
総合評価
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powered by ブクログビジネス小説です。広告業界を舞台にしているため、門外漢の私には、イマイチピンとこないところが多いです。ただ、主人公を取り巻く生い立ちや人間関係は、ついついページをめくらせる強い魅力がありました。後半が楽しみです。
0投稿日: 2022.04.12
powered by ブクログただのビジネスハードボイルドじゃない。25年前の事件も絡んでどんどん引き込まれていく。 さあ、早く下巻だ!
1投稿日: 2022.01.15
powered by ブクログー また表通りを眺めた。この位置から周辺の光景を眺めていれば、世界には貧困や苦痛、醜悪なものなどなにも存在しないと錯覚しそうになる。目にはいる範囲からは、その種の思いを呼びおこす要素が一切合切とり除かれている。 ー 相変わらずの藤原伊織節で面白い。 さすが電通勤務作家だけあって、広告代理店を舞台とした作品はリアリティがあって面白い。 すでに他界されていて、新作が読めないのが寂しい。 ほぼ読んでしまったので、下巻で最後かと思うと悲しくなるなる…。
1投稿日: 2019.11.18
powered by ブクログあらすじ 大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版ここに登場。
0投稿日: 2019.11.05
powered by ブクログ私のレビューの星の数は、4つの場合のレンジがとても広い。 で、この作品は4++ といったところ。 ぐっとひきこむ何かがある。 下巻にもかなり期待。
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。
0投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版ここに登場。
0投稿日: 2016.10.15辰村さんイイね
昔のある事件が全編に流れる。 辰村さんイイね。 いい歳のとりかたをしてるね。 昔の記憶の中にある描写もいい。
0投稿日: 2016.02.06それぞれの物語
辰村という広告マンを中心に過去から現代へと話が展開していく。 幼い頃大阪で一緒に時を過ごした辰村と勝哉と明子の運命がが25年の時を経てまた絡み合う。 『テロリストのパラソル』にも描かれていたバーが登場するのもまた一興。もしこの本を読むなら『テロリストのパラソル』を読んでからにするのをお勧めします。
0投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログ専門的な話が当然のように語られていて、最初の方は読みづらさを感じた。それでも進めていったら、どんどん引き込まれて続きが気になって仕方がなくなった。 仕事を頑張ろうと思った。 2014/10/17
0投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まだこれの前の作品は、いい加減にしか読んでないので 要再読ですね。 曲がったことが大嫌いで、激しやすい男が ある大金が動く広告を狙うことに。 しかしながら、この男には とても人には明かせない過去の秘密が あるわけで… しかもそのさなかに その過去の秘密が脅かされる事態になり… 彼を囲む面々が面白くて、 あっという間に読めました。
0投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログストーリーとしては、最後息切れ感が否めないですが、ひとつひとつの文や台詞がきれいです。 他の作品も読んでみたいです。 あのバーを探しにいきたいです。(^^)
0投稿日: 2014.02.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大手広告代理店の広告コンペを舞台にしたビジネス小説に、主人公の少年時代に起きた事件を絡ませたミステリー的要素も。上巻終わっただけですが、結構読ませます。下巻にどう続くのか今のところは予想がつかない感じ。 著者の藤原伊織さんは大手広告代理店に勤務経験があり、描写はリアルです。
0投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新規クライアントの広告コンペに向け、辰村や戸塚はらは全力を傾注する。そんな中、3通目の脅迫状が明子の夫の元に届いた。そして勝哉らしき人物が上野周辺にいることを突き止めた辰村は、ついに行動を起こす! 広告業界の熾烈な競争と、男たちの矜持を描くビジネス・ハードボイルドの結末は?
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ最近こんな意地っ張りのおっさんが登場する作品になかなか出会わない気がする。単に発見できないだけなのか、時代がそんなヒーロー(?)を求めていないのか。 自分が知らないハードボイルド作家を早く発掘しなければ。
0投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログ面白かった。 内容やラストは教科書通りではあるけれど、やっぱりそれはそれで面白いものだ。 思わず広告代理店に勤めたいと思った(笑)。
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ藤原伊織作品で初めて読んだ本です。 この本がきっかけで、しばらく藤原作品にハマりました。 こんな風に熱い感じで仕事ができたらいいんですが。
0投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログ面白くてあっという間に上巻読了。 経済小説、企業小説として楽しめる。 広告、株などの話題、複雑に張られた伏線など、 難解な内容のはずなのに、こんなにぐいぐい読ませてしまう筆力に脱帽。 必死に生きている登場人物たちが魅力的。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広告代理店で、後輩の成長あり、女性上司といい感じあり、幼なじみとの人に言えない過去あり、盛り沢山な話。 いろいろな筋があちこちからくるので、本筋に集中できない。 業界のことがよくわかるだけに、現実離れしている部分はより不自然に感じてしまったのかも。
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログ前半部分で示された伏線が、オチを迎える前に次々に回収されて、結局、最後は盛り上がりに欠ける終わり方をしているように感じた。業界用語を多用して、広告業界や株取引について、専門的な会話が交わされている雰囲気を醸し出しそうとている記述が多く、この部分が作品を陳腐化させている気がした。
0投稿日: 2011.02.25
powered by ブクログここの所読んでいた本が、ホンワカタイプだつたので、かなり強烈な刺激! ビジネスマンの奮闘記なのかと思っていたのに、この過去。 もうドキドキが止まらず。 ちょっと恥かしくなるような台詞の応酬もあるけど、これがハードボイルドってことかな。 軽快に話が進んでいく、アッという間に上巻終了。 読み進めるのが楽しみです! 美女あり、仕事やりがいあり、なんて出来すぎな気もしちゃうけどね。
1投稿日: 2011.02.25
powered by ブクログやはり、私の中で藤原氏は別格なんだよなぁ。 決してスマートとは言えない、くたびれたオッサンや、ヤクザさえもかっこよく描いてしまう、それが伊織節。 今回は、今までにない若手の活躍が一番良かった。 本当に頭が良い人は、難しい内容を簡単な言葉で説明できる人だと言うけれど、藤原氏の読み易い文章は、まさにソレ。 読みながら、「ゾクゾク」「ワクワク」というオマケつき。 ただし、今作の出来は中途半端に感じる部分があるので、中の上としておく。
0投稿日: 2011.02.22
powered by ブクログ2010年20冊め。ペース遅め。 え~ん、ついに読み始めてしまいました~! 藤原伊織作品はこれで終わってしまうのと、 裏表紙に書いてある解説がやけに堅苦しそうなので、 敬遠していたのですが……。 意外と「分からない」ほどは難しくないです。 藤原テイスト満載の、カッコいいビジネスハードボイルド です。あんまり予備知識なくても楽しめます。
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ支社部長で飼い殺し、上巻ではテロリストのパラソルも出てくる。立派な仕事とは、ネジをつくるような仕事。生産は彼らから出発するから。
0投稿日: 2010.07.25
powered by ブクログ広告代理店を舞台にした、ハードボイルド。 主人公は、アルコール依存症っぽい38歳、広告代理店の副部長。 うーん、若い。 結構、やってることはオジさんなのだけど…。もうちょっと年齢上げたほうが、違和感なかったように思います。藤原伊織の中の38歳って、こんな感じなのかもしれないけど、大多数はもっと子供だと思うんですけど。特に主人公のように、独身で根無し草のような性格だとね。 にしても、やっぱ、上手いよ、藤原伊織。 主人公の子供の頃の話が、微妙にからんできてて「永遠の仔」か「白夜行」と思わせながら、そのあたりをばさっと斬ってるのが藤原伊織らしい潔さといえると思います。 で、出てくるキャラが、皆いいんだよ。 政治家のコネで入社した若造が、泣けるぐらいいい。 派遣会社からくる女の子が、またいい。そして、主人公の上司がこりゃまた、いい女なのだ。 も、このキャラだけで、各三本ぐらい小説かけるよ、ってぐらいの濃密さ。 キャラを堪能するだけでも、贅沢です。はい。 でも、話はあんまりハードボイルドじゃありません。キャラはハードボイルドですが。 「テロリストのパラソル」的なものを期待すると、ちょっとがっくりかも。 が、面白いのはテロリスト以上です。最高のエンターテイメントになってます。 結末がね、もっとなんとか、ってジレンマがあるんだけど、これはこれで藤原伊織のテクニックで納得させられるのでありました。 …なんか、癌宣告されてるそうです、藤原伊織。 (読んだ週刊誌の記事は、「余命を宣告されて、国民年金の支払いをやめたら、差し押さえるといってきた。もうもらえるあてがないのになんで納付しなきゃいけない」って怒ってた。ホント、これで納付を納得させるのは無理だろ。私だって同じになったら、絶対払わないな) 落ち着いて、少しでも多くのいいものを書いて欲しいです。 できたら「ダックスフントのワープ」っぽいのを。ええ、私は「ダックスフントのワープ」のファンでしたから。
0投稿日: 2010.04.24
powered by ブクログ大手広告代理店・東邦広告に勤める辰村祐介には、明子、勝哉という2人の幼馴染がいた。この3人の間には、決して人には言えない、ある秘密があった。その過去が25年の月日を経た今、何者かによって察知された…。緊迫した18億円の広告コンペの内幕を主軸に展開するビジネス・ハードボイルドの決定版。 作者の藤原伊織は大手広告代理店出身の作家らしいですね。 ミステリーとしても非常に面白いですが、ビジネスにも役立ちそうな一冊。 松岡
0投稿日: 2009.03.10
powered by ブクログハードボイルドーって感じ. 登場人物が皆カッコイイ!ってのが一番の感想. 辰村は頑固で強気で切れ者. 立花は美人で仕事もできる女部長. 平野はデイトレーダーのアマプロ. 浅井は裏世界に精通する元やくざ. そして戸塚. 政治家の息子でコネ入社でありながら,実は素直でまじめでグングン成長してる. 広告代理店での競合プレゼンを中心にしたお話で, 業界の細部が詳細に描かれている. 広告代理店ってもっと華やかな職場っていうイメージがあったけど, そのイメージが完全に覆された. 残念だったのは競合プレゼンが一番大きなテーマなのに, 最後があっさりしすぎていること. ミステリっぽい最後の最後のどんでん返しみたいなのを期待しちゃってただけに残念だった.. でも,グイグイ引き込まれる内容で,不自然な流れもなかったのでスッキリ読めた. 「テロリストのパラソル」が有名作らしいので,それも読んでみよう.
0投稿日: 2008.10.30
powered by ブクログ代理店に興味があったので読んでみた。 リアルな事が描写されているだけでなく、ストーリーの方も面白い。 すぐ読める。
0投稿日: 2008.06.28
powered by ブクログ(文庫版 上下2巻)面白かった。企業小説は小生のツボジャンルであり、さらにキャラクターの設定の上手さも加わり贅沢な味わいでした。広告代理店の営業部という特殊な企業の内部のことが詳細に描かれており、より関心が深まった。主人公の飄々とした外面と情け無い内面に共感を覚える。難点は仕事のOFFに小説読むんですが、展開がリアルで仕事の延長のような気がして緊張してきてしまったことかな。
0投稿日: 2007.10.14
powered by ブクログ高校生が藤原伊織作品を読むなんて、驚きです。「このミステリーが面白い6位」に選ばれた作品ですが、ミステリーというよりハードボイルドですね。様式美とダンディズムの世界です。僕は藤原先生のファンなのですが、今年の春にお亡くなりになってしまいとても残念です。もっと藤原先生の作品が読みたかった。文壇がまた寂しくなってしまいました。心よりご冥福をお祈りします(金子)
0投稿日: 2007.10.01
powered by ブクログ「企業パート」と「幼馴染みパート」のちぐはぐさが気になりましたが、「企業パート」は本当ぐいぐい引っ張られて読み進められました。 寧ろ「幼馴染みパート」はなくてもいいぐらい広告業界を舞台に繰り広げられる競合劇ということで藤原伊織の前職知識がフルに活かされた作品となっております。本当、広告業界覗き見隊!という事であんな上司やこんな新人やそんな派遣はおらんやろ!!!と思いながらもプレゼンチームが一致団結し何かを作り上げ達成してゆく様は見ていて清清しいものがあります。 ここら辺、「チームスポ根モノ」に通じる所があると思います。本当、「幼馴染みパート」がなくて「企業パート」だけでも良かったと思う(笑) 「本来は、どんな仕事も地べたを這いずりまわるようなところにあるはずなんだ」 という藤原伊織の仕事に対しての姿勢が伺え、本当に企業パートは不意に涙腺が緩む箇所が数カ所あって本当、戸塚関連は泣きそうになった部分多かったです。
0投稿日: 2007.06.09
powered by ブクログ以前より気になっていた作家、藤原伊織。 ただ、なんとなく手にすることがなかったが、先月の訃報を聞き、読んでみることにした次第。 ハードボイルドという言葉の先入観が大きかったが読み始めると、会社という組織の話ということもあってか、意外に読みやすく、今まで読まなかったことが、悔やまれる。 主人公はもちろんのこと、登場人物の描写がわかりやすく、そして魅力的。 ただ、主人公の幼なじみが元アイドルで今は重役夫人とか、上野で似顔絵書きをしているとか、やや大層な気もしたが。。 個人的に、東京と大阪のそれぞれの舞台になる地域に縁があるので、それだけで親近感を持ちながら読めたように思う。 代表作のテロリストのパラソルと登場人物が重なると知り、ぜひ読んでみたい。
1投稿日: 2007.06.08
powered by ブクログ面白かったです。堪能できました。『テロリストのパラソル』の島村が出てきます。(死んでるんだけど)バーのつまみがホットドッグだけとか、浅井という男が出てきたとき、あれっ?もしかしてと思ったらやっぱりそうでした。今回の話にはつながりがない様にに思うんだけど、下巻で何かあるのかな?辰村と明子との再会は切なかったねぇ〜。スケッチブックの話や、歌手や広告マンになった理由・・・ベタだけどおいらこういうの好きです。後半、勝哉はどう絡んでくるのか?怪文書を書いたのは誰だ?まさか明子が?んなわけないか・・さあ、下巻を読むぞ〜!
0投稿日: 2007.05.22
powered by ブクログ去年、近くの紀伊国屋で「テロリストのパラソル」がプッシュされていて、そのタイトルの響きに惹かれて読んでみた。 まあまあ面白かったのだけど、息子のほうが更に気に入っちゃってて、買う本思案していた中でそのこと思い出して、少し前に出たこの本を手にした次第。 ひとつのプロジェクトがあって、その仕事に見合ったプロが集まり、事をやり遂げる。その人集めの段階から仕事は始まっていることが精緻に描かれる。 普段は普通の人がひとたび事にあたるとプロがプロたる所以の仕事をする。それぞれの矜持がきらりと光る。 『優秀な人材は磁石のように優秀な人材を引きよせる』との件りがあるが、私の組織もそうありたいと思う。 プロジェクトの成否、幼い頃の事件の顛末が如何なるのか、「テロリストのパラソル」に続いて登場の浅井の存在も謎めき、下巻に続く。。。
2投稿日: 2007.02.24
powered by ブクログ文春で連載していた時に途中まで読んでいた。 ずっと作者は女性だと思っていた。 広告業界が舞台なので、片足突っ込んでみた世界だけになんだか懐かしい。&妙な敗北感もあったりする。 でもマスコミの人以外に理解できるのか??って不思議な部分も多々あり。
0投稿日: 2007.01.24
powered by ブクログ06.12.21藤原伊織久しぶりに読みました。本を買ったのも久しぶり。既読は『テロリストのパラソル』と『ダックスフントのワープ』。どちらも面白かった。だからキオスクで買ったんだけど、ちょっと内容の割りにページ数が少ない感じ。ラストもいまいち。。。う〜ん。ただ、出てくる人はみんな魅力的。だからこそページ数が足りないと感じたんだろうと思う。足りない分は自分の想像で補えばいいかも。広告業界のビッグビジネスと甘苦い昔の思い出がからみあうハードボイルド。しかし『テロリスト〜』と同じキャラが出てたなんて!もう一度読み直さなきゃ。
0投稿日: 2006.12.22
