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仮面婚約のたしなみ 騎士と淑女のかけもち生活!?
仮面婚約のたしなみ 騎士と淑女のかけもち生活!?
麻木琴加、成瀬あけの/KADOKAWA
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総合評価

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  • 完璧王子は女装が苦手

    病弱な弟に代わり、性別を偽って近衛隊に。バレたら重罪・・・と、ここまでは良くあるネタ。 でもルティウスの場合、まったくバレる心配をしていない。それどころか、成功しすぎていて笑える。 タカラヅカの男役的な、本物の男性には恥ずかしいレベルの「理想の王子様」。 武芸に秀で、歯の浮くようなセリフを自然に口にする。お姫様抱っこの仕方も指南できる(笑)。 ついでに、半分はだけても心配ない「大平原のごとき真っ平らな胸」。 そんなルティウスが、婚約者候補という触れ込みで国王の側について護衛するため、女装を命じられたからややこしい。 近衛隊の仲間には、じつは本物の女性であるとバレてはいけない。 国王には、じつは男性(のはずの人物)が素性を偽って近づいているとバレてはいけない。 思考言動が完全に男性化しているルティア(ルティウス)にとっては、後者の方が難しいというのがミソ。 とりあえず、国王から見るとすごく不審人物なルティアが、信頼を勝ち得るまでの話・・・かな。

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    投稿日: 2015.07.17
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    気づいてないの?ねえ、気づいてないの?まーじーかー(笑) 近衛騎士のルティアスと伯爵令嬢のルティアは同一人物。病弱な弟を守るために自ら騎士となって伯爵家を継ぐと誓って早数年。ルティアはルティアスとして近衛騎士の任に就いていた。そんな彼女に国王警護の任にが与えられ。いやいやいや、将軍、絶対知ってるでしょ。ねぇ、絶対知ってるよね!(笑)公爵夫人である姉が思いの外自由気ままに出歩いてます(笑)国王とルティアは交換日記なるものを始めるのか!?ってとこで終了。

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    投稿日: 2015.06.22
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    宝塚的な、素晴らしい男役を演じるルティウスに今日も黄色い悲鳴が。 でも、男として生きてきた彼女は、上司に女装して王子の婚約者候補となるように命じられ、淑女教育を受けるハメになり、言動がおかしな方向に…という具合に、ビーンズ文庫にしては、ノリはかなり軽いです。 入れ替わりものとして、ハラハラさせてくれる彼女の言動が楽しいお話で気に入った。 この巻は、お互いに無自で甘さ控えめで続刊に続く展開で終わる。正体を確かめようと躍起になる王子と、なんとしても正体を隠したい彼女との今後の攻防と、恋の展開に期待。 http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-4447.html

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    投稿日: 2015.04.26