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零戦少年
零戦少年
葛西りいち/秋田書店
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総合評価

7件)
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    すごく身近に感じた戦争の話。なんだかんだ言われてるけど今だって「戦争に行くのが当たり前」って風潮だったら、花形職業の一種としてみんな目指しそうだなと思った。歴史や他国を知ったからこそもう大規模な戦争なんて起こらないと信じたい

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    投稿日: 2022.02.28
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    全2巻。飛行機乗りだった祖父を語るエッセイ漫画。数字で見るような歴史ではなく、一個人の目から見た血の通った等身大の戦争が描かれている。

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    投稿日: 2021.02.03
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    エッセイ漫画の手抜き絵が苦手でなかなか読まなかったが 読み始めると一気に読んでしまった このこだわりのない簡単な絵が逆にいいのかもしれない ノンフィクションということでストーリーに文句はないが 主人公以外の登場人物の表現がいかにもエッセイ漫画家という感じがして、それが鼻に付く(が、重くなりすぎなくていいのかも)

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    投稿日: 2020.02.03
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    いままで誰も描かなかったであろう、零戦乗りの少年の話(著者の祖父の実話?)です。 カッコよかったから乗りたかった……出世したかったから乗りたかった……という主人公は友だちと笑い、遊ぶ、ごく普通の少年です。 でも、いざ出撃のときにマラリアで死にかけていた彼は取り残され、友達は戦死、彼は九死に一生を得ます。 美談でない、等身大の正直な戦争ものは珍しい……。 70年以上たって、やっといえるようになった、のかもしれません。 小学校からおすすめです。 2018/06/25 更新

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    投稿日: 2018.06.24
  • 人の数だけ事情はある。

    零戦、神風特攻隊、といえばステレオタイプ的な、型にはめたような美談系の話になりがち。だが、一旗上げたい、という動機も少なくなかった思う。事実、当時は軍隊へ入隊する者は農家の子沢山の家庭が多かった。人の数だけ、事情は色々あるものだ。 当時の人しかわからないであろう数々の出来事が漫画として描かれているのも面白い。しかし一番印象に残ったのは、戦後、戦友会等、特攻の生存者が集まる集いへの参加を辞退されていた件。彼の想いはそこへ集約されているような気がする。 作者が祖父から聴き取りをした話を元に、予科練への入学前から、戦後までのお話。お薦めです。

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    投稿日: 2016.03.05
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    弟から勧められて購入。絵はコミカルなタッチだが、ずーんと重いものが溜まっていく。メインのストーリーもだが、台所にいる母親の背中だとか、長男百日祝いの写真一枚とか、そういう描写がふと涙腺を刺激する。感想をうまく表現することができない読後感。

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    投稿日: 2016.01.19
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    悲劇を描こうとしているわけではなく、一人の零戦乗りの少年を淡々と描いただけではあるが、戦争を改めて考えさせられる本ですね。

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    投稿日: 2015.11.05