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おまえじゃなきゃだめなんだ
おまえじゃなきゃだめなんだ
角田光代/文藝春秋
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総合評価

113件)
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0
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    TBSラジオでラジオドラマとして神田伯山さんと女優の本仮屋ユイカさんが演じていて気になって借りました。 全体的におもしろかったけどかなり数がありすぎて残らない内容も多々ありました。笑

    3
    投稿日: 2025.09.13
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    Audibleで。 歩きながら聴くのには短編過ぎた(笑) でも、ふーん、そうだね~なんて思える短編もいくつか。 耳からす~っと過ぎていった中で、やっぱり残ったのは離婚を決めた2人がものを分けるところと離婚記念指輪を買いにいくところ。2人の手が空にかざされて。素敵な関係は続くのだろうなと思う。 と、妄想する(笑) 少しだけの距離感はいいだろうな。

    34
    投稿日: 2025.08.24
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    学生時代ぶりの角田光代、良かった、すごく… 短編集なのですが、2作すごく刺さった作品がありました 1つは表題にもなっている「おまえじゃなきゃだめなんだ」 この台詞のような情熱的な話というわけではなく、若さや自身の価値を持て余した結果 中年を迎えてしまった主人公がうどんを食べながら決意した想いが力強くて勇気出る 「おまえじゃなきゃだめなんだと言ってくれるだれかと、これから私は出会うのだ。」 そしてもう1つは長年の結婚生活の果てに離婚が決まり、これまでの思い出を形として残す為に指輪を買う、という話(タイトル忘れた) 結婚とそれにまつわる形式について考えさせられちゃった 私も式や指輪にあまり憧れや拘りはないのですが、形式だからこそ表現できるものがある ということや、その形式にのっかること自体が思い出になる ということにう〜んなるほど…と。 円満離婚のふたりが、これまでの結婚生活を振り帰って思い出すのか綺麗に片付けられた家というのはあまりに悲しい、だから最後の記念に指輪をプレゼントし合おうというのもそのふたりらしさが素敵だなと思う 角田光代は大学時代はよく読んでたけど、当時は恋らしい恋を経験していなかったから今ひとつ楽しめなかった記憶がある でもこの本を読んでいる時は昔は分からなかったであろう感情を自分の心にじんじんと感じながら、ふくふくとした満足感を感じた時間だった 過去に読んだ作品ももう一度読みたいな、今ならきっともっと楽しめるはず!

    14
    投稿日: 2025.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    離婚を決めた2人が別れた後に何も残らないと離婚指輪を選ぶ「消えない光」、残したい相手なら別れなくても、と思ってしまう。読んでからずっと考えてる。

    1
    投稿日: 2025.02.04
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    恋愛短編集。 出会い、恋愛、結婚、別れ。 男女の色々な形が詰め込まれている。 最後の「消えない光」の話が好きだった。 2024.11.9

    3
    投稿日: 2024.11.09
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    とても新鮮な気持ちで 読み進めてたけど、 途中で「ムム?」この 既視感や如何に・・・ そう、この本過去にも 読んでました(笑 それはさておき、本を 閉じるその刹那、 大げさですが宝石箱を 閉じるような気持ちに。 収められた短篇の一つ 一つに、 輝石のようなかがやき を感じたからでしょう か。 この本は今さら恋愛話 なんてフッという方に お薦めです。 色とりどり二十四篇の 物語のなかに、 貴方の記憶をくすぐる 一篇がきっとあるはず。 私も遠く若かりし日の 甘酸っぱいワンシーン を思い出しました。 ワンシーンで十分だと 思うのです。 その記憶は紛れもなく 貴重な輝石ですから。 また無くしてしまわぬ ように、 掌にそっと握りしめて おこうと思います♡

    126
    投稿日: 2024.07.11
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    ジュエリー、宿、山田うどんなどのコラボ短編小説という形式を読むのが初めてで興味深かった。短編「あなたはあなたの道を」で語られる「ゆっくり焦らずでいいよ、自分のペースでいいよ」というのが今の自分の気持ちにぴったりで、病院の待合で泣きそうになった。

    2
    投稿日: 2024.07.08
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    わたしはずっと片親だったこともあり、結婚自体を身近に感じた事も無かったため、そういう願望もほとんどありませんでした。 しかし最近、職場の方に結婚願望について聞かれ、結婚というものがどういうものなのか知りたくなり、この作品を手に取りました。 結婚をする事は、簡単に決断できる事ではないですが、 その過程をともに歩いてくれる人が隣にいるというのは、とても素晴らしいことだと思いました。 結婚をしたくなったというよりも、わたしもそういう人と出会いたくなりました(*^^*) そして最後の「消えない光」というお話は 男女問わず、結婚、そして離婚を視野に入れている方全員に読んでほしいです。

    3
    投稿日: 2024.07.01
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    人によって タイミングによって 環境によって それぞれが見せる愛の形 私の在り方 自信を持っていよう 根拠がなくても まっすぐ生きていれば大丈夫

    2
    投稿日: 2024.04.20
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    気分は盆休みw 何時でも休み気分じゃけど(笑) ってな事で、角田光代の『おまえじゃなきゃだめなんだ』 初、角田光代。 短編集でサッパリしたキレイな内容が殆どで、病んでるわしには物足りなさが…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡じゃが、メインタイトルの『おまえじゃなきゃだめなんだ』は良かったな♪⁡ ⁡ バブル時代に山田うどんに負けた私。⁡ ⁡ 関東のローカルソウルフードには適わない切なさ。⁡ ⁡ バブルに浮かれて今迄に『おまえじゃなきゃだめなんだ!』って言われた事が無かった人生に区切りをつけてw あと『消えない光』も良かった。 一組はこれから結婚しようとするカップルは結婚指輪を、離婚するカップルは離婚指輪を…。⁡ ⁡⁡ ⁡ 初、光代はまずまずじゃったかな。 ⁡ ⁡八月の蝉を読んでみたいな♪ 2015年43冊目

    1
    投稿日: 2024.02.14
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    図書館で見つけた本。恋愛話の短編集。タイトルに魅かれて読んでみた。こんなふうに言われるようになってみたい。

    3
    投稿日: 2024.02.13
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    ひとつひとつの話がかなり短い短編集。 この短さでここまで読ませる話を作れるのはすごいけど、短すぎてあまり入っていけなかったな…。 表題作はさすがの出来! 題名が住所になっていて、その場所の家が舞台になっている話は発想がとても面白かった! もっと身近な土地の話があったらなお面白く読めたかな。

    2
    投稿日: 2023.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    装丁と題名に惹かれて買ってみた。かなり短めの短編がいくつか入っていて読みやすかった。 角田さんの本はこれで2冊目だが、やはり文章がとても綺麗だと思った。情景描写はリアルで、全く違う場所にいるのに野原や登場してきた場所の想像が容易くできる。どの話もあまり重くなく、すっきりとしていたがその軽さの中にじっくり読まないと気づかない暗さがあっていい比率だと思った。最後の結婚指輪の話は全く関係のない登場人物が、指輪(指輪売り場)を通して関わるのが新鮮で面白かった。離婚指輪という聞きなれない言葉も斬新でいいと思った。

    3
    投稿日: 2023.08.26
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    恋愛短編集 最初に収録されていた「約束のジュエリー」というお話を読んで、角田光代ってこんな幸せな恋愛小説書けるんだ、と驚いた。どちらかと生活にまみれて色褪せていく恋愛、とか、そういうイメージを持っていたので。 最後に収録されていた「消えない光」 世間的にカップルが結婚する際に通る儀式的なイベントや指輪などをいらないと思っていた二人が、結婚指輪を買いに行くお話 婚約指輪って普段使いするようなものじゃないし、でも高いし、もらってしまったのもったいなかったかなぁと思っていたけれど、気持ちは永遠じゃないかもしれないからその時の気持ちをかたちにする、という意味があったんだなと納得した。

    2
    投稿日: 2023.06.20
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    初めての角田光代。最近本離れしてたのもあってサクッと読める且つなんか考えさせられるものが読みたくて。 短編になってて読みやすかったし角田さんの文章はスッと入ってくる。好きなのでもっと色々読んでみたいと思う。でも最近本離れしてたのでリハビリがてらぼちぼち読み進める。 ちなみに私は平岡荘が好きだった。 どれも儚い。それをこの短編の短さが物語っている感じがする。

    2
    投稿日: 2023.06.20
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    作品によってこれは女性が書いたものなのか?男性が書いたものなのか?わからない場合が多いのは事実です、私には。でも、宮部みゆきさんや原田マハさんのような場合は、読んでいると表現の繊細な部分が何となく、宮部さんの表現だな!とか、原田さんの表現だな!と感じ入ってしまう。やはり性別と言うよりも個性という感じがする。 普通は性別ではなく、作家さん個人の書く内容によって、個性によって、その描写やストーリーによって面白いか?とか、感動するか?ということを感じています。 しかし、角田さんの文章を読むと、その中に確かな女性の感性が滲んでいるような気がする。 まだ、角田さんの作品は賞を取ったような代表作は手付かずなのですが、この短編集は凄かった。 キラキラした作品から村上春樹さんの作品のテイストがする作品まで(私が言うのもおこがましいですが。角田さん、村上さんごめんなさい)。 自分には無い女性の感性を、感じ方や考え方を教わるような気がするのです。 この作品もジュエリーや久しぶりに思い出す同級生、結婚に対する考え方、特にバブルを過ごした後の表題作「おまえじゃなきゃだめなんだ」等々のストーリーを通じて、ものの見方が一段深くなったような気がします。

    8
    投稿日: 2023.04.01
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    結婚、ジュエリーにまつわる短編集。 図書館に返す期限が迫っているので、表題作「おまえじゃなきゃだめなんだ」と最後の「消えない光」だけ読んだ。 短いけれど、すぐストーリーに入り込むことができた。角田光代さんは初めて読んだけど、他の作品も読みたいと思った。

    2
    投稿日: 2023.03.18
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    恋愛って、もっと相手のために尽くして、美しくて、形の決まった幸せがあると思っていた。けれど、存外適当で、曖昧で、いろんな形があって、自己中でいいんだと思える。

    1
    投稿日: 2023.03.14
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    ジュエリーがテーマ(?)だからか、結婚について書かれたものが多い気が。 ほろ苦い話もあるが前向きな終わり方で読後感がよい。 『不完全なわたしたち』が好き。 建物名と所在地が副題になのも面白い。“スカイビル”癖の強いエマ・ヌマタコンビが強烈な存在感を放つ。 “マシェール二番館”。若い頃似た心境になった事を思い出して痛い。自分の住処にはじめて人を招いた時のよくわからない焦りとか何かをしてくれた人へ何かを返さなければいけない気がして。(今思えばそんなことする必要は全くないのにね。)

    1
    投稿日: 2023.01.24
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    内容はそんなに覚えていないけど、レビューで細かく短編のストーリーを書いてくれてる人がいたので確認したら過去に絶対読んでる けどなぜか登録されていなかったからいまさら登録した

    0
    投稿日: 2022.11.11
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    角田光代さんの作品を読むのは久しぶりだった。 この作品の、特に『消えない光』を読んで「結婚」とか「どれだけ愛されているかの証拠(プレゼント等)、証明(愛情表現)」って、本当はそれほど重要じゃない気がしてきた。本当に大切なことは、今一緒にいる人を好きという気持ちだったり、大事にしたいという気持ちじゃないかなと思った。 それに、こういう気持ちを伝えれる相手がいるだけで、幸せなんじゃないかな。 勿論、愛の形をジュエリーとしてプレゼントされたりすることも嬉しいけど、自分自身は形ばかりの恋愛に惑わされないように…と感じた。

    4
    投稿日: 2022.04.10
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    恋愛短編集。 婚約指輪要らない派だったけど、「自分はこんなに真面目に愛されたんだ」と後で振り返った時に思える、という点では良いものなんだな、と思った。 結婚式とか、形式ばったことは、後から振り返るために大事なのかも。

    2
    投稿日: 2022.03.26
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    短編恋愛ストーリー…それぞれの主人公がそれぞれの短い恋愛ストーリーの中でリアルに生きている。 そんな印象を受けた。 恋愛ストーリーは人それぞれ。幸せでウキウキもあるけど時にカッコよくないし時に情けなくもあって。たまにストーリーが交錯して。 ほのぼのとした気持ちになった。 山田うどん…食べてみたい。

    10
    投稿日: 2022.01.28
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    短編集。 同じ店や同じ出来事、同じコミュニティについて別の視点から描きつつ、そこに錯綜する色々な物語が綴られている。 こんな性格や境遇の異なる主人公(女性が多い)や登場人物を、こんなに生き生きと、心の内まで上手く表現できる所がすごい。共感できる。 ・さいごに咲く花 ・おまえじゃなきゃだめなんだ ・それぞれのウィーン ・紅座 の短編が、とくに好きだった。

    2
    投稿日: 2022.01.27
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    恋愛、結婚の短編集。 上手くいっても、いかなくても、その理由は確かではなかったり。 ぱっとしない感じや意味不明な行動をする登場人物に、惹かれるものが無いような気になるけれども何処か安心感を持てるのは日常はそんな物だと思うからなのかな。 消えない光の短編は互いに知らない相手を羨ましく思うけれども実際には違っていたり。 現実はそうだよね。

    11
    投稿日: 2021.12.15
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    メモ 相手のことを知る度に、見つめすぎず、適度に目をそらすこと。好きか嫌いか煮詰めないこと。それは断じて不誠実なのでは無い。不誠実というのは、凝視したり煮詰めたりしたあげく他人に逃げることだ 山田じゃなきゃダメなんだみたいにお前じゃなきゃダメなんだって言われたかった

    2
    投稿日: 2021.11.17
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    かわいいくて儚くて切なくて、誰もが経験するような、どこにでもあるような恋愛を詰め込んだ短編集。 「お前じゃなきゃだめなんだ」 「消えない光」 の2つが特に良かった。 これから結婚しようとしているカップル、離婚の準備を進めている夫婦、客観的に見たらそれまでだけど、それぞれ思うところがあって、やっぱり恋愛は人生を彩り、豊かにするんだなと感じた。 好きな人を好きでい続けられることは奇跡! 好きな人にずっと好きでいてもらえることはもっと奇跡!

    2
    投稿日: 2021.09.16
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    角田光代のおまえじゃなきゃだめなんだを読みました。 平凡な人生の中できらりと光る瞬間を描いた恋愛短編集でした。 最初と最後にジュエリーをテーマにした短編が配置されています。 「おまえじゃなきゃだめなんだ」は若い時期にバブルを経験した女性のお話でした。 浮かれていた頃には見えなかった大事な事が、経験を重ねると見えてくる。 まだ間に合う、これからが本番だ。というメッセージが力強く感じました。

    4
    投稿日: 2021.09.10
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    最初は、まるで金平糖の詰め合わせのような短編集だと思いました。少し甘くて、トゲトゲしていて、美しい物語たち。 途中から短編の雰囲気がすこし変わったな、と思ったら、最初の6篇はティファニーとのタイアップ、その他は山田うどんであったり、プラチナギルド・インターナショナルであったり、タイアップ先が異なるからなんですね。 恋って、愛って、結婚って、なんだっけ・・・ いろんな人に出会いながら模索して、時には幼かった過去を振り返りながら私たちは進んでいくけれど、そんな中で忘れられない鍵となる物や場所が存在する。 それらを思い出させてくれるような、物語たちです。 昔は私も婚約指輪や結婚指輪なんて…と思っていたりもしましたが、わくわくしながら選んだあの時間は、私にとって時に立ち返れる大事なものです。 どのお話も素敵ですが、表題作がいちばん好き。

    10
    投稿日: 2021.08.21
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    好きな感じの短編集だった。本当に短いストーリーがいくつも入っている。指輪にまつわる2組のカップルのストーリーがいちばん好き。婚約指輪。離婚指輪。自分の婚約指輪とか結婚指輪とか、結婚式を挙げたこととか、そういうのが全部、より大切に思えるようになった。

    3
    投稿日: 2021.06.19
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    2回目を読んだ。 どれも読みやすく、何かコツンと心に残る。 私のベストは、山田うどんと、指輪を買いに行く二組のカップルのお話。です。

    2
    投稿日: 2021.05.27
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    さてさてさんのレビューを見て購入! 昨日読み終わりました。 この本の良さはさてさてさんのレビューを読めばわかると思います…笑 自分もさてさてさんと同じ3作品が印象に残りました。 特に最後の「消えない光」 こんな清々しい別れ方があるのかと気持ちが良かったです。 角田光代を一度読むと角田光代作品ばっかり読んでしまう

    22
    投稿日: 2021.05.25
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    最後の消えない光の二組の話が本当に好き。 私も結婚指輪いらない、式も、旅行もいらない。そんなのなくていい派なんだけど、耕平のいう「永遠であってほしいと願っている正真正銘今の気持ちを、変形しないうちに、かたちにしたかった。」とか武史の「自分たちの日々の区切りとして、もしそういうとくべつな何かがあったとしたら、きっと今俺達の気持ちはそこに戻っているんだろう」という気持ち。 そういうのを確認するための結婚指輪なのかもしれない。 第二話の『扉を開ける』の紀子のように、「漠然と消えてしまいたいと思ったあのときに、見つめるものがあってよかった」「見つめ返す強い光があってよかったって」と言うように。 ただの形だけの指輪ではなく、結構私が思っているよりも意味のあるものなのだと、説かれている気がした。 縋りたいときに縋れる記憶、思い出があるというのは、心の支えになるのかもしれない。 角田光代の文章はあっけなく私の気持ちを優しく揺るがしてしまう魔法がある。 素敵な宝石のような一冊でした。

    2
    投稿日: 2021.05.17
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    “あなたの趣味はなんですか?”という質問に”読書”と答える人をどこか冷めて見ていた読書経験ゼロの一年前の私。 そんな私がそれからの一年で300冊を超える小説を読むことになろうとは、まさか一年前の自分には想像もできないことでした。では、人は何のために小説を読むのでしょうか?人によって様々な回答があると思います。そんな中でもそこに”非現実”もしくは”非日常”を期待すると回答する方は多いのではないでしょうか。そんな小説にも様々なものがあり、それを読むことによって私たちの心も揺さぶられていきます。”イヤミス”と呼ばれる作品群があります。読後、”イヤな気分”になるというその作品群。お金を払って、時間を費やして、そして嫌な気分になることを期待する、というのはよくよく考えてみるととても不思議、もしくはとても贅沢な考え方だと思います。それは読者の心の余裕の表れと言えるかもしれません。しかし、日々生きていくということは大変です。そんな心の余裕をいつも持てるとも限りません。そんな時に小説を読むとしたら、やはり重要なのは読後感でしょう。苦悩を経て歓喜に至るという”第九”のように最後に幸福を感じる作品はやはり良いものです。しかし、単に読後が良くても物語自体の読み応えが付いてこなければやはり不満は残ります。”第九”もベートーヴェン作というお墨付きあってのものだと思います。 さて、ここに一つの短編集があります。苦悩を経ても最後は必ず歓喜に至ることが約束されたこの作品。角田光代著という絶対的なお墨付きがついた、間違いのない読後感があなたを待つ物語です。  24編もの短編から構成されたこの作品。『例えば、最初の5編はティファニーさんからの、このシリーズのジュエリーを登場させてほしいという希望をもとに書いています』と角田さんが語る通り、企業とのタイアップ作品を中心に構成されています。そんな角田さんの小説の魅力の一つは『私はもともと、人の汚い暗い気持ちを書くことが多い』とご本人が認識される通りの世界観にあると思います。しかしタイアップの場合、『読後感の良い、幸せなものを』という依頼テーマの制約がどうしても付き纏います。その中で『「自分らしさ」をうまく按配して書くのが難しかった』とおっしゃる角田さんが描く24の物語は、この按配の絶妙さに魅せられる好編揃いだと思いました。短編とは思わせない構成力で読ませる作品から、短い中にピリッと角田さんらしさを絡めた作品まで実に多種多様な24の短編。そんな中から三編をご紹介したいと思います。 まずは表題作の〈おまえじゃなきゃだめなんだ〉という短編。『そのころの私の貞操観念の欠落には、いろんな外的・内的要因があったと思う』と振り返るのは主人公の『私』。『外的なものとしては、たとえば時代』と『ナンパも多かった。経済的にも潤っている人が大半だった』というその時代。『世のなかは好景気に沸き、何もかもがちゃらけたような雰囲気だった』というその時代。『内的要因の最たるものは、社会人デビュー』という『私』は『中学・高校と女子校』、『共学の大学では自意識をもてあまし、男性と交際はおろか、まともに口さえきけずに過ごした』という学生時代。しかし『大学を出て派遣社員として働きはじめてから、急に誘いを受けるようになった』というそれから。『二十代前半から半ばすぎまで』、『急速にいろんなものごとを学んでいった』という『私』は『求められるたびにその人たちと寝た』という日々を送ります。『一度寝てしまうと、私は相手に執着した。その執着こそが、恋愛なのだと』思う当時の『私』は『どのようにして知り合ったのかよく覚えていない』という芦川と付き合い出します。『デートをしたのは晴れた日曜日』、『車でやってきた』芦川と『道路標識が東京都から埼玉県に変わり』とドライブする『私』。その時でした。『あっ、こんなところに山田が!』とはしゃぐ芦川。『かかしのような絵の下に、山田うどん、と描かれていた』その看板のお店に入ることになった二人。『まるでお洒落ではない。色気がない。情緒がない』と店内に入って愕然とする『私』。『はい、メニュウ。セットがウリだけど、半端なく量が多いから気をつけてね』と言う芦川。『うどんと天丼。うどんとかつ丼。うどんとカレー…』というメニューに『なんどかどうでもよくなって、値段のいちばん高いうどんを頼んだ。高いといったって五百円前後だった』という展開。『この人は、私を恋愛相手として見なしていないばかりか、馬鹿にしている。見くびってる』と思い帰ろうとしますが『最寄り駅がどこだかわからない』と諦める『私』。運ばれてきたうどんを『やっぱり山田じゃなきゃだめなんだよなあ』と、ものすごい勢いですすりはじめた芦川。『三分の二ほど食べて』、『ささやかな抵抗』と残した『私』。そんな『私』は『嫌みを嫌みだとわかるように、嫌みっぽく』他の男性が連れていってくれた豪華な食事の話をしました。やがて、そんな若き日々も過ぎ去り『己の貞操観念の欠落を自覚したのは三十代に突入し数年たってから』という『私』は、『真人間になろうとようやく決意して』宗岡辰平と付き合い始めます。そして『こういうことが、ひとりの人と向き合うということなのか』と、初めて知った『私』のそれからが描かれていきます。 バブルの絶頂から崩壊へと至る時代背景に重ねるように、青春が終わり一人の時間を感じ始めた『私』が、『やっぱり山田じゃなきゃだめなんだ』という芦川の言葉をしみじみと思い出す年代へと突入していく姿が描かれるこの作品。大きく変化する時代背景の上に、『私』の心の動きが、丁寧に描かれていく好編だと思いました。また象徴的に登場する『山田うどん』に無性に行きたくなる、”うどんとかつ丼一つ!”と注文したくなる、そんな作品でもありました。 二編目は、〈さいごに咲く花〉という短編。『母の母、わたしにとっては祖母の頭に、それは大きな牡丹が咲いているのを』、『はっきりと見た』という『わたし』。『あんまりはっきり見えるものだから、一瞬、祖母はそういう髪飾りをしているのかと思った』と、病室を見舞う『わたし』。『にっこりとほほえみ、きてくれたの、ありがとう、と言って手招きを』する祖母。『夕方になってから病院にきた父と母と、夜、自動車に乗って帰』る途中、『ねえ、おばあちゃんの頭に、花が咲いていたの、見た?』と言う『わたし』に『「花?」と、怪訝な顔をしてふりかえる』母。『牡丹、だと思う。真っ赤で、花びらがたくさんあって…』と続ける『わたし』の前で『両手で顔を覆って泣きはじめた』母。先に降りたそんな母を見送り『悪いこと言ったのかな』と言う『わたし』に『そんなことないさ、かあさんはよろこんでいると思うよ』と返す父。そして『祖母が亡くなったのは次の月だった』というそれからが描かれていくこの短編。この作品中唯一のファンタジー世界が柔らかく描かれる中に『だれも彼も、男も女も、どんな人も、ひとつ、その人の花を持っている』という某グループの有名なあの歌の世界観とも重なる印象的な物語が展開します。とても短い作品ながら、大河小説の読後感にも似た大きな世界観が強く心に刻まれた印象深い作品でした。 そして三編目は、”プラチナギルド”との提携で描かれた〈消えない光〉という短編。四章で構成され、『なぜ、自分たちは別れることになったんだろう。どこからうまくいかなくなったんだろう』と離婚を決意した夫婦と、『結婚が家と家のものだって考え方がおかしいの、個人と個人の問題でしょ?』と、結婚に対して形式を重視する両親と対峙していく二組のカップルが登場します。そんな二組のカップルがそれぞれの想いのもとに『プラチナリング』と向かい合う様が、絶妙にシンクロしながら展開していくこの作品。指輪というものを前にした二組のカップルの四人のそれぞれの心の内が、指輪を見やる言葉の中に絶妙に垣間見ることのできるとても印象深い作品でした。私は普段、結婚指輪をしませんが、読後に思わずそんな指輪を手にして、この指輪を選んだ時の事ごとを思い返してしまったこの作品。ただの金属を超えた何かを秘める指輪、そんなことを考えさせてくれたこの作品。角田さんの筆の力で、提携作品という商業的な感覚を超え、じんわりとした温かな感情を湧き起こしてくれた好編でした。 『依頼されなければ書かなかったタイプの小説』を中心に24の短編が収録されたこの作品。人によって小説に求めるものは異なります。何を目的に、何を期待して、そして何を見たくて小説を読むのかというそれぞれの読者の思い。私も気分によっては、心にグサッと突き刺さるような、『人の汚い暗い気持ち』が綴られる、そんな物語を読もうという気持ちになる時もあります。でも一方で、気持ちが弱っている時にそのような内容は、弱った読者の心にとどめを刺すことにもなりかねません。世の中綺麗事だけで回らないのも事実です。しかし、現実がそうであるなら、”非現実”もしくは”非日常”な小説の世界に、正反対なものを求めたくなる時もあるはずです。そう、この作品は、そんな弱ったあなたにの心に寄り添う物語。そう、角田さんの筆の力で心安らかな読後感が保証された物語。 角田さんの短編の魅力を再認識した、誰もが前向きになれる、そんな作品でした。

    75
    投稿日: 2021.02.17
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    一度は言われてみたいと思えるタイトルに惹かれ手に取りました。 全24編が収録された恋愛短編集です。 どの短編も派手さはなく誰もが経験する様な日常のひとこまを切り取った様な作品です。 それぞれの主人公が体験する恋愛の喜びやトキメキ、苦しみや別れ… 。 等身大の恋人たちがそこに存在していて感情移入出来る作品でした。 角田さんの長編に時折見られる毒の部分は一切なくソフトで優しい短編集で読後感も爽やかでしたがショートショート的な作品が多く全体としては物足りなさも残りました。

    5
    投稿日: 2021.01.31
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    青春時代を共に過ごした友人たち。そんな友人たちは着々と結婚・婚約。いつの間にかその幸せそうな顔を見届ける側になっていた。 結婚や指輪はただの縛り、契約でしかないというのが今までのわたしの考えだったが、一つの区切りとして或いはふたりを繋ぎ止める大切な思い出として…言葉には上手くいい表せないけど、たぶんそういうのがほしくてみんなするのかなぁと思った。

    1
    投稿日: 2021.01.24
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    短編集、23編。 ジュエリーの連作は、高額な婚約指輪などを肯定し意味をもたせた暖かい作品で、著者らしくないなと思ってたら、ティファニーの情報誌に掲載されたものだった。 私も婚約指輪を見るたび、当時のことを思いだす。作品としてはあまり面白くなかったが、良い話だった。 (図書館)

    1
    投稿日: 2020.06.19
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    かなり短い短編集。角田光代にしては毒気の少ない感じで、もうちょいごりごりと精神を削ってきてもよいなと思いながら読んだ。

    1
    投稿日: 2020.06.17
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    恋愛短編集。 それぞればらばらだけど、場所や、場面が繋がっているのもあり、日常にありそうなエピソードもよかった。 恋をして、結婚して、恋が覚めて、愛に変わることもあれば、結婚に至らない時もあるし、すべて覚めることもあり、形を変えた関係になることもある。 隙間時間に読める短編。

    1
    投稿日: 2020.03.05
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    角田さんの描く男女が別れる話、不思議となぜか好きなんだよなあ。 最後の“消えない光”とってもよかった。

    1
    投稿日: 2020.02.26
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    再読。 男からもらう指輪なんて、と思ってた。 でも、その瞬間の、幸せだ、と思う気持ち、ずっと続けたいと思うきもちを、かたちにして贈るのは素敵なことなんだなあと、きっと何かの支えになるんだろうなあと、あらためて思った。 人生のある一時に、出会って、別れる人びとと、そうしながら人生が続いてゆく話。 結婚を控えた私には、とても響いた。

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    投稿日: 2019.10.06
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    仕事をしてる時は、「余人をもって代えがたい」、そんな気持ちがありましたw。仕事を終えてややクールに振り返った時、それほどのことではないなと、内心忸怩たる思いになりました。でも、人間的な世界においては、間違いなく「おまえじゃなきゃだめなんだ」、これは古今東西、老若男女、変わらぬ「ことわり」と思います。角田光代 著「おまえじゃなきゃだめなんだ」、2015.1発行。「おまえじゃなきゃだめなんだ」、そう言い合える二人でありたいですね(^-^)

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    投稿日: 2019.05.24
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    こちらも短編集。 色々な設定があって、それぞれが繋がっていたり、 なんだか何人分もの人生を一挙に見た感じがする本。 表題作は、人間が多分ずっと追い求めているもの。 でもこれは他人に言ってもらう言葉じゃなくて、自分のために自分が言ってあげる言葉なんだろうなと思う。

    1
    投稿日: 2019.02.10
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    ⑤ オムニバス形式の短編集。 最初読み始めた時はよくある話すぎるな~と思ったけど、 よくある話だからこそ共感ができるし、 わたしもこういう経験をした、もしくはするかもしれないなと思った。 表題作がだいすき。前向きで。 大切な人と指輪を買いに行きたいな。 指輪を買いに行く=結婚、婚約 というわけではなく、 その人なりの事情があるんだから勝手に判断しちゃだめだね。 こっぱずかしい恋愛小説集だと思ったけど、 現実味があるいいお話でした。 2019.01.18

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    投稿日: 2019.01.18
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    著者名で選んでたら大人の恋愛短編小説だった。他愛もない日常のエピソード的な24の短編。大抵の小説もそうだと一般化されるかもしれないが、これは読み手によって受け止め方がかなり異なるだろうなぁと思いながら読んでいるのは楽しんでないということか、楽しんでるということか?

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    投稿日: 2018.10.09
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    短編集。さらりと読める。 結婚式をしたり、指輪を買う意味を考えた最後の「消えない光」がとても好きだったな。 タイミングもあるし。

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    投稿日: 2018.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルに惹かれて。 表題作は、おまえじゃなきゃだめなんだ、と言われたいみたいな話でそれほど響かなかった。 最終章の、好きとか一緒にいたいの先にある結婚や 確認するまでもなく、自分にぴったりと寄り添った気持ちで好きだった、 などの文が胸に来た。

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    投稿日: 2018.02.27
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    角田さんの本は久々に読みました。 短編というか、ショートショートというか、とても短い。 その短い中に、ぎゅっと詰まってるという感じ? 楽しみました。

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    投稿日: 2017.11.03
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     うどんですらおまえじゃなきゃだめなんだと言われるのに自分はなんで誰一人にもそういってもらえないんだろうって思うの、虚しく悔しく悲しくなる気持ちがよく伝わってきた。(堅実な貞操観念と誠実な恋愛は、その後の自分のためにしとくべきだよなぁ、なんて主人公みてて思ったり。高いコストをかけてもらったほうが愛されてる、本気度高い〜なんて誰でも一度はそういう価値観に翻弄されるよなぁ) 別れる夫婦の結婚指輪を買いに行く話も素敵。  結婚って形式張ったことが多くていくらでも省略することは可能なんだけど、この本読んだら、指輪買う、結婚式あげる、新婚旅行いくってのはやっといたほうが後々いいんだろうなと思った。  その結婚の先に、二人で指輪を買いに行ったことや結婚式でいわってもらったこと、新婚旅行とかを思い出して、それたちが思い出として他と別格に異彩を放つ。ソレによって離婚を思い留まるってのは多にしてあると思う。何年後でも会話のネタになるし。  これよんで夫と結婚指輪買いに行ったことを鮮明に思い出した。お金なかったけど全部やっといてよかったなぁ、としみじみ思った。

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    投稿日: 2017.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題の作品を含む短編集。 一歩間違えたら、『山田じゃなきゃだめなんだ』という題名になってたかもしれない。 ※山田=山田うどん 角田さんが山田うどんを題材に物語を書いてくれるなんて!と感動したが、末尾を見たら謎が解けた。山田うどんの本に寄稿された短編であった。 幼少期を所沢で過ごしたころの微かな記憶がある。調べてみると、当時母親が働いていた病院の近くにあったのが山田うどんの本店だった。 とはいえ、山田うどんを食べた記憶はあまりない。 でも、芦川さんの「山田じゃなきゃだめなんだよなぁ」に感動してしまった。別に高級な店じゃなくても愉しいデートができる。主人公は、20代の時に連れていかれ激怒したらしいけど、30を過ぎて理解できたようでめでたしめでたし。 それと、最後の短編『消えない光』での離婚指輪の話もいい話だった。離婚しようとする2人と結婚したいけど壁のある2人。なんだか、離婚も結婚も煩わしい制度だなぁと思ってしまった。

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    投稿日: 2017.09.04
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    たくさんの男女のはなし。最後のお話が一番ぐっときたかなあ。あとはさらさらーと読めちゃうかわりにあんまり残らなかった感じ。

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    投稿日: 2017.07.03
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    17/05/27 (38) ハッピーなカップルもハッピーじゃないカップルもいる。いまはハッピーでもこの先どうなるかわからないし、ハッピーじゃないカップルもこの先それぞれハッピーになるだろう。恋愛てややこしくて、苦しくて、たのしくて、うれしくて、かなしくて、つらくて、それでもやっぱりまた恋をする。感情がフル稼働されるこのかんじがたまらないなあと思う。 ・そうか。そうだよな。亮介はひとりうなずく。消えていくものを消さない方法も、あるんだな。(P18 今日を刻む) ・奇跡みたいなことだった。好きなんて気持ちを確認するまでもなく、自分にぴったりと寄り添った気持ちで好きだった。運命はあるのだと、こんなに身近なところにあるのだと、かつて武史は思っていた。相手が同じくらい自分を必要としてくれていること、好きだなどと言葉にしなくてもいつも近くにいてくれること、生活を心地よくまわしていけること、ともに囲む朝食の卓が楽しみであること、何時に帰るかメールをもらっただけで安心すること、そんなささいなことが、すなわち武史にとって運命だった。指輪も買わない、式も挙げない、そう意気込んで決めたときは、この人と離れることがあるなんて想像もしなかった。(279ー280 消えない光)

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    投稿日: 2017.05.27
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    この人の描く恋愛観がとても好き。 気張らず淡々と。 ドラマがあるわけではないけれど、そこにある物語が好き。

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    投稿日: 2017.04.11
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    好きという気持ちの先にあるもの、形として表すもの。それぞれの人間模様を描く大人の恋愛短編集。 これから結ばれる二人と離れる二人のドラマ「消えない光」が良かった。社会では形式でしか表せない何事かは確実に存在し、それを疎かにはできない。その形式が後に危機に陥った二人を救うこともある。形式ごとは面倒くさいが、年齢を重ねるとその大切さを身を持って知るようになる。

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    投稿日: 2016.12.30
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    女性目線レンアイ短編集。 表題作はうどんでもここのじゃないとダメて言われるのに、、、わたしも「お前じゃなきゃだめなんだ」て言われるようになる! という話。 話の1つ1つが短くて、あんまり印象に残らない。 でも日常てそういうもの。 日常がぜーんぶ印象に残ってたら大変。 日常の中の変化や記憶をうまく切り取った作品集。共栄ハイツ305はフリーターのイノマタくんと同棲する女性の話。 飲んで帰ってこないことの多いイノマタくんに愛想を尽かして、浮気をしまくるのだが、 ある日妊娠の疑惑が。 そのことをイノマタくんに告げると「うん、わかった、一緒にそだてよう」と。 イノマタくんいい男なのに、その後あっさりと別れてしまう。 なんだか現実で、自分も別れたてで、今は相手のことを大切に想っていても、いつかは思い出になるのかなと、。 あの畳目のように。

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    投稿日: 2016.11.24
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    短すぎて物足りない。 作品間の繋ぎもそれほど驚かされるものはなく、ただただ短い、という印象だけが残った。 角田光代さんは長編の方がいいかもね。

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    投稿日: 2016.10.25
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    短編集で、さらさらっと読み、そんなにぴんとこなかったんだけど、「さいごに咲く花」という10ページにも満たない短編が良かった。 「…わたしはずっと、人生にはピークがあって、加齢とともに坂を下っていくものだとばかり思っていた。けれど最近では思うのだ。生きていくことは、ゆっくりゆっくり、自分の花を咲かせていくことなのではないか。ピークも下りもない、私たちはその花のいちばんうつくしいときに向かって歩いているのではないか。そうしていのちの最後に、わたしたちはだれもが自分の花を、存分に咲かし切るのだ。」 なんて素敵な考え方なんだろう。

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    投稿日: 2016.08.16
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    短編集。角田光代おなじみの、あのとき選ばなかった未来や人生の分岐に想いを馳せる登場人物達が行き交う。 山田うどんの短編が秀逸。 浜松に転勤になった30前の後輩♀に 『週末に浜松で、もしくは浜松に戻る新幹線で読みな。死にたくなるから』と思わずメールしてしまった。

    1
    投稿日: 2016.05.13
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    短編よりも、もっとずっと短い、掌編小説。 角田光代らしさが濃縮還元されていて、どの話を読むのも楽しく、どの話を読んでも期待に応えてくれるだけのものがあった。 初出を見ると、本当にいろいろなところから詰め合わされていてびっくり。 そして書かれた年でやっぱり文章の雰囲気がかわっていってるな、と思いました。 ええまあどの時代のものも好きなのですが。 最後の『消えない光』では、いつかに読んだ3月の招待状とか、そのあたりの話を思い出した。 すこしだけ普通とは言いがたい、だけどそれぞれのしあわせを大切にしている男女。 確かそのときは、そういう恋愛の仕方が疑問でしかなかったけど、今回読んでみたら、なんだかアリだなと思えた。 最初と最後にジュエリーショップの話をもってきているせいなのか、どの話もきらきらしてみえます。 宝石って、きっとそこに寄せられる想いでかたちづくられ、輝いているんだな。 その宝石を手にした日のことは、いつまでも覚えていて、いつまでも自分を支えてくれるのだと思う。

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    投稿日: 2016.03.02
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    角田光代の短編は、凄く面白い時と期待外れの時があるけど、これは後者だった。読む前に、角田光代なら面白いだろう!と思ったのが良くなかった。

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    投稿日: 2016.01.26
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    何かの冊子などに寄稿したような短編の集まり。 「消えない光」は良かった。結婚について考えさせられる。 また、山田うどんの話や家にまつわる話もいくつか良かった。ここら辺は青春の回顧がテーマ。 初めの方に載っている、ジュエリーや宿の話は内容が浅く、まるでケータイ小説に感じた。

    2
    投稿日: 2016.01.24
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    「さいごに咲く花」の中にある文。「…わたしはずっと、人生にはピークがあって、加齢とともに坂を下っていくものだとばかり思っていた。けれど最近では思うのだ。生きていくことは、ゆっくりゆっくり、自分の花を咲かせていくことなのではないか。ピークも下りもない、私たちはその花のいちばんうつくしいときに向かって歩いているのではないか。そうしていのちの最後に、わたしたちはだれもが自分の花を、存分に咲かし切るのだ。」というところが心に響いた。良い文章だなぁ。

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    投稿日: 2015.12.15
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    角田さんの 短編集って どうだろう?と 思いながら読みましたけど やっぱり角田さんです( v^-゜)♪ とても おもしろかったです! 離婚記念なんて 現実では ありえないけど 素敵だなあ~(*´∇`*)と 思います!

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    投稿日: 2015.09.29
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    表題はなんとあの!山田うどんを題材にした小説。その他、ノベルティ小説というか、なにかの冊子になにかをテーマにして書いたような小説が多い。 たまたま山田うどんの話もそうだし、ティファニーの話が載ってたりで、結婚にまつわる話が多く収録されてます。

    1
    投稿日: 2015.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    *ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と哀しみ、約束の先にあるもの―すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集* ゼクシィのショートコラムに載るとぴったりだなと思わせるお話の数々(笑) 本当にショートショートのお話の集まりで、特に劇的な展開はないけれど、この人の言い回し、表現力には心を揺さぶられる。「好きだ、のその先に行きたい、その気持ちを変形しないうちにかたちにしたい」耕平の気持ちに、微笑ましく頷ける。

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    投稿日: 2015.08.03
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    「ずっと幸せなカップルなんていない」 女性が主人公の恋愛に絡むショートストーリーがたくさん。なんか、すごく良かった。女性を書かせたら上手いなぁと。 不完全なわたしたちのストーリー、ジュエリーに纏わるストーリー。好きの先にあるもの。そして最後の「消えない光」はジーンとした。大人が読んだ方が共感するかもしれないなぁ。

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    投稿日: 2015.07.30
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    ティファニーのことかな、あ、もしかして石の教会かなと、ふわりと想わせるのが素敵。 さいごに咲く花ではウルっとした。

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    投稿日: 2015.07.30
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    2015/7/14 いろんな二人のお話。あんなふたりいいな、と羨ましく思っている自分を羨んでいる人もいる。 人と人との関係って大事にしなくちゃな、もっと大事にしたかったな、なんて昔のこと色々思い出した。 表題作「おまえじゃなきゃだめなんだ」が好きだな。 「そもそもこれは愛なのか。と、イノマタくんの帰らない暗い部屋で、深夜のテレビをぼんやり眺めて私はよく考えた。 たんなる執着ではないのか。イノマタくんが必要だといいながら、イノマタくんを必要とする自分自身が必要ではないのか」 共栄ハイツ305/角田光代

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    投稿日: 2015.07.14
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    『さいごに咲く花』 メッセージが、強く深くドカーンと心にきた。年齢を重ねることは、衰えていくことなのではない。人生最後の時、この時こそ、フィナーレなる一番美しい瞬間。この瞬間をめざして、日々を生きていこう。

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    投稿日: 2015.06.28
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    初出の雑誌のテーマやコンセプトに沿って書かれているものも多い。 ジュエリー絡みのお話が多いのもそのため。 それにしても、さまざまなカップルの形、場所に関する思い出の形が、丁寧に繊細に描き分けられている。 日常、フッと心をよぎること、男女の考え方、感じ方の違いなど、大袈裟でない事を拾い上げて文章にしているのはさすが。

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    投稿日: 2015.06.26
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    おまえじゃなきゃダメなんだ、なんて言われてみたい言葉だわ。「消えない光が」一番好きな物語だった。好きのもっと先を見つけて、消え褪せないものに、確実なものにしようという気持ちがとても素敵。

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    投稿日: 2015.06.22
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    表題の作品が一番残った。 「山田うどん」のように、想われることの難しさ。 年月を経てそれに気付く痛さ。 角田さんらしい優しい描写に救われる。 が、根底にあるのは永遠の愛なんてないという真実。その真実を知った上で、二人で生きてゆくことの孤独とか覚悟とか努力とかとかとかとかの先にあるものの光。 が、感じたようにあればいいなと思う。 またこれも年月を経て気付くのだろうか。

    0
    投稿日: 2015.06.20
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    恋愛についてうだうだ考えながら 飛行機と新幹線と誰もいない部屋でひたすら読んだ。 そのときにしか感じられない感情とか あとになってから見えてくることとか そんなことだらけだよなー、恋愛って。 どの道を選んだら幸せとか、 確実な正解なんてないんだよなー。 結局、そのとき後悔しないように迷いに迷って自分で決めることなんだよね。 表題作である山田うどんのお話が、今の自分には刺さってきた。

    2
    投稿日: 2015.06.14
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    斜め読みしました。 表題作がぐいぐい心をつかんできます。 そこには、親近感とも呼べるような 独身女の現実があって。 これだけ読みなさい、と言った わが母の心情を思い、少し悲しくなったのでした。

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    投稿日: 2015.06.09
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    恋愛がテーマの短編集で、連作みたいになっている作品もある。 何も心に響かない作品も多かったけど、注文を受けて、それにきっちり答えて書き上げるのだから、やっぱりプロだなあと思う。 表題作に出てくる「山田じゃなきゃだめなんだ」と、飽きっぽくて習い事が長続きしない女の子のエマ・ヌマタ的な表現が面白かった。 最後の離婚指輪には、じんとくるものがありました。 お互い嫌いじゃないのに、すれ違ってしまう、何故と思うと切ないですね。 ただ、私もルールに縛られた生活は息が詰まるなあと読みながら思ったけど。

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    投稿日: 2015.05.21
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    ジュエリーもバカにできないと思った。男の人がこの本を読んでどう思うかはわからないが、女だったら誰しも特別なアクセサリーが欲しくなるんじゃないかなあ、と思った。

    1
    投稿日: 2015.05.11
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    宝石にちなんだ作品の短編集。 ジュエリーショップなんて、結婚指輪購入以来行ってないですが…やっぱり「彼氏にプレゼントされたいアイテムナンバー1」ですよね!!(少なくて私はそうでした。)それぞれジュエリーに関する物語が素敵でした。 表題作が「山田うどん」メインの話だったのには驚きましたけど。案外、しみじみした話でした。

    1
    投稿日: 2015.05.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015年14冊目です。 タイトル、装丁からして、50歳過ぎのオジサンが手に取る本ではないですが、作家、角田光代さんが好きな事と、時には、少しばかりの恋心模様に触れることで、 自分の心のデドックスをしたいと思って読みました。 ショートストーリ集です。 単に男女の恋愛心模様だけを描いた作品だけでもありません。当然、ストーリーの主人公はすべて女性ですが、共通しているのは、「その時の自分」を「今の自分」が、冷静に見つめている感覚です。一見、”冷めている”とも感じますが、次第に、これは年月を経て紡ぎあげられた物語=人生だとも思えてきます。

    1
    投稿日: 2015.05.05
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    様々な媒体に発表した小さな物語たちをまとめたものらしい。全体的に小粒なので☆も少なめにした。ただそれはこれらの物語の掲載された場が影響していると思う。恐らくクライアントの要望、つまり宣伝効果を満たしつつ、"凄すぎない"一編であること。そんなわけで、この手の物は得てしてあまりにも特徴がなく面白みに欠けるわけだけど、さすが角田さんだなぁと思ったのは、そうした物語たちの中にもふと目に留まる光った箇所があること。

    1
    投稿日: 2015.04.29
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    私の思う「角田光代らしさ」が出ている短編集。彼女のこういう…こういうダメ恋愛系統のって久々に読んだ気がする。このダメさ加減が、面白い。

    1
    投稿日: 2015.04.27
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    恋愛小説の短編集.恋愛にまつわる色々な感情が様々なエピソードによって語られている.喜びも悲しみもさっぱりとした読後感ながら心に残る情景が多いのはさすが.

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    投稿日: 2015.04.24
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    大好きな角田さんの超短編集。 正直、やっぱりどこかあっけない感じはしましたがそれぞれ楽しく読めました。 一番印象に残ったのは#さいごに咲く花 人の命が終わるときに頭上に咲く花が見える女性のお話 人生の花があるのなら、若いころに満開に咲きそして加齢とともに散っていく。。。 私もそんな風に思っていました。 でも「生きていくことは、ゆっくり自分の花を咲かせていくこと。ピークも下りもなく、その花の一番美しいときに向かって歩くこと。そしていのちの最後に誰もが自分の花を存分に咲かし切る」 加齢とか、アンチエイジングとかいう言葉に敏感に反応しちゃう年頃の私には まさに”神のお言葉” やっぱり、角田さん好き♪ 私の頭上に咲く花はどんな花なのかな。 それと、可愛い表紙にほっこり いくつになっても、こういう可愛いものは大好きです。

    3
    投稿日: 2015.04.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『婚約指輪』や『結婚』などをテーマにした恋愛短編集。一度だけ、婚約指輪や結婚指輪ついて語り合ったなと苦い思い出が甦り、苦笑してしまった。角田光代らしさの溢れる恋愛小説だった。一度はタイトルのようなセリフを言われてみたい。

    0
    投稿日: 2015.04.10
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    ジュエリーにからんだ話が多かったかな。 やっぱり短編はしっくりこない。ってわかっていながら角田さんだから読んでみた。 世の中にはいろ~んなカップルがいて、いろんな物語が転がってるんだろうな~ 「山田うどん」の話が印象的。それとやっぱり離婚指輪。

    3
    投稿日: 2015.04.06
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    前半は短い中に、とても大切な思いがひしひしと伝わり 幸せな気分になったのに… 後半…複雑な心境になってくる… まぁ人生なんてそんな良いことばかりなのではないけれど 出来ればそのまま幸せな気分で進みたかったな~ 最終的には前向きに終わるけれど… ちと最初のイメージと中身の全体のイメージが違った…

    1
    投稿日: 2015.04.05
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    短編集。 「約束のジュエリー」はなかなか良かった。 ティファニーの広告かなにかに使われた文章なのかな。

    0
    投稿日: 2015.03.27
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    どんな激しい恋愛が描かれているのだろうかと息せききって読んだ表題作。 なんと・・・、そう来たか(笑) まさかね、角田さんが山田うどんを語るなんてね。 いやーまいった、まいった。 何を隠そう山田うどんは地元の味ですが、「山田じゃなきゃだめなんだ」なんて熱い思いは全くない。 人によりけり? 最近昔よりずいぶん美味しくなったなぁとは思いますが・・・。 企業コラボでお題ありきの小説でもそれなりに読ませてしまう角田さんはさすが。ティファニーの話もうまいし。 でもやはりどこか物足りない。 職業作家としてというか、頼まれた仕事は断らないという角田さんの姿勢もあり、まあ仕方がないのだろうけどやっぱり本来の角田さんの良さがつまった作品が読みたいなぁ。 その中でも、「それぞれのウィーン」が良かった。 過去と現在を交差する不思議な出会いの話。 人の温かさがじんわりと伝わってきて優しい気持ちになれる。 なんだかんだ言ってもやっぱり角田さん、好きだなぁ(笑)

    17
    投稿日: 2015.03.27
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    やっぱり短編集は物足りない。 悪くはないけど。 --- ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と悲しみ、約束の先にあるもの--すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集

    0
    投稿日: 2015.03.17
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    すごいよかった… なんでだろう? 前半の方は、たぶんふと微笑んでしまう、なんていうかスピッツの世界みたいな2人のお話だから そして後半の方は、ある程度年を重ねた人が共感できる、なんていうか恋愛について感じることが、すごく上手に描かれている 特に消えない光はサイコーでした なんか、なんともいえない感情がこみあげてきた 時々小説がもたらしてくれる、最高の瞬間

    1
    投稿日: 2015.03.13
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    テーマありきだと、やっぱそれなりな感じはあるけれど、さすが角田さんだなーと思わせる話もチラホラ。 ま、離婚指輪とかは、絶対ないけどー!www

    1
    投稿日: 2015.03.13
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    この本を読むと、結婚指輪や婚約指輪の思い出を思い出す。色んな恋の形。男性よりも女性の方が好きな人が多そう。「おまえじゃなきゃだめなんだ」が一番好きかなぁ。別れるのに指輪を買う夫婦も、なんだか素敵な話でした。

    0
    投稿日: 2015.03.08
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    よかった。 女子なら一通りのパターンを知るのにいいと思う。 私にも、私の結婚ストーリーができるのかな、

    0
    投稿日: 2015.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんなにたくさんの短編を読んだのは初めてでした。 ジュエリーショップであったり、宿であったり、思い出の住所であったり繋がりはあるものの、それぞれ独立した話。 短いのに心に残る話のオンパレードでした。 特に題名にもなっている、「おまえじゃなきゃだめなんだ」は、きっと誰しもが本音で思っていることを描いていて、10年前の自分を思い出したりしてしまいました。

    1
    投稿日: 2015.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性目線からリアルに描かれた結婚やら恋愛やらの短編集。離婚を考えた夫婦の、持ち物分けがなんだか切ない。 それにしても装丁がかわいい。

    1
    投稿日: 2015.03.04
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    共感できるもの出来なかったもの様々. やはり女性視点の話はちょっと難しい. 以下あらすじ(巻末より) ジュエリーショップで、婚約指輪を見つめるカップルたち。親に結婚を反対されて現実を見始めた若い二人と、離婚を決めた大人の二人。それぞれの思いが形になる光景が胸に響く「消えない光」他23編。人を好きになって味わう無敵の喜び、迷い、信頼と哀しみ、約束の先にあるもの―すべての大人に贈る宝石のような恋愛短編集。

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    投稿日: 2015.02.28
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    帯の「ずっと幸せなカップルなんていない」という文句と、表紙のデザインに惹かれて読んだ。短編集は好きだけど、自分の中で評価がイマイチかな。長編じゃない分、すっきり感がないし、楽しいというより淡々と読む行為をしてただけ。恋愛系は向いてないのか.......。笑

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    投稿日: 2015.02.24
  • 超短編です

    おのおのの話は本当にコンパクトです。 この前のクリスマス前に朝日新聞でやっていた,吉田修一とのコラボ企画を読んだ方は,あんな感じの話が次々に現れる,と思っていただいたら。

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    投稿日: 2015.02.22
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    某女友達にバレンタインだよともらった本。角田光代さんの本は初めて。(初めてばっかりだな。) ジュエリーには興味がまったくなかったけれど、これを読んでから、「意味をもつ身に付けるもの」も悪くないなと思った。

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    投稿日: 2015.02.21
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    24の恋愛にまつわる短編集(恋愛もの以外もちょっとだけあり)。装幀のイラスト、可愛い。 サラッとしたものもあれば、ぐっとくるもの、ズシッと重みあるもの、共感できるもの、正直ちょっと?なもの、に色々。 短く小粒だけど、粒ぞろいでした。。特に「さいごに咲く花」「おまえじゃなきゃだめなんだ」「消えない光」がお気に入り。。

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    投稿日: 2015.02.17
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    主に指輪にまつわる恋愛短編集。ずっと幸せなカップルなんていない、というオビ通りの読後感。私は特に最初と最後の指輪の話が好きだった。気持ちとか幸せとかは曖昧だけど、指輪という確固たるものでそれは確認できたりする。次に何か節目を迎えたら、モノを買ってみようと思った。

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    投稿日: 2015.02.15