
総合評価
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powered by ブクログ「科学的根拠で子育て」よりこの本の方が、論旨が明快で面白かった。科学的根拠のほうは実験内容の説明にページが多く割かれていて、結局は何が言いたいのかよくわからなかった。この本の方が、なぜ科学的根拠に基づく政策決定が大事なのか、丁寧に説明してくれたように思う。 子供が小さいうちに読んだらトクな話が満載である。非認知能力とは何であるか、そしてそれを伸ばしていくにはどうすればいいのか、しっかり書いてあって勉強になった。
0投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログなぜ日本は他国に比べて教育に関して遅れをとっているのかがよくわかり、同時に子を持つ親としてがっかりしてしまいました。国が前向きじゃないから。それによって子供への教育のアップデートを閉ざされてしまうのって不平等。
0投稿日: 2025.12.02
powered by ブクログ子供の元々の能力を褒めず、努力したことを褒めるのが良い 学校はテストなどの認知能力を学ぶ場ではなく、非認知能力を学ぶための場として相応しい。 少人数学級にしたからといって成績が上がるわけではない。 親の年収が子供の学力に関わる。 教員の免許有無で生徒の成績に大きな差はない、むしろ持たない教員の方が算数などでは差がある。 日本では問題提起しても問題解決の為の実験は何故か行わない。
1投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ能力をほめることは子どものやる気を失ってしまう、行き過ぎた平等主義は格差を助長させるなど、学力に関する経済的な影響がエビデンスによって語られている。教育に関する常識、非常識に根拠を与えてくれる。
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ学術本を一般人向けにわかりやすく表現を変えた本。なので、結論を知りたい実践派にとっては回りくどく必要のない情報が多く目につく 内容は、、うーん特色はないかなー
0投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ教育において言われてる言説を実験結果やデータでその認識の誤りを訂正していく本。 とはいえ、これを実際に子どもがいる人が読んでもデータでこうなってる上で自分の子どもをどうしていくのかってことになるのかも。
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ子育て以外は個人の成功談よりもエビデンスによる実証のほうが信憑性が高いのになぜか子育ては個人の成功談に目を向けてしまいがちなのは納得できた。
0投稿日: 2025.10.24
powered by ブクログ科学的根拠は集団教育に不可欠である。多くの学校団体が行う「研究」と称する活動がいかに無駄なものであるか。マシュマロ実験における「自制心」の定義がわからない。2つ食べたいという欲望を抑えてないのだから。高い学力が全て人間の成功であるかはまた別の議論。
0投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログデータ分析から見えてくる子育て方の正しさ 世に溢れかえる玉石混合の育児書と一線を期し、データに基づいて書かれた本です。 面白かったです。
0投稿日: 2025.10.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
教育生産関数という大枠の説明において、インプットに外的インセンティブを与える方が結果がよくなる。その上、内的インセンティブの差がほぼなかったというところが印象に残った。 また、結果ではなく、具体的な達成内容を褒めてあげるべきであるなど、指導する立場であるからこそ参考になる点が多く面白かった。 非認知スキルに関して、閾値はあるものの大人でも育てられるということには少し救われた気持ちになった。 指導する立場にある方には是非読んで欲しい。
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログ巷で言われている教育の一般的常識は本当にそうなのか?をデータを用いて解説した納得感の高い一冊。 そのような根拠に基づいた教育に協力的でない日本の現実を知った。 YouTubeやpivotでよく見る中室さんの本。とても面白かった。
0投稿日: 2025.08.20
powered by ブクログエキサイティング! なにこれめっちゃ面白い。n=1の経験よりデータが大事。 教育の収益率の話は資本主義的ではあるが、非認知能力の高低も将来の収入を左右するのなら、育児の指標に適している。 非認知能力は成人後も鍛えられるという話には救われる。 やり抜く力とは「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」 。なるほど、受験勉強ができた人にはやり抜く力が備わっているのかもしれず、学歴主義はスクリーニングとして機能しているのか。 自制心を鍛えるのに有効なのは、「細かく計画を立て、記録し、達成度を自分で管理する」こと。そういえばレコーディングダイエットというものもあった。 一方で、学力の35%は遺伝という話に驚く。言われてみれば、医者の子は医者になるし、弁護士の子は弁護士になるもんなあ。 しかし、それは獲得形質が遺伝するという意味だろうか。全国民の学力が上がれば次世代の学力も底上げされるのだろうか。それでも、家庭環境とは別の話とされているから、何かしら根拠があるのだろう。 巻末の注や根拠資料の多さは、FACT FULLNESSを思い出した。
7投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ大前提として「エビデンスベースト」には大賛成なんだけれど、そのエビデンスがエビデンスたりうるのか…?みたいなことは全体的に感じたところ。例えば非認知能力の一つとして紹介されていた「マシュマロ実験」も、あれは自制心ではなく家庭環境が要因だった、という反証を聞いたことがある。とある実験の結果が他の文化でどこまで応用可能か、というところも含めて疑問を感じるものも多かった。教育について考える重要ではあるが一つの視点であり、全てではないということ。エビデンスに基づく教育政策について問題点を指摘する論文も調べるといくつか出てきたので、そちらも読んでみようと思う。
0投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログ主観や個人の経験ではなく、データに基づいて書かれているのが良かった。 幼児がいるので、今後の参考になった。 非認知能力が大事だと分かった。何度か読み直してみたい。
1投稿日: 2025.05.15
powered by ブクログ子育てや教育において、データと根拠に基づく考えが述べられていて納得できる部分が多かった。 日本のデータが少ないことや効果測定が適切に行われていないことは、残念だと思った。ただ、自分の子どもが実験の対象となったら…と考えると、日本の研究があまり進まないのも当然な気がした。 個人の体験談より有用な情報のはずだが、何となくここで結論付けてしまうのは早急だと感じたのは、子ども自身の可能性を信じたい気持ちのせいかもしれない。 一般的に言われていることでもあるが、やはり子どものインプットや過程を大事にして、非認知能力を伸ばしていけたらと思う。
12投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【データが覆す教育の「定石」】 ◎子どもと関わる全ての方にオススメ ・教育政策に科学的な根拠が必要 ・人生の成功に重要な非認知能力 ・大人でも非認知能力は鍛えられる ・ご褒美をいつ与えるのか、また「ほめ方」か大切 【感想】 2015年発行の本書、夢中で手が止まらず読み進めました。とても10年前とは思えない。 どうしても学力、数字で見えるものに囚われてしまいがちですが、「自制心」「やり抜く力」を育てることを頭の片隅に置いて子育てします。 大人も「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる」、これからの人生まだまだ成長できそうです! それにしても…日本では全ての人が教育を受けており、教育に関しては一家言ある(あくまで個人的な経験なのに)、なるほど…。 全然(?)変わっていない日本の教育にがっかりしつつも、しっかり目の前の子どもと向き合おうと思わせてくれた本書。お手軽な育児はありませんね。
1投稿日: 2025.05.05
powered by ブクログ科学的な根拠(エビデンス)に基づく教育を! これはいろいろな分野に当てはまりそう。 エビデンスの階層というのが紹介されており、最上位がランダム化比較試験、以下非ランダム化比較試験、分析疫学研究、症例報告と続いて最下位が専門家の意見や考えというのは痛快。 本書にはエビデンスに基ずくいろいろな事例の紹介がある。例えば「能力をほめることは子供のやる気を蝕む」。成果をほめるべきとか。親として一読の価値あり。
1投稿日: 2025.04.19
powered by ブクログ2025/04/18読破 p48 人を褒めるときは「頭が良いのね」と「よくがんばったわね」どちらが効果的かと言うと、結論よくがんばったわねの方です。 子供のもともとの能力を褒めると、子供たちは意欲を失い、成績が低下すると言うデータがある。 →つまり努力を賞賛するメッセージを伝えた方が意欲は向上する p76 子供の教育投資は、年齢が若ければ若いほど投資率が向上する。つまり大学生の時に投資をするよりも、幼稚園児(未就学児)の方がより費用対効果が高いと言うデータがある。
2投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ効果のある教育施策について、やっぱり親の直感通りだなーというところと一価値観の1人歩きで何も根拠が無く効果も薄いところと、それぞれ見れて面白かった。 内容もそこまで専門的では無いのでかなりサクサク読める。
0投稿日: 2025.04.08
powered by ブクログ教育経済学という分野を初めて知った。このような分析方法をもとに、アプローチを考えていくことも今後の教育に必要だと思う。
0投稿日: 2025.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子育てをすると誰もが一度は気になる疑問に、データで根拠を示しながら答えてくれる本。 幼児教育として認知能力を高めても8歳前後で他の子と差がなくなるのが印象的だった。
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ教育という主観的意見が蔓延る分野において、エビデンスベースで分析していくという教育経済学の意義を知ることができた。 自分の子どもの教育において活かせそうな内容は残念ながらそこまで多くなく、褒め方やご褒美のあげ方くらいか。課金ゲームと化した現代のお受験ブームに一石を投じる何かがあればと期待していたが、本書が10年前発売の書籍ということもあり、そこは最近発売された同著者の新刊に期待する。
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ教育の世界にも、統計、エビデンスをはっきりさせなければいけないと、著者は書いている。 確かに週休2日制になって、学力は上がったのか?不登校の生徒の数はどうなったのか?などほとんど検証されていないと思う。 私が、1番腹が立つのは「ゆとり教育」である。我が家の子供達は正にゆとり世代。文科省の政策の犠牲になったと親として危惧している。ゆとり教育は、成功だったのか、失敗だったのか?きちんと検証してほしい。
4投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ読みやすいし、わかりやすい。アメリカの教育の実験ってすごいことするんですね。エビデンスにたちうちできるような分析をしないと説得力がもてない。
1投稿日: 2024.11.09
powered by ブクログまた時々子どもの成長に合わせて読み直したい! とても参考になった! 海外でデータを元にして政策を実施している国で育てたくなった
1投稿日: 2024.11.06
powered by ブクログ経済学、といっても小難しくなく 教育する中でこれってやってもいいこと?と 思うことをデータを基に教えてくれる ただ日本のデータは少なく、なぜかと言うと 日本がそういうデータ開示をしていないからと 少し今の日本に対する疑問も投げかけられた ただあとがきに、竹中平蔵さんの名前が出てきて少し驚いた
0投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ「教育」を統計データで分析して評価することは興味深い話ではあるが、子ども一人ひとりの個人差は想像以上に大きく、常にそれを前提とした視点で考えなければいけないことを再認識しました。
0投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ読了。2015年の本である。家にあった。嫁さんが買った。長女(高3)が小学校三年生ぐらいの頃だ。あまり興味が湧かなかったので、嫁さんに薦められたが読まなかった。今回読もうと思ったのは、次女(年長)はどうなるか不安があったからかもしれない。難しかった。
0投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ教育法を網羅している訳ではないし、 教育政策に通じる話題が多いので、 家庭での具体的な方法を求めている人には物足りないかもしれない。 経験に基づいた教育論だと、 子どもの個性や家庭背景によっても条件が変わってくるので、すべての子供がその方法に当てはまるとは言えない。 しかし、この本は主観的な経験談ではなく、 全てが実験データに基づいた教育法を 語ってくれているので、論理的で説得力があった。
9投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログアウトプット(テスト結果)にご褒美をあげるより、インプット(読書、勉強)にご褒美をあげる方が効果あり
0投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
目の前ににんじんをぶら下げる方が勉強する。すぐに得られる報酬には飛びつく。将来の報酬より魅力的に見える。 インプットにご褒美を与える。=報酬とやること、が明確に結びつく。結果に報酬、では何をしていいか分からない。 勉強へのご褒美は、内的動機付けを失わせない。 自尊心と学力の関係は相関があるが、学力が高いから自尊心が高い、自尊心を高めても学力は高まらない=褒める教育は一概には言えない。むやみに褒めても、実力の伴わないナルシストを増やすだけ。 学力の高い友達がいると学力が上がる、はレベルが違いすぎると効果が無い。=習熟度別学級は効果がある。 最も収益率が高いのは、就学前教育。ここにお金をかける。非認知能力があがる=忍耐力、意欲的、社会性、誠実性、好奇心、などは人から学ぶものだから。自制心、やり抜く力。筋肉のように継続と反復で鍛える。しなやかな心がやり抜く力を育てる。しつけを受けた人は年収が高い。 少人数学級は、効果があるものの費用対効果では低い。教育熱心な親が少人数学級を選ぶこともあるため、効果の測定は難しい。 学力テストの学校毎の順位を公表するのであれば、学区の環境(生活保護率、学習塾の数、修学援助率など)も公表すべき。 行き過ぎた平等主義=同じ教育を行えばいいわけではない。家庭環境が違う。 土曜日休みは、学習時間の格差を拡大した。 親の学歴による子どもの学習時間の差は学年が上昇するにつれて拡大する。 平等主義は、思いやりや親切心に欠ける子どもを作りやすい。努力すれば成功できる、を植え付けると、成功しないのは努力していないのだ、という考えに繋がる。不利な環境にいる他人を思いやることができない人間ができる。 自治体はデータを外部にできる限り公表すべき。世界中の学者が、それを元に分析してくれる。南アフリカ政府の作戦。 いい先生に出会うと人生が変わる。いい先生とは、子どもの学力の上昇幅を大きくする先生。 そのためには、参入障壁を無くす。=教員免許を無くす。免許を持っていても質の差は大きい。
1投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログ子ども教育だけでなく、福祉の支援、社員教育にも参考になりそう。 「こんなふうに育てられたかった」と思いながら読んでいました。 自分が「いい先生」になれるのか?どうやって育てていくが自分への課題。
0投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ幼児教育に有益性があること、少人数制は費用対効果が見合っていないことはデータを示してよくわかりました。最後の章は学力の話というよりデータの話となり分かりにくかった。
0投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログ学習行動をどうやって取らせたらいいかの参考になる本です。ご褒美についての記述もあり、これは実践したところ同じ結果になりました。
0投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログ科学的根拠と言っても アメリカ準拠のもの。 これを日本人の質問にあてがっている。 どうしてって 日本人の学力をキチンと データ化できていないから。 政府は調査した学力の情報を 最低限、学者間で共有して欲しい この本の日本データ準拠版が 読めるようにして欲しいと思いました。
3投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログエビデンスをもとに、教育に関する疑問を紐解いていくので、とてもおもしろかった。また、そのための方法もわかりやすく説明してされており、勉強になった。
0投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ誰かの子育て経験を書いて有るのではなく、科学的根拠を元に子育てについて書いて有る。 本も良かったけれど、中室先生の公演はもっと楽しく吸い込まれて行きました。 非認知能力の話を今子育て中のお母さん、お父さんに知ってもらいたいです。
1投稿日: 2024.05.01
powered by ブクログ面白い。が、内容を信頼できるか不安がある。例えば、はじめににある「試験」と「祖母の急死」の関係だが、大学教育において一般的と言うのだろうか。不誠実なのか間抜けなのかどちらかに思えてしまう。
0投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ子育て、教育を投資という経済活動の視点からみるのがすごくおもしろく、共感! 「褒めて育てる」「厳しく育てる」「勉強にご褒美はダメ」など世の中にはいろいろな教育論があって、これが正解なんてないと思うけど、そこに統計から導き出した視点を加えるのは、子育ての選択肢としていいのではないかなと思いました
0投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログ教育経済学という分野がどんなものなのかがわかった。日本ではエビデンスが軽視されてきたが、著者によって少しずつ広まり始めているらしい。これを書かれたのが2015年なので、今はもっと普及しているだろうか。 政治や自治体などの政策において、ぜひデータを活用して費用対効果の高い税金の使い方を模索して欲しいと強く考えた。 前半は、子育てにも役立つ情報。後半は、ランダム化比較試験の重要性について。 全体として、勉強にはなったが、あまり日常生活に活かせるような学びは得られなかった。 以下内容メモ ___ データから見れば、自尊心が高いと学力が高まるのではなく、学力が高いと自尊心が高いというだけ。 成績が良くないのに自尊心が高い子になる可能性も。能力ではなく行動を誉めることで能力を高める努力をする子になる ご褒美は、「テストの点数」などのアウトプットではなく、「本を読む」「宿題をする」などのインプットに対して与えるべきだ 1日に1時間程度のテレビ視聴やゲーム使用が子どもの発達に与える影響は、まったくテレビを観ない・ゲームをしないのと変わらない。一方、1日2時間を超えると、子どもの発達や学習時間への負の影響が飛躍的に大きくなることも明らかになっている 同性の親が勉強を見ることが、学力の向上につながると言う結果が出ている 学力の高い人がいても、学力がかけ離れていると向上の効果はない。 習熟度別であれば全体の学力を上げることができる。 ただし子どもの学齢が低い時に習熟度別学級を実施すると、格差が拡大し、平均的な学力も下がってしまうと指摘されている 教育への投資は幼児期が一番収益率が高くなる。成績だけでなく、所得、逮捕率などさまざまな面で。 重要な非認知能力 自制心、やり抜く力。これは鍛えることができる。 課外活動などで、学びを地域社会の問題解決に繋げる、などが有効。試験の成績を上げるために部活や社会貢献活動を辞めさせるのは慎重になるべき。 低所得は低学歴に影響がある。貧困の世代間連鎖は断ち切りたいが、子供手当では成績に影響を及ぼさなかった。 少人数学級は、貧困層では効果が大きかったことが明らかになっているので、学校の資源配分を変えることで解決できないかと著者は考える。 学力調査で関東が上位にいないのは私立が多いから。調査には私立は任意なので反映されていない。 その結果は政府(文科省)が占有していて一般の研究者は触れられない。税金を投じているのにおかしい。 専門家のコメントはエビデンスとしては一番信頼性が低いもの。 ランダム化比較試験は、もっとも階層が高く信頼に足るエビデンスと定義されている。
2投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ少なくとも今の日本にあって、強制的にせよ、自主的にせよ、教育を受けたことのない人はほぼいないだろう。それだけに、多くの人は教育について一家言もっている。こうした方がいい、ああした方がいい。でもその多くは経験則。n=1。教育関連制度を決める行政ですらデータに基づく政策決定をしているかすこぶる怪しい。 著者の中室さんはそれでいいのかと疑問を呈する。より効果的な教育はあるのではないか。経済学ならその手助けができる。 軽い言い方をするなら、本書はエビデンスに裏付けされたトリビア集ある。目からウロコのトリビアが、全編にわたって展開される。それだけでも十分におもしろい。特に、就学期のお子さんのいらっしゃる親御さんは必読。お子さんが成人している親御さんは歯噛みして残念がるかも。
17投稿日: 2023.10.27
powered by ブクログ・自尊心が高いから勉強を頑張る(学力が高い)のではなく、勉強ができるからこそ自尊心が高くなるという結果である。 ・学力の高い学校やクラスに子を入れると、一定の学力があれば優秀なクラスメイトからプラスの影響を受けるが、学力が低い子どもは劣等感や自信喪失からマイナスの影響を受ける。 ・ルームメイトの学力が高いからといって、学力が高くなるとは限らないが、行動の影響は受ける。例えば飲酒。 ・世界的に少人数クラスといえば20人程度。日本の35人は中途半端。児童の学力向上に対してはコスパが悪い(お金がかかる割に成果が出ない)。 前半は、データに基づいた、参考になる結果が多く紹介されている。 後半は、ランダム化比較試験の有用性をひたすらに説いている。
0投稿日: 2023.10.12
powered by ブクログ【まとめ】 1 データで明らかにする子育ての真実 どこかの誰かが子育てに成功したからといって、同じことをしたら自分の子どもも同じように成功するという保証はない。教育経済学が重視するのは、たった一人の個人の体験記ではなく、個人の体験を大量に観察することによって見出される規則性だ。 まず、「どういう教育が成功する子どもを育てるのか」という、目に見えないものを数字で示す。そして、どういう教育が成功する子どもを育てるのか」という問いについて、その原因と結果、すなわち因果関係を明らかにする。 2 子どもをご褒美で釣ってはいけないのか? 子どもにすぐに得られるご褒美を与える「目の前ににんじん」作戦は、子どもを今勉強するように仕向け、勉強することを先送りさせないという戦略。 「テストでよい点を取ればご褒美をあげます」 「本を1冊読んだらご褒美をあげます」。このうち、子どもの学力を上げる効果を持つのはどちらだろうか。 ハーバード大学のフライヤー教授が行った研究と、ダラス、ワシントンDC、ヒューストンで行われた調査によって、学力テストの結果は、インプット(本を読む、宿題を終える、学校にちゃんと出席する、制服を着るなど)にご褒美を与えられた子どもたちのほうが向上するということが明らかになった。とくに、数あるインプットの中でも、本を読むことにご褒美を与えられた子どもたちの学力の上昇は顕著だった。一方で、アウトプット(テストでいい点を取る)にご褒美を与えられた子どもたちの学力は、意外にも、まったく改善しなかった。どちらの場合も、子どもたちは同じように喜び、ご褒美を獲得しようとやる気をみせたにもかかわらずだ。 鍵は、子どもたちが「ご褒美」にどう反応し、行動したかということにあった。「インプット」にご褒美が与えられた場合、子どもにとって、何をすべきかは明確である。本を読み、宿題を終えればよい。一方、「アウトプット」にご褒美が与えられた場合、何をすべきか、具体的な方法は示されていない。 ここから得られる極めて重要な教訓は、ご褒美は、「テストの点数」などのアウトプットではなく、「本を読む」「宿題をする」などのインプットに対して与えるべきということだ。 アウトプットにご褒美を与えられた子どもたちは、「今後もっとたくさんのご褒美を得るためには何をしたらよいと思うか」という問いに対し、ほとんど全員が「しっかり問題文を読む」「解答を見直す」などのように、テストを受ける際のテクニックについての答えに終始していた。「わからないところを先生に質問する」「授業をしっかり聞く」などのように、本質的な学力の改善に結びつく方法にまでは、まったく考えが及んでいなかったことがわかる。アウトプットにご褒美を与える場合には、どうすれば成績を上げられるのかという方法を教え、導いてくれる人が必要なのだ。 3 こどもはほめて育てるべきなのか 米国のカリフォルニア州では、「社会問題の多くは個人の自尊心が低いことに起因している」という考えから、1986年以降、州知事主導で自尊心にかんする大規模な研究プロジェクトを始動させた。「子どもたちの自尊心を高めれば、学力や意欲が高まり、反社会的行為を未然に防止することができるのではないか」と期待してのことだ。 しかし、この大規模な研究プロジェクトは思いもよらぬ結果に終わった。自尊心が高まれば、子どもたちを社会的なリスクから遠ざけることができるという有力な科学的根拠は、ほとんど示されなかったのだ。バウマイスター教授らは、自尊心と学力の関係はあくまで相関関係にすぎず、因果関係は逆である、つまり学力が高いという「原因」が、自尊心が高いという「結果」をもたらしているのだと結論づけた。 学生の自尊心を高めるような介入は、学生たちの成績を決してよくすることはない。また、このような介入が、すべての学生に悪影響だったわけではなく、とくにもともと学力の低い学生に大きな負の効果をもたらしたということも明らかになっている。つまり、悪い成績を取った学生に対して自尊心を高めるような介入を行うと、悪い成績を取ったという事実を反省する機会を奪うだけでなく、自分に対して根拠のない自信を持った人にしてしまう。むやみやたらに子どもをほめると、実力を伴わないナルシストを育てることになりかねない。 重要なのは、ほめ方である。 コロンビア大学のミューラー教授らは、ある公立小学校の生徒を対象にして「ほめ方」にかんする実験を行った。6回にわたるこの実験の結果わかったことは、「子どものもともとの能力(=頭のよさ)をほめると、子どもたちは意欲を失い、成績が低下する」ということだった。 子どもをほめるときには、「あなたはやればできるのよ」ではなく、「今日は1時間も勉強できたんだね」「今月は遅刻や欠席が一度もなかったね」と具体的に子どもが達成した内容を挙げることが重要だ。そうすることによって、さらなる努力を引き出し、難しいことでも挑戦しようとする子どもに育つというのがこの研究から得られた知見である。 4 テレビやゲームは悪影響なのか テレビやゲーム「そのもの」が子どもたちにもたらす負の因果効果は、私たちが考えているほどには大きくない。シカゴ大学のゲンコウ教授らは、幼少期にテレビを観ていた子どもたちは学力が高いと結論づけているほか、米国で行われた別の研究では、幼少期に「セサミストリート」などの教育番組を観て育った子どもたちは、就学後の学力が高かったことを示すものもある。 そして残念ながら、1時間テレビやゲームをやめさせたとしても、男子については最大1.86分、女子については最大2.70分、学習時間が増加するにすぎないことが明らかになった。 どれくらいのテレビ視聴やゲーム使用だったら無害なのか。推計によると、1日に1時間程度のテレビ視聴やゲーム使用が子どもの発達に与える影響は、まったくテレビを観ない・ゲームをしないのと変わらないことが示されている。一方、1日2時間を超えると、子どもの発達や学習時間への負の影響が飛躍的に大きくなることも明らかになっている。 5 その他教育の常識 ① お手軽なものに効果はない 父母ともに「勉強するように言う」のはあまり効果がない。むしろ、母親が娘に対して「勉強するように言う」のは逆効果になっている。「勉強するように言う」のは親としても簡単だが、この声かけの効果は低く、ときには逆効果になる。逆に、「勉強を見ている」または「勉強する時間を決めて守らせている」という、親が自分の時間を何らかの形で犠牲にせざるを得ないような手間暇のかかるかかわりというのは、かなり効果が高いことも明らかになった。 ② 男の子なら父親が、女の子なら母親がかかわるとよい 子どもと同性の親のかかわりの効果は高く、とくに男の子にとって父親が果たす役割は重要。最近の研究でも、とくに苦手教科の克服には、同性同士の教師と生徒の組み合わせのほうが有効であるなど、類似の知見が得られているものがある。 ③ 優秀な同級生から受ける影響 学力の高い優秀な友人から影響を受けるのは、そのクラスでもともと学力の高かった子どものみである。中間層やもともと学力の低い子どもたちは、何ら影響を受けないことがわかっている。それどころか、自分のクラスに学力の高い優秀な友人がやってきた場合、もともと学力が低かった子どもには、マイナスの影響があるということを示す研究もある。この意味では、学力の高い友だちと一緒にいさえすれば、自分の子どもにもプラスの影響があるだろうと考えるのは間違っている。 ④ 問題児から受ける影響 フィグリオ教授は、問題児の存在が、学級全体の学力に負の因果効果を与えることを明らかにした。また、親から虐待を受けている子どもがいる学級では、学級運営が難しくなり、結果として他の子どもの学力が下がる傾向があることが明らかにした研究もある。この研究では、1人の問題児によって、他の児童が新たな問題行動を起こす確率は17%も高くなると推計されている。 一連の研究から明らかなことは、子どもや若者は、飲酒・喫煙・暴力行為・ドラッグ・カンニングなどの反社会的な行為について、友人からの影響を受けやすいということだ。 ⑤ 教育にはいつ投資すべきか もっとも収益率が高いのは、子どもが小学校に入学する前の就学前教育(幼児教育)である。 人的資本投資の収益率は、子どもの年齢が小さいうちほど高い。就学前がもっとも高く、その後は低下の一途を辿っていく。そして、一般により多くのお金が投資される高校や大学の頃になると、人的資本投資の収益率は、就学前と比較すると、かなり低くなる。 しかし、「明日からでもわが子を学習塾に通わせよう」と考えるのは拙速である。人的資本とは、人間が持つ知識や技能の総称であるため、人的資本への投資には、しつけなどの人格形成や、体力や健康などへの支出も含む。必ずしも勉強に対するものだけではない。 低所得のアフリカ系米国人の3~4歳の子どもたちに「質の高い就学前教育」を提供することを目的に、「ペリー幼稚園プログラム」と呼ばれる就学前教育プログラムが行われた。 ペリー幼稚園プログラムは、認知能力には短期的な影響しかもたらさなかったにもかかわらず、学歴・年収・雇用などの面で、長期的に大きな影響をもたらした。ペリー幼稚園プログラムによって改善されたのは、「非認知スキル」または「非認知能力」と呼ばれるもの。これは、IQや学力テストで計測される認知能力とは違い、「忍耐力がある」とか、「社会性がある」とか、「意欲的である」といった、人間の気質や性格的な特徴のようなものを指す。 ・親の学歴による学習時間の差は、子どもの学年が上昇するにつれ拡大していく傾向がある。 ・神戸大学の伊藤准教授らの研究では、学校で平等を重視した教育――「手をつないでゴールしましょう」という方針の運動会など――の影響を受けた人は、他人を思いやり、親切にし合おうという気持ちに「欠ける」大人になってしまうことが明らかになっている。 ・遺伝や家庭の資源など、子ども自身にどうしようもないような問題を解決できるポテンシャルを持つのは、「教員」である。教員の「質」に関する研究をリードしてきたスタンフォード大学のハヌシェク教授によると、もともとの学力の水準が同程度の子どもたちに対して、能力の高い教員が教えた場合、子どもたちは1年で1.5学年分の内容を習得できたのに対して、能力の低い教員が教えた場合は、0.5学年分しか習得できなかった。1年間で実に丸1年間分もの習得の差が生じたことになる。付加価値でみたときに下位5%に位置する教員を、平均的な教員に置き換えるだけで、子どもの生涯収入の現在価値を、学級あたり2500万円も上昇させることができると推計されている。
25投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログ久しぶりに新しい知見を得た! エビデンスっていうと ひろゆき みたいで言うのが恥ずかしいが やはり エビデンスって大事だと実感した 筆者の 教育に検診データを元に 効率良く 資材を追加し 政策を行うというのは非常に納得がいくものだった 何故か教育成果をデータ化することに 違和感を感じる自分の感覚にも驚いた 知らないうちに教育を神格化してたのだろうか? DAIGOのようにデーター一辺倒でなく ご自身の考察が織り込まれている事も 含め好感が良く 読みやすかった 沢山の教育関係のかたに読んで頂きたい
0投稿日: 2023.09.20
powered by ブクログテストで良い点取ったらご褒美・本を読んだらご褒美はどちらがよいか。本を読む、勉強をするなどのインプットに対しインセンティブを与えることで、結果的に学力の伸ばし方を学ぶことに繋がり良いアウトプットに繋がる。ご褒美設計が重要。自尊心を伸ばしても学力アップにつながるとは限らない。ここでもベッカー教授の人的資本論出てきた。教育投資するなら小学校入学前。GRITやり抜く力。内容は理路整然と、しかし時にアツく思いも語られていて、良かった。
0投稿日: 2023.08.23
powered by ブクログ大学時代に先生の授業を取っておくべきだったな〜と後悔… 日本の教育政策がしっかりと科学的根拠に基づいていくために中室先生を応援したい。 非認知能力を向上させるための幼児教育への投資対効果の話は最近モンテッソーリの本を読んだので通ずるところが多かった気がする。
0投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログエビデンスのある効果的な教育方法のまとめ。 ・インプットの都度ご褒美を与えると学力向上する。 ご褒美は小学校までは必ずしもお金でなくてよい(トロフィーなど◎)、中高生はお金が効果的。 ・褒めるときは元々の能力を褒めるのではなく、努力を褒める。 ・TV、ゲームは1時間までは悪影響特に無し。 ・「勉強するように言う」だけは逆効果。 ・親(特に同性の親、祖父母や兄姉親戚でも)が横で勉強を見たり時間を決めて守らせるのが◎ ・就学前までの幼児教育は費用対効果が高い。 ・IQなどテストで測れる能力ではなく非認知能力が育つ、それが人生の成功において重要になる。 ・「自制心」と「やり抜く力」という非認知能力を鍛える。 ・それらは努力によって伸ばせると定期的に伝えることで鍛えられるようになる。 ・少人数教育は費用対効果が低い。 ・習熟度別クラスは効果あり。
1投稿日: 2023.06.17
powered by ブクログ一回読めば良いかな。 経済学者からの視点で、根拠を示しながら、話が進んでいた。 根拠を示してきたことは、面白いけど、学術的に読みたいわけではなかったので、結局、言いたいことを一言で知りたかった。
0投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ大学で教育制度の授業を受講しているため、興味深かった。授業でも学んでいるけれど、この本を読んで改めて日本の教育制度はずれているというか無駄なことをしているように感じた。 日本の教育政策には科学的根拠が必要だという考え方はほとんど浸透していない。 因果関係と相関関係の話はデータを見るときに役立ちそう。因果関係と相関関係は違う。因果関係は「Aという原因によってBという結果が生じた」こと。相関関係は「AとBが同時に起こっていること」を意味しているだけであって、どちらかが原因でもう一方が結果を示しているわけではない。読書をしているから学力が高いのか、学力が高い子が読書をしているのか。あと、第三の要因があるかもしれないことを考慮する。 子どもの頃にちゃんと勉強しておくことは、将来の収入を高めることにつながる。教育投資への収益率は金融資産への投資と比べて高い。でも、人は目先の利益を追求してしまうため、わかっていても勉強しない。 本を読むなどインプットにご褒美を与える。テストの点数などアウトプットにご褒美を与えるとしても、子どもたちはどうやったら学力を上げられるかがわからない。 子供を信じるべき。
0投稿日: 2023.06.05
powered by ブクログエビデンス 統計的に有意な差 双極割引 インプット・アウトプットアプローチ 外的インセンティブ内的インセンティブ 自尊心の高さ 努力を褒める テレビは一日一時間 習熟度別学級 非認知能力 自制心とやり抜く力 教員免許 エビデンスの階層 セレクションバイアス
0投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ教育分野の計量経済学的な分析。計量経済の基本知識があれば、すらすら読める。 幼児教育の重要性、少人数学級は効果はあるが費用対効果が低いといった点が興味深かった。
0投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログエビデンスに基づく教育をということに興味があり手にとった。こと教育となると、皆が専門家になってしまったり、「教育はデータでは図り知れない」という主張が罷り通ってしまったりする。当たり前や慣習を疑い、データに真摯に目を向けることの必要性を感じた。 教員免許の意味のなさ、幼児教育が将来に大きく影響すること、非認知能力の重要性、平等主義の弊害などは、肌感覚としてなんとなく感じていた。それらをデータを用いて説得力をもって説明してもらい、納得した部分がとても大きい。 教育分野でこのような研究成果を生かす土壌が日本にはまだまだ育っていない事を改めて思った。
0投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログこれから子供を持つ身として、 興味深い内容だった。 主観ではなく、データやエビデンスに基付いた内容だったので、説得力もあり 実践してみたいなという気持ちになった。 ★★★メモ ・アウトプットではなくインプットに対して 遠い将来ではなく近い将来に対して ご褒美を与える ・能力ではなく努力を褒める ・習熟度別学級は、ピア・エフェクトの効果を 高める ・もっとも収益率が高いのは、就学前教育 ・重要な非認知能力は、 やり抜く力(グリット)と自制心 ・しつけの一環(4つの基本的モラル) 嘘をついてはいけない 他人に親切にする ルールを守る 勉強をする ⇒勤勉性という非認知能力を高める ★★★ 非認知能力の重要性について 学ぶことができて、面白かった! 子育て中に、ちょこちょこ立ち返って 読んでみたいと思った一冊。
0投稿日: 2023.03.19
powered by ブクログ「なぜか自分の子供だけは違うはず」 「教育の分野だけ専門外が口出してくる」 あたりがとても面白い考察でした。 子育て本はたくさん読んでいるけど 統計学的は切り口は初めてで、とても新鮮でした。 子育て本よりも実はオススメしたい本です。
0投稿日: 2023.03.14
powered by ブクログ学力を目的変数にするなら、こうだろうな、という内容。その目的が定められないことも奥深さであり、難しさだと思う。
0投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ公立学校の教育が「平等」が原則であることによる弊害は、私も強く感じる。「学力テストの都道府県別順位は学校教育の成果を図る上ではほとんど意味がない」のは「家庭の資源が学力に与えている影響を取り除いた上で、学校の資源がそれぞれどの程度子どもの学力に影響を与えているかを比較しなければ意味がない」ということである。現在の県別順位は単に子どもの家庭の資源の県別順位に過ぎないかもしれないわけである。 子どもの親の年収や学歴、子どもの元々の能力がその子どもの学力に大きな影響を与えているのは明白なのに、それを無視して、どこの学校にも平等に補助を与えても学力の格差は縮まらず、全体の学力は上がらないというのが著者の主張である。 ただ、「いい先生」を増やす方策については迷走しているような文章だったように思う。教員免許状のある無しがいい先生であるかどうかには関係がないということだというデータを示していたが、それは、教員免許状を取ろうとする学生の学力層を考えれば当たり前のような気がする。
0投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログ昨今データを用いた定量的分析について、教育分野に切り込んだ本書は非常に面白かったです。統計検定2級を取得していたので実験の概要はスッと入ってきました。第3章まではなんとなーくそうかなって思ってた事がデータとしても表れていましたが、少人数学級の有意性や過剰な平等主義、教師は重要だが政策では中々変えづらい点など色々面白い話がありました。ただし、日本の学術的統計データが乏しすぎるのでまだまだ未知の部分があるという事、自分たちの子ども世代には恐らく体験を元に教育が形成されていくので格差は広がりそうという所感です。
0投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ大規模なデータを用いて教育を経済学的に分析する。 教員免許の有無は、教員の質の差はかなり小さい。 (子どもの学力に与える影響は小さい)
0投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
科学的根拠に基づく教育政策 教育となると、個人(成功者)の経験、主観に基づく論拠が持ち上げられがち。単一事例でなく、統計的に見られる傾向が大事 見せかけの相関 第三指標が2つの相関、因果の可能性もあるのに、この2つを相関関係とみなす誤り ご褒美はインプットに与える テストで100点取ったら(アウトプット)× 宿題を終えたら、本を3冊読んだら(インプット)○ 人はインプット側の具体的なほうにインセンティブを与えると実行できる、継続する。 学力よりも非認知能力が重要 ①自制心 ②やり抜く力(やる気、好奇心を持って続けられること) →これらを伸ばす教育が肝要 内容はよかったけど、国債を国民1人あたりの借金って言ってたので萎えた。
0投稿日: 2023.02.17
powered by ブクログ教育にもエビデンスを。 子育てをしているのでどのように子の性質にもよるが子供に対処したら良いか経済学的に書いてあるのかと思い読みました。 褒めるのが良いのか? ご褒美はあげて良いのか? 少人数制学級の是非、幼児から小学校〜高校まで どこにお金をかけると効果が高いのか? 非認知能力や幼児教育の大切さに触れられていた。 この本だとデータではこうだから大切ということのみなのでもう少し詳しい本も読みたいなぁ。 経済学というより統計学という印象。 後半からは教育経済学者として著者の考える課題や自身がどうしたいかーという内容。 あまり教育や経済学と遠く離れた分野にいるため話変わった?あれ?と思ったが著者の主張と思えばなるほどと。 教育についての本はたくさんあるが疑って読むことを改めて感じた。
0投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ教育に関してデータで説明している。 とてもわかりやすく、エビデンスが確立していて良い。 子育ての際には絶対に読んだ方がいい! また、学校の先生全員にもこのような研究がなされていることを知る必要があると思う。
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ少人数学級の方が良いのか(科学的には人数を絞るだけでは効果が認められないとのこと)、ご褒美で釣って勉強させるのは悪いことないのか(科学的にはむしろ効果的手法とのこと)、テレビゲームは学力低下につながるのか(よほどの時間を越えなければ学力低下につながらないとのこと)など、教育にまつわる身近な疑問を経済学的視点からわかりやすく論じられていて興味深かった。
0投稿日: 2023.01.07
powered by ブクログ科学的根拠を基に、親なら誰しも抱く疑問や思い込みを解説してくれる内容でした。あと、とても読み易い本でした。
0投稿日: 2022.12.14
powered by ブクログタイトルから「高学歴の子の親はどれだけ子供に金を注ぎ込んでるのか? 私学または民間の教育業界のお金事情とは?」みたいな話かと思ったら、違った。 経済学の研究手法を教育に当てはめていく、っていう本。 この本が言いたかったこと。 ・全ての人が教育を受けてるから、教育について議論する時に「自分の時は〜」とか主観や経験論が混じりがち。1億総評論家。 ・欧米では教育に関する実験が行われているが、日本は何故か教育に実験的なものを持ち込むのを良しとしない文化がある ・教育に関するデータは、なぜか国は一般に公開していない。 ・子どもの学力は遺伝や家庭環境によるところが大きい。画一的な教育を行う公立学校で、子どもの学力向上なんてたかが知れている。 ・教師に研修しても教員の質はあまり向上しない。教員免許を廃止し、質の高い教育ができる人を教師にした方が効率的だという研究結果がある。 ・社会に出てから必要なのは学力ではなく人間力。 …っていうことを、欧米の研究結果を基に論じている。 教育もデータやエビデンスに基づいて考えていこうよ!という著者の考えには賛同するけれど、いちいち「こういう実験ではこういう結果になって、だからこうすべき」と論文を引っ張ってくるのに少し辟易した。
1投稿日: 2022.11.14
powered by ブクログ前半は興味深い内容で、これから親となる私に非常に役に立つものと感じた。後半はデータの話が多く、少し退屈であった
0投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログ途中までは身近な話なので、自分の子供にも当てはめられると楽しく読めた。 そこまではめちゃくちゃ面白かった。 後半は、データを使わないで教育に無駄な予算をかける国に対する批判ばかりで、ちょっと期待外れだった。きっと著者が真に訴えかけたいところはここなんだろうけど、少し一般人には渋すぎたかな。笑
0投稿日: 2022.10.31
powered by ブクログ教育にまつわる都市伝説的なものを鵜呑みにしないようにしようと思いました。 この本では、どういった教育のシステムが子供の学力向上の役に立つかを、調査、研究の結果を示しながら紹介しています。例えば、教員の数を増やして少人数学級にしても学力には大きな影響はないという結果が出ているそうです。 他にもゲームやご褒美、お小遣いのあげ方など、今まで私が考えていた常識とは違う研究結果が明らかにされていました。筆者が言うように多大な税金を使って行う公教育のレベルでは特に、科学的な根拠が必要だと思いました。 また、個人レベルでも参考になることはたくさんあると思いました。子育てをしたことがある人はそれなりに自分の経験があるので、自分の感覚で「子育てはこうあるべき」ということを他人に押し付けがちです。私にも感覚的な部分があります。感覚を頼りにするのが大切な場面もたくさんあります。 ただ、感覚と同時に、科学的考えを必要とする場面もたくさんあります。子供を産んだ時、母子手帳の乳幼児の健康や心理について書いた部分がとても役に立ちました。今まで乳幼児の研究をしてきた人の叡智や、悲しい事故や事件が起きた時の教訓などが客観的に記されていたからです。 小、中、高、大と教育は続きますが、ママ友や両親、ネットの話などを聞くことは多いと思います。いいと思ったことは柔軟に吸収しつつ、自身の気持ちが他人のムードに流されないように、新しい、信用に足る教育の仕方を吸収する気持ちを持ち続けようと思います。
1投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ効果のある教育方法とは? 我が子を賢く育てる為に必要なのは?? どこかの誰かがやっている育児法を取り入れても、同じ結果は生まれない。 科学的根拠がないと再現性があるかどうか分からないからだ。 子供の学力にもっとも大きく影響を与えるのは親の年収と学歴。 だからといって悲観することはない。 人生においては学力より遥かに大事なものがある。 それを鍛えるには、人から学び獲得するしかない。 部活、ボランティアに参加し学ぶことだ。 テストの点数が悪いからといって、部活を辞めさせるような事があってはならない。 とにかく、小さいうちから学ばせてあげる事が大事だということが知れて良かった
0投稿日: 2022.10.24
powered by ブクログ感想 教育の成功と失敗。ではなく事実を虚心坦懐に解明。計量経済の手法で因果まで分析。しかしその応用は難しい。個性を伸ばす教育が求められる。
0投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ「たしかにテレビやゲームと、子どもの学習時間の間には負の因果関係があることが示されています。(中略)しかし、問題はその大きさです。残念ながら、1時間テレビやゲームをやめさせたとしても、男子については最大1.86分、女子については最大2.70分、学習時間が増加するにすぎないことが明らかになりました(p.56)」 ここが一番おもしろかった。普通に一人で声出して笑った。 読んでいるときはなるほど面白いなあと思っていたような気がするんだけれど、読み終わってしばらく経ってしまったのでもうあんまり内容を覚えていない。そんなに耳新しいようなことは書いてなかったかな。でも書いてあることの全てがデータに基づいて述べられているので、それってあなたの感想ですよね?という気分にはならなかったのでそこはよかった。
0投稿日: 2022.10.07
powered by ブクログ0 どんな本? 教育をデータに基づいて分析する教育経済学を教 えてきれる本。日本の教育政策の実態と教育が数量 化出来る事を平易に教えてくれる稀有な本。 1 何で読んだの? (1) 教育の本でレビューが高いから。 (2) 育児に役立てる知識が欲しい。 (3) 読後は育児計画に反映させたい。 2 構 成 全5章プラス補論で185頁 データの重要性から始まり、「教育にもエビデンス を」と終わる。グラフを多用して分かりやすい構成 になっている。 3 著者の問題提起 医療や経済政策はエビデンスを踏まえているが何 故か日本の教育はエビデンスを踏まえていない。 4 命題に至った理由 教育経済学者の著者の「教育に使うお金を絞るの では無く、知恵を絞って教育に用いることの出来る 限られた資源を活きたものにしたい。」と言う思い から。 5 著者の解 教育にエビデンスを。データは嘘をつかない。 6 重要な語句・文 (1) 因果関係・相関関係 (2) 教育の収益率・社会収益率 (3) 幼児教育が1番教育の収益率が高い。 (4) 子供が達成した内容を具体的に褒める。努力も。 (5) スクリーンタイムは1日1hまでならネガティブ な効果はない。2hを超えるととても悪い。 (6) 非認知能力(やり抜く力、自制力等) (7) 自制心は計画・記録・達成度の確認をするとUP (8) やり抜く力は親の努力で人は成長するメッセー ジが大事。 (9) ランダム比較化試験 (10) 具体的な努力に対する報酬は○ (テストの結果では無く、本を1冊読んだ等) 7 感 想 著者を尊敬した。学者さんの熱意が伝わってきて とても格好良いと感じた。1番刺さったのは幼児教育 の収益率。正に今なので。深く知りたい事は報酬の ぶら下げ方。人に勧めるなら非認知能力の重要性。 タイトルの「学力の経済学」通りの素敵な一冊でし た。この方の講演やセミナーに行きたい。 8 todo (1) 毎日子供に努力で人は伸びるメッセージ。 (2) カレンダーを利用した計画記録を子供にさせて みる。早いかな? (3) 毎日の学びに報酬を。(1冊終わったらアイス等) 9 問 い 真実は? 10 答 え 具体的なものだ。
0投稿日: 2022.09.29
powered by ブクログ印象に残った箇所については、以下のとおり。 【P17】教育経済学者の私が信頼を寄せるのは、たった一人の個人の体験記ではありません。個人の体験を大量に観察することによって見出される規則性なのです。 【P29】子どものころにちゃんと勉強しておくことは、将来収入を高めることにつながるのです。 【P30】遠い将来のことなら冷静に考えて賢い選択ができても、近い将来のことだと、たとえ小さくともすぐに得られる満足を大切にしてしまうのです。 【P36】ご褒美は、「テストの点数」などのアウトプットではなく、「本を読む」「宿題をする」などインプットに対して与えるべきだということです。 【P51】子どもをほめるときには、もともとの能力でなく、具体的に達成した内容を挙げることが重要 【P72】引っ越しという強制的な環境の変化が負のピュア・エフェクトを小さくし、子どもを守ることもある 【P77】人的資本への投資はとにかく子どもが小さいうちに行うべき 【P91】ダックワース準教授は、このやり抜く力を「非常に遠い先にあるゴールに向けて、興味を失わず、努力し続けることができる気質」と定義しました。 【P97】非認知能力への投資は、子どもの成功にとって非常に重要であることが多くの研究で示されています。
0投稿日: 2022.09.03
powered by ブクログいままで科学的根拠に基づいて論じられなかった教育に関して、根拠に基づいたデータを用いて論じていることでとても理解しやすくためになった。いかに日本が教育に関して科学的でないかが分かり、もっと海外に目を向けていくべきだと思った。
0投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログ教育の効果を検証するためには、データが必要。しかし、日本の教育機関がデータを研究者に公開しないため、適切な検証がされていないまま教育政策が進められている。 閉じた世界にするのではなく、データをオープンにして、費用対効果のある政策を検証し、エビデンスに基づき決めるのが良い。 アメリカなどはデータを公開し、第三者機関が分析、政策を提言しているのに、日本はこれが出来ていない。なぜなのか?かぜ日本はそんな非効率な手段を用いるのか? 理解できない。 また、本書の中で、データを分析して〇〇なケースでは成績が上がったといった研究データを示しているが、なぜ上がったのか?という本質的な部分までは深堀り出来ていない印象を受けた。 人の学習についての根本的な過程がどうなっているか、という脳科学?的な部分まで深掘りして、学習における本質的なプロセスや問題点を明かさないと、ブラックボックスに対して永遠とインプットとアウトプットを繰り返すだけのような気もする。それが可能かは分からないけど。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ実際に子育てするようになるときに意識しておきたい部分がたくさんあり勉強になった。子育ては、意外と子供に向き合う姿勢や子育てに対する投資が大きなことを認識しているメンタリティが大事だなと思った。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022/08/18 読了 #rv読書記録 #読書記録 #ブクログ 先日読んだ本と内容が似てる…と思いきやまさかの同じ著者っていう 当著は、特に子供の学力に焦点を絞って、その研究やデータをもとにひいては教育について論じた一冊。 ・人間は"目の前の人参"に弱い、遠い将来のことであれば冷静な選択ができるが、近い将来だとたとえ小さくてもすぐに得られる満足に手を伸ばしてしまう ・ご褒美の設定はアウトプット(テストの点数)よりもインプット(n時間勉強する)に充てた方が効果が大きい ・テレビ・ゲームそのものが子供にもたらす悪影響はそこまで大きくない、作中の暴力的表現もそれを現実と同一視する子供は少ない ・テレビ・ゲームに割く時間が1時間程度なのであれば、やめさせても効果が無い(勉強時間は増えない) ・「勉強しなさい」は逆効果→親が時間を割いてあげる(隣で見るなど)の方が効果がある ・問題児(いじめっ子)の存在は学級全体の学力に負の因果効果が与えられる ・習熟度(≒偏差値)でクラスを分けると、学力向上に繋がりやすい ・子供への教育において最もコストパフォーマンスが高い(収益率)のは、幼児教育の期間 ・子供への教育において、非認知能力(忍耐力など)を高めることも非常に重要 ・日本における「少人数クラスだときめ細やかな指導ができる」に科学的根拠はない ・学力テストの県別順位は単に子供の家庭の資源の県別順位を表しているに過ぎない ・「いい先生」に出会うと人生が変わる ・教員の質を高めるには、教員になるための参入障壁をなるべく低くすることが効果的な手段のひとつ ・教育免許の有無による教員の質の差はかなり小さい ・日本においてこうした科学的視点を元にした教育制度・仕組みの見直しはほとんど行われていない、逆にアメリカはその点素晴らしく進んでいる
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログゲームやテレビが子どもに悪影響を与えるか 子どもを褒めて育てるべきか ご褒美で釣るのはよくないのか … … などの巷でよく聞く子どもの教育に関する疑問を、実験データに基づき明かしてくれている。 本書で紹介されているのは海外のデータばかりで国内のものはほぼ無い。日本では教育に関するデータ取りを最近までしてこなかったというから驚いた。(では文科省は一体何を持ってゆとり教育など行ったのだろうか…という疑問が浮かぶ) 非認知能力の重要性について説いている章が面白い。 非認知能力は意欲、忍耐力、社会性、自制心などの所謂「人間力」と呼ばれるようなものを指し、学力と同じくらい将来の年収や労働市場での成果に大きく影響するのだそうだ。子ども時代に取得すべきは優先度を付けるとしたら学力よりこちらではないだろうか。その気になれば学力は後付け出来るけど大人になってから非認知能力を鍛えようとしても難しい(体感的に) 子育て世代の一般教養として知れて良かった内容だった。 '22,8月現在Kindle Unlimitedで読めますよ〜
1投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログいろんな事例が小気味良く語られていて、とても読みやすかったです。家庭で今すぐ子どもに対して実践できるアドバイスもたくさんありました。社会全体として大きい変化への必要性にも賛同します。
0投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ「ゲームは子どもに悪影響?」 「子どもはほめて育てるべき?」 「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」 個人の経験だけで語られてきたことに、データで決着をつけていきます。 エビデンスに基づき、教育を経済学的な手法で分析する教育経済学は、教育や子育てにさまざまな知見を積み上げてきました。 思い込みで語られてきた教育の効果を、科学的根拠から解き明かしてくれます。 日本の教育政策も、もっとデータを重視して、方向を考える必要があるでしょう。
0投稿日: 2022.06.18
powered by ブクログ幼児期の教育こそが、最も収益性が高く、重要であるとのこと…!! これを読んで、幼児を育てている私は、プレッシャー急上昇。 今がイチバン大事だったのか!!!!(焦;; ついうっかり、全力投資をすべく、幼児向けの知育教室やらプールやら英語やら、色々やらせてみる気マンマンになってしまったが。。。 冷静になれ、私。。 幼児期の、「家庭での」教育が、大切だということだ。。 うちは、、年に何度か山や海に繰り出すし、、、 (アウトドア体験で、やり抜く力や自制心が育まれている?ハズ。。テントや車中泊ばっかの体力勝負なところがまた、良いハズだ。。海水浴場は近くて良かった。。。) 「なんで、なんで」という問いにも、いちいち説明してやってるし、、、(沢山の単語を聞かせてるハズ) 読み聞かせも、一気にドサドサ数冊持ってこられてもイヤな顔せず読んであげてるんだ。。。 最近、せがまれて、リビングにジャングルジムまで置くことになったんだ。。(これは効果が…?なんか運動になるし手足使うし、試行錯誤する?から良いハズだ。。) もう十分ではないか。もうクタクタだ。 お金じゃなくて、「人的投資」、すなわちこの私が、家でみっちり相手をしてあげてるんだ。。ご飯がテキトーだろうと、掃除がずさんだろうと、ありがたいことに子どもは健康だから良いんだ。 と、必死で自己弁護して、とりあえず、 4つの大切なしつけ(ウソをつかない、他人に親切にする、ルールを守る、勉強する)を心に刻み、これからも我が家の幼児の教育に邁進することを誓ったのでありました。 …これで、小学校に上がった時に学業ができなかったとしたら、それはもー仕方がない。学力が劣っても、非認知能力がしっかりあれば、道を踏み外さずに自立して生きていける! 自制心や、やり抜く力のある、他人と協働できる子になってくれれば…!!(悲願)
3投稿日: 2022.06.13
powered by ブクログこの本を読んで、教育を経済学としてデータを用いて分析するということが今までの日本であまり行われていないことに違和感を覚えた。 経験だけで自論ばかりを語る専門家。 なんの根拠もない討論がよく行われていることに気づかせてもらえた。 子どもの教育のご褒美には「テストの点数」などのアウトプットではなく「本を読む」「宿題をする」なとのインプットに与えるべき と書かれていて、なるほどと思った。 勉強できない子どもは、そもそもどう勉強したらテストの点数があがるのかが分かっていない。 だからこそ、インプットにご褒美を与えて、インプットを増やしていく。そうすると自然とテストの点数が上がると思った。 テストの点数でご褒美にしてしまうと、点数が取れなかったときの自己肯定感が下がり、どうせ自分は…となってしまう。 また、学校は学力に加えて、非認知能力を培う場でもある。と書かれていた。 非認知能力とは、自己認識、意欲、忍耐力、自制心、メタ認知ストラテジー、社会的適性、創造性、性格的な特性。 先生や同級生から多くのことを学ぶ場として、学校の役割があるのだと思った。 教員として、学校は何のためにあるの?という問いへの答えがシンプルに答えられるようになった気がする。 勉強だけなら塾でいい。 でもそこでは教えられない価値がある。 これからも非認知能力を育成することを大切にしていきたい。
0投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログこの本は、情報を見極める目を養うヒントになりました。 わたしはコロナ化で医療関係者や著名人の「意見」や「考え」に振り回されてきました。今はCDCや海外の論文があり、有意性の高い情報とそこから導き出された提言を伝えてくれる医師のみ拠り所にしています。 この本で、エビデンスにも階層があると初めて知りました。専門家の「意見」や「考え」は最もレイヤーが低く、ランダム化比較試験が最もレイヤーが高い。情報を見極めて、いらぬ不安は取り除いていきたいです。
0投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログ経験則ではなくエビデンス。 日本は伝統を重視しすぎる傾向があるけど エビデンスがないものを無駄に続けるべきではない。 まあ、おじいさんだらけの今の国会議員では エビデンスに基づいた政策なんて難しいんだろな…
0投稿日: 2022.05.18
powered by ブクログ感覚的に思っていたり、保育現場にいる方から聞いていた話が化学的に正しそうなことがわかって役に立った。
0投稿日: 2022.05.04
powered by ブクログEBE (Evidence-based Education)について 日本における欠如と必要性を訴える本。 感覚的だったり世間一般でなんとなく正しいと思われている説が、そうでもなかったり真逆だったりする場合がある。 本書では具体的で卑近な例を出してその研究を紹介している。 子育てをしている親 教育関係に従事している方 相関関係と因果関係の違いがわからない方 ぜひ手に取って欲しい。
0投稿日: 2022.03.27
powered by ブクログprime reading 実験結果を根拠にした教育論。 就学前の教育は大事。 ごほうびはアウトプットではなくインプット。
0投稿日: 2022.03.16
powered by ブクログ子供の学力向上の為に、親として学校として更に政府や国としてどこに資源やお金を配分し成果を上げて行くべきか?について科学的にエビデンスを説明しながら方向性を見つけ出して行くかについて、述べられている本です。テストやレポートの締め切りが近づくと、祖父母が亡くなる可能性が高まる傾向がある話しは、妙に納得して笑えました。教員の質を高める話しや、少人数制クラスの話しも興味深かったです。
0投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ個人の成功体験で語られがちな教育を実証実験を元にデータを分析し、様々な事象と学力との因果関係を明らかにしていくお話。 初の教育経済学、とてもおもしろかった!! 子育てにおいても、結局夫婦互いに自分の経験則でしか教育論は語れないし、それによって分かり合えなさが生まれるのであれば、こういった実験結果を一つの判断基準に置くのもアリかなと思いました〜。 あと目に見える学力=認知能力ではなく、自制心ややり抜く力といった非認知能力が学力に寄与するって話も納得。非認知能力って体調管理や人間関係、その後の仕事など全てに通ずる能力だもんね〜。そこを鍛えることが1番効率的かも。 教育経済学に関する他の本や論文も読みたいと思いました!
0投稿日: 2022.01.31
powered by ブクログ星の数の基準です。 ☆5:SNSや口コミを通じて、胸を張って人に勧めたい本。価値観や行動に大きく影響を与えた本。ずっと本棚に残しておきたい本。 ☆4:積極的に人に勧めるほどではないが、価値観や行動を変化させた、読んで良かったという本。本棚に残す本。 ☆3:そこそこ面白かったが、本棚に残すほどではない本。一応本棚に残しておいて、大掃除の時に売る本。 ☆2: 一応最後まで読んだが、そこまで面白くなく得られることも少なかった本。すぐにブックオフに売る本。 ☆1:読むに値しないと判断して途中で読むのをやめた本。この本に時間をかけるなら他のことをしたいと思える本。 ******************** 「教育にエビデンスを」というのが本書の主張です。 教育に関する疑問に、エビデンスに基づいて回答してくれます。
0投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ非認知能力という目に見えない力について、様々な論文を通して根拠づけている。 学力だけではなく、非認知能力の向上に意識が向くきっかけとなった。
0投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
教育に携わる人(特に管理職や文科省などカリキュラムをつくれる人)にオススメ! 学校の働き方改革が求められている昨今、伝統に縛られ、思考停止のまま続けていることは多くないでしょうか?伝統が悪いわけではありません。科学的根拠がある手法を用いることで、効率的、効果的かつ再現度の高い教育ができると思います。 一部のデータを切り取って論じることや思い込みで思考停止することの怖さ、因果関係と相関関係の混同などハッとさせられることが多くありました。 ・自制心を育む…計画を立てさせ、記録させ、達成度の管理させる ・やり抜く力を育む…自分の目標に向けて努力させ、自分の力は伸ばすことができると気付かせる 行き詰まった時や調子に乗りかけた時に、何度か読み返したい本の1つです。
0投稿日: 2022.01.03
powered by ブクログ※Kindleで読了 前々から話題になっていた本だけど、なかなか読む機会がなかったので、これを機会に。 ―――――――――― 冒頭、西内啓氏の引用 「自分が病気になったときに、まず長生きしているだけの老人に長寿の秘訣を聞きに行く人はいないのに、子どもの成績に悩む親が、子どもを全員東大に入れた老婆の体験記を買う、という現象が起こるのは奇妙な事態だとは思わないだろうか」という言葉にハッとさせられた。 ひとつの事例を、その経験を全体に当てはめて効果が上がると考えてしまうのは、教育の分野ならではだな、と思わざるを得なかった。 ―――――――――― 教育政策の分野では、科学的見地を用いた政策立案がほとんど進んでいないのが現実だそう。 実際、行政組織においても、教育分野においては他の組織より独立しているし、その意思決定においても、あまり風通しがいいとは言えないなと思っていた。 ・ 著者はそこに風穴を開けるべく、様々な子育ての「定石」を科学的に紐解きつつ、後半では日本の教育政策に対して、欧米や発展途上国のデータを素に、 データを分析することの大切さについても丁寧に話している。 ・ 子育て世代としては、具体的に役立つむふむふ箇所は前半だが、教育を受けさせる親の立場として、学校を教員を見る目として、今の教育現場を知っておくこと、は大切だと思う。 ・ 子育てや教育においては、エビデンスを用いた本がまだまだ少ない現状で、読み応えのある面白い本だった。
0投稿日: 2021.12.23
powered by ブクログ3歳児と4歳児を育てる立場から、とても参考になった。個人的には、子供の教育に関わる人(親、幼稚園、保育園、小学校の先生、教育に関する政策を決める立場の人など)は、必読だと思う。 教育方法を、個人の感想という科学的に根拠のない意見で、評価してはいけないという主張は、全く同意できる。
0投稿日: 2021.11.28
powered by ブクログ教育に関するあれこれについて、私見ではなくエビデンスに基づいて何が有効かを淡々と紹介してくれている本。 この本を通じて、いかにエビデンスが大事で、今後の日本の教育においても、その教育方針が有効なエビデンスはきちんとあるのかを吟味する必要があることがよくわかった。 なんとなく、ゲームは子供によくない、とかご褒美をあげて勉強させてはいけない、とか平等主義の方がいいのでは?とか思いがちだけど、ことごとくそれが根拠のない思い込みであることがわかる。 冷静にデータで分析して、日本の教育に対して警鐘を鳴らし、今後どうすべきかを的確に示唆している著者はずっと男性だと思って読み進めていたが、途中女性であると気づいて少しびっくりした(なんとなく、女性は感覚で考えそうだと思ったので。それも偏見ですね、反省!) 読みやすい本ではないけれど、見識のある人がきちんと書いてくださっている良書。
0投稿日: 2021.11.22
powered by ブクログ物事を論理的に考える僕には 凄く見えやすいし分かりやすいものだった これ定期的に言うけど 感情論だけで物事押し通そうとする人 有る一定数の人を殺してると思ってて欲しい、ね ってそんな話は関係なくて 自分が今教職課程の真只中だからこそ 教員免許やあらゆる制度や体制に 疑問を持ちすぎていて 分からないからこそ疑問に思えることが 沢山あって そういうことに割と簡潔に書いてくれていて 僕のこれからにかなり役に立った
0投稿日: 2021.11.16
powered by ブクログ「子どもが自分と同じ仕事に就きたい」と言われた時、困ってしまう親にオススメです。 子どもには自分と違う道を歩んでほしいと願っている人にとって必読の本だと思います。
0投稿日: 2021.11.09
powered by ブクログデータに基づいた教育経済学の話。 論文のようなかんじで、ちょっと文体的に読みにくく感じたところもあるけど、内容がおもしろい!目からうろこ、とはこのこと。 人生の成功には、『自制心』『やり抜く力』などの非認知能力が重要。仕事をする中で、そうかも!と納得する。 ・『勉強しなさい』はエネルギーの無駄遣い ・ご褒美はテストの点数などのアウトプットではなく、本を読む、宿題をするなどのインプットに与えるべき ・1時間テレビやゲームをやめさせたとしても、男子は最大1.86分、女子は最大2.70分学習時間が増加するにすぎない いろいろ衝撃の事実。 子育て中の親には、ぜひ読んでほしい1冊。
2投稿日: 2021.11.05
powered by ブクログ【オーディオブックにて耳学】 エビデンスに基づいた教育経済学の本。 以下参考になったのは ・「因果関係」と「相関関係」の違い。 ・誉め方 点数でなく頑張ったという事を褒めるなど ・非認知能力 自制心とやり抜く力 ・エビデンスの階層 ランダム化比較試験 冒頭の話の「データは個人の経験に勝る」今は「一億総評論家状態」だと。一個人のやり方を真似してもそのようには行かないという部分は納得。データに基づいたものとして、子育てに取り入れるのに参考とするには良い本。 ただ個人的にはあくまで、データも絶対でなく参考にするに過ぎない。結局は自分で試してのトライエンドエラーが大切かなと。
0投稿日: 2021.11.02
powered by ブクログ子供の学力について、主にアメリカ等海外でで行われた実験結果をエビデンスに何が効果的かが書かれている本。また、エビデンスを踏まえた教育政策に遅れを取っている日本の教育界への問題意識、危機感についても書かれている。 経済学的に、子供のどの時期に金銭、または親や社会の介入労力を投資するのが一番効果があるのか→就学前の幼児教育。 ただし、それは足し算ができる、平仮名が読めるといった知識(認知能力)の前倒し習得を指すのではなく、自制心ややり抜く力と言った非認知能力を育てることが重要という内容。 ヘックマン著の「幼児教育の経済学」と主張の大筋は同じで、そこに日本ならではの問題点や環境を考慮して主張されてる本。 覚えておきたいこと →ほめるときは結果ではなく努力した、というプロセスをほめる →1日1時間まではテレビもゲームも勉強時間や学力に差は出ない
0投稿日: 2021.09.25
powered by ブクログ教育のあるべき姿を、科学的に明らかにしようという著者の情熱が感じられる本。 エビデンスがないまま、日本の教育政策が決定される現状を疑問視しており、教育における実験の重要性を学ぶことができた。加えて、「非認知能力」「学習環境」が、子供の成長にどのような影響を与えるのか理解することができた。 ただ、著者も指摘するように、元データの大半が欧米諸国の実験結果であるため、研究成果を、文化が異なる日本の教育システムに還元できるかは不透明。 とはいえ、教育現場の問題改善には、机上の議論に徹するよりも、積極的な改革をして、現場でその都度修正する姿勢が望ましい(分析データの取得も可能)と感じた。 総括すると、本書の価値は、”子供の教育の在り方”を学ぶよりも、”硬直・閉鎖的な教育システムに対する問題提起にある気がした。 そして、個人的には「貧困家庭の子供」に問題があるというよりも、それを見過ごして改善しようとしない「裕福な家庭の大人」に問題があるのではないか?と思いました。
1投稿日: 2021.09.01
