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その女アレックス
その女アレックス
ピエール・ルメートル、橘明美/文藝春秋
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総合評価

(1139件)
3.9
306
426
251
48
6
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先にイレーヌを読んだことで、登場人物が分かっているのでスムーズに話に入れた。 最初こそ、たまたま事件に巻き込まれた気の毒な女性・アレックス。 拉致され、裸で木箱に閉じ込められ、糞尿も垂れ流しで水とドックフードらしきものしか与えられず、膝を抱えた状態から身動きが取らないため日に日に身体は痙攣し、まともに眠れず思考も落ちてくる。そして現れるネズミ達。 そこからの脱出劇も面白かったが、その後も警察はアレックスの行方を追うが被害者であるはずなのに捕まえることができない。 結末はカミーユが選んだものだったが、これはこれで、カミーユというキャラクターの個性が出て良かった。 ラスト、カミーユとアルマンのやりとりがグッとくる。日頃はケチでも、ここぞという時は大金だろうと大切な人のために払う。

    17
    投稿日: 2026.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    評価の高かった海外作品を読んでみようと思いました。 何回も反転?する内容という感じの見出しだったのですが大きな反転でもなく驚いた記憶はありません。 ただ、苦しいですね内容が。痛々しいというか。 海外作品ぽい雰囲気がとても感じました。

    1
    投稿日: 2026.08.24
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    アレックスのイメージが、前半、中盤、後半と読み進めるほどに変わっていく。アレックス最後の場面は、彼女の人生を知れば知るほど悲しい。

    1
    投稿日: 2026.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    章が進むごとに物語の様相がガラリと変わり、え、これ本当にどういうこと??という感じでぐいぐい引き込まれる作品でした。 アレックスの描かれ方が印象的。むごい仕打ちを受ける「哀れな誘拐被害者」から一転、憎しみすら見せず淡々と人を殺めていく「感情のない殺人ロボット」のような冷酷な顔を見せます。そのギャップと底知れぬ異質さがこの物語の魅力。 アレックスが命を賭して仕掛けた罠と、真相に気づきながらも「真実」ではなく「正義」を選び、悪に鉄槌を下すカミーユの決断が良かった。

    1
    投稿日: 2026.08.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再読。 視点が頻繁に切り替わるけれど、これがドキドキハラハラを増幅させる装置としてぴったり機能している。 特に中盤の盛り上がりや、終盤のクライマックスには引き込まれる。 アレックス、最高!

    0
    投稿日: 2026.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大どんでん返しで楽しめました!最初閉じ込められてて、犯人が死んでからのこの子どうやって脱出すんねん、と思ってたらなるほど!そういう方法ね!と思いつかなかったですね。連続して殺人していく様も、無差別かなと思いきやちゃんと目的があってその人殺してたのねと。結末は然るべき人に制裁が与えられて良かった。アレックスは可哀想な子だったんですね。。 気になる展開すぎてほぼ3日で読み終えました。

    0
    投稿日: 2026.06.22
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    女性の誘拐事件がおこる。過去のある(イレーヌ)事件で第一線からは遠ざかっていたが捜査することになったカミーユ。 前作とおなじく、物語が進むにつれて謎が明かされていくタイプなので物語を愉しむ人向け。推理目当てで読むと後出し感を感じざるおえないかも。 善悪、真偽、道徳や倫理……この本を読んでいる時は何もかもわからなくなった。 読み終わったが、この物語をまだ理解しきれていない。 真実ではなく正義。どこまでも警察"小説"だ。 お気に入りキャラはルイ。スーパーエレガント冷戦沈着ジェントル! だけど今作のMVPはアルマンだよ……!!!!! 地獄でアレックスはc'est toi qui t'es fait baiser!つって唾吐いててくれ。

    0
    投稿日: 2026.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目「悲しみのイレーヌ」の続き 小説自体は3部構成になっていて1部、2部まではハラハラしてページを捲る手が止まらなかったけどトマが捕まってからちょっと1部、2部を上回るドキドキハラハラ感がなくて残念だった。 捕まるまでが面白かっただけに期待しすぎて最後の結末はもう一捻り欲しいなーと思ってしまった。 でも、アレックスの思惑通り逮捕するまでに至れてよかった。

    3
    投稿日: 2026.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリ・サスペンスとしての完成度は文句なしで、本当に素晴らしい小説 しかしあまりにも陰惨すぎる、そしてこんな陰惨なことが「起こるわけがない」と「娯楽小説」として読み終われない ラストシーンでアレックスの想いは果たされたのかもしれないけど、もっと早くアレックスに救いの手を差し伸べる人が一人でもいれば、この一連の事件に関わった人間の中に一人でも子供を保護する良識ある大人がいればと思わずにいられない

    0
    投稿日: 2026.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3部作の2作目と知り、先に1作目を読んでから読みました。1作目の悲しみのイレーヌが辛すぎて何度も離脱しそうになったので、今回も残酷な描写が多そうで不安だったのですが、読後感は1作目よりも断然良かったです。 真実より正義!! でも兄も同じように殺して欲しかった。元凶は兄なのだから。アレックスにはスイスに逃げて新しい人生を送って欲しかった。 ミステリーとしては面白いかもしれないけど、アレックスの人生を思うと壮絶さに言葉が出ない。 アルマンの株が上がった。

    0
    投稿日: 2026.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    その女アレックス 文春、このミスで2014年版海外部門1位となったのでほとぼりが冷めたところで読んで見ました。 今まで読んだミステリーで最高の点数を付けてよいほどの出来栄えと感動でした。 このミステリーはネタバレをしてはいけません。ネタバレなどしたらほんと首絞められそうです。 物語はアレックスの誘拐事件としての第一部、その後のアレックスの物語としての第二部、そしてアレックスの過去が明らかになる第三部の構成ですが、構成も巧みで思わずうなってしまいました。 また、アレックスをはじめとして、刑事たちの面々も個性的で、感情移入してしまう筆運びも尋常ではありません。 ミステリーファンであれば、読み逃すと後悔しますよと強く進言したい本でした。 竹蔵

    3
    投稿日: 2026.06.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    振り返って書いているから結果を覚えていない。はじめ女は捉えられるけど、なんでやったっけ? 自分を虐待した父親と兄や知り合いへの復讐があったと思う。最後に兄は復讐に敗れる。

    0
    投稿日: 2026.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    恐いもの見たさで読んで、監禁のシーン、アレックスの過去は読むのが辛かった。 アレックス視点は展開が気になり祈るように読んだ。 知ってはいたけど、一作目を読んでいたらカミーユ警部の復活の物語としてもさらに楽しめただろうとは思うが、一作目を読む勇気が出ないが、カミーユとルイ、アルマンの3人が出ているなら読んでみたい。けどなかなか… 被害者から加害者へ、または加害者から被害者への入れ替わりが見事。 刑事達は真相を見抜いていてもなお、アレックス側についたのか…。 でも、アレックスが最後、ホテルの部屋で踊りならが脱ぎ捨てたTシャツが畳んであったという描写があったのが謎。気のせいか。 アレックスがカミーユ達のおかげで少しは報われた事を祈りたい。

    0
    投稿日: 2026.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当に面白かった。読みにくいのに一気に読んだ。 こんなに面白い推理小説があっていいのか? 一章ごとにアレックスへの感情が揺れすぎてしまった。

    0
    投稿日: 2026.05.26
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    2026/29 私のアナザースカイ、フランスでのお話 最寄り駅がヴォージラールの家に私も住んでいたので、最初からテンション爆上がり 10冠王、流石でした 続きが気になりすぎて爆速で、でも混乱せずに読めました 全部がわかって繋がった時の爽快感と言ったらもう

    19
    投稿日: 2026.05.24
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    この本のネタバレしない感想難しい! どうしてたまに悲しそうなんだろう?っていうのが腑に落ちる感じでした。 警察側の4人組がそれぞれ対象的ですが、それがちょうどいいバランスになってて面白いです。カミーユ警部の突っ込みが結構クセになります。前作あってシリーズものみたいなので他のも読んでみたいです!

    3
    投稿日: 2026.05.14
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    知人から勧められて手にした一冊。 感想を書くにも、「スリリングで先の読めない展開だった。」以外のことを書くと全てネタバレになりそうになるくらい、後半に怒涛の展開が待っていた。 外国人の名前が苦手で海外小説は読まず嫌いだったが、この作品はそれほど登場人物も多くないのでさほど気にならずに読めた。

    2
    投稿日: 2026.05.10
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    いやー、面白かった! この結末を誰が予想できようか… アレックスの視点と、事件を追うヴェルーヴェンの視点がテンポよく交互に進み、全くダレることなくページをめくり続けること間違いなし。 ご存知の方は多いと思いますが、 本作はピエール・ルメートル著である 悲しみのイレーヌに続くヴェルーヴェン警部3部作の2作目です。 私のように本作から読んじゃった場合、1作目のネタバレがサラッと出てきますのでご注意を!笑

    8
    投稿日: 2026.05.04
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    どんでん返し、というよりはアレックスというひとりの女性を追いかける視点が第一部、第二部、第三部でそれぞれまったく変わっていく。なので衝撃の事実!みたいな新鮮な驚きはないかわり、こんな展開の仕方もあるのか!と新しい読書体験ができた感覚。

    2
    投稿日: 2026.05.04
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    『その女、アレックス』というタイトル通り、アレックスが主人公かと思うのだけど、アレックスに対する気持ちが各章で変わっていった。中盤でかなり意外な展開になる。監禁された様子は読むのが苦しくなるくらい残酷すぎてきつかった。最初から最後までかなり残虐な描写が多い。アレックスが何を考えていたのか、どんな傷を負っていたのか、全く本人の口から語られることはないけれど、想像することは難しくない。

    1
    投稿日: 2026.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凄惨な内容にも関わらず深く引き込まれて一気に読んでしまった。人物描写も物語の構成も巧すぎる! 読み進めながらアレックスに対する自分の感情がどんどん変化していった。ラストまで読み通した時の感覚は言葉にできない。そして『悲しみのイレーヌ』からルイが好きなんですが、今作でアルマンがめちゃくちゃ好きになってしまった……。

    2
    投稿日: 2026.04.24
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    重い。どんでん返しが凄かった。アレックスへの評価が部を跨ぐごとに大きく変化した。簡単に決めつけちゃいけないと思った。翻訳版は読みづらかった。表現も英語で読んで英語で理解できたらもっと素敵に感じそう。

    1
    投稿日: 2026.04.17
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    何一つ先の展開が読めない、想像を超えてくる本だった。この本を説明したくても説明できない、本当に読んで語り合おう!としか言えないような本だった。

    1
    投稿日: 2026.04.14
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    シリーズ二作目 事件はとんでもないです そうかー、いや違う?えーまさか、どうなっているの! さいごはそっちか〜 犯罪の描写はかなりきつめで、女性(男女平等に反するか?)なら気分が悪くなるのでは無いかと思うくらい激しい 一気読みでした とんでも無くよく考えられたストーリーだ 三作目が楽しみです

    39
    投稿日: 2026.04.08
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    読み終えた直後の正直な感想は「なんだこれは」という困惑でした。 かなりのボリュームがありますが、あえて付箋もメモも持たず飛び込みました。ページを捲る手が止まらない一方で、「今の記述はどこに繋がっていたんだ?」と、メモを怠ったことを少し後悔するほどの密度です。 序盤は誘拐されたアレックスと、それを追うカミーユ警部の視点が交互に描かれます。もどかしさを感じつつも、気づけば「早くアレックスの視点に戻ってくれ」と渇望しながら読み進めていました。それほどまでに彼女の存在感が強烈です。 作中で語られる「事実よりも正義」証拠の捏造とも取れる展開には、モヤモヤとした不快感が残ります。 また、カミーユの過去にまつわる真相など、一度の通読では掴みきれなかった部分もあり、自分の読み込み不足か、あるいはこの物語の深い闇なのか……。他の方のレビューを読んで答え合わせをしたくなる、そんな一冊

    1
    投稿日: 2026.04.04
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    読み進むほどにドンデン返しを食らうような衝撃が待ってた。ただ、本当の最初に使われたのがなぜ濃硫酸なのかは最後まで分からなかった。

    2
    投稿日: 2026.03.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズものの2作目ということを失念していたが、面白すぎて最後まで読んでしまった 理不尽な暴力に晒される誘拐被害者、理解不能な猟奇的連続殺人者、そして最後には救いを求められなかった凄惨な性被害者としてのアレックスの姿が描き出される 同時に彼女を追う刑事カミーユの再生の物語としても感動的だ

    2
    投稿日: 2026.03.19
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    めちゃくちゃおもしろかった 序盤の導入の事件を覆す展開にドキドキした アレックスの壮絶な過去にも胸が痛んで忘れらてない作品

    2
    投稿日: 2026.03.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カミーユ視点は少しだらだらしていて正直しんどかったけれど、1作目を読んでいたらもっと面白く感じられたのかもしれない。 アレックスの壮絶な人生を思うと本当に苦しい。 復讐はちゃんと果たされたよ、刑事たちはあなたの意思を汲み取ってくれたよ、と伝えてあげたくなった。 アレックスが死んでからの展開は一気に面白くなって、今まですごく時間かけて読んでいたのに一気読みできた。

    9
    投稿日: 2026.02.28
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    前から気になっていたことと、評価の高さに惹かれて手に取った一冊。 三章構成の物語は、節ごとに短く区切られ、視点を変えながら文字通り二転三転する。テンポよく読み進められ、自然とページをめくり続けてしまう展開の速さと、読書を中断するポイントも見つけやすい構成。 描写の過激さに驚く場面もあるが、物語の背景や人物の行動を支える要素として機能しており、読後に振り返ると必要な表現だったと感じた。 登場人物も個性的で、覚えにくい名前でありながら自然とイメージが結びつく。個々の人物像の明確さが、感情移入と読みやすさにつながっていたように思う。 いわゆる謎解き中心のミステリーではないが、伏線は丁寧に配置され、展開の意外性と物語としての完成度が両立した一冊だった。

    17
    投稿日: 2026.02.18
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    途中までは非常に面白かったけど、オチは「うーん…」って感じで、読んだ後の後味は悪かったです。 ブックオフの100円コーナーにほぼ確実にあるので、その値段なら一度は読んでおくべき価値はあると思います。

    1
    投稿日: 2026.02.08
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    読んだあと、何とも言えない複雑な読後感のある小説。もう一度読むと事の顛末が散りばめられていたのだろうか…時間を置いて何となくストーリーを忘れてからもう一度読みたい

    2
    投稿日: 2026.02.04
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    星6を付けたい 人生読んできた中で、一番かと思うほど面白かった。 話のテンポが良く、次は次はとページをめくる手が止められなかった。 話の構成、登場人物のキャラクター、個性、心理 スコットランド感のあるウィットでお洒落な皮肉の言い回し。 登場人物の関係性、先が読めない展開、後半怒涛の謎解き。 そこにいるかのような息遣いを感じられる登場人物たち。 個性的で魅力的。 「アレックス」に対する印象がもう....っ!! 作者の掌で思う存分転がさせてもらいました。 本当に面白かった!! ありきたりな表現だけど、まだ読んでいない人が羨ましい。 この感動を味わえる人が羨ましい。 「記憶を消してまた読みたい」 心からそう思える小説だった。

    4
    投稿日: 2026.02.01
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    三章に分かれていて、話自体の流れは続くのですが、章によってテイストがガラッと変わる、何とも不思議で斬新なストーリーです。 ストーリー自体も面白いし、謎解きも面白い。 翻訳で当たり外れはありますが、この本に関しては翻訳も読みやすかったので、当たりだと思います。 ただ、フランス人の名前を覚えるのが大変で、最初のページの人物紹介を何度もめくりながら読みました 笑

    3
    投稿日: 2026.01.27
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    カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの二作目。 前作同様、目を背けたくなるような凄惨な描写に慄きつつも、ページをめくる手が止まりませんでした。 読み進めるうちに、アレックスに対してだんだんと感情移入していって、真相に近づくにつれて彼女の抱えた背景に胸を締め付けられるような、切なく、悔しい思いが込み上げました。 また、カミーユ自身にまつわるあるエピソードや、ラストの判事とのやり取りはとても清々しく、苦しい気持ちが救われるようでした。 読後も長く余韻が残る、終盤の展開が見事な一冊です。

    19
    投稿日: 2026.01.22
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    まさかこう展開するとは けど警察視点のシーンがどうにも読みづらくて、テンポよく読めなかった 2026年 5冊目

    1
    投稿日: 2026.01.22
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    第一部、第二部、第三部と視点が変われば印象も変わる。二転三転、四転五転と物語は変動していく。描写は結構エグいです。登場人物たちも個性的でイイ味を出している。この本、面白いですよ。最後の最後は鳥肌モンです。いや、マジで文句無しの星5です。

    11
    投稿日: 2026.01.20
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    シリーズ第1弾「悲しみのイレーヌ」の衝撃が強すぎて、なかなか手をつけられなかった第2弾。序盤の怖さ、中盤からの恐怖、終盤の怒り…感情の起伏が大きくなり、クタクタ。GW明け、脳に喝を入れられた感じ。

    2
    投稿日: 2026.01.20
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    警察はわかってやってるっていう解釈でいいよね?予審判事はそういうことを言ってるよね? 10時間も働いてるみたいなところフランスだな〜って感じだった

    1
    投稿日: 2026.01.14
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    1章から最後にかけてアレックスの印象が180度、いや359度変わる。それにしても内容が気持ち悪い。。気持ち悪いと思いながら読むのを途中でやめられない。案の定後味悪い。

    1
    投稿日: 2026.01.11
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    小説を2冊半読んだ気分。第1部だけでもだいぶハラハラドキドキを味わったのに、その後第2部も疾走感のある展開が続き…続きが気になり、どんどん読み進め、ベタですが寝不足になりました。幸せな話ではないけど、第3部で個人的には少し救われたかな。 全部読んだうえで、振り返るとそこかしこに伏線が張られてて、緻密。なるほど、そういうことだったのかと。だからこそ読んだあとの満足感が高いのかなと。

    1
    投稿日: 2025.12.28
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    第一部、第二部、第三部でアレックスに対する印象が全然ちがかった・・・。 洋書は苦手だったけど、すごい惹きつけられた。 圧巻。 でも内容はしっかり胸糞悪い。

    3
    投稿日: 2025.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後まで、どう展開していくのかわからないドキドキがあった作品。 本当にこの結末でいいのか……?と若干思いつつ、でも彼女が報われる(のか?)結末でよかったとも思った。今回の判事が好きでなさすぎて読むのを諦めそうになりもしたが、意想外な展開が予想外のタイミングで訪れる面白さがあった。 アルマンとのサイドストーリーがほっこりしてて好き。

    1
    投稿日: 2025.12.16
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    最初から最後まで、全く先が読めない怒涛の展開に圧倒されました。誘拐事件の被害者だと思っていた「アレックス」の虚像が剥がれ落ち、真実が露わになるたびに、脳が追いつかないほどの衝撃を受けます。そして最後に突きつけられるのは、胸を掻き毟りたくなるほど切なく、残酷な結末。ミステリーの快感と、消えない痛みが同居する、唯一無二の読書体験でした。

    9
    投稿日: 2025.12.15
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    凄まじいミステリー。 印象が途中ガラガラと変わっていくことになり、何度も衝撃を受けた。 その後に読むミステリーがかすんでしまった印象があるほどのすごさで、本当に読んで良かったのかと思うことも。。 ややグロい描写に耐えられるならめちゃくちゃおすすめです。

    2
    投稿日: 2025.12.09
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    まるで長い長いシリーズ作品を読んだようないい意味の疲労感! 誘拐事件で残虐な男に捕まった女を助ける話かと思えばそんなものは序章の序章。きっかけに過ぎないどんでん返しのどんでん返し!アレックスという女についての印象が読めば読むほど2転3転してどこに味方したらいいのかわからなくなります。 全てが回収されて、行動の意味が分かった瞬間のアレックスへの慈悲が湧いて、あいつくそったれ!と思いました笑 そしてカミーユ警部がそこまで好きじゃないなぁと思っていたけど、最後何を思って締めくくったのかを感じとったら「良い奴じゃーん」って笑 この作者さんに初めて出会いましたが他の作品を読みたくてしょうがないです!

    3
    投稿日: 2025.11.27
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    三部作の一作目である悲しみのイレーヌを先に読むことを猛烈にオススメしたいです 二転三転、最後の締め方、キャラの深み、そしておまけっぽいもう1つのどんでん返し ミステリーを読んでて、『うわ、そことそこ繋がんねや』ってなった時のあの笑ってしまう感じを久々体験できて痺れた 文句なしの満点!

    6
    投稿日: 2025.11.24
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    アレックスの見え方が何度も変わる展開。気分の悪くなるシーンも多いですがどんどん読み進めたくなる、そんなおもしろい本でした。

    2
    投稿日: 2025.11.19
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    いやー長いけどめっちゃ好きだこの本! 万人には勧められないけどサスペンス好きには良い! アレックスううう、同情するよ

    2
    投稿日: 2025.11.16
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    どんでん返しの名作として紹介されていて、読むことに。 だが実際はどんでん返しの一言で片付く内容ではなく、重く、グロく、暗い推理が続く。 監禁されている側とそれを探す警察側の目線、両方で書かれていて、答え合わせをしながら話が進むが最後の答えは賛否両論あると思います。 読んだ後のディスカッションがかなり捗る作品だと思います。

    2
    投稿日: 2025.10.31
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    警察小説として凄い。 ミステリとして凄い。 どんでん返しが凄い。 衝撃度が凄い。 読むべきフランスミステリ。 ハヤカワミステリマガジン 21世紀翻訳ミステリベスト!第4位 刊行2011年 邦訳刊行2014年 リーヴル・ド・ボッシュ読者大賞(フランス) 英国推理作家協会インターナショナル・ダガー賞 本屋大賞 翻訳小説部門 第1位 週刊文春ミステリーベスト10 このミステリがすごい! 受賞。 ハヤカワミステリマガジン 21世紀翻訳ミステリベスト! を読み進む旅は この本に出合って、 大きな驚きと邂逅した。 フランスミステリの金字塔にして、 言葉で尽くせない深い思いを 読者に与えずにはいられない本作は、 まさにミステリファンならずとも 読んでおきたい垂涎の作品だ。 本作は「悲しみのイレーヌ」に続く カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ の第2作となる。 本国フランスでは 前作から数年おいての刊行となるが、 前作が序章に思える そのインパクトは筆舌に尽くしがたい。 満を持しての第2作で ピエール・ルメトールは 世界中に衝撃と慟哭をもたらした。 非常勤看護師であるアレックスは 自分の魅力を熟知しており、 夜な夜な、それを利用して 男たちを魅了していた。 ところが、ある日。 アレックスは夜道で 見知らぬ男に殴打され、、 車でいずこへと 連れ去られてしまう。 警察もこの誘拐事件を知ることとなり、 被害者不明のまま、 生命の危険を意識して、 緊迫した捜査が始まる。 指揮するのは前作で苦悩の底に立ち、 数年捜査の第一線から離れていた カミーユ・ヴェルーヴェン警部。 かつての部下だった ルイ・マリアーニとアルマン、 上司のジャン・ル・グエンら、 かつてのメンバーが集ってくる。 そこに対峙するのは、 予審判事のヴィダール。 第一部はアレックスの視点と 警察の視点が交互に 描かれながら、進んでいく。 いやがおうにも高まる緊張感。 カミーユたちの捜査により、 容疑者が浮かび上がる。 そして、被害者女性の 救出へと警察は動いていく。 ところが。 第二部になると、 物語は大きくその様相を変える。 次第に判明してくる被害者女性の姿。 そして、驚天動地の展開。 ところが。 第三部で物語は さらに大きく変化する。 同じ現象が 与えられた情報によって 次々と見え方を変えていく 恐ろしさと驚き。 私たちの物語の最後で これまでにない慟哭へと導かれる。 このミステリは アレックスという女性の人生を描き、 その捜査を通じて、 カミーユ警部の再生をも写していく。 その女アレックス。 この女性の存在を 忘れることはできない。

    1
    投稿日: 2025.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスへの感情が目まぐるしく変わっていった すごい話だ… 警官たちのバランスが良かったので前作も読んでみたい

    1
    投稿日: 2025.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスを見習い頭を強打すれば、この本の内容を忘れられますか(イレーヌの前にアレックス読んじゃった罠)

    2
    投稿日: 2025.10.08
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    ルメートルによるカミーユシリーズ第2作目。この作品でこの作家は売れっ子になったという。確かに、どんでん返しが続き、興奮のまま一気に読んでしまった。

    2
    投稿日: 2025.10.07
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    最後の最後まで予想できない展開だった。読み進めるごとに、アレックスに対して抱く感情が変化していった。 ラストにかけての、刑事たちのやりとりがお芝居のようで楽しかった。

    2
    投稿日: 2025.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開が読めない作品と聞いていたので、冒頭からアレックスは信用できない語り手かも…と色々疑いながら読み始めたが、まさか連続殺人鬼が獲物の身内に手を噛まれた構図から始まっていたとは思わなかった。 全編を通してアレックスは嘘を語っている訳ではないが、本当に吐露したい思いはモノローグでも発さなかったので、動機や目的がぼんやりしたまま最終章へ向かう。そこで浮かび上がってくる彼女の人生があまりに惨く、殺人は肯定できないが、環境が人をつくる典型だと感じた。 カミーユ警部サイドの同僚との掛け合いや、母親の肖像画を巡るエピソードにはほっと息をつけたが、正直それでは相殺できないくらい事件の全体像がどろどろでグロテスク。読み終えても、アレックスという女性の存在が読者に苛烈に刻まれるのではないだろうか。

    4
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    見たことのない設定と展開のミステリー小説だった。警部たちとアレックスの視点が短く交互に語られていて、謎が解決していく感覚と謎が深まっていく感覚を同時に味わえた。アレックスが連続殺人鬼であることも、殺人の動機が筋が通っていたことも意外だった。わざと通り魔のように見せる描き方が新しかった。アレックスが被害者→加害者→被害者に見える形も新しい。種明かしがぬるっとする感じも面白い。淡々と情報が記されているだけなのだが、勝手にこちらが予想して、そして裏切られる。作者はアレックスの最後を嘘なくありのままに描いたはずなのに、自分はアレックスはトムに殺されたものなのだと思った。短いスパンで見ればおそらくミステリー、サスペンスのオーソドックスな手法が多分に使われているだろう。特に最後の「指紋鑑定が終わるまでの時間稼ぎの尋問」や「自分の自殺を他殺に見せる」などは斬新な発想ではない。おそらく容疑者エックスの献身とかの方が遥かに洗練されていると思う。ただ、物語全体としての展開が斬新だったと思った。刑事もアレックスも人間の行動心理学とかに詳しいのが憧れた。

    2
    投稿日: 2025.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前回の読書会でお借りした本、その2。 読み始めたら止まらない系の小説。 暴力描写が結構エグいので、 万人にはおススメできないけど、 登場人物のキャラクターも話の構成も 本当に面白かった。 以下、ネタバレ。 3部構成になっていて、 1部ごとに主要キャラクターである アレックスに対する印象が変わる。 2部くらいまでは、 TBS系のドラマ「アンナチュラル」 を思い出したりして (あれより1部で遭遇した「酷い目にあう理由」 がどうしようもない悪意由来なので かなりヘビーだが)、 ほうほう、なるほど、なるほど…、 と思いながらどんどんページをめくっていった。 1部の監禁されているシーンは、 翻訳の迫力も凄い。 アレックス視点の文章なので、 暴力描写が強烈で、痛さも寒さもしんどさもそれをひっくるめた恐怖の感情も、 そりゃあもう読んでいるだけでメンタルに来そうなくらいに生々しくて 「早く読んでしまいたい!」 という気持ちになる。 そうかと言って 入れ替わるカミーユ視点だって陰鬱なんだけど。 初っ端から相当レベルのイヤミスだ。 だからこそ読み始めてしまえば 先が気になって、気になって…。 久しぶりに休みを1日潰す勢いで読みきった。 3部でもう一回転印象が変わり、 彼女の行動の意味が判明して 物語が閉じられるのだけど、 わたしの印象だと、 ラストの展開はそれまでの物語に対して考えると少し弱いと思った。 監禁される前の被害者との関わり、 出会いはどうだったか、 詳しい記述がないのでわからないが、 監禁後の被害者との出会いはよりサイコパス味を出す叙述トリックを狙ったものか、 偶然性が強い描き方をされていて、 彼女と被害者との関係性に説得力がないように感じたのも、ラストが消化不良に感じた理由かもしれない。 結局どうして20年以上経過した彼らの居場所がわかったのか、についても カミーユたちの、 限りなく真実に近そうな「仮説」で説明されただけで、きちんと決着していない気がする。 もう少し別角度からのカタルシスを期待しながら読んでいたので、 わたしにとっては結末が中途半端で、 消化不良も感じてしまった。 それにしても、 読中そこはかとなくずっとイヤな感じを引き摺りながら、 ラストで特に事件には関係なく挟まれたカミーユに贈られた絵画のエピソードには浄化されるような気持ちになる。 この部分だけでも記憶に残る読書になった。

    4
    投稿日: 2025.09.09
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    物語が進むにつれて印象が変化するアレックス。果たしてアレックスはどのような人間なのか。読み始めたら徹夜必至。

    6
    投稿日: 2025.08.21
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    いろんな賞とっててずっと気になってたのだけど、やっと読めたー!! ちゃんと先に悲しみのイレーヌ読んでから読みました!ってか日本は先にこの2作目のその女、アレックスを翻訳出したのね。すごいな…一作目の後日から始まるから、もろに一作目のネタバレ食らうというのに… 中は3部構成になってるんですけと、それぞれが全く違った感情で読みました。 一作目で何があったか知らないと主人公のカミーユにの心情とか共感しにくいかと思ったんですが、どうなんでしょう?私はもうカミーユ…!!!とひたすら頑張れ!って思ってた。 あと同じ捜査メンバーのルイとアルマンがいい味だしてますよね。特にルイなんて全オタク好きそうな設定じゃん? カミーユ1人が頑張るってより、みんなで協力して、しかもお互いを尊重しあってる感じが好きですね。カミーユが2人を信頼してて、信頼してる部下がいるって読んでてすごく安心する。 最後の章はひたすら悲しみと怒り… 3作目はどんな感じなんだろう? 描写がグロくて痛々しいのでちょっと読んでて辛いんだけどミステリとしては面白い。

    2
    投稿日: 2025.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最初はアレックスがただの被害者のように思えた。誘拐され暴行を受け、酷い環境で自身の死を待つような描写は自分であればとっくに精神がいかれていただろうということが想像できた。しかしページが進むごとにただの被害者ではないことを感じ取った。 そして徐々に彼女のした猟奇的な事件が明るみになると、今度は彼女に対する嫌悪感が芽生えた。しかし、最後の人を殺した際に彼女が涙を流したのを見て、一つの違和感が胸の中に広がっていった。なにか事情があるのかもしれない。そう思わせられる程に、彼女の繊細さがそこに表わされていた。 そして全てが明るみになった瞬間、誘拐されたときよりも深い悲しみと同情心で私の心は埋め尽くされた。しかし、彼女にとって私のような同情は虫唾が走るものであると思う。見える情報だけに踊らされ、感情の波に呑まれる人間など、無駄な正義感をもった群衆の1人にすぎない。 正義感より淡々と事実に目を向けることの難しさを感じた。 そして最後の絵画を購入した人物だが、貧困に見えた彼の心は誰よりも豊かであることがこの物語の救いのように思えた。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

     良いとは断言しづらいが、読んで損はないと感じます。  第一部 どうでもいい事ですが、監禁の情景が、本のカバー絵と全然違うところが、気になっていまいました。だからといって内容に合わせた絵にしたら、違う趣旨が伝わりすぎて台なしになってしまうのでしょうが…。翻訳ものはすごく読みづらいものが多くて、後悔することが多々あるのですが、今回はそれほど気にならなかったです(ただ、この小説でも、「アパルトマン」という表現がでてきたときには、一瞬終わったと思いましたが。)。  第二部 やはりラストでのあの展開です。第三部を残して、本当に?と、ややびっくりさせるところが、評価が高いのだろうと思います。  第三部 ここまで来ると、がぜんスピード感がでて、作者の術中にはまりました。  全体として、テーマを抽象的に言い表してしまうと、あれか・・・で終わってしまいがちだし、猟奇的な点とかも含めて、あえて読みたい人以外が読んでもしょうがない点がなくもないといえます。  ただ、刑事チームのユニークなやり取りなど、全体として完成度が高いのは否めないです。イヤミスの部分をあえて差し引いても、トータルで良い作品だと感じました。

    2
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    被害者は加害者でもあり、そして、、、と先の読めない展開がおもしろかった。 序盤から匂わせていた過去や計画はわかりそうでわからない。明かされたアレックスの秘密は予想していた内容よりさらに酷かった。 カミーユ、ルイ、アルマン、ル・グエンのチームワークがとてもよい。お互いに信頼しているからこそ干渉しすぎないところが最高。 『悲しみのイレーヌ』より出来がいいのはわかるけど、やはり出版順は守ってほしかった…。

    3
    投稿日: 2025.08.13
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    前作は相当辛いエンディングだったが、だからこそ本書は相当楽しめた。展開や視点がどんどん変わっていくたびに驚きがあり、稀有な読書体験だった。ルメートルにハマりそう。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    誘拐事件をきっかけに、不可解な事実が何度も浮かびあがっては推測を覆してくる。どんでん返しもさることながら、前作に引き続き登場人物が魅力的だった。残酷な描写も多く、鬱々としたストーリーではあるが、登場人物たちの振る舞いや、仲が深められる様子が心地よかった。三部作の最後、傷だらけのカミーユも読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    誘拐監禁されたアレックスが可哀想…と思ったらとんでもない硫酸連続殺人するし、と思ったらそれには心締め付けられる理由があるし…で目まぐるしく変わっていく展開に驚き。 終盤、今までテンポ良かったのに兄への尋問シーンだけ無駄に長くてしつこくない?と思ってしまった。そこだけは残念。

    2
    投稿日: 2025.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も驚かされて翻弄されまくった。 残虐な描写が多くてつらい部分もあるけど、それよりも話の展開が気になって夢中で読んでしまった。

    6
    投稿日: 2025.07.09
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    アレックスが監禁され、こんな酷いことをする犯人はどんな奴なんだろうと思っている時点で、アレックスの計画は始まっていたし、私もまんまと騙された。

    0
    投稿日: 2025.07.04
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    完全に地続きの話であるにもかかわらず、情報の出し方によって章ごとの印象が大きく異なっていて巧みだ。始まりこそ、誘拐と脱出劇のサスペンスかと思いきや、2章以降からはアレックスの印象がガラリと変わり、3章でさらに別の側面が見え、物語全体の見え方さえも変化してしまう。感覚としてはほとんど奇術に近いのだが、時系列をいじったり、視点人物を変えたりと、叙述ミステリでありがちなトリックをほぼ使っておらず、それでいて予想外の方から解答が飛んできて気持ちがいい。それを可能としているのは、アレックス視点とは別に用意された、カミーユをはじめとする刑事たちの動向。彼らの動きによって物語の土台が出来上がり、一気にリアリティが増すとともに、アレックスが自身では語ることの無かった燃え盛る怒りが徐々に見えてくるのだ。アレックス、彼女の名前は私の心に刻まれた。

    3
    投稿日: 2025.06.27
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    誘拐監禁されたアレックスが、計画していた壮大な復讐計画は読み始めでは全く分からず、敏腕刑事のカミーユの調査が進むにつれて全貌が明らかになる。 結末が凄い。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4月中旬から読み出して今日読了。 途中読むのをストップしてしまったのは、誘拐監禁事件かと思い、かなり痛々しい描写が読むのを躊躇させた。が、覚悟を決めて読み進めると、あれ?思ってたんとちがう。。。そこから一気読みでした。 終盤、一つ一つの殺人事件に意味があったことと、最後まさかの結末に、こんな終わり方あるんだ!と驚嘆しました。 アレックスにある種便乗する結末となったのは、彼女が何者なのかをカミーユが想像して彼女の叫びを感じ取ったからなのかなと思いを馳せて考えてみた。 登場人物のキャラ立ちと関係性にワクワクしながら、また殺人の描写のエグさにゾッとしながら、とても楽しく読めました。

    0
    投稿日: 2025.06.03
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    三部からなる一冊。各章でアレックスへの感情をどんどん変化させられる。 二部、アレックスがとある計画を進める中、自身の身の上を思って泣くシーンが何度かあるのだけれど、「なぜ泣くのか、身勝手じゃないか」と思っていたが、その後綺麗にひっくり返された。 読ませ方がすごくて一気読み。読者までもがアレックスの手の上で踊らされていたような読後感だった。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    30代の美しい(そしてちょっと太りやすい)女性アレックスがおひとり様生活を満喫中。唐突に誘拐され、監禁され、嬲り殺されていく。彼女を探すのは同じく妻を誘拐で亡くした偏屈低身長刑事。間に合いますように、と願っていた。途中までは。アレックスが自力で脱出するまでは。 衝撃、驚愕、そしてものすごく深い深い悲しみが残り、2回読み返して更に悲しくなった。冒頭の楽しい買い物、おしゃれな食事、ひとりの晩酌。なぜ彼女はひとりなのか。なぜ彼女は恋愛を諦めたのか。なぜかつらを買い、太ったり痩せたりし、健康に気を遣って美しさを保ち、男を誘惑するのか。なぜ監禁されても心配する友人がいないのか。なぜ男を殺すのか。なぜまだ息があるうちに、男の喉に硫酸を流し込まなければならないのか。 アレックスは猟奇殺人犯ではない。狂人ではない。最初から最後まで、完璧なまでに被害者だ。心も身体も。カミーユ刑事がそれに気付いてくれたことで、何かが救われたのならいいけど。そして最後の最後に仕掛けた罠は、とにかく見事としか言いようがない。 尚、低身長刑事カミーユの物語はシリーズものっぽい!彼の家族や背景も気になるところ。

    0
    投稿日: 2025.05.18
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    2025.5.10 読了 めちゃくちゃ面白かった! ひとりの女が誘拐監禁されるところから物語が始まる。 目を覆いたくなるような残酷な描写もあるけどスリリングな展開にページをめくる手が止まりませんでした。 不謹慎かもしれないけどスタオベしたくなるくらい好きな結末でした。 判事殿いけ好かん奴だけど最後のセリフは格好よかったです(笑) シリーズ前作の悲しみのイレーヌはいまいちはまれなかったけど今作はドはまりでした。 翻訳もので一番楽しめたかも。

    1
    投稿日: 2025.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の全てをかけた犯罪。 その前に誘拐されるという誤算。 どんな目に遭おうとも、逃げきってやり遂げた犯罪、復讐。 最初の方は、誘拐犯の目的も、彼女の名前も、彼女だから誘拐したという彼の行動も何もわからないまま。 無差別に殺される男たち…と思ったら…。

    0
    投稿日: 2025.05.10
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    とんでもないものを見てしまった、という感覚になった 不思議な読後感でした 読む順番は、悲しみのイレーヌ→その女アレックス→傷だらけのカミーユですのでお気を付け下さい

    0
    投稿日: 2025.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分の全てをかけて最後の復讐をやり遂げるダークヒロイン。心の中で静かに燃やす復讐心に物語の最後に見せられた時、その闘志にかっこよさすら感じた。正義の裁きで最後には救われると言う結末も、なかなか今までに出会ったことがない展開で良かった。 前提、大どんでん返しとか叙述トリックとかを疑って構えて読んでいたこともあり、やや長さを感じた。が、終わってみれば、人間ドラマ?犯罪サスペンス?的なジャンルで、主人公アレックスの人間に感情移入しながら読み進めていれば、きっと読後感も変わったはず。

    3
    投稿日: 2025.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二転三転する事件の様相、アレックスの不可解な行動、謎が謎を呼ぶような展開に目が離せませんでした。第3部でそれらが全て繋がり真実が明らかになった時は衝撃でした。 事件を捜査するパリ警察の面々も最初は確執、蟠りがありつつも最後は正義を貫いたことで一件落着するのは良かったです。 ただ、凄惨な描写や展開が多く読んでてずっと辛かったです。終盤は特に。そして真相を知った上で一部、二部の冒頭を思い返すとより辛いです。 読み終わったあと、感情を消化するのに時間が掛かりそうなお話でした。

    2
    投稿日: 2025.04.10
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    評価の高いミステリー小説だと聞き読み始めたのですが、序盤ではやくも後悔の気持ちがわいてきてしまいました。 主人公の女性アレックスが監禁され衰弱していくという描写が続き、読むことが不快で辛いのです。表紙の絵からも嫌な予感はありました。 ところが、読み進めていくとストーリーは意外な展開を見せ、思いのほかどんどん引き込まれていきました。 文庫本の帯に「101ページ以降の展開は誰にも話さないでください」とあることだし、内容についてはあまり触れませんが、読んでいる間、感情が振り子のように大きく左右し、揺さぶられました。 衝撃的で悲劇的なサスペンスですが、キャラが強めの警察の面々が事件を追うなかで見せる友情物語もあり、警察のパートは少しホッとできます。 でも、警察の動きがいつも一歩遅いことには、ジリジリさせられました。 人間の恐ろしさ、哀しさ、強さが詰まったミステリーでした。

    13
    投稿日: 2025.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    突如として誘拐監禁された女性、アレックス。現場の目撃者がいたことから警察が捜査に乗り出すが、話は誘拐事件にとどまらずに予想外の方向へ展開していく。 自分の傷を癒やしてくれる人が周りにいないまま、僅かな思い出と心に残った小説を頼りに生き続け、自分の人生をぐちゃぐちゃにした存在へ復讐をやり遂げたアレックス。 そんなアレックスの強かさが印象に残りました。 個性的な警察官たちの芝居風のやり取りも面白かったです。

    1
    投稿日: 2025.03.31
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    2025年3月30日、グラビティで私の本に関する投稿にいいねしてくれたグラ友「生タマゴ」さんが話題にしてた。「昨夜は、秩父、和銅温泉のお世話になりました!!鉱泉かな、効きましたわ、これ!肝心の読書?カミーユシリーズも佳境に入りました〇」→カミーユシリーズ初めて知ったが調べたらこれが2番目らしい。

    1
    投稿日: 2025.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話が進むにつれ、確かにどんどんアレックスの印象がコロコロ変わって引き込まれた。アレックスの過去が分かった時、私ならどうしただろうと考えさせられたがトラウマになる監禁を乗り越えてボロボロになりながらでも復讐をやりとげたアレックスそして最後の警察の正義、スッキリして終わった。

    1
    投稿日: 2025.03.29
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    若く美しい女性が誘拐された。監禁され、弱っていく彼女はなんとか自力での脱出を試みる。 自分はなぜ誘拐されたのか。まだやらなければならないことがあるのに……。 その女にはある秘密があった。 テンポよく展開されていく謎の開示によって、その女"アレックス"は被害者から加害者となり、また被害者となる。彼女は何者なのか。なぜそんなことを……とページをめくるのが止められなくなった。 ヴェルーヴェンシリーズの2作目とのことで他の作品も読んでみたくなった。

    4
    投稿日: 2025.03.23
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    シリーズものと知らず、前作を読まずに読んでしまった。そのためヴェルーヴェン警部自身まつわるパートに入り込めず、楽しみきれなかった感がある。あと残虐さが強いのも今の自分に合わなかった。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    これがカミーユシリーズの二作目と知らずに読んでしまい、後悔した。(日本語訳が出たのはこちらが先なので仕方がないが) なので今から読む方は必ず一作目の「悲しみのイレーヌ」から読んでください。即ネタバレ食らいます。 内容はグロ描写多めですが、アレックスの目的が分からずもやもやしながらも目が離せません。 カミーユのターンになってから、そう来たか!となるので頑張って読んで欲しい。 ラストは日本の警察じゃ有り得ない、フランスっぽい終わり方かもしれない。私は好きです。

    10
    投稿日: 2025.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2冊分の本を読んだような気分。 誘拐事件の被害者から連続殺人事件の容疑者へと、アレックスに対する印象がどんどん変わっていく。 不幸の元凶である兄に与えた復讐は社会的な死。まさに生き地獄。 シリーズ1作目もそうだったが、なかなかえぐい描写の連続で続けて読むと少し疲れる。カミーユの飼い猫ドゥドゥーシュが唯一の癒し。

    3
    投稿日: 2025.03.09
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    物語のテンポが非常に良く、描写も映画のようでとても引き込まれる。読者はその女、アレックスとは何者なのか?を追っていくと、アレックス像が最後までどんどん変化していく様が面白い。 これは犯罪推理小説でもあり、復讐劇でもあり、1人の不屈の精神を持った女性の生き様を描いている。 ただ残虐な描写が多く、幸福な時間は少ないので読んでいて気持ちの良い話ではない。命を賭しての復讐を果たすが、物語を通して孤独、悲しみを強く感じさせるため、果たして復讐の果てに本当に報われたものがあるのか疑問を感じてしまった。

    1
    投稿日: 2025.03.05
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    正義が真実に勝つ… エンタメ作品としては、申し分ない面白さだった。 特に、主要人物であるアレックスに対するイメージがページを読み進めるごとに変化していく様子は作者の高い技量が伺えた。 ベタな刑事ものの作品という印象は拭えないが、 そこには確かに面白さがあった。

    0
    投稿日: 2025.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    えっ、まだ続くの?って何度か思った。アレックスが檻から逃げたとことか、アレックスが死んだどことか。でも最後まであったことで一番面白みがあった。 最後のお姉さん?の車にのせてもらうシーンでは本名言ってて、あれなんでだろう?と思ったけど、対象者でなければ殺す必要もないからだって知って、アレックスは無差別に殺していたんじゃないんだってことに気がついて鳥肌がたった。

    5
    投稿日: 2025.03.01
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    文句無しだが、人には薦めにくい作品かもしれない…。誘拐事件が中心の話かと思えば、早くも事件は二転三転して読者を翻弄し、ついに迎えるその結末にはただただ言葉を失った。物語終盤のある場面で読者はあることを察するだろう、そして驚愕するだろう。 直近で読んだ作品の中にも面白いものはあった。ただこの作品は久々に本当に面白いと言えるものだった。

    0
    投稿日: 2025.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第二部までは非常に面白く読んだが、第三部でアレックスに幼少期に壮絶な性暴力を受けてきたという過去が設定されてしまったことで、(言い方が非常に悪いのは承知の上で)陳腐な復讐譚としてまとまってしまった感が(警察の決断も含めて)。裏を返せば、そう思えるほどには性暴力がいかに被害者を壊してしまうのか、2025年には(まだまだ不十分だとはいえ)世の中に知られ始めたことを意味するのかもしれないが ただ、わかりやすい悲劇がなければ女性は異常者になることが許されないのだろうかと私は思ってしまった。

    0
    投稿日: 2025.02.07
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    謎の女性、アレックスが誘拐されるところから物語が二転三転していき、終盤にかけてはページを捲る手が止まらない! そういうことだったのか!!! こんなに驚愕した伏線回収は初めてでした。 散りばめられた伏線が回収される様は見事の一言で、前作に続いて暗く、残酷なストーリーではあるのですが、行動力のある(ある意味、猪突猛進な)主人公ヴェルーヴェン警部に救われます。 ヴェルーヴェン警部だけでなくル・グウェンやルイ、アルマンの四銃士(カルテット)の掛け合いに前作のような安心感がもたらされ、他の作品にはない栄養をキャラクター達から貰えます笑 本当に残酷なのは誰か? 正義を求める主人公達を切に応援したくなる作品です!

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    大分前(10年近く前?)に「海外ミステリでおすすめの本 10選」的なサイトで(しかも複数のサイトで)見かけて気になって買っておきながら積ん読になってた本。 今年の「読書量強化」の目標の際に、再度、最近の「海外ミステリおすすめ」を巡ったら、そのサイト群の中で未だにおすすめで上がってきてたので、積ん読崩し2冊目として選んだ。 これが、メッチャ面白かった!文句なしの★5でした。事前情報でネタバレなしレビューで散々「展開にびっくりする」と読んでいたけどその通りだった。読みながら、「これは伏線?」「実はこういうトリック(叙述トリック?)なんじゃない?」って色々推測しながら読んでたんだけど、悉く裏切られた。 グロテスクな表現が苦手で「これは胸糞系なのかな…」ってなりつつ、でも真実が気になって読破。最後は手放しで爽快とはならないけど、胸糞感は全くなくて、良い終わりだったなぁと思う。 これ、ネタが分かった状態でもう一回読んだら違ったものが見えてくるだろうな~と思うので、他の本を数冊読んだ後に、1作目の「悲しみのイレーヌ」と続けて、もう一度読みたいなと思う。

    0
    投稿日: 2025.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アレックスという女性に纏わる犯罪小説。 3章構成で、章ごとにアレックスの異なる側面や背景が語られ、読者のアレックスに対する認識も章ごとに大きく変わっていく。 罪深いアレックスの兄を何としても逮捕しようと結束する警察官達のエンドは良かったと思う。 真実よりも正義が大事だと、私もそう思う。(警官として正しいかは分からないが。)兄は絶対に裁かれるべきだと思った。兄だけでなく、母も裁かれるべきだった。 ただ余りにも内容が残酷で、(1章が長くて、、)個人的に楽しい読書体験とは程遠かった。 私が男性だったら、もう少しストーリー展開を楽しめたのだろうか。 アレックスが幼い頃に受けた苦痛があまりにも残酷で、アレックスの思いや女性としての人生を考えると、アレックスが男達を殺したいほど憎むのは当然だと思った。

    3
    投稿日: 2025.02.01
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    「その女アレックス」「悲しみのイレーヌ」「傷だらけのカミーユ」「死のドレスを花嫁に」……結局どれがナンバリングの最初なのか分からず(調べることもせず)、とにかく一番耳にしたことのある本作を選びました。 ……だがしかし、今作は2作目なんですね。 翻訳本の出版都合で2作目から邦訳され発売されたそう。 とはいえ、1作目を知らなくても登場人物に関しては毎回細かく描写する作家さんのようで、苦労はありませんでした。 (でも1作目のネタバレというか、顛末がさらっと書かれているので、そこはちょっと残念) 正しくは、 1 悲しみのイレーヌ 2 その女アレックス(本作) 3 わが母なるロージー 4 傷だらけのカミーユ だそうです。参考になれば幸いです。 ストーリーは既成の枠を外したり捻ったりと工夫がこらされていて、読んだ人が口々にスゴイと言っている意味が分かりました。私は推論しながら読むタイプですが、さすがに今回はほぼ分かりませんでした……。 ストーリーは十分楽しめるものとなっていますが、作中にはグロテスクな描写、バイオレンス、あと性的描写も含まれるため、それらが苦手な方は注意です。 それら描写があっても大丈夫な方にはおすすめしたいです。 凄いし楽しめるけど、「楽しめる」「面白い」と言っては語弊があるようなないような……そんな作品です。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    中盤までは退屈だったが、後半の展開が予想できない方向にどんどん拍車をかけていき面白かった。読み進めながら、それまでの伏線を思い出して読み返しをするのが楽しかった。 締めの描写もよく読後感がとてもよかった。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    誘拐されたアレックスの行方を警察が追っていくサスペンスかと思いきや良い意味で裏切られた。第一部では主観を共有していたはずの彼女が、段々とこちらの把握から乖離していく様が秀逸でページが進むほど目が離せなくなる。真実を捻じ曲げてまで正義を貫くカミーユたちには共感できないけれど、物語としては綺麗なラストだった。

    0
    投稿日: 2025.01.16
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    美人で30歳、看護師のアレックスが見知らぬ男に誘拐、監禁される。狭い檻に入れられ、衰弱していくアレックスはなぜ誘拐されたのか。 事件を捜査するのはカミーユ・ヴェルーヴェン警部、前作で妻と子どもを殺害された傷はまだ完全に癒えてはいない。 刻一刻と死が迫るアレックスを救うことができるのか… ところが中盤から事態が急展開し、アレックスは何者なのかというところにストーリーの焦点が移る。 前作同様、残酷な描写は多いが次は何が起こるのか、アレックスは何がしたいのかが気になって読む手が止まらない。 最後に不可解だった行動の数々がすべて繋がっていくところが本当にすごい。前作以上の衝撃だった。 すごい本に出会ってしまった…!

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    投稿日: 2025.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    フランス映画特有の、暗くてじめっとした感じが合わないので、フランスの作家さんかー と一か八かで読みました。 結果ダメでした。 酷くてグロいはずが怖さが伝わらず、淡々と読み進めた。 アレックスの犯行も3章を読むまで、無差別に近い犯行としか思えず終始胸糞 理由が分かっても可哀想に、復讐できてよかったねぐらいにしか思わなかった。 長いなーと思いながら、読み始めちゃったし、と無理矢理読んだ

    4
    投稿日: 2024.12.29
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    面白い 次々に起こる展開にワクワクした。 アレックスに対する印象の変化に コロコロ動かされた。 それにしても辛い内容だ。

    0
    投稿日: 2024.11.13