
総合評価
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powered by ブクログ泥酔小説というジャンルがあるらしく、以前私が読んだものでいうとベルリン「掃除婦のための手引書」とか。有名どころだとチャンドラーとかブコウスキーとか。 解説にあったけど、立川談志の名言「酒は人間をダメにするものではないのです。人間が、ダメなものだというのを確認させるために酒が存在してるんです」がすべて。
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログおいおいどうしようもないな、という酔っ払いの話。 日本でも酔っ払いはいるけど、半分はスナックとかそういう感じが多そうで、でもアメリカはガチで酒だよね。そんなに酒が好きかーってな。 とは言えこういう店にやってくる変な人々を描写するのは古今東西あるあるなわけで、リリー・フランキーとか書いてそうじゃん、ていうかこの動物園とか奇人変人を見て楽しむみたいな趣味の悪い人にはもってこいではないか。 最終的には主人公がダメ人間っていうか一線を越えた感がナイス。
0投稿日: 2024.04.20
powered by ブクログひたすら登場人物全員が酔って薬をキメて落ちていくお話 多分人間どんなに落ちてもだいたい生きていける、と思わされる
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ思ったよりお下劣だったわ。読んでて意外に引いてる自分がいた。酩酊してドラッグやってたら、あんまり何とも感じないのかな。この感覚って、自分の赤子のうんこなどは臭いけど、別に汚いとか何とも思わないのはやっぱり愛があるからで。 酩酊と愛情は似てる雰囲気を持っているが全く違う訳でして。 バーテンダーはモテると言うより「入れ食い状態」らしい。酒によって緩んだ自制心と、永年培った信頼関係は違うのにねえ。 やっぱその辺の線引きが日頃からしっかりしてないとな。 ちょっと変わってるタイプの本だな。
0投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ面白い!脳が麻痺するくらい深酒する常連。俺のことジャン!自分のことを常連と思えるなじみのバーがある方々にはオススメだな。ダメ人間な俺には、あとがきの名言が救いでした。
0投稿日: 2018.12.25
powered by ブクログ舞台はLAの場末のバー。 ぶっきらぼうな文体。 主人公の“君”。 ウイスキー。 面白くて一気読みした。 乾いたLAの場末が思い浮かぶし、登場する人たちもリアル。 肯定も否定もしないところがいい。 ラストもいい。 原作はもとより、訳した方もうまいと感じる。
0投稿日: 2017.12.31冷めた文体
酔っ払いたちの姿を次々に紹介していく第1章、主人公が壊れていく第2章、主人公の更生努力?を描いた第3章と、(内容略)第4章から成り立っています。 中心的なストーリーがあるわけではなく、主人公を含む、酒場に集まる酔っ払いと麻薬中毒者の救いのない破滅的な姿が短いエピソードを積み重ねながら描かれていきます。 救いのない暗い物語かもしれませんが、自己憐憫も他者批判も感じられない冷めた視線で語る文体は、以外にもからっとした読後感を与えてくれます。 好き嫌いが分かれるかもしれませんが、同著者の「シスターズ・ブラザーズ」の文章が好きだった人には、文句なくお勧めできると思います。 一方で小説に起承転結のはっきりしたスリルあふれる物語を求める人は、不満に思うかもしれません
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログブッカー賞の最終候補にもなったこの作者の「シスターズ・ブラザーズ」という作品。最近読んだ本の中でも凄く面白かった作品だったんでデビュー作のこちらも手にとってみました。 これも凄いよ。舞台はハリウッドの外れにあるバー。夜毎現れるダメ人間のことをひたすら描いてる本。それだけ^^; やっぱりこの作者は変だな。だからどうしたって話ばっかり(笑) 面白かったな。
0投稿日: 2015.09.20
powered by ブクログ訳文が現在形なのは、原作通りなのかな。自省を伴わない依存症者の物語は読んでいて辛い。観察者であった筈の主人公が酩酊者に堕ちて行く様は笑えない。禊ならば、聖的なものがある筈だが、この小説に出てくるお酒は聖水どころか、悪魔の水ですね。
0投稿日: 2015.05.15
powered by ブクログ「泥酔文学の金字塔」という謳い文句に惹かれ読んでみた。語り手が主人公を「君」という二人称で呼び、現在形で実況する文体に最初違和感があったが、Ⅱに入る頃には慣れていた。 常連達の生態が酷い。主人公はそこそこ大きなバーの補助スタッフだが、仕事中に酒も薬もやっているのにカー通勤だ。吐く、盗む、倉庫で淫行、もうどうしようもない。それでもなんとなく面白いのは、「石を入れたストッキングのように垂れ下がった胸」みたいな比喩が秀逸だったからかもしれない。
0投稿日: 2015.04.15
powered by ブクログ献本でいただいた1冊となります。 いわゆる“泥酔文学”に分類されるとか。 “泥酔”というフレーズが示すとおり、 ひたすらに“ダメ人間”の集い、といった風です。 といっても、教訓臭いわけでもなく、 ある意味突き放した視点で描かれているのかな、と。 主人公はとあるバーのバーテンダー。 彼自身がイロイロとダメめ要素を持ってはいるのですが、 物語の冒頭はあくまで“観察者”としての立ち位置です。 彼の働くバーに来る客たちの“ダメ”ぷりといったら、、 微笑ましくもあり、あきれ果てるのもあり、様々です。 日々、困らせるようなことばかりですが、 どこか憎めない客ばかり、だからこそ“帰る”のでしょうか。 中盤以降、主人公のバーテンダーもまた、 “呑みこまれて”いってしまうのですが、、うーん。 端から見ると転落していくのでしょうが、 本人にとってはどうなのでしょう、、これもまた一つの形、なのかも。 なんて愚にもつかない事を考えながら、つらつらと。 素面で読むよりは、バーボン片手に酩酊しながら、、 アテの一つとして楽しむ、それもまた“アリ”かもしれません。
4投稿日: 2015.03.16
powered by ブクログ酔っぱらいってサイテーだよね、うむ。自戒の念とか反省とか色々込めて。そして人が酔っぱらってひどい目に会う話ってなんでこんなにおもしろいんだろうね、困ったもんだ。
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ハリウッドの外れのバーに集まるダメな客とバーテンダーの「君」を中心とした話。「君」がなかなかにダメを通り越してクズ野郎なのと、数ページごとにころころと様々な客のエピソードに変わっていくので、二人称小説なのに最後までどうしても蚊帳の外から見ているような居心地の悪さを感じたままだった。 ウイスキー片手に読む泥酔文学と考えたら、そのバーにいる感覚を味わえるような気もするのでなかなか楽しいかもしれない。
0投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログ『シスターズ・ブラザーズ』が話題になったパトリック・デウィットのデビュー作。 とあるバーに集まる『ダメ人間』の生態を赤裸々に描いた本作には、『訳者あとがき』にもあるように、教訓や警告に類するものは描かれていない(読者がここから勝手に教訓を得るのは、勿論、個々の自由だが)。 同じく『訳者あとがき』にあるように、本作を一言で説明してしまうと『1人の男の転落劇』ではあるのだが、まるで自分もその場にいるような一種の酩酊感が残る、不思議な作品だった。臨場感ではないよ、酩酊感ねw 割と大きな店を舞台にしているようだが、従業員と客との関係が比較的近いように感じられるのは、本邦と米国の接客態度の違いなのかな。読んでも余り大規模店という実感は無かった。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログ人はどこまで、ダメになれるのか? 夜ごと繁栄の街・ハリウッドの外れのバーに集結する、ありとあらゆる種類のダメなひとびと。ウィスキー、テキーラ、ビールにコカインが乱舞する夜が明け、そしてまた夜が訪れる……。 渇いた文体で活写する、酒に踊り、酒に溺れる人々の酔態、痴態、狂態。『シスターズ・ブラザーズ』が話題を呼んだ、鬼才パトリック・デウィットの驚嘆のデビュー作。 つねに誰かが酔っている、泥酔文学の金字塔! 訳者あとがき=茂木健
0投稿日: 2015.01.14
