
マンボウ最後の家族旅行
北杜夫/実業之日本社
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総合評価
(5件)3.8
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powered by ブクログ北杜夫さんの晩年の家族との旅行記。ユーモアのある文章は健在であったが、全盛時のリズムはさすがになかった。
0投稿日: 2021.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
日立の「この木、なんの木、気になる木」は、年間五千万の維持費 ユーモアは人間の賢さであり、生きる知恵なのだと思うようになった ドクトルマンボウ史の一見順風満帆に見える人生、計り知れない試練があったと知る
0投稿日: 2015.09.26絶筆。
私の大好きな作家の一人でした。その先生も最後の本となってしまい寂しさを感じます。精神科医から芥川賞作家へと転身し、躁鬱病発病と必ずしも思い通りの人生ではなかったが、常にユーモアを忘れず、本作品を読めばご苦労があったぶんだけ、いかにご家族からも愛され、そして愛していたかが文脈からにじみ出てくる様です。お亡くなりになるまでの間にご家族の濃密な時間が取り戻せたのかと嬉しさ反面寂しさを思う。
3投稿日: 2015.02.25
powered by ブクログ北杜夫さんの本が好きで、全集も本棚にある。亡くなられた後に出版された本の世界はどくとるマンボウにあふれている気がする。家族に対してぶつぶつぼやきながらも愛情があるのを感じる。お幸せでしたね。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ書いてある内容は文句ばかりだけれども,その実,文章間からは家族に対する愛情に充ち満ちている.読了後が心地よい.
0投稿日: 2014.10.10
