
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「さよなら、シリアルキラー」の続編。 それはないだろ、というところで終わってしまった。 いや、まったく終わってない。 殺人犯とFBI特別警察官の死体のそばで怪我をしているジャズと、 ジャズの父親ビリーと会ってしまったコニー。 これは上巻ですか? 前回の事件から2ヶ月、ニューヨークから刑事がジャズのところへ、 ハット・ドッグ事件と呼ばれている連続殺人事件について助けを求めにやってきた。 迷ったもののNYへ向かうジャズだが、なぜかコニーが先回りしていた。 すぐに父親に呼び戻されたが。 当然父親のビリーが関係しているだろうことは想像がついたし、 ビリーが殺人を実行している訳ではなく犯人を操っていることは予想の反中だったが、 まさか犯人が二人いてモノポリーを使って殺人ゲームをしていたとは。 一応モノポリーは遊んだことがあるがそこまで詳しくないので、 ピンとこないのが残念だった。 今回登場した伯母は事件と関係があるのか、 生きていると判った母親はどこにいるのか。 早く下巻を読まないと。
0投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログえええ、そんなぁぁ。。 最後まで読んで思わず声が出た。 確かに海外ドラマのように映像が浮かび 楽しく読んでいたけれど 海外ドラマのようにクリフハンガーな 幕切れになるとは。 前作「さよなら、シリアルキラー」は 続きがありそうな終わり方ではあったものの 事件としては解決していたし、 読み終わって、一息つけた。 でも今回は 主人公ジャスパー“ジャズ”、 ジャズの恋人コニー、 ジャズの親友ハウイーも それぞれ危機的状況だし、 真相に近づいてはいるものの、 事件もまだ解決していないし、 ジャズの出生や、 彼に関わる人物についても 気になるところだらけで。 3部作の2番目が今作で、 前作を読んだ時点で 続編を買っておいてよかった。 とにかく早く続きを読まなければ。 (グロい描写が多いので 少し辛いけれど。。)
28投稿日: 2023.10.03
powered by ブクログこれ…前編じゃないか。3作目セットで買っておいて良かった(発刊当時、3作目を待ったファンの方、やきもきしただろうな) 前作と違ってジャズ、コニー、ハウイーが別々に行動しているので心配でたまりません。歯止め役だと思ってたコニーが実は結構無茶をする子で心配だし(無茶は全部ジャズのためなのだけど)、ハウイーはただでさえ心配だし、何よりも2人がそばにいないジャズが今にも向こう側へ行ってしまいそうで、とにかく心配です。 無茶しないでと思いながら、無茶をする3人を存分に楽しんでいて。私は酷いやつだ。
1投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログニューヨークの事件を、手伝うジャズ。 脱走した父もあらわれて、ハラハラしてしまった。 ラスト、そこで、終わるのか、、、続きが気になりすぎる。
1投稿日: 2022.10.14
powered by ブクログカラスの王と赤いコマドリ アモンティリャアドの酒樽 ジャズ、コニー、ハウイー、ビリーそれぞれの場面が平行して進んでいく 前作と違って別行動が多い
0投稿日: 2020.06.20
powered by ブクログ殺人青春ミステリの第2弾。相変わらずリーダビリティが非常に高くページを繰る手が止まらない。前作から成長の見える主人公ジャスパーは魅力的だが、今作は掘り下げられたサブキャラのほうが魅力的である。彼女のコニーや血友病のハウイーなどが独自に動き、一般人としての視点で事件を見ているのが大きい。またジャスパーの助けとなる警察側の人間であるヒューズや美貌のFBI捜査官モラレスも前作にいなかったタイプのキャラであり、事件のスケール感を増すのに一役買っている。総じて褒める点の多い今作だが、ただストーリー面はやや難があって、犯人が明らかになるもののクライマックスの渦中で唐突に次巻に続く形で終わってしまい消化不良である。2、というよりは前後編の前編だけ読まされたような感じで、地続きなのは構わないが、せめてこの一冊は独立した事件として扱って欲しかった。ただ期待感は高いままなので次作も楽しみである。
1投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログジャスパー・デントシリーズ第二弾。 今回はジャズがニューヨーク市警に協力を要請されて現地に飛ぶ。 相変わらず面白い!……田舎町ロボズ・ノットで猟奇的な生い立ちのジャズの恋や友情、将来や学校生活、地元の人間関係に主軸を据え、悩み多き青春を描く路線でいくと思ってたら、突然ニューヨークに舞台が飛んでのっけからサスペンス色が強くなったのでびっくり。 やっぱり犯罪捜査のメッカはNYなのか。 個人的にはYA青春路線のほうが好きだったので残念。 今回から完全にジャスパーVSビルの親子関係メインというか、親子対決にテーマがシフトしちゃった感じ。 一巻の雰囲気が好きだったので、ジャスパーの日常と並行して事件が展開していく話運びのほうが好みだった。 ガールフレンドのコニ―や親友のハウイーも大活躍。一巻よりさらに出番が増えて、積極的に動いてる。 とくにコニ―はジャスパーに付き添ってNYに行ったりアクティブすぎる。 大人しくしていてほしいジャスパーの気持ちも彼氏の力になりたいコニ―の気持ちもわかるからむずかしい……。 ビリーの存在感の不気味さは健在。 けれどジャスにだけ聞こえるビリーの囁きがうるさすぎて「シャラップ!」と叫びたくなる(笑) 終盤判明するある事実には、ぶっちゃけそこまで意外性はない。 冒頭もとい、前巻からずっと引っ張っていた伏線なので、スレた読者には予想が付きやすい。 事件の鍵となるあるゲームだが、日本人には馴染みがないので、ちょっと想像しにくいかも? 残虐なシリアルキラーが多く登場するが、その生い立ちは深く掘り下げられずドライに描写されるので、「殺人鬼の不幸な生い立ちは耳タコだよ!同情なんていらねーよ!」って人にはおすすめ。
1投稿日: 2019.04.17
powered by ブクログシリアルキラーの父親が脱獄してから二ヶ月。 ニューヨークでは通称『ハット・ドッグ・キラー』による連続殺人事件が起きていた。そして新たに発見された被害者の遺体には「ゲームへようこそ、ジャスパー」というメッセージが刻まれていた。市警に請われニューヨークへ向かうジャズ。 一方故郷でも『コニー』の元へ差出人不明のメールが送られていた。「アー・ユー・ゲーム?」 三部作の第二弾。 ようやく平穏(?)な日常に戻ったジャズ。が、新たなシリアルキラーと対決します。捜査をしていくうちに、父親の『ビリー』や前作の『ものまね師』も事件へのかかわりを見せ、犯人を追い詰めたと思ったところでピンチに。さらには故郷の二人も怪しげなことに・・・。 と言うところで今回はend。そんな!これでは次も読まねばならないじゃないですか。
1投稿日: 2018.04.19
powered by ブクログラノベのような設定が日本受けするのかなわと思い、読んでみたシリーズだったけどこらは買い! 脇を固める登場人物がいずれも魅力的。とくに主人公の親友は白血病という病を抱えていても少しも悲観的な感じがなくて、頼もしさMAX。主人公の彼女やそのお父さん、主人公の父親を逮捕した警察官などなど…。みんなそれぞれの正義や信実をもって生きてるんだなと実感させられるシーンがグッときます。
0投稿日: 2016.11.26
powered by ブクログさよならシリアルキラーの続編。 前作は1冊でひとまずの解決になっていますが、今作は明確な続き物のラストになっています。 ビリーが脱出してから起こった連続殺人事件に、またもジャズが巻き込まれていく。 陰鬱になりすぎず、青春小説の名の通りぐいぐいと読ませてくれます。 続刊を用意してから読み始めるのがオススメかも。 続きが気になる終わりです。
1投稿日: 2016.11.18
powered by ブクログ前作の事件が終わって数か月後、ジャズの元にニューヨーク市警が事件協力を請いに来るところから始まります。 帽子と犬のマークをつける連続殺人事件。 最初は渋るものの関わるうちに泥沼にずぶずぶハマっていくのがすごく怖い。けど面白い・・・!! 親友と恋人も彼を助けたいがためにやっぱり仄暗い泥沼に入っていくのが無鉄砲な10代の青春っぽいです。 でも前作より青春要素薄めかも。 終わり方も絶妙でそこで終わっちゃうのー!?って感じです。 3人がどうなってるのか気になる! 早く続きを読みます。
1投稿日: 2016.11.10脇役!チョロチョロし過ぎ!でも面白さが勝る
いや~、読ませますね。次作に繋がる終わり方、堪りません。三作目も購入済みなので、これを書き終わったらソッコー読みます。一作目より断然良い! 出だしはゆっくりと、中盤駆け足、後半猛ダッシュ、ものすごい加速感です。 しかし、アメリカのドラマや小説とかって、結構簡単に犯罪者が脱獄しちゃうんですよね…。作り話なのか、本当に脱獄が多いのか…。ジャズの父で世紀のシリアルキラーのビリーも脱獄して、今回の連続殺人の黒幕として暗躍します。今回の殺人ゲームはとても斬新。読みごたえあります。 でもね、某海外ドラマ、ジャック◯ウアーが主人公のアレでも思ったのですが、主役以外の脇役がチョロチョロし過ぎ。良かれと思ってやってるのでしょうが、危険なゲームの中に飛び込んでジャズに断りなくスタンドプレーをするのです。殺されちゃうよ!じっとしてなよ!足引っ張ることになるよ。 ジャズも心配、彼女のコニーも心配、親友のハウイーも心配…。さて三作目はどんなエンディングでしょう? またレビューしま~す。 修正:FBIに裏切者がいると記載していましたが、よくよく読み返してみると誤りだったため、修正しました。すみません、ちゃんと読まないとダメですね。
5投稿日: 2016.08.19
powered by ブクログシリーズ2作目。 前作の事件が解決して数か月後、主人公のもとにニューヨーク市警から、猟奇連続殺人事件の捜査に協力するよう依頼がありました。もちろん、彼が21世紀最悪のシリアルキラーを父に持ち、幼いころからその英才教育を受けていたという実績を見込んでのことです。はじめは気乗りしない主人公でしたが、ニューヨークで起きている事件には、どうやら刑務所を脱走した父親が関わっているのではないかという疑いを抱き、しだいに泥沼に引きずり込まれていきます。 ほんとうはこの本を読むつもりじゃなかったんです。買い溜めした本が他にもいっぱいあって、読みたいものが山積みになっているのに、前作の終わり方があまりに絶妙で、続きを読まずにはいられいという気分にさせられてしまいました。2作目も同様、事件は解決されないまま、主人公や周辺の人たちが危機に落ちいった状況で、しかも提示された謎は謎のまま終わってしまっています。 こんな中途半端な気分じゃ収まりがつきません。きっと近いうちに、3作目も手に取ってしまうんでしょうネ。 べそかきアルルカンの詩的日常 http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/ べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ” http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
1投稿日: 2016.08.15
powered by ブクログ三部作の2作目。これは三冊一気に読んだほうがよいかも。少なくとも三作目早く読みたい。青春ミステリとあるが決して軽いわけじゃないです。
0投稿日: 2016.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっと、この後、どうなるの!? ってトコで終わってる(/ω\) これ、出てすぐ読んだ人々、やきもきしただろうなぁ~。 今なら、続巻が出ているので安心ですね! さぁ、続き読みましょう、そうしましょう。 2026/2/5追記(覚書) 細かい感想を自分のブログに書いてたんだけど、 そっちに最近全然書かないし行かないので、 ブログに書いてた分を再読記録に転記しました。
1投稿日: 2016.05.15ラストは悲鳴!?
三部作の第2巻。いきなり本書から入れないこともないですが、できれば1巻『さよなら、シリアルキラー』から読むことをオススメします(そのほうが登場人物の関係とかよくわかると思うので)。 今回ジャズは、ニューヨーク市警の刑事・ヒューズに頼まれ、新たな連続殺人事件の捜査を手伝います。主な舞台もニューヨークに移るため、コニーとハウイーの活躍はもう見られないのかと心配したのですが、全然そんなことはなくてほっとしました。コニーの度胸もすごいけど、ハウイーの馬鹿っぽさにも癒されます。 出だしはわりとのんびりした雰囲気ですが、ページが進むにつれてスリルは増し、後半はめまぐるしい展開になります。なにが本当なのか、誰を信じたらいいのかと、ミステリならではの「翻弄される楽しみ」を味わえました。そして、最後は悲鳴。こんな場面で堂々と「つづく」としてしまえるところが、アメリカエンタメらしいなあと思いました(続きものの映画とかで、すごいところで終わるやつありますよね……?)。 完結編の第3巻は今月(2016年5月)発売なので、まとめて読んだほうがストレスは少ないかも……。
6投稿日: 2016.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんて終わり方なの全く!続きはいつでるの?こんなことなら三冊目が出てから2、3と一気に読めばよかった。ものすごい焦らし方!。あ〜待ち遠しいことです。 1冊目よりジャズが追い詰められてきた感が強くなって心配。 そして原題は「GAME」なのに邦題が「殺人者たちの王」なんだ……。
1投稿日: 2016.03.12
powered by ブクログ三部作の第二弾。 シリアルキラーを父に持つジャスパーはニューヨークで起こってる連続殺人事件に巻き込まれる。そこに父の影を感じるジャスパーは警察と協力し捜査する。一方、ジャスパーの彼女もジャスパーの手助けをするが…。 シリアスな展開だがキャラクターが良いので楽しく読める。ただ次の最終巻に向けた上巻という感じ。
0投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログうっかりこっちを1作目と勘違いして借りてきたため止むを得ず先に読んでしまいましたが、よりによってそんなクリフハンガーで終わるのかと未読の1作目3作目に前後挟まれ宙ぶらりんな読後感…。 これは3部作すべて読まねば! 大人びて賢いけどシリアルキラーの血筋と父親の見えない支配に悩む主人公のジャズを援助してやりたい気持ちがむくむく湧いてくるのがいいですね。 読む順番間違えたのは痛恨のミスでしたが後日挽回します!
1投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ今シリーズの何が良いか、それは17歳の主人公ジャズが、思春期真っ只中の少年らしく自分のアイデンティティー確立に誰よりも必死になりながら、表向きは誰よりもクールに振る舞っている事。自分が動揺すればするだけ自分と言うものを手放さなけれがならない揺らぎが自己陶酔抜きに描かれているとこ。 粗筋はNYで起きている連続殺人事件について、殺人者の息子として殺人者の全てを知り尽くしているジャズにNYの警官が話を聞きに来て…と言う流れなんだが、ジャズの育ちがあったからこそのプロファイリング能力のキレが!!全作に引き続き、もうジャズはたっつんでしか聴こえない(笑)ジャズとハウイーを図書館戦争ラジオの二人で聴きたいんだよー(笑) 史上最悪の連続殺人犯の父ビリーに殺人者としてのスキルを徹底的に叩き込まれた息子のジャズが、そのスキル故に人の操り方を知っていたり、それを行使する能力の高さに酔いつつ自己嫌悪に陥る様が半喰種のカネキくんに通じる…。物凄く半喰種の葛藤にリンクするんだよなぁ。優秀な殺人者にはいつでも変身できるけど、そちら側に行かない様、葛藤する。裏返せば身に着けた能力を「殺人者を分析する力」に応用できるわけで、ジャズはそっちを選ぶんだけど「血が騒ぐ」描写があり、ここの辺りの危うい境界線にいる彼が凄くいいのだ。ジャズは1作目のラストで自分の行く方向を自分の胸にタトゥーで彫る。それでも脈々と身の内に流れる殺人者として教育されたもの(尚、優秀)が在り、決意をしながらもつい使用してしまったり、肝の座り方がハンパじゃない怖さも持っている。そこの揺れ動き方が年相応以上に冷静であり繊細であるのが… 先日読み終えた『瘢痕』が殆ど響かなかったのに対して、物凄く解り易い(平易・単純と言う意味ではない。脳みそに入り易い、と言うか)文体で、非常に面白い。ジャズ:たっつん、ハウィー:まえぬで読めるところも更に良しwww 喰種ファンで、小説読みの方にはお勧め。
0投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログものまね師事件が解決して数カ月、ジャズのもとをニューヨーク市警の刑事が訪れた。 この小説は設定が変わっている。主人公ジャズの父親は、21世紀最悪の連続殺人犯であるビリー。彼に施されたのは殺人者としての英才教育であり、ビリーはジャズを溺愛していた。そして、何より自分を超える殺人者、シリアルキラーになってくれることを望んだ。そんな家庭環境のもと、成長したジャズ。シリアルキラーの片鱗を見せていてもおかしくないのに、ジャズは正しく成長する。この設定の時点で、かなり特質だと思います。 ジャズは正しく成長するといっても、本来人間が備えている恐怖への怯えをしっかりと覚えているという点が、葛藤や苦悩を強調して、ジャズに興味を覚えます。ビリーが息子を溺愛するが、ジャズは父を殺したい程に憎んでいる。しかし、憎んでいるからと言って父を殺してしまうと、彼の望みをかなえてしまう。彼を殺してしまう(殺せる)ということは、ジャズは父の英才教育の素晴らしさを証明してしまうこと、自分にシリアルキラーとしての才能があることを自らで証明してしまうからです。その上、自分は、もう元の生活に戻れなくなってしまう。だから、ジャズは苦悩を続けるのです。例えば、彼女との交際にも常に怯えを感じているほどに。 さらに、ジャズが殺人者ではなく、殺人者を捕まえる側で生きていくというのですから、応援のし甲斐があるというもの。羊たちの沈黙のレスター博士のように殺人者の心理を分析し、犯人を追い詰めるジャズ。「自分もいつか連続殺人者になってしまうのではないか」という恐怖を心に忍ばせながらも、その恐怖を追い出すために、捜査に繰り出すジャズ。 特筆すべきは、ジャズは殺人者を捕まえる側に立っていながらも、殺人者から一目置かれてしまうという威光の強さにも焦点を当てているところ。「殺人者の王の後継」として、殺人者達から特別な扱いを受けてしまったらと思うと、、、。 ジャズのキャラクターとしての魅力と設定が際立つ本作ですが、ミステリとしても「殺人者たちの王」の題名にふさわしいほどの残忍さ。ジャズに協力要請があった時点で、すでに15人の男女が殺されています。被害者達には、シリアルキラーの仕業と思われる常人では理解しがたい犯行声明が残されています。 シリアルキラーの父に育てられ、シリアルキラーの残した犯行声明から犯人を推理する。しかし、その犯人からは王としてあがめられる。がんじがらめの運命の中でももがくジャズ。と、結局、ジャズに私は引っ張られていく。 結論としては、ジャズを応援するために本書を読んだようなものです。
2投稿日: 2016.01.03
powered by ブクログ主人公ジャスパー(ジャズ)・デントの父であり、稀代の凶悪連続殺人犯であるビリー・デントの脱獄で幕を閉じた前作から二ヶ月後。 「殺人者を狩る」存在になろうと決意したジャズのもとを、ニューヨーク市警の刑事が訪れ、同市で暗躍する連続殺人鬼「ハット・ドッグ・キラー」の捜査への協力を求めます。 馴染み深い田舎町ロボズ・ノッドから遠く離れた大都会で、ジャズは捜査に加わるのですが… 残虐さと狡猾さを増す連続殺人鬼との対決に加え、ビリーがこの事件にも関係しているようなエピソードが随所に挿入され、緊迫感を煽ります。 また、ロボズ・ノッドに残ったガールフレンドのコニーや親友ハウイーも別の謎を解き明かそうと、時には二人揃って、時には単独で行動を起こします。 この辺り、散り散りバラバラになった彼らに悪いことが起こるのではとドキドキしながら、ページを繰る手が止まりません。 サスペンスミステリーである本作の、もう一つの魅力である青春小説という側面も、今回はまた新たなネタが仕込まれています。 自らの血筋を恐れるあまり、彼女とのセックスを望みつつも踏み切れないジャズが、夜な夜な見る夢の妖しさ。 ジャズの気持ちを察しつつも、彼を思うあまり、本作では時折「暴走」もしてしまうコニー。 切ないような狂おしいような、でも微笑ましいような二人の言葉のやりとりや関係は、血なまぐさい事件をほんの少し忘れさせてくれます。 そんな魅力いっぱいの本作なのですが、ラストは、「えー、どうなってしまうのー!」と、むちゃくちゃ気になるところだらけのままで、放り出されてしまいます。 これから、この本を読もうという方への忠告は二つ。 必ず前作の「さよなら、シリアルキラー」から読むことと、本作のラストはこんな状態ということを覚悟しておくこと。 原題にもあるとおり、作者ライガの "GAME" につきあって振り回されている気分ですが、今さら何を言っても運の尽き。 来年の5月に刊行されるという続巻をひたすら待ちます。
0投稿日: 2015.12.20
powered by ブクログ『さよなら、シリアルキラー』の続編。 三部作の第二部に当たるのだが、まんまいいところで『つづく』になっていた……週刊連載の漫画みたいだなw 完結編は2016年5月刊行予定らしい。
0投稿日: 2015.12.14
powered by ブクログ出版社、編集者に抗議したいことがあるけれど、それはネタバラシになるのでグッとがまん。 YAシリアルキラー小説の2作目。ミステリ度はアップ。 読むなら絶対に1作目から。 続編を待ち望みます。
0投稿日: 2015.12.11
powered by ブクログ非現実的な設定だが主人公視点で語られる葛藤にリアリティを感じる。サスペンス的な要素も大きくなってきており次作が楽しみ。買い。
0投稿日: 2015.11.14
