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少女は卒業しない
少女は卒業しない
朝井リョウ/集英社
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総合評価

226件)
3.9
56
85
51
13
0
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    高校生活にタイムスリップしたようだった あの独特な雰囲気のなかで生きている学生たちの心理描写を描くのが本当に上手い

    0
    投稿日: 2026.02.01
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    明日、廃校になる学校を舞台にした短編集。 きれいな恋愛ではない、甘酸っぱい青春を描いた話 わたしは恋愛小説、The青春みたいなのが得意ではないからすごくうれしかった 青春は澄んだ青だけではない

    0
    投稿日: 2026.01.26
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    朝井リョウさんは、学生たちの心情を書くのが本当に上手いなと思いました。男子だけではなく女子の心情も丸わかりな感じがします。

    0
    投稿日: 2026.01.23
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    明日校舎が取り壊される その前日に卒業式が行われる 女子高校生7人がそれぞれ主役の話 少しはあるけどそこまで交差することはない 他章で名前が出てくるぐらい。 全員がある思いや決意を秘めてその日を迎える。 面白かった。切ない気持ち、これで最後なのかと言うわからないけど漠然と理解できる気持ち、想いを伝えないともうこの日常は無いのだという気持ち。子どもの時の気持ちを少し思いだしたりした。 特別な朝の感じ、世界の中心な気さえする卒業式の感じ。青春小説はやはり良いもんだなあと 読みやすいし、わかりやすい 遅読な自分でもすぐに読めた。 個人的にはどれも良かったが エンドロール 足の甲 2人の背景 あたりが好きかな。 この話にでてくる男子高校生たちを見てると ああ俺はやっぱ陰キャだったなと強く思った。 陽キャばっかりだもん。部活って青春なんだなあ 高校の卒業式なんて1秒でも早く脱出したかったし、誰ともなんの思い出もなかったしなあ 2度とくるかこんなところって門をくぐりながら思うって決意してたのは覚えてる。もちろん声に出して門をくぐった。

    11
    投稿日: 2026.01.15
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    明日取り壊されることが決まっている校舎で行う卒業式。それぞれのお話から見えてくる学校の雰囲気、高校生ならではの気持ち。自分の高校生活を少し思い出して懐かしくなったり切なくなったりした。 どのお話も読んでいていいなと思ったけど、特に好きだなと思ったのは「四拍子をもう一度」。 こんな絶対に記憶に残るだろう事件?を高校生時代に私も体験してみたかった。

    2
    投稿日: 2026.01.14
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    朝井さんは半分女子の血が混ざっているでしょ?って本気で思ってしまうくらい、女子の心理描写に長けている。自分の卒業式の日を鮮明に思い出した。妙に感傷的になって普段言えないような言葉を恥ずかしげもなく口にし、悲しいのだけどどこかせいせいしていたりもした、他の日とはまったく違う特別な日。 この日は誰もにドラマがあって誰もが主役なのだ。登場人物のような劇的な何かが自分に起きた訳ではない。それでも同じ空気の中で卒業式を迎えた記憶が確かに甦った。乱暴に一言でまとめると「屋上から『うおーっ』と叫びたくなる本」でした(笑)

    1
    投稿日: 2026.01.05
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    なぜ朝井さんはこんなにリアルに女子高生の姿を描けるのでしょう 文章もとても読みやすい 力のある作家さんです 青春の切なさを存分に味わうことができました! 他の作品も読んでみたいです

    2
    投稿日: 2026.01.05
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    地方の高校生って、ほとんど地元を出ちゃうから、明確に高校卒業で人生のステージが変わる感じがする。同級生も皆バラバラなところに進学する。それこそ国立だの私立だの専門だの。 どの話も18年という短い人生を生きた中での価値観で語られていてすごく良かった。 時間限定の人間関係。3年間同じ場所にいたのに春から全員違う道に進むままならなさ。でもそれはそれでいいんだよなぁ。

    2
    投稿日: 2025.12.26
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    二人は一直線上にいるのではない。二度と交わることのない平行線上にいる。進学、就職、浪人、卒業とともに否が応でも各々の道に進まなければならない高校生たちの全七篇。いつか終わりが来るからこそ、青春時代の思い出は儚く尊いものなのかも知れません。 僕自身、前期試験に不合格、卒業式の晴れやかな気持ちのまま4月を迎えることは出来ませんでした。ですが、残された数人の仲間と過ごした後期試験までの僅かな日々、静まり返った校舎で黙々とペンを走らせて感じた悔しさと緊張、歓喜は十年近く経った今では良い思い出です。 本作品の登場人物たちほど物語性のある学生生活を送れた訳ではありませんが、過ぎ行く時間の中で様々な感情に揺れ動いた当時の記憶を甦らせてくれる一冊でした。

    31
    投稿日: 2025.12.08
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    11/29Audibleで。題名が良い!って思ったら短編集か…。音声で聞くには向いてるかもしれない。1編目朝井さん、JKの描写うまいな〜って思った。

    12
    投稿日: 2025.11.29
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    名取佐和子さんの「銀河の図書室」(実業之日本社文庫)の中のビブリオバトルのシーンで登場していた一冊。それがきっかけで手に取りました。 朝井リョウさんって、少女か?ってくらい少女ですよね。 私は、在校生代表送辞の章が好き。笑いの中に、切なさが隠れている。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    内容についてはふーん。くらいな印象で何か心が動くみたいなことはなかった。 でも評価は高い。 表現力や描写に魅力があるのかもしれない。 私にはわからなかったけど。

    0
    投稿日: 2025.10.18
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    『エンドロールが始まる』『屋上は青』の女の子の感性がとても美しくて好きだ。どういう子なのだろう。いつか会って話をしてみたい。

    1
    投稿日: 2025.10.08
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    「なにも決まってないということだけが決まっているひと」 「細い左手の薬指の上を、春の光がつるりとすべって、とてもきれいだ」 など言い回しが好きすぎる第一のエピソード 映画を見てから読んだけど全くの別物に思えた、どっちがいいかは分からないけど、こっちの方が好きだった 久しぶりに短編集読んだけど、一話一話心が揺さぶられ、考えさせられるから読むのに時間がかかった

    1
    投稿日: 2025.10.05
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    朝井リョウさんの青春系の作品。 取り壊しの決まった高校の最後の卒業式を迎える女子高生7人の短編で、それぞれの目線から恋愛感情や人間関係が切なく描かれる。 同学年、同じ学校の女子高生であるため、各編の主観は違っていても同じ時を過ごしているため、各話が相互に連動していて、話に深みがあります。 ただ、作品自体は女子の恋愛・別れの感情が描かれているので、男性よりも女性の方がより楽しめるような作りかなと思います。

    17
    投稿日: 2025.10.03
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    朝井リョウさんの書く青春群像劇が好き。だけどこの作品は人間から出たえぐみの煮凝りみたいなものが少なくて物足りなく感じてしまった。フレッシュで、儚くて、どこか諦観を持っている。そんな彼女らのこれからができるだけいいものになればいいと思った。

    2
    投稿日: 2025.08.30
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    二度と戻れない、取り戻せない時間だからこそ感じるのか、高校生の頃のどこか切ない、あの憧憬。 遠くに置き忘れた感情、皆人それぞれ多かれ少なかれあるんだろうけど、女子高生視点でそれがうまく描かれている。あの古い校舎に、吸い込まれそうな広い空の待つ屋上…。 朝井さん、こんな本も描くのかぁ。少し新鮮味。

    4
    投稿日: 2025.08.30
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    明日取り壊される予定の地方の高校を卒業する7人の女生徒の物語。 映画も観ましたが、そちらは4人です。別ものとして観れば楽しめると思います。

    15
    投稿日: 2025.08.28
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    まさかの映画の方を先に見てしまった。 映画のほうは、全体的によく意味がわからなかったけど、こういう話だったのかって改めて理解できた。 最近、読んでる本がことごとく異性目線で話を書こうとしてるのか不思議。男性なら男、女性なら女でいいのに、なぜか異性が描く話ばかり最近読む。面白くない。 せめて、異性目線がほしいなら『冷静と情熱の間』みたいな感じで書いてほしいと思う。 映画のほうもラストの意味がわからなかったけど、小説でもラストの意味がわからなかった。 唐突すぎない??? 前フリとかなくいきなり、なんの話してるのか混乱する。

    2
    投稿日: 2025.08.19
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    Audibleにて。 こんな作品があったんだと、旅行の道中で見つけて移動時間で聴いてみました。 オムニバス形式の作品それぞれに主人公がいて、青春どストレートだったり、そこにまた淡い感じがあったりと毎回キュンx2させてくる系。出てくる高校生たちも当時私が高校生だった頃に近い年代だったから、感覚が当時に少しタイムスリップした。 私が今まで読んできた朝井リョウ作品は、毎回どこかしらに刺々しさや鋭い針のような文節や表現が沢山あって、でもって読者への問いかけが激しかったんだけど、これはサラサラいける。捻くれていない。中学生から高校生になるだけで、身体も心もとんでもなく大人になるんだなぁ(自分はどうだったっけ?)ってところを上手く表現してくれている良作でした。やっぱり凄いな、朝井リョウ。

    154
    投稿日: 2025.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1つ目の短編が最高だった。恋をしている人の目線から見えるものの表現がリアルすぎ。先生への憧れを抱く瞬間あるあるって感じ。小説で自分を投影することってあんまりないけど、この短編はマジで共感できる。先生が先生という枠にはまりきっていない部分が見たくなる感覚が1番よくわかる。溢れる直前の真水みたいな目で見てくれるかもしれないっていうのが凄い想像できる。朝井さんの文章は痒いところに手が届く。

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    それぞれのさよならがあったからこそ、また、前を向いて歩いていける。そんな優しいオムニバス小説でした。特に、大好きなのは「ふたりの背景」。飾らない日常の中に小さなふたりの世界がある。切ないけど温かい、生きるってこのこと。頑張っているあなたに必ず会いに来る。ビートルズの曲に載せて想いよ届け。

    1
    投稿日: 2025.08.11
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    朝井リョウさんの繊細で瑞々しい感性に ひたすら感動してしまった。 美しい比喩を書き残してしまいたくなるほど。 廃校になる高校の卒業式。 「3月と4月は色が違う」 特に18歳の3月と4月の残酷なほど 違う色合いを思い出した。 今は別れも出会いも全部まぜこぜになって ほろ苦さしか残っていないけど。 朝井リョウさんの文章に魅せられた一冊。

    93
    投稿日: 2025.08.05
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    自分が読むにはあまりにも若すぎる青春のお話だった。 朝井リョウの描く人間のドロドロとした感情の表現が好きなので、物足りなさを感じてしまった。

    1
    投稿日: 2025.07.21
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    朝井先生の作品を読むと自分の偏見や価値観を省みざるをえず、内面を抉られることが多いのですが、本作はそういうことはなくさっぱりとした読後感でした。 ただ、決して物足りなかったというわけではなく、甘いだけじゃない、苦いだけじゃない、酸っぱいだけじゃない、切ないだけじゃない、「青春」というワードが持つ独特の感覚を存分に味わうことができる満足度の高い作品でした。 あの頃の感受性を取り戻すことはできないし、あの生きづらい時代に戻りたいわけではないけれど、ふとあの頃の感覚を思い出したくなったときに読み返してみたいと思います。

    2
    投稿日: 2025.07.16
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    青春模様と心情を書くのが非常に巧み。印象的な表現が多数。それぞれの物語の間で繋がりが見えてくるのも素晴らしいが、わずか数十ページでこれだけ人物を描いて物語を作り出す筆力に感嘆。

    12
    投稿日: 2025.07.11
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    どの話も素敵で何度でも読み返したい。この作品で描かれる少女たちの爽やかさと侘しさ、瑞々しさに何度でも触れたい。その中でも、自分は「屋上は青」が特に好みです!

    2
    投稿日: 2025.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綺麗で爽やかで甘酸っぱくて、でもどこか苦いところもある高校の青春をこんなにも色鮮やかに描写していて面白かったです。なんだか果物のレモンみたいな小説だなと思いながら読んでいました。 どの話も「さよなら」するためのけじめをつける登場人物たちの話ですが、各章丁寧に登場人物たちの気持ちが描かれています。 「四拍子をもう一度」までは純粋な青春を描いたものでしたが残りの2篇でズドンと大きな衝撃を与える話が続いたので読んだ後もずーっと余韻が残っています。

    1
    投稿日: 2025.06.12
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    卒業、期限、リミットの設定。 それさえなければ思いを秘めたまま、冷めていったり、忘れていったり、後悔することになったり。 期限があるから行動しなくちゃってこと、期限のせいで行動されてしまうこと、伝えられてしまうこと、そのせいでまた後悔すること。 どうしても苦い経験が付きまとうのが卒業なのかなと。 そしてタイトルの「卒業しない」っていうのは、、、まだこの本への理解が及んでない感覚が残る

    1
    投稿日: 2025.05.21
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    甘酸っぱい、というよりは儚くて切ない気持ちで満たされる。ひとつひとつの思い出が繋がって、学校という世界は存在した。 エンドロールが始まる、は個人的に好みすぎました。

    2
    投稿日: 2025.04.13
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    浅井リョウさんの表現力に感動した。卒業式当日のたった1日に7人の心情が詰め込まれており、時間を忘れて読み耽ることができた。物語の視点が変わっても、再度客観視されることによって、登場人物を思い出させる効果や、主観と客観の相違点を発見する効果があり読んでいて楽しむことができた。最後の章は、三角関係が生々しく描写されており、読んでて非常に楽しかった。

    1
    投稿日: 2025.04.01
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    暗喩が綺麗。高校生の青春は尊く儚いとも感じた。ずっと続くと思っていても、ずっとは続かなくて、終わりがあり二度と戻れないものだからこそ、キラキラしているのかも。

    2
    投稿日: 2025.03.27
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    統合により校舎が取り壊される、とある高校の卒業式をめぐる短編集。 作者の朝井さんはほぼ同年代だから、学生描写がどストライク。こんな青春だった。 どの短篇も別れを描いているが、それは同時に人生始まりでもある。一瞬で通り過ぎる青春の輝きが素晴らしい。 タイトルの意味は最後まで明示されないけど、いろいろ考えさせられる。校舎取り壊しにより物理的に母校がなくなるという状況。それでも、心の中にはいつでも青春時代が残っているという意味だと、勝手に解釈した。 卒業ライブにBUMPの「車輪の唄」が出てくるのは、個人的にツボだった。めちゃいいよ。

    1
    投稿日: 2025.03.10
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    朝井リョウはあるひとつの瞬間を捉え、そこにパッと光を当てて読む者を一気に惹きつける能力に長けた小説家だと思う。当作にもそのような場面があった。 20代の頃の著者の作品はどれも、ご自身の年齢に伴ってか登場人物が年若い。当作も高校の卒業式が舞台であるため当然ながら高校生が多く登場する。彼ら彼女らの会話文は大概、自分の年齢とのギャップもあるもののそもそも本質的にこそばゆい。だがそれでも、ある瞬間に光が当たった時に感じる仄かな高揚は朝井リョウだからこそ与えてくれるものだと思う。著者の作品はこれからも読み続けていきたい。

    0
    投稿日: 2025.02.20
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    高校時代を思い出して、懐かしんだり、恥ずかしくなったり。 触れるとくすぐったいけど、触れていたい甘酸っぱい短編集。 あの頃の僕らにとっての社会は、学校という単位の中にきっちりと収まっていた気がする。何もかもが学校の敷地の内側に収まっていた。自分の存在や地位、キャラクターは、学校という社会に完全に依存していたし、一方で学校も僕ら生徒に依存して存在していたと思う。 僕や友人は、僕のギターの腕をそこそこ認めていたし、あの子の美貌は学年皆が絶対的なものだと思っていた。でも、大学生になって、僕のギターの腕はかなりへなちょこで、あの子より可愛い女の子は山ほどいることを皆知る。 そんな世間知らずで、内の世界を絶対的に信じていたあの頃を思い出す。

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    終始甘酸っぱくて、終始キラキラ輝いている最高のお話ばかりだった。 時間は永遠でもなければ止まってもくれない。高校卒業のその先は見えないほど遠くて、高校で過ごした三年間は長くて短い。人も環境も変化していくものだし、その変化は嬉しいものばかりじゃないけど歩みを続けていくと全てが眩しく輝いて見えるものなのかもしれない。少なくとも私は眩しく輝いて見えました。 人は学生時代も青春も、人生をも限りあるものとして精一杯生きることができる唯一の存在なんだよね。

    2
    投稿日: 2024.12.31
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    高校最後の日をそれぞれの想いを持って過ごす人たちの話。基本的に淡々と進んでいくけど、ギュッと胸が締め付けられるようなエピソードも多い。

    0
    投稿日: 2024.12.25
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    ちょうど世代の曲が出てきたり、私が高校生のときに見ていた風景が蘇るような感覚があってとてもおもしろかった。懐かしい感覚とキラキラして眩しくてうるうるしちゃうような、綺麗な話がつまっててよかった。

    0
    投稿日: 2024.12.24
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    面白かったです。ただ、私の年齢で面白いと言ったら笑われるかも。 10代の頃に読みたかった本です。 なんか、オシャレなお話ばかりでした。

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    3年生の卒業と同時に校舎が取り壊されることが決まっている高校を舞台に、卒業式前後で心が揺れ動いている少女たちの話をそれぞれ各章でフォーカスしている。それぞれのお話は微妙にリンクしていて繋がりを感じる。 朝井リョウさんの作品は読んでいると、言葉の表現の美しさに感動を覚える。この本を読まなかったら一生出会わなかったような表現に出会い嬉しくなれる。 映画化もされてるようなので、映像としても楽しんでみたいと思えました。

    0
    投稿日: 2024.12.10
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    朝井さんの作品は2冊目。 先に読んだ「何者」とはだいぶ雰囲気が違って、高校生の爽やかさと儚さのようなものを感じました。 エンドロールが始まる、夜明けの中心が個人的には好きでした。 自分は学校があまり好きではなかった。3年間しかない高校生活、もったいなかったな。

    4
    投稿日: 2024.11.30
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    卒業。 廃校。 図書室。 生徒会。 ダンス。 * 好き、とか 別れよ、とか そういう言葉が 一番伝えたいことだった頃。 もう戻ってこないだろう あの感じ。

    25
    投稿日: 2024.11.23
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    学校生活であったことは自分の周りのことしかわからないけど、その出来事が学校で過ごす一人一人にあって、しかもそれは周りの人がいることによって成り立ってるってことを感じたし、みんなとの繋がりがあるんだなエモいな〜て思った。高校ももう終わっちゃうけどもっと楽しむ✨✨✨✨✨ 歌を練習してる時の、メトロノームだと思ったらなんとかさんのペンのカチカチ音だったのとか、最後の女の子の気持ちの話が1番エモいって思った。

    4
    投稿日: 2024.11.20
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    1つの学校の中には沢山の人間がいて、みんなが主人公で、自分が平穏に暮らしている時に誰かは人生の分かれ目となりうる経験をしているかもしれない。 「ふたりの背景」が好きだった

    10
    投稿日: 2024.11.07
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    好き~~~~~!!!!!!!! 一つ一つのお話自体はは短めだけど、1つの学校が舞台だから前後のお話で出てくる登場人物とかストーリーとかが間接的に繋がっているのが好きすぎる・・ そして朝井リョウ先生の表現力の透明感が、、私の心に染み渡ります、、綺麗な表現だな~~~!!!と、本が付箋だらけになりました! 私のような、本に描かれていない部分を想像するのが好きな方々に是非読んで欲しいーー!!!TT♡ 色んなところで「あ!これ前の話のこの部分か~~」とか「この名前前の話に出てたな、、ああこの子か!」ってなりながら読めます笑 2話目【屋上は青】、6番目【ふたりの背景】が特にお気に入りです! メインで登場する子達が皆真っ直ぐな子達だからスッと心に入ってくる、、、純粋なお話ダイスキです、、、、 サクサク読めるのでスキマ時間や寝る前に1話読みとかにも向いてると思います◎

    2
    投稿日: 2024.10.26
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    「卒業」というものはやっぱり特別だなと思いました。それぞれにそれぞれの想いがあって、高校生たちが悩みながら決断する姿がすごく良かったです‪☺︎‬

    3
    投稿日: 2024.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    朝井リョウさんってどちらかというとドロドロしたような人の心の嫌な部分を書くことが多い印象だったけど、こちらの小説では卒業を控えた高校3年生の切ないような淡いような恋愛の話を書かれていて新鮮だった。 その中でも朝井リョウさんらしい例えを含む表現によって、透き通っているような文に感じた。 そして毎回のごとく書き留めておきたい文章がいくつもあったので、以下抜粋。 ーーー私が身振り手振りをつけることによって、たまに重なる影は、手をつないだり、腕を組んだりしているようにも見える時がある。絶対に私ができないことを、のっぺらぼうの私はいとも簡単にこなしてしまう。 ーーー目的地に向かって、まっすぐに歩いて行くことができるならば、その人はきっと、大丈夫だ。 ーーー二人には、それぞれ、未来があった。こんな重しなんか置かなくても、どこにも飛んでいかない未来が、ちゃんとあった。

    1
    投稿日: 2024.10.20
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    青春ってその当時は苦しかったりモヤモヤしたり、いろんな色が混ざり合った気持ちだけど振り返ってみるとキラキラしてる水色。なんでこんなに特別なんだろう。 エンドロールが始まる、が好き。先生ってすごく大人に見える。でもいざ自分が大人になると子供だなって思う。

    1
    投稿日: 2024.10.18
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    眩しいくらいの青春に胸が熱くなる。 「エンドロールが始まる」が一番好き。 セリフで『私の名を呼ぶ先生の声は、色でいうと水色だ』がめちゃくちゃ良かった! わかる!! 好きな人には、声すら色がある感覚! このセリフだけでも読んで良かった!笑

    8
    投稿日: 2024.10.09
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    卒業式を節目に今まで秘めていた想いを自覚して、折り合いをつけ、それぞれ不確かな未来に歩んでいく姿が全編印象的だった

    12
    投稿日: 2024.10.03
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    卒業という節目に、それぞれ心に秘めていた何かに別れを告げ、異なる道に進んでいく話。 人は誰しも人生に「かぎりごあること」を敏感に察しなければならない。 ーーー解説 ロバートキャンベル

    1
    投稿日: 2024.08.31
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    先に映画を観てたので、だいたいのストーリーは知ってました。個人的にたしか映画に入ってなかったと思う二篇がよかったので、映画観た方にもおすすめです。

    1
    投稿日: 2024.07.31
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    高校を卒業したのなんてずっと昔のことだけど、あの頃の想いが色鮮やかに蘇ってくるような青春小説。 連作短編集で、クラスにいる色々なタイプの子が主人公になっているのもいい。 「ふたりの背景」「夜明けの中心」が特に好きだった。 それにしても…朝井リョウさん、あんなに面白い方なのに、心情描写はとっても繊細。なんだか不思議なギャップだなといつも思う。

    38
    投稿日: 2024.07.30
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    登場人物の誰もが後数年経つと、元に戻らないような深傷を負ったり、欲に溺れたり溺れさせたり、多かれ少なかれそんな経験をするだろうが、この小説にはそんな予感は微塵も感じさせない。 何の翳りもない若さのきらめきや心のふるえがいつまでも続くような錯覚を覚える、そんな短編集だ。 10代の終わりのあの自分でもどうしたら良いのかわからない程のエネルギー、それは人生の中でほんの一瞬しかないと後に我々は気付かされる。そして損得なく人に恋をできる期間もこの時くらいだろう。 どの話も喉越しの良いゼリーのようにするりと飲み込め、抵抗なく読み進められるが、読後の印象が薄い。ストーリーに一滴の毒を加えて読み手にストレスをかけて欲しかった。そんな物足りなさも感じる。 何にせよ朝井リョウは高校生を描くのが実に上手い。

    1
    投稿日: 2024.07.19
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    作品感 現実よりも「青春」と「高校生」を味わえ体験出来る作品。 内容 色々な女子の卒業生の短編集。卒業式の翌日に学校取り壊しが決まっているらしい。 学生は、例えば私立推薦で早めに大学進学を決めてるのに図書館にある本を読みに来る人。学校の中で異端な扱いをされる彼氏を持つ真面目な人。料理部で頑張ってて、書道部の彼氏がいる人。などなど。色んな事情がある人たち。 感想 肯定、プラスの見方 現実以上の青春!!!! 魅力はリアルさ。会話や学校の背景の描写、考えていることがすげえ現実味がある。見ていて恥ずかしくなるようなシーンも、辛いシーンも楽しいシーンも様々。色んな思い出体験全部含めて書いてあって、自分にも他人にも色々あったなあと自然に思い出させてくれます。 真面目に、教訓学び 学生は未来がある、なんでも出来る可能性があると言われるけど確かにそうだと思わされて、それは残酷だなと思いました。 高校三年生、色んな進路があって、国公立私立大学、専門学校、浪人、就職、留学などなど。そういう風に何でも決められる時代で、昔と比べたらずっと贅沢でありがたいことだって分かります。でもその権利自由には責任があって、選んだ道を自分でどうにかしなくちゃいけないと思う。自由だからこそ厳しいし怖いと思うけど、だからこそ学び挑戦し続けて考えなくちゃいけないなと思わされた。 批判的に 見ていて恥ずかしい。学生ものって読む人を選ぶと思う、よく言えば青春、悪く言えば退屈。何も起こらなくてつまらない。学生時代にいい思い出がある、実際今いい体験をしているならいいけど、嫌な思い出出来事があった人も少なくなくて、嫌な思いになる。実際にありそうな人間の日々を見て何になる?何の学びがある?と思った。私は途中で退屈になっ。在校生代表のやつとか書き方が受け入れられなかった。よく分からない、何が言いたいかもなんでそれを書いたのかも理解できない。そういう話。

    2
    投稿日: 2024.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    青春すぎた。 先生との話で心掴まれてすごい勢いで読み切ってしまった。 舞台が同じなのでそれぞれの話が少しずつ繋がってるのがすごく好き 僕の目にあなたは映らなかったって言葉がめっちゃ好きだった。

    3
    投稿日: 2024.05.12
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    この本を読むには、わたしは大人になり過ぎてしまったなと思いました。 高校生活という限りある時間の中の、卒業式というさらに限られた時間のお話。 卒業という区切りを前に、一人一人がその時間を大切に自分らしい形で過ごし、卒業していく。 大人になった今、そんな区切りは目に見えにくくなったと思います。だけど時間は有限で、 どう過ごしていけばいいのか、いつ区切りが来てしまうのか、 大人になってしまったなぁと思いました。

    3
    投稿日: 2024.05.09
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    先日観た映画版が良かったので原作も。 映画はそれぞれのエピソードが結構変わってたんですね。びっくり。 図書室の先生に恋した女の子のお話(エンドロールがはじまる)は、切なくてキュンキュンして、最後ちょっと泣きそうになった。 映画を先に観てしまったからか、それ以外のエピソードは、映画のほうが良かったな〜と思ってしまった。

    5
    投稿日: 2024.03.31
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    すごく甘酸っぱかった。 どの話もTHE青春という感じで、それぞれの別れがあって、思いがあって、それを違う話でそれぞれ描いているのがすごいと思った。

    2
    投稿日: 2024.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    卒業式で在校生の送辞があんなに長いなんて事は無いし、自分の好きな人の事を卒業生の前で言っちゃうなんて有り得ないでしょ

    2
    投稿日: 2024.02.16
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    2023年8冊目(順不同 青春すぎる 青すぎる いくらお金払おうがもうこの時期の感性も若さも時間も取り戻せないんだなあ

    1
    投稿日: 2024.02.12
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    朝井リョウさんの本を隅から隅まで読むと決めて、手に取った小説。 特に印象に残ったフレーズをまとめる。 ・好きでした。過去形にして無理やりせりふを終わらせればやっと、エンドロールが始まってくれる。 ・あたしたちは十八年も生きてしまった。離れたくないと喚くほど子どもじゃない。だけど、まだ十八年しか生きていない。離れても愛を誓えるほど大人でもない。 ・この校舎から夜の波が引いていく様子を、じっと見ていた。 とある高校の卒業式をテーマにした、短編小説集。全体的に、切ない比喩表現が多くて、一つ一つの言葉が魅力的な作品だなと思った。 最後の短編の、香川と駿の感情のすれ違いが印象的だった。みんなこんなすれ違いをして生きている、切ないな。切ない。

    2
    投稿日: 2024.02.08
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    『桐島、部活やめるってよ。』の姉妹書という感じ。表紙も構成もよく似ている気がする。 自分の高校時代と比較していろいろなことが記憶の中から蘇ってくるのが面白い。 オムニバスなので一話あたり40ページくらいでどうしても内容が薄いなと感じてしまう。 少しリアリティに欠けるかなとも思った。卒業式の送辞であんな話し方をする人はいないだろうし、夜の学校に忍び込んだらたまたま知り合いに遭遇っていのもどこか少し冷めてしまう。

    2
    投稿日: 2024.01.20
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    短編集。廃校になる高校の卒業式の日に、時系列にそって、オムニバス形式で進んでいく短編集。なかなか捉えどころのない話もあってついていくのが難しかった…。でも最後から二つ目の「二人の背景」という話はなんだかよかった。

    1
    投稿日: 2024.01.07
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    初めて読んだ朝井リョウ作品。この本をきっかけに、今では一番好きな作家の朝井リョウと出会えた。 とある一日に起こる様々な出来事を、時系列順に描く連作短編。どこかしっとりした筆致が、「最後の卒業式の日」という設定とマッチして美しい。当時中学生だった私は、登場人物たちの甘酸っぱい感情になんなく身を委ねて読んでいた。 作者の2作目でありながら、初期朝井作品の特徴が全て詰め込まれた名作。

    1
    投稿日: 2023.12.23
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    細かな表現が自分の心に百発百中でヒットする。 そしてどの話もエモい気持ちにさせてくれる。 どうでもいいけど私は小説の最後のページの最終行を読み終わったときに絶対に鳥肌がたつ。 その度合いはその小説の良さのバロメーターでもあるのだが、やっぱりこの小説はどの話も鳥肌がエグかった。 個人的には「エンドロールが始まる」「寺田の足の甲はキャベツ」「夜明けの中心」がよかった。

    2
    投稿日: 2023.11.01
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    映画を観てから読んだので、映画のその感じを想像しながら読みました 個人的に寺田は原作読まないと彼の良さが伝わらないと思った、読んでよかったっす

    3
    投稿日: 2023.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女子生徒を主人公にした短編7本。恋愛多め。生徒それぞれの形の青春があった。 学生の会話がマジで学生の会話すぎて、活字として読むと痛さを感じる部分もあった。でもそれも朝井リョウらしいなと思った。

    1
    投稿日: 2023.09.21
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    それぞれの卒業式が描かれていた。 登場人物たちの掛け合いの、ギャグ線が高くて、とてもいい学校だと思った。私も通いたくなった。 朝井リョウさんの作品を初めて読んだが、言葉がとてもうまい。

    1
    投稿日: 2023.09.16
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    「こういうこと言うよな〜」と1年前まで高校生だった自分にスッと馴染んできて、読みやすかった。 会話の解像度が高め。

    5
    投稿日: 2023.08.25
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    別の高校との合併で、翌日には校舎が取り壊される高校の最後の卒業式の1日を、七人の少女の視点から描くオムニバス青春小説。 本当にすごい。朝井リョウが描いたのは、現実の学生よりも純度が高い学生だった。 一語一語がすごく綺麗で、読者を安易に読み飛ばさせない。再編集される前の少女のこころの内がきめ細やかに描写されている。 一章『エンドロールが始まる』は、図書館の優しい先生に想いを寄せる少女の話。 「写真を手帳にしまう前、先生は本当に一瞬だけ、もう一度その写真を見つめた。そのとき、雨が止んだのかと思った。」 二章『屋上は春』は、ダンサーを目指し退学した幼馴染を見つめる少女の話。 「空がきれいだ。だけど、多分、尚輝の目で見たら、もっときれいに見える。」 六章『ふたりの背景』は、絵が上手な特別学級の男の子と少女の話。 「正道くんがみんなに見せたキャンパスには、私が描かれていた。…「見えなくて」丁寧に言葉を選んでいるときの顔だった。「僕の目にあなたは、映らなかった」」

    1
    投稿日: 2023.08.16
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    朝井リョウが2010年~2011年にかけて雑誌「小説すばる」に発表した連作短編小説の文庫版。2023年2月には実写映画が公開されました。取り壊しの決まっている地方の高校を舞台に、最後の卒業式を迎える7人の少女の「別れ」を描いた作品。全体で群像劇とも読めるし、独立した短編としても読めます。大人と子供のちょうど境目にいる高校生たちの青春の1ページを見事に切り取った内容です。同じテイストで最後まで行くかと思ったら、最後の短編だけ毛色が異なりフックになっています。

    2
    投稿日: 2023.07.08
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    朝井リョウさんの作品は、いつもちょっと読みづらい。というのも、うまい表現だなとかステキな喩えだなとか、読んでる間に何度も思考が脱線してしまうため。この作品は1行目から炸裂していた。 まさに青春の1ページをめくるっていうベタな表現が似合う作品。275ページ、全てのページに青春が詰まっていた。 中学でも大学でもなく、高校の卒業式を舞台に選んだのが絶妙。高校時代って、責任の重さとか自分で道を選択できる自由度みたいな部分がちょうどいい気がする。中学はちょっと不自由だし大学は自由過ぎる感じがするし。子供でもなく大人でもないというか、子供でもあり大人でもあるみたいな時期で、それなりの責任感とか若さ故の無鉄砲感とかごちゃ混ぜになってて。そんな高校時代の卒業式を切り取りつつも、表題の通り「卒業しない」少女達それぞれのスタート地点が描かれていて、各話の読後感も良かった。 各章のクロスオーバーが緩〜く回収されていく部分も、余白を想像で楽しむ心地良さがあって良かった。

    0
    投稿日: 2023.06.17
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    高校生短編恋愛小説。 タイトルにあるように女の子目線で描かれている ふわっとした終わり方に余韻を感じ、それがとても心地良い

    1
    投稿日: 2023.06.14
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    読みたい本、欲しい本がたくさんあります。 でも我が家、財政難(いつものことですが泣) そのため、本棚から積読本を。 2012年に購入していた一冊です。 しかもハードカバー。 当時の私、リッチ…!笑 帯は、 ------------------------- 「桐島、部活やめるってよ」の感動ふたたび!! 廃校が決まった地方の高校、 最後の卒業式。 少女たちが迎える、 7つの別れと旅立ちの物語。 この「さよなら」は、 きっと世界の扉をひらく。 ------------------------- 「桐島、部活やめるってよ」を20代そこそこで読んで、 たぶんその流れで本作も購入したんだろうなあ。 数年前に「何者」、最近「スター」を読んでいたため、 本作の青春、優しさ、青臭さみたいなものが新鮮でした。 そっか、こういう話も書いてたのかあ、と。 「何者」も「スター」も個人的には、 刺激的というか、ハッとする部分、刺さる部分があったので。 同じ学校、同じ制服、同じ一日、そして同じ時間を生きているのに、それぞれに「別れ」や決意があって。 同じ時間、空間を共有しているはずなのに、 胸に秘めている想いや葛藤は全然違うんですよね。 わかっていても、改めて思いました。 胸がきゅっとなりますね、30代後半の私が読んでも。苦笑 たぶん、精神年齢はまだ思春期。笑 (体力と気力は年齢相応。苦笑) 本作は…変な裏切りがなくて、 ひとりひとりの葛藤や悩みがあり、 その後どうなったんだろう、というとこをは見えずに、 別の同級生の物語に移っていきます。 それがなんかよかったです。 具体的な決着はわからなくても、 違う主人公と同じ空間で笑っている彼女がいるから。 私の学生時代は友達も少なかったし、 人見知りだったし、 感情的すぎたこともあったなあと、 結構生きにくい時間が多かったから、 こんなに素敵な青春時間を追体験させてもらえて幸せでした。 仕事帰りの電車(疲れて勉強はできないので、帰りの電車は小説を読んでます)で、良い時間を過ごせました。

    5
    投稿日: 2023.04.22
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    ノーマークだった映画版を観に行ったら思いのほか良くて、原作も読むことにしました。 映画版では卒業式前日から当日にかけての少女たちの様子が同時進行で描かれていましたが、原作では1人ずつ1話ずつ、連作短編になっています。 登場人物はほぼ同じだけれど、友達ゼロの子にもともと友達がいたり、彼ら彼女らの関係性も少しずつ違ったりします。 何より驚いたのは、原作ではキーパーソンかと思われた田所くんの存在。映画版にそんな子いたかしらと記憶を辿るも思い出せず。 どちらにも良さがありました。 「幽霊って怖いものなのかな。化けてまで会いたい人がいるって、素敵なことじゃないのかな」という言葉が心に残ります。 映画の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/aa300b94b194d647bd6cb92d5ddfa752

    1
    投稿日: 2023.04.17
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    ザ・青春といった感じの作品。読んでいて爽やかな感じがあるし、こんな青春っぽいことをしてこなかった自分としては若干の憧れの高校生活だなぁと。廃校になる高校の卒業式という題材も現代には高校の統廃合なども多く、ありそうな話ではありますし、次の日には取り壊される校舎から思い出される想い出や様々な思いが文章からすごく伝わってきて、朝井さんの人物や心情の描写のうまさを感じた。

    0
    投稿日: 2023.04.15
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    作者の本の中で1番ハマらなかった。言葉にするのは難しいけど。また違うタイミングで読めば変わるのかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.04.12
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    卒業式に関わる少女7人の短編集。 少しずつ時が流れていく様子がなんとも切ない。卒業式は別れの儀式のようで寂しい、でも、そこから枝分かれしていく人生を見るとなんとも晴れやかな気持ちにもなる。甘酸っぱい思い出や、辛かった思い出が蘇ってきた。

    2
    投稿日: 2023.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ校舎で、卒業する生徒たちの短編物語。 一番最初の先生と生徒の恋は淡く切ない話だった。先生が結婚してなくて、結ばれることを期待してる自分がいた。 最後の話も印象に残り、彼氏や憧れであった友達を目の前で亡くした心はどれだけ辛いものか。何も手につかないのは共感できる。

    2
    投稿日: 2023.03.20
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    総じて若い…と思った。 青春いいなぁと思いつつ、朝井さんの表現の巧みさがうかがえた。話の所々で言葉遊びがあり、同じセリフを違う場面で繰り広げながら話が進む。 そして、短編ではあるものの、それぞれの時系列は同じで所々歯車が噛み合っているのも面白いと思った。読み進めるうちにその学校についてわかってくるような、長く居たような、そんな感覚になる。 読者も物語の一員になったかのように楽しめる作品でした。

    5
    投稿日: 2023.03.18
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    ★5.0 「伸ばした小指のつめはきっと、春の先っぽにもうすぐ届く。」 私の一番好きな作家さんは朝井リョウで、その中でもこの作品はトップレベルにお気に入り。 さて、先程の一文、実は冒頭部分なんです。なんですか、初っ端からこの破壊力! こんな素敵で胸をギュッと締め付けられるような表現が詰まっているんです。 この作品は、7人の卒業を控えた少女達の物語。中でも一番のお気に入りは、「在校生代表」という物語です。 主人公の亜弓が在校生代表として送辞を読むのですが、その送辞の中で生徒会の先輩である田所先輩に告白をするという、それだけでもう胸キュン間違い無し!なのに、途中からは送辞だということを忘れてしまうぐらいに内容に引き込まれていきます。 亜弓が、田所先輩を好きになっていく過程。 先生までもを利用して、どうにかして先輩と近づきたいと奮闘する姿。 それでも恋が叶わないと知ってからも、先輩を想い続ける健気さ、強さ。 そんな亜弓に感情移入して、思わず泣きそうになってしまいました。 ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、そんなことはどうでもいいと思えるほどに、私はこの作品を愛しています。 ______________ 「黄色いライトで照らされた、瑞々しいレモンのような彼の頬に線を引くように、涙が一筋伝っていました。そこから光が放たれているはずなのに、私には彼の涙に光が集まっているように見えました。」 「田所先輩に近づきたかったんです。一冊のノートに顔を寄せ合って、たまにおでこをぶつけてしまったりしたかったんです。」 「その頬を撫でるみたいに落ちていく涙の筋が、流れ星の軌跡のようで、とても美しかったからです。」 ______________ 他にも、卒業と同時に別れることが決まっている男女がわちゃわちゃとふざけ合うところから別れ話にもっていくまでの流れや、 先生に恋してしまったけれどそれは叶わない恋で、自らの手でその恋を終わらせようとする切ないけれど強い意志が感じられるところなど、 挙げ出したらキリがないほどに、そういう一つ一つがこれでもかっていうぐらい丁寧に、繊細に描かれているんです。 ストーリーを楽しむというよりも、一文一文を噛み締めるように読みたくなる、そんな私の大好きな作品です。

    4
    投稿日: 2023.03.13
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    映画を見に行き、原作を読みたくなって再読。 とは言っても、以前読んだのは中学生のときで、内容はあまり覚えておらず。いつの間にやら彼女たちの歳を通り越してしまっていた。明らかに感じることは変わった。

    1
    投稿日: 2023.03.13
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    まともな高校生活を送ってない者としては少し新鮮な気持ちで読めた。 人生これから!!な子達の一生懸命な今が詰まった一冊。 屋上は青、ふたりの背景が特に気に入りました。

    1
    投稿日: 2023.03.03
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    映画があまりにも良くて、帰り道本屋に立ち寄って1日1遍ずつ読んだ。 言語化したくないくらいあの時の気持ちが溢れかえってとてもいい時間だった。 間違いなくあの頃の感情が今の自分の基盤になっている。 料理部部長の話がやっぱりいちばん好き。

    1
    投稿日: 2023.03.02
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    あらすじ 高校最後の卒業式、7つのさよならの物語。 校舎取り壊しが決まっている高校、最後の卒業式の一日。少女7人が迎えるそれぞれの別れを、瑞々しく描く連作短編集。恋愛あり、友情あり、成長あり、ミステリ的仕掛けあり。青春の全てがここに!─Amazon説明欄より 感想 久しぶりに本の感想を書きます。 隙間隙間で読んでいたので上手くは書けませんが、なんだろう、朝井リョウさんの作品はひとつひとつが短編だから読み易いです。 そして、男性であるにも関わらず、女性よりわかりやすく女性の物語が書き記されていたのに驚きました! 作家さんって、本当に凄いですね! 明日からは「高校生」というある意味効果的な武器だった肩書が無くなってしまう7人の少女たちは、各々の気持ちを胸に解体が決まった校舎へと卒業式前夜に向かう。(一部卒業式中の話もあり) 誰かと繋がっていたい。 願いが叶うなら、今目の前にいるあなたと繋がっていたい。 でも、私たちを繋げるものはどうしたってここでしかなくて、ここを卒業したら、もう会うことは無いような気がして… でも、私はあなたのこと、忘れないからね。 みたいなお話でした。

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    明日から実写映画が公開されるので、読み直しました。 映画では原作の7つの物語の中から4つが抜き出されているよう。 料理部部長のストーリーと、在校生の送辞のストーリーが合わさって、料理部部長が答辞を読む話になるみたいで、そこが楽しみ。河合優実が演じるのもまた。 あとは、最初の図書室の先生との話。 藤原季節が先生役なのでより楽しみ。

    1
    投稿日: 2023.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画化されると知って読んでみたが、上映館も少なくきっと見ることは出来ないだろう。それで内容はと言うとまた高校生である、第一章こそまともに読んでみたが、底に浅い物語である、最近女性作家の濃厚なものばかり読んで来たので、もう読む気をなくし飛ばし読み、いやほとんど読んでないに等しい。著者は最近でこそやや年齢層の上の物語を書き出したが、どれももうひとつ、もうサラリーマンは辞めたのだろうか、腰掛け状態ではろくな作品は書けないと思うのだが「正欲」が評価が高い様だが面白いとは思わなかった。

    2
    投稿日: 2023.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のおはなしまではどれも面白かった。 高校生の一人称にしては自己の心情に対する解像度が高すぎたり、直喩が巧すぎたりして、文章の陰にプロ作家がちらついてしまうきらいはあるが、ああ、青春だなあ、なんてうっとりしたりキュンとしたり笑ったりしながら読めた。 JKだったころの私は、この作品に出てくるJKたちのように男子ののどぼとけとか足の甲とか四肢の筋肉に注意を払った記憶がない。 もしかしたら私は変なJKだったのかもしれない。(たぶん、それはそう。) 掛け値なしに面白かったのだ、最後のおはなしまでは。 いや、勘違いとか読み飛ばしてるだけのような気もするんだけど。 最後のお話で、卒業する彼らの同級生がひとり、高校生活最後の年に校内で事故死していることが分かる。 しかも亡くなったのは剣道部のエースで書道の達人、学校内では結構な有名人のはずである。 ということは、それまで登場した語り手の彼女らは、同級生が死んで一年も経っていないのに、それを作中思い返すことなく、終わりゆく自分の学校生活や恋に思いを馳せている。 私はそこに、薄ら寒さを感じずにはいられなかった。 恋物語の本筋とは逸れた同級生(または先輩)の死の描写は、雑音なのだろうか。 彼と付き合っていた子と、彼の友人だけしか、彼を思い返さないのだろうか。 青春とはそういうものだ、と言われれば、そう……なのかもなあ? 私が読み飛ばしただけなのかどうか確認したいが、紙本だから面倒くさい…… ※追記 ちょっ……とだけ出てきてたね。 うーん、まあそんなもんなんかなあ。

    1
    投稿日: 2023.02.13
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    私自身も、もうすぐ卒業だったので こういう気持ちに共感できました。 桜吹雪がふわあと降ってくるようなイメージでした。

    4
    投稿日: 2023.02.11
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    少女は卒業しない / 朝井リョウ 途中までキュンキュンしてたのに最後の短編で涙腺持っていかれた… 廃校が決まった高校の卒業式のお話。7人の少女それぞれの視点の短編。「卒業式」をとりまく切なさや愛おしさや、別れを目の前にした時の大胆さが、高校時代の青春が、全部蘇ってくる作品だった。

    0
    投稿日: 2023.01.28
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    卒業式に廃校が決まっている高校に通う女子高生たちを主人公にした短編集。 女子高生のキラキラな感情もあれば、苦しい感情もあり、自分の高校時代を思い出す。が、短編という事もあり、少し薄っぺらい感じも持った。

    15
    投稿日: 2023.01.11
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    ある高校を舞台に、様々な生徒の視点で綴られる連作短編集。 高校時代にしかない、「痛いほど切実できらきらした何か」が眼前に迫ってくるようで、読みながらあの頃の教室の、あるいは中庭の、あるいはグラウンドの空気を吸っているような気持ちになる。 切ないけどおすすめ。

    2
    投稿日: 2023.01.06
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    大学卒業間際に高校卒業の話を読む。 短編だけどそれぞれにリンクがあるの好き。卒業によって失われるものが大きいほど高校生活は楽しいんだろうな〜。 前読んだけどだいぶ忘れていて、ラストの話はもっと陰鬱としてると思ってました。

    1
    投稿日: 2022.12.30
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    高校を卒業して新しい道にそれぞれ歩む。青春の思い出があざやかに描かれていて、学生時代に、タイムスリップしたような気持ちになりました。

    2
    投稿日: 2022.12.20
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    卒業式という別れの代名詞に加え、取り壊しが決まっている校舎が重なり、別れがより深いものになっている。 その背景とともに、それぞれの想いを持つ7人の主人公の様子(恋模様)が描かれていました。 一言で言うと、めちゃくちゃ良かった。 それぞれが1つの短編のように思えますが、実は少しずつ繋がっています。 青春っていいな、恋愛っていいな、若いっていいな。 そんなことを思うと同時に、別れについて考えることもできました。

    1
    投稿日: 2022.12.17
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    Amazonの紹介より 今日、わたしは「さよなら」をする。図書館の優しい先生と、退学してしまった幼馴染と、生徒会の先輩と、部内公認の彼氏と、自分だけが知っていた歌声と、たった一人の友達と、そして、胸に詰まったままの、この想いと―。別の高校との合併で、翌日には校舎が取り壊される地方の高校、最後の卒業式の一日を、七人の少女の視点から描く。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。 映画化されるということで読んでみました。 7人の少女達を主人公にした青春群像劇でしたが、卒業=悲しい別れだけでなく、それぞれが感じた「卒業」を瑞々しく描いていて、最後はちょっと前向きな気持ちになった感じがしました。 卒業式目前ということですが、「卒業」といっても捉え方は人によって様々です。作品の中では、悲しい別れももちろんありますが、気持ち良い終わりや良い余韻に浸れた終わりもあって、充実感ある話の数々で楽しめました。 特に印象的だったのは、「在校生代表」。卒業生に向けてのスピーチなのですが、朝井さんらしさが出ている作品で面白かったです。ただ単に思い出を言っているのではなく、自分でノリツッコミをしたり、笑いを入れたりと長話を飽きさせない構成になっていて、短い話ながらも、満足感のある作品でした。 最後だからと後悔しないために決断する少女達の姿が、輝いて見え、それでいて、高校生ならではのハツラツさがあって、青春だなと感じさせてくれました。 そんな気持ちにさせたのは、朝井さんの頑張る「少女」に対する人物像が的確に捉えているのかなと思いました。 あっと思わせるような美しい表現もあって、一味違った青春小説だなと思いました。 全ての話は、結果として「さよなら」になるのですが、喜怒哀楽、色んな「さよなら」を味わえる短編集で楽しめました。

    2
    投稿日: 2022.12.06
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    朝井リョウさんが描く青春群像劇は切実です。短編集ですが、一つ一つのエピソードに切実な問題と想いが詰まっていて、卒業×廃校という限られた時間でしか生み出されない物語を紡いでいました。

    1
    投稿日: 2022.11.20
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    別の高校との合併で取り壊される高校の最後の卒業式の一日を、7名の少女の視点から描いた連作短編集。桐島、部活やめるってよが好きな人は好きだと思う。同じ空気感が漂っている。私も好きな作品。一番好きなのは四拍子をもう一度。

    2
    投稿日: 2022.10.16
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    文化祭に卒業式、これだけでも青春小説として十分に鉄板なのだが、それに加えて”廃校が決まった学校”というシチュエーションがプラスされ、青春度100%に仕上がっている。 自分が高校生だったのは20年も前のことであるが、やはり自分の高校生活をいろいろと思い出してしまった。 自分自身、生徒会長もやったし文化祭の実行委員長もやった。もちろん人並みに人を好きになり体育館の裏に好きな子を呼び出して告白して見事に撃沈したり…笑 いろいろと後悔することも多かったけれど、もし生まれ変わって自分の思い通りの高校生活を送れるとしても、おそらく同じ道を選ぶんだろうなと思う。 何でもない日常があんなにも新鮮で輝いている時間って、やはり高校生活をおいて他にはないだろう。中学よりも自由だけど、大学ほど自由過ぎない。ほどよく制限されているからこその楽しさが高校時代にはあった。 …って、書評というより思い出話になりそうなのでこの辺で終了する。 映画が来年公開しようと思うのでぜひ見てみたい。ただ、アラフォーのおっさんが一人映画館で見るには厳しい映画だと思うので、見るのはもう少し後になりそうかな。。

    4
    投稿日: 2022.10.10