想いはつうじるか
「色んなこと諦めながら生きている」という言葉が、ずんと重たい。健常者だって、色んなこと諦めながら生きているけど、障害者は次元が違うように思いました。前回の幻肢痛を始め、障害者が乗り越えないといけない困難は、見た目でわかる所だけではない。彼の覚悟、その母の心配、主人公の想い、それぞれの感情が、過不足なく、上手く一話にまとめられて描かれています。