことを選んだカミーユの姿は何処までも悲しい。 終盤の怒涛の展開は読み応えがあり、真犯人の予想が途中でついていても、やはり引き込まれてしまった。 アクション以外の、カミーユの独白もアンヌの独白も物悲しいけれど美しい。 「カミーユに嘘をつくのはとても難しいから。あるいは易しすぎるから。それはどちらも同じことだ」というアンヌの独白は、ふたりの姿を彫り出されたようで、読んでいて苦い笑いが浮かぶ。 『悲しみのイレーヌ』からここまで、豊かだったけれど、中々に気力を削られていく読書だった。

    1
    投稿日: 2022.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回もやっぱりすっかり騙されて気持ちよし! 前世でどんな悪いことしたのっていうぐらい打ちのめされるカミーユ。救いないなぁ。 アルマンが生きてたら状況は違ってたのかもなぁ。 今回はカミーユが孤独に果敢に事件に挑むし、そもそもチームが解体状態なのであの軽妙な会話が無かったのも寂しい。 そう、今回はずーっと寂しい。 今回のヒロインのアンヌも見事なファムファタール。 でも、やっぱり哀しい。 何度も読み返したくなる見事な3部作でした。 大大大満足。 ヴェルーヴェンシリーズ以外の作品も読んでみたい!

    2
    投稿日: 2022.11.16
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    「その女アレックス」を読んで おっ!?これ、面白い。 「悲しみのイレーヌ」を読んで お〜っ!?これ、かなり面白い。 「傷だらけのカミーユ」を読んで お〜〜〜〜〜〜っ!?これ、すっごい面白い。 って、思いました。 物語は冒頭から凄い始まり。カミーユの恋人が強盗に襲われいきなりボコボコで瀕死の状態へ。 しかも、その日は同僚のアルマンの葬儀の日。 えっ!?っなりました。アルマン死んじゃってるしって…。(病的なけちのアルマンお気に入りだったのに) 一命をとりとめたカミーユの恋人を執拗に狙う犯人。その犯人の黒幕は、実は・・・。 これまたびっくり!!そう来るかと。ネタバレになるので犯人は㊙ですが。 襲撃された彼女への思い、事件の追及、犯人に狙われる彼女の護衛、そして刑事として窮地にたたされたカミーユの絶望的状況を刻々とうちだし物語が沸騰していく。 その緊張感を味わいながら楽しみたいですが、たまには深呼吸をして、あの筋肉をほぐしてリラックスしてみよう。 きょうさ・・・とつ・・・ なんだっけ? 「胸鎖乳突筋」だ!

    20
    投稿日: 2022.11.04
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    三部作の3作目。で、言いたいことは、一作目から読んでください。その女、アレックスは読み飛ばしてもいいですが、3作続けて読んだことで自分もだいぶ傷だらけになります。彼が必死になりふり構わず守ろうとしたものが、ねえ。日本語のタイトル、秀逸です。

    1
    投稿日: 2022.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ、第三弾。 最初に衝撃を受けた。 事件の事ではない。 ヴェルーヴェン班の一人である、アルマンが病気で亡くなった。 度を越した倹約家というかは吝嗇家で、 仕事仲間からあれこれ巻き上げるだけでなく、 聞き込み先の店から商品をとってしまうとあっては、 もはや泥棒だと眉を顰めていたはずなのに、 思いのほか彼に肩入れしていたらしい。 クリスマス・キャロルのスクルージではないが、 ケチは長生きすると勝手に思っていたからか、 捜査に対する執着も並外れていて事件の手がかりをつかむ男だったからか、 カミーユの母の絵を大金で競り落とし、 カミーユにプレゼントしてくれたからか。 タイトル通り、カミーユが酷い目に遭う。 あまりに酷いことが多すぎて、これを三部作の完結編だとは思いたくないぐらいだ。 親友のアルマンを失ったこと、 愛する女性が宝石店強盗に酷い怪我を負わされたこと、 彼女の命を守るためにキャリアを犠牲にしたこと、 かつての部下に牙を向けられたこと、 どれもこれも彼にとってつらいことばかり。 しかし、かつて妻を殺されたカミーユにとっては、 どちらが悲しいのだろうか。 ようやく出会った愛する女性に裏切られたことと、 彼女を失ったことでは。

    2
    投稿日: 2022.05.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中までただの強盗犯を追っていると思っていた。忘れていた。作者がP・ルメートルだということを。 登場人物一覧に、なんでこの人がいるのだろう?とたしかに思っていた。でもまさか、こんな登場を果たすとは。 読後はカミーユの孤独に涙し、改めてビュイッソン許せん!と怒りに震えた。作者はカミーユに恨みでもあるのか? いや、まだルイがいるじゃないか!ル・グエンもいる。この先、心が安らぐ相手が再び現れる可能性だってゼロじゃない。人間は、人生は分からない。 とりあえずビュイッソンは○しとこう。獄中のコイツにはがっかりした。

    2
    投稿日: 2022.04.29
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    冒頭から傷だらけです 前作の登場人物人気投票で2位に2万票差をつけてぶっちぎりの1位だったアルマンは食道癌で亡くなってるわ、イレーヌを失った傷からいくらか立ち直って新たに得た恋人は強盗に襲われて瀕死だわで 最初の30ページくらいですでにカミーユ傷だらけです 「おっさん何してくれてんねん!!」 もしルメートルがアパルトメントの隣に住んでたら夜中だろうとドアを激しく叩いて怒鳴り込んでいくところでしたが残念ながら自分はアパルトメント住まいではないのであきらめました(そっちじゃないだろ) そして物語の間中カミーユは傷だらけなわけですが今回も大掛かりな仕掛け用意されています 用意されていますが自分がすごいなと感じたのは描写の巧みさです 冒頭の事件を受けてカミーユは全速力で走り始めますが、もう絶対によくない方に走ってる感がビシビシ伝わってくるのです そっちいっちゃダメ!って物凄い思わされるのです 心の底では最後には軌道修正されるか、間違ってるて思わされて正しい道でしたってことになるんだろうなと思いつつ心配でたまらなくさせられます また話の途中で犯人に気付くんですが、これ絶対に気付かれてもOKむしろ読者が気付いてからが本番と思って書いてるよなって思いました そして相変わらず章立てが見事なんだよなー フランスってやっぱり芸術の国なんですね 時たまこういう凄い作家を生み出すんですよね ピエール・ルメートル、いやはや凄い作家いや芸術家です

    47
    投稿日: 2022.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3部作の中で1番好きだった。 カミーユばかりが割を食っていてとにかく理不尽だが、良くも悪くも心に残る作品だった。 ルイの「助けはいりませんか」というひと言がとても悲しかった。

    1
    投稿日: 2022.02.18
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    この作者と相性が良いのか、この人の作品は面白く途中からやっぱり読んで良かったなという気持ちになる。 今回タイトルにも納得。 傷だらけ、、ほんとに自分がカミーユなら傷が深すぎて生きていけなさそうだな。

    3
    投稿日: 2021.12.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんな展開なのか途中までは読めず。後半急展開。おもしろく読めたが、個人的にはカミーユが主人公ではなく、『その女アレックス』のような犯人または被害者が主人公のほうが好み。結果3日ほどで解決してしまうが、これもまたもう少し時間がかかっている内容のほうが好み。

    0
    投稿日: 2021.12.04
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    カミーユは新しい恋人・アンヌと過ごしていた。 ある日、アンヌは強盗事件に巻き込まれ、殺されそうになる。なんとか生き延びたが、犯人は逃走した。 その犯人は、アンヌを探し続けるが、殺せるタイミングがあっても殺さない。 カミーユに再び訪れた不幸な事件。 犯人の正体は、そして犯人とアンヌの関係とは、という謎めいたストーリー。 事件発生からストーリーが始まり、描写も相変わらずの酷さで、作者らしい作品でした。 前作と比較すると、内容の面白さやストーリー性が少し劣りますが、個人的には楽しめたかなと思います。 前作との繋がりがあるので、単体で楽しむというよりは、前作を読んだ上でこの作品を読むことをおすすめします。 3部作すべて読み終えたので、違う作品にも手を出してみようかなと思います。

    1
    投稿日: 2021.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『その女アレックス』のレビューでも書いたけれど、やはり邦題がダサい。だってそのまんまじゃん。知ってるよそんなこと、みたいな。前々作でボロッボロになって、前作でちょっと立ち直ったかと思いきや、冒頭でまた打ちのめされて、そのまま終わっちゃう。原題だと、最後まで読んでから「ああ、それ!?」っていう驚きというかどんでん返しが楽しかったのに。 それにしても、このシリーズは女性がテッテ的に傷めつけられていてザワザワする。この作者がそうなのか、シリーズ的にそうなのか、他の作品を読んでみないとわからないけれど、残酷な場面は苦手だなぁ。なんで自分で抜糸しちゃったかねぇ。(2021-10-22)(2021-11-24L)

    1
    投稿日: 2021.10.22
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    3部作一気に読了です。 前2作に比べると叙述トリック的な衝撃は少ないですが、最後の章のスピード感は流石です。 2章までは少し退屈でした。 それにしてもカミーユがかわいそうすぎる…。アルマンも居なくなってしまって…。ルイを養子にしてきゃっきゃうふふと安らかに過ごしてほしい…。日常回希望だよ…。

    4
    投稿日: 2021.10.11
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    作者は何かカミーユに恨みでもあるのか? あとものすごくどうでもいいけど身長の設定が145ってのももう作者がカミーユをいじめているようにしか見えない( ˇ-ˇ ) 日本では三部作の2作目が1番有名で、私も2作目から読んでしまった。結論がわかってるので1作目を読む気がしなかったのが個人的に残念。1作目から手に取っていれば、、、

    2
    投稿日: 2021.09.29
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     大好きな作家、仏のピエール・ルメトールのパリ警視庁警部カミーユが主役のミステリー''悲しみのイレーヌ''、''その女アレックス''に続く三部作の完結偏です。  パリ市内の宝石店で強盗が押し入った。運悪く事件少し前にアンヌが通り掛かって犯人達に暴行され重症を負った。犯人達は宝石店を強奪し逃げ遂せた。1月にも同様の手口で宝石店強盗が1日で連続して4件起きて居り、今回も同一犯人と思われた。重症を負ったアンヌはカミーユ警部の恋人だった。カミーユは5年前に妻イレーヌが殺されて居り、やっと心の傷が癒えてアンヌはかけがえのない人だった。  アンヌは瀕死の重症だったが命は取り止め入院している、そこへ宝石店強盗の1人がアンヌを始末しにやって来た。行動は失敗に終わったが目撃者を消す事が目的なのか? カミーユは警察内部にはアンヌとの関係を伏せている為に行動がもどかしい。  2件の強盗と狙われたアンヌ、アンヌを守る為に警察組織を無視し違法行為を犯して懸命に捜査を続けるカミーユ。最愛の妻との突然の別れから運命的な出会いのアンヌを刑事生命を賭けて守り抜こうとする一方で警官としての正義を行使しなければ行けない葛藤が暗く重たいパリ郊外の夜空と重なる。  前二作とはまた違った以外な展開に作者の巧みな技を感じ結末のカミーユは文字通り''傷だらけだった''

    0
    投稿日: 2021.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三部作の中では悲しみのイレーヌが一番個人的にはおもしろかった。衝撃が凄すぎて。今作では好きだったアルマンが死んじゃったのが悲しかった。カミーユはほんと大変な思いばっかりしてかわいそう。ルイとルグエンは最後までカミーユの味方でよかった。いままでの事件がいろいろ絡んできてほんとよくできてた。

    3
    投稿日: 2021.06.13
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    表題通り、カミーユ・ヴェルーヴェンは傷だらけだった。だが、最後の一線は超えず犯人逮捕に至る。疲弊しきって、裏切られて、心身ともにぐちゃぐちゃであろう中で、彼は最後まで刑事だったと言うより、この解決法しかないと、早々に腹をくくっていたのかもしれない。

    2
    投稿日: 2021.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全2作は女性がいかに簡単に孤立し犠牲になるかと言うのが主眼に書かれた気がしましたが、最終作は男も含め人間の悲哀全てを均等に書かれた感じがしました。 カミーユは自分をしっかり持ててた人達(ル・グエン、ルイ、アルマン)とは良い関係を続けられたけど、不安定な人達とはすべてバッドエンドになってしまった。 自分自身で精一杯な人間は他人を幸せにするのは難しいとも突き付けられた気がしました。 カミーユは仕事ではまあ有能だったが、自分の人生においては有能じゃなかった。 家族は大事にしろよ、人生の優先順位を常に見誤るなというフランス人作家からのメッセージなのかどうか。

    1
    投稿日: 2021.01.31
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    冊数を読むにつれて、味わい深くなっていくような気がする。 別の話にはなっているが、1作目から読んだ方が人間関係の背景がすんなりと入ってくると思う。 これから読む人には、 悲しみのイレーヌ→その女アレックス→傷だらけのカミーユ の順で読むとより話が見えてくる!!

    1
    投稿日: 2021.01.11
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    『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作です。 う〜ん...またやらかしたみたいで、「悲しみのイレーヌ」を入手しているにもかかわらずまだ読んでない(苦笑) となれば、このまま続けて読むしかないですね。 いや、それにしても本作もよく出来ていました。 主役はもちろんカミーユ・ヴェルヴェン(警部)。 まだ読んでいないが、イレーヌ(亡き妻)が殺された後、ようやく立ち直りかけたヴェルヴェンの側に寄り添うアンヌ。 そんなアンヌが白昼にたまたま通りがかり目撃した宝石強盗の犯人によって瀕死の重症となる。 事件を知ったヴェルヴェンは組織を無視し、自らの手で犯人を追う。 事件発生日から3日間の物語はスピード感の中にも心の闇、葛藤、事件に隠された謎と巧妙に隠されていた伏線... 読み応え十分の作品。 取り急ぎ、用事を済ませてからイレーヌを読み始めよう。 説明 『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』のヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の最終作。『その女アレックス』に続き、イギリス推理作家協会賞の2015年度インターナショナル・ダガー賞を受賞。 アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。警察からカミーユに電話がかかってくる。アンヌの携帯の連絡先のトップにあったのがカミーユの電話番号だったからだ。カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。しかし強引なうえに秘密裏の捜査活動は上司たちから批判され、事件の担当を外されるどころか、刑事として失格の烙印さえ押されそうになる。カミーユはいったいどのようにして窮地を脱し、いかに犯罪者たちを追い詰めることができるのか。シリーズ累計100万部突破。2016年「週刊文春ミステリーベスト10」第1位。

    1
    投稿日: 2020.12.26
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    仏警察小説。三部作の最終話。主人公カミーユ警部が、犯人に翻弄されながらも鋭い視点で応戦する。これまでの二部を読んでいると、カミーユ警部に感情移入してしまう。結末は少し悲しく、切ない物語だ。

    1
    投稿日: 2020.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    よくぞこんなプロットを思いつくと思ったけど、冷静になってみると、ミステリの定石のひとつの応用であった。ただ、その見せ方、構成力がとんでもない水準にある。 抜群に面白いとともに、自分の創作の参考にもなった。

    5
    投稿日: 2020.10.28
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    カミーユ警部3部作の3作目で、その女アレックスから1年後の設定。前2作を読んでからの方が断然楽しめる。 宝石店強盗に巻き込まれて重傷を負ったのは、カミーユ・ヴェルーヴェン警部の恋人アンヌだった。カミーユは関係を隠して事件を担当するが、犯人は執拗にアンヌを襲う。襲撃犯を追いながらも、無理を重ねることで警察組織のなかで追い詰められてゆくカミーユ。かつて愛する人を失った痛みに耐え、今度こそ愛する人を守り切れるのか。

    2
    投稿日: 2020.10.12
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    ヴェルーヴェン警部シリーズの最終作。前2作は殺され方、死体の描写がグロテスクで読み進めるのに時間がかかったが、こちらはそうでもなくさくさく読めた。途中ストーリー展開もアッと驚くようなこともなく、最後まで傷だらけのカミーユだった。

    3
    投稿日: 2020.07.09
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    ‪ルイ推しとしては物足りないけど、相変わらずおっっもしろいよ!‬ ‪アレックス、イレーヌと比べるとハァーンこりゃやられた感は薄いけど、やっぱり驚きのラスト。‬ ‪3作とも、最後まで読んでから最初のページに戻って斜め読みすると更に面白いのでぜひ。‬

    4
    投稿日: 2020.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2020年5月9日読了。 ヴェルーヴェンシリーズ3作目の完結。 妻・イレーヌを殺害されて5年… イレーヌの思い出はどれだけの時が経っても消えることはなく、カミーユの心の中に残り続け、自分にはもう女性など必要ないと思っていた。 そんな中、アンヌという女性と運命的な出会いをし、二人はかりそめの関係だと言いながらも気づけば互いになくてはならない関係になり、カミーユにとってアンヌとの関係は生きる意味を与えてくれる唯一のものとなっていた。 そのアンヌがある日、二人組みの宝石強盗と鉢合わせし顔を見られた犯人に瀕死の状態まで痛めつけられてしまう。 逃げようとした所、犯人はアンヌに向かって銃を発砲するが弾は外れ、なんとか一命を取り留める。 しかし、病院へ運ばれたアンヌがまだ生きていると知った犯人は病院に乗り込んできてまでアンヌの命を狙ってくる。 犯人は誰で、なぜ執拗にアンヌの命を狙ってくるのか。 カミーユはアンヌを守る事が出来るのか。 三日間の三部構成。 一日目・二日目と定かにはなっていないけど犯人の予想が立っている状態で話が進んでいくが、三日目で予想をまんまと覆されミスリードにやられていた事に気付く。 今作もルメートルさん得意のどんでん返しにしてやられました。 だけど、『悲しみのイレーヌ』『その女アレックス』ほどの衝撃は少なかったかな。 3部作+番外編、終わってしまって寂しいけど楽しませていただきました。

    1
    投稿日: 2020.05.10
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     カミーユ・ヴェルーヴェンシリーズ三部作の完結編。  最初の3分の2は緊迫感はあるものの、これといった展開なく進む。  残り3分の1の展開は早く、強烈。そして残るのは「傷だらけのカミーユ」。  3部作の中では個人的には「その女アレックス」がすごかったと思う。

    1
    投稿日: 2020.04.24
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    今回も読み終わると最初の景色がガラッと変わる。犯人含め凝ってて面白かった。にしてもカミーユのアトリエへのこだわりって。。あそこって確かイレーヌの。。

    2
    投稿日: 2020.03.22
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    「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」に続く三部作の最終章。 前二作ほどの胸糞悪さはないので、読んでて疲れてくる事はない。 相変わらず気の毒なストーリーではあるが、キレイに纏まって三部作をしっかり締め括った作品になっているかなと。

    1
    投稿日: 2020.02.23
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    ルメートルの三部作。 一気に読み終えた。 前2作にくらべると、多少の物足りなさがのこる。 いや、三部作を読み終えてしまった喪失感だろうか。

    1
    投稿日: 2020.01.12
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    前作から随分間が空いてしまったので、記憶を手繰り寄せながら読むが、冒頭から早速『え?あのアルマン…⁉︎』と予期せぬ衝撃。前作でのネタバレもあり、シリーズ第一作は未読だが、今作にて前作がシリーズ中最もイレギュラーな作品だったと判明。それゆえ第一作を通っていない私には、前作の完成度に遠く及ばないプロットを補うだけのドラマ性を見い出すことが出来なかった。衝動的に独走するカミーユは前作の冷静沈着なイメージと対照的で、どうも馴染み切れないまま読了。この無情さが【味】なのかもしれないが、流石に呆気なさ過ぎる気もする。

    2
    投稿日: 2019.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分のいる世界とはまったく違う別世界の物語だとはいえ、 何人もの女を殺し、頭蓋骨を壊し、体全体を細かく刻み、人目に晒したり、 妊婦から赤ん坊を取り出し晒す。 男を誘惑し突然殴り気絶させ、口から濃硫酸を流し込み何人も殺害する 主人公の恋人が事件に遭遇し、その後犯人から懸命に恋人を守るが、この恋人が曲者 日本人作家にはあまり見られない荒っぽい犯罪・表現 さすがに読んでいて怖くなる   情景描写や物語展開は翻訳ものとは思われないほど、日本の作品と変わりがないが、 たぶん訳者の資質がかなりあるのだろう

    1
    投稿日: 2019.11.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ三部作の最後の作品。 一作目であんな辛い目にあったのに、最終作までも… 技巧派の作者が、最後に描きたかったのはカミーユという男の悲哀だったのか、前二作と比べてミステリー的なサプライズは少なかった。 何より登場人物一覧を先に見てはいけない笑 それだけでオオネタはばれてしまっている… 以下ネタバレ 今回の発端は、カミーユの恋人アンヌが強盗事件を目撃し犯人に暴行を加えられた事であったが、もうカミーユの暴走っぷりが凄い。仕事も役職も離れて個人的な動機で三日間走り回る。 愛妻イレーヌを失い失意の日々を送るカミーユと出会うアンヌ。しかし、そこには隠された意図があった。 という事で、何故アンヌが執拗に狙われるのか?という謎から、武装強盗事件がリンクし恰もコンティネンタル・オプのようにカミーユが状況を掻き回し周囲の緊張を高めた先には… やっばり出てきたか、ジャン・クロード。 根本は強盗の分け前を取り戻す目的が、アンヌを狂言暴行?しカミーユを暴走させ失脚させる一石二鳥の計画に。 全ての真相に気づいた後も、カミーユはアンヌの為になすべき事をなす。 原題の『犠牲』意味を考えると、誰もが誰かに対して献身的な犠牲になっている本作は、あまりにロマンチックで優しい物語だと言える。 だが、そんなセンチメンタリズムも良いもんじゃないか?と作者が問い掛けている気がする。

    1
    投稿日: 2019.11.05
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    面白い。 ただ、前の二作のような衝撃はなかった。 今回もルイがひたすら素敵で、悲劇に向かっていく物語の癒しだった。 毎回祈ってしまうのが、最後までどうかルイが無事ですように…。

    5
    投稿日: 2019.10.12
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    2019年75冊目。「刑事カミーユ」シリーズの完結編。妻イレーヌを酷い形で失った刑事カミーユに新たな恋人ができ、危うい関係ながらも立ち直りつつあったカミーユだがその恋人が事件に巻き込まれ、刑事の職も失う危機に陥りながらも、事件の真相を解明するという話の筋。犯人は主人公に恨みを持つという観点から考えれば、予想はできたけどよもやあの人物だとは。「その女アレックス」から真相がわかるまでの手口が読んでいていつも驚かされる。もう1冊別の小説が残っているので、それも読んでいきたいと思う。

    2
    投稿日: 2019.10.11
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    警部の声がハリソンフォード(磯部勉)さんので脳内再生されてます!笑 笑ってますが物語は悲しすぎます。

    1
    投稿日: 2019.09.18
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    いつも以上にひとりで暴走するカミーユと、それをあざ笑うかのような展開。犯人の男の語りを読んでて、それが誰なのかが全くわからないことに途中まで気が付かず、あれ? 犯人誰だ? と思って登場人物を見返してみたら、思い当たる人物が1人しかいなくて、暗い気持ちで読んでたんだけど、3日目に入ったらそれどころじゃない事が起きてました。前作、前々作みたいなインパクトはなくて、ただただ絶望的な話でした。続きはないかもしれないけれど、読みたいな。せめて途中にあるらしい中編の邦訳を望みます。 それから、カミーユの身長は145cmほどだそうなので、日本車に乗れば、普通に足で運転できるんじゃないかな…とシリーズを読むたびに思う。

    2
    投稿日: 2019.03.05
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    イレーヌ・アレックスのような残酷な場面が少なく、カミーユの内面が書かれた作品だと思った。 「傷だらけの・・・」より、「哀しみのカミーユ」って感じ。 いつものカミーユとは違う・・・冷静さを失い、手を差し伸べるルイやグレンから離れ、孤独に身勝手に事件の真相を探り始める。 読みながら「ルイが待ってるのに

    1
    投稿日: 2019.01.20
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    2018.01.09.読了 とうとう読み終えてしまいました。ヴェルーヴェン刑事三部作。 なんか淋しい。何とか今後も続けてもらいたいものです。 さて、内容ですが、 一作目ニ作目があまりにおもしろすぎたので若干の弱さはあります。インパクトに欠けるというか。 でも単作としては、今回ももちろん楽しめました。 ヴェルーヴェンの悲しみが深すぎてツライです。 ところで、アンヌはどこに行ったの? もしや、四作目ありか?ww

    3
    投稿日: 2019.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の完結編。『その女アレックス』は単体のミステリー小説として楽しむことができたが、本作では『悲しみのイレーヌ』で傷ついたカミーユが新たに降りかかる災難を乗り越えることでイレーヌの死も乗り越える様が描かれる。 三部作を通して、どんでん返しというほどの急展開ではないが、読み進めるにつれて徐々に認識が覆されていく感覚はとても面白かった。マレヴァルやビュイッソンなど、カミーユがイレーヌの死を乗り越えるために無視できない人物が物語に絡んできたことも最終章という感じがしてよかった。 事実だけを見ればカミーユにはひたすら不幸続きでハッピーエンドとも言いづらい終わり方だったが、それでも読後感が良かったのは、最初から最後までカミーユの心情が丁寧に描かれ最終的に救われたように感じられたからだろう。

    3
    投稿日: 2018.11.29
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    "イギリス推理作家協会賞を受賞している作品らしい。 「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」に続く完結となる本作品「傷だらけのカミーユ」。 主人公が遭遇する出来事はあまりにも悲しく切ない。 3作品を通じてここまでひどい目にあいながらも、何とか生き抜く主人公を応援せずにはいられない。とても悲しい物語。悲劇の三部作。 また順を追って、読むことで作者のプロットの巧みさに驚愕したくなる。"

    3
    投稿日: 2018.11.23
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    最近本を読めてないせいなのか なぜかあんまり頭に入ってこなかった。 うーん。また期間あけて再読します。

    0
    投稿日: 2018.11.01
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    カミーユの恋人アンヌが強盗事件に巻き込まれる。カミーユは情報屋を知っていると嘘をつき捜査を任される。 前作もそうだったがカミーユの思慮のなさは不思議で、頭が切れるというのは事件解決に関してだけ。

    3
    投稿日: 2018.10.28
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    結末や犯人の正体が分かってしまった。全体を通してみればひたすらカミーユが穴の中に落ちていく印象。しかし読み手を飽きさせない展開、文章は健在です。

    2
    投稿日: 2018.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヴェルーベン・シリーズの完結編。 前作がじりじりと追うヴェルーベンなら、今作はじりじりと追い詰められてはまり込んでいくヴェルーベン。 タイトル通り傷だらけでボロボロの主人公が、さらにもっとボロボロになっていく様子は、救いがないようにも感じましたが、ラストでヴェルーベンはやっと立ち直れたのだとも感じられて、暴力的で容赦のないシリーズだから思える独特の哀しい爽やかさがありました。…しかし、ヴェルーベンのその後を思うとやりきれない…。 前二作を読んでいるので叙述や構成トリックに期待しつつ身構えて読んだので、なんとなく途中でわかってしまったのですが、わかっていても遜色なく楽しめるからすごい。 読後にやっぱり戻って最初から読み返しました。序盤は「あのヴェルーベンの彼女」という思い込みで読んでいたので、好意的に解釈した行動が実は違った意味に見える。こうした視点変化の驚きがあるので本当に深く楽しめます。

    2
    投稿日: 2018.09.01
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    シリーズを2、3と読み進めてしまったので、1の『悲しみのイレーヌ』を先に読めば良かったなあと後悔。どんでん返しが2ほどではなかったけど、やはりあっと言わせる展開が何回かあり飽きさせない。タイトル通りカミーユがボロボロでかわいそう。でもドゥドゥーシュがいるじゃないか。

    3
    投稿日: 2018.08.04
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    カミーユっ(ノД`)・゜・。 劣等感を抱きまくってても何だかんだ優秀で、でもやっぱり可哀想な警部さん… ガンダムのキャラを思い出しちゃった

    3
    投稿日: 2018.08.02
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    カミーユ三部作の最後。翻訳された順番ではなく、イレーヌ事件から順番に読んだので良かった。 三部作とも共通するのは女性の存在。アレックスはちょっと違うけど、他の二人はカミーユにとって大切な存在で、話の最後では彼女たちは多くを語らず、そして結末はとても悲しく切ない。 今回の作品も話のテンポもいいし、結構最後はどんどん読めちゃう感じ。でも犯人については意外だったかな。 どの話も殺人や暴力などに関して、描写が生々しいことが印象的かな。

    3
    投稿日: 2018.07.30
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    1ページ目から衝撃の展開に言葉を失う… この作者はまだカミーユを痛めつけるのか!?カミーユにアンヌという新しい恋人が出来ていたことにも驚いたがそのアンヌが強盗に襲われ瀕死の重傷を負う。その強盗がその後宝石店を襲う。単純な強盗事件のように見えるが捜査がすすむほどに広がる謎。愛するものを守るためアンヌへの愛情が深いほど物語は切なく悲しい側面が強調される。原題の「犠牲」。イレーヌ、アレックス…と続けて読むとこの意味に深みが帯びてくる。ぴ

    3
    投稿日: 2018.07.25
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    2018.07.04 カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ3部作 過去二作ほどの衝撃はないけど完結編としてはいいか。「傷だらけのカミーユ」今回は邦題のネーミングは◯

    1
    投稿日: 2018.07.06
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    あいも変わらず、救わられない。 人生プラスマイナスゼロ説を信じて、作品化されないカミーユの残りの人生に期待。

    1
    投稿日: 2018.06.16
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    カミーユ・ヴェルーヴェン警部三部作の完結編。原題は「犠牲」だが読み終わったときこの邦題がしっくりくる。全く救いがない物語。中編が二つあるそうでそちらを早く翻訳してほしい。またカミーユの物語を読みたい。

    2
    投稿日: 2018.06.06
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    カミーユ・ヴェルーヴェン警部三部作、ここに完結。 あの「その女アレックス」が2作目、「悲しみのイレーヌ」が1作目でした。 妻を失って5年、ようやく立ち直りかけたカミーユ。 ところが恋人のアンヌがたまたま事件に巻き込まれ、思わぬ重症を負う。 ふつう、身内だと捜査できないところ、カミーユは恋人を守るため、自ら捜査に乗り出す。 職を失いかねない職権乱用もしつつ、疾走する3日間の話。 前作で過酷な目にあったのに、またまた踏んだり蹴ったりの傷だらけ。 とはいえ、練り上げられたプロットと、思わず引き込まれる文章力は、華麗とも言える様相を呈します。 シリーズ全体でまた響き合う‥ 母親が愛煙家だったためらしく、145センチという低身長のカミーユ。 高名な画家の母親には愛憎半ばする思いを抱いていたのだが、悲惨な出来事が続くある日、ふとした感慨が‥ そんなところにも唸らされてしまう。 ちょっと悔しくなって、いやこんな酷な話、大ベストセラーになるのもいかがかと言いたくなったり(笑) 部下のルイと警視長のル・グエンがいい人なので、彼らとは離れないでほしいなあ‥ 胸を抉るような話が何作も延々続くのも辛いけど。 スピンオフでホッとする話とか?読んでみたいです。 ルメートルがそんな作品を書いてくれるとすれば、だけど(笑)

    15
    投稿日: 2018.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ警部の3部作の第3弾。 イレーヌを殺されてから5年後の設定でカミーユの恋人となったアンヌが強盗事件に巻き込まれ重傷を負わされる。 身内の捜査をしていけないという規則を破りカミーユは捜査を進め孤立していく。 犯人探しの難航と警察からの規則違反の二重苦の中で物語りはあらぬ方向へと! 犯人はカミーユの元同僚であったマレヴァルであった。 マレヴァルは以前3人で強盗をしたのだが、その取り分を全部持ち逃げしたアフネルを探し出すためにカミーユを利用することを思いつき、アンヌをカミーユの元へ行かせ恋人役をさせた上 カミーユがアンヌのために犯人探しをすることを見越して計画を立てた。 3部作とも本当に着地点が予想外で面白かった。 ただ今まで読んできたようなどんでん返しの手法ではなく、物語が進みながら当然のような流れで物語がひっくり返っていくので、どんでん返しという点ではなんとなく物足りなさを感じてしまう。 ただ感情を語る部分が少なく起こっていることが淡々と書き進められるので飽きずに楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2018.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者はなぜこんなに主人公をいじめぬくのだろうか。ヴェルーヴェンに救いがない展開が多すぎて悲しくなる。 私は登場人物の中ではルイが一番好きだ。キャラ設定を見ていると、どこかで見た気がして仕方なかったのだが、最近ようやくわかった。こち亀の中川である…

    3
    投稿日: 2018.05.04
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    前作までと比べると、小説の仕組みはちょっと物足りない印象。その分前の二作が突出していたということなのでしょうが……。 ただ、主人公たるカミーユが全てを失って、可哀想で、苦々しい後味だけが残ります。後味の悪さだけで言えば三部作で群を抜いているかもしれない。 なにもかも失い、報復のカタルシスも得られず、傷だらけになっていくカミーユ、傷だらけになりながらも手を尽くす痛々しさは正直かなーり気持ちに来るが、その苦しみを読み切ることでカミーユの物語を終わらせることができるのではないかという気持ちでどうにか読んだ。 シリーズにはまだ未訳の作品がいくつかあるらしいので、そちらの邦訳も楽しみにしたい。

    1
    投稿日: 2018.04.15
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    まさにタイトル通り。 3日目の怒涛感は半端なかった。 そりゃ大の大人でも泣きたくなるのがわかる結末。 カミーユが失ったものが多すぎて、、なかなか残酷なお話でした。 2018.4.6

    1
    投稿日: 2018.04.06
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    カミーユ・ヴェルーヴェン警部3部作の最終巻、作品単体として見れば、衝撃度、構成、など前2作には及ぶまいと思うものの、3部作をまとめるにふさわしい出来栄えであり、まさに「傷だらけ」となっていく主人公カミーユに感情移入しつつ読了した。 作者ピエール・ルメートルには最初から3部作の構成があったのだろう、登場人物の配置、経過年数による人物の変化、関わり合いの変化など、緻密な計算の上に成り立っており、3部作を読み進めてきた読者には、いっそううなずける構成となっている。 これでカミーユ班にはもう会えないと思うと寂しい、しかしながら一人がガンで他界していたという前提では、今後のシリーズ継続はないという作者の意図を感じた。 また別での次回作に多いに期待したい。

    7
    投稿日: 2018.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ、三部作完結編。 最愛の妻イレーヌと胎内の子を誘拐殺人で失ってから五年。カミーユは、偶然出会った女性・アンヌと愛情を通わせるようになっていた。 そんな時、アンヌが強盗現場で犯人たちと鉢合わせしたために、瀕死の重傷を負わされる。 犯人を自分の手で捕らえたい衝動にかられ、様々なルール違反をおかし、自らの立場を危うくしながら自ら捜査にあたるカミーユ。 執拗で狡猾な犯人から、今度こそ恋人を守りきることができるか? こう始まれば、カミーユが失意を乗り越えてアンヌを危機一髪で救うか、もしくはまたもや残酷な結末が…? となったら、普通のミステリ。 ああ、またもや大人向けすぎる、苦い結末! たった三日間の、濃いストーリー。 アンヌに加えられた暴行より、『栄光のヴェルーヴェン班』の終焉が痛い。 冒頭で、アルマンがいきなり故人になってしまっていたのがショック。 暴行より、喪失と裏切りがカミーユを傷つける。 なのに、何故か少しだけ、諦念の透き通った味。 これは何だろう? 孤軍奮闘するカミーユのそばで、相変わらず信じ難いほどに善良で高潔な佇まいを保ち、カミーユを支え続けるルイの存在にも救われる心地がした。

    1
    投稿日: 2018.02.23
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    長編がこれで終わりだなんて悲しい。 それぐらい面白かった。 中編が残っているらしいから早く翻訳されてほしい。 しかしよく出来た話だった。 面白かった。

    0
    投稿日: 2018.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    冷静な刑事小説。 面白かったけど、なんか切ない。 猫や看護婦さんが個性があって描写がいい感じだった。

    1
    投稿日: 2018.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ヴェルーヴェンシリーズ完結らしいけど…この終わり方はどうなのよー!!期待しすきたのかな?面白かったのは冒頭だけだった。 でもアンヌがアレックスに出て来てたのはビックリした!作者の頭の中には最初から3作品まで構造が出来上がってたって事で、それは素直にすごい。 今回はカミーユ1人で突っ走ってるからルイの活躍もなかったし、いつの間にかアルマン死んでるし!これが1番ビックリ。いいキャラだったのになぁ。

    1
    投稿日: 2017.12.27
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    ヴェルーヴェン警部シリーズ三部作の完結編。最初は「傷だらけのアンヌ」じゃないかと思ったが、読み終えると、やはり「傷だらけのカミーユ」で、さらに原題のSacrificeがふさわしい。カミーユだけでなくアンヌの心情も切々と描き、胸をしめつける。

    1
    投稿日: 2017.11.29
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    冒頭から中盤まで読みました。だけどそれ以上に読めないんです。自分が悪いんですがなんとももどかしいです。つまらなくはないのですが、面白くもないです。すみません、勉強します。積読です。星もつけられません。

    0
    投稿日: 2017.11.10