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総合評価

158件)
4.3
66
60
20
2
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    2026.01.11〜01.18 人は必ず死ぬ。 でも、そんなことわかっている、と思っても意識して生きているわけではない。 子供の頃、動いてはいけないと言われるのが、どんなに辛いことか。同じ病に罹った人間ならわかる。動けるんだよ、ただ、動いた後にすんごく怠くなる。だからじっとしていれば良いのに、出来ないんだよ。で、同じことの繰り返し。 聖は可愛くて、愛おしい。でも、頑固。側から見ていたら、きっと守ってあげたくなるんだよね。森先生みたく。

    2
    投稿日: 2026.01.11
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    泣いた。 濃密な人生のはなし。 こんなにも打ち込めることに出会え、言葉はおかしいかもしれないが、羨ましい。

    0
    投稿日: 2025.10.14
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    幼少期から重病を抱えながら将棋の世界にハマり、プロ棋士として名人を目指した"怪童"村山聖の生涯。 昭和の時代で次男に対してここまで尽くしてくれた両親が素晴らしすぎる。 『3月のライオン』の二階堂のモデルなのかな。

    0
    投稿日: 2025.10.12
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    すごい小説?伝記??だった。 生きた軌跡が、奇跡が 猛烈な筆圧で記されている。 力強すぎて、苦しい程だった。 それは村山聖の凄み以外の何物でもない。 彼が執念強く生きたこと、 そのこと自体に感謝せざるを得ない。

    0
    投稿日: 2025.09.03
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    幼少の頃から重い病を背負い、残された時間と競うように愚直にそして無邪気に将棋に向き合い、29年という短い生涯を駆け抜けた村山聖。時は命なり。 ただ漫然と生きている自分を省みて、色々と感じさせられる一冊。 父親が寄せた後書きに綴られた、村山聖本人の言葉が胸に沁みた。 「人間は悲しみ、苦しむために生まれた。それが人間の宿命であり、幸せだ。僕は、死んでも、もう一度人間に生まれたい。」 「人間は常に主観的で、自分自身の痛みでしか他人の痛みを理解できません。ですから体に障害があったり重い病気の人の気持ちを真に理解することはありません。哀れみも同情もありません。常に対等という意識です。・・・ネフローゼということを短所と思うよりも長所と思い、人と違った人生、変わったおもしろい人生が歩めるくらいの気持ちが大切だと思います。・・・もう何十年も走っていません。もう走ることはないでしょう。しかし力いっぱい走る体験より、もっともっとたくさんの体験をこの病気はくれたように思います。」

    9
    投稿日: 2025.07.25
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    羽生世代の1人として実在した棋士、村山聖さんの生涯を記したノンフィクション小説。 羽生さんと共に世代を牽引した村山さん。短い生涯だったかもしれないけど、良くも悪くも天真爛漫で、コレと決めた道を貫いたこの人の一生こそ、生きるってことの本質だなと感動しました。 自分でも名前を知ってる棋士さんも出てきて、この時期の将棋界の歴史が追体験できたのも面白かったです。

    36
    投稿日: 2025.07.19
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    Super8さんの本棚から 羽生善治さんと同時期に、ともに将棋界を牽引した村山聖さんの短い生涯を綴った作品。 「20歳になれてうれしいです。 20歳になれるなんて思っていませんでしたから」 5歳の時にネフローゼと診断された時から、常に病と、そして死と隣り合わせの生活をしいられてきた聖。 将棋で強くなりたい。そして勝ちたい。 その純粋な気持ちだけが聖を支えてきました。 最後の最後まで病気に耐え抜いた生きかたと、将棋への情熱が心をうちます。 お父さんお母さんの献身的な愛も聖を支えます。 家族の絆は最強です。 名人への執念。 最期まで貫いたと思います。 将棋の知識が少しでもあればもっと深く読み込めたかなとは思いました。

    94
    投稿日: 2025.07.14
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    プロローグ 盤上には、初手とは思えぬ重苦しい空気が漂っていた 相手の顔を一瞥し、ゆっくりと右手を駒へと伸ばす その一手に、数十通りの読みが詰まっている 指先が駒に触れた瞬間、部屋の空気が微かに揺れた気がした 本章 『聖の青春』生命賛美の★5 皆様は、ご存知だろうか? あの天才、羽生善治の裏にもう1人の天才がいたことを、、、 プロデビュー当時、東の天才、羽生善治に対し 西の怪童、稀代の棋士、村山聖という漢がいた! 彼は、5歳の時、腎ネフローゼを発症し、29歳という短い生涯を全うするまでその病と晩年に発症した癌そして、将棋と闘った 病を抱えながら、14歳で故郷広島を離れ、師匠森信雄がいる大阪へ行き、師匠との共同生活が始まる 病により、ろくに学校に行けなかった聖は、パンツの洗濯から髪の毛のシャンプーも師匠にやってもらっていた 純真無垢、天真爛漫とは聖のための言葉のようで、 先輩棋士に対してもタメ口で話し、それでも皆から可愛がられ、愛された人物だった 入退院を繰り返しながら、病室から対局に向かうこともしょっちゅうという状況の中、奨励会突破からA級八段に駆け上がるまで、ただただ真っ直ぐ、自身の死期をまるで悟っているかのようにひた走った! 29歳の生涯と認知していながら、読中は死なないでくれと何度も願ったし、終盤は涙で多くの印字が滲んだ 将棋という盤上に命を賭して大輪を咲かせた 怪童村山聖という漢に最大の賛辞を捧げたい 因みに、天才羽生善治との対戦成績は6勝8敗 内、一戦は入院していたため不戦敗 よって、ほぼ互角である もし、彼が生きていたら そう、あの人とも、、、 エピローグ 張り詰めた一室で向かい合っているのは、 村山聖と藤井聡太 将棋を愛するものなら誰もが望む夢の対戦だ しかし、それは叶わぬ夢の対決 独創的な指し手の聖は、藤井聡太相手にどんな一手を繰り出したのだろう きっと嬉々として鬼手を放ったに違いない                      完 あとがき “何のために生きる。 今の俺は昨日の俺に勝てるのか。 勝つも地獄、負けるも地獄。99の悲しみも1つの喜びで忘れられる。人間の本質はそうなのか? 人間は悲しみ苦しむために生まれたのだろうか。 人間は必ず死ぬ。必ず。 何もかも一夜の夢” 彼が20歳前後に書いたメモ書きだ そして、21歳の時に、こうも記している “僕は死んでも、もう一度人間に生まれたい。” 彼の人生という年輪は、誰よりも密度が濃かったのか、、、

    41
    投稿日: 2025.06.22
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    昨年、王様のブランチで『思わず涙した感動作!』というテーマで町田そのこさんが紹介していて、ずっと気になってはいたけどようやく読了。 腎臓に難病を抱えながら将棋の名人を目指し、29年の生涯を終えた天才棋士、村山聖の生涯を描いたノンフィクション。 6歳で将棋に出会い、その面白さに魅了されて生きる希望に。そして、いつしか将棋の名人になることが生きることそのものになっていく… 幼少の頃から重い病にかかり、死と隣り合わせで生きてきたからこその死生観。名人になることに対するどこまでも純粋な情熱。 生きることとは? 自分の命を何のために使うのか? 命をかけてでも成し遂げたいことはあるのか? そんなことを考えさせられた。 心に響いたフレーズを2つ。 「何のために生きる。 今の俺は昨日の俺に勝てるか。 勝つも地獄負けるも地獄。99の悲しみも1つの喜びで忘れられる。人間の本質はそうなのか? 人間は悲しみ苦しむために生まれたのだろうか。 人間は必ず死ぬ。必ず。 何もかも一夜の夢。」 「もし自分が病気でなければ、そう考えることは村山には何の意味もなかった。病気を抱えながら生きる自分が自分自身であり、それは切り離して考えることはできない。病気が自分の将棋を強くし、ある意味では自分の人生を豊かなものにしているのだと考えた。」 どこまでも真っ直ぐで純粋に、人並外れた情熱を持って名人を目指した生涯に圧倒される。自分のように将棋の知識がなくても問題ないので、未読の人は1度読んで欲しい。映画化もされているので、DVDを借りてこよう。アマプラには無かった…

    99
    投稿日: 2025.06.01
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    audible92冊目。 今まで何度も書店で手に取ってきたのに、ずっと後回しにしてきて、ようやく読めました。 読もうと思っていたきっかけさえ忘れていたのですが、たぶん、松山ケンイチ主演で映画化されて…だったような。 天才棋士といえば藤井さんの活躍がめざましいですが、元祖は羽生さん、のイメージでした。 が、羽生さんと同世代にもう1人、こんなにも素晴らしい棋士がいらしたのですね。 どうして知らなかったのだろう… 将棋界に入ってからもかなり病気に苦しめられていましたが、ただ、闘病生活があったからこそ将棋に出会い、とことん将棋と向き合えたともいえるのですよね。 そこがなんとも、複雑です。 大崎善生さんの作品は、ずいぶん昔に『パイロットフィッシュ』を読んだだけだったのですが、こちらの作品でデビューされていたのですね。 実際に将棋界に関わっていた方だったとは知りませんでした。

    3
    投稿日: 2025.05.18
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    第2回広島本大賞 第13回新潮学芸賞 素晴らしい棋士がいたのですね。 命懸けで将棋に向き合い、真っ直ぐで、頑固者で、でも憎めないキャラクターの村山聖さん。 多くの人から愛されて支えられていたことに胸が熱くなりました。 特に師匠の森さんが献身的に世話をしていたことには驚きましたし、村山さんを大切に思っている様子がよく伝わってきました。 子供時代の入院生活の辛さは計り知れませんが、病気だったからこそ、将棋だけを追求する時間をとことん過ごせたことで才能を伸ばせた一面はきっとあると思います。 子供の強みを伸ばす子育ては理想だけど、現実的には好きなことだけをやらせているわけにはいきません。だけど、子どもが好きで自主的にやることは本当にその子の強みになるんだなと村山さんが証明していると思いました。 将棋のことは全くわかりませんが、とても厳しくてタフな世界のようでした。 出歩くこともままならない体調でも、体に鞭を打って対局に望む姿勢には凄みや執念を感じ、プロ棋士村山聖の生き様に胸が震えました。

    34
    投稿日: 2025.04.27
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    将棋については全く詳しくないが、漫画「3月のライオン」を読んでいた中で村山聖さんの生涯について知りたくなり、この本を手に取った。彼の生き方、病への向き合い方、いきものや物事に対する考え方、すべてに感動した。「生き抜く」とはこういうことかと思い知らされた、素晴らしい1冊だった。

    2
    投稿日: 2025.04.11
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    昨年亡くなられた大崎善生さんの「聖の青春」を読みました。お恥ずかしながら大崎善生さんも村山聖さんも存じ上げなかったのですが、甥っ子が村山聖さんと同じネフローゼを患っており、村山聖さんが病気とともにどんな人生を歩んだのか知りたくなり本を手にとりました。繰り返す熱など、甥っ子と重なる部分もあり読んでいて苦しかったですが、病気を患いながらも力強く生きぬいた姿に希望を抱きました。甥っ子の病気を治すことはできないけど、師匠(森先生)のように側で支え、心の拠り所になるような存在でありたいです。

    5
    投稿日: 2025.03.23
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    打ち込めることをみつけ、ひたむきに生きた様子に胸を打たれました。将棋を知らない私でも読みやすかったです。村山聖さんから芯の強さや優しさを感じました。読んで良かったと思いました。 漫然と生きている自分の生活と比較してしまい、 不甲斐ないと実感しました。もっと時間と命を大切にしたいと感じました。

    5
    投稿日: 2025.02.28
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    7年前に松山ケンイチ主演の映画を録画して見てたけど、原作のことは全く知らなくて読んでなかった。映画も良かったが、原作は涙なしでは読めない。広島の人やったんや。同時期に広島や関西で過ごしてたのね、将棋に興味がないんで知らなかった。今も活躍してて欲しかったなあ~

    2
    投稿日: 2025.02.10
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    ここまで打ち込める事があるのが、辛いのか幸せなのか。普通だったら…こうじゃなかったのか?色々考えさせられる

    3
    投稿日: 2025.01.02
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    天才棋士 村山聖の生涯を描くノンフィクション小説で有り、文章に凄く引き込まれましたね。 その生涯には非常に驚きと悲しみなど色んな感情をかき立てられました。

    2
    投稿日: 2024.12.06
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    幼い頃にネフローゼという難病に罹りながらも将棋に出会い、いつか「名人」になることを夢見て命がけで指す、ノンフィクション小説。 なんという精神力… 素晴らしい師弟愛… ライバルたちとの友情… 言動の端々が胸にささります

    23
    投稿日: 2024.12.02
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    師匠の森さんと村山聖さんの関係性がまずすごく良い。村山さんの死生観や人との向き合い方のあまりの純粋さに時に圧倒され、涙しながら読んだ。将棋好きはもちろん、生きることを考える時に、向き合う時にお勧めしたい1冊

    3
    投稿日: 2024.11.30
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    2002年刊行だから、結構古い本である。 評者は数十年来の将棋ファンだから村山先生の強さも病気のことも知っているつもりでもあったが、本書を読んで愕然とした。 「天才」と呼称するのが憚られるほどの努力と情熱。壮絶な闘病生活。家族や森師匠をはじめとする棋界関係者との愛憎溢れる濃密な関係。何も知らなかった。今更だが、読んで良かった。 村山vs藤井戦が見られないのは痛恨の極みだが、天国の村山先生はきっと対藤井の研究をしていることだろう。合掌。

    11
    投稿日: 2024.11.24
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    村山聖という人間の生き様は、力強く、涙もろく、暖かで優しく、楽しくて、いつまでも面白い。 悔しいんだろうな。と、随所で感じた。 読んでいる私にはどうしようも出来ないからなのか、私も悔しい気持ちになっていた。 応援したくなる。 もう、彼はいないのだと本を閉じてから思った。将棋会館のどこにも村山聖はいない。 本を読み終わってから寂しさが込み上げてきたのははじめてだった。 今、この時代に彼が生きていたのなら、 どうしただろうか。その答えは、数々の棋譜に残されているのではないのだろか。私たちには時間がある。ゆっくりと村山聖という人間を知りたいと思いました。

    4
    投稿日: 2024.11.05
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    将棋が強いとか、努力家とか集中力が凄まじいとか病気と長年戦ったとか それらも本当にすごいけど、この人がすごいのはたくさんの人に愛される人だったってことなんじゃないかなと思う 名人になったり、7冠制覇してた可能性もあるんじゃないかと思うとくやしいなぁ

    10
    投稿日: 2024.10.23
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    常に死と隣り合わせで、それゆえに精一杯生きたということが、文章から伝わってくる。晩年、薬を使わずに、痛みを我慢していた事実は衝撃的だった。ご両親は、本人が望む治療を優先して見守っており、さぞ辛かったのでは、と想像を絶する。本を通して、素晴らしい棋士と出会えた。村山聖の生き様を忘れないでいたい。

    45
    投稿日: 2024.10.20
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    三月のライオンの二階堂くんのモデルになった方だと初めて知った ノンフィクションはあんまり好きじゃないけどこの本を読んでよかった

    7
    投稿日: 2024.10.16
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    とにかく村山さんがすごい 必死に生きようとした人の文言であり死にたい自分が共感するのは本来違うのだけど 人は悲しみ苦しむために生まれた は最後のお父さんの寄稿に引用されていた

    1
    投稿日: 2024.10.10
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    棋士の世界と村山聖という天才がいたということを初めて知った。 もしも今も生きていたら…そんなことをついつい考えてしまう、壮絶な人生を見せてもらった。 村山聖という人に理由もなく惹かれる人たちは間違いなく彼の生きた証なのではないか。 こうして語り継がれるような人生を送ったことは誰よりも限られた生であることを理解していたから。 村山聖に会ってみたかった。

    3
    投稿日: 2024.10.01
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    #72奈良県立図書情報館ビブリオバトル「天才」で紹介された本です。チャンプ本。 2016.11.19 https://m.facebook.com/events/2253143301491102/

    2
    投稿日: 2024.09.29
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    。・゜・(ノД`)・゜・。 三月のライオンの二階堂のモデルがいたと知って読んでみようと思ったの。 そんな軽い気持ちで読み始めたの。 もう…感想なんて書けない。゚(゚´Д`゚)゚。

    57
    投稿日: 2024.09.16
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    村山聖という類稀なる才能を持った棋士の生涯を描いたノンフィクション。 村山が将棋に対してどれだけ必死だったのかどれだけ生きがいだったのか、そしてどれだけ純粋だったのか。 彼が周りにどれだけ愛されていたのかも溢れ出る。同年代の棋士はもちろんの事、先輩棋士、後輩棋士、プロ棋士手前の奨励会の所属棋士、そして何よりも師弟愛。著者の大崎氏からも愛されていた事でしょう。そんな誰からも愛された棋士の生き様や想いや愛情がたくさん詰まった作品で読んでいると涙が浮かんできます。大崎氏も最近お亡くなりになり、今頃は酒でも飲みながら将棋の話でもしているのでしょうか。

    2
    投稿日: 2024.08.30
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    怪童とよばれた天才の姿が、本当に魅力的。将棋界という、凄まじい天才たちが集まる世界を、ほんの少し垣間見た気持ちになれる。また読み返したい、素晴らしいノンフィクション。

    1
    投稿日: 2024.08.27
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    感想 命をかけて。自分が好きなことに一所懸命になれる幸せ。周りの人が支えてくれているから。彼は恩返しできたのだろうか。生きた軌跡を追う。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    亡くなってからあの人は天才だった、、というのではなく、本物の天才が闘った日々がリアルに描かれた本です。 お母様の愛情、周りの方の期待や心配。読み終わった後に涙が止まらない1冊でした。 将棋はこうも厳しく、面白い

    4
    投稿日: 2024.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山聖 5歳で腎ネフローゼを患う。入院中で将棋と出会う。平成10年8月8日29歳、将棋界の最高峰であるA級に在籍したまま死去。 村山祐司 聖の兄。 羽生善治 佐藤康光 村山伸一 聖の父。 村山トミコ 聖の母。 森信雄 聖の師匠。 村山緑 聖の姉。 篠崎瑞夫 プロ棋士を目指し大阪の奨励会に在籍した経験がある。体力的な問題で広島に帰り、地元の新聞に観戦記を書いたり将棋教室を開いたりしながら将棋の普及につとめていた。 本田冨治 昭和53年に脱サラして広島将棋センターをオープンした。 中井広恵 聖が小学5年で初めて広島将棋センターに行った日に居合わせて将棋を指し勝利する。 佐瀬勇次 米長邦雄永世棋聖や高橋道雄九段をはじめとする数多くの棋士を育てた名伯楽。名誉九段。 谷川浩司 中学生でプロ棋士となった。 来条克由 森の友人。 中田章道 杉本昌隆 聖とは奨励会入会試験でも対戦し、それ以来も何度となく対戦してきたライバル。 大崎 将棋マガジンの編集部員。 加藤昌彦 聖の3年先輩。 中野隆義 将棋世界の編集部員。 三谷工業の電気屋のおじさん 増田裕司 森の弟子。 石高青児 森の弟子。 安用寺孝功 森の弟子。 檜森恵美子 森の婚約相手。兵庫県宝塚市在住のピアノ教師。 山崎隆之 森の弟子。 船越隆文 森の弟子。 先崎学 滝誠一郎

    1
    投稿日: 2024.08.10
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    ノンフィクションは噛み締めて読むので時間かかった。 村山棋士の事は、リアルタイムでは拝見した事は無かったのですが、凄い棋士と話は聞いていたので興味が有り読んでみました。 将棋の事は少ししか分からないので、分かる人の方が凄さは分かるはず。 そんな私でも村山棋士の気迫や執念はもの凄く感じました。 人間性の魅力や周りの人達の温かさや苦労も細かく書いてあり読み応えの有る1冊でした。

    22
    投稿日: 2024.07.07
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    村山聖(さとる)が将棋にかける思いがつづられた作品。名人になるという目標を掲げながら、29歳という短い人生を懸命に生きねいた。 師匠の森との絆の深さ、面倒見の良さにも驚いた。 三谷工業のオジちゃんとは誰なんだ?登場人物皆素晴らしい。

    23
    投稿日: 2024.05.14
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    彼の人生が決して綺麗に繕うことなく日常的に淡々と綴られているからこそ、将棋の世界で生きるということが、そして病と共に生きていかなければならない現実が、彼にとって当たり前であったのだと強く感じさせられた。「面白かった」と軽々しく言葉には出来ない。ただ、ひたすらに、彼の強い信念と人間味のある生き方に強く心動かされた。将棋の知識は全くなかったけれど、一気に読み進められた。涙なしには読めなかった。

    3
    投稿日: 2024.03.21
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    あまりに純粋に生きた生涯。 神格化される部分だけでなく、不器用な男の子人間味ある部分に惹かれる。 幼い頃から病気により自由のない世界にいたが、将棋に出会い、将棋を通して世界を広げていく。 聖の青春というタイトルも良いな

    5
    投稿日: 2024.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    聖の青春 大崎善生 ∞----------------------∞ 棋士村山聖さんのノンフィクション小説。 将棋は全く分からないけど、村山聖という人の生き様は凄かった。 人生の半分ほどの日数は布団の上で過ごし、将棋が無ければつまらない人生だったのかも知れないけど、きっと身体が弱いからこそ出会えた将棋だっただろうし、多分元気だったら将棋はしていなかったんだろうなと思った。 29年間は短い。でもそんな短い生涯の中でこれだけ名を残せることは、よっぽど努力をしたんだろう。天才とも言われているけど、無茶をしながら自分を徹底的に苦しめて奮闘する様子は凄まじい。 それでも稼いだお金はほとんど寄付をする。自分のことには無頓着でも、人のためになることに一生懸命な姿に半ば呆れるくらいだった。 森師匠との師弟関係が愛で溢れてた。他にも色んな人に可愛がられ、身体には苦労してたけど、人間関係では良い人達に恵まれていたと思う。それはもちろん彼の人柄によるものだけど。 2024/03/16 読了

    1
    投稿日: 2024.03.16
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    島田潤一郎さんの本で知って、早く読みたかったこの本。読了直後に泣きながら書いた感想をそのまま投下します。↓ 寂しい、初めて村山さんのことを知ったのに、寂しくてたまらない、虫が良すぎるけど 村山さんの将棋を生で見てみたかった。 運命が残酷、もう読む前の私には戻れない読んだ後も涙が止まらない。これからの私の人生で村山さんを忘れることは絶対にないし、29歳の誕生日、私は村山さんのことを思い出すと思う。名人、とってほしかった。 悲しくて寂しくて辛い。どれほどの辛さ、痛さ、無常感だったんやろう。想像を絶する。そしてどれほどの、名人への渇望だったんやろう。死が常に隣にあり、命あるものは髪も爪も切れない、でも将棋も自分が生き延びるか相手を殺すかだという葛藤。思い通りに動かない体、暗闇と水滴の音だけの中で過ぎゆくのを待つ無力さと恐怖。。現実の自分の体といつか必ず来る死、それに打ち勝つには将棋しかなかった。将棋と、名人になるまで全員を倒す、勝利しかなかった。自分だけが知る自分の体の予感、コントロールして付き合ってきたからこそ最期の時や悪い進展もわかる、その恐さはどれほどやったやろう。。それでも諦めず、自暴自棄にならず、名人への切望を死ぬまで忘れなかった。ひたむきとか懸命とか純粋とか、この世にある言葉では表せない気がする。 大傑作やった。2024年序盤も序盤やけど、今年良かった本ランキング間違いなく一位。本の好きなジャンル関係なく、是非読んでほしいと思った。

    14
    投稿日: 2024.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    病気を抱えながら生きる自分が自分自身であり、それは切り離して考えるかとはできない。病気が自分の将棋を強くし、ある意味では自分の人生を豊かにしているのだと考えた 土に還る 単行本は2000年2月の出版。表紙の写真の眼光は鋭い 2002年5月に講談社文庫として刊行 文庫本には、父伸一さんの「聖のこと」の文書が載っている 残した言葉 1年1年この思いを込めて生きて参りました。 生きる事は時の積み重ねです。年月日時分秒入院時、時計を病室に自分の目線で置いてなくなるまで 今日は何日今は何時と時を確認することが生きている証であるかのように 「土に還る」言葉を残して 残した物を整理する中でメモが出てきました。そこには、 人間は、悲しみ、苦しむために生まれてきた。それが人間の宿命であり、幸せだ。僕は、死んでも、もう一度人間に生まれたい。 と記されてありました

    2
    投稿日: 2023.12.13
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    久々の再読。何度読んでも胸が熱くなるが、今回はとりわけしみた。昨日、ずいぶん前から一度行きたいと思い続けていた前田アパート(村山九段が長く住んだ古アパート)を思い切って訪ねたところ、ありがたいことに部屋の中まで見せてもらえたのだ。村山青年が将棋と、また自分の運命と格闘した場所。言葉にしようがない感慨で胸がいっぱいになった。 村山九段が亡くなってから、すでに四半世紀。その部屋が以前のまま残され、好意で見せてもらうこともできることは、いくつか読んだもので知ってはいた。大阪在住なのだから、行こうと思えばすぐ行けるわけだが、そういうのに限ってなかなか行かない、というありがちな話。昨日は、将棋会館に立ち寄ったついでに、ふと訪ねてみる気になった。近くから見るだけでもいいや、将棋会館からアパートまでの道をたどってみようと、「聖の青春」に出てくるシンフォニーホール前の公園などを眺めつつ歩く(この師弟の場面は絶品)。女子校横の公園の向かい側に「三谷工業」の看板。ここだここだ。二階の一部屋の窓に映画の小さなポスターが見える。間違いない、あそこが村山青年の部屋だ。 しばらく立ち止まって眺めたり写真を撮ったりしていたら、三谷工業から人が出てきた。あれは!「聖の青春」で、歩けないほど弱った村山青年を、何度も車で将棋会館まで送ってくれたと書かれている「電気工事屋のおじさん」その人ではないの?思わず走って道を渡り、「迷惑かも」とひるむ心を叱咤して「三谷工業の方ですか?ここは村山九段が住まれていたアパートですよね」と声をかけると、その方は「そうですよ。中を見る?」と言ってくださったのだった。ああ嬉しい。 かなり急な階段を上がった先に、扉の開いた村山青年の四畳半があった。「これはこないだ森先生が来てくれた時の写真。ここにノートとかあるから。別にいつまでいてくれてもいいよ」と言葉少なにおじさんは階下に降りて行かれた。そのぶっきらぼうな感じがすごくあたたかかった。うまく言えないけど。思うにこの方は、道の向こうをウロウロしてるオバサン(私)を見つけて、声をかけやすいように外に出てきてくださったんだろう。帰りにお礼を言おうとしたら、忙しそうにお電話中だった。本当にありがとうございました。 部屋は古く、実に狭かった。ここに本やマンガを足の踏み場もないほど積みあげていたのか。流しもあった。少しゆるめた蛇口からポタポタ落ちる水の音で自分が生きていることを確かめた、あの流しだ。下半分が磨りガラスになった窓から公園が見える。きれいな黄色になった銀杏の葉がたくさん散っていた。 帰ってすぐ、「聖の青春」を読み返した。今の時代にはまずありえないような、尋常ならざる師弟の物語である。スマートさからは程遠い、泥臭さに満ちた人間群像に惹きつけられてやまない。村山青年を直接知ることのなかった多くの人が、「聖の青春」を通してその熱量の高い生き方にふれ、忘れがたく心にとどめる。思えば不思議なことだ。 余計なことを付け加えれば、映画版は原作とは全然別物だと思う。森先生と村山青年という唯一無二の師弟関係が原作の背骨なのに、映画は羽生さんとの物語に変えられている。わかりやすくはなるだろうし、観客も呼べるだろうけど、私はがっかりした。森先生をリリー・フランキーがやってたのに、まるで脇役でほんとうにもったいなかったです。

    8
    投稿日: 2023.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    苦しい病で、きっと思うようにいかない人生。 それでも聖さんは、将棋に打ち込み、 またその生活で、 ありのままに強く生き、人に愛され、時にはぶつかり、 そして羽生さんとの名勝負を繰り広げた。 人生なにが幸せ、なにが成功か、わからないが、 聖さんの生きた軌跡を知れば大きな感動を覚える。

    1
    投稿日: 2023.10.31
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    こんなに最初から最後までずっと胸を熱くさせ続ける本があったのかと驚いている。 まったく将棋のルールはわからないのに。 今まで出会ってきた本の中で一番好きだと言える。 しかし絶対に麻雀仲間には教えたくない。スイッチ入って勉強でもされたら困る。 すごい本に出会ってしまった。

    3
    投稿日: 2023.09.08
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    村山聖さんの病気と戦う姿、将棋への情熱、勝ちへのこだわり、純粋な人物像に衝撃を受けた。 そして森さんとの関係性にとても心を打たれた。 P.180寒い冬の深夜にばったりと会って、森さんが村山さんの手をさするシーンがとても好き。泣きそうになるくらい美しいやりとり。 村山さんのように、自分のやりたい事がはっきりしていてそれに向かって迷いなく突き進む人生に憧れを感じている。 でも自分には出来ないと感じて、立ち止まってしまった時、この本を再び読むことでまた勇気をもらえる。 何回も読み返している、自分にとってすごく大切な本。

    2
    投稿日: 2023.08.20
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    一切の予備知識もなく手に取った本なので、この本がまさかノンフィクション作品であったとは知りませんでした。 また恥ずかしくも、私は将棋の世界についてほとんど知識もなく、駒の動かし方くらいしか将棋については分かりません。なので、当時騒がれていた、棋士の羽生善治という名前だけは聞いて知っている程度の貧弱な将棋知識です。 棋士、羽生善治が頭角を現してきたその同時期、もうひとりの棋士、村山聖という人間がいたことを初めて知りました。 その彼が、どのような人物でどのような生涯を送ったのかをこの本によって知ることができたことは、とても価値がありました。

    12
    投稿日: 2023.08.13
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    3月のライオンを読んでいるので、モデルの方、ということは知っていて、映画にもなっていて気になっていたので購入。しばらく積読でしたが読み始めたら止まらなくなりました。 母という立場からみてしまうと、腎臓の病気なのに定食屋のご飯毎日食べてて大丈夫かな…とかお酒飲み過ぎやめて…とかちゃんと入院して…と思うことが多々あり。 でも親元を離れて管理されずに自分のスタイルで生活すること、 医者に止められても将棋を打つこと、名人になるため努力し続けること、 が彼にとっての「生きること」だったんだろうなぁと感じた。 実際に親交のあった著者の方の温かい眼差しが終始感じられてよかったです。

    0
    投稿日: 2023.08.04
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    羽生世代の怪童であり三月のライオンの二階堂のモデルという予備知識のみで読了。 見る将なので若かりし頃の今もよく見る棋士の方々の当時も知れました。 己を貫き通した村山聖。本当にかっこよかった。 生き様に強く心を打たれました。

    1
    投稿日: 2023.06.14
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    将棋のことは何も分からない。 村山聖さんもこの本で初めて知った。 病苦を背負い短命だったけれど、彼は将棋と出会えて幸せだったんだろう。 「名人になる。」という強い信念が彼の命の源だったんだね。 一見、偏屈に感じる性格も含め、みんなに愛されていたことがよく分かる。 もっと早く彼と出会いたかったな〜。

    0
    投稿日: 2023.04.29
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    29歳で夭逝した、将棋の天才村山聖の生涯を描いたノンフィクション小説。 彼の部屋には将棋の本があふれていて、若くして結果を残す人は圧倒的な量のインプットと演習が必要なんだと感じた

    0
    投稿日: 2023.04.16
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    淡々と聖の過ごした奇跡が時におかしく続いていく。 淡々と名人を目指し、一歩一歩歩む聖。 紛れもなく地道にそして着実に進化を遂げていくそれは本人の言葉では努力ではなく当たり前のことであろう。 それほど素直な愛された人。 全ての聖のエッセンスが 最後の方の 『生きているものを切るのはかわいそうじゃ』という聖によって使い古された言葉によって集約されていて号泣した。

    0
    投稿日: 2023.02.06
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    本人は勤勉化で根性があって立派だったと思う。 亡くなっても みんなの心に残り 意味のある人生を送ったのだろう。 急性アルコール中毒に2度もなるほどお酒を浴びるように飲み 麻雀で徹夜したり やりたいことを謳歌しただろう。 でも私は母親だから トミコの立場になって読み進めていく。 ワガママで... 振り回して... 最期、入院中に1ヶ月半も見舞い看病を断られて どんなに辛かっただろう。 だけど私はトミコじゃないから とやかく言うことじゃないわね。

    1
    投稿日: 2023.01.05
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    3月のライオンの二階堂くんのモデルになっていると知って興味をもった口なので、カジュアルに読みはじめたのだが、かなり早い段階で引き込まれてしまい、すぐに真剣に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.08.14
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    筆者と彼と親しいが故に文中に主観をぶっこんでくることから、途中迄うーんと思ってしまったが、最後の父親の手記を読み、この本は彼の生き様を広く伝える事が目的なのだいうことを見逃していたことから腑に落ちた。 正直共感はできないが、村山自身も、健常者が真に彼のような人の気持ちを理解することは出来ず、哀れみも同情もない、と述べている所から、そういうものなのだろうと思う。勿論知ろうとする努力が大切であるのは前提として。

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    将棋はルールをちょっと知ってる程度だけど、この人がどんな人だったのか気になって読んだ。 なんとも憎めないキャラで、みんなに可愛がられた愛すべき人だったんだなと思った。 そしてそれとは対照的なほど、将棋に捧げるエネルギーや、病気への複雑な感情がせつなかった。 死が間近な病室で棋譜を見ながら将棋盤に向かうシーンの描写が鮮やか。 こんなにも好きなことに打ち込めることが羨ましくなった。

    3
    投稿日: 2022.06.20
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    幼くして腎ネフローゼという難病にかかり、入退院を繰り返す中で将棋に出会い、その魅力に魅了され棋士になる。将棋をさす事が自分の命を削っているようで痛々しい描写も。 難病と闘いながら、将棋でも戦う姿は、涙なしでは読めない。村山聖という棋士がいた事を忘れてはいけないと思う。

    9
    投稿日: 2022.06.18
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     私個人は将棋を指さず、また将棋ファンでもありません。ただ、時々ノンフィクションを読み、小説とは違う、未知で実在した(する)人の生き様を知り、感銘を受ける機会も大切にしたいと考えています。  短い生涯を彗星の如く駆け抜けた天才棋士・村山聖(さとし)にまつわる本書は、出版から20年になるのですね。沢山の新しい感動をいただきました。そう言えば、松山ケンイチさん主演で映画化されました。  天才等の称号をもつ有名棋士の自伝は数多あるでしょうが、本書は『泣き虫しょったんの奇跡 サラリーマンから将棋のプロへ』(瀬川晶司 著)と対極をなすのでは? と個人的に思いました。一人の人間が見せる多面的な側面を炙り出す素晴らしい内容でした。  藤井聡太五冠(R4.5現在)の活躍で空前の将棋ブームのようですが、将棋だけでなく病気や年齢とも壮絶な闘いを繰り広げた棋士がいた・いる事実を、また陽の目を見ずに道を閉ざされた多くの棋士・奨励会員がいることをしっかりと胸に刻みたいと思います。  29年の生涯は、一般的尺度からすると短いのでしょうが、その中身は人の何倍も濃密で、生きること・将棋をし名人を目指すことの意味を問い続けた泥臭くも純粋な生涯は、決して色褪せることはないでしょう。  『聖の青春』という直接的で分かりやすいタイトルが、もっと多くの若い読者の獲得につながることを願います。

    20
    投稿日: 2022.05.31
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    言わずもがなのノンフィクション作品。29歳で逝去した村山聖棋士の生涯を描いた感動作。なにげない、ふとしたところで死を意識した言葉や行動が描かれており、彼の置かれた状況がひしひしと伝わってくる。他方で、少女漫画やミステリー好きな一面やすさまじい部屋の状況など、人間味あふれるエピソードにも事欠かない。特段、将棋ファンではないが、この村山という人間にすっかり魅了されてしまった。 特に森先生との出会いと絆が印象に残っている。病気だとはいえで、誰もが森先生のように若かれ日頃の村山に接することはできないだろうと思う。森先生の存在、村山への接し方について、強く心に残った。また、自責の念を吐露する両親や兄の気持ちが胸に響く。病気があるかないかなんて関係なく、自分なら子供にどんな生き方をさせてあげられるだろうかと、考えずにはいられなかった。

    0
    投稿日: 2022.05.21
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    これは星5 いや評価することがおこがましい 400ページ近くもある本をちゃんと全部読んだの初めてかも さとしさん知らなかったけどすごい人だった 自分ももっと生を命を大事にしないとと思った

    3
    投稿日: 2022.02.16
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    著者、大崎善生さんの作品、ブクログ登録は2冊目。 大崎善生さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 大崎 善生(おおさき よしお、1957年(昭和32年)12月11日 - )は、日本の作家、元雑誌編集者、CS日本番組審議会。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 重い腎臓病を抱えつつ将棋界に入門、名人を目指し最高峰リーグ「A級」で奮闘のさなか生涯を終えた天才棋士、村山聖。名人への夢に手をかけ、果たせず倒れた“怪童”の生涯を描く。第13回新潮学芸賞受賞。 誰でも、歳を重ねるにつれて、若い頃の純粋さは失われていくものと思う。 それ故に、本作の主人公の純粋さには、心が洗われる。 最後に、本作の主人公、村山聖(むらやまさとし)さん、どのような方かを、ウィキペディアで確認しておきます。 村山 聖(むらやま さとし、1969年(昭和44年)6月15日 - 1998年(平成10年)8月8日)は、日本の将棋棋士、九段(追贈)。森信雄七段門下。棋士番号は180。いわゆる「羽生世代」と呼ばれる棋士の一人。 広島県安芸郡府中町出身。血液型はAB型。

    19
    投稿日: 2022.01.25
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    映画を観に行って、観終わったら周りのお客さんが原作を読むべき、といってたのでなんとなく手に取ってみたけど、本当に名著だった。 文章がめちゃめちゃ上手いのと(雑誌編集の人みたいやから、作家よりもある意味読みやすく書くのが上手いのかな?)、なにより村山聖への愛が凄い。 読んでみて、この人に本当に会ってみたくなる。 この人はどんだけつらくて、本当に死ぬ気で生きてたんやろう。今の自分なんて死んだように生きてるなと本当に思った。程度こそ違うけど、今ヘルニアが本当につらいなかで、それを理由に逃げてしまうことが多いけど、この人はネフローゼっていう大病すら糧にする。本当にすごい。 ここまでキャラを描いてここまで会ってみたくなるなんてことはなかなかない。 映画でなんでそこに拘る?みたいなんがわかる部分もあって、読んで良かった。本来はこういうのやったんや、というのをどうしても映画は見せなあかんから多少変えてたのが、原作やとまた違ってぐっとくる。 ご家族も師匠や親い人たちは本当に大変やったやろうな・・・

    1
    投稿日: 2022.01.11
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    村山聖〈むらやま・さとし〉はネフローゼを発症後、6歳で将棋を始める。小学4年でアマ4段。11歳で中国こども名人戦優勝。小学6年の時に森安秀光と飛車落ちで対局。勝利を収めた。 https://sessendo.blogspot.com/2022/01/vs.html

    0
    投稿日: 2022.01.07
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    命をかけるとはこのことを言うのか、とそんなふうに思った。いかに自分が甘く中途半端な人生を歩んできたのか、恥ずかしくなってしまった。羽生善治先生とのライバル関係は凄く熱いです!

    1
    投稿日: 2021.10.27
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    村山聖さんの生涯における将棋との関わり。 親、家族、師匠、ライバル、著者などとの関わり。 とても魅力的な人だったんだろうなあ。 病をもつ体であっても、将棋のために。 全精神を費やしてきた。 ひとつのことに己を捧げられる集中力と心を見習いたい。

    1
    投稿日: 2021.08.14
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    村山聖の将棋人生が詰まった本。 これほどまでに一つのことに没頭し、文字通り「命をかけて」将棋に打ち込む姿は、本当に感銘を受けました。

    0
    投稿日: 2021.07.19
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    将棋でプロ棋士になり、A級に在籍する。それだけでも十分ドラマティックなのに、村山聖さんの人生、本当にノンフィクションなのか?と信じられない思いです。生前のご活躍、テレビで見てみたかったです。

    10
    投稿日: 2021.07.02
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    村山聖という将棋士について予備知識もなく、ただ、1冊の本として読んだのだけど、号泣してしまった。 なんと言っても、同じ1969年生まれということ。 私がのほほんと、人並みに育てられ、勉強して、就職して、恋愛して、結婚して、子どもを授かるという29年をすごしているまさにその時に、この壮絶な人生を平行して生きていたのか!というショック。 そして、お父さんが聖の注文の品を日々探して買いに行く姿、お母さんの思い、もう涙するほかなくて、 そして、幼い頃から病とともに生きた聖の生き様にとにかく畏怖の念を抱かずにはいられない。

    3
    投稿日: 2021.06.27
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    村山聖氏のこと、彼が28歳で亡くなったこと、あの羽生善治九段のライバルであったことはもちろん知らず、そもそも将棋についても全く知識のカケラも持ち合わせていませんでしたが、すっかり村山さんの生き方に引き込まれました。 幼い頃から入院生活を繰り返し、成人してからも自分の病気と付き合って行くことを強いられながら、棋士として名人を目指していく。本書に書かれていること意外にも相当な苦労と困難があったのではと思います。遊びたい盛りに、同世代と同じように遊ぶことも出来ない。後期、ひたすらに友人や他の棋士たちと夜な夜な酒を飲みその度に病院へ担ぎ込まれるのはそれまでの不自由さへのせめてもの抵抗だったのではないでしょうか。 彼のように一途に、強く逞しく自分に嘘をつかない真っ直ぐな生き方ができる人間には自分は程遠いなあと、こんな風に無意識に他人の心を動かせるような人間になれるだろうかと、読んだ後はそんなふうに自分自身を省みずには居られなくなりました。

    6
    投稿日: 2021.06.16
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    医療従事者なので、病気と闘う人達が身近にいる。本当に理不尽だと思うこともある。 でも、病気だけは本人にも、周りにもどうにも抗えないことがある。正直、あの子にこうしてあげた方が良かったんじゃないかと後悔の気持ちで思い出すことも中にはある。平気そうな顔をして日々働いているけど、それは考えないように訓練されてるからだ。なので、多分一般の人が読む感想とかなり違うんだと思う。 運命を受け入れて(受け入れてないのかもしれないけど)、大きな夢を持って、努力して、青春を謳歌して、人に愛されて、人の記憶に残って、棋譜という後世に残る作品を作り上げた強靭な精神。将棋というものに出会えて本当によかったんだろう。 あとがきのお父様の想いに胸をうたれる。私なら、自分の子どもにこの人生を歩ませることができるだろうか。 大人になってから読んだので、同世代で読みたかったなと思います。

    6
    投稿日: 2021.05.02
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    末期の広島で、休みだったレストランに親子2人で入って1時間も座ってまっていたシーンが切ない。聖の将棋への想いと、周りの人達の優しさが印象的。 伊集院静さんからのメッセージにぐっときた。

    1
    投稿日: 2021.04.05
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    天才羽生善治に対し、怪童と呼ばれた一人の棋士がいました。 幼い頃ネフローゼという難病にかかり、癌を発症してからも将棋に命を懸けた〝村山聖(さとし)〟の物語です。 父親に勧められ療養所のベッドで将棋にのめり込みます。 将棋は彼の翼になりました。 時には無謀な情熱で、真っ直ぐに名人を目指します。 親を責めることもなく、愚痴ることもなく、ボランティアや寄付を続けたのは、彼の死生観がそうさせたのでしょう。 将棋以外無頓着ながらも、周りの人を惹きつける可愛さと優しさ、夢に向かう純粋さで友情も育まれていきます。 10年間同居生活をした師弟愛にも心打たれました。 全てを受け止めてくれた家族に支えられ、29年間の青春を駆け抜けたのです。 最後の『聖のこと』は、親目線で父親の思いに胸が強く締め付けられました。 将棋の知識のない私でも、人生のベスト10冊に入れたい本です。

    4
    投稿日: 2021.03.20
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    A級在籍のまま29歳で亡くなる時まで、人生の最後まで、名人になるという夢に向かって、将棋を追求し、努力を続けていた、ということには、言葉がない。尊敬とか、脱帽とか、素晴らしいとか、そんな程度の言葉は軽すぎるのでは。そして、そんな風に追い求める目標を持って、努力できるのか、やらなければ、という気持ちになる。 純粋さ、素直なところ、そして何よりも強い気持ちで夢を追い求める気持ち。何度目かの再読だが、いつも力をもらうことができる。 村山聖(さとし)は、5歳で腎ネフローゼを発症。入院中の気晴らしにと、父がいろいろと教えてくれたゲームの中で将棋に興味を持ち、6歳の頃から将棋の本を読んで独学で強くなったという。(お父さんは初心者だと)小学3年生頃に初めて大人と対局、もっと強くなりたい、そして勝ちたいと思うように。 中学1年でプロ入りを希望、師匠の森信雄六段と運命の出会い。故郷の広島を離れ、大阪で師匠と暮らし始めるも、症状が悪くなって広島暮らしに戻ることも。 プロの将棋の過酷さも描かれている。昇級に年齢制限があり、到達しなければ辞めなければならない。昇級にはリーグ戦で勝つしかなく、対局は半日を超えることも当たり前。対局前に食べられなくなったり、敗戦後に体調を崩す棋士も多いとか。村山聖は、敗戦後には症状が悪くなり数日間動けなくなることが何度も。それでも名人を目指して挑み続けた村山聖。入院中に周りで亡くなった人を思い、誰かに勝って自分が登るしかない世界に悩んだことも。

    4
    投稿日: 2021.03.14
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    聖の青春 大崎善生 2021年3月8日読了。 29歳という若さで夭折した天才棋士、村山聖(さとし)の生涯を小説にした名著。 将棋好きは勿論、将棋に馴染みがない方も1人の人間ドラマに必ず心打たれる一冊。目頭を熱くせずにはいられないラスト。 大天才、羽生善治の最大のライバルといっても過言ではなく絶頂期にいた羽生善治と互角の戦いを繰り広げる。対戦成績は村山聖の六勝七敗。しかし、最後の七敗目は平成10年のNHK杯決勝で、ほぼ村山八段の勝ちになっていた中で、羽生善治も最後にこの手を指してから投了しようと思っていた矢先、村山聖は大悪手となる大ポカをしてしまい敗戦。既に身体は満身創痍での中で病気さえなければと悔やまれる一戦だった。この戦いはYouTubeにも動画で載ってます。 そして、その年の1998年8月8日。広島の市民病院でその生涯を終える。 病に苦しみながら名人への夢を追い続けた天才と、彼を愛した師匠、ライバル、そして家族達の姿を描いたノンフィクション。 大崎善生さんの「将棋の子」もオススメです。

    1
    投稿日: 2021.03.08
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    村山聖という人間の余りにも太く短く、儚い一生を描く 病気の残酷さ 夢の尊さ 親、師の愛 人々の優しさ 友情 難病を患っていたからこそ持ち得る事の出来た豊かな感性、純粋さ 病気の苦しさを計り知る事は到底出来ませんが誤解を恐れず言うとある種彼の事が羨ましくも感じます 将棋の対決の場面の際の説明は正直言って全然わかりません 棋士としての凄みは恐らく私には完全には理解出来ていないでしょう 伝わるのは彼の人間としての魅力 こんな人間がいるのかと 映像の方も見てみたくなりました

    3
    投稿日: 2021.02.14
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    映画「聖の青春」を観てから原作を読みました。 少年時代よりも後半の方、谷川浩司や羽生善治への思い、名人にかける執念、家族や師匠への愛が感じられて面白かったです。

    0
    投稿日: 2021.02.08
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    15年前くらいに読んだけど、再読。 やっぱり泣いた。 鼻水まで出るくらい泣いた。 懸命に生きて、純粋でみんなに愛されて。 こんな棋士がいた事を知らなかったな。 大崎さんの描くノンフィクションが、ノンフィクションの中で1番心に残っている。

    2
    投稿日: 2021.01.03
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    天才棋士が駆け抜けていった人生が凝縮された一冊であった。 限られた時間の中で目標を達成するための凄まじいパワーを感じた。 生きる事の大事さ、また、生きる事の意味を考えさせられる。 聖を支える周りの人々のストーリや、リアルな棋士の世界の事も描かれていた事も興味深かった。

    0
    投稿日: 2020.12.13
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    幼い頃からの病と共に将棋界を駆け抜けた、村山聖の壮絶な生涯を描いたノンフィクション傑作。 生と死の狭間で夢を翼と追い求めた努力、勝負への容赦ない姿勢、反面無邪気で屈託がない人柄。家族に、師匠に、友人たちに支えられながら、命がけで戦ったその人生の激しさに圧倒される。

    1
    投稿日: 2020.07.29
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    29歳でこの世を去った天才棋士、村山聖の話。 病と闘いながらも、純粋に将棋を愛し名人になる夢を諦めず貫いた人生。 素敵な生き方だと思った。

    0
    投稿日: 2020.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村山聖棋士の生涯について書かれたノンフィクション小説。 将棋の世界に疎く、棋譜などを見てもそのすごさが分からないのがもったいない、と思いながら読みました。羽生善治さんや加藤一二三さんといった、私でも知っている著名な方も登場します。 登場される方々は、「3月のライオン」のあの人のモデルかな?なんて想像しながら読みました。 記録としての意味合いが強く、どこに焦点を当てているのかが分かりづらく、荒削りな文章という印象を受けます。ご両親の胸の内、そしてご兄妹の思いが気になりました。

    2
    投稿日: 2020.07.12
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    夭逝した恐ろしいまでに強く、そして病に最後の最後まで苦しみながらも戦い続けた一人の不世出の棋士の生きざまを、将棋連盟「将棋世界」の編集部といういわば棋界の内側から見つめていた大崎氏の文壇デビュー作。 彼の寿命が、あともう少しでも残されていれば、おそらくは名人、もしくは名人に限りなく近い場所まで到達できたであろう、その無念さ、悔しさを思うと本当に切なくなる。 勝負師、という生きるか死ぬかというギリギリのところで鎬を削っている、というより文字通り命を削って、寿命を縮めて戦っている男達の至高のロマンだよなぁ。 将棋は本当におもしろい。そして恐ろしい。

    1
    投稿日: 2020.07.05
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    将棋のプロとして期待されながらも、若くして亡くなった村山聖の生涯を描いた小説。2度の映画化が行われている。著者の大崎氏は、「将棋世界」という将棋雑誌の編集者だった。 師弟の絆、親子の絆を軸に話はつむがれている。

    2
    投稿日: 2020.05.24
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    2020.1.14 自分なら愚痴も言わず病気と戦えない。 健康な自分には病気の人の気持ちを真には分からない。彼が周りの人を魅了していくのが素晴らしく格好良かった。

    0
    投稿日: 2020.01.14
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    29歳でこの世を去った棋士、村山聖の生涯を描いたノンフィクション。そのまっすぐな生き方に感銘を受ける。腎臓病や膀胱癌、肝転移との闘病記も壮絶で、このようなハンデを抱えながらも果敢に夢への挑戦を繰り返す。森先生やライバルたちとの交流にも、彼の人柄が出ていて心地よい。生きる意味を考えさせられる一冊。

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    投稿日: 2019.11.01
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    あとがきにある、本人の言葉が人間性を表しているように思う。 素人には凄さが分からないが、この人の思考が棋譜として再生できることに、なんとも言えない感覚を覚える。 全力で生きられていない、自分が不甲斐ない。

    2
    投稿日: 2019.10.26
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    平成10年8月8日、29歳の若さで将来を嘱望された若き棋士村山聖氏が無くなられました。棋士の最高峰A級に在籍したままの訃報でした。村山氏は5歳で腎臓の病気ネフローゼを発症。以来、そのハンデを抱えながら棋士としての生涯を生き抜いていきます。 わずかな疲労でも体が全く動かなくなり、高熱を発する状況にもどかしさを感じながら、視線の先には当時名人として活躍していた谷川浩司氏を常に意識し、プロ棋士の登竜門となる奨励会入門、棋士デビューを果たし、B級、A級と昇段して行きます。1局の時間が10時間を優に超えることも珍しくないプロの世界で、体力にハンデを抱えつつも将棋にかける情熱で、羽生善治氏、佐藤康光氏といった当時の最強棋士と互角以上の戦いを繰り広げます。そして、ようやく名人挑戦が現実味を帯びた時、膀胱がんを発症。最後は癌との闘病と対局を並行するという凄まじい生き様が本書で紹介されています。 普通の人なら自らの生死が係る状況となれば、それ以外の事はまず諦めて生きる事を最優先に考えるのが当たり前です。しかし、村山氏は将棋こそが自らの生きる証と考え「頭と将棋に悪影響を及ぼすことは一切しないでほしい。抗がん剤にしろ放射線にしろ延命的な治療は必要ない」という姿勢を最後まで貫きました。まさに、自らの命を削りつつ将棋に打ち込んでいた村山氏の生き様を描いています。もしも村山氏が生きていたら、将棋界の歴史が変わっていたかもしれません。それ程の才能を持った棋士の生涯を追うノンフィクションです。 村山氏が入門した師匠、激しい戦いを繰り広げた棋士たちの村山氏との様々な交流やエピソードが村山氏の人間像を浮き上がらせ、私自身、本書を読むまでは全くその存在さえ知らなかった村山氏の姿が生き生きとイメージされました。将棋の知識が無くても全く問題なく読み通せます。

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    投稿日: 2019.09.11
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    (紅白を聞き流しながら…)読み物としては淡々としすぎているのかも。そしてそれでも伝わる村山聖の人間的魅力と情熱。生きることの意味を考えさせられますね

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    投稿日: 2019.03.24
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    5歳で腎ネフローゼを発病。 病室のベッドの上で出会った将棋。 将棋が聖の人生を決定付ける。 将棋のために生きる。 生かされている。 名人になるという決意が、病軀を支えていた。 出会う人、全てを虜にしてしまう聖。 本書を読んで、自分も村山聖という、ひとりの人間の虜になってしまった。

    1
    投稿日: 2019.02.10
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    勝負を生業とする事の厳しさに心が震える。 文字通り命をかけて将棋に向かい続けた烈しさと、将棋をもって青春を取り戻していく爽やかさ。 戦う男の美しさと儚い命の切なさに胸が締め付けられる作品でした。

    2
    投稿日: 2019.01.02
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    村山の死に、師匠である森が号泣したシーンはかなりぐっときた。師弟愛というと陳腐なものになるような気もするが、まさに師弟愛を感じたシーンであった。その直後の文章の綴り方も、それまでの師匠と弟子としての枠を超えた2人の暮らしを駆け巡り、非常に心に沁みわたった。 自分も何かに集中して取り組みたいと思った。

    1
    投稿日: 2018.12.20
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    「3月のライオン」を読み始めてから、二階堂のモデルとして、ずっと気になっていた故・村山さん。この本につづられているのは、彼の生きた短い生涯の片りんではあるけれど、読めば読むほど壮絶な生き様に圧倒され、終盤は涙が止まらなくなった。読後、どんな感想も語る気分になれない、脱力感。命あるかぎり、生き延びねば。

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    投稿日: 2018.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生身の村山聖が、しっかりと書かれていた。著者が、変に綺麗な言葉を選んだりしていない。 布団にはダニがいるし、家族には当たり散らすし、女も抱いてみたい、そんな生々しい村山聖だ。 ただのお涙頂戴ものじゃない。村山聖という綺麗でもなんでもない1人の人間の生涯。

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    投稿日: 2018.07.06
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    「僕が若いころ、まだまだ若輩者だった私にもちゃんと相手をしてくださったのが村山先生だったんです」 と車の運転中にラジオの声が耳に飛び込んできた。 久保敏明九段とアナウンサーとのトーク番組だった。 ちょうど、この一冊を読んでいる途中だったので 思わず耳をそばだててしまった。 人も歴史も文化も、人が意識をして残していかなければこの世に残ってはいくことはない。 この一冊で村山聖さんは将棋の世界だけでなく、多くの人に記憶されていく人として記憶されていくことでしょう。 本の醍醐味は こういう人に出逢わさせてもらえることです 池内紀さんの 「二列目の人生」を思い起こしました

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    投稿日: 2018.04.10
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    私は、村山聖という人を知りませんでした。 映画化で初めて知った彼の生い立ちをもっと知りたくて買った一冊です。 先に読み終えた娘が、全て山場だったと言った意味がよくわかります。彼の必死な生き様は、私たちの心に生きることの意味を強く訴えてきます。 運命とは残酷なもので、試練も人によってまちまちです。聖が辿った道は全く平坦ではありませんでした。病気のため苦しみ、自分の命の期限と常に戦っていました。 必死に生きるとはこういうことなのかと、見せつけられた気がします。 本を読み、少し将棋に興味が湧きました。 今、将棋はあらゆる場面で注目されています。その中に、彼がいたことを、私たちは忘れてはならないような気がしました。

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    投稿日: 2018.04.03
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    生前の棋士・村山聖は知らなかったが、本書を読んでそのすさまじい生き方に読んでいて涙が出てきた。将棋がわからない人でも感動する内容です。

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    投稿日: 2017.12.11
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    何気なく図書館で借りた。良かった〰☺ 将棋が好きか嫌いか関係なく、実在した棋士の生き方を、著者の実にドラマ風なタッチで、ぐいぐいと引きずり込まれるように読ませてもらいました

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    投稿日: 2017.11.09
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    二十九歳で惜しまれつつ亡くなった棋士、村山聖の伝記。 先ごろ、映画になったのだったっけ? 今アニメで放映中の『3月のライオン』の二階堂くんのモデルでもあるそうだ。 棋譜があるので、将棋のことがわからない私には厳しいかなあ、とおっかなびっくり読み始めた。 まあ、もちろん、将棋のことがわかっている人の方が、深く読めるのだろうとは思う。 が、わからない人でも、ぐいぐい惹きつけられる。 感銘を受けるのは、彼の意志の強さや、集中力だ。 将棋をたった一人で学ぶ姿。 中学生にして名人を目指し、大阪に出て奨励会入りを目指す姿。 厳しい勝負の世界にあって、体調を崩しつつも闘志を失わなかった姿。 最期の時が近づいても、棋士として闘う日に備えて、脳に影響を与えそうな鎮痛剤を拒み続ける姿。 こんな風に生きられたら、と思うし、こんな風に生きられる人は稀だとも思う。 (私もいずれ病院のお世話になって死ぬ日を迎えるだろうが、その時に「いやじゃ」と自己主張なんてできるだろうか。従順な患者にならねば、と思って、自分の人生なのに何も決められなくなるんではないかと思う。) 師匠の森信雄さんも、懐の深い、味のある人。 たしかこの人もNHKのドキュメンタリーで取り上げられていた気がする。 「冴えんなあ」という彼の口癖が移りそうだった。 そうして、聖の没後に口にした、森さんのの「夢」の話にもこの「冴えんなあ」が出てくるのだが、それがなんとも切ない。 彼らの関係の変化が克明に描かれていたのも、印象的だった。 親同然に育ててきた弟子を、自立に向けて距離を置こうとする。 お互いを伺いつつ、突き放してみたり、寂しくなって近づいたりするのを繰り返す。 その心の状態まで分け入っていく。 このあたりは、当時の二人ともに関わりを持っていた著者ならではのところだろう。

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    投稿日: 2017.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    29歳で夭折した村山聖という棋士についてのノンフィクション。 村山聖さんは、3月のライオンの二階堂くんのモデルになった人だということで、興味を持って読みました。 私は将棋のことはほとんど分かりませんが、読み物として読みやすく、面白かったです。 羽生さんと同世代の人だったとは、知りませんでした。 幼少期にネフローゼを発病し、なかなかコントロールがうまくいかない中で必死で名人を目指し、死ぬ直前まで自分の意思を貫き通す。 特に病気も無いのに適当に生きている自分が申し訳なくなりました。がんばろう。 巻末に棋譜なんかも載ってるので、将棋が分かる人ならもっと楽しめると思います。

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    投稿日: 2017.10.25
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    ネフローゼという持病を抱えた少年の将棋とともに歩んだ人生。 彼の痛々しいまでに愚直な純粋さが皆に愛されたのも分かる気がした。 2017/10

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    投稿日: 2017.10.09
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    勝負への凄み。 生きることへの凄み。 ゴッホの絵を観た時、 一筆一筆が立体的にうねるように 描き塗られていて、 命を削るように描いてたんだなーと、 狂気じみた凄みを感じた。 こんなことやってたら長生き出来ないよ、と 素直に思った。 僕らは未来はずっと続くと思っている。 すぐ目の前の限られた時間の中で 生きることはない。 その凄みに目が離せなかった。 圧倒された。凄い勢いで燃やし続ける想いに、 圧倒された。 読んで良かった。最高の一冊だった。

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    投稿日: 2017.10.06
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    腎ネフローゼという、普段聞きなれない病気を患った名棋士・村山聖の実話。 夢の実現へと進む中、病気が幾度となく苦しめる。 しかし、卑屈にならず、病気に対する恨みも見せずひたむきに将棋に向き合う姿勢に、胸を打たれた。 その熱意があったからこそ、棋士としての成長以外に、森師匠など多くの温かい人々にも恵まれたのだなと感じられた。 「いのち」に関して、また「棋士」としての生と死も勉強させられました。

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    投稿日: 2017.09.24