
総合評価
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- おるは"powered by"
☆4.0 全4巻 思ってたより真面目な内容だった。 弟の夫であるカナダ人のマイクや子供の夏菜を通して、日本人のゲイに対する表立っては見えない差別だったり区別だったりを描いてる。 そこはいいんだけどね、弟のリョージが亡くなったからマイクは日本に1人できたわけで。そういうのはほんと泣いちゃうから・・・。まぁ、そういうことだよね。 ポジティブに話は終わってるけど、後悔しても遅いっていうのが芯にある。それを読者に感じさせる為に必要だったんだろうけど、ツラい。
0投稿日: 2024.12.22 - もん"powered by"
弟がカナダで結婚した相手、マイクが日本へやってくる。娘の夏菜はカナダ人の叔父さんに大喜びですぐに順応するも、弥一は戸惑い、カナの反応から学ぶことも多い。 ゲイの話だが、うるっとくる…
1投稿日: 2024.02.22 - maiaki"powered by"
以前ドラマ化されていて、見たいなと思っているうちに見そびれて終わってしまったので、まずは原作からと手に取ってみた。 思った以上に生々しく、自分が恋愛対象ではない性別の相手の見え方って男性はこうなんだなと考えさせられた。 男性作家がこういうテーマを描くこと自体珍しいと思うし、この作者の作風だけではなく切り取り方や感じ方、嫌悪感みたいなものが女性とは違うのかもしれないと感じた。 正直女性側からすると、恋愛対象が女性でない男性は、普通の男性より安全な感じがする。 痴漢や性被害が頻繁にあるような世界で、対女性のそういう犯罪は正当に裁かれないと感じることも多い状況で、女性に性欲が向かない相手を安全だと感じる女性は私だけではないと思う。 男性が男性から(しかも自分より力が強そうな)、自分が希望しなくても一方的に好かれてしまったらということを想像して恐怖を感じるという体験はそうないだろうし、そういう視点でも生々しく感じてしまって続巻を読むのをちょっとお休みしている。 この作品は純粋に同性同士の恋愛に接した異性恋愛の世界の人の話で、素直に楽しめばいいと思うのだけれど。
1投稿日: 2024.02.11 - tsukasa26"powered by"
いい歳こいて親の遺産で喰ってるようなもんだし… 近代以降、世界で初めて同性同士の結婚が合法になったのは、2001年のオランダ。 グロサリー…ああ食料品店か チーズアンドマカロニ ハズバンド夫…旦那さんってことだ ちょっと整理_してみよう_つまり俺は_結婚とかカップルとかいうものを_無意識のうちに_男と女という関係を基準に考えていた_…ってことだ_当たり前のようにそう思いこみ_全てをそこに当て嵌めていた ピンク色の逆三角形=ピンク・トライアングル=ゲイプライドやゲイライツ運動のシンボル 第二次世界大戦時、ナチス・ドイツによるホロコーストでは、ユダヤ人と同様に多くのゲイが、強制収容所に送られました。
0投稿日: 2020.10.17 - アルファ"powered by"
自分の双子の弟は家を飛び出てずっと海外で暮らし、現地で同性婚をして、そして亡くなり、その「夫」が日本にやって来ることになった… 今時のジェンダーに対する意識とそういったものにどう接していいか分からずにいる主人公の葛藤の描き方、LGBTを考える根底としてこういう作品が(良い意味で)一般の人の目に触れる機会がもっとあるべきだなと思う
0投稿日: 2020.02.22 - れさん"powered by"
みんながあることをありのままに受け入れられる世の中になればいいなと数年前からずっと思っている。 思う前はわたしもこの弥一さんみたいな心情だったところはあるし、子どもの時から当たり前と教えられたことと違うことを「普通じゃないこと」と捉えるのは仕方ないのかもしれない。 でもいつかみんながこんな風に当たり前に、人と人同士として生きていける世の中になればいいなあ。こういうことを思ったり言ったりしなくてもいい世の中になればいいな。 当たり前になっていく過程が優しく描かれててめちゃくちゃ泣きました。。。
1投稿日: 2019.12.21 - ミネバーグ師匠"powered by"
全巻読了しました。 田亀先生のゲイ漫画を拝読した事がありまして、アーティスティックは成人向け専門だとてっきり思っておりました。 素晴らしい漫画ですね! いつのまにか凝り固まってしまっていた先入観と偏見が自然とあらわにされていく主人公と、素直に受け入れていく子供。 それに合わせて変わっていく主人公。 私もいつのまにか偏見があったなと感じました。 この漫画を読んで先入観と偏見が溶かされていく感覚がします。 学校の図書館などにぜひ置いていただきたい。
1投稿日: 2019.12.08 - hisakoda"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
子どもの頃から、セクシャリティーとかジェンダーとか強い関心を持ってきました。ブックパスの中でたまたま「弟の夫」を見つけたのですが、すぐハマりました。 とてもおもしろく、これがもう何年も前に発表されていて、NHKでドラマ化もされていたというのに、全然知らなかったことになんだか落ち込んでしまったくらいです。 田亀源五郎さんは、オカマルト等で調べたところでは結構ハードなゲイ・アートがメインみたいで、あの男性同士の緊縛ものと本作が同じ作者によるものとは俄かには信じがたいくらいです。 本作でまず感じたことは、作者の温かさと誠実さです。押し付けず、真摯に向き合う弥一やマイクの姿に素直に感動しました。 でも私が一番気になったのは、弥一と夏樹の離婚です。私が今まさに離婚協議中であり、今月中にも私は夫だけでなく小学生の娘を置いて、家を出ることが決まっているからです。現在のマンションから徒歩5分くらいのところに、ワンルーム・マンションを借ります。 作者はなぜ、離婚家庭を描き、しかも世の中では珍しい、母親が家を出るタイプの離婚家庭を選んだのでしょう。この点はある意味、離婚業界のマイノリティーです。きっと何かしら思惑があったことでしょう。 どなたか、この理由をご存知の方がいらしたら、教えてください。 私は、いつか作者に会えるかもしれないと期待して、また二丁目に遊びに行きますー。
2投稿日: 2019.03.03 - Tut-an"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
同性愛を扱う作品は様々な切り口で描かれているものがあるが、本作はいわゆるガチムチ系の直球派であり、耐性のない方にはおすすめしにくいきらいがある。
0投稿日: 2018.03.13 - komopy"powered by"
LGBTをテーマにしたホームドラマ。 気になっていた作品で、NHKプレミアムでドラマ化するっていうので一気に読んでみました。 原作読んで改めてチェックしてみると、ドラマのキャスティングが絶妙ですね。ビジュアルはかなりの納得感。特にマイク…!
0投稿日: 2018.02.15 - ちゃんなか"powered by"
ガチむちな男性二人が表紙をかざっていて、どんな物語になるのかーと思ったが、同性愛者本人の悩みやその人に関わる人の思いなど真面目にストーリーが続いていく。 かなちゃんが無邪気にマイクに質問するのがいい。 どっちが奥さんなの?と聞いて、マイクは、そんなのはなく二人とも旦那さんなんだよ。と答える。 男と女が愛し合って結婚することが当たり前のように考えてしまっている自分がいることに気づきました。
0投稿日: 2018.02.07 - koichikitadani"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
想定外の良作 ゲイである双子の弟がカナダで亡くなったが その夫が訪ねてくる。それに主人公がどう向き合うかを 丁寧にまとめられている 主人公自体、妻と別れて子供と二人暮しなので、 どちらかというとマイノリティである点や、 娘がこの状況を楽しむのも、ゲイ云々よりも自分に カナダ人の親類ができたと言う驚きが勝ったなど、 受け入れやすさを細かく設定している 1巻では主人公がなかなかこの自体を受け入れられないが 父親としてどう振る舞うかを真剣に考えて、徐々に考え をシフトしていくなど、実に心地良い流れだ 主人公が鏡に映るシーンも多いのは、暗に弟を暗示して るのだろう 唯一納得できないのは、こんな生活であんなマッチョに なれるわけがないという点だけである
1投稿日: 2018.01.25 - 赤木かん子【公式】"powered by"
LGBTQの本棚から 第24回「弟の夫」 今週は学祭で林くんが忙しいそうなので、不詳赤木かん子がピンチヒッターをあいつとめさせていただきます。 無事完結しました「弟の夫」……。 双子の弟に、高校生のときに、オレ、ゲイだから、といわれて、以来どうしていいかわかんなくてなんとなく疎遠になり、そのあとはカナダにいっちゃってそこで結婚して……長いこと会ってなかった弟が病気で亡くなります。 男の兄弟なんてそんなもんかと無理やり納得させていた兄ちゃん……バツイチ、娘あり、自分はアパート管理して昼間自由だから育ててる……のところへ、ある日、白人の、でかい、気立てのいいおっさんがあらわれ、弟の夫だ、といいます。 固まる彼とは反対に、娘は、おじさん?といってなつく……。 これは、マイク(夫ね)と何週間かつきあうことによって、兄ちゃんが自分の偏見やわだかまりに気づき、それを解体して自由になる物語です。 本当はずっとそうしたかった……。 だって仲のいい兄弟だったのです。 当事者は大変です。 それは本当にそうです。 嫌だと思っても逃げられないし……(笑) でも、まわりも大変なのです。 価値観を一変させるということはー。 (まあ、その価値観は差別そのものなので、そんなもの、なくてもいいわけですが……) 兄ちゃんは自分が自由になると同時に今度は周囲の偏見の目とも戦うことになります。 遊んじゃダメよ、という娘の友だちのお母さん……。 ああいう人といるのはちょっと……という学校の教師……。 かと思えば、こっそり話を聞きに来たゲイの少年がいたり……。 マイクがくる前に自分が暮らしていた世界が思い出せなくなるほどの転換……。 そうしてようやく彼は弟をもう一度愛し、悲しみ、和解する……。 テーマをきっちり描いているだけでなく、バランスのいい上質の物語に仕上がっています。 というわけで、司書は読んでおいてね。 2017年10月23日
0投稿日: 2017.10.23 - た"powered by"
もちろん察していましたが、普段読むようなBLとは全く違いました 今のところ大きな展開はありませんでしたが、二巻以降も機会があれば読みたいです マイクの笑顔がso cute
0投稿日: 2017.03.27 - kwr3rd"powered by"
普段はゲイ漫画を描かれている作者の、一般向けの作品。 死んでしまった弟の、カナダ人の「夫」が家にやってきて…という話。 いわゆる「ノンケ」の人が持つゲイへの偏見みたいなのが、かなり鮮明に描かれている。 面白くないわけではないんだけど(借りてきた漫画だけど続きを買おうか迷うくらいには)、ちょっとある種の「説教臭さ」みたいなものを強く感じないでもない。普段こういう問題に全く触れない人は新鮮に感じるだろうか。 子供のカナが余りに純粋すぎるというか、主人公との比較でそうなってるんだろうけど偏見ゼロで、そこもちょっと作られた感じを覚えてしまうんだけど、カナも偏見持ってると話がすごい重くなる上に収集つかなくなるだろうから仕方ないか。カナの友人たちも同じく純粋無垢で、うーん、ちょっとそこはリアリティがないよなあ。 それにしてもラストの展開は完全に騙された。 途中の唐突なシャワーシーンはサービスカットなのね(笑)
0投稿日: 2017.03.05 - 生駒ビブリオ倶楽部"powered by"
2017年1月22日に開催されたビブリオバトルinいこまで発表された本です。テーマは「リョウ」。チャンプ本。
0投稿日: 2017.01.23 - tvxqhitomi"powered by"
201607/1・2巻まとめて。趣味の範疇ではないけど読んでみたら、普通に面白かった。一般紙連載とはいえ、各描写が濃厚(おさえてるだろうけど)なのは田亀源五郎ならでは。2人ともハズバンド、というのはいいね。
0投稿日: 2016.08.07 - sasanakinarumi"powered by"
現実を反映させながら、事実と偏見をひっくるめて真正面からゲイを描いた作品。子どもの反応含めて、少しずつ分かり合っていく様がほんわかとした日常ドラマの中で描かれる。この真摯なバランスは作者ならでは、ってことなのかな。
0投稿日: 2016.07.09 - とびきち"powered by"
田亀先生の健全な漫画…!肉体がこんなにもエッチに描かれてるのに内容がどこまでも健全なのすごい。 主人公ヤイチの、内心と裏腹の“当たり障りない対応”がどこかリアル。両親も弟も事故で亡くしているという不幸体質のせいかちょっと無気力無感動に見える彼がマイクの来訪により少しずつ変わっていくのかな。 それから、「ふたりともハズバンド」という表現を見て、必ずどちらかが男役でどちらかが女役ということを描くいわゆる「BL」も、実は男女の枠組みに捕らわれているのかもしれないと思った。
0投稿日: 2016.05.07 - koma"powered by"
死んだ弟の恋人がアメリカからやってきたが、それは男だった。意外なラストに、マイクと共に「えー!?」と驚いて2巻へ続く
0投稿日: 2016.04.28 - 桃水"powered by"
借り本:2016/01/22 1、2巻一気読み。 同性愛の問題だけでなく国際結婚による文化の違いや父子家庭のことなども含めてとても考えさせられる内容でした。 ----- 最初のハグシーンは以前友人(女性)のムキマッチョな彼氏を紹介された時に同様にハグされて頭の中真っ白になったこと思い出しました(ちょっとトラウマ)。文化の違いとか以前に、目線が同じ位ならともかく、いきなり上からガバっとこられると身の危険を感じてしまうかと。
0投稿日: 2016.01.25 - mayato69"powered by"
同性愛がテーマ。 所謂一般人の感覚を持つ父親が、娘の同性愛に対する純粋な視点に感化されていく話。 あまり共感はできなかった。
0投稿日: 2015.12.28 - ノーネーム"powered by"
とっても素晴らしい作品だと感じました。夏奈とマイクのやり取りも見ていて微笑ましいし、弥一の複雑ながらもマイクの事を徐々に受け入れていく所もとても良かったです。それと酒に酔って弥一に泣きながら抱きつくマイクのシーンも良かったですし、近所のおじさんにマイクの事を弟の夫ではなく弟の友人と紹介してしまう歯がゆさもなんとも良かったです。
0投稿日: 2015.12.08 目から鱗
同性婚がテーマの2015年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞作品。 娘と2人で暮らしている弥一のところに事故死した双子の弟である涼二と結婚したカナダ人男性、マイクが訪れるってお話です。 この作品は読むと目から鱗が落ちると言うか・・・ 「普通は」とか、「型に」なんてこと、関係ない、相手を好きになりその相手と一緒になるただそれだけのこと。 難しく考えず単純に考えればいいのだなって。 同性婚が特別なことだと考えなくていいってことがよくわかります。 男女なら思わないのに男男、女女だと特別に考えるってことがNonsense。 「髪の毛が長い人が好き」とか「背の高い人が好き」とかと同じレベルでしょ? 日本で同性婚の議論をするきっかけになればいいなと思える作品。 お読みになる場合、色眼鏡通さず素直な気持ちでお読みになることをお薦めします。 同性婚と言えば「同性婚認めたら少子化に繋がる」って話があると聞いたことがあります。 その説唱えている人たちに「あなたは同性婚認められたら同性と結婚したくなるのですか?」と聞きたいです。 そう問いかけられたら同性婚が少子化に繋がるって話がお門違いってよくわかるかと。 少子化は同婚性愛が原因でない、同性婚に責任なすりつけようとしてるだけなんですよね。 だいたい他人の趣味趣向なんてどうでも良くないですか? 正直言って、私は他人の趣味なんて興味ないからどうでもいいです、好きにするべきだと思う(笑) あなたは自分の好きなタイプが他人から変と言われたら好きなタイプ変えるのですか?ってこと。 同性婚は当事者同士の問題であって、部外者がどうこう言うべきでない問題ではないと思っています。
6投稿日: 2015.11.28ディベートみたいです
ストレートのステレオタイプな(兄であり夫であり親である主人公)意見に対して 物分かりが良すぎる(姪であり娘であり女?子供である)主人公の娘の余りにフラットで司会者?的な意見 そのまま同性婚のQ&Aか自己啓発に使えそうです。 娘の意見や発言が活動家みたいで 読んでてちょっと気持ち悪い。 問題提起も良いですけどもうちょっとなんとかならなかったのか・・・
3投稿日: 2015.11.20分からないものの、受け止め方
ゲイ向けの専門誌で連載を続け、海外での個展開催なども手がけてきた田亀源五郎。そんな彼が、一般紙向けでゲイをテーマとした作品を始めました。 弥一とその娘、夏菜のもとにやってきたのはマイクと名乗るカナダ人の屈強な男。彼は、亡くなった弥一の双子の弟の結婚相手でした。何だか少しぎくしゃくしながらも、奇妙な3人の共同生活が始まっていきます。 弥一は、同性愛を憎んでいるわけでも、嫌っているわけでもありません。でも、どうしても「マイクがゲイである」ということをうまく受け止められない。 風呂上がり、パンツ一丁で出ていくのは危ないのでは? いや、こうやって考えることが自体が自意識過剰で、差別的なんじゃないか? そんな弥一の感じる戸惑い、葛藤を身近に感じる人も多いはず。自分が無意識に持っていた偏見に気づきつつ、一歩一歩マイクとの距離を縮めていく弥一。同性愛者と異性愛者、といった単純な図式ではなく、異なる人間同士の衝突と繋がりを丁寧に描いていきます。
11投稿日: 2015.10.29- パンタ□ン"powered by"
田亀先生の一般誌。 まだまだお話の始まり部分な一巻ですが、この先が気になる! 熊なおじさんは可愛いなぁー。もー!
0投稿日: 2015.10.10 ゲイ・エロティック・アートの巨匠、一般紙に降臨す。
雑誌「さぶ」や「Badi」といったメジャーなゲイ雑誌で活躍し、 世界でも名が知られるゲイ・エロティック・アートの巨匠、田亀源五郎。 そんな彼が一般商業誌にマンガを連載するというのは、 以前から知っている人にとっては大変な驚きだった。 主人公弥一の双子の弟がカナダで結婚していた男性のマイク。 彼が来日し、父娘ふたりで暮らす家に突然住むことに。 かつて愛した男と同じ姿形をした弥一を前に、 別人だとわかっているマイクも寂しくなったり、 弱気になったとき、どうしても重ねて見てしまう。 弥一はそんなマイクの行動に拒否反応を示しながらも、 愛する相手の性別が何であるかとは別の、 愛する存在を失ったことへの共感をもって接していくようになる。 いまだLGBTへの誤解や偏見が多い日本にあって、 偏見への理解が自然と進むよう、好奇心旺盛で純真な女のコを据え、 違和感を丁寧に馴染ませてくれている。 人を愛するとは何か、性別とそれをめぐる表現とは何か。 おもしろさとは別に気づきも多い作品だ。
7投稿日: 2015.10.06- みちこ"powered by"
ゲイ専門誌の作家さんが一般誌で連載した本。 BLと呼ばれる分野では 美少年が絡み合うのが殆どですが こちらはゴツい男性の 現実にありそうな人物の話 テレビに出てる女装しているオカマ?さんは 女性のように振る舞い 相手や見てる人に 女性になりたかったのよ、な雰囲気ですが こちらは普通の男性。 ただ、女性より男性に惹かれる。 亡くなった双子の弟の結婚相手がカナダ人。 日本にやってきた 普通に接すればいい、と思いながらついつい考えてしまう弟との関係。 普通にありえそうで面白い。 続きが楽しみです BLよりこちらのがいいですね。 あとは、きのう何食べた?ですよね〜(笑)
0投稿日: 2015.09.22 - omiku"powered by"
この3人のやりとりに興味津々でした。 BLはもともと好きなんですが、BLともまた違った雰囲気というか(本物というか)ここまでのからだのゴツさも不慣れゾーンなので、新鮮な気持ちで読みました。 続きがとても楽しみです。面白かったです。
0投稿日: 2015.09.11 - みなみ俊"powered by"
ゲイ・エロティック・アーティスト、田亀源五郎先生の初の一般紙連載漫画!と聞いて購入しました。内容は突然カナダから訪問してきた弟の夫、マイクを通じて一般人の目線からゲイ文化へ切り込んでいく…というような作りになっているんだけれども、一般漫画としてはサービスシーンが多すぎるのではないか?!と勝手にハラハラ…!!娘の夏菜ちゃんはもちろん、弥一パパがこれからマイクをどう受け入れていくのか、ゆっくり見守りたいです。ただ、少し動きやコマ割りが固いと思うのはエロシーンがないからでしょうか。
0投稿日: 2015.08.29 - ざじ"powered by"
田亀先生のゲイコミックを読んでいる読者としては、むせ返るようなエロスはマイクのシャワーシーンくらいだが、とても、とても勉強になる。今の日本のリアルがこうなんだろうなぁ、と。
0投稿日: 2015.07.06 - komi-go"powered by"
シャワーシーンに!?となった(笑 リアルなゲイマンガだったようで、萌えはなかった。 価値観は深くなりそう。
0投稿日: 2015.06.20 - ズゴッ子"powered by"
渋谷区の同性婚ニュースの記憶残る、タイミングよい発刊。田亀作品を一般マンガ誌で読める時代になったことがなによりだ。ヘテロであっても、小学生の女の子の視点を通すことで、人間の営みを考えるキッカケになる。 着替えシーン、シャワーシーンも好奇心があったことは否めないけれど、作者の意図をさぐりながら堪能していきたい。一巻は啓蒙的、この先どうふりきっていくのか大注目!
0投稿日: 2015.06.07 - 真夏日和"powered by"
田亀源五郎さんてはじめて読みました。弟の夫のカナダ人が会いに来る。これ、でも新しい形態の家族の話なのかも。続きが気になる。
0投稿日: 2015.05.26