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ふしぎの国のバード 1巻
ふしぎの国のバード 1巻
佐々大河/KADOKAWA
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総合評価

48件)
4.4
23
12
7
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルは聞いたことがあったが初めて読んでみた。 イザベラ・バードの話だったか。 漫画としては面白いが、かなり脚色が強い印象がある。 バードが大変若々しく天真爛漫だが、実際既に46歳で 好奇心旺盛とは言え流石にもう少し落ち着いていたと思うし、 事前に日本に行こうと思って明治政府御雇外国人のマクヴェイン夫妻にも話を度々聞いていた筈なのに 随分日本のことを知らず行き当たりばったりに 旅をしているように見えてしまう。 幕末の日本に関係する著名な外国人で、パークスなど 一二を争う迷惑ぶりだったと思うのだが、 自分たちが勝手に銃口を突きつけて戸口をこじ開けて 蹂躙しておきながら 「文明が滅びてしまうからその前に記録を」 とバードの旅を後押しするなんてとんだ茶番だ。 どの口が言うのだとしか思えない。 実際日本をおとぎの国とか妖精の国と表現して、 「我々は踏み荒らしているのでは」、美しく調和の取れた生活が西洋化で失われるのではと危惧した人はいたが、それはオールコックやモースらである。 記録自体は功績と言って差し支えないし、当時の外国人にしては偏見も少なかったのだろうとは思うが、 日本人を醜いと思っていた人の主観が大いに入っている内容であることは事実であり バード女史を全肯定する気持ちは自分には無いし、 このような女性だったとは考えていない。 弥平は今のところ一番登場人物の中で良い人で恰好良い。 宿が虫だらけなのはとてもキツイが、現代の日本が綺麗なだけで 海外旅行では水にあたったり虫に刺されたりはよくあることで 特別日本が不潔だという話ではない。 いくら報酬が払われるとは言え、女史の我儘に付き合わされて 伊藤も弥平たちも劣悪な宿に泊まらざるを得ない訳で それは「慣れてください」としか言えないし そうとしか言わないのが優しいくらいだ。 伊藤が鳥居の前で脱帽一礼を求めるのも微妙なところ。 そうしたルールは無かった筈だし、 西洋ルールが流れてきたからこそのマナーならば 女性は脱帽しなくて良いのではと思う。 しかし伊藤がはっきり「黒船のおかげでこの国の平和は瓦解した」と言ってくれてちょっとすっきりした。 しかし伊藤のキャラクターも史実として伝わるものからは大きくかけ離れている。 これを史実と思っての感想を見かけるにつけ、 漫画としては面白いがこれをきっかけに史実を調べてほしいし そうでなくてもこれを史実とは思わないで欲しいなと思う。

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    明治初期の日本(主に東日本)を、旅行(厳密には冒険)した女性旅行家の珍道中。 実際のイザベラ(後 ビショップに改名)は、もうちょっとおばさんで、体も弱く、目も悪かったが、本作での彼女は若く、体も丈夫らしい。ただ、蚤は異常にでかく描かれる。 明治初期の英国人は「グローブ・トロッター」として世界をまたにかけて歩き回っていたが、イザベラは、一応日本人などを蔑視する感覚が欠けている。その辺りは描かれる。 通訳(イザベラのこまごまとした身辺の雑事もこなす)の伊藤鶴吉がいかにして有能な通訳となったか、当時として英語を流暢に話せる人はどういう境遇にあったか、が描かれる。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    コレは、コミックとしてくくってしまって良いの?というくらい、情報をきっちり伝えてくれる本ですね。 イザベラ・バードの『日本奥地紀行』という本が元になっているようですが、とても面白い。 バードさんが、明治11年、日本の主に東北地方から蝦夷にかけて旅をした記録、それが『ふしぎの国のバード』です。 この時代、明治には入ったものの、まだ外国人は特定の街にしか滞在を許されていなかったんですね。(いつになったら、自由な滞在を許されるようになったんでしたかネ?) バードさんはもちろん、外国人から見た日本という国を描いているわけですが、私たち読者にとっても、江戸から明治期の頃の日本という場所を、改めて知ることができるわけです。 一部電車が通っている区間があるというものの、生活のほとんどの様子は、江戸時代のままです。 服装も、履き物も、髪型も、そこにバードさんという西洋そのままの人物が入ることで、その違いがよ〜くわかります。 一冊目は、日光までの、まだ人の行き来の多い場所ではありますが、虫、ことにノミやら何やらが多いことに悩まされたり、これから先が思いやられる旅です。 また、日本人の好奇の目にも、ビックリ。 嫌がったり、怖がったりではないのです。 ただ、好奇心やモノミ高いだけ。 それに、かなり好意的。 日本人て、外国人を紅毛とか毛唐とかいって嫌ったり恐ろしがったりしたようなイメージがあったのですが。時代が違うのでしょうか。 ひとつ気になるのは、絵柄です。 バックに細かく描かれる日本人は、浮世絵の人物のようで雰囲気があって良いのですが。 バードさんや、主な人物のアップや全体像が、何か違和感があるんですねえ。

    1
    投稿日: 2024.08.24
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    かねてから興味があったイザベラ・バードの「日本奥地紀行」がマンガ化されていると知り購入。 日本人の私たちでも知らないいろいろな風俗が知れておもしろい。

    2
    投稿日: 2024.04.15
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    実在の旅行家であるイザベラ・バードを主人公に、明治時代の日本旅行を描いた作品。登場人物や旅行の行程は史実通りのようですが、流石に19世紀に生きた女史がこんな夢も希望も溢れるような方だったとは思えないかも。大河ドラマのような感じで楽しめば良いのですかね

    0
    投稿日: 2023.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    外国人の目線が、現代の日本人の視線であることに驚きつつも、こういうのはいいね。日本が西洋化したってことなのかね。西洋というのはやはり強かったのか

    0
    投稿日: 2023.10.28
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    面白かった! 外国人から見た日本が、明治初期の勉強として日本人にも分かりやすくなってる。 主人公の考えは現代の日本人の感覚に似ているから、あの時代への違和感も上手く描かれている。 続きも楽しみ。

    0
    投稿日: 2023.03.21
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    行李 ひとつの文明が滅びようとしている 夥しいほどの蚤が生息しています 旅行免状 人力車夫になった者の多くが5年ほどで肺か心臓を病んで死ぬと言われています 木苺 粕壁宿 ごてごてと装飾過多で 異人用民宿金谷邸 包み煎餅 下着は成人の証なんです 髪上祝い 麦こがしという干菓子

    0
    投稿日: 2022.11.17
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    知らない昔の日本の風俗が垣間見れるのは面白い いきなり原作は敷居が高い気がするので まずは肩慣らしに  おすすめ本を聞かれた時もお薦めしやすい

    2
    投稿日: 2022.03.06
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    #漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #ふしぎの国のバード 読み放題が1巻だけなんてー!有名な本のコミカライズだったと記憶しています。英国人女性が江戸時代の日本を旅するお話。面白い!

    3
    投稿日: 2022.02.23
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    イザベラ・バードの日本紀行のコミカライズ。 びっくりした。 子どもたちに紹介しやすくなる。ありがとうございます! 私の中のイザベラ・バードはラピュタのドーラ船長だったので、可憐な姿にホホウとためいき。 見知らぬ国を訪ね、土地の文化に飛び込む女性冒険家の戸惑いと好奇心。 伊藤さんはもっとこすからいイメージでしたが、男前ですわ。 イザベラ・バードは病弱で療養のために世界各地を巡ったと著書でうそぶいていたが、改めてウソおっしゃいと思った(笑) 私たちにとっても、遠くふしぎの国となってしまった“日本”を彼女と一緒に旅したいと思う。 続きが楽しみ。 また、日本紀行しか読んでなかったんだけど、他の国の紀行も読みたく思いました。

    3
    投稿日: 2022.01.09
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    原作を読んだ時にイメージがしやすくなるかと思って漫画から読んだが、純粋におもしろい。すっかりハマってしまいました。

    1
    投稿日: 2021.08.25
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    明治期に東北を旅した英国婦人イザベラ・バード。 『イトウの恋』を読んでから この人が気になっているんですが なんと漫画になっちゃった。 うれしいわ〜\(^-^)/ バードさんの目線なので 英語でしゃべっている部分のふきだしが ふつうのふきだしになっていて 逆に日本語が何言ってるかわからん 象形文字?みたいにしてある。 この巻では日本に着いて通訳の伊藤を雇い入れ 旅に出立するまでが細やかに描かれています。 人力車の車夫さんのエピソードとか 民俗学の参考にもなりそう。

    3
    投稿日: 2021.06.30
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    めっちゃおもろい 200年も経ってない日本のことやのに、今からは想像もできんぐらい違うってのがよくわかる 当時の貧乏さに比べてたら今の状況なんてマシなんかなって思える

    2
    投稿日: 2020.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読売新聞書評で知った/イザベラ紀行文を写真や浮世絵など参照して大変わかりやすく漫画化し、ストーリー性も付与した/公使パークスは「滅びてしまう日本を今のうちに記録してもらいたい」と特例の〈無制限〉旅券を明治政府に発行させ、蝦夷が島に向かうのに行った経験があり英語も達者という絶好のガイド伊藤ITOも得た/植民地化され文化も固有の宗教も変質してキリスト教の属領とならない土人国はなかったのだから、パークスが特に傲慢だったのではない。カネには汚かったが/「それまでの訪問国と全然違う」読者は独立を保てた理由を探るべし

    4
    投稿日: 2020.01.22
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    ずーっと気になっていたまんがなのだが、図書館にあると分かり早速予約。4年ほど前の物なので、待たずに借りることができた。 これはなかなかすごい。 イギリスの女性冒険家イザベラ・バードが明治初期の日本を訪れた際の紀行まんが。当時の日本の様子がまるで見てきたかのように正確に描かれている。 明治初期の町場の人物写真集を見たことがあるが、確かに人力車夫は全身刺青の人が多かった(ふんどしだけになっても服を着ているように見せるため…とそこには書かれていたが)。加えて、宿場や市場の人々の様子、風俗がよーく分かる。 まんがというより、まさに紀行であり地誌である。日本人の知らない150年前の日本がそこにある。2016.8.29

    15
    投稿日: 2019.08.29
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    さすが、ビームコミックス。画力が抜群の作家さんがそろっていますね。 まずは1巻読破。 佐々大河さんは、初めて読む作家さんですが、 なかなか描きこみがすごいです。 実在する女性冒険家イザベラ・バードが見たであろう、江戸~明治へと変遷する日本の姿が描かれています。 100年くらいしか経っていないはずなのに、現代の日本とはずいぶん様子が違う、黎明期の日本の姿。 バード女史の目を通した日本とそれが彼女にもたらす驚きは、そのままわたしたちにも当てはまる気がします。 歴史の教科書では味わえない発見。 なかなか興味深い作品です。これから追いかけようと思います。

    3
    投稿日: 2019.07.25
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    1878年(明治11)、横浜に上陸したイザベラ・バードが、通訳の伊藤鶴吉とともに蝦夷を目指す探検記。 日本の風俗が随所に描かれて興味深いです。1巻は、粕壁が印象的だったなぁ。たぶん全巻読破することになると思います。。。

    0
    投稿日: 2019.06.25
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    これはすごい。よくぞこの世界を描いてくれました。イザベラ・バードなんて、こうしてもらわなければ読めなかった。

    3
    投稿日: 2019.05.13
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    おお~! 私の好きな冒険家 イザベラ・バードのマンガ版! 絵も好きだし内容も好き~ イギリス出身のイザベラ・バード 未知の国の風俗や人々の生活を知りたいという思いで旅するイザベラ 1巻は横浜での通訳探し、そして粕壁から日光へ! 日光編のお春ちゃんの髪上祝の回、 不覚にも、感動して泣いてしまった!

    3
    投稿日: 2019.01.05
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    イザベラ・バードには興味津々です。ヒロインは当時たくましいおばさんのはずですが、ずいぶん若く描かれています。日光の民宿「金谷」は、外人の宿泊客のために建てられたものです。原作とはだいぶ違う味付けがされてそうですね。あの頃の日本人の対応ぶりは知りたいのですが、先に進むかどうか迷ってしまいます。

    0
    投稿日: 2018.12.02
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    "明治11年から物語が始まる。1878年、今から140年前。江戸から明治に時代が変わり近代化が始まろうとしている日本。当時の文化を記録すべく日本を旅する女性英国人の話。 イザベラ・ルーシー・バードさん、19世紀大英帝国の探検家、紀行作家。 漫画からバードさんの一端に触れることとなったが、当時の日本を知る貴重な資料として、いずれ彼女の著書「日本奥地紀行」や「イザベラ・バードの日本紀行」上下巻を読んでみたいと思った。 4巻まで書店で見かけたので、おいおい読むと思う。"

    0
    投稿日: 2018.11.25
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    【あらすじ】 イギリス人の目から見る、懐かしくも驚きに満ちた日本文化 ディスカバー・ジャパンーーこれは、古き良き日本文化を取り戻すための物語。 時は明治初頭。東京から蝦夷まで、地図なき道を旅したイギリス人がいた。 その名はイザベラ・バード、冒険家。彼女の目的はただひとつ、滅びゆく日本古来の生活を記録に残すこと。 通訳の伊藤鶴吉をひとり連れ、日本人すらも踏み入ったことのない奥地への旅が、今はじまる! 漫画誌ハルタの実力派新人・佐々大河。初のコミックスは、日本の魅力を熱筆した旅物語!! 【感想】

    0
    投稿日: 2018.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    明治時代、イギリス人の女性が日本を縦断する話。 純粋に異文化に感動しながら、劣悪な環境(宿の布団がノミだらけ、一晩中他室の客が外人珍しさに部屋へ勝手に入ってくる等)に耐えつつ旅を続けてゆく。 こいつぁオススメです!

    1
    投稿日: 2018.07.06
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    失われたアイヌ伝統文化を描いたエンタメが「ゴールデンカムイ」ならば、こちらは失われた日本伝統文化を描いた漫画。 あくまで紀行がメインなので、突出した要素はなくても、現代人=バード女史の目線から、かつての日本を読む作品。 郷に入れば郷に従えな漢前なバード女史、好きだなぁ。

    1
    投稿日: 2018.01.31
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    久しぶりに「これは早く続きを読みたい!」と思えるマンガに出会えました。 イザベラ・バードさん、実在の人物だとか。(無知で恥ずかしい限り…^^;) 明治時代初期の地図もろくにない日本を旅した女性冒険家のお話。 イザベラさんは好奇心旺盛な美女として描かれているが、実際はどうだったのか。 通訳のイトがまた良い味を出しています。 無愛想な中に熱いものを秘めている気がするなぁ。

    1
    投稿日: 2017.02.05
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    イザベラ・バード・イン・ワンダーランド。 モデルとなった人物のことはあまり知らないが、漫画表現のおかげもあって魅力的。 今後も追い続けたい。

    0
    投稿日: 2017.02.01
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    2013〜15年に「ハルク」誌に掲載された5話を行程順に並べて単行本化。 明治11年に、イギリス人女性冒険家(当時40代)が通常のルートと違う道を踏査して、東、北日本の各地を見聞した記録のコミック化。 消えゆく日本の原風景や文化を記録しようとした。勤勉なのに貧しいという日本社会の矛盾も見ていた様子がよく分かる。 第1話横浜、第2話江戸、第3話粕壁、第4話日光①、第5話日光② 最初に書かれたのは日光①で、ブラタモリの「日光」の回でも、イザベラ・バードが西洋人に日光を紹介したため、中禅寺湖畔に外国人の別荘が建てられたと言っていた。 <イザベラ・バード> 1878年(明治11年)6月から9月にかけて、通訳兼従者として雇った伊藤鶴吉を供とし、東京を起点に日光から新潟へ抜け、日本海側から北海道に至る北日本を旅した(所々で現地ガイドなどを伴うこともあった)。また10月から神戸、京都、伊勢、大阪を訪ねている。これらの体験を、1880年(明治13年)、"Unbeaten Tracks in Japan" 2巻にまとめた。(wikipediaより) 邦訳は東洋文庫に『完訳日本奥地紀行』4巻、『新訳日本奥地紀行』(簡約版)

    0
    投稿日: 2017.01.19
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    本屋で三巻を見かけ、一巻を探して購入。もっと早くに読めばよかったなあ。 所謂、日本バンザイの話ではないが、一巻を読む限り、イザベラ・バードはかなり日本に好意を持っている模様。実際はどうだったかよく知らないのだが。 それでも当時の風俗なども分かるし、これはぜひドラマ化してほしい一作だ。

    0
    投稿日: 2017.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    イザベラ・バードの「日本紀行」を元にした物語。 明治時代の日本の習俗がつぶさに描かれている。 マンガだと絵で表現できるからいいですな(作者は大変だけど)。 バードが衝撃を受けたように、現代日本人から見ると「それはちょっと…」という習慣もある(女子の成人祝とか)のだけれど、 作中にも出てきた「今この国でひとつの文明が滅びようとしている(中略)滅びは誰にも止められない。しかし、記録に残すことはできる」の視点から綴られる紀行は、懐かしく愛おしい。 あと、諦観をたたえた敏腕通訳・伊藤がいい味出してる。

    1
    投稿日: 2017.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バードにとって日本は異国で、日本人は異人だ。でも、そこで出会う人や物事に対するバードの感動がストレートに伝わってくる。次巻も読みたい。

    1
    投稿日: 2016.09.11
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    バードさん、素敵過ぎです! シャーロット・ケイト・フォックスさん主演で映像化、とかないですかね。 イメージぴったりだけど。

    0
    投稿日: 2016.07.02
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    明治時代の日本に、蝦夷ヶ島を目指して訪れた女性冒険家バードさん。 通訳ガイドのイト(伊藤)と共に失われつつある江戸の文化を記すために日本を旅する物語。 好奇心旺盛なヒロインと、冷静で有能なイトと、その地の人々との交流と、当時の日本の風俗がおもしろい。 何度読み返しても楽しめる作品。

    0
    投稿日: 2016.04.13
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    このマンガで描かれる、未開で、文明から取り残され、粗野な日本は誇張ではない。昨今伝統的な日本のあれこれが礼賛され、再評価されてなんだか日本人であることが誇らしくなったりするけれど、当時日本は現代人から見るととてつもなく不潔で野蛮な暮らしをしていたのだと再評価。私たちはいまやバードさんと同じ目線で旅をしているのだ。でも、バードさんは人々の優しさや、強さを見つけてくれる。あの時代の暮らしには意味があったのだと教えてくれる。バードさんありがとう。あなたの手記も読みます。そして、イトは早くデレるといいと思います。

    1
    投稿日: 2016.02.11
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    「ハルタ」で不定期連載中。なにより、こんなマイナーなしかも作画にべらぼうな手間暇かかるだろうテーマ(イザベラ・バード『日本奥地紀行』)を取り上げたのは驚き。それでも異文化コミュニケーション、しかも「不思議の国ニッポン」としてそつなく仕上がっている。なんとか連載続けて蝦夷地までたどり着いてもらいたい。

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    アニメイトの新刊コーナーで平積みされていて興味を持ち購入。 主人公のバードさんが表情豊かで面白い(笑) イトも何だか可愛いし(◍ ´꒳` ◍)b 当時の風習とかも知ることができるし道中の紆余曲折があるのも興味深いです。

    1
    投稿日: 2015.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    15/11/08 第1巻読了。日本にこんな時代があったんだなぁと。そんな日本の風景が消えゆくのを惜しんでくれた外国人がいたんだなぁと。近代化の恩恵はたっぷりどっぷり受けているけれど、古き良き日本の風習が、たしかに同じこの日本でかつて息づいていたんだなぁと思うとなんだか感慨深い。

    1
    投稿日: 2015.11.12
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    当たり前だと思っていた風景が、それはその時の自分たちだけのものであることがある。例えば現代であれば、日本の風景を大事に思い、その問題点を突きつけるのは、日本人ではなくアメリカ人のアレックス・カーだったりする。 ましてや明治の時代であればなおのこと、外国人にこそ見えるふしぎな世界がある。 イザベラ・バードの日本旅行をコミカライズしたものであるが、まさにコミカライズ、コミカルである。 西欧列強による多少の日本卑下は感じられるものの、バード自身からは、困惑こそあれストレートな日本批判は見当たらない。コミックとしてはそれが正解だろう。だって、登場する日本人は皆慎ましく、美しく、それに感化される主人公像、が、おそらく今のところの見所だから。 ここで「昔は良かった」などと言ってはならない。だって僕も、今更明治の生活がしたいとは思わないもの。 ではどうするか。一色に染まらないこと、であろう。いつも思うが伝統とは変わらないことではなくて、うまく変わっていくことである。明治のそれは成功で、昭和が失敗だった、と断じるにはまだ早いかもしれないが、みんな同じようになっていくことにもっと恐れを覚えなければ、と思っている。 旅は奥地に行けば行くほど困難を極めることが予言されている。アイヌに会いたい、というバードは今の所お気楽だ。 こんな作品が出ているなんて、あかつきさんのレビューを見るまで皆目知らなかった。ありがとうございます。kindleだと今、半額なので、みんなも買おうぜ。

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    YOUは何しに明治時代のニッポンへ? 現代日本人にとっても、庶民の日常や風習はとても新鮮。いいアプローチだ。

    1
    投稿日: 2015.09.27
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    これは良いマンガ化。当時の習俗を絵にするに当たっては、資料集めも一苦労でしょう。原作では表現されてない喜怒哀楽を表情豊かに描きあげています。それを原作にない創作ということもできますが、生き生きとしている主人公を見るのは楽しいです。

    1
    投稿日: 2015.08.14
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    『日本奥地紀行』を記した冒険家イザベラ・バードがマンガ化されるとはまさか思わなんだ。明治初期の日本は現代人からも想像つかないので、イザベラの目線で見るとまさに異文化。国外に出るとガイジンとして国や都市を彷徨う楽しさがあるが、アレに近い感覚。しかし、中島京子の『イトウの恋』にも書かれていた通訳ガイドの伊藤鶴吉、あまりにカッコよすぎないか?

    1
    投稿日: 2015.08.04
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    明治時代初頭に、東北や北海道をひとりで旅した英国人紀行作家のイザベラ・バードを描いたお話し。当時の日本の様子や、外国人の一人旅の苦労がリアルに描かれている。

    1
    投稿日: 2015.07.29
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    明治日本を旅した、イギリス人女性の紀行文を元に作られている漫画。見つけた瞬間すぐに読みたいと思い購入しました。1つの時代が終わり、そして新しい時代が始まろうとしている日本の様子をリアルに描かれています。現代を生きる私達が、もしもこの時代の日本にタイムスリップしたら、彼女と同じことを思うでしょう。そのリアルさというのか、外から見た明治日本というのが新鮮でした。

    1
    投稿日: 2015.07.25
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    明治11年といえば西南戦争の翌年、文化的にはまだまだ江戸。未開のワンダーワールドをイギリス人探検家の目を通して描かれる日本の姿が実に興味深い。なにしろ日本語の会話はほにゃらら的に一切わからないw 車夫の全身刺青、大名が停泊した本陣でもノミだらけ、西洋人に対する不躾な興味、早すぎる女子の成年など、いろいろと辛辣かつ素直な西洋人の日本観が面白い。バードの日本紀行記には批判もあるようだが、この漫画は当時の日本人の優しさと矜持もちゃんと描いているところがすばらしい。春が髪結いするシーンには誇らしさすら感じた。

    1
    投稿日: 2015.07.20
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    私は、既に顔も名前も大抵の店員さんに覚えられてしまっている、馴染みの書店に足を運ぶ際は、自分にとって“当たり”の漫画を買う、その自信を持っている なので、たまに自信を持って買った漫画の中に、意図せず、“大当たり”が混じっていると本当に嬉しい この『ふしぎの国のバード』、まだまだケツの青い私ごときが自信満々に推薦しても、他の読み手の方の心を動かせないだろうが、それでも言おう、厚みと深みがある、と 乱用されがちで信憑性がいくらか低下しつつあるにしろ、佐々大河先生に関しては、期待の新鋭、そう評しても良いだろう。むしろ、そう紹介しない方が失礼だ。例え、新人漫画家であろうと、高い実力の持ち主であれば、それに見合った紹介をされるべきだろう。何せ、中身が見えない以上、私らは表紙と帯の推薦コメントや紹介文で、質の高さを予想するしかないのだから。この帯を作った担当編集者さん、愛があるな 表紙を見れば、内容は一目瞭然だが、あえて、ざっくり言うと、旅エッセイ系 ヒロインが少しの荷物を背負い、有能な通訳の男を一人だけ連れ、明治時代の古き良き日本の東京から旅立ち、未開ゆえに夢がある北海道、いや、蝦夷を目指す、そんな感じかな ヒロインであるいイザベラ・バードが実在していた、女性冒険家であるってのが、この『ふしぎの国のバード』の他のモノより大きな魅力だろう ハッキリ言えば、私は彼女を知らなかった。他の読み手もそうだろう、とは適当な事は言えないが、恐らく、ほとんどが知らなかっただろう。だからこそ、知らない有名人が凄い事をしようとしている漫画はワクワクしながら読める あくまで、素人感覚ではあるが、実在の人間を主人公にし、ストーリーを組むのは相当、大変なんだろうな、と思う。生半可な知識と、中途半端な想像力で、話を作れば、自分の経歴に傷を付ける云々の前に、誰にも出来ない事を成し遂げた著名人の顔に泥を塗りかねない、そのプレッシャーが佐々先生の実力をかなり引き出しているに違いない 背景や建築物、小道具、人々の服装を見るだけでも、佐々先生が十分な取材を行っているのが伝わってくる。それでいて、昔も今も、毎日を本気かつ前向きに生きている民の笑顔は、他の者にも元気を分け与えてくれる、そんな当たり前を、ちゃんと描いてくれている バードさんが日本を知り、驚き、歓び、文化にショックを受け、それを真実としてではなく、ありのままの事実として受け入れる、その姿勢は正に信念がある者のそれだ この人なら、大抵の事をやり遂げるだろう、そう、理屈抜きで確信させる強さとしなやかさが、彼女にはあるのだろう また、凄腕通訳である伊藤との信頼関係が、ぎこちなくとも、難所を一つ越える毎に強まり、ベストパートナーになっていく過程は、十分に読み手を惹きつける やはり、伊藤の掴み所がないようでいて、意外に判り易い性格が、読み手の好感度を高めているに違いない また、作中で英語を喋れる者の台詞のみが、しっかりと書かれている点も面白いな、と思った 次巻が実に楽しみだが、どうやら、不定期連載のようだ。まぁ、内容が内容だからな。定期連載になって質が落ちるくらいなら、先生のペースで、質をもっと高くしてもらえる方が、一漫画読みとしてはありがたいので、気長に待とう。幸い、何度も読み返しても褪せない色がある、この一巻には 個人的にお気に入りの話は、やはり、バードさんと伊藤の旅が始まる第1話『横浜』だ この台詞を引用に選んだのは、直前に挙げた事と同じで、二人の旅が本格的にスタートする事を示す会話だからだ。やっぱ、一人旅も悪くないが、信頼できる誰かと一緒、そう考えると、ワクワクしてしまうのも確かだ

    2
    投稿日: 2015.06.21
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     開国して間もない日本を旅し、旅行記を書き上げたイザベラ・バードを描いた漫画である。  これは抜群に面白い。知的好奇心と、漫画としての面白さを大いに満たしてくれる逸品だ。新鮮な驚きに満ちた旅はそれそのものが極上の楽しみを提供してくれているが、それを余すことなく紹介してくれる描き方は本当に達者なもので、良い題材を良い作者が描いてくれている幸福を深く感じた。  巻末の初出を見てみると、どうも不定期な連載のようであるし(しかも月刊誌の連載である)、コミックとしての刊行はおそらくかなりゆっくりとしたものだろうが、時間を掛けてでもこのクォリティを保ってくれれば、と思う。  文句なしに星五つ。期待して次を待ちたい作品である。

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    投稿日: 2015.06.19
  • 日本人が失った暮らしを記録してくれたのは外国人だった

    明治初頭の旅行家イザベラ・バードをご存知だろうか。カナダ、アメリカを巡り、ロッキー山脈踏破まで成し遂げて、ハワイにまで旅している。 1831年イギリスに生まれ、1878年に来日3ヶ月をかけ、通訳兼従者・伊藤鶴吉と共に、東京を日光から新潟へ抜け、日本海側から北海道のアイヌに会うことを目指し旅した。 そもそも外国人が自由に日本中を旅することができなかった時代、しかも女性が従者と二人で旅など想像もできない時代のできごと。 数少ない外国人は日本の土着的生活を蔑んですらいた。地方の人間にとって外国人は、初めて見るまったく違ういきもののようなもの。急速に失われていく日本の暮らしを外国人が新鮮な目で見つめ、残してくれた貴重な記録。 いつも頬を赤らめ、驚きつづけるイザベラ・バードがかわいい。

    7
    投稿日: 2015.06.15
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    るろうに剣心が江戸に流れ着いた頃、東北から蝦夷を旅行したイギリス人女性がいました。イザベル・バードのコミック化、滅んでしまった近代以前の日本の文明文化が少しだけ残っていた日本を知る旅に私も連れて行ってもらった気持ちです。

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    投稿日: 2015.05.23