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その女アレックス
その女アレックス
ピエール・ルメートル、橘明美/文藝春秋
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総合評価

1108件)
3.9
289
420
247
45
6
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    警察はわかってやってるっていう解釈でいいよね?予審判事はそういうことを言ってるよね? 10時間も働いてるみたいなところフランスだな〜って感じだった

    0
    投稿日: 2026.01.14
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    1章から最後にかけてアレックスの印象が180度、いや359度変わる。それにしても内容が気持ち悪い。。気持ち悪いと思いながら読むのを途中でやめられない。案の定後味悪い。

    0
    投稿日: 2026.01.11
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    小説を2冊半読んだ気分。第1部だけでもだいぶハラハラドキドキを味わったのに、その後第2部も疾走感のある展開が続き…続きが気になり、どんどん読み進め、ベタですが寝不足になりました。幸せな話ではないけど、第3部で個人的には少し救われたかな。 全部読んだうえで、振り返るとそこかしこに伏線が張られてて、緻密。なるほど、そういうことだったのかと。だからこそ読んだあとの満足感が高いのかなと。

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    第一部、第二部、第三部でアレックスに対する印象が全然ちがかった・・・。 洋書は苦手だったけど、すごい惹きつけられた。 圧巻。 でも内容はしっかり胸糞悪い。

    1
    投稿日: 2025.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後まで、どう展開していくのかわからないドキドキがあった作品。 本当にこの結末でいいのか……?と若干思いつつ、でも彼女が報われる(のか?)結末でよかったとも思った。今回の判事が好きでなさすぎて読むのを諦めそうになりもしたが、意想外な展開が予想外のタイミングで訪れる面白さがあった。 アルマンとのサイドストーリーがほっこりしてて好き。

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    先が読めない怒涛の展開。そして、心が締め付けられるよう真実。 "正義とは何か"を考えさせられました。

    8
    投稿日: 2025.12.15
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    凄まじいミステリー。 印象が途中ガラガラと変わっていくことになり、何度も衝撃を受けた。 その後に読むミステリーがかすんでしまった印象があるほどのすごさで、本当に読んで良かったのかと思うことも。。 ややグロい描写に耐えられるならめちゃくちゃおすすめです。

    1
    投稿日: 2025.12.09
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    まるで長い長いシリーズ作品を読んだようないい意味の疲労感! 誘拐事件で残虐な男に捕まった女を助ける話かと思えばそんなものは序章の序章。きっかけに過ぎないどんでん返しのどんでん返し!アレックスという女についての印象が読めば読むほど2転3転してどこに味方したらいいのかわからなくなります。 全てが回収されて、行動の意味が分かった瞬間のアレックスへの慈悲が湧いて、あいつくそったれ!と思いました笑 そしてカミーユ警部がそこまで好きじゃないなぁと思っていたけど、最後何を思って締めくくったのかを感じとったら「良い奴じゃーん」って笑 この作者さんに初めて出会いましたが他の作品を読みたくてしょうがないです!

    2
    投稿日: 2025.11.27
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    三部作の一作目である悲しみのイレーヌを先に読むことを猛烈にオススメしたいです 二転三転、最後の締め方、キャラの深み、そしておまけっぽいもう1つのどんでん返し ミステリーを読んでて、『うわ、そことそこ繋がんねや』ってなった時のあの笑ってしまう感じを久々体験できて痺れた 文句なしの満点!

    4
    投稿日: 2025.11.24
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    アレックスの見え方が何度も変わる展開。気分の悪くなるシーンも多いですがどんどん読み進めたくなる、そんなおもしろい本でした。

    1
    投稿日: 2025.11.19
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    いやー長いけどめっちゃ好きだこの本! 万人には勧められないけどサスペンス好きには良い! アレックスううう、同情するよ

    1
    投稿日: 2025.11.16
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    どんでん返しの名作として紹介されていて、読むことに。 だが実際はどんでん返しの一言で片付く内容ではなく、重く、グロく、暗い推理が続く。 監禁されている側とそれを探す警察側の目線、両方で書かれていて、答え合わせをしながら話が進むが最後の答えは賛否両論あると思います。 読んだ後のディスカッションがかなり捗る作品だと思います。

    1
    投稿日: 2025.10.31
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    警察小説として凄い。 ミステリとして凄い。 どんでん返しが凄い。 衝撃度が凄い。 読むべきフランスミステリ。 ハヤカワミステリマガジン 21世紀翻訳ミステリベスト!第4位 刊行2011年 邦訳刊行2014年 リーヴル・ド・ボッシュ読者大賞(フランス) 英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 本屋大賞 翻訳小説部門 第1位 週刊文春ミステリーベスト10 このミステリがすごい! 受賞。 ハヤカワミステリマガジン 21世紀翻訳ミステリベスト! を読み進む旅は この本に出合って、 大きな驚きと邂逅した。 フランスミステリの金字塔にして、 言葉で尽くせない深い思いを 読者に与えずにはいられない本作は、 まさにミステリファンならずとも 読んでおきたい垂涎の作品だ。 本作は「悲しみのイレーヌ」に続く カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ の第2作となる。 本国フランスでは 前作から数年おいての刊行となるが、 前作が序章に思える そのインパクトは筆舌に尽くしがたい。 満を持しての第2作で ピエール・ルメトールは 世界中に衝撃と慟哭をもたらした。 非常勤看護師であるアレックスは 自分の魅力を熟知しており、 夜な夜な、それを利用して 男たちを魅了していた。 ところが、ある日。 アレックスは夜道で 見知らぬ男に殴打され、、 車でいずこへと 連れ去られてしまう。 警察もこの誘拐事件を知ることとなり、 被害者不明のまま、 生命の危険を意識して、 緊迫した捜査が始まる。 指揮するのは前作で苦悩の底に立ち、 数年捜査の第一線から離れていた カミーユ・ヴェルーヴェン警部。 かつての部下だった ルイ・マリアーニとアルマン、 上司のジャン・ル・グエンら、 かつてのメンバーが集ってくる。 そこに対峙するのは、 予審判事のヴィダール。 第一部はアレックスの視点と 警察の視点が交互に 描かれながら、進んでいく。 いやがおうにも高まる緊張感。 カミーユたちの捜査により、 容疑者が浮かび上がる。 そして、被害者女性の 救出へと警察は動いていく。 ところが。 第二部になると、 物語は大きくその様相を変える。 次第に判明してくる被害者女性の姿。 そして、驚天動地の展開。 ところが。 第三部で物語は さらに大きく変化する。 同じ現象が 与えられた情報によって 次々と見え方を変えていく 恐ろしさと驚き。 私たちの物語の最後で これまでにない慟哭へと導かれる。 このミステリは アレックスという女性の人生を描き、 その捜査を通じて、 カミーユ警部の再生をも写していく。 その女アレックス。 この女性の存在を 忘れることはできない。

    0
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスへの感情が目まぐるしく変わっていった すごい話だ… 警官たちのバランスが良かったので前作も読んでみたい

    0
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスを見習い頭を強打すれば、この本の内容を忘れられますか(イレーヌの前にアレックス読んじゃった罠)

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    ルメートルによるカミーユシリーズ第2作目。この作品でこの作家は売れっ子になったという。確かに、どんでん返しが続き、興奮のまま一気に読んでしまった。

    1
    投稿日: 2025.10.07
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    最後の最後まで予想できない展開だった。読み進めるごとに、アレックスに対して抱く感情が変化していった。 ラストにかけての、刑事たちのやりとりがお芝居のようで楽しかった。

    1
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開が読めない作品と聞いていたので、冒頭からアレックスは信用できない語り手かも…と色々疑いながら読み始めたが、まさか連続殺人鬼が獲物の身内に手を噛まれた構図から始まっていたとは思わなかった。 全編を通してアレックスは嘘を語っている訳ではないが、本当に吐露したい思いはモノローグでも発さなかったので、動機や目的がぼんやりしたまま最終章へ向かう。そこで浮かび上がってくる彼女の人生があまりに惨く、殺人は肯定できないが、環境が人をつくる典型だと感じた。 カミーユ警部サイドの同僚との掛け合いや、母親の肖像画を巡るエピソードにはほっと息をつけたが、正直それでは相殺できないくらい事件の全体像がどろどろでグロテスク。読み終えても、アレックスという女性の存在が読者に苛烈に刻まれるのではないだろうか。

    3
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見たことのない設定と展開のミステリー小説だった。警部たちとアレックスの視点が短く交互に語られていて、謎が解決していく感覚と謎が深まっていく感覚を同時に味わえた。アレックスが連続殺人鬼であることも、殺人の動機が筋が通っていたことも意外だった。わざと通り魔のように見せる描き方が新しかった。アレックスが被害者→加害者→被害者に見える形も新しい。種明かしがぬるっとする感じも面白い。淡々と情報が記されているだけなのだが、勝手にこちらが予想して、そして裏切られる。作者はアレックスの最後を嘘なくありのままに描いたはずなのに、自分はアレックスはトムに殺されたものなのだと思った。短いスパンで見ればおそらくミステリー、サスペンスのオーソドックスな手法が多分に使われているだろう。特に最後の「指紋鑑定が終わるまでの時間稼ぎの尋問」や「自分の自殺を他殺に見せる」などは斬新な発想ではない。おそらく容疑者エックスの献身とかの方が遥かに洗練されていると思う。ただ、物語全体としての展開が斬新だったと思った。刑事もアレックスも人間の行動心理学とかに詳しいのが憧れた。

    1
    投稿日: 2025.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回の読書会でお借りした本、その2。 読み始めたら止まらない系の小説。 暴力描写が結構エグいので、 万人にはおススメできないけど、 登場人物のキャラクターも話の構成も 本当に面白かった。 以下、ネタバレ。 3部構成になっていて、 1部ごとに主要キャラクターである アレックスに対する印象が変わる。 2部くらいまでは、 TBS系のドラマ「アンナチュラル」 を思い出したりして (あれより1部で遭遇した「酷い目にあう理由」 がどうしようもない悪意由来なので かなりヘビーだが)、 ほうほう、なるほど、なるほど…、 と思いながらどんどんページをめくっていった。 1部の監禁されているシーンは、 翻訳の迫力も凄い。 アレックス視点の文章なので、 暴力描写が強烈で、痛さも寒さもしんどさもそれをひっくるめた恐怖の感情も、 そりゃあもう読んでいるだけでメンタルに来そうなくらいに生々しくて 「早く読んでしまいたい!」 という気持ちになる。 そうかと言って 入れ替わるカミーユ視点だって陰鬱なんだけど。 初っ端から相当レベルのイヤミスだ。 だからこそ読み始めてしまえば 先が気になって、気になって…。 久しぶりに休みを1日潰す勢いで読みきった。 3部でもう一回転印象が変わり、 彼女の行動の意味が判明して 物語が閉じられるのだけど、 わたしの印象だと、 ラストの展開はそれまでの物語に対して考えると少し弱いと思った。 監禁される前の被害者との関わり、 出会いはどうだったか、 詳しい記述がないのでわからないが、 監禁後の被害者との出会いはよりサイコパス味を出す叙述トリックを狙ったものか、 偶然性が強い描き方をされていて、 彼女と被害者との関係性に説得力がないように感じたのも、ラストが消化不良に感じた理由かもしれない。 結局どうして20年以上経過した彼らの居場所がわかったのか、についても カミーユたちの、 限りなく真実に近そうな「仮説」で説明されただけで、きちんと決着していない気がする。 もう少し別角度からのカタルシスを期待しながら読んでいたので、 わたしにとっては結末が中途半端で、 消化不良も感じてしまった。 それにしても、 読中そこはかとなくずっとイヤな感じを引き摺りながら、 ラストで特に事件には関係なく挟まれたカミーユに贈られた絵画のエピソードには浄化されるような気持ちになる。 この部分だけでも記憶に残る読書になった。

    3
    投稿日: 2025.09.09
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    物語が進むにつれて印象が変化するアレックス。果たしてアレックスはどのような人間なのか。読み始めたら徹夜必至。

    5
    投稿日: 2025.08.21
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    面白かった。誘拐から始まり連続殺人と、次から次へと展開されていく。悲しい過去や動機が明らかになっていく。結末も意外だった。人から借りた本で、表紙にまず驚きました。内容は良かったです。

    1
    投稿日: 2025.08.20
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    いろんな賞とっててずっと気になってたのだけど、やっと読めたー!! ちゃんと先に悲しみのイレーヌ読んでから読みました!ってか日本は先にこの2作目のその女、アレックスを翻訳出したのね。すごいな…一作目の後日から始まるから、もろに一作目のネタバレ食らうというのに… 中は3部構成になってるんですけと、それぞれが全く違った感情で読みました。 一作目で何があったか知らないと主人公のカミーユにの心情とか共感しにくいかと思ったんですが、どうなんでしょう?私はもうカミーユ…!!!とひたすら頑張れ!って思ってた。 あと同じ捜査メンバーのルイとアルマンがいい味だしてますよね。特にルイなんて全オタク好きそうな設定じゃん? カミーユ1人が頑張るってより、みんなで協力して、しかもお互いを尊重しあってる感じが好きですね。カミーユが2人を信頼してて、信頼してる部下がいるって読んでてすごく安心する。 最後の章はひたすら悲しみと怒り… 3作目はどんな感じなんだろう? 描写がグロくて痛々しいのでちょっと読んでて辛いんだけどミステリとしては面白い。

    1
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はアレックスがただの被害者のように思えた。誘拐され暴行を受け、酷い環境で自身の死を待つような描写は自分であればとっくに精神がいかれていただろうということが想像できた。しかしページが進むごとにただの被害者ではないことを感じ取った。 そして徐々に彼女のした猟奇的な事件が明るみになると、今度は彼女に対する嫌悪感が芽生えた。しかし、最後の人を殺した際に彼女が涙を流したのを見て、一つの違和感が胸の中に広がっていった。なにか事情があるのかもしれない。そう思わせられる程に、彼女の繊細さがそこに表わされていた。 そして全てが明るみになった瞬間、誘拐されたときよりも深い悲しみと同情心で私の心は埋め尽くされた。しかし、彼女にとって私のような同情は虫唾が走るものであると思う。見える情報だけに踊らされ、感情の波に呑まれる人間など、無駄な正義感をもった群衆の1人にすぎない。 正義感より淡々と事実に目を向けることの難しさを感じた。 そして最後の絵画を購入した人物だが、貧困に見えた彼の心は誰よりも豊かであることがこの物語の救いのように思えた。

    1
    投稿日: 2025.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     良いとは断言しづらいが、読んで損はないと感じます。  第一部 どうでもいい事ですが、監禁の情景が、本のカバー絵と全然違うところが、気になっていまいました。だからといって内容に合わせた絵にしたら、違う趣旨が伝わりすぎて台なしになってしまうのでしょうが…。翻訳ものはすごく読みづらいものが多くて、後悔することが多々あるのですが、今回はそれほど気にならなかったです(ただ、この小説でも、「アパルトマン」という表現がでてきたときには、一瞬終わったと思いましたが。)。  第二部 やはりラストでのあの展開です。第三部を残して、本当に?と、ややびっくりさせるところが、評価が高いのだろうと思います。  第三部 ここまで来ると、がぜんスピード感がでて、作者の術中にはまりました。  全体として、テーマを抽象的に言い表してしまうと、あれか・・・で終わってしまいがちだし、猟奇的な点とかも含めて、あえて読みたい人以外が読んでもしょうがない点がなくもないといえます。  ただ、刑事チームのユニークなやり取りなど、全体として完成度が高いのは否めないです。イヤミスの部分をあえて差し引いても、トータルで良い作品だと感じました。

    1
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    被害者は加害者でもあり、そして、、、と先の読めない展開がおもしろかった。 序盤から匂わせていた過去や計画はわかりそうでわからない。明かされたアレックスの秘密は予想していた内容よりさらに酷かった。 カミーユ、ルイ、アルマン、ル・グエンのチームワークがとてもよい。お互いに信頼しているからこそ干渉しすぎないところが最高。 『悲しみのイレーヌ』より出来がいいのはわかるけど、やはり出版順は守ってほしかった…。

    2
    投稿日: 2025.08.13
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    前作は相当辛いエンディングだったが、だからこそ本書は相当楽しめた。展開や視点がどんどん変わっていくたびに驚きがあり、稀有な読書体験だった。ルメートルにハマりそう。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    誘拐事件をきっかけに、不可解な事実が何度も浮かびあがっては推測を覆してくる。どんでん返しもさることながら、前作に引き続き登場人物が魅力的だった。残酷な描写も多く、鬱々としたストーリーではあるが、登場人物たちの振る舞いや、仲が深められる様子が心地よかった。三部作の最後、傷だらけのカミーユも読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    誘拐監禁されたアレックスが可哀想…と思ったらとんでもない硫酸連続殺人するし、と思ったらそれには心締め付けられる理由があるし…で目まぐるしく変わっていく展開に驚き。 終盤、今までテンポ良かったのに兄への尋問シーンだけ無駄に長くてしつこくない?と思ってしまった。そこだけは残念。

    1
    投稿日: 2025.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も驚かされて翻弄されまくった。 残虐な描写が多くてつらい部分もあるけど、それよりも話の展開が気になって夢中で読んでしまった。

    5
    投稿日: 2025.07.09
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    アレックスが監禁され、こんな酷いことをする犯人はどんな奴なんだろうと思っている時点で、アレックスの計画は始まっていたし、私もまんまと騙された。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    完全に地続きの話であるにもかかわらず、情報の出し方によって章ごとの印象が大きく異なっていて巧みだ。始まりこそ、誘拐と脱出劇のサスペンスかと思いきや、2章以降からはアレックスの印象がガラリと変わり、3章でさらに別の側面が見え、物語全体の見え方さえも変化してしまう。感覚としてはほとんど奇術に近いのだが、時系列をいじったり、視点人物を変えたりと、叙述ミステリでありがちなトリックをほぼ使っておらず、それでいて予想外の方から解答が飛んできて気持ちがいい。それを可能としているのは、アレックス視点とは別に用意された、カミーユをはじめとする刑事たちの動向。彼らの動きによって物語の土台が出来上がり、一気にリアリティが増すとともに、アレックスが自身では語ることの無かった燃え盛る怒りが徐々に見えてくるのだ。アレックス、彼女の名前は私の心に刻まれた。

    3
    投稿日: 2025.06.27
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    誘拐監禁されたアレックスが、計画していた壮大な復讐計画は読み始めでは全く分からず、敏腕刑事のカミーユの調査が進むにつれて全貌が明らかになる。 結末が凄い。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4月中旬から読み出して今日読了。 途中読むのをストップしてしまったのは、誘拐監禁事件かと思い、かなり痛々しい描写が読むのを躊躇させた。が、覚悟を決めて読み進めると、あれ?思ってたんとちがう。。。そこから一気読みでした。 終盤、一つ一つの殺人事件に意味があったことと、最後まさかの結末に、こんな終わり方あるんだ!と驚嘆しました。 アレックスにある種便乗する結末となったのは、彼女が何者なのかをカミーユが想像して彼女の叫びを感じ取ったからなのかなと思いを馳せて考えてみた。 登場人物のキャラ立ちと関係性にワクワクしながら、また殺人の描写のエグさにゾッとしながら、とても楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2025.06.03
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    三部からなる一冊。各章でアレックスへの感情をどんどん変化させられる。 二部、アレックスがとある計画を進める中、自身の身の上を思って泣くシーンが何度かあるのだけれど、「なぜ泣くのか、身勝手じゃないか」と思っていたが、その後綺麗にひっくり返された。 読ませ方がすごくて一気読み。読者までもがアレックスの手の上で踊らされていたような読後感だった。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    30代の美しい(そしてちょっと太りやすい)女性アレックスがおひとり様生活を満喫中。唐突に誘拐され、監禁され、嬲り殺されていく。彼女を探すのは同じく妻を誘拐で亡くした偏屈低身長刑事。間に合いますように、と願っていた。途中までは。アレックスが自力で脱出するまでは。 衝撃、驚愕、そしてものすごく深い深い悲しみが残り、2回読み返して更に悲しくなった。冒頭の楽しい買い物、おしゃれな食事、ひとりの晩酌。なぜ彼女はひとりなのか。なぜ彼女は恋愛を諦めたのか。なぜかつらを買い、太ったり痩せたりし、健康に気を遣って美しさを保ち、男を誘惑するのか。なぜ監禁されても心配する友人がいないのか。なぜ男を殺すのか。なぜまだ息があるうちに、男の喉に硫酸を流し込まなければならないのか。 アレックスは猟奇殺人犯ではない。狂人ではない。最初から最後まで、完璧なまでに被害者だ。心も身体も。カミーユ刑事がそれに気付いてくれたことで、何かが救われたのならいいけど。そして最後の最後に仕掛けた罠は、とにかく見事としか言いようがない。 尚、低身長刑事カミーユの物語はシリーズものっぽい!彼の家族や背景も気になるところ。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    2025.5.10 読了 めちゃくちゃ面白かった! ひとりの女が誘拐監禁されるところから物語が始まる。 目を覆いたくなるような残酷な描写もあるけどスリリングな展開にページをめくる手が止まりませんでした。 不謹慎かもしれないけどスタオベしたくなるくらい好きな結末でした。 判事殿いけ好かん奴だけど最後のセリフは格好よかったです(笑) シリーズ前作の悲しみのイレーヌはいまいちはまれなかったけど今作はドはまりでした。 翻訳もので一番楽しめたかも。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の全てをかけた犯罪。 その前に誘拐されるという誤算。 どんな目に遭おうとも、逃げきってやり遂げた犯罪、復讐。 最初の方は、誘拐犯の目的も、彼女の名前も、彼女だから誘拐したという彼の行動も何もわからないまま。 無差別に殺される男たち…と思ったら…。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    とんでもないものを見てしまった、という感覚になった 不思議な読後感でした 読む順番は、悲しみのイレーヌ→その女アレックス→傷だらけのカミーユですのでお気を付け下さい

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の全てをかけて最後の復讐をやり遂げるダークヒロイン。心の中で静かに燃やす復讐心に物語の最後に見せられた時、その闘志にかっこよさすら感じた。正義の裁きで最後には救われると言う結末も、なかなか今までに出会ったことがない展開で良かった。 前提、大どんでん返しとか叙述トリックとかを疑って構えて読んでいたこともあり、やや長さを感じた。が、終わってみれば、人間ドラマ?犯罪サスペンス?的なジャンルで、主人公アレックスの人間に感情移入しながら読み進めていれば、きっと読後感も変わったはず。

    3
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二転三転する事件の様相、アレックスの不可解な行動、謎が謎を呼ぶような展開に目が離せませんでした。第3部でそれらが全て繋がり真実が明らかになった時は衝撃でした。 事件を捜査するパリ警察の面々も最初は確執、蟠りがありつつも最後は正義を貫いたことで一件落着するのは良かったです。 ただ、凄惨な描写や展開が多く読んでてずっと辛かったです。終盤は特に。そして真相を知った上で一部、二部の冒頭を思い返すとより辛いです。 読み終わったあと、感情を消化するのに時間が掛かりそうなお話でした。

    2
    投稿日: 2025.04.10
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    評価の高いミステリー小説だと聞き読み始めたのですが、序盤ではやくも後悔の気持ちがわいてきてしまいました。 主人公の女性アレックスが監禁され衰弱していくという描写が続き、読むことが不快で辛いのです。表紙の絵からも嫌な予感はありました。 ところが、読み進めていくとストーリーは意外な展開を見せ、思いのほかどんどん引き込まれていきました。 文庫本の帯に「101ページ以降の展開は誰にも話さないでください」とあることだし、内容についてはあまり触れませんが、読んでいる間、感情が振り子のように大きく左右し、揺さぶられました。 衝撃的で悲劇的なサスペンスですが、キャラが強めの警察の面々が事件を追うなかで見せる友情物語もあり、警察のパートは少しホッとできます。 でも、警察の動きがいつも一歩遅いことには、ジリジリさせられました。 人間の恐ろしさ、哀しさ、強さが詰まったミステリーでした。

    10
    投稿日: 2025.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    突如として誘拐監禁された女性、アレックス。現場の目撃者がいたことから警察が捜査に乗り出すが、話は誘拐事件にとどまらずに予想外の方向へ展開していく。 自分の傷を癒やしてくれる人が周りにいないまま、僅かな思い出と心に残った小説を頼りに生き続け、自分の人生をぐちゃぐちゃにした存在へ復讐をやり遂げたアレックス。 そんなアレックスの強かさが印象に残りました。 個性的な警察官たちの芝居風のやり取りも面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.03.31
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    2025年3月30日、グラビティで私の本に関する投稿にいいねしてくれたグラ友「生タマゴ」さんが話題にしてた。「昨夜は、秩父、和銅温泉のお世話になりました!!鉱泉かな、効きましたわ、これ!肝心の読書?カミーユシリーズも佳境に入りました〇」→カミーユシリーズ初めて知ったが調べたらこれが2番目らしい。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話が進むにつれ、確かにどんどんアレックスの印象がコロコロ変わって引き込まれた。アレックスの過去が分かった時、私ならどうしただろうと考えさせられたがトラウマになる監禁を乗り越えてボロボロになりながらでも復讐をやりとげたアレックスそして最後の警察の正義、スッキリして終わった。

    1
    投稿日: 2025.03.29
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    若く美しい女性が誘拐された。監禁され、弱っていく彼女はなんとか自力での脱出を試みる。 自分はなぜ誘拐されたのか。まだやらなければならないことがあるのに……。 その女にはある秘密があった。 テンポよく展開されていく謎の開示によって、その女"アレックス"は被害者から加害者となり、また被害者となる。彼女は何者なのか。なぜそんなことを……とページをめくるのが止められなくなった。 ヴェルーヴェンシリーズの2作目とのことで他の作品も読んでみたくなった。

    4
    投稿日: 2025.03.23
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    シリーズものと知らず、前作を読まずに読んでしまった。そのためヴェルーヴェン警部自身まつわるパートに入り込めず、楽しみきれなかった感がある。あと残虐さが強いのも今の自分に合わなかった。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    これがカミーユシリーズの二作目と知らずに読んでしまい、後悔した。(日本語訳が出たのはこちらが先なので仕方がないが) なので今から読む方は必ず一作目の「悲しみのイレーヌ」から読んでください。即ネタバレ食らいます。 内容はグロ描写多めですが、アレックスの目的が分からずもやもやしながらも目が離せません。 カミーユのターンになってから、そう来たか!となるので頑張って読んで欲しい。 ラストは日本の警察じゃ有り得ない、フランスっぽい終わり方かもしれない。私は好きです。

    9
    投稿日: 2025.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2冊分の本を読んだような気分。 誘拐事件の被害者から連続殺人事件の容疑者へと、アレックスに対する印象がどんどん変わっていく。 不幸の元凶である兄に与えた復讐は社会的な死。まさに生き地獄。 シリーズ1作目もそうだったが、なかなかえぐい描写の連続で続けて読むと少し疲れる。カミーユの飼い猫ドゥドゥーシュが唯一の癒し。

    3
    投稿日: 2025.03.09
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    物語のテンポが非常に良く、描写も映画のようでとても引き込まれる。読者はその女、アレックスとは何者なのか?を追っていくと、アレックス像が最後までどんどん変化していく様が面白い。 これは犯罪推理小説でもあり、復讐劇でもあり、1人の不屈の精神を持った女性の生き様を描いている。 ただ残虐な描写が多く、幸福な時間は少ないので読んでいて気持ちの良い話ではない。命を賭しての復讐を果たすが、物語を通して孤独、悲しみを強く感じさせるため、果たして復讐の果てに本当に報われたものがあるのか疑問を感じてしまった。

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    正義が真実に勝つ… エンタメ作品としては、申し分ない面白さだった。 特に、主要人物であるアレックスに対するイメージがページを読み進めるごとに変化していく様子は作者の高い技量が伺えた。 ベタな刑事ものの作品という印象は拭えないが、 そこには確かに面白さがあった。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えっ、まだ続くの?って何度か思った。アレックスが檻から逃げたとことか、アレックスが死んだどことか。でも最後まであったことで一番面白みがあった。 最後のお姉さん?の車にのせてもらうシーンでは本名言ってて、あれなんでだろう?と思ったけど、対象者でなければ殺す必要もないからだって知って、アレックスは無差別に殺していたんじゃないんだってことに気がついて鳥肌がたった。

    5
    投稿日: 2025.03.01
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    文句無しだが、人には薦めにくい作品かもしれない…。誘拐事件が中心の話かと思えば、早くも事件は二転三転して読者を翻弄し、ついに迎えるその結末にはただただ言葉を失った。物語終盤のある場面で読者はあることを察するだろう、そして驚愕するだろう。 直近で読んだ作品の中にも面白いものはあった。ただこの作品は久々に本当に面白いと言えるものだった。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第二部までは非常に面白く読んだが、第三部でアレックスに幼少期に壮絶な性暴力を受けてきたという過去が設定されてしまったことで、(言い方が非常に悪いのは承知の上で)陳腐な復讐譚としてまとまってしまった感が(警察の決断も含めて)。裏を返せば、そう思えるほどには性暴力がいかに被害者を壊してしまうのか、2025年には(まだまだ不十分だとはいえ)世の中に知られ始めたことを意味するのかもしれないが ただ、わかりやすい悲劇がなければ女性は異常者になることが許されないのだろうかと私は思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    謎の女性、アレックスが誘拐されるところから物語が二転三転していき、終盤にかけてはページを捲る手が止まらない! そういうことだったのか!!! こんなに驚愕した伏線回収は初めてでした。 散りばめられた伏線が回収される様は見事の一言で、前作に続いて暗く、残酷なストーリーではあるのですが、行動力のある(ある意味、猪突猛進な)主人公ヴェルーヴェン警部に救われます。 ヴェルーヴェン警部だけでなくル・グウェンやルイ、アルマンの四銃士(カルテット)の掛け合いに前作のような安心感がもたらされ、他の作品にはない栄養をキャラクター達から貰えます笑 本当に残酷なのは誰か? 正義を求める主人公達を切に応援したくなる作品です!

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    大分前(10年近く前?)に「海外ミステリでおすすめの本 10選」的なサイトで(しかも複数のサイトで)見かけて気になって買っておきながら積ん読になってた本。 今年の「読書量強化」の目標の際に、再度、最近の「海外ミステリおすすめ」を巡ったら、そのサイト群の中で未だにおすすめで上がってきてたので、積ん読崩し2冊目として選んだ。 これが、メッチャ面白かった!文句なしの★5でした。事前情報でネタバレなしレビューで散々「展開にびっくりする」と読んでいたけどその通りだった。読みながら、「これは伏線?」「実はこういうトリック(叙述トリック?)なんじゃない?」って色々推測しながら読んでたんだけど、悉く裏切られた。 グロテスクな表現が苦手で「これは胸糞系なのかな…」ってなりつつ、でも真実が気になって読破。最後は手放しで爽快とはならないけど、胸糞感は全くなくて、良い終わりだったなぁと思う。 これ、ネタが分かった状態でもう一回読んだら違ったものが見えてくるだろうな~と思うので、他の本を数冊読んだ後に、1作目の「悲しみのイレーヌ」と続けて、もう一度読みたいなと思う。

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスという女性に纏わる犯罪小説。 3章構成で、章ごとにアレックスの異なる側面や背景が語られ、読者のアレックスに対する認識も章ごとに大きく変わっていく。 罪深いアレックスの兄を何としても逮捕しようと結束する警察官達のエンドは良かったと思う。 真実よりも正義が大事だと、私もそう思う。(警官として正しいかは分からないが。)兄は絶対に裁かれるべきだと思った。兄だけでなく、母も裁かれるべきだった。 ただ余りにも内容が残酷で、(1章が長くて、、)個人的に楽しい読書体験とは程遠かった。 私が男性だったら、もう少しストーリー展開を楽しめたのだろうか。 アレックスが幼い頃に受けた苦痛があまりにも残酷で、アレックスの思いや女性としての人生を考えると、アレックスが男達を殺したいほど憎むのは当然だと思った。

    3
    投稿日: 2025.02.01
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    「その女アレックス」「悲しみのイレーヌ」「傷だらけのカミーユ」「死のドレスを花嫁に」……結局どれがナンバリングの最初なのか分からず(調べることもせず)、とにかく一番耳にしたことのある本作を選びました。 ……だがしかし、今作は2作目なんですね。 翻訳本の出版都合で2作目から邦訳され発売されたそう。 とはいえ、1作目を知らなくても登場人物に関しては毎回細かく描写する作家さんのようで、苦労はありませんでした。 (でも1作目のネタバレというか、顛末がさらっと書かれているので、そこはちょっと残念) 正しくは、 1 悲しみのイレーヌ 2 その女アレックス(本作) 3 わが母なるロージー 4 傷だらけのカミーユ だそうです。参考になれば幸いです。 ストーリーは既成の枠を外したり捻ったりと工夫がこらされていて、読んだ人が口々にスゴイと言っている意味が分かりました。私は推論しながら読むタイプですが、さすがに今回はほぼ分かりませんでした……。 ストーリーは十分楽しめるものとなっていますが、作中にはグロテスクな描写、バイオレンス、あと性的描写も含まれるため、それらが苦手な方は注意です。 それら描写があっても大丈夫な方にはおすすめしたいです。 凄いし楽しめるけど、「楽しめる」「面白い」と言っては語弊があるようなないような……そんな作品です。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    中盤までは退屈だったが、後半の展開が予想できない方向にどんどん拍車をかけていき面白かった。読み進めながら、それまでの伏線を思い出して読み返しをするのが楽しかった。 締めの描写もよく読後感がとてもよかった。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    誘拐されたアレックスの行方を警察が追っていくサスペンスかと思いきや良い意味で裏切られた。第一部では主観を共有していたはずの彼女が、段々とこちらの把握から乖離していく様が秀逸でページが進むほど目が離せなくなる。真実を捻じ曲げてまで正義を貫くカミーユたちには共感できないけれど、物語としては綺麗なラストだった。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    美人で30歳、看護師のアレックスが見知らぬ男に誘拐、監禁される。狭い檻に入れられ、衰弱していくアレックスはなぜ誘拐されたのか。 事件を捜査するのはカミーユ・ヴェルーヴェン警部、前作で妻と子どもを殺害された傷はまだ完全に癒えてはいない。 刻一刻と死が迫るアレックスを救うことができるのか… ところが中盤から事態が急展開し、アレックスは何者なのかというところにストーリーの焦点が移る。 前作同様、残酷な描写は多いが次は何が起こるのか、アレックスは何がしたいのかが気になって読む手が止まらない。 最後に不可解だった行動の数々がすべて繋がっていくところが本当にすごい。前作以上の衝撃だった。 すごい本に出会ってしまった…!

    0
    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フランス映画特有の、暗くてじめっとした感じが合わないので、フランスの作家さんかー と一か八かで読みました。 結果ダメでした。 酷くてグロいはずが怖さが伝わらず、淡々と読み進めた。 アレックスの犯行も3章を読むまで、無差別に近い犯行としか思えず終始胸糞 理由が分かっても可哀想に、復讐できてよかったねぐらいにしか思わなかった。 長いなーと思いながら、読み始めちゃったし、と無理矢理読んだ

    4
    投稿日: 2024.12.29
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    面白い 次々に起こる展開にワクワクした。 アレックスに対する印象の変化に コロコロ動かされた。 それにしても辛い内容だ。

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかったー! 第3部の巻き返しがすごい。 1作目から4年後で休職明けだったり奥さんと暮らしてた場所から引っ越して猫ちゃんと2人(?)住まいに変わってたり、あのあとどうなったかがわかって安心……。 そりゃトラウマ化するよなぁ、あんなことがあって逆によく警察辞めなかったなあって感心した。 第1部第2部で「なぜ?」て疑問に思ったりよくわからなかったりさらっと流したところが第3部で次々に回収されて気持ちいい。 1作目と打って変わって性行為関連の描写が薄めというか、男を殺そうとしてるのにハニートラップの描写がほぼないなあって不思議に思ってたけど、そもそも"できない"のか……。 たしかに第1部か第2部のどこかでもアレックス視点で「もしできたなら、」みたいな不可能前提の仮定があったような。 性関連のトラウマでできないのかな?と思ってたけど物理的に不可能だった訳かぁ。 アレックスの周囲の人々、特に母と兄最悪すぎる。かわいそうに……。 アレックスのSOSをキャッチした/できた立場にあった周囲の人々の、「それ、私がしなきゃだめなの?/私は知らないよ/でもそれって私のせいじゃないし」という一貫した姿勢がこわい。善性と優しさを持っていないわけではないはずの周囲の人たちの無関心も彼女を殺した一端なのかもなあ。 アレックスという女の人生をかけた復讐、凄まじい。 かわいそう一辺倒じゃなくて、彼女は悪でもあったけど、そもそも彼女を悪にしたのは周囲だったわけで、遣る瀬無いところも大きい。 ヴィダール判事は最初はいけすかない印象が強かったけど、事件を連携して収めたあとはキャラクター性が変わったわけじゃないのに良いキャラクターだって思うように変わった。 真実ではなく正義中心でこの後もうまくおさめてほしいな。 ヴェルーヴェン班のメンツも好きだ〜。全員良いキャラクター。アルジャンに対しては複雑な気持ちだけど3巻と続編で接触あるのかな。 お金持ちでスマートなルイではなく、守銭奴として一貫してたアルマンが一万八千ユーロかけてカミーユの母の絵を競り落としてプレゼントしてくれたのが胸熱すぎた。 3巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2024.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。 妻を亡くして4年が経ったカミーユ。 よく警察辞めなかったなぁ。 警察パートとアレックスパートに分かれており、テンポ良くストーリーが進みました。 監禁シーンはアレックスの悲壮がひしひしと伝わってきた。 この筆者はこういう表現上手だなぁ。 ネズミ嫌いになる。 加害者が目まぐるしく変わっていき、どうなえうのかとワクワク。 幼少期って本当に大事。 カミーユチームの信頼関係、愛には感激。 アルマン良いやつだな。

    20
    投稿日: 2024.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    間違いなく今年読んだ中で、最高傑作。 途中まで、アレックスが無事? 逃げ出して、犯行を重ねる… 異常者かよ? と思って読み進めるのがゲンナリしたが、 まさかそんな、驚きの展開。 そりゃそうなるわな。 なんてこったい。 見事な復讐をやり遂げた。 よくやった。 でも… 自分の命を投げ打つ必要あった? 生き地獄ではあるけど。 確かに衝撃作だった。

    0
    投稿日: 2024.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一部アレックスが拉致監禁される。箱に閉じ込められネズミとの格闘が描かれる。 拉致した者は警察に追われて死亡。 アレックスが自力で脱出する。 二部そのアレックスはシリアルキラーで次々と男の喉に硫酸を流し入れ殺害。 そして逃亡の準備をするがホテルの一室で遺体となって発見される。ホテル前のゴミ置き場にアレックスの私物をわざと捨てて。 三部異父兄のトマを拘束。 アレックスは幼少期トマに性的虐待などを受け関係者を狙って計画的殺人を行っていた事が判明。 ホテルの一室で計画的自殺を図り、トマに罪を着せた。幼少期の事を知ったカミーユ。 トマを殺人容疑で逮捕。 この件を担当した判事のヴァスール 『大事なのは真実ではなく正義ですよ』 カミーユが頷く こう言う展開なかなか出会えないので読めて良かったです。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    先の読めないストーリーと怒涛の展開に何度も驚かされました! 前半4分の1程度読んだ時点で、「もうこの話は終わるのでは…」と思ってしまう程でした。 誘拐されたアレックスに隠された謎がこの事件の鍵を握っており、誘拐事件が終わってからが全容の始まりという感じでした。

    1
    投稿日: 2024.09.01
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    監禁された女性の逃亡劇かと思いきや、意外な形の逃亡劇だった。話が二転三転していき、ラストの解釈は人に委ねられるということか。(これ、警察の気持ちはわかるけどえん罪だよね…?) 本作は3部作の2作目だそうで、でも日本での出版日は2作目のが先というナゾ順番。ネタバレとか発生するからやめてほしい。

    0
    投稿日: 2024.08.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんでこんなに酷いことをするのだろう。 って思ったけど ラストの方でそれは仕方ないな。盛大な復讐なのか、警察も味方につけて報われたなと思った。 アレックスに対して 最初は可哀想→ひどい奴→可哀想 と目まぐるしく変化していった。 読むのがとても疲れるお話でした。

    1
    投稿日: 2024.08.16
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    高評価をつけざるを得ない内容だった。意外性もあるし,謎解きもある。 結末に賛否はあるだろうけれども個人的には納得ができた。 久しぶりのおすすめです。

    1
    投稿日: 2024.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ある事件を追っていたと思ったら、次々に別の事件に引き込まれて、ついていくのも大変だけどその分読み応えもあった。古本市でタイトルに惹かれてなんとなく買ったけど当たりだった。キャラクターが立ってるのもよい。嫌なやつだった判事も最後は正義のために協力してくれたわけでしょ! しかしいちばん印象的なのは、海外では「性犯罪は極悪非道、許せない、許さない」という前提がきちんと社会の側にあるんだなあ…ということ。この前提が共有されてないとこのラストにならない。この前提があるからこそ、前述の判事の行動になるし、このラストが重いながらもある意味では爽快になるわけで…。 これが日本の作品だったら、被害者や加害者の事情をグダグダ並べて、仕方なかったことのように仕立てて免罪してしまうだろう。海外のちゃんとした倫理観羨ましいな…がいちばんの感想になってしまった。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性が誘拐され,警察がそれを追うサスペンス,と思わせて,その様子が次々と変わる。構成がとても面白い。 サイコパスなおじさんの誘拐と思わせる第一部。ここだけだったら凡だったが,ここからの数回の転換。 アレックスの殺人はケチな金目当てのもの,と思わせておいて,平然と老婆を殺す。そこで一度話を深くさせておいて,次にスケベ男を殺す。またわからなくなる。最後に親切で清廉なトラック野郎を殺す。ためらいなく。場当たり的に殺しているようで,何かしらの意図も見えなくはないが,それは読み終わったから言えること。殺人狂というイメージを強く持たせた。 高飛びの準備を余念なくやっていると思っていたが,突然自死する。わからんけど殺人狂だから仕様がないのかと幕を引く第二部。 事件が解決したのでこんなにページはいらないだろうと思わせていて,なんと家族の裏の顔が出る。そうか,兄が殺したのか。なんだか東野圭吾みたいだなぁ,星四つ。と思わせてからのアレックスの復讐。その手があったか,星五つ。読み返しました。アレックスの最後。 刑事側の人間の個性がユーモラスで,ウィットに富んだ言い回しもあって面白い。アレックスへの見え方が次々と変わって,なんだか最後には同情まで持っていかれる不思議な話。 刑事側,アレックス側と場面がテンポよく変わっていく。こういうのって片側は途中ちょっとつまんなかったりするけど,どっちも早く読みたいという矛盾が出てきた。

    1
    投稿日: 2024.08.01
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    謎の男に拉致され、全裸でうずくまった状態のまま小さな檻に押し込まれたアレックス。男はアレックスに殺意を抱いているようだが、何故? 一方でその誘拐事件を察知した警察だが、容疑者どころか被害者であるアレックスの情報すらつかめずに右往左往するばかり。徐々に衰弱するアレックスだが、なんとか生きようとあがき脱出を試みる。残虐でスリリングで、読む手の止まらないミステリです。 第一部のアレックス監禁事件だけでも相当に残虐。もういっそ殺してくれた方が楽なんじゃないかと本当に思います。アレックスの苦痛と絶望感がひしひしと伝わり、とてつもなく恐ろしい心地でした。さらに第二部からの硫酸を用いた連続殺人のパートも輪をかけた残虐で、これまた犯人の動機が謎(行きずりなの?)というあたりで非常に気持ち悪い。いったい何がしたいの、どうなってるの。 そして第二部が意外な幕切れを迎えてからの第三部ですべてが明らかになるわけですが。これまた最高に残虐で胸糞の悪い真相でした。誰が一番悪辣だったのかが一目瞭然。真相を見抜いたうえでのカミーユ警部の判断には思わず喝采です。 カミーユ警部のシリーズもののようだけれど、この作品の主役は明らかにアレックスです。アレックスが哀れな被害者なのか、強かで恐ろしい女なのか、見え方が次々変わっていくところが魅力的でした。

    3
    投稿日: 2024.07.28
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    まさに大逆転。 やってくれたな!!と叫びたいレベル。 謎の男に監禁され衰弱していくアレックス。 無事彼女が救助されるよう祈っていたけど、とんでもない秘密が明らかになり困惑した。 終盤が特に悲惨で、正直途中で吐き気を催した。 でもここまで来たなら読まねばと、何とか堪えて読み進めた先にあんな展開が待っていたとは。 もうホント衝撃で身体が震えるかと思った。 確かに傑作だわ。

    1
    投稿日: 2024.07.25
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    グロテスクな表現がさらに現実味を帯びさせ、どろどろとした奇妙で陰鬱な感情の渦に引き込んで行く。気が付くと立場が逆転し、淡々と進んでいく場面がやってくる。それがどんな意味を持つかも知らずに… 読み終わった後のスッキリした気持ちは流石と言わざる負えない。ピエール・ルメートル、ぜひ他の作品も読みたい。

    1
    投稿日: 2024.06.17
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    洋物は読みにくくてあまり読まないんだけど、評判が良く、かつフランスの作品(エログロバイオレンスが多い)と聞いて読んでみたらあらまぁ面白いこと。どんでん返し系に慣れてるつもりだったけどプロットがよく練られてて納得の読了感。かなりオススメしたいけどオススメする人を選んでしまう作品。

    1
    投稿日: 2024.06.11
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    この本は当時、相当話題になったから、一度読んだことがある。約10年くらい前の話だ。苦悩しているのか痛みに耐えているのか、頭を抱えてうずくまるように座っている女性の表紙は衝撃的だった。 大まかなあらすじは覚えているつもりだったのに、今読んだら全然違う小説みたいに思えた。なぜわたしは、カミーユとアレックスを忘れてしまうことができたのだろう。 アレックスは見知らぬ男に突然車で拉致されて、壮絶な暴力を振るわれた。その後、小さな木箱に全裸で押し込められて放置された。なぜ自分がこんな目に合わなければならないのか、あの男は誰なのか、全く分からないままに刻々と近づいてくる死に怯えた。 一方、路上で女性が拉致されたのを目撃したという情報が入り、その証言を元に警察が動き出す。チームを任されたのは、まだ失意のどん底にいるカミーユだ。 アレックスは、読んでいるわたしの気持ちをこれでもかと揺さぶり続けた。 最初は「生きたい」という執念だけで、あの地獄から脱出した強さ。 その後には、なぜ無差別に行き当たりばったりでそんなことをするのかという戸惑い。 そしてその後の展開と、彼女の過去。 もし1作目の『哀しみのイレーヌ』を読んでいないなら、まずはそちらを先に読まなければならない。それはこの本で1作目のネタバレをしているからではない。カミーユが過去に経験した絶望ががどういうものなのかを知り、彼を取り巻く人々がどのような人で、どういう関係性なのかを分かっていなければ、2作目の本当の良さは感じられないはずだと思うから。 アレックスが世界一孤独な夜に流した涙は、図らずもカミーユを救うことになった。ハッピーエンドとは言い難いラストにも関わらず、爽快感とともに心が温かくなるのを感じた。 本当に再読してよかったと思いました。

    5
    投稿日: 2024.06.10
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    図書館で本屋大賞受賞作品として並んでいて何気なく読んだら、大変なことになった。 1章を読み終わってからの2章で、アレックス怖っとなったあと…。残酷描写がすごい。 全部がわかってアレックスの辿った人生を思うと切ない。 フランスの小説は初めて読むので、新鮮。

    2
    投稿日: 2024.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    謎の対象が変わっていく、何がまだ隠れているのか、何が正しくて何の本質を暴かないといけないのか、読みながらスリル満点でした。 海外の本が久しぶりで毒々しい表現だったり、ユーモアなセリフが楽しめた!

    3
    投稿日: 2024.06.08
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    2024.5.28読了 凄惨な描写が多いので思わず顔をしかめたくなるけど、続きが気になりすぎてあっという間に読み終わった。 物語の展開が怒涛で、読み進めていく間に登場人物に対する感情がすごく変化していく。 おもしろかった!けど描写がキツくて人には中々勧められない…

    1
    投稿日: 2024.05.28
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    面白かった。それは、文章が読みやすくて入ってきやすいから。そして内容が私好みのミステリーだから。 でも、これだけ人気で持ち上げられるほどかと言われればそれは分からなかった。人気だとか、ネタバレなしで読んで!だとか、そういうことを知らなかったら(要は期待値を上げられていなかったら)、もっと「この本すごい」ってなってたのかなあ?って思う。 正直、前作「悲しみのイレーヌ」の方が私は好き。それに内容はもちろん残酷でこれが現実にあったら衝撃で驚愕なんだろうけど、読み物としてみると、そこまで「衝撃!驚愕!」と言うほどなのか?と思う。「悲しみのイレーヌ」で驚かされ、その続きで「悲しみの~」よりも人気作ってこともあって、期待値を上げすぎたのかもしれない。 展開も読めやすく、特に感情が過敏に動くことはなかった。最後の兄の事情聴取でイライラしたくらい。アレックスのことはずっと応援してた。 ルメートル作品2つ目だけど、書き方はすごく私に合ってる。 ものすごく読みやすいし、構成の仕方も好き。 だからルメートルの他の作品も読んでみたいとはなる。

    2
    投稿日: 2024.05.27
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    重かった~。読み終えるのに結構な時間がかかってしまいました。 物語は、3章から構成されており、徐々に種明かしが進むに連れ、スッキリではなく不気味さが増していく。 最後の締め方までずっと魅了させられました。 読んでヨカッタ。

    69
    投稿日: 2024.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も急展開する極上のエンタメ。内容自体は極めて暗くエグいのでエンタメというのも憚られるのだが…。 アレックスパートの殺人の描写はグロいが、一方でカミーユパートは洒落た表現も多く、メリハリがある。 海外小説とは思えないほど翻訳が自然であり、国内小説以上の読みやすさ。「~これない」といういわゆるら抜き言葉を、恐らくはあえて読みやすさのために使っており、他の翻訳家も見習ってほしい。 カミーユ、ルイ、アルマンのトリオは癖が強いが、上述のユーモラスな表現もあり親しみやすい。極度の貧乏性でたかり性のアルマンがいつも異常にケチになっているのが、カミーユへのプレゼントのために貯金していたとわかるラストも本筋ではないが気が利いている。

    2
    投稿日: 2024.05.05
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    ミステリー6冠だか10冠の超有名作品。ヴェルーヴェン警部シリーズの2作目。 ずっと読みたかったのですが、どうせ読むなら1作目からと「悲しみのイレーヌ」を読んだのが2年前。「イレーヌ」の読後虚脱状態になって「アレックス」はずっと積読していました。 「イレーヌ」の表紙は閉塞感満載でしたが「アレックス」の方もなかなかのもの。表紙だけでトラウマになりそうですが、本編はダイナミックな展開で意外と楽しく?読めました。しかしピエール・ルメートルの文章は脳内での映像再現性が高いですね。あまり鮮やかに再現するとほんとにトラウマになっちゃうかも。 あんまり書くとネタバレになってしまいますのでこれくらいにして全く関係ないことを。「その女諜報員 アレックス」というボンドガールのオルガ・キュリレンコ主演の映画がありますが、邦題が似ているだけで本作とは無関係です、念のため。

    9
    投稿日: 2024.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はアレックスに同情し 中間ではアレックスの事がよく分からなくなり 終盤ではアレックスの味方になってました 壊れかけながらも 強く戦ったアレックスが私は大好きです

    2
    投稿日: 2024.04.14
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    帯の推薦文などからどんでん返しや驚愕を期待しがちだけど、ラストの爽快感こそがこの本の醍醐味だと思う。ハッピーエンドとは程遠いのに、この爽快感を出せるのは凄い。 アレックスの印象が各章ごとに変わるのは周知の事実だけど、それに伴ってカミーユに対する印象も変わるのが面白い(あくまで個人的にではあるが)。 捻くれてるし嫌味な感じで最初は好きになれないが、最後の章ではその性格を応援してしまう。 「我々にとって大事なのは真実ではなく正義ですよ。」

    2
    投稿日: 2024.04.10
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    悲しみのイレーヌを読了後、こちらを。 カミーユが何とか生きていてホッとした。 そして、少しずつ前向きになっていくところも。 海外小説は、まず登場人物の名前や文章に苦手意識があったのだけれど翻訳をされている橘明美さんが素晴らしいのか、とても読みやすく面白かった。 アレックスがあまりにも悲しく、けれど強い。 その強さは幼い少女にはなく、さまざまな経験があったからこその結果なのだとしたら、とても悲しい。 こちらはピエール・ルメートルのカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの三部作のうち2作目なので 悲しみのイレーヌを読んだあとに読む方がカミーユの心情がわかり、より楽しめると思う。 ただあと1作が傷だらけのカミーユというタイトルなので、私としては これ以上カミーユをズタボロにしないで!って思ってしまう。 まぁ、読むでしょうけど。

    1
    投稿日: 2024.04.07
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    こんなのありかよ! 二転三転する展開、一体誰が正義なのか。上手い手品を見た後みたいな読了感(この本は種明かしはしてくれるけどね)

    1
    投稿日: 2024.04.05
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    アレックスという名の女性が誘拐・監禁される話。 警察の捜査が進むにつれてアレックスの印象が二転三転し、結末には驚いた。

    1
    投稿日: 2024.04.03
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    【感想】 こんな結末ありなのか、と思わず唸ってしまった。誰が犯人で、誰が被害者なのか。いったい彼女は何者なのか。事件が進むにつれ一歩ずつ真実が明かされていくものの、根幹の謎は一切解決しないままストーリーが展開していく。そしてラストには今までを上回る不可解な事件が発生し幕を閉じる。まさに「新感覚のミステリー」という名にふさわしい小説だった。 ある晩、パリの路上で若い女(アレックス)が誘拐された。目撃者の通報を受けて警察が捜査に乗り出すが、被害者の行方はもちろんのこと、身元も、誘拐犯の正体も、誘拐の目的もわからない。その後、地道な捜査と思いがけない展開を経て、誘拐事件のベールは少しずつ剥がれていくが、次第に捜査の焦点は「その女を救えるのか?」から「その女は何者なのか?」へと変わっていく。 本書の特筆すべき点は、アレックスという人間の描写方法にあると思う。始めは誘拐事件に巻き込まれた無垢な被害者。次はミステリアスで行動の読めない美女。次第にとんでもない悪女へと変わっていき、最後は辛い目にあった被害者にまた戻る。このようにアレックスの素性と行動原理が終始理解不能であることが、先の読めない展開を作り出していく。 本来であれば、アレックスの誘拐パートはストーリー的に全く不要な部分のはずだ。知らない女が誘拐され、拷問された後、脱出し、行方がわからない。彼女の身に起きたことは他の事件になんら影響を及ぼさず、小説全体のディティールを詰めるために存在するだけだ。しかし、この誘拐パートによって、アレックスという人物に対する「読者の評価」を見事に作り上げることに成功している。読み手は残虐な目に合うアレックスを見て、「可哀想な女性」「逆恨みを受けている気の毒な被害者」という同情の眼を向けるだろう。そうしてアレックスへの感情をプラスに持っていった後、今度はアレックスが暗躍するパートを描くことで、読者を驚きと混乱に突き落としていく。 この女はどんな秘密を隠しているのか。誘拐され拷問を受けるだけの「罪」が、間違いなくあったのではないか。そうした疑念を抱かせ続けながらストーリーは進行していくが、真相はなかなか見えてこない。数々の描写からアレックスは「計算高い美女」であることが分かるのだが、そんな彼女が次々と説明のつかない行動を取っていくため、次に何が起こるのかを想像することが困難だ。この「アレックスの人物像と行動のギャップ」が、予想もつかない急展開を生み、読者をまた謎に引き込んでいく。 そして、ラストでアレックスの正体が一気に明かされる。果たして彼女は何者なのか。聖人なのか、罪人なのか。被害者なのか、加害者なのか。話の根幹に関わるため、詳しくは本書を読んでみてほしい。ここで言えることはただひとつ、「その女は、アレックス」ということだけだ。 ――要するにこれがアレックス。これが自分のすべてだ。人は本当の意味で自分自身に向き合うとき、涙を流さずにはいられない。アレックスのなかでなにかにひびが入り、そこが崩れてアレックスをのみ込んだ。鏡のなかの姿はあまりにも強烈で、あまりにも悲しかった。

    48
    投稿日: 2024.04.03
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    まさに、その女アレックスという感じで。 アレックスという女性が誘拐されてからの監禁。 アレックスは助かるのか?刑事たちはアレックスを救うことが出来るのか? アレックスを監禁した人は一体誰なのか? という話だと思っていたら、読み終わったら全く別なものになっていました。 章が変わる事に状況も変わっていき、イッキ読みです。

    9
    投稿日: 2024.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説として、予想とは異なる展開が待っており、ページをめくる手が止まらないような面白さがあった。最初に本を手に取ったときに思っていたアレックスが誘拐されるだけの単純な話ではなく、物語は二転三転して、いい意味で、予想が裏切られた。 一方で、アレックスについてわかっていく中で、アレックスが可哀そうに感じて、読後のもやもや感が拭えなかった。復讐は果たして正しい選択だったのかという気がしてしまう。 第二部の終わりの『女はアレックスというのだ。いやアレックスといったのだ。』というフレーズがとても印象に残った。

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    続編らしいけど普通に楽しめた! アレックスの行動力がすごい。 監禁されてる辺りが1番ドキドキした。 面白かった〜! でもちょっとグロいかも…

    34
    投稿日: 2024.03.24
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    前半とかすごい面白くて、え!?!?なんで??箱入れるのなんで?ってか普通に怖くね?知らない人にこんなことされるの、みたいな感じでワクワクで読んでたけどアレックスが脱走してからえ?何やってるのえ?え?みたいな感じでなんか場面についていけなくて流れるように人殺してるし、え?まって?準備良すぎない?みたいな感じだった。 あと、途中途中に入ってくる警察視点がわたし的に邪魔だなって思ってたけど実はこの本シリーズ物の2らしくて1と話が繋がってるらしい。 だから警察側の話もちゃんとやってたんか、、、。 最終的に結末終わったらああ、そういうことだったのか、、、。って感じで終わって最初はこういう最後のどんでん返し系とか結構あるよね普通に面白かった!って思って星3だったけどずっと心に残っててもっかいよみたいなって思い始めてきたから星4

    1
    投稿日: 2024.03.20
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    面白かった。 日本の作品には無い過激な描写が盛り沢山で斬新だった。 行ったことのない街なのに勝手に情景が浮かんでいき、章ごとにとアレックスの印象がジェットコースター並みに目まぐるしく変わって行く。 まるで映画を見ているかのようだった。 警部側のターンが結構読み進めるの苦痛だったかな。亡くなった妻のことを語るシーンが多くて、それよりアレックスの話に戻してくれ!と思っていたんだけどどうやら続編だったのか。 前作読んでたらもう少し違う気持ちになったのかな…。 登場人物の行動に対する理由がしっかりと描写されているのがわかりやすく、納得できて面白かった。 「結婚してるの?」 「いや……離婚した。ていうか、手続き中……」 その言い方を聞いただけで、離婚が泥沼化し、高額の慰謝料を請求されているのではないかと想像できた。 とか。

    1
    投稿日: 2024.03.04
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    人におすすめするのはこれしかないくらい、今までで1番素晴らしいと思った本。情景が繊細で目に飛び込んでくる感じがする。

    1
    投稿日: 2024.03.04
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    ・本屋大賞翻訳小説部門1位 ・英国推理作家協会賞 ・リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞(フランス/2012年) ・インターナショナル・ダガー賞(イギリス/2013年) ・『このミステリーがすごい!2015』海外部門1位 ・「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門1位 ・「ミステリが読みたい!」海外編第1位 ・「IN★POCKET文庫翻訳ミステリー・ベスト10」第1位 残酷な場面が多くて好きではありませんでしたが、これまでに読んだことのない斬新なミステリーでおもしろかったです。 主人公への印象が大きく二転三転することに驚きましたし、警察側がたどり着く結論は、日本のミステリーにはなさそうで痛快でした。 誰だかは忘れてしまいましが、好きなミステリー作家が影響を受けた小説として『その女、アレックス』を挙げていたのを思い出して読んでみましたが、数々の賞を総なめにした名作だったんですね。それも頷ける新感覚なミステリーでした。

    12
    投稿日: 2024.03.04
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    日本の作品にはなかなかない残忍さ。 フランスの警察ってこんなに横暴なの? 一筋縄ではいかない証言者が多数出てくるので、またか!となる。 カミーユ一作目を読んでないからか警察側に感情移入できなかったけど、これはアレックス中心なのでまぁ許せる。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    コロコロ変わっていく展開に、まるで作者に脳内をかき回されているような感覚に陥った。この作品を超える衝撃にまだ出会っていない…

    2
    投稿日: 2024.02.18